JPH03146107A - エアフイルタ用濾材の製法 - Google Patents
エアフイルタ用濾材の製法Info
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- JPH03146107A JPH03146107A JP28410589A JP28410589A JPH03146107A JP H03146107 A JPH03146107 A JP H03146107A JP 28410589 A JP28410589 A JP 28410589A JP 28410589 A JP28410589 A JP 28410589A JP H03146107 A JPH03146107 A JP H03146107A
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高清浄度の環境を実現するための空気浄化用
高性能濾材に関する。
高性能濾材に関する。
従来、高清浄度の環境を実現するための空気浄化用高性
能濾材としては硝子繊維からなるT11!tPムフイル
ター 〇LPムフィルター等が知られている。しかし硝
子繊維単独のフィルターはガラス繊維に由来する微細な
粒子が脱落して透過気体中に流出するため空気清浄度を
高めることが困難である。
能濾材としては硝子繊維からなるT11!tPムフイル
ター 〇LPムフィルター等が知られている。しかし硝
子繊維単独のフィルターはガラス繊維に由来する微細な
粒子が脱落して透過気体中に流出するため空気清浄度を
高めることが困難である。
又、このような脱落粒子による間8題を解消するものと
して硝子縁1aHの空気流出面側にポリテトラプルオロ
エチレン製の多孔質膜を積増した濾材が、特開昭62−
277119号公報や実開昭61−132020号公報
で開示されてかり、更にその中間部に網状布体や艇体を
介在させた濾材が特開昭65−16017号公報や特開
昭65−16019号公報に開示されている。
して硝子縁1aHの空気流出面側にポリテトラプルオロ
エチレン製の多孔質膜を積増した濾材が、特開昭62−
277119号公報や実開昭61−132020号公報
で開示されてかり、更にその中間部に網状布体や艇体を
介在させた濾材が特開昭65−16017号公報や特開
昭65−16019号公報に開示されている。
しかしながら、前記硝子繊維層とポリテトラフルオロエ
チレン製多孔質膜とからなる濾材やその中間部に網状布
体等を介在させた濾材は多孔質膜の構造につ−て充分に
検討されてからず濾材全体の寿命を長くできない点が問
題である。
チレン製多孔質膜とからなる濾材やその中間部に網状布
体等を介在させた濾材は多孔質膜の構造につ−て充分に
検討されてからず濾材全体の寿命を長くできない点が問
題である。
又、この問題を解消するものとして本発明者等は膜面に
対して実質的に垂直に0F10した孔を有する微細孔層
とこの微細孔の孔より大きな孔径の孔を有するボイド層
からなる多孔質膜、熱融flllltMi14状体と硝
子繊維層からなる三)OII構造のエアフィルタ用濾材
を提案している(特願平1−208764号)。
対して実質的に垂直に0F10した孔を有する微細孔層
とこの微細孔の孔より大きな孔径の孔を有するボイド層
からなる多孔質膜、熱融flllltMi14状体と硝
子繊維層からなる三)OII構造のエアフィルタ用濾材
を提案している(特願平1−208764号)。
しかしながら詳細に検討を進めたところ、従来より知ら
れている熱融着繊維網状体の熱融着温度はかよそ110
℃程度以上であり、耐熱温度の低い多孔質膜を使用して
一段の熱処理工程で、このような三層構造のエアフィル
タ用濾材を製造する際に、接着性を充分にしようとして
熱処理温度を高くすると多孔質Mが溶融して空孔率が低
下し、−万事孔質膜の細孔構造を変化させない程度の低
い温度の熱処理では充分な接着強度が得られないことが
明らかになった。
れている熱融着繊維網状体の熱融着温度はかよそ110
℃程度以上であり、耐熱温度の低い多孔質膜を使用して
一段の熱処理工程で、このような三層構造のエアフィル
タ用濾材を製造する際に、接着性を充分にしようとして
熱処理温度を高くすると多孔質Mが溶融して空孔率が低
下し、−万事孔質膜の細孔構造を変化させない程度の低
い温度の熱処理では充分な接着強度が得られないことが
明らかになった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
あり、本発明の要旨は硝子繊維からiる濾過層ムと熱a
!IWI性繊維を合繊維縁布Cを熱融着させて積層体を
形成した後、膜面に対して実質的に垂直に開口した孔を
有する微細孔層とこの微細孔層の孔より大きな孔径の孔
