JPH03144468A - 画像形成装置における静電荷除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やプリンタ等の画像形成装置
における静電荷除去装置、詳しくは、感光体に対する回
転方向での投光巾規定用のケース部分を備えたブランク
ランプケース内に、点灯によって感光体表面の静電荷を
除去するＬＥＤランプを感光体の軸線方向に所定間隔を
隔てて設けた静電荷除去装置に関する。

〔従来の技術〕

例えば静電写真複写機において、現像部の上流側に静電
荷除去装置を配置して、現像工程の前段において感光体
表面の特定領域における静電荷を除去させることで、定
着部での用紙の巻き付き防止のために用紙先端に余白を
形成する所謂先端カットの現像や、原稿の一部を削除す
る現像あるいは原稿の一部のみを現像する所謂エデイツ
ト現像を行えるようにし、あるいは、転写対象の用紙中
を外れる不要画像領域の静電荷を除去させることで、当
該不要画像領域でのトナーの消費を防止できるようにし
ている。

か＼るＬＥＤランプの一つに、第７図に示すように、感
光体表面Ｓでの輝度の分布状況が中心側はど高輝度で周
辺に至るに従って輝度が低下する円形の輝度分布を示す
性状の所謂集光型のものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

この集光型のＬＥＤランプを用いた静電荷除去装置にお
いて、感光体Ｉの回転方向両側におけるブランクランプ
ケース部分８ａによってＬＥＤランプ９の感光体表面Ｓ
に対する投光巾を規定し、この投光巾の範囲における感
光体表面Ｓの静電荷を除去させているのであるが、隣る
ＬＥＤランプ９の低輝度部分が重なり合った箇所ｄでは
、輝度が低いことで静電荷の除去が十分に達成されず、
静電荷除去の境界線つまり静電荷の消し込み線にムラが
生じて、全面に現像が形成された所謂ベタ環の原稿を現
像させた場合に、前記静電荷の除去が不十分な部分にト
ナー像ｅが形成されるもので、この静１を荷の除去不足
に起因して、先端カントの現像不良による定着部での用
紙の巻き付きや、エデイツト現像時における特定領域の
画像カット不良の事態が見られ、あるいは、不要画像領
域においてトナーが無駄に消費されている。

本発明は、上記の実情に鑑みて発案されたちのであって
、ブランクランプケースの形状を変更する極めて簡単な
改良技術によって上記の不都合を解消することを目的と
している。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、前記感光体の回
転方向上流側の投光巾規制用ケース部分に対してそれの
隣る仕切り部材間の中央部に連光部材を設けた点に特徴
を有する。

〔作用〕

上記の特徴構成によれば、前記ＬＥＤランプによる投光
領域の高輝度部分が渡米されて核部の輝度が低下され、
全体の輝度が低下するものの静電荷除去の境界線つまり
静電荷消し込み線をフラットにさせることが可能となる
。

而して、前記ＬＥＤランプに対する印加電圧を高くして
ＬＥＤランプの輝度を高くしたり、あるいは、より高輝
度のＬＥＤランプを採用する等の手段を講しることで、
感光体表面の静電荷を高輝度部分で除去させることがで
き、静電荷の消し込み線がフラットの状態で感光体表面
の静電荷が確実に除去される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は画像形成装置の一例の所謂センター基準複写タ
イプ（原稿！３！置装の車中心と原稿の車中心を一敗さ
せる複写タイプ）の静電写真複写機を対象にした静電荷
除去装置Ａの主要部を示し、第２図は上記静電荷除去装
置Ａを装備させた複写機の作像部Ｂの概略を示すもので
あって、この作像部Ｂは、感光体１の周部に、帯電部２
、露光部３、静電荷除去装置Ａ、現像部４、転写部５、
用紙分離部６、クリーニング部７を配置して成る。

前記静電荷除去装置Ａは、第１図および第３〜５図にも
示すように、前記感光体１の軸線方向全車にわたる範囲
を投光範囲とする中挟のブランクランプケース８の内部
に、点灯によって感光体表面Ｓの静電荷を除去する多数
のＬＥＤランプ９を、前記感光体１の軸線方向に所定間
隔を隔てて設けると共に、当該Ｌ　Ｅ　Ｄランプ９によ
る前記感光体ｌの軸線方向での投光巾を規定するための
仕切り部材ｌＯをＬＥＤランプ９間に設けて成る。

前記ＬＥＤランプ９は、感光体表面Ｓでの輝度の分布状
況が中心側はど高輝度で周辺に至るに従って輝度が低下
する円形の輝度分布を示す性状の集光型のものであり、
また、前記ブランクランプケース８の内、前記感光体１
の回転方向両側のケース部分８ａは、前記ＬＥＤランプ
９による感光体１の回転方向での投光中を規定する機能
を有する。

