JPH03142253A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03142253A
JPH03142253A JP27056790A JP27056790A JPH03142253A JP H03142253 A JPH03142253 A JP H03142253A JP 27056790 A JP27056790 A JP 27056790A JP 27056790 A JP27056790 A JP 27056790A JP H03142253 A JPH03142253 A JP H03142253A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、記録面の走査により順次記録を行う記録装置
に関し、特に異なるインク色により記録を行う記録装置
に関する。
従来、インクジェット方式の記録装置においては、イン
クタンクをキャリッジ上に搭載して、インクジェット記
録ヘッドとともに記録面を走査するものが一般的であっ
た。この記録装置においては、キャリッジの駆動負荷お
よび記録の高速性を考慮して、上記インクタンクの容量
は制限されていた。
一方、異なった色インクを用いて多色記録を行う記録装
置がある。多色記録を行うには、いずれの色インクもイ
ンクタンク内に満たしておく必要があるため、長期間の
記録を行うには大容量のインクタンクが望ましい。しか
しながら、上述のように、キャリッジの駆動負荷および
高速記録との関係からその容量に制約を受けていた。
また、キャリッジの駆動負荷を軽減するために、特開昭
54−164135号公報のようにインクタンクを大容
量のメインタンクと小容量のサブタンクに分離し、サブ
タンクをキャリッジに搭載するものがあった。この場合
においても、記録ヘッドから吐出されたインク分を安定
に供給(リフィル)するためには、吐出インク量に応じ
たサブタンク容量が必要となる。つまり、リフィルを安
定に行うためには、容量の大きいサブタンクが望ましい
。ところが、やはりキャリッジの駆動負荷等の面から、
その容量に制約を受けていた。
以上のように、従来の多色記録を行うインクジェット方
式の記録装置においては、記録の長時間化、リフィルの
安定化の面からはインクタンクやサブインクタンクは大
容量が望ましいが、キャリッジの駆動負荷軽減化、高速
記録化の面からは、これとは逆に小容量化の要請があっ
た。そのため、上記の要望を全て満たした記録装置はな
く、いずれかを犠牲にしなければならなかった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもの
であり、キャリッジの駆動負荷を軽減して高速記録を行
い得るとともに、多色記録の長時間化、安定化を図り得
るインクジェット方式の記録装置を提供することを目的
とする。
以下、本発明の記録装置に係る一実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例では、
2種類のインクにより多色記録を行い、インクタンクを
メインタンクとサブタンクに分離して、サブタンクをキ
ャリッジに搭載した場合について説明する。
従来のこの種記録装置に比して格段にかかる簡単化を果
した本発明記録装置の構成配置の例を第1図および第2
図に示す。図示の構成配置においては、例えば3本のイ
ンクジェットノズルN1〜N3およびサブタンクSTを
有する記録ヘッドをキャリッジGAに搭載してあり、そ
のキャリッジCAの駆動をリニアモータによって行って
いる。そのリニアモータは、永久磁石PM、磁性板Yl
、 6fl性摺動軸Y2等の部材により磁気閉回路を構
成して、磁性摺動軸Y2に沿って摺動可能にしたコイル
ボビンCBに巻回したコイルCに通電し、フレミングの
左手の法則によりコイルボビンCBと一体に構成したキ
ャリッジCAを電流の極性に応じた方向に駆動して摺動
させ、キャリッジCAの摺動軸Y2上における往復運動
をコイルCに流す電流の極性を反転させることによって
行わせている。また、例えば非磁性材よりなるスリット
板O8等の目盛板を、目盛スリットが摺動軸Y2に垂直
になるようにして磁性板Y1に固定して、キャリッジC
Aの位置制御の目安とする。しかして、キャリッジCA
には、・コイルCのコイルボビンCB、インクジェット
ノズルNl〜N3、それらのノズルにインクを供給する
サブタンクSTおよび例えばホトトランジスタPTより
なる発光素子ならびにフレキシブル配線を施した配線板
PLを固定してあり、また、キャリッジCAが待機して
いるホーム位置に設けたホトダイオードLBとホトトラ
ンジスタPBとの間の光路を遮ぎる遮蔽板SBをも一体
構成にしである。上述したフレキシブル配線板FLの一
方の端子FLIには、コイルCの端子CI。
C2、インクジェットノズルNl〜N3の駆動源となる
ピエゾ素子PZI−PZ2の各端子(図示せず)、ホト
ダイオードLEの端子LETおよびホトトランジスタP
Tの端子PTTを電気的および機械的に接続しである。
また、フレキシブル配線板PLの他方の端子FL2は、
押え板Pによりインク供給管TI、T2とともに固定し
である。そのインク供給管Tl、T2は、永久磁石PM
と磁性板Y1との間に設けた磁気的に必要な空隙を利用
して後方に導き、その後端部にはメインタンクMTI 
、 MT2を結合させ、サブタンクSTにインクを供給
するようにしである。メインタンクMTIには主体とな
る印字に使用するインク色のインクを蓄えてあり、また
、メインタンクMT2には非主体もしくは特徴を表わす
印字に使用するインク色のインクを蓄えである。また、
スリット板O8は、ホトダイオードLEとホトトランジ
スタPTとの間の記録ヘッドNに対して垂直に配置して
あり、所要スペースを削減して小型になし得る。さらに
、キャリッジCAの移動に伴って、ホトダイオードLE
から放射する赤外光が、互いに同一ピッチのスリットを
配列したスリット板O3とホトトランジスタPTの受光
部に取付けた受はスリット板QSとにより、ホトトラン
ジスタPTにオン・オフを繰返させ、第3図(B)に示
すようなタイミングパルスTPを発生させる。このタイ
ミングパルスTPにより走査時におけるキャリッジCA
の速度と位置とを検出して、走査速度、インクジェット
ノズルのインク吐出および紙送りパルスモータSPの回
転を制御する。また、キャリッジCAの移動に伴なう遮
蔽板SBの移動によってホーム位置に配設したホトトラ
ンジスタPBもオン・オフし、ホーム位置におけるキャ
リッジCAの有無を表示する。
上述のような構成配置による本発明記録装置において1
行の印字を行う場合には、文字をドツトマトリックスを
もって構成し、印字命令信号によってキャリッジCAが
走査を開始し、タイミングパルスTPによってキャリッ
ジCAの位置を検出し、所定の位置にて主体となる印字
には各インクジェットノズルN1〜N3のうちのN2.
 N3のピエゾ素子PZ2.PZ3に電圧を印加するこ
とによってインクの小滴を突出し、第3図(A)に示す
構成配置における記録紙PPに2ドツトラインの印字を
行う。その2ドツトラインの印字が終了すると、紙送り
パルスモータSPを2ドツトピッチ分だけ回転させると
同時にキャリッジCAをホーム位置に戻す動作を行い、
そのホーム位置の確認はホトトランジスタPBによって
行う。また、紙送りには、パルスモータSPの回転をモ
ータ軸ギヤ(図示せず)からギヤGl、G2により順次
に減速伝達する。その最終段G2はプラテンPLの軸に
固定してあり、行方向に記録紙PPを所定量だけ送るこ
とができる。かかる紙送り動作を繰返し、行方向の所定
のドツトライン、例えば7ラインの印字が終了すると、
行間を含めた所定量だけパルスモータSPによりプラテ
ンPLを回転させ、1行分の印字を終了する。また、非
主体となる印字を行うには、インクジェットノズルN1
のピエゾ素子PZIに電圧を印加してインクの小滴を突
出し、記録紙PPに1ドツトラインの印字を行い、その
1ドツトラインの印字が終了すると、紙送りパルスモー
タSPを1ドツトピッチ分だけ回転させると同時に、キ
ャリッジCAをホーム位置に戻し、上述と同様に、行方
向の所定のドツトラインの印字が終了すると、印字行間
を含めた所定量だけパルスモータSPによってプラテン
PLを回転させ、1行の印字を終了する。かかる印字の
終了後には、インクジェットノズルN1〜N3をキャッ
プKPの位置まで移動させて停止させることにより、イ
ンクジェットノズルの目詰まり、乾燥、メニスカス後退
等の発生を防止する。
第3図(A)に示す構成におけるDi、D2は衝突緩衝
用ダンパであり、発泡体等からなっており、キャリッジ
GAの衝突を柔らげ、ノズルからのインク漏れ、メニス
カスの後退等を防止する。また、サブタンクSTは、第
1図に点線にて区分して示すように、その内部が、主体
となる印字に使用する第1のインク色のインクを入れる
場所STlと非主体となる印字に使用する第2のインク
色のインクを入れる場所ST2とに分けられており、主
体となる印字に使用するノズル数、すなわちインク量に
応じて、その容積も、場所STIの方が場所ST2より
大きくしてあり、また、その機構上、磁性板Yl、ダン
パD1等に直接に接触しないように配置しであるので、
衝撃はほとんど伝わらず、サブタンクST内の泡立ちも
少ない。さらに、サブタンクST、すなわち場所STI
 、 ST2にインク供給管Tl、T2を介してインク
を供給するメインタンクMTI、MT2のインク量は、
第1のインク色のインク量を多くし、第2のインク量を
少なくして、無駄なく実用に適した状態にてメインタン
クMT全体を小型に形成しである。
上述したように、本発明記録装置においては、非磁性材
の目盛板を垂直に配置し、メインタンクの大きさ、サブ
タンクの大きさ等を考慮し、小型、軽量かつ簡易な構造
とすることができ、また、キャリッジの駆動に特に設け
たモータを用いないので、ギヤ、リンク、ラック等が不
必要であり、さらに、紙送りにもラチェット、プランジ
ャ等を用いないので、極めて静かに動作する記録装置と
することができる。特に、目盛板を垂直に配置しである
ので、ごみ9紙かす等も乗らず、また、水平に配置した
場合よりもたわみがなく、キャリッジの移動抵抗も少な
くすることができる。
また、キャリッジにサブタンクおよびフレキシブル配線
板を載置し、さらに、種々の電気部品を接続しであるの
で、簡易安価に製作することができ、また、フレキシブ
ル配線板により自由な移動が可能となり、しかも、キャ
リッジ上のサブタンクへのインク供給管を1個所に係止
しであるので簡便となるなどの種々の効果が得られる。
なお、上述の例において、目盛板O3には、スリットS
Sを第3図(A)に示すように設けて、位置の確認制御
と移動速度の一定化のための制御とに兼用している。す
なわち、スリットSSは、第3図(A)に示すように、
印字用紙PPの長さを超える程度に長く設けて、キャリ
ッジCAが初期のホーム位置HOから移動し始めてスリ
ットSSを、例えば、第1のインク色のノズルN2を基
準にして8個計数するまでに速度を調整して、8個計数
したときから1桁目の印字を開始し得るようにし、第8
〜第12番目のスリット間にて1桁の印字を終了させ、
第13、第14番目のスリットは隣接桁との間の空白と
し、以後、同様の印字過程を繰返す。なお、第3図(A
)に示したスリット列中、ASは印字開始位置を検出す
るためのアプローチスリットであり、C8は各印字位置
を検出するキャラクタスリットであり、BSは印字量空
白を検出するブランクスリットであって、これらの各種
スリットおよびその間隔によってキャリッジCAの移動
速度の一定化も図るようにする。また、キャリッジCA
がホーム位置から移動し始めてホトトランジスタPBか
らの信号がオフからオンになる位置は、その位置および
速度のばらつきを考慮して、その位置に対応する部分の
スリットの範囲に、そのばらつきに相当する幅をもたせ
である。さらに、前述したりニアモータの駆動電源電圧
としては2種類の電圧を設定し、通常の印字動作時には
通常の電圧にて駆動し、キャリッジCAを常時右端に押
付けておくホーム位置待機の状態にあるときは通常の電
圧よりも低い電圧に切換えるようにする。すなわち、駆
動電源をオンの状態に設定すると、まず、キャリッジC
Aを、第1図にて右端に向う後退の方向に駆動し、ホト
トランジスタPBからの出力信号によってキャリッジC
Aがホーム位置に移動したことが確認されると、モータ
駆動電圧を低電圧に切換えて、キャリッジCAを減速さ
せてダンパD1に押し当て、前述したキャップKPの部
分の位置にてキャリッジCAを固定する。なお、キャリ
ッジGAが駆動電圧印加の当初からホーム位置にある場
合には、直ちに低電圧にて駆動電圧を印加し、印字待機
の状態にする。また、1行の印字を終了すると、キャリ
ッジCAが後退してホーム位置に達したことを確認する
と、上述と同様に駆動電圧を低電圧に切換えてダンパD
iに押し当ててキャリッジCAの位置を固定し、前述し
た保護や強制吸引等によるノズルの回復が確実に行える
ようにする。
つぎに、本発明記録装置における制御回路の構成例を第
4図に示す。第4図の右端に点線にて囲んで示すキャリ
ッジCAを接続する各リード線FF。
FB、 FV、 FT、 FPI〜FP3. FEは、
第1図に示したように、フレキシブル配線板FLIにて
一体に接続し、キャリッジCAの移動を容易にする。し
かして、第4図示の回路構成にて電源を投入すると、コ
ントロール部CCは、信号線I22を一定時間0として
、フリップフロップF1および速度制御部SCをリセッ
トするとともに、カウンタR7C,B10を初期値にセ
ットし、さらにゲートARを介し、印字桁数カウンタP
C、シフトレジスタ5SR,TP分離回路TBをクリア
し、カウンタ5Cを初期値にセットする。また、電源電
圧切換信号線l2svをOとしてトランジスタTR3を
オフにし、モータ駆動電圧として通常電圧が印加される
ようにしてキャリッジCAをホーム位置に移動させる。
すなわち、コイル駆動用信号出力49 g FをOとす
るとともに信号線βBを1として、速度制御部SCおよ
びモータドライバMDを介し、キャリッジCAを駆動し
て後退させ、ホーム位置に向けて駆動し、しかる後に、
コントロール部CCは、ホーム位置を指示する信号線4
丁RによりキャリッジCAがホーム位置にあるか否かを
検知する。その際、キャリッジCAがホーム位置にない
場合には、後退方向に駆動して速度制御を行いながらホ
ーム位置に移動させ、キャリッジCAと一体に構成した
遮蔽板SBにより、ホトダイオードLBによりオンして
いたホトトランジスタPBをオフにしてその出力信号を
Oから1に変化させ、信号線gTRを介し増幅回路AP
2により増幅したうえで、信号線βBGによりコントロ
ール部CCに供給して、キャリッジCAがホーム位置に
あることを検知させる。
そのコントロール部CCにおいては、信号線βS■の信
号レベルをOから1に変えてトランジスタ丁R3をオン
にしてツェナーダイオードZD2の電圧骨を短絡状態に
することにより、モータドライバ部MDに供給する電圧
LMVを低電圧に切換え、モータ駆動信号線12F、 
f2Bをそれぞれ0.1とした状態のままにてキャリッ
ジCAを右端に押し付けておく。
かかる低電圧への切換えにより、コイルの発熱や消費電
力を少なくすることができる。また、キャリッジCAが
初期状態からホーム位置にある場合には、ホトトランジ
スタPBはオフ状態にあって信号レベルが1になってい
るのであるから、上述したと同様にモータ駆動電圧を瞬
時に低電圧に変え、右端の発泡体よりなるダンパDlに
押し付ける。いま、プリント文字メモリCMに印字すべ
き情報をキーボードKBより演算装置ALTを介して格
納しておき、第5図(A)に示すような信号波形の印字
命令信号POによりフリップフロップF1をセットする
と、そのセット出力信号線℃1によりコントロール部C
Cがプリント動作制御状態になり、信号線忍2を一定時
間Oにすることによって、フリップフロップFlおよび
速度制御部SCをリセットし、カウンタR7C,B10
を初期値にセットし、ゲートARを介して印字桁数カウ
ンタPC、シフトレジスタ5SR1TP分離回路TBを
クリアし、カウンタ5cを初期値にセットする。また、
信号線忍S■をlから0としてトランジスタTRSをオ
フにし、モータ駆動電圧LMVを通常電圧に戻すととも
に、信号線βRCを1としてゲートARDを閉成し、フ
リップフロップF2がセットしであるか否かを信号線I
2.Rsを介してチエツクする。このフリップフロップ
F2は、第2のインク色にて印字する際に、ノズルNl
のピエゾ素子PZIを駆動している場合には、信号PR
EDによりセットするものであり、いま、主体となる印
字のためにセットしていないとすれば、コントロール部
CCは、信号線l2Rsを介し、その状態を検知して信
号線g BLRを1とするとともに、信号線β4を1と
してゲートACを閉成し、印字桁数カウンタPCと印字
桁数格納レジスタ、すなわち略称印字桁レジスタPRと
の内容を一致回路COにより一致をとり、その−散出力
信号を、ゲートACを介し、信号線f25により検知す
る。もし、−数回路COにて不一致であった場合には、
信号線βFを1とするとともに、信号線!!、B eo
とすることにより、速度制御部SCおよびモータドライ
バMDを介し、コイルCに通電してモータを駆動し、キ
ャリッジCAを前進方向に移動させて印字を実行してい
く。
いま、印字桁数カウンタPCの内容がOであって、印字
桁レジスタPRの内容がn桁であるとすれば、−数回路
COにおいては不一致の信号を出力し、コントロール部
CCはその不一致を検知して上述の駆動を行う。このよ
うにして、キャリッジCAが前進方向に移動するに伴っ
て、キャリッジCAと一体になっている遮蔽板SBがホ
トダイオードLBとホトトランジスタPBとの間から移
動してその間を遮ざらなくなり、ホトトランジスタPR
はオフからオンへ、すなわち、lからOに変化する。し
かして、ホトトランジスタPBがオンになると、信号線
flBcがOとなり、インバータITRにて1に反転し
てゲー)−ATに入力する。また、キャリッジCAに搭
載した検出部LE、PTが、キャリッジCAの移動に伴
い、スリット板O8を挾んで移動し、スリット検出信号
としてタイミングパルスTPを発生させて、アンプAP
Iを介し、信号線nTPに出力する。したがって、信号
線4TPがlとなってゲートATに入力すると、上述し
たように、インバータITRからゲートATに入力する
信号もlとなっており、さらに、信号線βFによるゲー
トATの入力も1となっているので、ゲートATの出力
が1となり、その点以降にはゲートATP、 STPが
閉成され、フリップフロップF2の状態に応じて信号線
fl BLRが1となっているために、ゲートATPの
出力1がオアゲートOTPを介してTP分離回路TBに
入力する。したがって、TP分離回路TBにはタイミン
グパルスTPが入力することになる。
上述のようにして入力したタイミングパルスTPは、T
P分離回路TBにて、第5図(B)に示すように、印字
の1桁毎に5個づつのパルス群よりなる各印字データ出
力信号TDI−TDnに分離され、信号線β6を介して
カウンタ5Cおよび各ゲートBA8゜BA9.RA8に
入力され、カウンタ5Cの出力はキャラクタジェネレー
タCGに入力する。また、TP分離回路TBからは、印
字開始時から1となる他の信号線β13がコントロール
部CCおよびゲートAiSに入力され、コントロール部
CCにおいては、その信号線氾13からの入力を受けて
、先の信号線忍R3からの第2インク色に対応する入力
に応じ、カウンタR7Gの方は変化させずに、カウンタ
B7Gのみを1だけ歩進させ、その計数出力により、デ
コーダDC2を介して、主体となる第1インク色の印字
のためのゲートBAI〜BA7のうち、指定されたゲー
トを閉成する。
ここで、1行の印字桁数は予め印字桁レジスタPRに格
納されており、印字した文字桁を印字桁数カウンタPC
により計数して、その計数出力を受けたデコーダDC1
により、プリント文字メモリCMの内容を選択し、その
選択した印字内容を、カウンタ5Cの計数出力による制
御のもとに、5×7ドツトマトリツクスにおける縦5列
の各7ドツトからなる印字データ信号としてキャラクタ
ジェネレータCGから出力する。
いま、モータを駆動してキャリッジCAを前進方向に移
動させ、タイミングパルスTPを形成してTP分離回路
TBに導き、印字の各桁毎の5パルスのうち最初の1パ
ルスを信号線忍6に出力すると、カウンタ5Cが初期値
からlだけ歩進し、キャラクタジェネレータCGから印
字ドツトマトリックス中の1列目の7ドツトからなる印
字データが各信号線g91−497に出力されて、各ゲ
ートBAI〜BA7およびRAI〜RA7にそれぞれ入
力する。また、各ゲートBAI〜BA7の他方の入力に
は、デコーダDC2の出力が各信号線Bgt−Bβ4を
介して導いてあり、一方、各ゲートRAINRA7の他
方の入力fm &±、デコーダr)(’:3の出力が器
イ言弓相R戎1〜Rβ7を介して導いである。しかして
、これらのデコーダDC2,DC3は、各カウンタB7
C,R7Gの計数出力値に応じた信号をそれぞれ出力す
るものであり、前述したように、コントロール部CGに
おいては、印字開始時から1となる信号線A13の出力
により、信号綿9R3からの入力の検知結果と合わせて
、カウンタB7Gを1だけ歩進させているので、信号線
[1を1として各ゲートBAI、 BA2を閉成し、1
ドツトラインと2ドツトラインとの印字データを各ゲー
トBA8.BA9に入力する。なお、これらのゲートB
A8. BA9には信号線℃6からの信号も入力しであ
る。一方、信号綿β12の信号は印字開始時から1とな
る信号線β13との同時供給によりゲートAiSを通過
してストローブ信号発生器SCRに人力しており、その
入力に応じたストローブ信号が信号線忍SRを介して各
ゲートBA8.BA9゜RA8に導かれている。したが
って、キャラクタジェネレータCGから出力した各列7
ドツトの印字データのうち、信号線BI21が1となっ
て閉成されているゲートBA1.BA2を通過した1、
2ドットの各データが、信号線126が+1となってい
る時間中およびストローブ信号が出力されている時間中
に、各ゲートBA8.BA9をそれぞれ通過して、パル
ス幅設定回路DS2.DS3およびドライバPD2. 
PD3をそれぞれ介し、ノズルN2. N3のピエゾ素
子PZ2゜PX3をそれぞれ駆動して印字を行わさせる
つぎに、上述した印字制御動作の各タイミングについて
説明すると、まず、TP分離回路TBから出力する印字
開始時から1となる信号線β13に応じ、コントロール
部CCにより制御してカウンタB7Gを1だけ歩進させ
ると、デコーダDC2の出力信号線BI21が1となり
、ゲートBAI、BA2が閉成し、さらに、コントロー
ル部CCから信号線β6を介し、5パルスの信号がゲー
トBA8. BA9. RA8およびカウンタ5Cに入
力し、その5パルス中の1番目のパルスによってカウン
タ5(J$1だけ歩進し、キャラクタジェネレータCG
から印字データが出力され、同時に、ゲートBA8.B
A9.RA8の一方の入力が1となる。しかして、デコ
ーダDC2からの信号線Bβ1が1となる始めの時点に
ては、ゲートBAI、BA2の出力はそれまでの出力の
ままであるが、その後においては、キャラクタジェネレ
ータCGからの上述した印字データが出力となってゲー
トBA8.BA9の他方の入力に供給される。また、同
時に、ゲートRA8の他方の入力には、主体となる印字
であるがためにカウンタR7Gが歩進せず、デコーダD
C3の出力によってゲートRAI−RA7が閉成されな
いので、印字データがない状態を表わす0が供給されて
いる。また、TP分離回路TBからの信号線I212の
信号TP’は、後述する第6図(A)に示すように遅延
回路りを経由しているので、信号線126による5パル
スの信号より遅延してTP分離回路TBから出力される
。したがって、信号線n12と信号線I213との信号
を供給したアンドゲートAiSの論理和出力により駆動
するストローブ信号発生器SCRの出力ストローブ信号
を信号線l2sRを介して供給すると、各ゲートBA8
. BA9. RA8がいずれも閉成され、パルス幅設
定回路DS2.DS3 DSLにそれぞれの出力信号が
供給されるが、今回の印字は主体となる印字であるがた
めに、ゲートRA8には他方の入力が供給されていない
ので、パルス幅設定回路DSLにはその論理和出力が供
給されていない。したがって、パルス幅設定回路DS2
.DS3にドライバPD2.PD3を介して接続されて
いるノズルN2.N3のピエゾ素子PZ2.PZ3のみ
が選択的に作動してインク滴をそれぞれ吐出し、主体と
なる印字を行うことになる。
なお、第4図示の構成におけるTP分離回路TBは、例
えば第6図(A)に示すように構成し、遅延回路D、カ
ウンタKl、に2、JKフリップフロップJFI、JF
2、アンドゲートG1〜G7、ナントゲートN°1゜N
°2、インバータII、 I2等からなっており、その
回路動作は、第6図(B)のタイミングチャートにつき
後述するとおりに、出力信号線β6に所定の分割信号T
DI−TDnを送出するものである。
また、以上の説明においては、1行の印字桁のうちの1
桁目について5×7ドツトマトリツクスにおける縦5列
のうちの1列目の7ドツト中の上2ドツトの印字につい
て述べたのであるが、1桁の印字における1列目の上2
ドツトの印字が終了すると、ついで、信号線126によ
る5パルスのうちの2番目のパルス信号によりカウンタ
5Cをlだけ歩進させ、キャラクタジェネレータCGか
らのつぎの5×7ドツトマトリツクスよりなる印字デー
タ中の2列目の7ドツトに対し、上述したと同様の回路
動作によって次の印字を行い、以下第3〜第5番目のパ
ルス信号によってもカウンタ5Cをそれぞれ歩進させ、
1桁目の印字における5×7ドツトマトリツクス中の第
3〜第5列の印字データを出力してそれぞれの印字を行
い、引続いて、信号線β6を介し、次の5パルスが出力
されるまでの間は信号線β6がOの状態となり、ゲート
BA8.BA9の一方の入力がOとなっている。したが
って、信号線β12の信号により駆動するストローブ信
号発生器SCRからのストローブ信号は出力されてはい
るが、その間は印字相互間のブランクが形成される。
一方、コントロール部CCは、TP分離回路TBからの
出力信号線I211により5パルス出力およびブランク
出力の終了を検知して、信号線忍7により印字桁数カウ
ンタPCを1だけ歩進させ、また、インバータ15Cを
介してカウンタ5Cを初期値にセットする。さらに、上
述したと同様にして、印字桁レジスタPRと印字桁数カ
ウンタPCとの内容を一致回路COにて一致をとり、そ
の−散出力とコントロール部CCからの信号線氾4によ
る信号とをゲートACに供給して信号線℃5の出力信号
を得、また、不一致をコントロール部CCが検知した場
合には、印字桁数カウンタPCを1だけ歩進させ、その
計数出力桁に相当するプリント文字メモリCM内の文字
データをTP分離回路TBからの5パルスの信号TDを
用いて印字動作を行わさせる。
上述した印字桁数カウンタPCの歩進から文字メモリC
Mの読出し、キャラクタジェネレータCGへの入力まで
の動作時間は、回路の動作クロックがタイミングパルス
TPに比して充分に速いので、次の5パルス信号が到来
する前に充分に終了させることができる。このようにし
て、各信号TD3゜TD4 、・・・、TDnにより5
×7ドツトマトリツクスの1行における1、2段目の各
5ドツトづつを選択的に印字してゆき、−行の印字にお
いて印字桁数カウンタPCと印字桁レジスタPRとの内
容の一致をとり、コントロール部CCが信号線忍4を1
としてゲートACを閉成し、信号線忍5によってその一
致を検知すると、コントロール部CCは、信号線[24
が1となっていないことにより、前述の印字が5×7ド
ツトマトリツクスの7ドツトライン目の印字を達成して
いないことを検知し、さらに、信号線I18を一定時間
1としてドライバPFDを駆動し、2ドツト分の紙送り
を行い、印字桁数カウンタPCおよびTP分離回路TB
、シフトレジスタ5SRをゲートARを介してクリアし
、またカウンタ5Cを初期値にセットする。
ついで、コントロール部CCにおいては、信号線nFを
Oとするとともに信号線βBを1として、速度制御部S
CおよびモータドライバMDを介し、キャリッジCAを
後退方向に駆動し、キャリッジCAをホーム位置に戻す
動作を並行して行う。かかる後退方向の駆動により、キ
ャリッジCAは、速度制御を受けながらホーム位置に移
動し、キャリッジCAと一体に構成した遮蔽板SBによ
り、ホトダイオードLBによってオン状態にあったホト
トランジスタPBをオフ状態にしてOから1に変化させ
、その出力信号線βTRおよびアンプAP2を介した信
号線12BCにより、キャリッジCAがホーム位置に戻
ったことを検知し、信号線gBをOとしてキャリッジC
Aの後退方向への駆動を停止する。また、キャリッジC
Aの後退方向駆動時には信号線flFもOになっており
、したがって、ゲートATは開路され、TP分離回路T
BにはTP倍信号入力せず、キャリッジCAの戻り時に
は印字は行わない。
さらに、コントロール部CCにおいては、前述したよう
に、信号線Bβ4により5×7ドツトマトリツクス内の
7ドツトラインの印字が終了していないことを検知して
いるので、次段の印字を遂行していくことになる。尚、
印字桁数カウンタPCの計数内容がOであり、カウンタ
5Cも初期値にセットされ、シフトレジスタ5SR,T
P分離回路TBもクリアされており、5×7ドツトマト
リツクス内の3段目、4段目の印字を、上述した1段目
、2段目の印字と同様に行うことになる。すなわち、コ
ントロール部CCにおいては、信号線4Fを1とすると
ともに信号線12BをOとして、キャリッジCAを前進
方向に走行させるようにモータドライバMDを動作させ
る。また、信号線12Fが1となっているので、ゲート
ATを1入力に対して閉成しである。
しかして、キャリッジCAの前進方向への駆動により、
前述したと同様に、キャリッジCAと一体になっている
遮蔽板SBがホトダイオードLBとホトトランジスタP
Bとの間から抜は出し、ホトトランジスタPBの出力信
号線ATRおよび増幅回路AP2を介した信号線i1.
Bcが1から0に変化して、インバータITRを介し、
ゲートATに入力して閉成し、キャリッジCAの移動に
伴って検出部LE、FTにより光検出した信号を、信号
線FTおよびアンプAPIを介した信号線12TPに出
力し、タイミングパルスTPとして、アンドゲートAT
、 ATPおよびオアゲートOTRを順次に介し、TP
分離回路TBに供給する。そのTP分離回路TBにおい
ては、入来したタイミングパルスTPを計数して、アプ
ローチスリット通過後の印字開始時から信号線β13を
1とすることにより、前述したと同様にして、信号線β
RSによる信号の検知に応じ、カウンタB7Gを1だけ
歩進させるとともに、デコーダDC2の出力信号線Bβ
1をO1出力信号線Bβ2をlとして5×7ドツトマト
リツクスの3段目、4段目のゲートBA3. BA4を
閉成する。また、TP分離回路TBにおいては、前述し
たと同様にして、5パルス毎のTP分離信号TDI〜T
Dnを出力信号線β6に分離して出力する。さらに、前
述したと同様に5パルスの信号によりカウンタ5Cが動
作し、その計数出力によりデコーダDCを介して選択し
てプリント文字メモリCMから出力した1桁目の文字に
対する文字パターン信号がキャラクタジェネレータCG
から出力され、ゲートBAI〜BA7. RAI−RA
7に入力するが、今回は、信号線Bj21が1となって
いるので、閉成されているゲートBA3.BA4を通過
した5X7ドツトマトリツクスの3段目、4段目が印字
データとなる。さらに、印字開始時からlとなる信号線
13と信号線β12との論理和をゲートAiSにより形
成して印加したストローブ信号発生器SCRからのスト
ローブ信号によってゲートBA8.BA9が閉成され、
パルス幅設定回路DS2.DS3に印加されて、一定時
間だけドライバPZ2. PZ3を駆動し、1桁目の文
字を構成する5×7ドツトマトリツクスにおける1列目
のインク滴を、ノズルN2.N3のピエゾ素子PZ2.
PZ3の作動によって吐出し、その後のキャリッジCA
の移動による5パルス信号に応じて1桁目の3,4ドツ
トラインの印字を達成する。以後、同様にして、5×7
ドツトマトリツクスの3,4段目に対して印字桁数分の
印字を実行する。さらに、−数回路COによる3、4段
目の印字データ出力終了をコントロール部CCが検知す
ると、前述したと同様にして、信号線BI24が1にな
っていないことにより5×7ドツトマトリツクスにおけ
る7ドツトの印字が達成されていないことを検知して、
信号線I28により2ドツト分の紙送りを行い、キャリ
ッジCAを後退方向に駆動してホーム位置に戻し、カウ
ンタB7Gを1だけ歩進させて次段の印字、すなわち、
5×7ドツトマトリツクスにおける5、6段目の印字を
前述と同様にして行っていく。なお、その5,6段目の
印字が終了すると、前述したと同様に、信号線Bβ4は
1になっていないので、カウンタB7Cをさらに1だけ
歩進させて次の7段目の印字を実行していく。その7段
目の印字に際し、タイミングパルスTPの入力によって
、TP分離回路TBからの信号線忍13が1となると、
コントロール部CCがカウンタB7Gを1だけ歩進させ
るので、デコーダDC2の出力信号線Bβ4が1となる
となり、また信号線Bn l。
Bj22.B忍3は0となっているので、ゲートBA7
のみが閉成され、信号線℃6に出力する5パルスの信号
に応じて5×7ドツトマトリツクスにおける7段目の印
字を、前述したと同様にして実行し、その印字が終了す
ると、信号線Blがlとなり、5×7ドツトマトリツク
スにおける7段目までの印字がすべて終了したことをコ
ントロール部CCにて検知し、信号線BJ2gを一定時
間だけ1としてドライバPFDを駆動し、今回は、行間
隔を含めた5ドツトライン分の紙送りを行う。その際、
印字桁数カウンタPC,シフトレジスタ5SR,TP分
離回路TBをゲートARを介してクリアし、また、カウ
ンタ5Cも初期値にセットする。さらに、コントロール
部CCは、前述と同様にして、信号線βFをOとすると
ともに信号線12Bを1としてキャリッジCAを反転移
動させ、信号線12BCによるホトトランジスタPBの
出力がOから1になるまで駆動してキャリッジCAをホ
ーム位置に戻し、1桁の印字を終了する。なお、前述し
たように、紙送りとキャリッジCAのホーム位置への戻
しとは平行して行う。しかして、キャリッジCAがホー
ム位置に戻った時点において、コントロール部CCはフ
リップフロップF1の出力信号線βlを調べ、その信号
線I21のlかOかによって次の印字命令が到来してい
るか否かを判別し、出力信号)l ff lが1であれ
ば、次の行の印字命令が到来して連続印字を行うことに
なると判断し、信号線fiBをOとしてモータ駆動を停
止し、前行の印字動作と同様にして、信号線β2を一定
時間OとしてフリップフロップFl、速度制御部SCを
リセットするとともに、カウンタR7C,B4Cをとも
に初期値にセットし、さらにゲートARを介して印字桁
数カウンタPC,TP分離回路TB、シフトレジスタ5
SRをクリアするとともに、カウンタ5Cを初期値にセ
ットする。また、前述したと同様に、信号線βRCを1
としてゲートARDを閉成し、フリップフロップF2が
セットされているか否かをチエツクし、セットされてい
ないことを信号線氾R8によって検知すると、コントロ
ール部CCは信号線gBLRを1とするとともに、信号
線℃4を1としてゲートACを閉成し、印字桁数カウン
タPCと印字桁レジスタPRとの内容の一致を一致回路
COにより求めて前述したと同様の印字動作を行う。ま
た、フリップフロップF1の出力信号線I2.lがOで
あれば、コントロール部CCは次の印字命令がないこと
を検知し、信号線℃S■を1としてトランジスタTR3
をオン状態にしてモータ駆動電圧を低電圧にし、さらに
、モータ駆動信号として信号線gFをOとするとともに
信号線gBを1としたままにてキャリッジCAを右端に
押し付け、 次の印字命令が到来するまでキャ リッジCAをホーム位置に固定しておく。
(以下余白) 以上の説明における印字動作は、主体となる印字、すな
わち、ピエゾPZ2 、 PZ3を駆動してノズルN2
.N3から第1のインク色を有するインク滴を吐出させ
て印字した場合における印字動作であるが、つぎに、非
主体となる第2のインク色による印字を行う場合におけ
る印字動作について以下に説明する。
非主体となる第2のインク色による印字の場合にも、上
述した場合におけると同様に、第5図(C)に示す各動
作信号波形における、第4図示と同様の印字命令POに
よりフリップフロップFlをセットすると、そのセット
出力信号線I21によりコントロール部CCがプリント
動作制御状態となり、信号線β2を一定時間Oとして、
前述の場合におけると同様に、各回路をクリアするとと
もに各カウンタを初期値にセットし、さらに、連続印字
ではない場合には、信号線l2SvをOとしてモータ駆
動電圧LMVを通常電圧とする。ついで、コントロール
部CCにおいては、信号線βRCを1としてゲートAR
Dを閉成し、フリップフロップF2がセットされている
か否かをチエツクするが、この場合には信号線PRED
によりフリップフロップF2がセットされており、非主
体もしくは印字の特徴を示すために用いる第2のインク
色による印字を行うことを信号線βR3によりコントロ
ール部CCに伝える。コントロール部CCにおいては、
これを検知して信号線nBLRをOとし、さらに、信号
線℃4を1としてゲートACを閉成し、印字桁数カウン
タPCと印字桁レジスタPRとの内容の一致を一致回路
COによりの信号線忍5により検知し、不一致であれば
印字を実行する。しかして、前述の場合におけると同様
に、印字桁数カウンタPCの内容がOであって印字桁レ
ジスタPRの内容が0桁であるとすれば、コントロール
部CCにおいては、それらの信号の不一致を検知して、
信号線βFを1とするとともに信号線12Bを1とし1
.モータドライバMDによりコイルCを駆動してキャリ
ッジCAを前進方向に移動させる。このキャリッジCA
の前進方向の移動に伴い、キャリッジCAと一体にした
遮蔽板SBがホトダイオードLBとホトトランジスタP
Bとの間から抜は出し、ホトトランジスタPBがオフか
らオン、すなわち、lから0の状態に変化する。しかし
て、ホトトランジスタPBがオン状態になると、信号線
βTR1したがって信号線f2BCがOとなり、インバ
ータITRを介してゲートATにそのO信号が入力する
。また、キャリッジCAに搭載した光検出部LE、 P
TによりキャリッジCAの移動に伴ってスリットSSの
位置が検出され、その検出によるタイミングパルスTP
がアンプAPIにより増幅したうえで信号線βTPに出
力される。このタイミングパルスTPは、ゲートATと
TPクロックパルス発生器CTP、すなわち、タイミン
グパルスTPO立上り、立下りに伴ってクロックパルス
を発生させる回路に入力し、さらに、ゲートATを通過
してアンドゲートATP、S丁Pに入力する。ここで、
前述したフリップフロップF2の状態のチエツクにより
コントロール部CCが信号!!βBLRをOとしている
ので、ゲートATPは開路されており、そのO信号をイ
ンバータBLRを介して入力したゲートSTPは閉成さ
れているので、そのゲートSTPを通過して5ビツトシ
フトレジスタ5SRに入力する。その5ビツトシフトレ
ジスタ5SRには、上述したTPクロックパルス発生器
CTPの出力信号が入力しており、したがってタイミン
グパルスTPは5ビツト遅延して出力される。この5ビ
ツトシフトジレスタ5SRを設けた理由は、3本のイン
クジェットノズルN1−N3が、第3図(C)に示すよ
うなノズルのキャッピングその他の原因によってインク
を吐出し得なくなったときに、そのノズル詰まりを回復
させる回復系に関連して5スリット分の間隔を設けて配
置しであるので、印字信号を5ドツト分移動させること
にある。
上述のようにして、5ドツト分遅延して5ビツトシフト
レジスタ5SRから出力されたタイミングパルスTPは
、オアゲートOTPを介してTP分離回路TBに入力し
、前述の場合と同様に、第5図(D)に示すような1桁
毎の印字データ出力を得るための5パルスの信号TDI
 =TDnに分離されて、信号線氾6を介し、カウンタ
5Cおよび各ゲートBA8.BA9゜RA8にそれぞれ
入力し、さらに、カウンタ5cの係数出力がキャラクタ
ジェネレータCGに入力する。
また、TP分離回路TBからは、前述の場合と同様に、
印字開始時から1となる信号線I213が出力されてコ
ントロール部CC,ゲートAiSに入力し、コントロー
ル部CCにおいでは、この信号を受けて、さきに入力信
号PREDに応じたフリップフロップF2のセット、リ
セットの状態を伝える信号線βR3が1となっているこ
とを検知したのに対して、今回は、カウンタB7Gは変
化させず、カウンタR7Gのみをlだけ歩進させ、デコ
ーダDC3を介し、非主体となる第2のインク色による
印字のための各ゲートRAI〜RA7のうちのいずれか
1個のゲートを閉成する。
ここで、1行の印字桁数は、あらかじめ印字桁レジスタ
PRに格納してあり、印字する文字桁数を印字桁数カウ
ンタPCにより計数し、その計数出力を受けたデコーダ
DCIによってプリント文字メモリCMの内容を選択し
、カウンタ5Cの計数出力による制御のもとに、5×7
ドツトマトリツクスにおける縦5列の各7ドツトをキャ
ラクタジェネレータCGから印字データ信号として出力
する。
いま、キャリッジCAを前進方向に移動させて信号線氾
6により5パルスの信号のうちの1パルス目の信号を出
力すると、カウンタ5Cが初期値から1だけ歩進し、キ
ャラクタジェネレータCGから5×7ドツトマトリツク
スにおける1タリ目の7ドツトが印字データとして信号
線1291〜β97にそれぞれ出力され、アンドゲート
BAI−BA7およびRAI−RA7にそれぞれ入力す
る。また、ゲートRAI〜RA7の他方の入力にはデコ
ーダDC3の出力が信号線1’1f21〜i7をそれぞ
れ介して供給され、一方、ゲートBAI〜BA7の他方
の入力にはデコーダDC2の出力が信号線Bβ1〜[4
をそれぞれ介して供給されている。しかして、デコーダ
DC2,DC3は、前述の場合と同様にカウンタB7C
R2Oの計数出力に応じて出力信号を形成するものであ
るが、前述したように、コントロール部CCはカウンタ
R7Cltlだけ歩進させているので、信号線Rj21
を1としてゲートRAIを閉成し、lドツトライン目、
すなわち、5×7ドットマトリックスにおける1段目の
印字データがオアゲートROを介してゲートRASに入
力し、また、ゲートRA8の他方の入力には信号線12
6が接続されている。また、前述したと同様に、信号線
2SRにはストローブ信号が出力されているので、信号
線Rβlの信号により閉成されているゲートRAIを通
過した1ドツトの印字データがゲートRASから出力さ
れ、パルス幅設定回路DSL、ドライバPDlを順次に
介し、ノズルNlのピエゾ素子PZIを駆動して印字す
る。
しかして、上述の説明では、1行の印字桁のうちの1行
目の5×7ドツトマトリツクスにおける縦5列のうちの
1列目の7ドツトのうち、最上段の1ドツトの印字につ
いて説明したのであるが、このlドツトの印字が終了す
ると、信号線β6による5パルスの信号のうち、2パル
ス目の信号によりカウンタ5Cを1だけ歩進させ、キャ
ラクタジェネレータCGからの5×7ドツツトマトリツ
クス中の2列目の7ドツトに対して、上述したと同様の
印字動作を行い、以下、3〜5パルスによってカウンタ
5Cがそれぞれ歩進して、1桁目の5×7ドツトマトリ
ツクスにおける3列目乃至5列目の印字データの出力に
応じて印字が行われ、また、信号線忍6から次の5パル
スが出力されるまでの間、その信号線46はOとなり、
ゲートRA8にはO信号が入力し、そのときにも信号線
flsRにはストローブ信号が出力されているが、印字
データが出力されないので、印字文字間のブランクが形
成される。
一方、コントロール部CCは、TP分離回路TBからの
出力信号線氾11により、5パルス信号出力およびブラ
ンク出力の終了を検知し、信号線β7により印字桁数カ
ウンタPCを1だけ歩進させ、また、インバータi5C
を介してカウンタ5Cを初期値にセットし、さらに、前
述したと同様にして印字桁レジスタPRと印字桁数カウ
ンタPCとの内容の一致を一致回路COにより求め、不
一致を検知した場合には、印字桁数カウンタPCを1だ
け歩進させ、その歩進した桁に対応するプリント文字メ
モリCMの文字データを、TP分離回路TBからの次の
5パルスの信号TD2に応じて印字する。このようにし
て、順次の5パルス信号TD3.TD4.・・・、 T
Dnに応じて5×7ドツトマトリツクスにおける1段目
の各5ドツトづつの選択的な印字を行っていく。
しかして、1行の印字における印字桁数カウンタPCと
印字桁レジスタPRとの内容の一致が信号線℃5を介し
てコントロール部CCに検知されるとコントロール部C
Cは、信号線i7が1になっていないので、前述した印
字が5×7ドツトマトリツクスにおける7ドツトライン
目の印字が達成されていないことを検知し、信号線!2
.8を一定時間の間lとしてドライバPFDを駆動し、
信号線℃Rcの信号を検知して、今回は、1ドツト分の
紙送りを行い、印字桁数カウンタPcおよびTP分離回
路TB、シフトレジスタ53Rを、ゲートARを介して
クリアするとともに、カウンタ5Cを初期値にセットし
、さらに、信号線flFをOとするとともに信号線βB
を1として、キャリッジCAを後退方向に駆動する。な
お、前述したのと同様に、紙送りとキャリッジCAの後
退およびホーム位置への復帰は並行して行われる。かか
る後退方向の移動により、キャリッジCAは速度制御を
受けながらホーム位置に移動し、ホトダイオードLBに
よりオン状態にあったホトトランジスタPBがオフ状態
となってOから1に変化することにより、信号線βBC
を介して、コントロール部CCがキャリッジCAのホー
ム位置への復帰を検知し、信号線βBをOとして後退方
向の駆動を停止する。なお、前述の場合と同様に、かか
る復帰時には印字は行わない。
しかして、コントロール部CCにおいては、前述したよ
うに、信号線[7により5×7ドツトマトリツクスにお
ける7ドツトラインの印字が終了していないことを検知
しているので、次段、すなわち2段目の印字を遂行する
。すなわち、コントロール部CCは、1段目の印字にお
けると同様に、信号線βFを1とするとともに信号線β
BをOとしてキャリッジCAを前進方向に移動させ、そ
の移動に伴って一体にした遮蔽板SBがホトダイオード
LBとホトトランジスタPBとの間から抜は出し、信号
線CBCが1から0になってゲートATが閉或され、キ
ャリッジCAの移動に伴って信号線l2TPに出力され
るタイミングパルスTPをゲートAT、アンドゲートS
TP、 7ビツトシフトレジスタ7SR,オアゲートO
TPを順次に介してTP分離回路THに入力する。
そのTP分離回路THにおいては、入力したタイミング
パルスTPを計数して、アプローチスリットを通過した
後に、印字開始時から信号線β13を1とすることによ
り、カウンタR7Cを、1段目の印字におけると同様に
1だけ歩進させ、デコーダDC3の出力信号線Rβlを
Oとするとともに出力信号線Rg2を1として2段目の
指示ゲートRA2を閉成する。さらに、丁P分離回路T
Bにおいては、前述の場合と同様に、5パルス毎にTP
分離信号TDI〜TDnを信号線β6に分離抽出する。
さらに、1段目の印字におけると同様に、5パルスの信
号によりカウンタ5Cが動作して、その計数出力により
プリント文字メモリCMから出力した1桁目の文字パタ
ーンがキャラクタジェネレータCGから出力され、アン
ドゲートBAI〜BA7.RAI〜RA7にそれぞれ人
力するが、今回は信号線Rβ2が1となっているがため
に閉成されているゲートRA2により5×7ドツトマト
リツクスにおける縦5列の各列7ドツトのうち2段目が
印字データとなり、前述の場合と同様に、ストローブ信
号によってゲートRA8を閉成し、パルス幅設定回路D
SLを駆動してノズルN1のピエゾ素子PZIを動作さ
せ、1桁目の文字パターンの5×7ドツトマトリツクス
における1列目の2番目のドツト分のインク滴を吐出さ
せ、引続くキャリッジCAの移動に伴い、5パルスの信
号によって1桁目の2ドツトラインの印字を達成する。
以後、同様にして5X7ドツトマトリツクスにおける2
段目について印字桁数分の印字を実行する。ついで、−
数回路COによる2段目の印字データ出力の終了をコン
トロール部ccが検知すると、1段目の印字におけると
同様に、信号線i7が1になっていないことにより7ド
ツトラインの印字が達成されていないことを検知して、
信号線忍8により1ドツト分だけ紙送りを行い、キャリ
ッジCAを後退方向に移動させてホーム位置に復帰させ
る。以下同様にして、3段目から7段目までの印字も、
カウンタR7Cをlだけ歩進させてデコーダDC3の出
力信号線[3から出力信号線RI27までを順次に1に
して、ゲートRA3からゲートRA7までを順次に閉成
して、5×7ドツトマトリツクスにおける3段目から7
段目までの印字を行っていく。
以上のようにして、5×7ドツトマトリツクスにおける
7段目の印字が終了すると、コントロール部CCは、信
号線[7が1となっているので、5×7ドツトマトリツ
クスの印字が1行分終了したことを検知し、信号線12
RsがIとなっていることも考慮して、信号線β8を一
定時間だけ1とし、今回は行間隔を含めた4ドツト分の
紙送りを行う。その際、前述の場合と同様に、印字桁数
カウンタPC、シフトレジスタ5SR,TP分離回路T
BをゲートARを介してクリアし、カウンタ5Cを初期
値にセットし、さらに、信号線AFをOとするとともに
信号線βBを1として、信号線βBCがOから1に変化
するまでキャリッジGAを移動させてホームイ台着L7
溜帰さ什−兆本伏ンかろ笛2のインク角による1行の印
字動作を終了する。
なお、連続印字、非連続印字の動作については、前述の
場合と同様にし、第1のインク色による印字か、第2の
インク色による印字かについては、フリップフロップF
2の出力信号を検知することによって判別し、それぞれ
の印字動作を行う。
以上により主体となる第1のインク色による印字動作と
非主体となる第2のインク色による印字動作とについて
説明したが、かかる印字動作により、主体となる第1の
インク色の印字動作においては、使用するノズルが2本
であるので印字の速度が上がり、また、非主体となるイ
ンク色の印字においては、使用するノズルを1本にして
実用上のコスト低下を図ることができる。さらに、サブ
タンクをインクの使用量、すなわち吐出インク量に応じ
た容量にしているので、第1のインク色に対してもイン
クの安定供給を図り得るとともに、サブタンクの総容量
も増大することがない。従って、印字ヘッドの構成が小
さくなるので重量も軽減され、キャリッジの往復動作に