を有するボイド層とからなる耐熱温度が100℃以下の
熱可塑性有機重合体の多孔質膜Bのボイド層側を前記積
層体の不織布C側に重ねて前記耐熱温度以下の温度で熱
融着するエアフィルタ用濾材の製法にある。
あり、本発明の要旨は硝子繊維からiる濾過層ムと熱a
!IWI性繊維を合繊維縁布Cを熱融着させて積層体を
形成した後、膜面に対して実質的に垂直に開口した孔を
有する微細孔層とこの微細孔層の孔より大きな孔径の孔
を有するボイド層とからなる耐熱温度が100℃以下の
熱可塑性有機重合体の多孔質膜Bのボイド層側を前記積
層体の不織布C側に重ねて前記耐熱温度以下の温度で熱
融着するエアフィルタ用濾材の製法にある。
本発明に釦イて、硝子繊維からなる排過層ムとしてha
FXpiフィルタ、UT、+FAフィルタ等の公知のガ
ラスawe紙を用することができ、目標とするエアフィ
ルタ用濾材の捕集効率や圧力損失を考慮して、ガラス繊
維の径、分散状態、充填率、層の厚さ等を適宜選定して
用いることができる。
FXpiフィルタ、UT、+FAフィルタ等の公知のガ
ラスawe紙を用することができ、目標とするエアフィ
ルタ用濾材の捕集効率や圧力損失を考慮して、ガラス繊
維の径、分散状態、充填率、層の厚さ等を適宜選定して
用いることができる。
不織布Cを構成する熱融着性繊維の素材としては融点が
多孔質膜Bの耐熱温度以下のものが用いられ、低融点ポ
リエステル、低融点ポリオレフィン、塩化ビニルと酢酸
ビニルの共重合体等を挙げることができる。この熱融着
性繊維はこれらの素材よりも融点が高いポリエステルや
ポリプロピレン等の非熱融着性素材との芯鞘型もしくは
サイドバイサイド型の複合繊維であってもよい。熱融着
性繊維の繊維径は1〜10(1程度、繊維長は05〜j
am程度であることが好ましい。
多孔質膜Bの耐熱温度以下のものが用いられ、低融点ポ
リエステル、低融点ポリオレフィン、塩化ビニルと酢酸
ビニルの共重合体等を挙げることができる。この熱融着
性繊維はこれらの素材よりも融点が高いポリエステルや
ポリプロピレン等の非熱融着性素材との芯鞘型もしくは
サイドバイサイド型の複合繊維であってもよい。熱融着
性繊維の繊維径は1〜10(1程度、繊維長は05〜j
am程度であることが好ましい。
不織布0JIi前述の熱融着性繊維単独からなるもので
あってもよしが、他の非熱融着性の合成繊維との混合物
であることが好[しい。このような合成繊維としては繊
維径が訃よそ1d以下、繊維長がかよそ10−以下のも
のが用いられる。
あってもよしが、他の非熱融着性の合成繊維との混合物
であることが好[しい。このような合成繊維としては繊
維径が訃よそ1d以下、繊維長がかよそ10−以下のも
のが用いられる。
不織布0&CThいて、熱融着性繊維と合成繊維との混
合割合は特に限定されないが、接着性の点から合成繊維
の含有量は15重債優以下程度であることが好ましい。
合割合は特に限定されないが、接着性の点から合成繊維
の含有量は15重債優以下程度であることが好ましい。
又、不織布Cの坪量は接着性の点から5 f/m”以上
であることが好1しく、圧力損失の点から10 O97
m”以下であることが好ましい。
であることが好1しく、圧力損失の点から10 O97
m”以下であることが好ましい。
多孔質膜Bとしては耐熱温度が100℃以下のもの−7
1用いられるが、耐熱温度とは多孔質膜をその温度に1
0分間保持しても膜構造が変化せず圧力損失の上昇が認
められない温度をいう。
1用いられるが、耐熱温度とは多孔質膜をその温度に1
0分間保持しても膜構造が変化せず圧力損失の上昇が認
められない温度をいう。
このような膜の素材としては、例えば(メタ)アクリル
酸エステル系重合体単独物又は(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体と他の重合体とのブレンド物を挙げること
ができ、ブレンド物としてはフッ素化ポリオレフィンも
しくは二種以上のフッ素化オレフィンの共重合体を挙げ
ることができる。
酸エステル系重合体単独物又は(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体と他の重合体とのブレンド物を挙げること
ができ、ブレンド物としてはフッ素化ポリオレフィンも
しくは二種以上のフッ素化オレフィンの共重合体を挙げ
ることができる。
この多孔質膜Bは、膜面に対して実質的に垂直に開口し
た孔(以下「ストレート孔」とbう)を有する層(スト
レート孔層)、及び、このようなストレート孔より大き
々孔径を有するボイド層とからなる低圧力損失、高捕集
効率の非対称膜である。
た孔(以下「ストレート孔」とbう)を有する層(スト
