JP4820798B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4820798B2
JP4820798B2 JP2007279064A JP2007279064A JP4820798B2 JP 4820798 B2 JP4820798 B2 JP 4820798B2 JP 2007279064 A JP2007279064 A JP 2007279064A JP 2007279064 A JP2007279064 A JP 2007279064A JP 4820798 B2 JP4820798 B2 JP 4820798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
wiring
substrate
signal
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007279064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008034890A (ja
Inventor
広 菊地
貴 久保
卓 須賀
博康 佐々木
英子 安藤
政則 福原
悟 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007279064A priority Critical patent/JP4820798B2/ja
Publication of JP2008034890A publication Critical patent/JP2008034890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4820798B2 publication Critical patent/JP4820798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • H01L2224/321Disposition
    • H01L2224/32151Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/32221Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/32225Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
    • H01L2224/73203Bump and layer connectors
    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、同軸ケーブルを用いた光通信の半導体装置の小型化に適用して有効な技術に関する。
高速の信号伝達手段の1つとして同軸ケーブルがあるが、この同軸ケーブルを用いた構造の一例として、PGA(Pin Grid Array) タイプの半導体パッケージ(半導体装置)において、多層配線基板の部品実装面と裏面間の厚さ方向の信号伝達経路を同軸ケーブルで構成する技術がある。さらに、高周波の光通信用素子を有する半導体パッケージの一例として、絶縁性セラミック基板の表面にマイクロストリップ線路(Au薄膜配線層)が形成され、低誘電率の絶縁性蓋体を低誘電率のガラスによって接合して高周波信号の伝送損失を低減する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、同軸ケーブルを用いた光通信機器について記載されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平5−167258号公報 花谷昌一、唐沢克嘉、山下喜市、前田稔共著、昭和61年9月3日発表、通信、光・電波部門全国大会、「DFB−LDを用いた565Mb/s光送信器の諸特性」、2−170頁
特開平5−167258号公報(前記特許文献1)に記載された半導体パッケージでは、同軸ケーブルの芯線と多層配線基板の表面配線とを直角に付き当てた状態で接合しており、芯線と表面配線とにおける芯線延在方向に直角な方向の断面積の差が大きいため、芯線と表面配線の接合部の面積が変化した箇所で信号が反射する。
その結果、高周波特性を低下させることが問題となる。
また、本発明者は、同軸ケーブルが接続された高周波の半導体装置を実現する構造として、高周波の半導体チップが搭載されたパッケージ基板に、その外部接続用端子としてインナリードを接続し、このインナリードと繋がるアウタリードがパッケージ基板からその平面方向に沿って外方に向かって突出した構造を検討した。
しかしながら、パッケージ基板の平面方向に沿って基板の外方に向かってアウタリードが突出する構造では、小型化が図れないことが問題となる。
本発明の目的は、半導体装置の小型化を図ることができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体装置の薄型化を図ることができる技術を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、半導体装置の低価格化を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明は、表層配線と、前記表層配線と絶縁層を介して内部に形成された接地導体層とを有する配線基板と、前記配線基板に電気的に接続されて搭載された半導体チップと、前記表層配線に芯線が電気的に接続された同軸構造を備えた構造体とを有し、前記配線基板の主面またはその反対側の裏面の何れかの面内に複数の外部接続用ボール電極が配置され、前記配線基板の前記構造体が設けられた側と反対側にバランサが配置されているものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
マイクロストリップ線路を有する配線基板とマイクロストリップ線路の表層配線に芯線が電気的に接続された同軸ケーブルとを有する半導体装置において、複数の外部接続用端子が配線基板の面内に配置されていることにより、半導体装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良いものとする。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。このことは前記数値及び範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において同一機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態)
