JPH03146228A - 長尺ワークの曲げ加工装置 - Google Patents

長尺ワークの曲げ加工装置

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JPH03146228A
JPH03146228A JP28196789A JP28196789A JPH03146228A JP H03146228 A JPH03146228 A JP H03146228A JP 28196789 A JP28196789 A JP 28196789A JP 28196789 A JP28196789 A JP 28196789A JP H03146228 A JPH03146228 A JP H03146228A
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Motohiko Kitsukawa
橘川 元彦
Atsuo Suzuki
鈴木 淳男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、長手方向に沿って断面形状がほぼ一定な長
尺のワークの軸線に対して曲げ加工を行う曲げ加工装置
に関する。
(従来の技術) 長手方向に沿って断面形状がほぼ一定な、例えばI形、
L形、U形等種々の形状の長尺の真直なアルミニウム合
金の押出材をワークWとして、その長手方向(軸線)に
対して第11図に示すように2次元方向では例えばR1
,R2,R3,R4等の曲率で曲げ、さらにこれと直交
する3次元方向では第12図に示すR6の如き曲率で曲
げるような、長尺ワークの曲げ加工装置としては、特開
昭62−158530号公報や本願出願人より先に出願
された第13図に一部切断断面図で示す曲げ加工装置が
知られている。
この第13図の曲げ加工装置は、2組の送出ローラ10
1を備えた送出装置103と、送出装置103の送出方
向前方に位置してワークWの曲げ支持点となる上下支持
ローラ105及び左右支持ローラ107を備えた支持装
置109と、支持装置109のさらに前方に位置してワ
ークWの曲げ作用点となる上下曲げローラ111及び左
右曲げローラ113を備えた曲げ装置115とにより構
成されている。
曲げ装置115は、曲げ作用点が機体117に対して縦
軸119を中心に左右方向に揺動したり、あるいは横軸
121を中心に上下方向に揺動することによってワーク
Wを3次元的に曲げ加工を施す。
このような曲げ加工が施されるワークWは、押出成形時
においてその断面形状の幅寸法や厚み寸法に製造誤差に
よってばらつきが発生しており、特にロフト単位でばら
つきが多く発生する。このため曲げ加工時にワークWと
、左右曲げローラ113あるいは上下曲げローラ111
との間に隙間が発生する虞がある。隙間が発生した状態
のまま曲げ加工を行うと、例えば、一定の曲率で曲げ加
工を行った後、曲げの角度を変えようとした場合には、
瞬時に曲げの角度を変えることができないなど、正確な
曲げ加工が期待できないこととなる。
このため従来では、第14図に曲げ装置115における
左右曲げローラ113について例示したように、幅寸法
の広いワークWaに対しては、図中、実線で示す小径の
左右曲げローラ113aを使用し、一方2点鎖線で示す
幅寸法の狭いワークwbに対しては大径の左右曲げロー
ラ113bを使用し、そして、実際には直径の異なる左
右曲げローラを数組準備してワークWの幅寸法のばらつ
きに対応できるようにしている。必要に応じ、上記と同
様な主旨で、ワークWの厚み寸法のばらつきに対しても
、直径の異なる数組の上下曲げローラ111を準備し、
また支持装置109の左右支持ローラ107と上下支持
ローラ105についても、曲げ装置115の場合と同様
に、直径の異なる数組のものを準備する場合がある。
(発明が解決しようとする課題) したがって、前記従来の構造では、曲げ加工を行うワー
クWの幅寸法や厚み寸法の製造誤差によるばらつきの実
状に応じてこれに見合う直径の左右曲げローラ113や