レート孔層)、及び、このようなストレート孔より大き
々孔径を有するボイド層とからなる低圧力損失、高捕集
効率の非対称膜である。
このような多孔質膜Bは湿式凝固法や湿式凝固法と荷電
拉子照射法の併用等によって製造可能であるが、好渣し
い方法として特開昭63−267406号公報記絨の水
蒸気凝固法を挙げることができる。
拉子照射法の併用等によって製造可能であるが、好渣し
い方法として特開昭63−267406号公報記絨の水
蒸気凝固法を挙げることができる。
ストレート孔の平均孔径ば0.2〜10μmであること
が好1しb0即ち、平均孔径が0.2μmより小さいも
のは捕集効率は高いが、圧力損失も著しく高くなるので
好筐しくなく、10μmより大き−ものは捕集効率が低
く実用的ではない。平均孔径は5μm以下であることが
より好1しく、6μm以下であることが特に好ましい。
が好1しb0即ち、平均孔径が0.2μmより小さいも
のは捕集効率は高いが、圧力損失も著しく高くなるので
好筐しくなく、10μmより大き−ものは捕集効率が低
く実用的ではない。平均孔径は5μm以下であることが
より好1しく、6μm以下であることが特に好ましい。
平均孔径は走査型電子顕微鏡によって測定することがで
きる。
きる。
ストレート孔層の厚みは濾過効率と圧力損失を考慮する
と1〜5 G pm程度であればよく、3〜20μm程
度であることがより好1しし。
と1〜5 G pm程度であればよく、3〜20μm程
度であることがより好1しし。
又、多孔質膜B全体の膜厚は10〜200μm程度であ
ればよ−。
ればよ−。
筐た、ストレート孔層の開口率は35〜95傷であるこ
とが好ましい。開口率とは前記表面孔全面積の膜外部表
面の表面積に占める割合をbう。開口率が35優未満で
あると圧力損失が高くなるので好1しくなく、また95
優を越えると多孔質膜の強度が低下し損傷され易すので
好筐しくない。開口率は40〜804でちることがより
好ましい。
とが好ましい。開口率とは前記表面孔全面積の膜外部表
面の表面積に占める割合をbう。開口率が35優未満で
あると圧力損失が高くなるので好1しくなく、また95
優を越えると多孔質膜の強度が低下し損傷され易すので
好筐しくない。開口率は40〜804でちることがより
好ましい。
多孔fR膜膜量全体空孔率(voL優)は50〜95僑
であればよく、空孔率が前記範囲より小さ−と圧力損失
が増加するので好1しくなく、前記範囲より大きいと多
孔質膜Bの機械的特性が低下するので好オしくない。多
孔質NXB全体の空孔率は65〜95畳であることがよ
り好筐Ll−n、 空孔率は水銀ポロシメーターによっ
て求めることができる。
であればよく、空孔率が前記範囲より小さ−と圧力損失
が増加するので好1しくなく、前記範囲より大きいと多
孔質膜Bの機械的特性が低下するので好オしくない。多
孔質NXB全体の空孔率は65〜95畳であることがよ
り好筐Ll−n、 空孔率は水銀ポロシメーターによっ
て求めることができる。
又、多孔質膜Bの機械的強度は積層加工時の取扱性や折
り込み加工時の強度の問題等から、破断強度が109/
m幅以上であることが好筐しbo 本発明にかいてば1ず濾過層Aと不織布Cとが熱融着(
第一段目熱処理)されるが、熱融着方法としては、濾過
層ムをホットプレート等の発熱体(加熱媒体)上に置き
その上に不織布Cを置いて、上方から加1llE媒体で
加圧する方法を代表例として挙げることができる。尚、
その際加EEi体に不織布Cが融着することを防止する
ため、加8E媒体の表面はテフロン加工等が施しである
ことが好筐しく、そうでない場合は不織布Cと加圧媒体
の間にテフロンシート等を介在させることが好1しbo この第一段目熱処理は通常100℃を超える温度で行な
われるが、硝子做維層との接着性を強めるためには不織
布Cの圧力損失の上昇をきたさなし範囲で高し温度とす
ることが好管しり。
り込み加工時の強度の問題等から、破断強度が109/
m幅以上であることが好筐しbo 本発明にかいてば1ず濾過層Aと不織布Cとが熱融着(
第一段目熱処理)されるが、熱融着方法としては、濾過
層ムをホットプレート等の発熱体(加熱媒体)上に置き
その上に不織布Cを置いて、上方から加1llE媒体で
加圧する方法を代表例として挙げることができる。尚、
その際加EEi体に不織布Cが融着することを防止する
ため、加8E媒体の表面はテフロン加工等が施しである
ことが好筐しく、そうでない場合は不織布Cと加圧媒体
の間にテフロンシート等を介在させることが好1しbo この第一段目熱処理は通常100℃を超える温度で行な
われるが、硝子做維層との接着性を強めるためには不織
布Cの圧力損失の上昇をきたさなし範囲で高し温度とす
ることが好管しり。
又、加熱時間は1分以上であればよく、加IEEBE力