図1は本発明の前提技術となる高周波パッケージの構造の一例を示す断面図、図2は図1に示す高周波パッケージが組み込まれる光モジュールの構造の一例を示す外観斜視図、図3は図2に示す光モジュールの構造を示す断面図、図4は図2に示す光モジュールに組み込まれる部品の配置の一例を示す平面図、図5は図2に示す光モジュールに組み込まれる部品の配置の一例を示す断面図、図6は参考例1の高周波パッケージの構造を示す断面図、図7は図1に示す高周波パッケージの配線基板におけるマイクロストリップ線路の構造の一例を示す部分平面図、図8は図7に示すマイクロストリップ線路の構造を示す部分断面図、図9は図1に示す高周波パッケージの配線基板における変形例のマイクロストリップ線路の構造を示す部分平面図、図10は図9に示す変形例のマイクロストリップ線路の構造を示す部分断面図、図11は参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す斜視図と断面図、図12は図1に示す高周波パッケージのキャップ装着構造の一例を示す断面図、図13は図12に示すキャップ装着構造の平面図、図14は図13のA−A線に沿って切断した断面図、図15は図13に示すキャップ装着構造の底面図、図16は図12に示すキャップ装着構造における表層配線とキャップの位置関係の一例を示す平面図、図17は図14のC矢視から眺めたキャップの構造を示す底面図、図18は図17に示すキャップの構造を示す側面図、図19は図17に示すキャップの構造を示す断面図と角部の拡大部分断面図、図20は図13のA−A線に沿って切断した拡大部分断面図、図21は図13のB−B線に沿って切断した拡大部分断面図、図22は図12に示すキャップ装着構造における表層配線とキャップの開口部の位置関係の一例を示す拡大部分平面図、図23は参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す断面図、図24は図12に示すキャップに放熱部材を取り付けた構造の一例を示す拡大部分断面図、図25は参考例1の変形例の断面図、図26および図27はそれぞれ本発明の実施の形態の高周波パッケージの構造を示す断面図、図28は参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す平面図、図29は図28に示す高周波パッケージの断面図、図30、図31および図32はそれぞれ本発明の参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す平面図、図33は実施の形態1の変形例の高周波パッケージの構造を示す平面図、図34は図33に示す高周波パッケージの断面図、図35は参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す平面図、図36は図35に示す高周波パッケージの断面図、図37は参考例1の変形例の高周波パッケージの構造を示す平面図、図38は図37に示す高周波パッケージの断面図である。
図1に示す前提技術となる半導体装置は、光通信IC(Integrated Circuit)を搭載した半導体パッケージであり、例えば、40Gbpsの高速伝送を行うことが可能な高周波パッケージ1である。なお、高周波パッケージ1は、図2、図3に示す光モジュール(半導体モジュール装置)14に搭載されており、高周波側の信号伝達用として同軸ケーブル7を有している。
前記高周波パッケージ1の構成は、信号用表層配線(表層配線)4cと、この信号用表層配線4cと絶縁層4eを介して内部に形成されたGND層(接地導体層)4fとからなるマイクロストリップ線路4gを有するチップキャリアであるパッケージ基板(配線基板)4と、パッケージ基板4の主面4aに複数の半田バンプ電極5を介してフリップチップ接続によって電気的に接続されて搭載された高周波の半導体チップ2と、信号用表層配線4cに芯線7aが電気的に接続された同軸ケーブル7と、半導体チップ2の主面2aとパッケージ基板4の主面4aとの間に流し込まれてフリップチップ接続部を保護するアンダーフィル樹脂6と、パッケージ基板4の主面4aと反対側の裏面4b内に配置された複数の外部接続用端子であるボール電極3とからなる。
すなわち、高周波パッケージ1は、同軸ケーブル7からの高周波(例えば、40Gbps)の信号をパッケージ基板4の信号用表層配線4cを介して半田バンプ電極5を伝わって直接に半導体チップ2に入れるものであり、高周波の信号をパッケージ基板4の表層の全てマイクロストリップラインのみで伝達可能な構造を備えている。
したがって、高周波信号を、ビアによる配線などを介さずにパッケージ基板4の表層のマイクロストリップラインのみで伝達することにより、周波数特性を損失させずに高周波信号を伝達することが可能になる。
なお、信号用表層配線4cやGND用表層配線4hなどの表層配線は、例えば、銅などによって形成され、パッケージ基板4の主面4a側で最も上層に配置された配線のことであり、主面4aの表面に露出していてもよく、あるいは非導電性の薄膜などでコーティングされていてもよい。
また、40Gbpsなどの高速伝送を行う場合には、マイクロストリップ線路4gの信号用表層配線4cは最短にすることが好ましい。したがって、パッケージ基板4の半導体チップ2と接続する複数の半田バンプ電極5のうち、半導体チップ2の中央から同軸ケーブル7(同軸コネクタ11)寄りに配置された半田バンプ電極5が信号用表層配線4cと接続されている。
好ましくは、複数の半田バンプ電極5のうち、最外周に配置された半田バンプ電極5の何れかが信号用表層配線4cと接続されている。
これにより、高周波の周波数特性の損失を最小限に抑えた高速信号伝達を実現できるとともに、マイクロストリップ線路4gにノイズがのることを低減できるため、高周波特性の低下も抑えることができる。
また、高周波パッケージ1では、外部接続用端子として設けられた複数のボール電極(バンプ電極)3がパッケージ基板4の裏面4bにアレイ状に配置されており、したがって、高周波パッケージ1は、ボールグリッドアレイ型の半導体パッケージである。
これにより、アウタリードがパッケージ基板4から外方に向かって突出したアウタリード突出型高周波パッケージに比較してパッケージの小型化を図ることができる。
なお、マイクロストリップ線路4gは、信号用表層配線4cと内部のGND層4fとの間の絶縁層4eにおいて電磁波として高周波の信号を伝えるものであるが、パッケージ基板4の表層においては、図7に示すように、絶縁部を介して信号用表層配線4cの両側に配置されたGND用表層配線(接地用表層配線)4hともマイクロストリップ線路4gを形成している。
また、高周波パッケージ1では、パッケージ基板4に、その外周部に沿ったフレーム部材8が取り付けられ、さらにフレーム部材8には同軸ケーブル7と嵌合する同軸コネクタ(中継部材)11がガラスビーズ12とともに設けられている。そこで、同軸コネクタ11には同軸ケーブル7が嵌合され、この同軸ケーブル7の芯線7aがパッケージ基板4の信号用表層配線4cに半田接続31されている(導電性樹脂などによって接続されていてもよい)。
なお、同軸コネクタ11の直径は、例えば、10mm程度である。
また、パッケージ基板4は、例えば、ガラス入りセラミックなどによって形成された基板であり、その厚さは、例えば、1mm程度のものであり、その内部にはGND層4f以外に、フリップチップ接続の半田バンプ電極5とこれに対応した外部接続用端子であるボール電極3とを接続する信号線である内部信号配線4dが形成されている。
また、このような構造の高周波パッケージ1は、図2に示すような光モジュール(半導体モジュール装置)14などに組み込まれ、そのモジュール基板(中継部材)13に搭載される。
ここで、光モジュール14の構造について説明する。
図2〜図5に示す光モジュール14は、高速光通信用のモジュールであり、例えば、携帯用電話機などに搭載されるモジュール製品である。
前提技術となる光モジュール14は、図2に示すように、その大きさが、例えば、L(100〜200mm)×M(60〜150mm)であり、図3に示すように、高さ(T)が10〜25mmであるが、光モジュール14の大きさや高さはこれらの数値に限定されるものではない。
