JPH0314451Y2 - - Google Patents

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JPH0314451Y2
JPH0314451Y2 JP16990385U JP16990385U JPH0314451Y2 JP H0314451 Y2 JPH0314451 Y2 JP H0314451Y2 JP 16990385 U JP16990385 U JP 16990385U JP 16990385 U JP16990385 U JP 16990385U JP H0314451 Y2 JPH0314451 Y2 JP H0314451Y2
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furniture
trolley
flat plate
moving
brake
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JP16990385U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、家具の両側を別々に持ち上げて別個
の台車に載せるようにした家具移動用台車に関す
る。
従来の技術 最近、家具が大重量化、あるいは大型化してい
るので、家内工事者(畳工、インテリア、その他
建築業)にとつて家具の移動が困難となり、各工
事者の作業が大変不能率となつている。
従来、大きな家具を移動する場合、数人の作業
者で持つたり、あるいは、ゴム板を家具の下に押
し込んでゴムごと移動させることが行なわれてい
る。
考案が解決しようとする問題点 従来のように、家具の移動にゴム板を使用する
場合、家具を傷つけないという点ではよいが、ゴ
ム板上に家具を載せた後に家具を押すと家具がゴ
ム板上から外れ、思うように移動できないことが
多かつた。また家具を移動させる床面に段部があ
ると、ゴム板が家具から外れてしまうので、この
ような場合の移動はできなかつた。
そこで本考案は、1人の作業者でも容易に家具
を移動でき、しかも移動床面に段部があつても移
動ができるようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の家具移動用台車は、長方形状平板の下
面四隅にキヤスタが取付けられる。台車の平板上
面には、それぞれ長いすべり止め突条と、家具ス
トツパと足かけ突条とがこの順序で間隔をあけて
かつ平板の長手方向に設けられる。また台車のキ
ヤスタをブレーキ付きに形成し、ブレーキを有し
ない台車とブレーキを有する台車とを一組にして
使用すると都合がよい。さらに、移動すべき家具
の下部に台車を結合部材で固定させれば、台車が
家具から外れにくくなる。
作 用 上記手段の家具移動用台車を使用して家具を移
動する場合、第4図イのように家具の片側を持ち
上げてブレーキ付きキヤスタを有する台車をすべ
り止め突条の側から家具の下に押し込み、家具の
台枠板が家具ストツパとすべり止め突条との間に
位置するようにされる。この場合、足を足かけ突
条に当てて押し込むと作業がし易い。この後、ブ
レーキ付きキヤスタのブレーキを利かせて移動し
ないようにする。
次に家具の他方を持ち上げ、第4図ロに示すよ
うにもう一方の台車を前記と同様に家具の下に押
し込む。この後、前記台車のブレーキを外し、家
具を押せば容易に移動ができる。移動後、台車を
外すときは、家具の片側を少し持ち上げて足を足
かけ突条にかけて引き出せばよく、家具の他方の
台車も同様に外せばよい。
なお、移動面に段部があるときには、第3図に
示す結合部材で家具の台枠板を台車の家具ストッ
パ側に押し付けて、台車を家具に固定する。この
場合は、第4図ハ,ニの順序でゆつくり家具を押
せば段部がある場所でも台車は家具から外れるこ
となく、家具を移動できる。
実施例 本考案の実施例を第1〜3図により説明する。
家具移動用台車は、2つの台車から形成され、
各台車1は、長方形状の平板2の下面四隅にそれ
ぞれ方向自在なキヤスタ3が取付けられ、平板2
の上面に、それぞれ長いすべり止め突条4、家具
ストツパ5、足かけ突条6がこの順序でしかも間
隔をあけて平板2の長手方向に平行に設けられ
る。そして一方の台車1は、足かけ突条6のある
側の2つのキヤスタ3が適宜回転しないようにす
るためのブレーキ7が取付けられる。なお、ブレ
ーキ7の操作つまみはその下端側端部を上方に35
〜45゜折り曲げておけば、荷重で柔らかい床面が
くぼんでも操作つまみが床面に当るようなことが
ない。
本実施例では、平板2は薄い鉄板を使用するの
で、補強のため、家具ストツパ5と足かけ突条6
との間に補強板8が溶接で取付けられ、平板2の
下面はペンキ塗装される。また平板2の巾が狭い
とその短辺側の2つのキヤスタ間の巾が狭くて転