はl O1kg/lyn”以上であればよい。
はl O1kg/lyn”以上であればよい。
本発明にかいてはこのようにして得られたAl1積層体
に対して、更に多孔質膜Bを熱融着させる二段階積層法
が採用される。この第二段目の熱融着(熱処理)は多孔
質膜Bの耐熱温度以下の温度で第一段目の熱融着処理に
準じた方法で行なわれる。即ち、通常は加熱媒体上にA
l1積層体をO側が上方になるようにして置き、その上
に多孔質膜Bをボイド層が下方になるように置いて上方
から加圧媒体で加圧する方法が採用される。加熱時間は
1分以上とすることが好壕しく、多孔質膜Bの膜構造の
変化を避けつつ充分な接着強度をもたせるため(LO1
〜住5kliF/、、!程度の加EEIEE力とするこ
とが好筐しい。
に対して、更に多孔質膜Bを熱融着させる二段階積層法
が採用される。この第二段目の熱融着(熱処理)は多孔
質膜Bの耐熱温度以下の温度で第一段目の熱融着処理に
準じた方法で行なわれる。即ち、通常は加熱媒体上にA
l1積層体をO側が上方になるようにして置き、その上
に多孔質膜Bをボイド層が下方になるように置いて上方
から加圧媒体で加圧する方法が採用される。加熱時間は
1分以上とすることが好壕しく、多孔質膜Bの膜構造の
変化を避けつつ充分な接着強度をもたせるため(LO1
〜住5kliF/、、!程度の加EEIEE力とするこ
とが好筐しい。
尚、第二段目熱処理温度が熱融着性1tl、iiの融点
未満であると充分な接着強度が得られず、又、耐熱温度
を超える温度であると加熱時間にもよるが多孔質膜の膜
構造が変化してエアフィルタ用濾材の圧力損失が上昇す
るので好1しくない。
未満であると充分な接着強度が得られず、又、耐熱温度
を超える温度であると加熱時間にもよるが多孔質膜の膜
構造が変化してエアフィルタ用濾材の圧力損失が上昇す
るので好1しくない。
第二段目熱処理にかいても加圧媒体と多孔質膜Bとの密
着防止のため両者の間にテフロンシート等を介在させて
加圧することが好ましい。
着防止のため両者の間にテフロンシート等を介在させて
加圧することが好ましい。
尚、本発明にかいて充分な接着強度を有するとは、フィ
ルターユニットとしてプリーツ状に加工する際に濾材自
身は屈曲するが、濾材の各層の界面が剥離しないことを
いう。
ルターユニットとしてプリーツ状に加工する際に濾材自
身は屈曲するが、濾材の各層の界面が剥離しないことを
いう。
本発明にかいて不織布Cとの接触面に多孔質膜Bが積層
されるのは、主に濾過MAを通過した微粒子や濾過瑞A
自体からの脱落繊維を予め多孔質膜Bのボイド層で濾過
し、次いでストレート孔層で確実に濾過するためである
が、積層加工時の多孔質膜Bの開口率の低下を抑制でき
ると旨う効果もある。
されるのは、主に濾過MAを通過した微粒子や濾過瑞A
自体からの脱落繊維を予め多孔質膜Bのボイド層で濾過
し、次いでストレート孔層で確実に濾過するためである
が、積層加工時の多孔質膜Bの開口率の低下を抑制でき
ると旨う効果もある。
本発明のエアフィルタ用濾材の製法にjrlwでは必要
に応じて多孔質膜Bの表面の損傷防止等を目的として多
孔質膜Bの外表面側に熱融着性繊維を有する網状保護層
D#槓層配置してもよ〈網状保護層りとしては不織布C
とほぼ同様のものを用いることができる。
に応じて多孔質膜Bの表面の損傷防止等を目的として多
孔質膜Bの外表面側に熱融着性繊維を有する網状保護層
D#槓層配置してもよ〈網状保護層りとしては不織布C
とほぼ同様のものを用いることができる。
以下実施例により本発明を説明する。実施例においては
、圧力損失はエアフィルタ用濾材を直径47Mのディス
ク状に打ち抜いてホルダーに組み込み、空気を線速S、
5 an / seaで流した場合の膜間差圧を実測す
ることによって求めた。
、圧力損失はエアフィルタ用濾材を直径47Mのディス
ク状に打ち抜いてホルダーに組み込み、空気を線速S、
5 an / seaで流した場合の膜間差圧を実測す
ることによって求めた。
捕集効率はエアフィルタ用濾材を直径25■のディスク
状に打ち抜いてホルダーに組み込みパーティクルカウン
ターに接続して室内の空気を線速!lL3 cs /
secで2分間吸引しく13〜0.5μmの粒子透過数
nを計測し、一方、その前後にエアフィルタ用濾材を透
過させないで計測した計測値の平均値n6を求め(1−
−) Xl 00 (4)Q で表わされる値を江3μm粒子の補集効率とした。
状に打ち抜いてホルダーに組み込みパーティクルカウン
ターに接続して室内の空気を線速!lL3 cs /
secで2分間吸引しく13〜0.5μmの粒子透過数
nを計測し、一方、その前後にエアフィルタ用濾材を透
過させないで計測した計測値の平均値n6を求め(1−