前提技術となる高周波パッケージ1は、光モジュール14のモジュール基板13上に搭載され、このモジュール基板13ごとモジュールケース15によって覆われている。モジュールケース15の表面には複数のフィン16が並んで形成されており、フィン16が風18を受けることにより、光モジュール14の放熱性を向上できる。
なお、光モジュール14の外部端子は、モジュール基板13に取り付けられたモジュールコネクタ17であり、その一部がモジュールケース15の裏面側に露出している。
図4、図5に示すように光モジュール14では、入力から入った高周波の光信号は、光電変換器20によって電気信号に変換され、さらに、この電気信号は、アンプ素子19を介して入力側の高周波の半導体チップ2にパッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gを通って入った後、低周波信号に変わって図1に示すパッケージ基板4の内部信号配線4d、半田バンプ電極5、モジュール基板13およびモジュールコネクタ17を経て光モジュール14の外部に送られる。
一方、モジュールコネクタ17側から入力された信号は、その逆の経路を通って出力として送られる。
なお、図4では、高周波の半導体チップ2が入力側と出力側とで、2つ設けられている場合を示しているが、入力側と出力側とを1つの半導体チップ2内に組み込むことも可能である。
また、図4では、入力および出力の信号の流れを示す矢印において実線で示された矢印は、光ファイバによる光信号の伝達を示し、点線で示された矢印は、同軸ケーブル7またはマイクロストリップ線路4gによる電気信号の伝達を示している。
次に、図6は、参考例1の高周波パッケージ1を示したものであり、同軸ケーブル7の芯線7aがパッケージ基板4の信号用表層配線4cに直接半田などで接続されている。
すなわち、同軸コネクタ11を使わずに同軸ケーブル7がパッケージ基板4に半田などによって直付けされているものである。
この場合、パッケージ基板4の端部に、同軸ケーブル7を配置する段差4kを設けるとともに、この段差4kの表面にGND用表層配線4hを設け、段差4kに同軸ケーブル7を配置した際に、同軸ケーブル7の芯線7aを覆うシールド(GND)7bと段差4kのGND用表層配線4hとを半田などによって電気的に接続する。
このようにパッケージ基板4に対して同軸ケーブル7を直付けすることにより、高価で、かつ直径が比較的大きな同軸コネクタ11を使用しないため、高周波パッケージ1の薄型化を図ることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
次に、図7〜図10を用いて、パッケージ基板4における内層のGND層4fの好ましい形状について説明する。
まず、図7および図8は、マイクロストリップ線路4gによるマイクロストリップライン構造21において、基板内部のGND層4fがパッケージ基板4の端部まで延在している場合であり、同軸ケーブル7による同軸構造22とマイクロストリップライン構造21とが接続した構造となっている場合である。
この場合、パッケージ外部との入出力高速信号は、同軸ケーブル7とパッケージ基板4の信号用表層配線4cと半導体チップ2の経路を通る。この時、同軸ケーブル7の芯線7aは、パッケージ基板4の信号用表層配線4cに接続されており、同軸ケーブル7のGN
Dであるシールド7bは、パッケージ基板4のGND用表層配線4hに接続されている。
また、同軸ケーブル7の支持のためのフレーム部材8がパッケージ基板4上に固着される場合があり、さらに、このフレーム部材8と同軸ケーブル7のシールド7bあるいはパッケージ基板4のGND用表層配線4hが接続される場合がある。なお、図8に示すように、GND用表層配線4hと内層のGND層4fとはビア配線4iによって接続されている。
そこで、GNDのL(インダクタンス)を小さくするようにパッケージ基板4上の信号用表層配線4cを全ての領域でマイクロストリップライン構造21にするためには、GND層4fを基板端部で露出させて同軸ケーブル7のシールド7bまたはフレーム部材8のGNDに接続するか、またはGND用表層配線4hと内層のGND層4fとを接続するビア配線4iを基板端部に形成し、基板切断時にこのビア配線4iを切断して露出させて同軸ケーブル7やフレーム部材8のGNDに接続するなどしなければならない。
しかし、これらの技術は、パッケージ基板4の表層・内層配線の位置決めに高い精度が要求されるとともに、配線にCuなどのねばりのある材料を使用した場合、配線のダレの原因に繋がることや、製造上困難になることが懸念される。
これに対して、図9および図10に示す構造は、複数のビア配線4iのうち、最外周のビア配線4iと同軸ケーブル7との間の領域に信号用表層配線4cとGND用表層配線4hとを同一の平面(主面4a)に配置したコプレーナ線路23aが形成されたものであり、同軸ケーブル7とパッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gとがコプレーナ線路23aを介して接続されている。
すなわち、パッケージ基板4の端部近傍である最外周のビア配線4iより外側の領域をコプレーナ構造23とするものであり、同軸構造22とコプレーナ構造23とマイクロストリップライン構造21とが接続されている。
これにより、GNDのインダクタンスを小さくすることができる。
さらに、コプレーナ構造23の領域での特性インピーダンス整合のため、図9に示すように信号用表層配線4cとGND用表層配線4hとの間の距離を近づけている。なお、ビア配線4iと内層のGND層4fとの位置ずれ精度は、従来と同等であり(例えば、50
μm程度)、また、新規な技術を必要としないため、コストアップは防ぐことができる。
したがって、同軸構造22とコプレーナ構造23とマイクロストリップライン構造21とを接続することにより、高周波信号の損失を少なくして高速信号経路の特性インピーダンスを目標値に近づけることができる。
さらに、表層の信号用表層配線4cとGND用表層配線4hとの間の距離を近づけることにより、特性インピーダンスをより一層目標値に近づけることができる。
その結果、高速信号特性の劣化を抑えることができ、高周波パッケージ1の電気的特性向上をコストを上げることなく実現できる。
次に、図11に示す参考例1の変形例の高周波パッケージ1について説明する。
図11に示す高周波パッケージ1は、同軸ケーブル7とパッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gの中継部材として板状部材である薄型同軸コネクタ24を用いたものである。
薄型同軸コネクタ24は、信号用表層配線(表層配線)24aとこれの両側に絶縁部を介して形成されたGND線(接地配線)24bとからなるマイクロストリップ線路24cを有しており、したがって、高周波パッケージ1では、パッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gの信号用表層配線24aと同軸ケーブル7の芯線7aとが薄型同軸コネクタ24のマイクロストリップ線路24cの信号用表層配線24aを介して電気的に接続されている。
すなわち、段差24dを付けた薄いセラミック板などの上段表面に信号用表層配線24aと、その両側にGND線24bとを設け、また、下段にはGND線24bのみを設け、上段と下段のGND線24bが表面または内層ビアなどによって接続されている。
そして、下段に同軸ケーブル7を搭載し、先端の芯線7aを上段の信号用表層配線24aにのせ、同軸ケーブル7のシールド7bとセラミック板の上下段のGND線24bとを半田などで接続し、さらに、同軸ケーブル7の芯線7aと上段の信号用表層配線24aとを同様に半田などで接続する。
