JPH0314367Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0314367Y2 JPH0314367Y2 JP19257983U JP19257983U JPH0314367Y2 JP H0314367 Y2 JPH0314367 Y2 JP H0314367Y2 JP 19257983 U JP19257983 U JP 19257983U JP 19257983 U JP19257983 U JP 19257983U JP H0314367 Y2 JPH0314367 Y2 JP H0314367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- printing
- reservoir groove
- ink reservoir
- suction nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 14
- 238000007774 anilox coating Methods 0.000 claims description 10
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 57
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 6
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 4
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は段ボール紙印刷機で印刷し終つた後の
該印刷機内に滞つた残留インクを素早く吸い上げ
る印刷インク回収装置に関する。
該印刷機内に滞つた残留インクを素早く吸い上げ
る印刷インク回収装置に関する。
段ボール紙印刷機に使う印刷インクは種々多様
であり、例えば多色刷りする場合一色ごとに色を
変えて繰り返し作業を進めていくが、印刷インク
の交換時に印刷機に残留する使用済みの印刷イン
クの取除き作業は自然落下によつて流れ落ちるの
を待つため回収にかなりの時間を要するものであ
つた。そして、隅々までの回収は行なうに難く、
新たに注入する印刷インクとの混ざりによる濁り
を防ぐため適当なところで水洗浄で洗い流され、
その印刷インクの損失も大きかつた。
であり、例えば多色刷りする場合一色ごとに色を
変えて繰り返し作業を進めていくが、印刷インク
の交換時に印刷機に残留する使用済みの印刷イン
クの取除き作業は自然落下によつて流れ落ちるの
を待つため回収にかなりの時間を要するものであ
つた。そして、隅々までの回収は行なうに難く、
新たに注入する印刷インクとの混ざりによる濁り
を防ぐため適当なところで水洗浄で洗い流され、
その印刷インクの損失も大きかつた。
本考案はゴムロールとアニロツクスロールとを
一水平面内で圧接させ、その両ロールの上位置に
形成される断面略V型のインク溜溝に印刷インク
を保有させ、前記アニロツクスロール上に含浸せ
しめた印刷インクを印刷ドラム上に転着させる段
ボール印刷機において、前記インク溜溝に先端が
臨む吸引ノズルを設け、該吸引ノズルを該インク
溜溝に沿い往復動させる移動手段を設けると共
に、該吸引ノズルを回収ポンプに継いでインク溜
溝に沿い往復動させることによりインク溜溝上の
残留インクを回収ポンプに吸引させるようにした
段ボール印刷機における印刷インク回収装置であ
つて、従来最も多量に印刷インクが停滞し回収に
手間どるインク溜溝に残つた残留インクを強制的
に吸い上げ、印刷インクの切替を迅速化すると共
に洗浄で流される分を抑制するものである。
一水平面内で圧接させ、その両ロールの上位置に
形成される断面略V型のインク溜溝に印刷インク
を保有させ、前記アニロツクスロール上に含浸せ
しめた印刷インクを印刷ドラム上に転着させる段
ボール印刷機において、前記インク溜溝に先端が
臨む吸引ノズルを設け、該吸引ノズルを該インク
溜溝に沿い往復動させる移動手段を設けると共
に、該吸引ノズルを回収ポンプに継いでインク溜
溝に沿い往復動させることによりインク溜溝上の
残留インクを回収ポンプに吸引させるようにした
段ボール印刷機における印刷インク回収装置であ
つて、従来最も多量に印刷インクが停滞し回収に
手間どるインク溜溝に残つた残留インクを強制的
に吸い上げ、印刷インクの切替を迅速化すると共
に洗浄で流される分を抑制するものである。
以下本考案の一実施例を図面と共に説明する。
図は本考案の印刷インク回収装置を取付けてなる
ダンボール印刷機で、1は回転自在に軸支される
円胴の弾性あるゴムロール、2は円胴で同じく回