−) Xl 00 (4)Q で表わされる値を江3μm粒子の補集効率とした。
実施例1〜4
濾過層ム用の硝子繊mMとしては厚み520μへ坪i1
195 f/m” 圧力損失5 a 5 wmH2o
*捕集効率99.991のものを用いた。不織布Oとし
ては、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体の熱融着性繊維
(三菱レイヨン社製vy繊維、3d、カット長6咽)と
アクリルam(o、12d、カット長301)とを90
/10(重量比)で混抄した厚み86μm、坪量20
t/m”のものを用いた。
195 f/m” 圧力損失5 a 5 wmH2o
*捕集効率99.991のものを用いた。不織布Oとし
ては、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体の熱融着性繊維
(三菱レイヨン社製vy繊維、3d、カット長6咽)と
アクリルam(o、12d、カット長301)とを90
/10(重量比)で混抄した厚み86μm、坪量20
t/m”のものを用いた。
又、多孔質膜Bとしてはテトラフルオロエチレン/フッ
化ビニリデンが2 o/a O(mol/rnot ’
)からなる共重合体35部をメチルメタクリレート35
部に溶解させ、メチルメタクリレートを重合させた重合
体組成物をメチルエチルケトン930部に溶解させ、次
いでガラス板上に流延した後、飽和水蒸気を接触させる
ことによって得られた第1表に示す非対称構造のものを
用いた。
化ビニリデンが2 o/a O(mol/rnot ’
)からなる共重合体35部をメチルメタクリレート35
部に溶解させ、メチルメタクリレートを重合させた重合
体組成物をメチルエチルケトン930部に溶解させ、次
いでガラス板上に流延した後、飽和水蒸気を接触させる
ことによって得られた第1表に示す非対称構造のものを
用いた。
これらの濾過14h、不織布C及び多孔質膜Bを直径4
7■のディスク状に打ち抜き、濾過層Aと不織布Cをそ
れぞれホットプレート上に不織布Cが上方になるように
して積層配置し、その上にテフロンシートを置き、ステ
ンレス板と荷重(合計900f)をのせた状態で第1表
に示した温度9時間により第1段目熱処理を実施した。
7■のディスク状に打ち抜き、濾過層Aと不織布Cをそ
れぞれホットプレート上に不織布Cが上方になるように
して積層配置し、その上にテフロンシートを置き、ステ
ンレス板と荷重(合計900f)をのせた状態で第1表
に示した温度9時間により第1段目熱処理を実施した。
続いて多孔質膜B″4rA / O積層体上に積層し、
その上にテフロンシートを置キ、ステンレス板と荷重(
合計900t)をのせた状態で第1表に示した温度9時
間により第2段目熱処理を実施した。
その上にテフロンシートを置キ、ステンレス板と荷重(
合計900t)をのせた状態で第1表に示した温度9時
間により第2段目熱処理を実施した。
このようにして得られた濾材の圧力損失と捕集効率を測
定した。又、それぞれの濾材を90゜の角度に屈曲させ
たところ、hずれの場合も剥離は認められず、充分な接
着強度を有していた。
定した。又、それぞれの濾材を90゜の角度に屈曲させ
たところ、hずれの場合も剥離は認められず、充分な接
着強度を有していた。
比較例1〜4
実施例1で用いたものと同様の硝子繊維からなる濾過層
ム、多孔質MBと不織布Cをそれぞれ直径47■のディ
スク状に打ち抜き、ホットプレート上にム、C%Bの順
で積層し、その上にテフロンシート、ステンレス板ト荷
11(合計900?)を置−た状態で第2表に示した熱
処理を実施し、得られた濾材の接着性、圧力損失を第2
表に示した。
ム、多孔質MBと不織布Cをそれぞれ直径47■のディ
スク状に打ち抜き、ホットプレート上にム、C%Bの順
で積層し、その上にテフロンシート、ステンレス板ト荷
11(合計900?)を置−た状態で第2表に示した熱
処理を実施し、得られた濾材の接着性、圧力損失を第2
表に示した。
比較例1と4の濾材は圧力損失の上昇は認められな−も
のの、90°の角度に屈曲させたところhl−cの間で
剥離が生じた。又、比較例2と3の濾材は90°の角度
に屈曲させたところ、剥l5は認められないものの、圧
力損失が500■H,0以上と著しく高い値を示した。
のの、90°の角度に屈曲させたところhl−cの間で
剥離が生じた。又、比較例2と3の濾材は90°の角度
に屈曲させたところ、剥l5は認められないものの、圧
力損失が500■H,0以上と著しく高い値を示した。
本発明の2段階熱融着による製法を採用すれば各層の接
着強度が充分でかつ圧力損失が少ないエアフィルタ用濾
材を得ることができる。
着強度が充分でかつ圧力損失が少ないエアフィルタ用濾
