JPH03144315A - 車両用燃料計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両用燃料計に関するものである。

（従来の技術及び発明が解決しようとする課題）従来の
燃料計は、燃料タンク内にフロート体を浮べ、前記フロ
ート体の上下動即ち液面の高さ変化をフロート体に連結
した伝達杆の動作で感知し、伝達杆の位置的変化（角度
変化、高さ変化）を電気抵抗の変化に置き換え、この変
化を検出し、検出値より残燃料容量を算出表示したもの
である。

しかし前記の残燃料容量の検出手段では、精度が粗く特
に残燃料容量が少ない場合は、より以上に不正確である
。而もタンク形状によっては、精度が大きく変化し、正
確な残燃料容量を知ることができない。

（！ｌ！題を解決するための手段） 本発明は前記課題を鑑み、より正確に残燃料容量を知る
ことができる燃料計を提案したものである。

本発明に係る燃料計は、密閉タイプの燃料タンク内に設
けた圧力センサと、タンク内が一定圧力となるようにタ
ンク内に空気供給を行う定吐出量型のエアポンプと、エ
アポンプの動作時間の積算によって残燃料容量を積算算
出する演算処理部と、算出値を表示する表示部よりなる
ことを特徴とするものである。

また前記燃料計に更にタンク内燃料をエンジンに供給す
る経路に設けた流量センサと、流量センサからの流量情
報の演算を行う演算処理部を付加してなるものである。

（作　用） 燃料タンクの容量がＶ、であり、燃料補給直後の燃料容
量をｖｌとした場合、タンク内圧力が大気圧Ｐ０とした
状態からタンクを密閉し、タンク内の空隙部分（Ｖｏ　
　Ｖ＋）にエアポンプより空気を供給し、タンク内圧力
をＰ、とするためのエアポンプにより空気供給量がＶ、
（大気圧相当）とすると、前記の燃料容量Ｖ、は、 より求められろ。

またエアポンプが定吐出量型のもので、その単位時間当
たりの噴出量をｖｏとするとＶ、はＶＯＴ（但しＴはポ
ンプ作動時間）となり、 となり、燃料タンクの内の初期燃料容量は、エアポンプ
の作動時間で求められる。

才な車両の走行によって、燃料が消費されると、消費に
よってタンク内の圧力が低下するのでタンク内が一定の
圧力Ｐ１を維持するためエアポンプからの供給量をＶ、
＝ｖ、ｔ（ｔはエンジン作動時におけるエアポンプの動
作積算時間）とすると、ら 消費燃料容量ｖ８はＶ　２−Ｐ＋　Ｖ　ａ　Ｆ：、なる
。

従って残燃料容量ｖ８は ｖＸ−ｖ、−ｖ、で求ｂｂ　ラｉｔ　７．。

求めたＶ、及びＶ。は順次表示部で計器表示されるもの
である。

尚前記の計算には燃料の気化ガスに基づく圧力は考應さ
れていない。そこで初期燃料容量は（２）式で求め、消
費燃料については、燃料供給経路に設けた流量センサか
らの情報で消費燃料容量を求め、初期燃料容量から消費
燃料容量を除算し、残燃料容量を求め、これを表示する
ものである。

（実施例） 次に本発明の実施例について説明する。

第１図に示した実施例はエアポンプの作動時間のみが変
数値として演算処理し、残燃料容量を表示する燃料計で
、その構成は圧力センサ１．エアボンゴ２．演算処理部
３２表示部４からなる。尚Ｐ、料タンクＡは密閉式で燃
料補給口部分に開閉センサＢを設けておくものである。

圧力センサ１は燃料タンク内の圧力を検出するもので、
所定の圧力となるまでエアポンプ２に作動信号ａを送る
。

エアポンプ２は定吐出皿型のポンプで、燃料タンクＡ内
に空気を送り込むと共に、演算処理部３に駆動タイム（
５号すを送る。演算処理部３は開閉センサＢからのリセ
ット信号Ｃと、エアポンプ部２からの駆動タイム信号す
を受け、タンク内燃料容量を演算算出するものである。

表示部４は適宜な計器で燃料残量を表示するものである
。

而して燃料補給の際に、タンクＡのキャップを開放する
とタンクＡ内の圧力は大気圧となり、演算処理部３にリ
セット信号Ｃが送られる。キャップが閉塞されるとタン
クＡ内が所定の圧力例えば１．１気圧となるまで、圧力
センサ１からエアポンプ２に作動信号ａが送られ、エア
ポンプ２が作動するものである。タンクＡ内が１．１気
圧となるまでの時間をＴとすると　、予めタンクＡの内
容量Ｖ、及びエアポンプ２の単位時間当たりの吐出量Ｖ
、が与えられていると、タンク内の燃料容量ｖｌは、演
算処理部３で Ｖ　、−Ｖ　０−１０ｖ　、Ｔ によって計算し、算出される。この算出結果ｖＩを表示
部で計器表示し、運転者に燃料残量を知らしめるもので
ある。

また車両の走行によって燃料が消費されると、燃料残ｍ
　ｖ　ｔは、 燃料残量Ｖ　、＝　Ｖ　□−１０ｖ　、　Ｌより、エア
ポンプの動作積算時間ｔのみに基づいて求められ、これ
を表示部４で表示するものである。

第２図に示した実施例は、燃料の気化ガスの影響を考慮
し、前記した第一実施例の構成に更に流星センサ５を燃
料補給経路に設けたもので、燃料？ｌｔｌ給時の初期の
燃料容量の求め方は第一実施例と同様であるが、車両走
行による燃１１！４液費量の算出を前記流量センサ５に
よって求められたものである。即ち消費燃料は例えば燃
料パイプ途中に設けた：／ＩＥａｌセンサ５からの４５
号ｄを演算処理部３に送り、積算消費燃料を算出し、こ
れを初期燃料から除算して求め、表示部４で計器表示す
るものである。

尚流量センサは燃料タンクＡとエンジンシリンダー直前
までの燃料補給経路のどのような個所でも、またどのよ
うな流量検出手段を採用しても良い。

（発明の効果） 本発明は以上のように燃料タンク内の燃料残量を、タン
ク内圧力を一定に維持すべく工１ポンプによる空気供給
量で算出したもので、タンク形状がＭ雑であっても、ま
た燃料残量が少なくなっても正確な燃料残量を知ること
ができ、また特に車両走行による消費燃料を検出し、こ
れを用いて燃料残量を算出すると、前記したエアポンプ
の空気供給量のみで燃料残量を算出する場合に比して、
タンク内での燃料気化ガスの影響を受けないので、より
正確に算出表示できるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は第一実施例
のブロック図、第２図は第二実施例のブロック図である
。 】ば圧力センサ ２はエアポンプ ３は演算処理部 ４は表示部 ５は流量センサ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）密閉タイプの燃料タンク内に設けた圧力センサと
   、タンク内が一定圧力となるようにタンク内に空気供給
   を行う定吐出量型のエアポンプと、エアポンプの動作時
   間の積算によって残燃料容量を積算算出する演算処理部
   と、算出値を表示する表示部よりなることを特徴とする
   車両用燃料計。
2. （２）密閉タイプの燃料タンク内に設けた圧力センサと
   、燃料補給直後にタンク内が一定圧力となるようにタン
   ク内に空気供給を行う定吐出量型エアポンプと、タンク
   内燃料をエンジンに供給する経路に設けた流量センサと
   、前記エアポンプの燃料補給直後の動作時間及び流量セ
   ンサからの流量情報の演算によって残燃料容量を算出す
   る演算処理部と、算出値を表示する表示部よりなること
   を特徴とする車両用燃料計。