その後、セラミック板の表層配線とパッケージ基板4の表層配線とを対向させ、相互の配線を半田もしくは導電性樹脂などで接続する。あるいは、金(Au)−金(Au)圧着接続を行ってもよいし、セラミック板とパッケージ基板4とを密着固定してもよい。
このように、中継部材として板状部材である薄型同軸コネクタ24を用いることにより、高周波パッケージ1の薄型化を図ることができる。
さらに、同軸ケーブル7の取り扱いが容易になり、コネクタリペアが可能になる。また、薄型同軸コネクタ24は、同軸ケーブル7の両端に取り付けてもよいし、一端を薄型同軸コネクタ24とし、他端を図1に示すような同軸コネクタ11にすることなども可能となり、同軸ケーブル7に対して異なった形状のコネクタを取り付けることが可能になる。あるいは、一端を薄型同軸コネクタ24とし、他端をケーブル端を露出させてもよい。
なお、薄型同軸コネクタ24が取り付けられた同軸ケーブル7は、同軸ケーブル7のみで供給することも可能であり、図11に示すような薄型同軸コネクタ24が取り付けられた高周波パッケージ1として供給してもよい。
次に、図12に示す参考例1の変形例の高周波パッケージ1について説明する。
まず、図12に示す高周波パッケージ1では、複数の外部接続用端子のボール電極3の
うち、図15に示すように最外周の4つの角部にサポートボール3aが設けられている。
これは、同軸コネクタ11の重量が重いことにより、高周波パッケージ1をモジュール基板13などの実装基板に搭載する際に、ボール電極3が潰れて隣接するボール電極3間で電気的ショートが起こるという問題に対するものであり、最外周の4つの角部にサポートボール3aが設けられていることにより、ボール電極3の溶融時に、角部のサポートボール3aがパッケージ基板4を支持してボール電極3の潰れによる電気的ショートの発生を防ぐことができる。
なお、サポートボール3aは、例えば、高融点半田、樹脂またはセラミックなどによって形成されるものである。
また、図12に示す高周波パッケージ1は、半導体チップ2の主面2aと反対側の背面2bに放熱部材であるキャップ9が熱伝導性接着剤10を介して取り付けられているものである。
すなわち、高周波の半導体チップ2は、その駆動時に高発熱となることがあるため、その背面2bに放熱用のキャップ9または熱拡散板あるいは放熱フィンなどを取り付けることにより、半導体チップ2の放熱性を高めるとともに、高周波パッケージ1の放熱性も向上させて電気的特性の劣化を防ぐことができる。
ここで、パッケージ基板4に対するキャップ9の配置位置について説明する。図12〜図14に示すようにキャップ9は、半導体チップ2を覆うように半導体チップ2の背面2bに熱伝導性接着剤10などを介して取り付けられており、その際、図16や図20に示すように信号用表層配線4cおよびGND用表層配線4hなどの表層配線(マイクロストリップ線路4g)上にも配置されている方が好ましい。
すなわち、表層のマイクロストリップ線路4gに外部電磁波などによるノイズがのらないようにするため、マイクロストリップ線路4g上をキャップ9が覆っている方が好ましい。
したがって、外部からの電磁波の進入を阻止するように、半導体チップ2と表層配線とをある程度覆っている方が好ましい。ただし、キャップ9と、信号用表層配線4cおよびGND用表層配線4hなどの表層配線とは、必ず絶縁されていなければならない。
そこで、前提技術となるパッケージ基板4では、図17に示すように、キャップ9の表層配線上の脚部9bに開口部(肉逃げ部)9aが形成されており、キャップ9の脚部9bと表層配線とが接触しないようなキャップ形状になっている。
なお、図20および図22は、キャップ9の脚部9bの開口部9aと、パッケージ基板4の信号用表層配線4cおよびGND用表層配線4hとの位置関係の詳細を示したものである。すなわち、キャップ9の脚部9bは、信号用表層配線4cおよびGND用表層配線4hと接触しないようにGND用表層配線4hの両脇の外側の箇所まで開口部9aとして開口している。
さらに、パッケージ基板4の表層配線である信号用表層配線4cの同軸ケーブル7との接続領域以外の箇所は、図20に示すように樹脂などからなる絶縁性の薄膜(非導電性の薄膜)であるソルダレジスト4jによって被覆されている(GND用表層配線4hも同じ)。このソルダレジスト4jは、絶縁の機能とともに同軸ケーブル7の半田接続31のための半田の流れ止めの機能も有している。
したがって、表層配線に対して、キャップ9の肉逃げ部である開口部9aと絶縁性の薄膜であるソルダレジスト4jとが形成されているため、表層配線とキャップ9とが接触することは防げる。
なお、キャップ9には、図17および図18に示すように、角部および側部などにも表層配線と接触しないような肉逃げ部である切り欠き部9cが形成されている。
また、キャップ9は、シールド効果も必要とするため、図19に示すように、銅合金などからなる基材9dの表面全体がクロム系の導電膜9eによって被覆され、さらに、その外側の面のみが、他の部品などとの電気的ショートを防止するように非導電膜9fによって覆われている。
このようなキャップ9が、図21および図22に示すように、パッケージ基板4の主面4aに形成された信号用表層配線4cおよびGND用表層配線4hと同一の層に取り付けられている。なお、半田バンプ電極5の下地電極の層とも同一の層である。
また、キャップ9の脚部9bの開口部9aが形成されていない箇所は、図21に示すように前記シールド効果を高めるために、脚部9bが導電材25を介してパッケージ基板4の内部のGND層4fとビア配線4iを介して接続されており、キャップ9自体がパッケージ基板4の内部のGND層4fおよびGND用表層配線4hと電気的に接続されている。
これにより、高周波信号の半田バンプ電極5の周囲がGND電位で囲まれた状態となり、キャップ9によるシールド効果を高めることができる。
また、高周波信号の半田バンプ電極5すなわち信号用表層配線4cと接続される半田バンプ電極5は、図22に示すように、最外周の半田バンプ電極5列の辺のほぼ中央部に配置された半田バンプ電極5とすることが好ましく、この半田バンプ電極5と信号用表層配線4cを介して接続される同軸コネクタ11も辺のほぼ中央部に配置することが好ましい。
これによって、マイクロストリップ線路4gを最短にすることができ、高周波の周波数特性の損失を最小限に抑えた高速信号伝達を実現できるとともに、マイクロストリップ線路4gにノイズがのることも低減できる。
次に、図23に示す参考例1の変形例の高周波パッケージ1は、図11に示す薄型同軸コネクタ24を使用した高周波パッケージ1にキャップ9を取り付けた構造のものであり、図23に示す高周波パッケージ1によれば、高周波パッケージ1の薄型化と放熱性の両者を向上させることができる。
また、図24に示す参考例1の変形例の高周波パッケージ1は、半導体チップ2の背面2bに取り付けられたキャップ9の表面に、さらに、熱伝導性接着剤10を介して放熱ブロック(放熱部材)26を取り付けたものであり、高周波パッケージ1の放熱性をさらに向上できる。
また、図25に示す参考例1の変形例の高周波パッケージ1は、半導体チップ2に加えてさらに第2の半導体チップ27をパッケージ基板4上に搭載した構造を示したものであり、両チップを覆うキャップ9が取り付けられている。