材を得ることができる。
Claims (4)
- (1)硝子繊維からなる濾過層Aと熱融着性繊維を含む
不織布Cを熱融着させて積層体を形成した後、膜面に対
して実質的に垂直に開口した孔を有する微細孔層とこの
微細孔層の孔より大きな孔径の孔を有するボイド層とか
らなる耐熱温度が100℃以下の熱可塑性有機重合体の
多孔質膜Bのボイド層側を前記積層体の不織布C側に重
ねて前記耐熱温度以下の温度で熱融着するエアフィルタ
用濾材の製法。 - (2)多孔質膜Bを構成する熱可塑性有機重合体が(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体単独物又は(メタ)ア
クリル酸エステル系重合体と他の重合体のブレンド物で
ある請求項1記載のエアフィルタ用濾材の製法。 - (3)他の重合体がフッ素化ポリオレフィン又は二種以
上のフッ素化オレフィンの共重合体である請求項2記載
のエアフィルタ用濾材の製法。 - (4)不織布Cの熱融着性繊維の素材が塩化ビニルと酢
酸ビニルの共重合体である請求項1記載のエアフィルタ
用濾材の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28410589A JPH03146107A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | エアフイルタ用濾材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28410589A JPH03146107A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | エアフイルタ用濾材の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146107A true JPH03146107A (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17674268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28410589A Pending JPH03146107A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | エアフイルタ用濾材の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03146107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07148409A (ja) * | 1993-05-19 | 1995-06-13 | Schuller Internatl Inc | 空気ろ過媒体及びその製造方法 |
FR2730421A1 (fr) * | 1995-02-14 | 1996-08-14 | Pall Corp | Assemblage a membrane supportee, son procede de preparation et ses methodes d'utilisation |
CN106948221A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-07-14 | 重庆再升科技股份有限公司 | 一种高容尘量液体过滤复合材料及其制备方法 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28410589A patent/JPH03146107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07148409A (ja) * | 1993-05-19 | 1995-06-13 | Schuller Internatl Inc | 空気ろ過媒体及びその製造方法 |
FR2730421A1 (fr) * | 1995-02-14 | 1996-08-14 | Pall Corp | Assemblage a membrane supportee, son procede de preparation et ses methodes d'utilisation |
CN106948221A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-07-14 | 重庆再升科技股份有限公司 | 一种高容尘量液体过滤复合材料及其制备方法 |
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