転自在に軸支され、その胴表面を細かい凹凸に形
成したアニロツクスロールである。該ゴムロール
1と該アニロツクスロール2は互いに一水平面内
で圧接し、その両ロールの上位置に形成される断
面略V型の印刷インクを保有することのできるイ
ンク溜溝3を形成する。4はアニロツクスロール
2に当接し連動回転する印刷ドラムで、該印刷ド
ラム4には印刷図柄を形成したゴム版が貼着され
ている。5は印刷ドラム4に隣接して印刷するダ
ンボール紙6を案内保持し、印刷ドラム4上のゴ
ム版に塗られた印刷インクをダンボール紙6に転
写できるようにした圧着ロールである。7は印刷
インクを交換するときに流し受ける受液皿で、そ
の最下面に印刷インクを回収するホース8が継が
る。このようなダンボール印刷機に本考案の印刷
インク回収装置は取付られ、9は先端がインク溜
溝3に臨むようにして設けられる吸引ノズルを示
す。10は回収ポンプで、11は吸引ノズル9と
回収ポンプ10とを継ぐビニルホースである。回
収ポンプ10の吐出側はビニルホース12を介し
て貯留槽13と結ばれる。14は吸引ノズル9を
保持してインク溜溝3に沿つて往復動できるよう
にした移動手段で、この移動手段はインク溜溝3
の上方位置でインク溜溝長さと略同じにして平行
となるよう両端を軸受16,16で支承したネジ
軸15を設け、該ネジ軸15を回転させる減速機
付モータ17を設けると共に、該ネジ軸15にナ
ツト18を螺着し、該ナツト18に吊体19を垂
下する。20は吸引ノズル9を吊体19に止着し
ている止金、21は吸引ノズル9と継がつたビニ
ルホース11をナツト18に止着している止金で
ある。22,22はネジ軸15が回転するに伴な
い、ナツト18が回転することのないように吊体
19の両側を挟むように軸受16,16間に架し
たガイド軸である。その他、23,23は軸受1
6,16に取付けられ、ナツト18が当接するこ
とによりモータ17を反転させるリミツトスイツ
チを示す。
図は本考案の印刷インク回収装置を取付けてなる
ダンボール印刷機で、1は回転自在に軸支される
円胴の弾性あるゴムロール、2は円胴で同じく回
転自在に軸支され、その胴表面を細かい凹凸に形
成したアニロツクスロールである。該ゴムロール
1と該アニロツクスロール2は互いに一水平面内
で圧接し、その両ロールの上位置に形成される断
面略V型の印刷インクを保有することのできるイ
ンク溜溝3を形成する。4はアニロツクスロール
2に当接し連動回転する印刷ドラムで、該印刷ド
ラム4には印刷図柄を形成したゴム版が貼着され
ている。5は印刷ドラム4に隣接して印刷するダ
ンボール紙6を案内保持し、印刷ドラム4上のゴ
ム版に塗られた印刷インクをダンボール紙6に転
写できるようにした圧着ロールである。7は印刷
インクを交換するときに流し受ける受液皿で、そ
の最下面に印刷インクを回収するホース8が継が
る。このようなダンボール印刷機に本考案の印刷
インク回収装置は取付られ、9は先端がインク溜
溝3に臨むようにして設けられる吸引ノズルを示
す。10は回収ポンプで、11は吸引ノズル9と
回収ポンプ10とを継ぐビニルホースである。回
収ポンプ10の吐出側はビニルホース12を介し
て貯留槽13と結ばれる。14は吸引ノズル9を
保持してインク溜溝3に沿つて往復動できるよう
にした移動手段で、この移動手段はインク溜溝3
の上方位置でインク溜溝長さと略同じにして平行
となるよう両端を軸受16,16で支承したネジ
軸15を設け、該ネジ軸15を回転させる減速機
付モータ17を設けると共に、該ネジ軸15にナ
ツト18を螺着し、該ナツト18に吊体19を垂
下する。20は吸引ノズル9を吊体19に止着し
ている止金、21は吸引ノズル9と継がつたビニ
ルホース11をナツト18に止着している止金で
ある。22,22はネジ軸15が回転するに伴な
い、ナツト18が回転することのないように吊体
19の両側を挟むように軸受16,16間に架し
たガイド軸である。その他、23,23は軸受1
6,16に取付けられ、ナツト18が当接するこ
とによりモータ17を反転させるリミツトスイツ
チを示す。
段ボール印刷はインク溜溝3に印刷インクを保
有させ、アニロツクスロール2の胴表面の凹凸に
含浸せしめた印刷インクを回転に伴ない連動する
印刷ドラム4上のゴム版へ転着し、印刷するダン
ボール紙6を該印刷ドラム4と圧着ロール5間に
挟んで印刷していくが、印刷完了後にもインク溜
溝3には末だ多量の印刷インクが溜つている。か
かる印刷インクは一旦受液皿7で受けホース8で
系外へ取出されるが、ある一定レベルからインク
溜溝3に滞る残留インクはなかなか流れ出ない。
しかるにこの回収装置によれば、インク溜溝3に
臨んだ吸引ノズル9の先端を残留インク内に沈め