ここでは、同軸ケーブル7と表層のマイクロストリップ線路4gを介して接続された半導体チップ2から第2の半導体チップ27に対して、パッケージ基板4の内部信号配線4dを介して信号が入力され、さらに、第2の半導体チップ27の半田バンプ電極5から内部信号配線4dを介して外部接続用端子であるボール電極3に信号が伝達される。
また、図26および図27に示す本発明の実施の形態の高周波パッケージ1は、両者ともフレーム部材8にバランサ28が取り付けられたものである。バランサ28は、高周波パッケージ1の基板実装時に、高周波パッケージ1が傾かないようにパッケージ重心を調整する働きをする。
図26は、ネジ部材29を介してバランサ28をフレーム部材8に固定したものであり、また、図27は、バランサ28に溝を形成し、この溝をフレーム部材8に嵌合させてバランサ28をフレーム部材8取り付けた構造のものである。
したがって、図26および図27の高周波パッケージ1では、その基板実装時に、高周
波パッケージ1が傾かないようにバランサ28によってパッケージ重心を調整している。
次に、パッケージ基板4と半導体チップ2の配置位置について説明する。
高周波パッケージ1では、半導体チップ2は、パッケージ基板4上でなるべく同軸ケーブル7に近い領域に配置することが好ましい。
すなわち、パッケージ基板4の表層のマイクロストリップ線路4gを介して高周波の信号を同軸ケーブル7から半導体チップ2に伝達する際に、マイクロストリップ線路4gの経路が長いとノイズがのって高周波特性が低下するため、これを防ぐために半導体チップ2をパッケージ基板4の中央部より同軸ケーブル7寄りに片寄らせて配置することが好ましく、できる限り同軸ケーブル7の近くに配置する。
これにより、マイクロストリップ線路4gの長さを短くすることができ、ノイズがのって高周波特性が低下することを抑えられる。
図13に示す高周波パッケージ1は、1つの半導体チップ2がパッケージ基板4に搭載されている場合であり、半導体チップ2はパッケージ基板4の中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されており、この同軸コネクタ11に同軸ケーブル7を嵌合することにより、半導体チップ2は中央部より同軸ケーブル7寄りに配置されていることになる。
図28と図29は、高周波の半導体チップ2と低周波の第2の半導体チップ27がパッケージ基板4に搭載されている場合であり、高周波の半導体チップ2は、パッケージ基板4の中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されているとともに、低周波の第2の半導体チップ27より同軸コネクタ11寄りに配置されており、さらに、片方の半導体チップ2に対して2つの同軸コネクタ11が対応して取り付けられているものである。
図30は、図28の構造に対する変形例であり、2つの同軸コネクタ11の配置組み合わせを変えたものである。
図31と図32は、それぞれパッケージ基板4に1つの半導体チップ2が搭載されている場合であり、図31は同一の辺に2つの同軸コネクタ11が設けられている場合であり、半導体チップ2は中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されている。
また、図32も、半導体チップ2は中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されているが、2つの同軸コネクタ11が対向する2つの辺にそれぞれ向かい合って対称に配置されている。
図33、図34の高周波パッケージ1は、1つの半導体チップ2が中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されており、これに対応して最も近い辺に同軸コネクタ11が設けられている。さらに、パッケージ基板4の主面4a上の半導体チップ2の周囲には複数のチップコンデンサ30が搭載されている。
すなわち、半導体チップ2を中央部より同軸コネクタ11寄りに配置しているため、半導体チップ2のわきの反対側の空きスペースに複数のチップコンデンサ30などを搭載することができる。
これに対して、図35、図36に示す高周波パッケージ1は、1つの半導体チップ2が中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されているとともに、パッケージ基板4の裏面4bのチップ対応領域に複数のチップコンデンサ30を搭載している場合であり、また、図37、図38に示す高周波パッケージ1は、1つの半導体チップ2が中央部より同軸コネクタ11寄りに配置されているとともに、パッケージ基板4の裏面4bのチップ対応領域に形成されたキャビティである凹部4lに複数のチップコンデンサ30が搭載されている。
図28〜図38に示す何れの高周波パッケージ1であっても、その小型化、薄型化および低コスト化を図ることができる。
参考例2)
図39は本発明の参考例2の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図、図40および図41はそれぞれ本発明の参考例2の変形例の高周波パッケージの構造を示す断面図、図42は図41に示す高周波パッケージの組み立てにおけるキャップ装着状態の一例を示す断面図、図43は図41に示す高周波パッケージの組み立てにおける補助基板と同軸ケーブルの接続状態の一例を示す部分断面図、図44は図41に示す高周波パッケージの組み立てにおけるテスティング状態の一例を示す部分断面図、図45は図41に示す高周波パッケージの組み立て完了後の構造の一例を示す部分断面図である。
参考例2の図39に示す半導体装置は、前提技術となる高周波パッケージ1と同様に、同軸ケーブル7を有した光通信用の高周波の半導体パッケージであるが、実施の形態1で説明したような同軸ケーブル7が同軸コネクタ11を介して取り付けられたり、あるいは同軸ケーブル7が直付けでチップキャリアであるパッケージ基板4に取り付けられるのではなく、同軸ケーブル7が図2に示す光モジュール14(半導体モジュール装置)のモジュール基板13に接続され、このモジュール基板13がパッケージ基板4と突起電極を介して接続される構造のものである。
したがって、同軸ケーブル7からパッケージ基板4に対して高周波の信号を伝達する際の中継部材としてモジュール基板13を用いるものであり、モジュール基板13にも、その主面13aの表層に、信号用表層配線(表層配線)13cと、この信号用表層配線13cと絶縁層13eを介して内部に形成されたGND層(接地導体層)13fとからなるマイクロストリップ線路13gが形成されている。
そこで、パッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gの信号用表層配線4cと同軸ケーブル7の芯線7aとがモジュール基板13のマイクロストリップ線路13gの信号用表層配線13cを介して接続されている。
すなわち、パッケージ基板4のフリップチップ接続側の主面4aに外部接続用端子である薄型ボール電極34が形成されているため、パッケージ基板4の主面4aとモジュール基板13の主面13aとを対向させて配置することにより、半田などからなる薄型ボール電極34を介してパッケージ基板4の信号用表層配線4cとモジュール基板13の信号用表層配線13cとを接続することができ、これによって、半田の薄型ボール電極34を介してパッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gとモジュール基板13のマイクロストリップ線路13gとが接続されている。
