JPH03143420A

JPH03143420A - 食器洗い機

Info

Publication number: JPH03143420A
Application number: JP28321989A
Authority: JP
Inventors: Takashi Miyauchi; 隆宮内; Kyosuke Kimura; 恭介木村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-10-30
Filing date: 1989-10-30
Publication date: 1991-06-19
Anticipated expiration: 2013-08-06
Also published as: JP2782857B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は食器の洗浄を行う食器洗い機に関するものであ
る。

従来の技術（３）（２）（１）従来、この種の食器洗い機は、第５図に示すような構成
になっていた。

すなわち、本体１内部に洗浄槽２が設けられ、この洗浄
槽２内へ、給水弁３により水又は湯が供給される。装置
駆動時において洗浄水は、排水孔４の他側部に連通した
ポンプ室に取り付けられ、モータ５によって駆動される
洗浄ポンプ６により、前記洗浄槽２の内部を循環する。

すなわち、この循環は、洗浄水が前記排水孔４から洗浄
ポンプ６に吸いこまれ、この洗浄ポンプ６より前記洗浄
槽２内底部の洗浄ノズル７に供給され、ここから噴射さ
れ、食器を洗浄した後ふたたび排水孔４に戻るという径
路で行われる。洗浄ノズル７と洗浄槽２の底部との間に
は、洗浄水加熱用のヒータ８が装備されている。また、
洗浄ノズル７の上方には、食器を整然と配置でき、洗浄
水を効果的に食器に噴射するように設計された食器かご
９が設置されている。前記食器かご９には、複数の移動
用ローラが配設され、本体■の前面外部へ引き出し可能
になっている。また、前記洗浄槽２の前面部には、開閉
自在な扉１０が取り付けられている。また、前記洗浄水
を機外に排出するために、排水ポンプ１１も備えている
。

ここで、従来の食器洗い機の中には洗浄ポンプ６と排水
ポンプ１１を１つのモータ５により駆動しているものち
みられる。この種のポンプの構成（二ついて第６図、第
７図を用いて説明する。

第６図において、モータ５により洗浄ポンプ１２と排水
ポンプ１３とを駆動している。洗浄ポンプ１２はモータ
のシャフト５−ａと同軸上に羽根車１２−ａを有してお
り、ジヨイント１４１こより回転を伝達される。また、
排水ポンプ１３の羽午艮車１３−ａは、ジヨイント１４
の外形部に形成されたプーリー１４−ａと、ヘノＬ　ト
１５　、および排水ポンプの羽根車１３−ａに固定され
たプーリーによりモータ５の回転を伝達される。洗浄ポ
ンプの羽根車１２−ａと、排水ポンプの羽根車１３−ａ
には、それぞれのポンプケーシングより、モータ５測へ
洗浄水が漏れないようにシール機構１６が設けられてい
る。洗浄ポンプ１２と排水ポンプ１３は、ともにボリュ
ートポンプであり、それぞれの羽根車の前方から洗浄水
を吸いこみ、ポンプケーシングの外周方向に洗浄水を吐
出する。次にこれらのポンプの動作を説明する。ジヨイ
ント１４の中には、クラッチ１７が内蔵されていて、一
方向の回転だけを、洗浄ポンプの羽根車）２−ａに伝達
する。これは、モータ５の両回転によりそれぞれ、洗浄
ポンプ１２と排水ポンプ１３を駆動する訳であるので、
排水の際には、洗浄ポンプの羽根車、１３−ａは回転を
止める必要がある。というのは、排水中に洗浄ポンプの
羽根車１３−ａを回転すると、洗浄水が少なくなって空
気をかんだときに、非常に大きな音がするからである。

また、排水ポンプの羽根車１３−ａにはクラッチの機構
を設けていないので、モータ５のどちらの回転でも回転
を行う。したがって、洗浄中に排水を行わないように、
弁（図示されていない）を設けて水が供給されないよう
にしている。このように、クラッチ１７やベルト１５や
弁機構と言ったものを使用して、非常に複雑な構成にな
っている。