倒しやすいので、平板2の足かけ突条側の両端部
を外方に突出させてその下面にキヤスタ3を取付
けた。家具ストツパ5のすべり止め突条4側の面
および、平板2の家具ストツパ5からすべり止め
突条4のある側の上面には、ゴム、合成樹脂等の
弾性材9を付着し、家具が傷つかないようにす
る。なお、弾性材の付着の代りに樹脂をコートし
てもよい。
台車1上に家具を載せた場合、台車が家具から
外れないようにするために、第3図に示す結合部
材10が使用される。この結合部材10は、家具
下部の台枠板Aを台車1の家具ストツパ5との間
に挟持する略コの字状の押圧部材11と、台車の
足かけ突条6側の端部に係止される係止部材12
と、係止部材12の基部にねじ結合された操作部
材13とからなる。なお、操作部材13の一端は
押圧部材11の下面に回動可能に連結され、他端
にはツマミが取付けられて、操作部材13のねじ
調節により押圧部材11と係止部材12との間の
長さを調節できるようになつている。
さらに必要により第1図に2点鎖線で示したよ
うに台車1の家具ストツパ5の端部にちよう板1
4を設け、ちよう板に取付けたピンを平板のピン
孔に係止させれば台車1上の家具の横ずれを防止
できる。なお、家具の大きさの都合でちよう板1
4を使用しないときは、ちよう板を家具ストツパ
と重なる位置にピン止めすればよい。
上記実施例では一対の台車のうち一方の台車の
みをブレーキ付きとしたが、家具等を載せた台車
が移動しにくい場所は、一対の台車の両方ともブ
レーキつ付きとしなくてよく、あるいは両方とも
ブレーキ付きとしてそのブレーキを作用させない
で家具載せ作業することも可能である。
考案の効果 本考案は2つの台車からなり、家具の片側ごと
に持ち上げて各台車を家具の下に入れ、家具移動
後に台車を外すときは家具を少し持ち上げて足を
足かけ突条にかけて引き出せば容易に家具から外
すことができるので、1人の作業者でも容易に家
具を移動できる。また先に家具の下に入れたキヤ
スタにブレーキ作用させておけば、後から家具の
下に台車を入れる場合に、家具が移動することは
なく作業がし易い。さらに台車を結合部材により
家具下部に固定させれば、移動床面に段部があつ
ても台車が家具から外れることはなく、このよう
な場合も家具の移動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の家具移動用台車の斜視図、第
2図は家具移動用台車の一方の台車の側面図、第
3図は結合部材を台車に取付けた状態の断面図、
第4図は家具移動用台車を使用して家具を移動す
る作用を示す説明図である。 1……台車、3……キヤスタ、4……すべり止
め突条、5……家具ストツパ、6……足かけ突
条、7……ブレーキ、10……結合部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長方形状の平板下面の四隅にそれぞれキヤス
    タを取付け、平板上面にすべり止め突条と家具
    ストツパと足かけ突条とをこの順序で間隔をあ
    けて3列にするとともに平板の長手方向に平行
    に設けた家具移動用台車。 (2) 台車のキヤスタのうち足かけ突条側の2つ
    は、ブレーキ付きとした実用新案登録請求の範
    囲第1項の家具移動用台車。
JP16990385U 1985-11-06 1985-11-06 Expired JPH0314451Y2 (ja)

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JP16990385U JPH0314451Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JP16990385U JPH0314451Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS6278565U JPS6278565U (ja) 1987-05-20
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JP16990385U Expired JPH0314451Y2 (ja) 1985-11-06 1985-11-06

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JP5268674B2 (ja) * 2009-01-21 2013-08-21 東芝エレベータ株式会社 制御盤運搬器具

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JPS6278565U (ja) 1987-05-20

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