したがって、参考例2の高周波パッケージ1も、同軸ケーブル7からの高周波(例えば、40Gbps)の信号をモジュール基板13の信号用表層配線13cを介し、かつ薄型ボール電極34を介して直接半導体チップ2に入れることができ、高周波の信号をモジュール基板13を介してパッケージ基板4の表層の全てマイクロストリップラインのみで伝達可能である。
これにより、前提技術となる高周波パッケージ1と同様に、高周波信号を、ビアによる配線などを介さずにモジュール基板13およびパッケージ基板4の表層のマイクロストリップラインのみで伝達することにより、周波数特性を損失させずに高周波信号を伝達することができる。
なお、低周波側の信号は、パッケージ基板4の内部信号配線4dを通って、薄型ボール電極34を介してモジュール基板13の内部信号配線13dを通って外部に送られる。
また、半導体チップ2はパッケージ基板4にフリップチップ接続された状態で、モジュール基板13の開口部13hに配置され、さらに、半導体チップ2の背面2bには熱伝導性接着剤10を介して放熱ブロック(放熱部材)26が取り付けられており、したがって、モジュール基板13の裏面13b側には放熱ブロック26が配置されている。
参考例2の高周波パッケージ1では、同軸ケーブル7をパッケージ基板4に直付けせずに同軸ケーブル7とパッケージ基板4との間にモジュール基板13を介在させる構造であるため、ICメーカでは、パッケージ基板4に半導体チップ2をフリップチップ接続した構造体を製品として扱うことができる。
この場合、同軸ケーブル7はユーザ側でモジュール基板13に接続することになり、さらに、ユーザ側でパッケージ基板4とモジュール基板13との接続を薄型ボール電極34を介して行って高周波パッケージ1を組み立てる。
このように中継部材としてモジュール基板13を用いた高周波パッケージ1では、半導体チップ2が搭載されたパッケージ基板4と、同軸ケーブル7を接続したモジュール基板13とを別々に組み立てた後に両者を接続するため、それぞれの歩留りの切り分けを行うことができる。
すなわち、半導体チップ2の組み立て体と、同軸ケーブル7の組み立て体とでそれぞれ歩留りリスクを分けることができ、両組み立て体を接続した後の構造体の歩留りを向上できる。
また、モジュール基板13を用いた高周波パッケージ1では、高価な同軸コネクタ11を使用しないため、高周波パッケージ1の低コスト化を図ることができ、かつ薄型化を図ることができる。
さらに、パッケージ基板4のフリップチップ接続側の主面4aに全ての外部接続用端子が設けられているため、40Gbpsの高周波の半導体チップ2の選別の際に、選別テストを容易に行うことができる。
すなわち、パッケージ基板4の片側の面(主面4a)に高周波と低周波の全ての外部接続用端子が設けられているため、選別テストの際にプローブ針を接触させることが容易になり、複雑な形状の治具を用いることなくテストを行うことができる。
その結果、テスト時間を短縮することができる。
なお、図40に示す参考例2の変形例の高周波パッケージ1は、半導体チップ2の背面2bに、まず熱伝導性接着剤10を介してキャップ9が取り付けられ、さらに、このキャップ9の表面に熱伝導性接着剤10を介して放熱ブロック26が取り付けられたものである。
この場合、キャップ9には、キャップ9と信号用表層配線4cなどの表層配線とを絶縁する開口部(肉逃げ部)9aが形成されている。
さらに、図40に示す高周波パッケージ1は、キャップ9のみでなくこのキャップ9に放熱ブロック26が設けられていることにより、高周波パッケージ1の放熱性をさらに高めることができ、高周波特性の劣化を防ぐことができる。
次に、図41に示す参考例2の変形例の高周波パッケージ1は、同軸ケーブル7とパッケージ基板4の信号用表層配線4cとを接続する中継部材が、第2パッケージ基板である補助基板32の場合であり、この補助基板32には、その主面32aの表層に、信号用表層配線(表層配線)32cと、この信号用表層配線32cと絶縁層32eを介して内部に形成されたGND層(接地導体層)32fとからなるマイクロストリップ線路32gが形成されている。
そこで、パッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gの信号用表層配線4cと同軸ケーブル7の芯線7aとが補助基板32のマイクロストリップ線路32gの信号用表層配線32cを介して接続されている。
すなわち、パッケージ基板4のフリップチップ接続側の主面4aに外部接続用端子である薄型ボール電極34が形成されており、パッケージ基板4の主面4aと補助基板32の主面32aとを対向させて配置することにより、半田などからなる薄型ボール電極34を介してパッケージ基板4の信号用表層配線4cと補助基板32の信号用表層配線32cとを接続することができ、これによって、半田の薄型ボール電極34を介してパッケージ基板4のマイクロストリップ線路4gと補助基板32のマイクロストリップ線路32gとが接続されている。
したがって、図41に示す参考例2の変形例の高周波パッケージ1も、同軸ケーブル7からの高周波(例えば、40Gbps)の信号を補助基板32の信号用表層配線32cを介し、かつ薄型ボール電極34を介して直接半導体チップ2に入れることができ、高周波の信号を補助基板32を介してパッケージ基板4の表層の全てマイクロストリップラインのみで伝達可能となる。
これにより、前提技術となる高周波パッケージ1と同様に、高周波信号を、ビアによる配線などを介さずに補助基板32およびパッケージ基板4の表層のマイクロストリップラインのみで伝達することにより、周波数特性を損失させずに高周波信号を伝達することができる。
なお、低周波側の信号は、パッケージ基板4の内部信号配線4dを通って、薄型ボール電極34を介して補助基板32の内部信号配線32dを通り、かつピン部材(接続用端子)33を介してモジュール基板13などに伝送される。
また、半導体チップ2はパッケージ基板4にフリップチップ接続された状態で、補助基板32の開口部32hに配置され、さらに、半導体チップ2の背面2bには熱伝導性接着剤10を介してキャップ9が取り付けられ、さらにキャップ9の表面には放熱ブロック(放熱部材)26が取り付けられており、したがって、補助基板32の裏面32b側には放熱ブロック26が配置されている。
参考例2の高周波パッケージ1では、同軸ケーブル7側の部品と、半導体チップ2側の部品とに分けてそれぞれ選別を行い、良品同士を接続することにより、高周波パッケージ1としての歩留りの向上を図ることができる。
すなわち、キャップ9が取り付けられた半導体チップ2をフリップチップ接続した図42に示すチップ側構造体36と、補助基板32に同軸ケーブル7を半田接続31で接続した図43に示すケーブル側構造体37とをそれぞれ組み立て、それぞれの構造体を別々に選別テストする。
これにより、両構造体ともマイクロストリップラインを含んでいるため、それぞれの部品として高周波テストが行え、かつ良品同士を接続することにより、それぞれの歩留りの切り分けを行うことができる。その結果、チップ側構造体36と、ケーブル側構造体37とでそれぞれ歩留りリスクを分けることができ、両構造体を接続した図41に示す高周波パッケージ1の歩留りを向上できる。
さらに、チップ側構造体36とケーブル側構造体37をそれぞれ単独の部品として流通させることができ、それぞれを部品として入手することもできる。