、左右支持ローラ107などに特にばらつきの大きいロ
フト単位毎に交換する必要があり、極めて作業が煩雑な
ものとなっている。しかも、実際上、準備している直径
の異なるローラに数の限りがあるため、無段階状に変動
している幅寸法、厚み寸法に対して正確に対応できず、
このためこれら一対のローラの間隔とワークWの幅寸法
、厚み寸法との間に前記隙間が現われる場合があり、加
工後の曲げ曲率に多小の狂いが発生する原因となってい
る。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ワークの幅寸法あるいは厚み寸法にばらつき
があっても、煩雑な作業を必要とすることなく、一対の
曲げ部材間の間隔あるいは一対の支持部材間の間隔を調
節できるようにすることを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するだめの手段) 前記課題を解決するためにこの発明は、長手方向に沿っ
て断面形状がほぼ一定な長尺のワークをその長手方向に
向けて送出する送出装置と、送出装置の送出方向前方に
位置するとともにワークの曲げ作用点を有して曲げ加工
を行う曲げ装置と、送出装置と曲げ装置との間に設けら
れるとともにワークの曲げ支持点を有してワークを支持
する支持装置とを備え、曲げ装置は、ワークの外表面に
隣接して位置する曲げ部材を有し、この曲げ部材は、支
軸が偏心して設けられこの支軸の回転によりワークの軸
線に対して交叉する方向に偏位移動可能であり、ワーク
の外表面との間隔が調節可能となるよう構成したもので
ある。
またこの発明は、長手方向に沿って断面形状がほぼ一定
な長尺のワークをその長手方向に向けて送出する送出装
置と、送出装置の送出方向前方に位置するとともにワー
クの曲げ作用点を有して曲げ加工を行う曲げ装置と、送
出装置と曲げ装置との間に設けられるとともにワークの
曲げ支持点を有してワークを支持する支持装置とを備え
、支持装置はワークの外表面に隣接して位置するととも
にワークを挾んで対向配置される一対の支持部材を有し
、この支持部材は、支軸が偏心して設けられこの支軸の
回転によりワークの軸線に対して交叉する方向に一対が
偏位移動可能であり、一対の支持部材間の間隔が調節可
能となるよう構成してもよい。
(作用) 送出装置によって送出されたワークは、支持装置の一対
の支持部材によって挾持され、さらにその前方の曲げ装
置の曲げ部材に外表面が接触してこの曲げ部材がワーク
の軸線と交叉する方向に偏位移動することで支持装置側
を曲げ支持点とし、曲げ装置側を曲げ作用点として曲げ
加工が施される。
このとき、ワークの幅寸法や厚み寸法によって曲げ部材
とワークとの間、あるいは支持部材とワークとの間に隙
間が発生している場合には、曲げ部材とワーク外表面と
の間隔、あるいは一対の支持部材間の間隔を調節するこ
とで、曲げ部材あるいは支持部材は隙間なくワークに接
触して、曲げ加工後のワークの曲率に狂いが発生しにく
くなる。
この結果、曲げ部材あるいは支持部材を交換するという
煩雑な作業をすることなく、ワークの幅寸法や厚み寸法
がそれぞれ異なるものに対しても、正確な曲げ加工を行
うことができる。
(実施例) 次に、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
第3図は曲げ加工装置の一部切断断面図である。
この曲げ加工装置は、ワークWを送出する送出装置1と
、送出装置1のワーク送出方向前方に位置してワークW
に対して曲げ加工を施す曲げ装置3と、送出装置1と曲
げ装置3との間に介装されてワークを支持する支持装置
5とにより構成されている。
送出装置1には、ワークWの上下に、図示しない駆動源
によって回転する上下一対の送出ローラ7が前後に2組
配置され、支持装置5に向けてワークWを送出する。支
持装置5には、ワークWの送出方向前方側にワークWの
上下面を支持する上下一対の支持部材としての上下支持