るように該吸引ノズル9と継がるビニルホース1
1を止金21で調節固定して回収ポンプ10を起
動させれば、インク溝内に滞留する残留インクを
強制的に吸い上げることになる。そして減速機付
モータ17を駆動さすとナツト18がインク溜溝
3に沿つて動き、インク溜溝全域に滞る印刷イン
クを回収できる。更にナツト18がインク溜溝3
の端部までいくとリミツトスイツチ23と当接し
てモータを反転させナツト18はネジ軸15上を
往復動することによりインク溜溝3に残る残留イ
ンクは余すことなく吸い取られるのである。
有させ、アニロツクスロール2の胴表面の凹凸に
含浸せしめた印刷インクを回転に伴ない連動する
印刷ドラム4上のゴム版へ転着し、印刷するダン
ボール紙6を該印刷ドラム4と圧着ロール5間に
挟んで印刷していくが、印刷完了後にもインク溜
溝3には末だ多量の印刷インクが溜つている。か
かる印刷インクは一旦受液皿7で受けホース8で
系外へ取出されるが、ある一定レベルからインク
溜溝3に滞る残留インクはなかなか流れ出ない。
しかるにこの回収装置によれば、インク溜溝3に
臨んだ吸引ノズル9の先端を残留インク内に沈め
るように該吸引ノズル9と継がるビニルホース1
1を止金21で調節固定して回収ポンプ10を起
動させれば、インク溝内に滞留する残留インクを
強制的に吸い上げることになる。そして減速機付
モータ17を駆動さすとナツト18がインク溜溝
3に沿つて動き、インク溜溝全域に滞る印刷イン
クを回収できる。更にナツト18がインク溜溝3
の端部までいくとリミツトスイツチ23と当接し
てモータを反転させナツト18はネジ軸15上を
往復動することによりインク溜溝3に残る残留イ
ンクは余すことなく吸い取られるのである。
以上のごとく本考案はダンボール印刷機の印刷
インク切替時にインク溜溝にいつまでも滞つて流
れ出ない残留インクを該インク溜溝に沿い往復動
する吸引ノズルできれいに吸い上げることで、印
刷インク切替の作業時間を大巾短縮させるだけで
なく、残存インクの洗浄処理が簡単に済み、また
従来洗い流されていた印刷インクまでも回収する
ため印刷インクの有効利用率を一段と高めるなど
有益なものである。
インク切替時にインク溜溝にいつまでも滞つて流
れ出ない残留インクを該インク溜溝に沿い往復動
する吸引ノズルできれいに吸い上げることで、印
刷インク切替の作業時間を大巾短縮させるだけで
なく、残存インクの洗浄処理が簡単に済み、また
従来洗い流されていた印刷インクまでも回収する
ため印刷インクの有効利用率を一段と高めるなど
有益なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す段ボール紙印
刷機における印刷インク回収装置の正面図、第2
図は第1図のA−A線縦断面である。 1……ゴムロール、2……アニロツクスロー
ル、3……インク溜溝、4……印刷ドラム、9…
…吸引ノズル、14……移動手段。
刷機における印刷インク回収装置の正面図、第2
図は第1図のA−A線縦断面である。 1……ゴムロール、2……アニロツクスロー
ル、3……インク溜溝、4……印刷ドラム、9…
…吸引ノズル、14……移動手段。
Claims (1)
- ゴムロールとアニロツクスロールとを一水平面
内で圧接させ、その両ロールの上位置に形成され
る断面略V型のインク溜溝に印刷インクを保有さ
せ、前記アニロツクスロール上に含浸せしめた印
刷インクを印刷ドラム上に転着させる段ボール印
刷機において、先端が前記インク溜溝に臨む吸引
ノズルを設けると共に、該吸引ノズルを該インク
溜溝に沿い往復動させる移動手段を設け、該吸引
ノズルを回収ポンプに継いでインク溜溝に沿い往
復動させることによりインク溜溝上の残留インク
を回収ポンプに吸引させるように構成したことを
特徴とする段ボール印刷機における印刷インク回
収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19257983U JPS6098649U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 段ボ−ル紙印刷機における印刷インク回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19257983U JPS6098649U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 段ボ−ル紙印刷機における印刷インク回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098649U JPS6098649U (ja) | 1985-07-05 |