また、パッケージ基板4のフリップチップ接続側の主面4aに全ての外部接続用端子が設けられているため、40Gbpsの高周波の半導体チップ2の選別の際に、選別テストを容易に行うことができる。
すなわち、パッケージ基板4の片側の面(主面4a)に高周波と低周波の全ての外部接続用端子が設けられているため、選別テストの際にプローブ針を接触させることが容易になり、複雑な形状の治具を用いることなくテストを行うことができる。
その結果、テスト時間を短縮することができる。
なお、補助基板32は、図44に示すようにテスティング基板35として用いることも可能であり、パッケージ基板4の選別テストの際にソケットとして用いることも可能である。
その際、ACF(Anisotropic Conductive Film)などのインタポーザ35aを介してパッケージ基板4とテスティング基板35とを電気的に接触させ、ピン部材35bを介して信号を外部に伝達してテストを行う。
なお、テスティング基板35には、補助基板32などと同様に、信号用表層配線35c、内部信号配線35d、信号用表層配線35cと絶縁層35eを介して配置されたGND層35fおよびマイクロストリップ線路35gが形成されている。
図42に示すチップ側構造体36と、図43に示すケーブル側構造体37とをそれぞれ別々に選別テストし、それぞれに良品を取得した後、チップ側構造体36とケーブル側構造体37とを接続して組み立てたものが、図45に示す本実施の形態2の変形例の高周波パッケージ1である。
さらに、キャップ9の表面に熱伝導性接着剤10を塗布し、熱伝導性接着剤10を介して放熱ブロック26を取り付けるとともに、この高周波パッケージ1をピン部材33を介して光モジュール14のモジュール基板13に搭載したものが図41に示す実装構造である。
なお、図41に示す高周波パッケージ1は、半導体チップ2の背面2bに、まず熱伝導性接着剤10を介してキャップ9が取り付けられ、さらに、このキャップ9の表面に熱伝導性接着剤10を介して放熱ブロック26が取り付けられているが、光モジュール14ではモジュールケース15が放熱ブロック26の役割を共有しており、かつキャップ9には、キャップ9と信号用表層配線4cなどの表層配線とを絶縁する開口部(肉逃げ部)9aが形成されている。
したがって、図41に示す高周波パッケージ1においても、キャップ9のみでなくこのキャップ9に放熱ブロック26(モジュールケース15)が設けられていることにより、高周波パッケージ1の放熱性をさらに高めることができ、高周波特性の劣化を防ぐことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記参考例1では、半導体装置がボールグリッドアレイ型の半導体パッケージの場合について説明したが、前記半導体装置は、パッケージ基板の面内に複数の外部接続用端子が配置された構造のものであれば、例えば、LGA(Land Grid Array)などであってもよい。
さらに、前記参考例1,2では、半導体チップ2がパッケージ基板4に対してフリップチップ接続されている場合を説明したが、半導体チップ2とパッケージ基板4の電気的な接続方法は、フリップチップ接続に限らず、平板状の金属ワイヤを用いたリボンボンディングなどであってもよい。
本発明は、同軸ケーブルを用いた電子装置に好適である。
本発明の前提技術となる半導体装置(高周波パッケージ)の構造の一例を示す断面図である。 図1に示す高周波パッケージが組み込まれる光モジュールの構造の一例を示す外観斜視図である。 図2に示す光モジュールの構造を示す断面図である。 図2に示す光モジュールに組み込まれる部品の配置の一例を示す平面図である。 図2に示す光モジュールに組み込まれる部品の配置の一例を示す断面図である。 本発明の参考例1の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 図1に示す高周波パッケージの配線基板におけるマイクロストリップ線路の構造の一例を示す部分平面図である。 図7に示すマイクロストリップ線路の構造を示す部分断面図である。 図1に示す高周波パッケージの配線基板における変形例のマイクロストリップ線路の構造を示す部分平面図である。 図9に示す変形例のマイクロストリップ線路の構造を示す部分断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す斜視図と断面図である。 図1に示す高周波パッケージのキャップ装着構造の一例を示す断面図である。 図12に示すキャップ装着構造の平面図である。 図13のA−A線に沿って切断した断面の構造を示す断面図である。 図13に示すキャップ装着構造の底面図である。 図12に示すキャップ装着構造における表層配線とキャップの位置関係の一例を示す平面図である。 図14のC矢視から眺めたキャップの構造を示す底面図である。 図17に示すキャップの構造を示す側面図である。 図17に示すキャップの構造を示す断面図と角部の拡大部分断面図である。 図13のA−A線に沿って切断した断面の詳細構造を示す拡大部分断面図である。 図13のB−B線に沿って切断した断面の詳細構造を示す拡大部分断面図である。 図12に示すキャップ装着構造における表層配線とキャップの開口部の位置関係の一例を示す拡大部分平面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 図12に示すキャップに放熱部材を取り付けた構造の一例を示す拡大部分断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 図28に示す高周波パッケージの構造を示す断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 図33に示す高周波パッケージの構造を示す断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 図35に示す高周波パッケージの構造を示す断面図である。 本発明の参考例1の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す平面図である。 図37に示す高周波パッケージの構造を示す断面図である。 本発明の参考例2の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 本発明の参考例2の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 本発明の参考例2の変形例の半導体装置(高周波パッケージ)の構造を示す断面図である。 図41に示す高周波パッケージの組み立てにおけるキャップ装着状態の一例を示す断面図である。 図41に示す高周波パッケージの組み立てにおける補助基板と同軸ケーブルの接続状態の一例を示す部分断面図である。 図41に示す高周波パッケージの組み立てにおけるテスティング状態の一例を示す部分断面図である。 図41に示す高周波パッケージの組み立て完了後の構造の一例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 高周波パッケージ(半導体装置)
2 半導体チップ
2a 主面
2b 背面
3 ボール電極(外部接続用端子)
3a サポートボール
4 パッケージ基板(配線基板)
4a 主面
4b 裏面
4c 信号用表層配線(表層配線)
4d 内部信号配線
4e 絶縁層
4f GND層(接地導体層)
4g マイクロストリップ線路
4h GND用表層配線(接地用表層配線)
