JPH03144004A - 床面清掃車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は床面清掃車両に関する。

［従来の技術］ 一般に、床面清掃車両にて車両走行路床面の清掃を行う
には、車両の底面中央部に設けたメインブラシにより床
面上の塵埃がダストボックス内に掃き上げられ、さらに
メインブラシの届かない床面側縁部の塵埃は車両の底面
の一側前部に設けたサイドブラシにて中央部のメインブ
ラシの清掃領域内に掃き集められてダストボックス内に
掃き上げられる。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、幅広の床面を清掃する場合には、床面清掃車
両のサイドブラシが床面の側縁に達しないことがあり、
この部分の清掃が行われず床面側縁部に塵埃が残ること
がある。そして、これを回避するためには、サイドブラ
シが床面の側縁に達するように車両を再度運転して清掃
を行う必要があり、作業が煩雑なばかりか、作業効率の
低下が著しいものとなる。

この発明は上記した課題を解決するためになされたもの
であり、その目的は床面を広範囲にわたって清掃するこ
とができ、清掃作業が簡単で高い作業効率を有する床面
清掃車を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ この発明は上記した目的を達成するために、車両の底部
中央部にて回転し、床面の塵埃をダストボックス内に掃
き上げるメインブラシと、車両の底部側部で回転して、
メインブラシの清掃領域の外縁部を含む床面の側部にあ
る塵埃を底部中央部に掃き集めるサイドブラシとを有す
る床面清掃車両において、前記車両又はサイドブラシに
対して回動可能に取付けたアームの先端部に対して、同
アームの回動量に従ってサイドブラシの清掃領域内と、
同サイドブラシの清掃領域の外縁部を含む床面のｍ個部
外方との間で清掃領域が変更可能な補助ブラシを回転可
能に取付けたことをその要旨とする。

［作用］ サイドブラシはメインブラシの清掃領域の外縁部を含む
床面側部を清掃領域とし、補助ブラシの清掃領域を、ア
ームの回転に従ってサイドブラシの清掃領域と、このサ
イドブラシの清掃領域の外縁部を含む床面側部外方との
間で変更可能であり、これら３つのブラシにより幅広い
床面を残すことなく清掃できる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面に従って詳述する。

第１図において、床面を進行する車両の底部中央部にお
いて回転するメインブラシ１により、床面の中央部の塵
埃が車両の前半部に設けたダストボックス２内に掃上げ
られる。また、車両の前部−側において回転するサイド
ブラシ３は床面の一側部の塵埃を床面の中央部に掃き集
める。さらに、サイドブラシ３の前方に配置された補助
ブラシ４は、第２図で二点鎖線にて示す位置において、
サイドブラシ３が届かない床面のｍ個部外方の塵埃をそ
れぞれサイドブラシ３側及び中央部に掃き集める。

ここで、第３図に従ってサイドブラシ３及び補助ブラシ
４の取付は状態について説明する。車両の前部−側には
斜め前方に突出する固定アーム５が支持され、その先端
部が回転筒部６の上下両端に設けたフランジ状部７に係
入されている。そして、固定アーム５の基端部に設けた
固定保持部８にてボトム側基端が支持される電磁シリン
ダ９のロッド１０の先端が筒部６の外周面に付設した回
動保持部１１に取付けられ、筒部６をアーム５に対し回
動可能に支持している。

前記筒部６上にはモータ１２が配置され、これの出力軸
１３がベアリング１４を介して筒部６の内周壁にて垂直
に保持されて、その下端には前記サイドブラシ３の回転
軸１６が固定接続されている。

前記筒部６の外周面には、回転保持部１１と周方向に対
向する位置において、前方に延びる回動アーム１７が固
着され、同回動アーム１７の先端部には支持筒部１８が
嵌着されている。また、前記補助ブラシ４の回転軸２０
がベアリング１９を介して筒部１８の内周壁により垂直
に保持されている。

そして、サイドブラシ３の回転軸Ｉ６及び補助ブラシ４
の回転軸２０にそれぞれ設けたプーリ２１．２２に掛は
渡したベルト２３が、モータ１２にてサイドブラシ３が
回転されると、この回転運動を補助ブラシ４に伝達する
ようになっている。

そして、第４図に示すように、シリンダ９の伸長時に、
実線で示すように、前方へ延びるアーム５の先端部の補
助ブラシ４はサイドブラシ３と同一の清掃領域内にある
。そして、シリンダ９の収縮により二点鎖線で示すよう
に、アーム■７がサイドブラシ３の回転軸心を中心とし
て回動されると、補助ブラシ４はサイドブラシ３よりも
外方に移動される。この状態では、第２図に示すように
、補助ブラシ４の清掃領域の内縁部とサイドブラシ３の
清掃領域の外縁部との間に重複部分ａが設けられる。ま
た、サイドブラシ３の清掃領域の内縁部とメインブラシ
ｌの清掃領域との間には重複部分すがあるように設計が
施されている。

このため、３つのブラシ１，３．４による総合清掃領域
の拡大を図るべく、アーム１７を回動させて補助ブラシ
４を外方に移動させると、従来におけるメインブラシ１
及びサイドブラシ３のみによって構成される清掃領域１
１よりも補助ブラシ４の分だけ大きな清掃領域Ｃ２を得
て広範囲にわたって清掃が可能となり、さらに３つのブ
ラシ１゜３．４の清掃領域間がオーバーラツプされるこ
とにより床面上の塵埃の取り残しも極めて少なくなる。

なお、この発明は上記した実施例に拘束されるものでは
なく、例えば、 ■第５図に示すように、車両の前部両側にサイドブラシ
３を設け、さらにこれらサイドブラシ３に対応するよう
に補助ブラシ４をそれぞれ設ける構成として、全ブラシ
１，３．４による清掃領域をより広いものとして、床面
の清掃をより効率よく行う構成としたり、 ■サイドブラシ３を回動可能に車両に取付けたり、■車
両に直接回動アーム１７を取付ける、等、この発明の趣
旨から逸脱しない限りにおいて任意の変更は無論可能で
ある。

［発明の効果コ 以上詳述したように、この発明によれば、床面を広範囲
に−わたって清掃することができ、清掃作業が簡単で高
い作業効率を有するという優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の床面清掃車両を示す略体側面図、第
２図は床面清掃車両の路体平面図、第３図はサイドブラ
シと補助ブラシとの取付は構造を示す拡大側断面図、第
４図は補助ブラシの移動範囲を示す平面図、第５図は別
例を示す路体平面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車両の底部中央部にて回転し、床面の塵埃をダスト
   ボックス内に掃き上げるメインブラシと、車両の底部側
   部で回転して、メインブラシの清掃領域の外縁部を含む
   床面の側部にある塵埃を底部中央部に掃き集めるサイド
   ブラシと を有する床面清掃車両において、 前記車両又はサイドブラシに対して回動可能に取着した
   アームの先端部に対して、同アームの回動量に従ってサ
   イドブラシの清掃領域内と、同サイドブラシの清掃領域
   の外縁部を含む床面の側部外方との間で、清掃領域が変
   更可能な補助ブラシを回転可能に取付けてなる床面清掃
   車両。