JPH0314295A - 高周波回路収容器 - Google Patents

高周波回路収容器

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JPH0314295A
JPH0314295A JP15164689A JP15164689A JPH0314295A JP H0314295 A JPH0314295 A JP H0314295A JP 15164689 A JP15164689 A JP 15164689A JP 15164689 A JP15164689 A JP 15164689A JP H0314295 A JPH0314295 A JP H0314295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
base
board
circuit
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP15164689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuhei Kosugi
小杉 勇平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0314295A publication Critical patent/JPH0314295A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はUHF帯からSHF帯で用いられる高周波回路
の収容器に関し、特にフィルタ、レゾネータ等受動回路
素子の表面実装に適する高周波回路収容器に関する。
〔従来の技術〕
表面実装技術は比較的低周波回路から普及が始まったが
、近年、UHF帯(数百MHz)からマイクロ波帯まで
適用がなされようとしている。高周波域に於ける表面実
装に於いては、低周波域にはない種々の困難を克服せね
ばならない。特にその中でも非接続端子間のアイソレー
ションと、信号伝送路の反射が問題になる。またコスト
も上昇しないようにする必要がある。
表面実装技術に適合する高周波回路収容器として、従来
どのようなものが用いられて来たかをまず説明する。第
7図は表面実装技術以前のヘッダ形金属収容器であって
、ガラス14で絶縁と気密封止をさせた端子13を有し
、ヘッダ11の内部に高周波の回路基板5をグイボンデ
ィングし、ワイヤ16をボンディングすることで外部き
の接続をなし、さらにこの回路をキャップ12でシール
することによって、回路を外部環境から保護すると共に
電磁気的シールドも達成している。この従来の金属収容
器はシンプルであり、また安定である。キャップ12を
ヘッダ11に接合するのは一般に電着と呼ばれる抵抗溶
接技術が用いられる。
この技術は気密性能が安定で、かつ能率が高いので量産
向きである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のヘッダ型金属収容器は種々の長所を有す
るものの、表面実装技術とは全く適合しないものであっ
た。ではどうような収容器が用いられたかと言えば、一
般にセラミックを積層したセラミック収容器が用いられ
ることが多かった。
低周波域ではプラスチックでモールドすることも行われ
るが、この方式は電磁的なシールドが全くなされず、ま
た端子間クロストークが大きく、また端子及び内部の回
路を含めた信号伝送路の不連続が大きく、高周波域では
あまり使えない。またモールド方式は受動回路素子とし
て弾性表面波素子などを収容する場合に、その表面がプ
ラスチックに覆われると特性が著しく損われるので使え
ない。よって高周波ではセラミック収容器が用いられる
この方式は表面実装技術に適合し易いが欠点も有してい
た。第1の欠点は電磁シールド性能が不十分なことであ
る。セラミック収容器の外周の全てを金属膜で覆うこと
は難かしい。第2の欠点は高価なことである。その理由
はセラミック収容器を製造する工程が複雑なことにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明の高周波回路収容器は、従来の表面実装用収容器
が有する不十分な電磁シールド性能及び高価であるとい
う欠点を解決するためのものであり、基本的に金属で囲
われた収容器であって、共平面線路(Co−Plane
r Line)と溝型線路(Trough−Line)
と同軸線路とをたくみに組み合わせた入出力端子部を備
えている。共平面線路部は外部回路へ接合するための足
部をなしている。
即ち、本発明の高周波回路収容器は、その上に回路を形
成した基板を搭載可能な金属性のベースと、前記ベース
の少くとも基板搭載部を覆うキャップとを有する回路収
容器に於いて、L型端子を有し、このL型端子は前記回
路収容器が取付けられる基板のパッドに対応する外部接
続用の平面状の足部と、前記ベースに穿たれた溝を外導
体とするL型の線路部と、前記ベースに固定するための
誘電体を介在させた同軸線路部とからなっている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例の縦断面図及
び側面図、第3図は本発明の第2の実施例の部分縦断面
図、第4図は第3図の端子部のサブ組立を示す縦断面図
、第5図は本実施例の部分底面図である。
第1の実施例は共に金属製であるベース1及びキャンプ
2、端子3、端子3を支持するガラス4、弾性表面波素
子などが形成された回路基板5、端子3と回路基板5上
の回路を接続するためのボンディング・ワイヤ6、端子
3を中心導体とする線路の外導体を形成する溝7及び接
地用端子9からなる。
接地用端子9は2種類に分類されるが、第2図及び第5
図を用いてこの隣地用端子9について述べる。まず接地
端子9aは高周波を扱う外導体接続端子と言うべきもの
で、高周波線路の中心導体である端子3と組みとなる外
導体を形成する。中心導体となる端子3の先端部分には
外部、即ち表面実装のための基板に接合するための足3
.が形成されている。足3aの両側に接近して接地端子
9aが設けられている。これらは共平面(Co−Pla
ner)線路に近い形態をなしている。接地端子9bは
ベース10周辺部に複数個形成された端子であって、ベ
ース1全体が接地インピーダンスを持たないようにする
ためと、ベース1を表面実装用の回路基板に機械的に確
実に固定するための働きがある。
この第1の実施例では、端子3はガラス4で直接ベース
1にあけた穴に固定されている。この部分はガラス4を
誘電体とする同軸線路を成しており、中心導体となる端
子3の径とベース1の穴の径の比はガラス4の誘電率を
考慮して特定の特性インピーダンス(50Ωとか75Ω
とか)になるように決められている。この部分は端子3