4i ビア配線
4j ソルダレジスト
4k 段差
4l 凹部
5 半田バンプ電極
6 アンダーフィル樹脂
7 同軸ケーブル
7a 芯線
7b シールド
8 フレーム部材
9 キャップ(放熱部材)
9a 開口部(肉逃げ部)
9b 脚部
9c 切り欠き部(肉逃げ部)
9d 基材
9e 導電膜
9f 非導電膜
10 熱伝導性接着剤
11 同軸コネクタ(中継部材)
12 ガラスビーズ
13 モジュール基板(中継部材)
13a 主面
13b 裏面
13c 信号用表層配線(表層配線)
13d 内部信号配線
13e 絶縁層
13f GND層(接地導体層)
13g マイクロストリップ線路
13h 開口部
14 光モジュール(半導体モジュール装置)
15 モジュールケース
16 フィン
17 モジュールコネクタ
18 風
19 アンプ素子
20 光電変換器
21 マイクロストリップライン構造
22 同軸構造
23 コプレーナ構造
23a コプレーナ線路
24 薄型同軸コネクタ(板状部材)
24a 信号用表層配線(表層配線)
24b GND線(接地配線)
24c マイクロストリップ線路
24d 段差
25 導電材
26 放熱ブロック(放熱部材)
27 第2の半導体チップ
28 バランサ
29 ネジ部材
30 チップコンデンサ
31 半田接続
32 補助基板(中継部材)
32a 主面
32b 裏面
32c 信号用表層配線(表層配線)
32d 内部信号配線
32e 絶縁層
32f GND層(接地導体層)
32g マイクロストリップ線路
32h 開口部
33 ピン部材(接続用端子)
34 薄型ボール電極
35 テスティング基板
35a インタポーザ
35b ピン部材
35c 信号用表層配線
35d 内部信号配線
35e 絶縁層
35f GND層
35g マイクロストリップ線路
36 チップ側構造体
37 ケーブル側構造体

Claims (1)

  1. 表層配線と、前記表層配線と絶縁層を介して内部に形成された接地導体層とを有する配線基板と、
    前記配線基板に電気的に接続されて搭載された半導体チップと、
    前記表層配線に芯線が電気的に接続された同軸構造を備えた構造体とを有し、
    前記配線基板の主面またはその反対側の裏面の何れかの面内に複数の外部接続用ボール電極が配置され、
    前記配線基板の前記構造体が設けられた側と反対側にバランサが配置されていることを特徴とする半導体装置。
JP2007279064A 2007-10-26 2007-10-26 半導体装置 Expired - Fee Related JP4820798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279064A JP4820798B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279064A JP4820798B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 半導体装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002053222A Division JP2003258142A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008034890A JP2008034890A (ja) 2008-02-14
JP4820798B2 true JP4820798B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39123923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007279064A Expired - Fee Related JP4820798B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4820798B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101632399B1 (ko) 2009-10-26 2016-06-23 삼성전자주식회사 반도체 패키지 및 그 제조방법
KR102123637B1 (ko) * 2018-12-28 2020-06-16 주식회사 엑시콘 멀티채널 커넥터

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053231A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Pfu Ltd Lsiパッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008034890A (ja) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7649499B2 (en) High-frequency module
US6911733B2 (en) Semiconductor device and electronic device
EP2626897B1 (en) Transmission line transition having vertical structure and single chip package using land grid array joining
US6534879B2 (en) Semiconductor chip and semiconductor device having the chip
JP4125570B2 (ja) 電子装置
CN109244045B (zh) 一种厚膜基板小型化金属管壳封装结构
US11340412B2 (en) Optical module
JP2001085602A (ja) 多重チップ半導体モジュールとその製造方法
US8222725B2 (en) Metal can impedance control structure
JP2004254068A (ja) 高周波送受信モジュール
JP2003258142A (ja) 半導体装置
US6531775B1 (en) High-frequency module
JP4820798B2 (ja) 半導体装置
US6998292B2 (en) Apparatus and method for inter-chip or chip-to-substrate connection with a sub-carrier
JP4171218B2 (ja) 表面実装モジュール
JP4850056B2 (ja) 半導体装置
JP3998562B2 (ja) 半導体装置
JP2010141366A (ja) 半導体装置
CN210575925U (zh) 封装模组和雷达系统
KR20040063784A (ko) 반도체장치
CN115036296A (zh) 天线设备、电子装置及其形成方法
JP2007235149A (ja) 半導体装置および電子装置
CN113690729B (zh) 一种封装结构及光模块
US20240235071A9 (en) Circuit module
US20240136739A1 (en) Circuit module

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees