JPH0314646A - 軸受体 - Google Patents

軸受体

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JPH0314646A
JPH0314646A JP14466389A JP14466389A JPH0314646A JP H0314646 A JPH0314646 A JP H0314646A JP 14466389 A JP14466389 A JP 14466389A JP 14466389 A JP14466389 A JP 14466389A JP H0314646 A JPH0314646 A JP H0314646A
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bearing body
lubricant
shaft
shaft hole
storage recess
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Junichi Yokoi
淳一 横井
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YOKOI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は軸受体に関する。
(従来の技術) 織機としては、綜絖枠にワイヤの一端部が連結されて、
該ワイヤの他端部に、一対の側板を有するブラケットが
連結されると共に、ドビー機等のセッティングレバーに
、軸受体保持部が凹設されて、該軸受体保持部に、上記
ブラケットの両側板間に位置する軸受体が回動不能に係
合され、該軸受体の中心部の軸孔に、上記ブラケットの
両側板にかしめ止めされた取付軸が回動自在に挿通され
ることで、セッティングレバーにブラケットが連結され
たものがある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来においては、軸受体の軸孔の内周面と取
付軸の間を良好に潤滑する手段は何ら具備されておらず
、このような手段の提案が要望されていた。
本発明は上記問題を解決できる軸受体を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明が採用した第1の手
段は、軸が回動自在に挿通される軸孔を有し、軸受体保
持部に回動不能に係合される軸受体において、 外周面に、潤滑剤を貯留する貯留凹部が形或され、該貯
留凹部の底面から、軸孔の内周面に達する細孔が形成さ
れた点にある。
又、第2の手段は、軸が回動自在に挿通される軸孔を有
し、軸受体保持部に回動不能に係合される軸受体におい
て、 外周面に、潤滑剤を貯留し且つ軸孔内部と連通ずる貯留
凹部が形成され、該貯留凹部内に、潤滑剤をしみこませ
ておく潤滑剤保持体が備えられた点にある。
上記第2の手段において、貯留凹部の底面から、軸孔の
内周面に達する細孔を形或することで、貯留凹部を軸孔
内部と連通させることもある。
(作用) 請求項1によれば、軸受体の軸孔の内周面と軸間には、
軸受体の貯留凹部内から潤滑剤が供給されるので、軸受
体の軸孔の内周面と軸間を良好に潤滑できると共に、軸
受体の貯留凹部と軸孔の内周面間は細孔により連通せし
められているので、貯留凹部から潤滑剤が軸受体の軸孔
の内周面と軸間へ少量宛長期にわたり供給されることと
なり、軸受体の軸孔の内周面と軸間を長期にわたり潤滑
できる。
又、、請求項2によれば、軸受体の貯留凹部内に、潤滑
剤をしみこませておく潤滑剤保持体が備えられているの
で、軸受体が動いても、潤滑剤を貯留凹部内に長期にわ
たり安定して貯留でき、軸受体の軸孔の内周面と軸間を
長期にわたり良好に潤滑できる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第9図の図面に
基づき説明すると、第1図において、■は機枠、2は多
数並設された綜絖枠で、その内部に、縦設された綜絖3
が多数並設されている。各綜絖3の上下方向中央部には
、経糸が通る目(アイ又はメール)4が備えられている
5はドビー機にて例示する作動装置で、機枠1上部に装
着されており、左右に揺動するセッティングレバー6が
近接して多数並設状に備えられている。各セッティング
レバー6は、綜絖枠2の上部の左右各側に索体として例
示するワイヤ7を介して連結されている。8はワイヤ7
を案内するプーリーで、機枠1上部に枢支されている。
9は左右一対の引張装置で、綜絖枠2の下方に配設され
て、各綜絖枠2をワイヤ10を介して下方に引張ってい
る。
ワイヤ7のセッティングレバー6に対する連結は下記の
ようにして行われている。
即ち、第2図乃至第7図において、l1は各セッティン
グレバー6に連結されるブラケットで、板金製とされ、
左右一対の側板l2を有し、各側板12は、基部側の正
方形状の取付部13と、先端部側の長方形状の支持部1
4とを有する。
両側板12の取付部13間には、側板12の長平方向に
沿う金属製受体15が上下方向(両側板12の対向方向
と直交する方向)に3個配設されているが、上下の受体
15は取付部13の基部寄りに配設され、上下方向中央
部側の受体15は取付部13の先端部寄りに配設されて
いる。
第8図に示すように、受体l5は、直方体形状の本体部
16と、本体部16の各端部から前後に突出せしめられ
た一対宛の突出部17と、本体部16の長手方向中央部
から前後に湾曲状に膨出せしめられた膨出部1日とから
成る。
本体部16の長手方向中央部には、上下方向に雌螺子部
19が形成されているが、本体部l6の長手方向中央部
から前後に膨出部l8が突出せしめられ、これにより、
受体■5の長手方向中央部を水平に切断した断面積が大
とされているので、雌螺子部19の径を大とできる。
各突出部17は各側t7itl2の取付部l3の挿通孔
20に挿通せしめられて、取付部l3にかしめ止めされ
ている。
又、各側板12の取付部13において、受体15の各膨
出部18と対応する部分は外側に湾曲状に膨出せしめら
れた保合部21とされて、該係合部21に受体■5の膨
出部18が係合されており、これにより、受体15の長
手方向中央部側が上下に移動して、受体l5全体が上下
に湾曲しないようにされている。
22は金属製連結体で、基部側の筒部23と、筒部23
より大径とされた先端側の鍔部24等を一体形成して成
り、筒部23が、各ワイヤ7のブラゲット11に連結さ
れる端部に外嵌されて、かしめ止めされている。連結体
22は隣接する受体15間に挿脱自在に押通され、鍔部
24が中央側の受体15の支持部側(左側)端面に係脱
自在に係合されている。
尚、連結体22の筒部23の基端部には、ブラケットl
1の両側板l2の取付部13と当接または近接すること
で、連結体22の大きながたつきを防止する一対の突出
部25が一体形成されているが、このような突出部25
を形成しないこともある。
26は上下一対の係止体で、両側板12の取付部13に
支軸27により揺動自在に枢支され、係止体26は、両
側板12の取付部13間に配設されて支軸27により枢
支された基部28と、基部28から連結体22側に突設
された係止部29と、基部28から取付部l3の上方又
は下方に突設されたボルト挿入部30とから威る。
係止部29は、係止体26の揺動により、連結体22の
鍔部24の基端面(右側端面)に係脱自在に係合して、
連結体22が隣接する受体15間から抜けるのを防止す
る。尚、係止部29は鍔部24との係合時に連結体22
の筒部23と当接する場合と当接しない場合とがある。
ボルト挿入部30は、上側又は下側の受体l5に対して
上方または下方で並設されるもので、上側又は下側の受
体15の雌螺子部19と対応するボルト孔31が形成さ
れている。
32は上下一対の固定ボルトで、各係止体26のボルト
孔3lに挿脱自在に挿通されて、上側又は下側の受体1
5の雌螺子部l9に着脱自在に螺結されることで、各係
止体26の係止部29を鍔部24の基端面(右側端面)
に係合した状態に保持すると共に、連結体22の筒部2
3を中央側の受体15に押圧固定する。
33は圧縮コイルバネで、固定ボルト32に捲周されて
、係止体26のボルト挿入部30とこれと対向する受体
15間に弾発状に介装されて、係止体26のがたつきを
防止している。
ブラケット11の両側仮12の支持部14はセソテイン
グレパー6の先端部を挟むように配設され、両側板12
の支持部14の先端部間には、軸受体34が取付軸35
により回動自在に備えられている。
軸受体34は、ナイロン製本体36と、金属製カバー3
7と、潤滑剤保持体38等から或る。
本体36は略4角形に形成され、その左端部を除く略全
体が、セッティングレハー6の先端部の対応する形状の
軸受体保持部39に回動不能として係脱自在に係合され
ている。
本体36の中心部には、取付軸35が回動自在に挿通さ
れる軸孔40が形成されている。取付軸35は内外2重
とされた内軸41と外軸42とから或り、金属製内軸4
lの両端部が、ブラケットl1の両側板12の支持部1
4と外軸42にかしめ止めされている。支持部14と外
軸42の軸孔43、44の径方向対称箇所には、夫々、
軸心方向の溝45、46が形成されており、これらの溝
45、46に、内軸41の突条部47が係合することに
より、内軸41の支持部14又は外軸42に対する相対
回動が防止され、上記相対回動による内軸41の摩耗が
防止、されている。尚、外軸42は、金属製又はセラミ
ックス製とされている。
本体36の上面には、潤滑剤が貯留される細長い貯留凹
部48が形成されて、貯留凹部48の長平方向両側の内
面は若干テーパー状とされ名と共に、該貯留凹部48の
前後及び左に、貯留凹部48を囲む突出壁部49が形成
されて、貯留凹部48円から潤滑剤が外部に飛散しにく
いようにされている。
又、この貯留凹部48の底面の一端部から、軸孔40の
内周面に達する細孔50が形成されている。細孔50の
径は貯留凹部48の幅寸法以下とされている。
尚、本体36の戒形時には、細孔50は盲孔として形成
され、本体36の戒形後、ドリルにより、図面に示すよ
うに形成される。
尚、第7図の仮想線で示すように、外軸42の外周面に
は、細孔49と連通する周溝51を形戒することもある
第9図にも示すように、カバー37は、貯留凹部48に
挿入される門形状のカバ一部52と、カバ一部52の左
端部から立ち上がってセッティングレバー6の左方に位
置する倒立L形状の立ち上がり部53と、カバ一部52
と立ち上がり部53の上下に対向する部分に直交状に形
成されたホース案内筒部54、55とから或る。
上記ホース案内筒部54、55には、カバ一部52内に
潤滑剤を供給する潤滑剤供給ホース56が挿脱自在に挿
入されている。
潤滑剤保持体38は、カバー37のカバ一部52内に備
えられて、潤滑剤をしみこませておくもので、スポンジ
、綿等が使用される。
上記のように構威した第1実施例によれば、各綜絖枠2
は引張装置9により下方へ引張られており、作動装置5
の任意のセッティングレバー6が友側へ揺動すると、軸
受体34、ブラケットエl、ワイヤ7を介して、上記セ
ッティングレバー6と対応する綜絖枠2が引上げられ、
これにより、この綜絖枠2の綜絖3の目4を通る経糸が
引上げられて、他の経糸との間に開口が形戊され、この
間口に緯糸が挿入される。
上記の場合において、軸受体34の軸孔40の内周面と
取付軸35の外軸42間には、軸受体34の貯留凹部4
8内から潤滑剤が供給されるので、軸受体34の軸孔4
0の内周面と取付軸35の外軸42間を良好に潤滑でき
ると共に、貯留凹部48と軸孔40の内周面間は細孔5
0により連通せしめられているので、貯留凹部48から
潤滑剤が軸受体34の軸孔40の内周面と取付軸35の
外軸42間へ少量宛長期にわたり供給されることとなり
、軸受体34の軸孔40の内周面と取付軸35の外輪4
2間を長期にわたり潤滑できる。
又、貯留凹部48内に、潤滑剤をしみこませておく潤滑
剤保持体38が備えられているので、セッティングレバ
ー6の揺動により、軸受体34が動いても、潤滑剤を貯
留凹部48内に長期にわたり安定して貯留でき、軸受体
34の軸孔40の内周面と取付軸35の外軸42間を長
期にわたり良好に潤滑できる。
更に、貯留凹部48に挿入されたカバー37のホース案
内筒部54、55に潤滑剤供給ホース56が挿入されて
、潤滑剤供給ホース56がカバー37のカバ一部52内
に連通せしめられているので、潤滑剤保持体38内にし
みこませた潤滑剤がなくなった場合には、潤滑剤供給ホ
ース56を介して潤滑剤保持体38に潤滑剤を容易に供
給できる。
又、ワイヤ7が損傷した場合には、固定ボルト32を緩
めて、受体15の雌螺子部l9から取外し、係正体26
を第4図の仮想線で示すように回動させて、その係止部
29と連結体22の鍔部24との係合を解除して、係止
部29と中央側の受体l5との間隔を連結体22の鍔部
24の上下寸法よりも大とし、連結体22を隣接する受
体l5間から抜く。
しかる後、新しいワイヤ7に固設された連結体22を隣
接する受体15間に押入して、連結体22の鰐部24を
受体15の支持部側(左側)端而に係合する。
次に、係止体26のボルト孔31に挿通された固定ボル
ト32を受体l5のj4螺子部19に螺桔して、係止体
26の係止部29を鍔部24の基端面(右側端面)に係
合させると共に、連桔体22の筒部23を中央側の受体
15に押圧固定する。
上記のように、ワイヤ7の交換を容易に行えると共に、
ワイヤ7の交換時に、ブラケソトllを合わせて交換せ
ずともよい。
尚、第1実施例では、軸受体34の貯留凹部48にカバ
ー37を備えたが、カバーを備えずに、貯留凹部48内
の保持体37に潤滑剤を直接供給するようにしてもよい