上記の構成によれば、前記ＬＥＤランプ９の全てを点灯
させることで、感光体表面Ｓの金山にわたる静電荷が除
去され、而して、例えば転写対象用紙ａの先端に対応す
る部位の感光体表面Ｓの静電荷を除去させることで、用
紙先端に余白を形成する所謂先端カットの現像が行われ
る。

また、転写対象用紙ａのサイズに応して、その用紙中を
外れる範囲のＬＥＤランプ９を点灯させて不要画像領域
の静電荷を除去させることで、当該不要画像領域でのト
ナーの無駄な消費が防止される。

更に、部分的にＬＥＤランプ９を点灯ならびに消灯させ
ることで、原稿の一部を削除する現像あるいは原稿の一
部のみを現像する所謂エデイツト現像が行われる。

上記構成の静電荷除去装置Ａにおいて、本発明では、前
記感光体ｌの回転方向上流側の投光巾規定用ケース部分
８ａに対してそれの隣る仕切り部材１０間の中央部に、
回転方向下流側のケース部分８ａ側に突出させる状態で
遮光部材すを設けた点に特徴を有する。

か〜る構成によれば、前記ＬＥＤランプ９による投光領
域の高輝度部分が８光部材すによって遮光（第５図に符
号ｆで示す斜線領域）されることで、当該高輝度部分の
輝度が低下されて感光体表面Ｓに投光されることになり
、前記遮光部材すの大きさや形状を適宜設定することで
、全体の輝度が低下するものの静電荷除去の境界線つま
り静電荷消し込み線をフラットにすることができる。

而して、前記ＬＥＤランプ９に対する印加電圧を高くし
てＬＥＤランプ９の輝度を高くしたり、あるいは、より
高輝度のＬＥＤランプ９を採用する等の手段を講じるこ
とで、感光体表面Ｓの静電荷を高輝度部分で除去させる
ことができ、静電荷の消し込み線をフラットにする状態
で感光体表面Ｓの静電荷を確実に除去させ得て、静電荷
の不十分な除去に起因するトナー像の形成が確実に防止
される。

尚、前記遮光部材すを感光体１の回転方向下流側のケー
ス部分８ａ側に突出させるｆｌ戒としているが、第６図
に示すように、遮光部材すを感光体表面側に突出させて
、ＬＥＤランプ９の高輝度部分を低輝度化させる構成と
するもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の静電荷除去装置によれば、
前記感光体の回転方向上流側の投光巾規制用ケース部分
に対してそれの隣る仕切り部材間の中央部に遮光部材を
設けたことで、感光体表面での静電荷の消し込み線をフ
ラットにすることが可能となり、而して、ＬＥＤランプ
の輝度を高くして感光体表面の静電荷を高輝度部分で除
去させる手段を講しることによって、静電荷の消し込み
線をフラットにする状態で感光体表面の静電荷を確実に
除去させることができるようになり、従来のムラのある
静電荷の不十分な除去に起因するトナー像の形成を確実
に防止することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は静電荷除去装置の斜視図、第２図は複写機の作
像部の概略全体図、第３図は静電荷除去装置部分の透視
図、第４図は静電荷除去装置の詳細断面図、第５図は静
電荷除去の説明図、第６図は別実施例の静電荷除去装置
部分の透視図、第７図は従来例による静電荷除去の説明
図である。 １・・・感光体、８・・・ブランクランプケース、８ａ
・・・投光巾規定用のケース部分、９・・・ＬＥＤラン
プ、１０・・・仕切り部材、ｂ・・・遮光部材、Ｓ・・
・感光体表面。 出　願　人　　　　三田工業株式会社 代　理　人　　　　弁理士　藤本英夫 第６図 １・・・感光体 ８・・・ブランクランプケース ８ａ・・・投光巾規定用のケース部分 ９・・・ＬＥＤランプ １０・・・仕切り部材 ｂ・・・遮光部材 Ｓ・・感光体表面 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体の回転方向における投光巾規定用のケース部分を
   備えたブランクランプケース内に、点灯によって感光体
   表面の静電荷を除去する集光型のＬＥＤランプを感光体
   の軸線方向に所定間隔を隔てて設けると共に、前記感光
   体の軸線方向における投光巾規定用の仕切り部材を前記
   ＬＥＤランプ間に設けた画像形成装置における静電荷除
   去装置において、前記感光体の回転方向上流側の投光巾
   規制用ケース部分に対してそれの隣る仕切り部材間の中
   央部に遮光部材を設けてあることを特徴とする画像形成
   装置における静電荷除去装置。