を治具で固定して、ガラス4を溶着させることで組立て
る。
第3図と第4図は第2の実施例を示している。
この構造では端子3と友ガラスピード4aをあらかじめ
一体にしておく。ガラスビード4aの周囲は金属性のス
リーブ8で囲んである。この組み立てた端子3を第3図
のように、ベース1に設けた穴に挿入し、ろう付け86
を施すことで端子3をベース1に接合する構造も可能で
ある。少量生産であれば、こちらの構造の方が適してい
る。
第6図は本実施例の高周波回路収容器を表面実装用の基
板に半田付は等の接合手段で接合する場合に用いられる
基板表面のパッドのパタンを示している。接地導体50
及び中心導体51からなり、50、は隣接導体50のパ
ッドで高周波回路収容器の接地端子9..9.が半田付
けされる。518は中心導体5亡、、:、、ドで同じく
収容器の中心導体の端子36が半田付けされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、金属ケースを用いること
で電磁シールド特性はセラミック収容器に比較して著し
く優れている。端子間アイソレーションが優れている理
由は、表面実装基板と本発明の収容器の端子を含む高周
波伝送線路が伝送線路を伝播する電磁エネルギを中心導
体の近傍に閉じ込める構造になっていることにもよる。
第3図に八と印したセクションは共平面(Co−Pla
ner)線路に近似しており、Bの部分は溝型外導体(
TrOu外部の表面実装基板と、高周波回路収容器内部
の回路基板とを接続する。従って伝送路の不連続は小さ
く反射の少ない良好な接続が実現できると共に、電磁エ
ネルギは中心導体の近傍に閉じ込められ、端子間アイソ
レーションは良好である。
また、本発明の収容器は安価であるという長所も有して
いる。その理由はセラミック収容器に比較して著しく単
純な構造で、製造も容易であることにある。グイボンデ
ィングもワイヤボンディングもベースの表面で工事が出
来るので、セラミック収容器のように窪んだポケットの
中での作業でなく、自動組立設備が使い易く、組立コス
トも下げられる。さらにまたキャップとベースは、電着
と呼ばれる抵抗溶接技術で極めて短時間に接合でき、か
つその信頼性も高い。セラミック収容器の場合、金属製
のキャップはシーム溶接技術で接合されることが多いが
、この技術では接合作業に時間がかかる。
以上説明したように本発明の高周波回路収容器は、収容
器そのものが簡素な構造で、構成部品も少なく安価であ
り、さらにそれに回路を収容する組立作業も低コストで
あり、従って低コストな表面実装向けの回路収容器を提
供することができる。
ブ組立を示す縦断面図、第5図は本実施例の部分低面図
、第6図は本実施例の高周波回路収容器を取付ける表面
実装基板のパタンを示す斜視図、第7図は従来の高周波
回路収容器の一例を示す縦断面図である。
1・・・・・・ベース、2.12・・・・・・キャラ7
’、3゜13・・・・・・中心導体の端子、36・・・
・・・端子先端の足、4.14・・・・・・ガラス、4
8・・・・・・ガラスビード、5.15・・・・・・回
路基板、6,16・・・・・・ボンディング・ワイヤ、
7・・・・・・ベースに設けた溝、訃・・・・・ガラス
部スリーブ、96・・・・・・高周波線路接地端子、9
、・・・・・・高周波線路以外の端子接地端子、11・
・・・・・ヘッダ、50・・・・・・接地導体、51・
・・・・・中心導体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  その上に回路を形成した基板を搭載可能な金属性のベ
    ースと、前記ベースの少くとも基板搭載部を覆うキャッ
    プとを有する回路収容器に於いて、L型端子を有し、こ
    のL型端子は前記回路収容器が取付けられる基板のパッ
    ドに対応する外部接続用の平面状の足部と、前記ベース
    に穿たれた溝を外導体とするL型の線路部と、前記ベー
    スに固定するための誘電体を介在させた同軸線路部とか
    ら成ることを特徴とする高周波回路収容器。
JP15164689A 1989-06-13 1989-06-13 高周波回路収容器 Pending JPH0314295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15164689A JPH0314295A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 高周波回路収容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP15164689A JPH0314295A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 高周波回路収容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0314295A true JPH0314295A (ja) 1991-01-22

Family

ID=15523113

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15164689A Pending JPH0314295A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 高周波回路収容器

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JP (1) JPH0314295A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285010A (en) * 1991-12-20 1994-02-08 Robert Bosch Gmbh Electrical control device with metal-coated plastic housing
US5841637A (en) * 1996-03-25 1998-11-24 Intellikey Corporation ESD-protective housing for electronically operated lock

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285010A (en) * 1991-12-20 1994-02-08 Robert Bosch Gmbh Electrical control device with metal-coated plastic housing
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