第IO図乃至第12図は本発明の第2実施例を示すもの
で、貯留凹部48の左方にのみ潤滑剤の飛散を防止する
突出壁部49が形成されている。
又、貯留凹部48には、カバーは備えられておらず、貯
留凹部48内への潤滑剤の供給は手差しにより行われる
第13図及び第14図は本発明の第3実施例を示すもの
で、セ・冫テイングレバー6に取付部材58の一端部が
外嵌されて、ボルト59により押圧固定されている。
取付部材58の他端部には、穴にて示す軸受体保持部3
9が形成され、この軸受体保持部39に、下端部が円形
とされた軸受体34が嵌合されて、この軸受体34に取
付軸35を介してブラケット11が回動自在に備えられ
ている。
取付部材58の他端部の上端部には、軸受体34の貯留
凹部48と連通する供給路60が上下方向に貫通形成さ
れ、この供給路60にグリスニップル61が螺押されて
いる。
第15図乃至第22図は本発明の第4実施例を示すもの
で、第15図において、カム機で示す作動装置5により
、綜絖枠2が引下げられるようにされ、機枠1の上部各
側に備えられた引張装置9により、綜絖枠2が引上げら
れるようにされている。
以下、引張装置9を第l6図に基づき説明するが、説明
の便宜上、第16図の左側を外側、右側を内側として説
明する。
63はハウジングで、前後一対の側板64と、両側Fi
.64の下部の外端部を連結する連結部材65等から構
威されている。連結部材65には、外側方に突出する突
出部66が前後方向に多数並設され、各突出部66には
、外側方に開口するU形状軸受体保持部39が切欠形成
されている。
67は引張レバーで、ハウジング63の両側板64間に
前後方向に多数並設されて、前後方向の支軸68により
回動自在に支持されている。各引張レバー67の内端部
は、対応する綜絖枠2の各側部とワイヤ10を介して連
動連結されている。
引張レバー67の外端部には、上方に開口するU形状の
軸受体保持部39が形成されている。69、70は、引
張レバー67のストッパで、ハウジング63の両側仮6
4間に渡設されている。
7lは引張機構で、連結部材65の各突出部66と各引
張レバー67の外端部間に夫々弾引状に介装されるもの
で、上下一対のT形状ブラケット72と、弾性体73と
、潤滑剤保持体74、75等から構成されている。
第17図乃至第20図、及び第22図に示すように、ブ
ラケソト72は、前後一対の側仮76から成り、各側仮
76は、基部側にあって略横設状とされた引掛部77と
、引掛部77の左右方向中央部から路上下方向に突設さ
れた支持部78とから構威されている。
両側板76の引掛部77間には、両者に渡設される5本
の係合ピン79が略左右方向に並設されている。
上側ブラケソト72の両側仮76の支持部78における
引掛部側の内面には、台形板状のサポート80が固設さ
れ、これらサポート80間に、潤滑剤がしみこまされる
潤滑剤保持体74が介装されている。
又、下側ブラケット72の両側板76の支持部78にお
ける引掛部側の内面には、略溝形状のサポート8lが固
設され、このサポート81の底部の外側部寄りには、下
側軸受体34の真上で開口する開口部82が形成されて
いる。
更に、サポート81内には、潤滑剤がしみこまされる潤
滑剤保持体75が備えられている。
各引張機構71において、弾性体73の数は3本とされ
、上下両ブラケット72の外側と中央の保合ピン79間
に介装される。弾性体73は、コイルバネ83と、コイ
ルバネ83の各端部に取着された係止片84とから成り
、係止片84は、係合ピン79に係脱自在に係合される
と共に、各係止片84は潤滑剤保持体74、75と当接
している。
連結部材65の各突出部66と各引張レバー67の軸受
体保持部39には、軸受体34が回動不能に係合されて
、この軸受体34に取付軸35を介して、各ブラケット
72の両側板76の支持部7日の先端部が回動自在に連
結されている。
軸受体34の本体36の貯留凹部48の底部には、盲孔
85が3個形成されており、その内の適当なもの、例え
ば、上側軸受体34の場合では、外側の盲孔がドリリン
グにより、細孔50とされる。
第21図に示すように、カバー37は門形状で、軸受体
34の貯留凹部側端部に外嵌されて、その一端部で、支
軸86により回動自在に枢支され、貯留凹部48を開閉
自在に覆被すると共に、その他端部の両側内面の突部8
7が軸受体34の本体36の係合凹部88に係脱自在に
係合することにより、カバー37は覆被姿勢で固定され
る。
尚、カバー37の天坂部の上記他端部側は、若干盛り上
げられて、盛り上がり部89とされ、カバー37が覆被