次に、第７図に示すポンプについて説明を行う。この種
のポンプは、モータ５の片側に洗浄ポンプ１２と排水ポ
ンプ１３を、軸方向に並べて配置している。洗浄ポンプ
の羽根車１２−ａと排水ポンプの羽根車１３−ａとは、
モータのシャフト５−ａｌ：ｆｊ結しておりモータ５の
両回転によってそれぞれの羽根車ち回転する。この時、
洗浄ポンプ】２は前記と同様ボリュートポンプであるが
、排水ポンプ１３は、渦流ポンプが使用されている。こ
れは、排水ポンプの羽根車↓３−ａが反時計方向の回転
時（Ｙ方向）には、洗浄水は機外へ排水される。逆に排
水ポンプの羽根車１３−ａが時計方向の回転になってい
る場合には、排水ホースから排水孔４の方へと洗浄水ま
たは空気が流れる。したがって、弁がなくても、排水ポ
ンプの羽根車１４−ａが回転して排水してしまうことは
なｉ、＋。ここで、この種のポンプにおいては、第７図
のようにモータのシャフト５−ａが水平であるばかりで
なくて、鉛直方向になっているのもある。

むしろ鉛直方向の場合のほうが多い。

発明が解決しようとする課題しかし、このような構造のものをみてみると、第６図に
示す構造のものでは、前述したように非常に複雑である
ので、非常に高価なものとなっている。さらに、ベルト
による伝達を利用しているので、騒音が発生しやすいと
ともに、軸受けの厚比によりシャフトの偏心が大きくな
り水漏れの発生の可能性も出てくる。また、弁を使用し
ており、この弁に故障を生した場合には、洗浄中に排水
が発生し、ヒータ８が空焼き状態となり危険な状態にな
る場合がある。

次に、第７図に示す構造のものでは、ｔｆＧ成が非常に
簡単で安価なものができる。しかしながら、排水中も洗
浄ポンプの羽根車１３−ａが回っているので、前述した
様に、洗浄水が少なくなって空気をかんだときに非常に
大きな音がする。このことは、モータのシャフト５−ａ
が水平であろうが鉛直であろうが同様である。ここで、
騒音対策として、たとえば、洗浄ポンプの羽根車１３−
ａに対してクラッチを設けようとする（第７図のＡ部）
と、クラッチは水中にて使用可能なものに限られる。し
かしながら錆の問題や、食品かすの排除、給湯の場合の
耐熱性といった種々の問題により現実的には、クラッチ
の使用は非常に難しい。

また、洗浄ポンプの羽根車１２−ａと排水ポンプの羽根
車１３−ａをモータのシャフト５−ａの同軸上にて固定
するのでモータのシャフト５−ａは長いものとなる。し
たがって洗浄ポンプの羽根車１３−　ａは偏心が大きく
なりやすく、ポンプに接触しないようにするには、モー
タのシャフト５−ａの製造積度をあげたり洗浄ポンプの
羽根車１２−ａとポンプケーシングとの隙間を開けたり
する必要がある。しかしながら、このことは、高価なも
の（こなったり、ポンプの能力確保のためには好ましく
ない。

そこで本発明は、モータのシャフトの同軸上で洗浄ポン
プと排水ポンプを構成し、簡単な構成で、排水時の騒き
も小さくする、性能の良いポンプを得ることを目的とし
ている。

課題を解決するための手段本発明は、洗浄槽と、前記洗浄槽の内底部がら洗浄水を
吸いこみ、洗浄ノズルがら洗浄水を噴肘する洗浄ポンプ
と、洗浄水を機外に排出する排水ポンプとを備え、前記
洗浄ポンプとわ１水ポンプは、一つのモータの両端にそ
れぞれ配設するように構成したものである。

さらに、排水ポンプを渦流式ポンプ（摩擦式ポンプ）と
するとともに、洗浄ポンプと排水ポンプのうち少なくと
も一方にモータと羽根車の間に、クラッチ機構を設けた
ものである。

作用本発明の食器洗い機のポンプは、前記構成により、モー
タのシャフトの同軸上にて洗浄ポンプと排水ポンプを配
設することができろ。

また、排水ポンプを渦流式ポンプとすることにより、弁
機構を持ちつる事なく、モータの両回転により洗浄と排
水の工程をそれぞれ？〒うことかできる。さらに、モー
タと羽根車の間にクラッチ機構を設けることにより、不
要な工程のときにはモータの回転を伝達しないので、こ
の羽＋ｉ　ｉ＋ｔが回転した場合に生じる騒音を発生す
る事なくポンプの運転ができる訳である。

実施例第１図は本発明の食器院い機のポンプの実施例の断面を
示す。

図において第５図〜第７図と同一符号は、同一部品、同
一部分を示す。

図において、左側に洗浄ポンプ■２を、右側に排水ポン
プ１３を設けている。洗浄ポンプ側の構成は、第６図の
洗浄ポンプ側と同様に、洗浄ポンプ１２は効率の良いボ
リュートポンプとしており、クラッチ１７を内蔵したジ
ヨイント１４に、より、モータ５の一方向の回転のみを
洗浄ポンプの羽根車１３−ａに伝達する。すなわち、第
２図に示す左側側面図の反時計方向（Ｘ方向）において
モータ５の回転を伝達して洗浄水を吐出する。したがっ
て、この場合に洗浄ができる訳である。逆に時計方向に
は、モータ５の回転を伝達しないので、排水時には、洗
浄ポンプの羽根車１２−ａは止まったままとなる。した
がって、排水中にはこの洗浄ポンプの羽根車１２−ａに
よる騒音は、発生しない。また、この際に洗浄ポンプの
羽根車１２−ａの回転を止めて置くのは、ポンプケーシ
ングからモータ５側への水漏れを防止しているシール機
構１６の摩擦抵抗によっている。ここで、クラッチ１７
をみてみると、クラッチ１７は洗浄ポンプ１２の外側の
空気中にあり、クラッチ１７の使用方７去としては錆等
の問題に対して有利である。

次に、排水ポンプ側の構成は、排水ポンプ１３は渦流ポ
ンプとしており、特別、弁機構を店えていない。また、
排水ポンプの羽根車１４−ａは、モータのシャフト５−
ａｌ’ｌ：直結してモータ５の回転を伝達している。第
３図に示す右（ｌｌｌＩ（ｉＩＩＩ面図の反時計方向（
Ｙ方向（洗浄ポンプ１２１’ｌ１ｌＩでは時計方向））
において、洗浄水を排出することができる。逆に、時計
方向の回転では、前述したように、排水ホースから排水
孔４の方へと水または空気が流れる。したがって、渦流
ポンプとすることによって、弁機構なしでもモータ５の
両回転を使用することができる訳である。

以上のように本発明では、洗浄ポンプと排水ポンプを一
つのモータの両端にそれぞれ配設することにより、一つ
のモータで、その両回転を使って、二つのポンプを駆動
させることができる。また、洗浄ポンプにクラッチを使
用して排水時の騒音の発生を防ぐことができると共に、
クラッチは空気中でｆ重用することができるので、クラ
ッチの信頼性が高い。また、排水ポンプ↓３に渦流ポン
プを使用することで、モータの両回転でも特別に、弁機
構を必要としないのて構成を簡単にすることができる。

したがって、モータが−°つであり、構成ら比較的簡単
にできるもので安価なポンプを１共給することができる
。

第２の実施例について説明する。

第４図においては、排水ポンプ側にもクラッチ１７を使
用しでいる。洗浄ポンプ側は、第１図と同様の構成をし
ている。

次に、排水ポンプ制の構成は、排水ポンプ１３ちボリュ
ートポンプとしている。そして排水ポンプの羽根車１３
−ａも、クラッチ１７を内蔵したジヨイント１４により
、モータ５の回転を伝達する。右側より見て、反時計方
向の回転時には、排水ポンプの羽根車１３−ａが回転し
、洗浄水の排出ができる。逆の時計方向回転時には、ク
ラッチ１７が空転して排水ポンプの羽根車１４−ａは何
も仕事をしない。この構成においては、洗浄時も、排水
時も、必要なときに必要な羽根車のみが駆動するので、
モータ５に対する負荷も小さくてすむとともに、騒音に
対して有利である。また、この構成において、排水ポン
プ１３をボリュートポンプとしたのは、次の点において
、渦流ポンプに比べて有利だからである。それは、食器
洗い機（こおいては、食品の残菜の一部や食器のかけら
等といった、異物がポンプに侵入してくる可能性がある
。したがって、渦流ポンプを使用するときには、これら
の異物がつまらないように隙間を取る必要がある。この
場合ポンプの能力を出すために、排水ポンプの羽根車１
３−ａを大きくしなければならず、モータ５に対する負
荷も太きくなる。この点においては、ボリュートポンプ
の方が渦流ポンプに比べて有利であるのでここでは使用
しているわけである。しかしながら、渦流ポンプを用い
ても別に問題はない。この第２の実施例においては、第
１の実施例に比べて、クラッチ１７やジヨイント１４を
使用するので価格的には、割高になる。

発明の効果本発明は、洗浄槽の内底部から洗浄水を吸いこみ、洗浄
ノズルから洗浄水を噴射する洗浄ポンプと洗浄水を機外
に排出する排水ポンプとを備え、前記洗浄ポンプと排水
ポンプを、一つのモータの両端にそれぞれ配設しており
、さらに、排水ポンプを、渦流式ポンプとするとともに
、洗浄ポンプと排水ポンプのうち少なくとも一方にモー
タと羽根車の間に、クラッチ機構を設けたものであるの
で、一つのモータで、その両回転を使って、二つのポン
プを駆動させることができる。また、洗浄ポンプにクラ
ッチを使用して排水時の騒音の発生を防ぐことができる
と共に、クラッチは空気中で使用することができるので
、クラッチの信頼性が高い。また、排水ポンプに渦流ポ
ンプを使用することで、モータの両回転でも特別に、弁
機構を必要としないので構成を簡単にすることができる
。

したがって、モータが一つであり、構成も比較的簡単に
できるので゛安価なポンプを、供給することができる。

また、本発明のポンプは軸方向に対しては、多少長くな
るけれども、従来の二つのポンプを合わせたほどのスペ
ースを取ることはない。

し、たがって食器洗い機内のスペースを有効活用するこ
とができる。たとえば据え付は型の食器洗い機において
、設置のときの工事がしやすくなる等の効果を生ずるわ
けである。

また、両端ともクラッチを使用した場合には、多少価格
的には高くなるがモータの負荷の低減や、騒音性能の向
上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の食器洗い機の第１の実施例の要部断面
図、第２図は同洗浄ポンプの構成図、第３図は同排水ポ
ンプの構成図、第４図は本発明の食器洗い機の第２の実
施例の要部断面図、第５図は従来の食器洗い機の縦断面
図、第６図は従来の食器洗い機の要部断面図、第７図は
他の従来の食器洗い機の要部断面図である。２・・・・・・洗浄槽、５・・・・・・モータ、５−ａ
・・・・・・モータのシャフト、７・・・・・・洗浄ノ
ズル、１２・・・・・・洗浄ポンプ、１２−ａ・・・・
・・洗浄ポンプの羽根車、１３・・・・・・排水ポンプ
、１３−ａ・・・・・・排水ポンプの羽根車、１４・・
・・・・ジヨイント、１６・・・・・・シール機構、１
７・・・・・クラッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗浄槽と、前記洗浄槽の内底部から洗浄水を吸い
こみ、洗浄ノズルから洗浄水を噴射する洗浄ポンプと、
洗浄水を機外に排出する排水ポンプとを備え、前記洗浄
ポンプと排水ポンプは、一つのモータの両端にそれぞれ
配設した食器洗い機。
（２）排水ポンプを、渦流式ポンプあるいは摩擦式ポン
プとした請求項１記載の食器洗い機。
（３）洗浄ポンプと排水ポンプのうち少なくとも一方に
、モータと羽根車の間に、クラッチ機構を設けた請求項
１記載の食器洗い機。