ローラ9、及び、ワークWの左右面を支持する左右一対
の支持部材としての左右支持ローラ11が、支軸13及
び15の回りに回転可能に設けられている。この各支持
ローラ9,11部位が、ワークWに対する曲げ加工の曲
げ支持点となる。支持装置5のワーク送出方向後方側に
もワークWを支持する一対の支持ローラ17が回転可能
に設けられている。
曲げ装置3は、機体19、機体19上の基台21、基台
21上の外フレーム23、及び外フレーム23に支持さ
れた内フレーム25を備えている。
内フレーム25には、ワークWの上下両面に接触して転
勤する上下一対の曲げ部材としての上下曲げローラ27
、及びワークWの左右両面に接触して転勤する外輪を備
えた左右一対の曲げ部材としての左右曲げローラ29が
、それぞれ支軸31及び33を介して取付けられている
。この各曲げローラ27,29の部位が、ワークWに対
する曲げ加工の曲げ作用点となる。
また、左右曲げローラ29の支軸33は、次遅のように
回転可能であり、かつ左右曲げローラ29の軸心に対し
て偏心するように形成され、この支軸33の回転により
左右曲げローラ29はワークWの軸線に対して交叉する
方向に偏位移動可能であって左右曲げローラ29,29
間の間隔が調節可能となっている。
これら上下曲げローラ27.左右曲げローラ29のワー
ク送出方向前方側の内フレーム25には、ワークW下面
に接触する補助ローラ35が回転可能に設けられる。
次に、曲げ装置3の左右曲げローラ29と支軸33の偏
心構造の一例とローラ間の間隔調節機構の一例を、第1
図及び第2図に基づき説明する。
第1図は、曲げ装置3の要部左側半分を断面図として示
したワーク送出方向前方側からの正面図であり、第2図
は第1図の■−■線に沿う矢視図であって、ワークWと
して長手方向に沿って開口溝aが形成されるものを、支
持装置5に取付けた芯金37が開口溝aに挿入されてワ
ークWの左右のフランジが曲げ加工の際に開口溝aへ倒
れ込まないようにしながら、曲げ加工を施す場合を示し
ている。
第3図の内フレーム25には、第1図の下部取付板39
が取付けられ、この下部取付板39と、これに取付けた
左フレーム41、右フレーム43とによって、左右曲げ
ローラ29の支軸33の上下部分をそれぞれ軸支してい
る。
左右曲げローラ29は、支軸33と一体に円柱状のロー
ラ本体45が形成されてこのローラ本体45の軸心C1
は、支軸33の軸心C2に対して寸法eだけ偏心してい
る。ローラ本体45の周囲には円管状の内輪47を嵌着
し、さらに円管状の外輪49を、内輪47の外周側へニ
ードルローラ51を介して回転自在に設け、外輪49の
上下端部にはカラー52を固着しである。そして、支軸
33を中心に左右曲げローラ29を回転調節することに
より、左右一対の外輪49相互の外表面の間隔は、調節
寸法が左右のうち片側だけで偏心寸法eの2倍であるこ
とから全体で4eの値を無段階に調節可能となる。
この支軸33の前記回転調節を行うための回転調節機構
53の一例として第1図に示したものは、下部取付板3
9から突出した左側の支軸33と右側の支軸33のそれ
ぞれの端部に、互いに噛合う同一径の受動歯車55.5
7を、キー5′9によって嵌着し、左側の受動歯車55
に噛合う小径の駆動歯車61を、下部取付板39に軸支
した駆動軸63ヘキー65によって嵌着し、駆動軸63
は下部取付板29にねじ込んだ止めねじ67によって固
定するようにしたものである。止めねじ67を緩めて駆
動軸63を手動又は、図示外のモータなどによって所定
角度だけ回転すると、駆動歯車61も回転して左右の受
動歯車55.57は互いに逆方向に回転して左右一対の
ローラ本体45の外表面は互いに離反又は接近して第6
図に例示するようにワークWの幅寸法w1.w2に対応
可能となる。その後、止めねじ67を締付けると、駆動
軸63と駆動歯車61、受動歯車55.57も回転でき
なくなって左右一対の外輪49の外表面相互の間隔は固
定される。
支軸33はスナップリング69によって左フレーム41
、右フレーム43に対して抜は止めされ、駆動歯車61
及び受動歯車55.57は、スナップリング71によっ
て駆動軸63及び支軸33に対してそれぞれ抜は止めさ
れている。
左右曲げローラ29の偏心構造の他の例を、第7図に縦
断面図で、第8図に第7図の■−■線に沿う断面図で示
した。
支軸33の軸心C2に対しては寸法eだけ偏心している
円柱状のローラ本体45に、このローラ本体45の外径
よりも寸法Sだけ内径が大きい外輪73を外嵌したもの
である。この場合、曲げ加工の際、ワークWが大きい幅
寸法W1のものでも(第9図)、あるいは幅寸法w2の
小さいワークWの場合でも(第10図)、外輪73は常
にローラ本体45の最もワークWに近い点に接しながら
ワークWの送出動作と共に回転することになり、偏心寸
法eの4倍に相当する値のワークWの幅寸法のばらつき
に対してワークWの外表面に外輪73は常に一定の押圧
力で圧接できる。
前記第1図〜第2図で説明した第1例としての左右曲げ
ローラ29の偏心構造のものは、ニードルローラ51を
介装したことによってワーク挿通時でのローラ本体45
に対する外輪49の転接動作は抵抗少なく円滑となって
いるが、この第7図、第8図の左右曲げローラ29の偏
心構造のものは、前記第1例の如きニードルローラ51
を必要としないので、構造は単純で低コストで実施でき
る利点を有している。
以上は、曲げ装置3の曲げ部材としての左右曲げローラ
29について代表して、偏心構造とローラ間の間隔調節
機構53−を説明したが、この曲げ装置3の他の曲げ部
材としての上下曲げローラ27とその支軸31や、支持
装置5のそれぞれの支持部材としての左右支持ローラ1
1とその支軸15、上下支持ローラ9とその支軸13に
関しても、前記曲げローラ29とその支軸33に関する
前記と同等な偏心構造及びローラ間の間隔調節機構を、
支障なく適用できるものであって、これによって種々に
幅寸法と厚み寸法の異なっているワークWに対して、常
に一定の押圧力で隙間なく接して曲げ作用点と曲げ支持
点の作用を発揮できることになる。
曲げ部材あるいは支持部材として回転可能な曲げローラ
あるいは支持ローラを使用することで、ワークWとの摺
動抵抗が小さくなってワークWの外表面にすり傷などが
発生せず、またワークWと点接触するので曲げ作用点あ
るいは曲げ支持点がぶれたりせプ常に安定した曲げ加工
ができる。
なお、これら曲げ部材と支持部材は、前記回転できるロ
ーラの代りに、ワークWに対し面接触するシューを用い
てもよい。この場合も実施例と同様にシュー本体に対し
て回転可能な軸部を設け、この軸部に対して支軸を偏心
させればよい。
なお図示例の曲げ装置3は、第3図のV矢視である第5
図のように上面が半円弧状の凹曲面に形成され、ここに
凹状の溝75が円弧方向に向けて延長形成されている。
一方、基台21の下面は機体19の円弧面に合せて凸状
の円弧面が形成され、ここに凹状の溝75に入′り込ん
で摺動する凸状レール77が形成される。凸状レール7
7の下面にはほぼ全長にわたって歯部が形成され、この
歯部は機体19に取付けられた駆動ギヤ79に噛合って
いる。駆動ギヤ79は図示しないモータ等の駆動源によ
って駆動し、この駆動により基台21は凹状の溝75に
沿って揺動してワークWに対し捩り加工が施される。機
体19の凹面および基台21の凸面における円弧面の中
心は、ワークWの長手方向、即ち、ワークWを捩り加工
する際の捩り中心と一致している。
外フレーム23は断面が中空の長方形状に形成され、基
台21に対して縦軸81を中心に回動可能に取付けられ
る。外フレーム23の下部側面には、縦軸81を中心と
した円弧状の歯部83が形成され、歯部83には図示し
ないモータ等の駆動源によって回転するウオームギヤ8
5が噛合っている。ウオームギヤ85の回転によって外
フレーム23が縦軸81を中心に回動してこれによって
ワークWは左右方向に曲げ加工される。
内フレーム25は、外フレーム23と同様に断面中空の
長方形に形成されて外フレーム23に対し横軸87を介
して回動可能に軸支されている。
横軸87の一端は外フレーム23から外部に突出し、こ
の突出部に歯車89が装着されている。歯車89には、
図示しないモータ等の駆動源によって回転するウオーム
ギヤ91が噛合っている。ウオームギヤ91の回転によ
って内フレーム25が横軸87を中心に回動し、これに
よってワークWは上下方向に曲げ加工が施される。
以上のように構成された曲げ加工装置の作用を、ワーク
Wを左右方向に曲げる場合について説明する。
まず、ワークWの幅寸法に合せて曲げ装置3の左右曲げ
ローラ29の左右一対の外表面相互の間隔を調節すべく
、止めねじ67を緩めて駆動軸63を手動又は、モータ
などによって所定角度だけ回転させる。駆動軸63の回
転に伴う駆動歯車61の回転により、左右の受動歯車5
5.57は互いに逆方向に回転し、左右のローラ本体4
5の外表面は互いに離反あるいは接近して左右の外輪4
9の外表面の相互の間隔が、ワークWの幅寸法W1〜w
2に対応する。次に止めねじ67を締付けると、駆動軸
63、駆動歯車61、受動歯車55゜57と共に左右の
ローラ本体45も回転できなくなって左右一対の外輪4
9の外表面間隔は固定される。
次にワークWを送出装置1によって送出し、ワークWが
支持装置5に達すると、ここで開口溝a内に芯金37が
挿入され、ワークWの開口溝aの内面に芯金37が摺接
しつつワークWは曲げ装置3にまで達し、ワークWに対
し所定の曲げ加工が行われる。
ワークWの送出動作に伴い曲げ装置3では、ワークWの
幅寸法のばらつきに関わりなく前述のような偏心構造に
よって左右曲げローラ29の外表面は、ワークWの左右
外表面に一定の押圧力で接触し、この接触する外表面と
なる外輪49は、ローラ本体45に対しニードルローラ
51を介して円滑に回転する。
ワークWの曲げ加工の際には、上記のようにワークWを
左右方向に曲げるときには、外フレーム23が縦軸81
を中心として左右に回動する。このとき、ワークWは芯
金37に対して摺動しつつ曲げ装置3の左右曲げローラ
29を曲げ作用点とし、支持装置5の左右支持ローラ1
1を曲げ支持点として左右に曲げられることになる。
なお、前述した実施例では、曲げ装置3の左右の曲げロ
ーラ29のみに偏心構造を採用しているが、曲げ装置3
の上下曲げローラ27及び、支持装置5の上下、左右の
支持ローラ9,11に偏心構造を採用してもよく、ワー
クWの寸法公差の実状に応じて種々の変形例を使用でき
る。
また、図示例のローラ間の間隔調節機構53は、一対の
支軸33を互いに噛合う受動歯車55,57によって連
動連結する構成としているので、受動歯車55に噛合う
駆動歯車61を回転調節するという簡易な構造によって
ローラ間の間隔を調節できる利点を有しているが、図示
側以外の適宜な調節機構も使用できる。
さらに曲げ装置3に配置する曲げローラ29゜31は必
ずしも一対で配置する必要はなく、例えば一方向のみ曲
げる場合は押圧する側のみ曲げローラを設ければよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、曲げ部材とワー
ク外表面との間隔、あるいは一対の支持部材間の間隔を
調節可能に構成しているので、ワ−りの幅寸法や厚み寸
法が製造誤差などのために種々異なっていても、これに
合せて曲げ部材や支持部材を交換するという煩雑な作業
を必要とすることなく、前記曲げ部材あるいは支持部材
の外表面は隙間なくワークに接触し、曲げ加工後のワー
クの曲げ曲率を正確に所定のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における曲げ装置の要部の
左側半分縦断正面図、第2図は第1図の■−■線断面図
、第3図は曲げ加工装置の一部切断側面図、第4図は第
3図の平面図、第5図は第3図のV矢視図、第6図は曲
げ部材による偏心調節の説明図、第7図は曲げ部材の他
の実施例を示す縦断面図、第8図は第7図の■−■線断
面図、第9図と第10図は第8図の曲げ部材による偏心