姿勢にある時に、この盛り上がり部89と本体36の間
にドライバー等を差し込むことにより、カバー37を容
易に開放できるようにされている。又、上側軸受体34
のカバー37の天坂部には、潤滑剤供給用ホース56が
結合されている。
上記のように構威した実施例によれば、各綜絖枠2は、
引張装置9の弾性体73により、引張レバー67、ワイ
ヤ10を介して下方に引張られている。
作動装置5により、所定の綜絖枠2を引上げて、綜絖枠
2の綜絖3の目4を通る開口を形成した際には、上記綜
絖枠2とワイヤ10を介して連結された引張レバー67
が支軸68廻りに第16図の仮想線で示すように回動す
る。
そして、作動装置5による綜絖枠2の引上げが解除され
ると、この綜絖枠2と対応する引張機横71の弾性体7
3の弾引力によって、引張レバー67が原位置に復帰し
て、綜絖枠2がスムーズに原位置に復帰する。
上記の場合において、上側軸受体34の貯留凹部48内
の潤滑剤保持体38にしみこまされた潤滑剤は細孔50
を通って、軸受体34の軸孔40内周面と取付軸35の
外軸42間に達して、両者の間を潤滑する。
そして、両者の間を潤滑した潤滑剤は軸受体34の本体
36及びブラケット72の側板76の内面上等を流下し
て上側の潤滑剤保持体74に達して、これにしみこむ。
この上側の潤滑剤保持体74にしみこんだ潤滑剤は徐々
に上側係止片84を伝わって、上側の係止片84と係合
ピン79間に達して、両者間を潤滑.する。
そして、上側の係止片84と係合ビン79間を潤滑した
潤滑剤は上側係止片84、バネ83及び下側係止片84
を伝わって、下側の係止片84と係合ピン79間に達し
て、両者間を潤滑する。
下側係止片84と保合ピン79間を潤滑した潤滑剤は下
側係止片84上等を流下して、下側の潤滑剤保持体75
にしみこむ。
この下側の潤滑剤保持体75にしみこんだ潤滑剤は下側
サポート81の開口部82から徐々に連結部材65の突
出部66に落下し、この落下した潤滑剤は突出部66の
前後面上等を流下して、取付軸35の外軸42に達して
、外軸42と下側軸受体34の軸孔40内周面間を潤滑
する。
上記のように、上側潤滑剤保持体74にしみこんだ潤滑
剤により、係合ピン79と係止片84間は良好に潤滑さ
れると共に、下側潤滑剤保持体75にしみこんだ潤滑剤
により、下側軸受体34の軸孔40内周面と取付軸35
の外軸42間が良好に潤滑される。
尚、潤滑剤保持体74、75に潤滑剤を直接供給しても
よい。
又、下側軸受体34として貯留凹部のないものを使用し
たり、あるいは、下側ブラケット72の両側仮76の支
持部78を直接連結部材65の突出部66に枢結するこ
ともある。
更に、弾性体73をコイルバネ83のみから構成するこ
ともある。
又、上記実施例では、索体として、ワイヤ7を使用した
が、ロープ等を使用してもよい。
更に、実施例では、軸受体34の貯留凹部48と軸孔4
0とを細孔50により運通させたが、細長い溝等により
連通させてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の請求項1によれば、軸受
体の貯留凹部内と軸孔内部とは細孔により連通せしめら
れているので、潤滑剤が軸孔の内周面と軸間へ少量宛長
期にわたり供給されることとなり、軸孔の内周面と軸間
を長期にわたり良好に潤滑できる。
又、請求項2によれば、貯留凹部内に、潤滑剤をしみこ
ませておく潤滑剤保持体が備えられているので、軸受体
が動いても、潤滑剤を貯留凹部内に長期にわたり安定し
て貯留できて、軸孔の内周面と軸間を長期にわたり良好
に潤滑できる。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は全体簡略正面図、第2図は要部の正面図、第3図は同
平面図、第4図は第3図のA−A線矢視断面図、第5図
乃至第7図の各図は第4図のBB線、C−C線、D−D
線各矢視断面図、第8図は受体の斜視図、第9図はカバ
ーの斜視図、第lO図乃至第12図は本発明の第2実施
例を示し、第10図は要部の正面図、第11図は同断面
図、第l2図は第11図のE−E線矢視断面図、第13
図及び第14図は本発明の第3実施例を示し、第13図
は要部の正面図、第14図は13図のFF線矢視断面図
、第15図乃至第22図は本発明の第4実施例を示し、
第15図は全体簡略正面図、第16図は引張装置の正面
断面図、第17図は第16図のG矢視図、第18図及び
第19図の各図は第17図のH−H線、J−J線各矢視
断面図、第20図及び第21図は第18図のK−K線、
L−L線各矢視断面図、第22図は第19図のMM線矢
視断面図である。 7・・・・・・ワイヤ(索体)、34・・・・・・軸受
体、35・・・・・・取付軸、38・・・・−・潤滑剤
保持体、39・・・・・・軸受体保持部、40・−・・
・・軸孔、48・・・・・・貯留凹部、50・・・・・
・細孔。 第19図 M+ 第15図 34 39 66 箪16閃 手続補正書   7・ 平戒1年9月28日  (1) 1.事件の表示 平tc1年特 許 願第144663号2.発明の名称 軸   受  体 3.補正をする者 事件との関係 特許出願人 横井産業株式会社 4.代 理 人◎536 住所 大阪市城東区鴫野西5−1−4−20自発 6.補正の対象 ・明細書の発明の詳細な説明の欄 ・明細書の図面の簡単な説明の欄 4 補正の内容 明細書第22頁第18行目に「ある。」とあるを下記の
如く訂正する。 「ある. 第23図は本発明の第5実施例を示し、係止体26の基
部28において、支軸27が挿通される孔が、基部2日
の長手方向に長礼状とされた長孔90とされると共に、
基部28は対応する受体15の端部と当接している。 第24図乃至第26図は本発明の第6実施例を示し、第
24図及び第25図に示すように、織機の機枠1内では
、左右一対のリンク9l、92が取付軸35に軸受体3
4を介して揺動自在に備えられている。 リンク91、92の下端部は連結ロッド93により連結
されると共に、綜絖枠2に連結ロッド94、95により
夫々連結され、左側リンク91は作動装置5に連結杆9
6により連結されている。 第26図に示すように、作動装置5の内部には、連結杆
96と連結される作動レバー97、9日が配設され、作
動レバー97に連結杆96及び作動レバー98が取付軸
35、軸受体34を介して枢結されている。 リンク9l、92及び作動レバー97には、軸受体34
が第3実施例と同様にして備えられている。 尚、リンク91、92及び作動レバー97には、軸受体
34に潤滑剤を供給するグリスニップル61が備えられ
る場合と、備えられない場合とがある。」 (2)同第24頁第16行目に「断面図」とあるを下記
の如く訂正する。 「断面図、第23図は本発明の第5実施例を示す要部の
正面断面図、第24図乃至第26図は本発明の第6実施
例を示し、第24図は全体簡略正面図、第25図は第2
4図の一部拡大図、第26図は作動装置内の一部正面図
」 (3)別紙の如く、添付図面中第2図、第3図及び第7
図を訂正し、 新たに追加する。 第23図乃至第26図を 手続補正書 ■. 2. 3. 4. 事件の表示 平底1年特 許 願第144663号 発明の名称 軸  受   体 補正をする者 事件との関係 特許出願人 横井産業株式会社 代  理  人 ◎536 住所 大阪市城東区鴫野西5−1−4−2046. 7. 補 補 自発 正の対象 図      面 正の内容 添付図面中第3図及び第4図を別紙の如く訂正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸が回動自在に挿通される軸孔を有し、軸受体保
    持部に回動不能に係合される軸受体において、 外周面に、潤滑剤を貯留する貯留凹部が形成され、該貯
    留凹部の底面から、軸孔の内周面に達する細孔が形成さ
    れたことを特徴とする軸受体。
  2. (2)軸が回動自在に挿通される軸孔を有し、軸受体保
    持部に回動不能に係合される軸受体において、 外周面に、潤滑剤を貯留し且つ軸孔内部と連通する貯留
    凹部が形成され、該貯留凹部内に、潤滑剤をしみこませ
    ておく潤滑剤保持体が備えられたことを特徴とする軸受
    体。
  3. (3)貯留凹部の底面から、軸孔の内周面に達する細孔
    が形成されることで、貯留凹部が軸孔内部と連通せしめ
    られた請求項2記載の軸受体。
JP14466389A 1988-07-11 1989-06-07 軸受体 Granted JPH0314646A (ja)

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JP14466389A JPH0314646A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 軸受体
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JPS4422002Y1 (ja) * 1965-02-12 1969-09-18
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