JPH0314649Y2 - - Google Patents

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JPH0314649Y2
JPH0314649Y2 JP1986087284U JP8728486U JPH0314649Y2 JP H0314649 Y2 JPH0314649 Y2 JP H0314649Y2 JP 1986087284 U JP1986087284 U JP 1986087284U JP 8728486 U JP8728486 U JP 8728486U JP H0314649 Y2 JPH0314649 Y2 JP H0314649Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、紫外線照射装置やソーラーシミユ
レータ等に用いられる光学装置に係り、特に光源
の位置調整に関するものである。
[従来技術] 楕円集光鏡または放物面鏡等の焦点において超
高圧水銀灯等の光源を配置した光学装置において
は、光源を定められた位置に配置することが、そ
の性能を発揮するために必要である。従つて、光
源を交換する度にその位置を位置調節機構を用い
て3次元的に調整しなければならない。
光源の位置を調整するために従来から行われて
いる方法としては、照射面における照度とその照
度ムラを測定することにより光源の位置調整を行
うものがある。
また、楕円集光鏡を用いた光学装置としては、
楕円集光鏡の第2の焦点もしくはその共役点に光
源像が形成されるスクリーンを備えたものが知ら
れている。
あるいはまた、光源位置を検出するための光源
位置検出系を備え、光源からの光束の一部を光学
系の光軸から外に取り出し、この一部の光束によ
つて光源像を形成する構成とする方法も知られて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来の光学装置においては、第1番
目のものでは、光源の位置調整に多大の労力と時
間とを必要とする。
第2番目のものでは、スクリーンが光軸上にあ
るので光源位置の3次元情報が正確には得られ
ず、所定の位置に光源を調整する際にどの程度、
光源を動かせばよいか判定することが難しく、非
能率であつた。
第3番目のものでは、光源からの光束の一部を
光学系の光軸から外に取り出し、この一部の光束
により光源像を取り出すことが必要であるため、
その光学系内に光束を取り出すための手段を設け
る必要が生ずる。従つて、光学装置の構成が複雑
となり、取扱が面倒となる。
この考案は、こうした問題点に鑑みて、光源の
位置調整を簡単な操作により短時間で能率よく行
うことができ、しかも構成が単純な光源装置を得
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、この考案では、集
光鏡と、この集光鏡の焦点に配置される光源とを
有する光学装置において、この集光鏡の光軸に対
して垂直で、かつ焦点を含む平面内に位置する集
光鏡上に少なくとも2個の孔を設け、この孔を通
して光源を観察する。
[作用] この考案によると、集光鏡上に設けた少なくと
も2個の孔を通して得られた光源像を光学装置の
灯体壁に一箇所に集めて観察することにより、一
箇所に居ながらにして光源の3次元的な位置を検
出し、光源を所定の位置に調節することが可能と
なる。
[実施例] 以下、図面に基づいて、この考案の実施例を説
明する。第1図イは、この考案による光学装置の
一実施例の断面図、第1図ロは、同実施例をz方
向に見た図である。この図において、1は光源と
しての超高圧水銀灯、2は楕円集光鏡、2a,2
bは楕円集光鏡に設けられた孔、3は楕円集光鏡
の光軸上に設けられたレンズ系としてのインテグ
レータ、4a,4bは対物レンズ、5a,5b及
び6は2以上の光学情報を一箇所に集める手段と
してのミラー、7は接眼レンズ、8は観察者の眼
である。この接眼レンズ7を含む観察手段が灯体
壁100に固定されている。従つて、対物レンズ
4a,4b、ミラー5a,5b,6等は、灯体内
に所定の支持手段によつて、集光鏡2等と共に固
定されている。
超高圧水銀灯1は、位置調節機構(図示せず)
の付された保持台に保持され、この位置調節機構
は、灯体壁外に位置している。
この光学装置では、楕円集光鏡2の光軸をz軸
方向に、光軸と孔2aを結ぶ方向をy軸方向に、
光軸と孔2bを結ぶ方向をx軸方向に取る。また
楕円集光鏡2の第1焦点に超高圧水銀灯1の陽極
と陰極間で放電するアーク位置が来るように配置
する。第2焦点にはインテグレータ3を配置す
る。
楕円集光鏡2に設けられた孔2a及び2bは、
楕円集光鏡2の光軸に対して垂直で、かつ焦点を
含む平面内に位置するように設ける。従つて超高
圧水銀灯を消灯した状態で、インテグレータ3側
から補助照明光があれば、もしくは明るい室内で
あれば、眼8によつて孔2a又は2bを通して集
光鏡内を見たとき、もし超高圧水銀灯1が所定の
位置に配置されているならば、超高圧水銀灯1の
アーク位置即ち陽極と陰極の間とインテグレータ
3とが一致することになる。
第1図においてはミラー6は、半分がミラーで
残り半分が透明ガラスで形成されており、孔2a
を通して得られた光源像は、ミラー5aにより反
射され、さらにミラー6により反射されて接眼レ
ンズ7に入射される。また、孔2bを通して得ら
れた光源像は、ミラー5bにより反射され、ミラ
ー6の透明ガラス部を透過して接眼レンズ7に入
射される。
従つて、接眼レンズから見た位置で、夫々、所
定の位置に電極とインテグレータ3とが所定の位
置に来ているかどうかを確認すれば良い。これを
第2図を用いて説明すると、第2図は、接眼レン
ズにより得られた一対の電極の先端部分の像とイ
ンテグレータの像との位置関係の説明図である。
左側の像は孔2aを通して得られたものであるの
で、超高圧水銀灯1のx軸方向とz軸方向の調整
を行うことが可能である。一方、右側の像は孔2
bを通して得られたものであるので超高圧水銀灯
1の位置調節機構を用いてy軸方向とz軸方向の
調整を行う。
もし第2図の左側の図において、実線で示され
るように、インテグレータ3の像と超高圧水銀灯
1の陽極及び陰極の像との位置関係がずれている
場合には、超高圧水銀灯1の位置調節機構を用い
てx軸方向とz軸方向に動かして点線の位置にイ
ンテグレータ3の像が見えるように調整する。次
に孔2bを通して得られた像が第2図の右側の図
において、実線で示されるような場合には、超高
圧水銀灯1を同様にy軸方向に動かして点線の位
置にインテグレータ3の像が見えるように調整す
ればよい。このようにして、簡単な操作により短
時間で、かつ能率よく超高圧水銀灯1の位置調整
を行うことが可能となる。しかも、一箇所に居な
がらにして調整することが可能である。
上記実施例では、ミラー5aとミラー5bとか
らの像が、相並んで見えるように孔2a,2bか
らの光が反射する角度に配置しているものである
が、ミラー5aとミラー5bとが、接眼レンズか
らみて、一致するような角度に配置しておいて、
孔2aと2bとから得られる像が、所定の位置で
全部一致するようにして、観察できるようにして
も良い。その場合、ミラー6としては、全体が半
透明ミラーで構成したものを使えば良い。
第3図は、この考案による光学装置の第2の実
施例を示す図である。この図において、7aは接
眼ミクロメータであり、その他の符号は第1図の
ものと同一である。
この実施例では、超高圧水銀灯1の陰極を接眼
ミクロメータ7a上に投写させ、接眼ミクロメー
タ7aに付された目盛に対して陰極を合せること
により、超高圧水銀灯1の位置を位置調節機構を
用いて調整する。前記の場合と同様、孔2aと孔
2bから得られる像を相並んで観察できるように
しておいても良いし、重なつて観察するようにセ
ツトしておいても良い。
第4図は、この考案による光学装置の第3の実
施例を示す図で、この実施例ではランプ点灯時に
直接肉眼で調整することができるようになつてい
る。つまり、この図において、9は減光板であ
り、ランプ点灯時に直接肉眼で観察すると照射光
によつて眼が損傷するので、それを防止するため
設けられたものであり、10はスクリーンであ
り、その他の符号は第1図のものと同一である。
つまり、観察手段には、減光板9も含まれる。
この実施例は、超高圧水銀灯としてのキセノン
ランプが点灯しているときに光源としてのキセノ
ンランプの位置を調整するものである。この場合
は、キセノンランプが点灯しているので、その強
力な反射光のためインテグレータ3は視認できな
い。キセノンランプから発生した放射光は孔2
a,2bを通し、対物レンズ4a,4b、ミラー
5a,5b,6及び減光板9を介してスクリーン
10上に投射され、キセノンランプの一対の電極
は、黒い影として、その先端形状が結像する。こ
のスクリーン10には、目盛が付されており、こ
の目盛を見ながら前記キセノンランプの電極の位
置を目盛の所定の位置にくるようにキセノンラン
プの位置調節機構を操作して位置調整する。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、この考案は、
灯体内に配置された2箇所以上の位置関係情報
を、灯体壁で一箇所に集めた観察手段を設けるこ
とにあり、光学装置の集光鏡の光軸に対して垂直
で、かつ焦点を含む平面内に位置する集光鏡上に
少なくとも2個の孔を設け、この孔を通して各々
別の方向に光路をとる光源像を一箇所に集めて観
察することにより、光源の位置調整を簡単な操作
によつて能率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案による光学装置の第1の実
施例を示す図、第2図は光源の位置調整を説明す
る図、第3図は第2の実施例を示す図、第4図は
第3の実施例を示す図である。 図中、1:超高圧水銀灯、2:楕円集光鏡、2
a,2b:孔、3:インテグレータ、4a,4
b,5a,5b,6:ミラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楕円集光鏡と、この楕円集光鏡の第1の焦点に
    配置される光源と、第2の焦点に配置されるレン
    ズ系とを有する光学装置において、この楕円集光
    鏡の光軸に対して垂直で、かつ第1の焦点を含む
    平面内に位置する楕円集光鏡上に少なくとも2個
    の孔を設け、この孔を通して各々別の方向に光路
    をとる光源像を一箇所に集めるためのミラーから
    なる光学系と、集めた像を観察する観察手段を灯
    体に備えることを特徴とする光学装置。
JP1986087284U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0314649Y2 (ja)

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JP1986087284U JPH0314649Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JP1986087284U JPH0314649Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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Publication Number Publication Date
JPS62199719U JPS62199719U (ja) 1987-12-19
JPH0314649Y2 true JPH0314649Y2 (ja) 1991-04-02

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