調節の説明図、第11図は加工後のワークの平面図、第
12ryJハ第11図ノx■矢視図、第13図は従来の
曲げ加工装置の一部切断側面図、第14図は第13図の
要部正面図である。 1・・・送出装置 3・・・曲げ装置 5・・・支持装置 9・・・上下支持ローラ 11・・・左右支持ローラ 27・・・上下曲げローラ 29・・・左右曲げローラ W・・・ワーク (支持部材) (支持部材) (曲げ部材) (曲げ部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に沿って断面形状がほぼ一定な長尺のワ
    ークをその長手方向に向けて送出する送出装置と、送出
    装置の送出方向前方に位置するとともにワークの曲げ作
    用点を有して曲げ加工を行う曲げ装置と、送出装置と曲
    げ装置との間に設けられるとともにワークの曲げ支持点
    を有してワークを支持する支持装置とを備え、曲げ装置
    は、ワークの外表面に隣接して位置する曲げ部材を有し
    、この曲げ部材は、支軸が偏心して設けられこの支軸の
    回転によりワークの軸線に対して交叉する方向に偏位移
    動可能であり、ワークの外表面との間隔が調節可能に構
    成されていることを特徴とする長尺ワークの曲げ加工装
    置。
  2. (2)曲げ装置には、一対の曲げ部材がワークを挟んで
    対向配置されていることを特徴とする請求項1記載の長
    尺ワークの曲げ加工装置。
  3. (3)偏心して設けられている一対の支軸は、互いにワ
    ークを挟んで対称位置にあり、かつ一対の曲げ部材がが
    互いに接近、離反する方向に移動可能となるべく互いに
    連動連結されていることを特徴とする請求項2記載の長
    尺ワークの曲げ加工装置。
  4. (4)曲げ部材は、支軸によって支持される回転可能な
    曲げローラからなることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の長尺ワークの曲げ加工装置。
  5. (5)長手方向に沿って断面形状がほぼ一定な長尺のワ
    ークをその長手方向に向けて送出する送出装置と、送出
    装置の送出方向前方に位置するとともにワークの曲げ作
    用点を有して曲げ加工を行う曲げ装置と、送出装置と曲
    げ装置との間に設けられるとともにワークの曲げ支持点
    を有してワークを支持する支持装置とを備え、支持装置
    はワークの外表面に隣接して位置するとともにワークを
    挟んで対向配置される一対の支持部材を有し、この支持
    部材は、支軸が偏心して設けられこの支軸の回転により
    ワークの軸線に対して交叉する方向に一対が偏位移動可
    能であり、一対の支持部材間の間隔が調節可能に構成さ
    れていることを特徴とする長尺ワークの曲げ加工装置。
  6. (6)偏心して設けられている一対の支軸は、互いにワ
    ークを挟んで対称位置にあり、かつ一対の支持部材が互
    いに接近、離反する方向に移動可能となるべく互いに連
    動連結されていることを特徴とする請求項5記載の長尺
    ワークの曲げ加工装置。
  7. (7)支持部材は支軸によって支持される回転可能な支
    持ローラからなることを特徴とする請求項5または6記
    載の長尺ワークの曲げ加工装置。
JP28196789A 1989-10-31 1989-10-31 長尺ワークの曲げ加工装置 Granted JPH03146228A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016187824A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 新日鐵住金株式会社 金属加工装置及び金属部材の製造方法

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