JPH0314367Y2 true JPH0314367Y2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=30414411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19257983U Granted JPS6098649U (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 段ボ−ル紙印刷機における印刷インク回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098649U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7165495B2 (en) | 2002-12-27 | 2007-01-23 | Kabushiki Kaisha Isowa | Apparatus for removing and/or recovering ink, printing machine including such apparatus, and method for supplying and/or recovering ink |
-
1983
- 1983-12-13 JP JP19257983U patent/JPS6098649U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7165495B2 (en) | 2002-12-27 | 2007-01-23 | Kabushiki Kaisha Isowa | Apparatus for removing and/or recovering ink, printing machine including such apparatus, and method for supplying and/or recovering ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6098649U (ja) | 1985-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3983813A (en) | Device for cleaning blanket cylinder of printing press | |
CN206426670U (zh) | 一种印刷机用间歇式润湿装置 | |
JPH0314367Y2 (ja) | ||
ATE16367T1 (de) | Wischvorrichtung fuer rotationstiefdruckmaschinen. | |
CN206436632U (zh) | 印刷机压轮的清洁装置 | |
CN212147952U (zh) | 一种便于定位的玻璃印刷机 | |
EP0951998B1 (en) | Printing machine for corrugated board sheets and method of cleaning ink fountain of the machine | |
CN209973796U (zh) | 一种印刷专用的可以自清洁输纸辊 | |
CN108608722B (zh) | 一种印刷机的收料压辊装置 | |
EP0755788A1 (en) | Cylinder cleaning device for a printing machine | |
CN209381595U (zh) | 一种圆网印花机的自动清洗装置 | |
CN211808386U (zh) | 一种纸盒批号印刷机 | |
CN211251718U (zh) | 一种可避免油墨飞溅的拼接式彩印版结构 | |
CN109435432B (zh) | 一种利用凹凸版配合去除多余油墨的凸版印刷机 | |
JPH0333471Y2 (ja) | ||
US5243910A (en) | Wash assembly for ink train | |
JPS6161857A (ja) | 印刷版自動洗浄装置を具備した凸版印刷機 | |
JPH0436923Y2 (ja) | ||
CN219446409U (zh) | 一种改进型的彩印环保印刷辊 | |
JPS637343Y2 (ja) | ||
CN209955526U (zh) | 一种使印刷机实现环保印刷的装置 | |
JPH0333472Y2 (ja) | ||
CN216885841U (zh) | 一种用于胶印机印版自动清洗装置 | |
CN218519355U (zh) | 一种应用于胶印机的橡皮滚筒安装结构 | |
CN217259129U (zh) | 一种胶印机油墨槽高效清理装置 |