要する消費電力も軽減される。また、印字ヘッドに接続
する信号線数が少なくなるために、印字ヘッドの製作工
程数も削減することができるなどの格別の効果が得られ
る。さらに、主体となる第1のインク色による印字の終
了後に、パルスモータSPを逆回転させて1ドツトライ
ンの印字状態に戻すとともに、非主体となる第2のイン
ク色による印字もしくは模様の作成により、格別の特長
を有する印字動作を行わせることもできる。
つぎに、第4図示の構成において、キャリッジCAの移
動速度を制御する速度制御部SCの詳細な構成例を第7
図に示し、その動作のタイミングチャートを第8図に示
す。第7図示の構成においては、コイルCに通電してキ
ャリッジCAを駆動し、スリット板O8に沿って移動さ
せたときに、ホトダイオードLEとホトトランジスタP
Tとの間をスリットが通過して生ずるタイミングパルス
TPを、増幅器APにより増幅したうえで、信号線12
TPを介して4ビツト構成のシフトレジスタSRに供給
し、クロックパルス発生器CPGから信号線忍CPを介
して印加したクロックパルスCPにより駆動して、lク
ロック周期ずつ遅延した遅延パルスQO,Q1.Q2゜
q3を並列出力端子SQO,SQI 、 SQ2. S
Q3から取出す。
それらの遅延パルスQO〜q3のうち、遅延パルスQl
〜Q3を、インバータ10〜12によりそれぞれの極性
を反転させたうえで、相隣る2個の遅延パルスをその一
方の極性が反転した状態にて順次にアンドゲートAO−
A2に供給し、それぞれの論理積として、lクロック周
期づつ遅延した遅延タイミングパルスTPI〜丁P3を
信号線βT1〜ffT3にそれぞれ出力する。このよう
にして形成した遅延タイミングパルスPTI〜PT3を
クロックパルスCPおよびタイミングパルスPTととも
に第8図に示す。これらの遅延タイミングパルスのうち
、遅延タイミングパルスPTIはオアゲートRFを介し
てフリップフロップSRFをリセットし、遅延タイミン
グパルスTP2はそのパルス期間のみアンドゲートA4
を閉成し、また、遅延タイミングパルスPT3は、フリ
ップフロップFCPをセットしてそのQ出力を信号線Q
nRによりアンドゲートA3に供給するとともに、イン
バータi4を介して同じくアンドゲートA3に入力し、
その遅延タイミングパルスPT3がオンとなったときに
アンドゲートA3の出力によりカウンタCCHをリセッ
トするとともに、オフとなったときにそのリセットを解
除して、クロックパルス発生器CPGからのクロックパ
ルスCPのカウンタCCHによる計数を開始させる。そ
のカウンタCCHは、印字開始時にコントロール部CC
からの信号線β2が一定時間0となることにより、アン
ドゲートA3を介してリセットされており、また、フリ
ップフロップFCPは同じく信号線β2が0となったと
きにアンドゲートA5を介してリセットされ、信号線g
nRによるQ出力によってゲートA3を介し、カウンタ
CCHをリセットし続ける。そのカウンタCCHは遅延
タイミングパルスTP3が、1からOになってフリップ
フロップFCPをセットし、信号線gnRを1とした後
に、OとなってカウンタCCHのリセットを解除した時
点からクロックパルスCPの計数を開始し、その並列の
計数出力QO〜Q8がすべて1となり、ナントゲートN
Dの出力がOとなった計数終了時には、アンドゲートA
5を介して、そのナントゲートNDのO出力によりフリ
ップフロップFCPをリセットし、したがって、カウン
タCCH自身もリセットされる。また、フリップフロッ
プSRFも、コントロール部CCからの信号線β2によ
り、インバータi3およびオアゲートRFを介してリセ
ットされるので、アントゲ−)−AFおよびABにおけ
るそれぞれ一方の入力がフリップフロップSRFのQ出
力により1となり、それらのアンドゲートAF、 AB
が閉成されて、信号線9F、βBよりの信号を通過させ
得る状態になる。
以上説明したように、キャリッジCAからタイミングパ
ルスTPが入力されて、遅延タイミングパルスTPI−
TP3が出力され、そのうちの遅延タイミングパルスT
P3によりフリップフロップFCPがセットされ、クロ
ックパルス発生器CPGからのクロックパルスCPをカ
ウンタCCHが計数して並列計数出力QO〜Qnが順次
に形成される。しかして、計数出力Qnが形成されるま
での間はオアゲートOROの出力により信号線CCOが
1となり、アンドゲートA4の一方の入力に供給される
が、他方の入力に接続しである信号線12T2には遅延
タイミングパルスTP2が出力されているので、キャリ
ッジCAの移動速度が遅い状態の場合、すなわち、第8
図に示すタイミングパルスTPの信号波形における信号
TP(1)のように人力タイミングパルスTPのパルス
間隔が適正速度にて移動中の、例えば信号TP(5)な
どのパルス間隔に比して長大となっている場合には、カ
ウンタCCHの計数が計数出力Qnに達するまでの間に
、入力タイミングパルスTPより遅延する遅延タイミン
グパルスTP2が出力されず、したがって、アンドゲー
トA4が開路された状態になっているので、フリップフ
ロップSRFは、遅延タイミングパルスTP2よりも前
のタイミングにて出力される遅延タイミングパルスTP
Iにより、オアゲートRFを介してリセットされたまま
の状態になっており、アンドゲートAF、 ABを介し
たコントロール部CCによる制御状態がそのまま継、続
し、キャリッジCAをそのままの状態で駆動し続ける。
また、第8図示のタイミングパルスTPの信号波形にお
ける信号TP(2) 、TP(3) 、TP(4)につ
いても、キャリッジCAの移動速度が未だ定常状態に達
していないので、信号TP(1)につき上述したと同様
に、カウンタCC)Iの並列計数出力の論理和CCOと
遅延タイミングパルスTP2とのアンドゲートA4によ
る論理積が得られず、モータコイルCのドライバMDに
よる駆動状態が変化しないので、キャリッジCAはその
まま継続して駆動され、その移動速度が次第に上昇して
タイミングパルスのパルス間隔が狭くなっていき、信号
TP(5)のときには、カウンタCCHの並列計数出力
の論理和CC0(4)と遅延タイミングパルスTP2 
(5)との論理積がアンドゲートA4にて得られるので
、フリップフロップSRFは、そのセット人力Sが1と
なるので、セットされる。したがって、フリップフロッ
プSRFのQ出力が1からOに変わり、アンドゲートA
F、 ABが開路して信号線FMおよびBMがともにO
となり、ドライバMDを非駆動にしてコイルCの通電を
停止し、キャリッジCAを非駆動状態にする。したがっ
て、キャリッジCAは惰性によりなお移動するが、次第
に減速し、次の遅延タイミングパルスTP3(5)によ
り、インバータi4およびゲートA3を介してカウンタ
CCHがリセットされるとともに、フリップフロップF
CPが直接にセットされ、カウンタCCHが計数を再開
し、さらに次の遅延タイミングパルスTPI (6)に
よりオアゲートRFを介してフリップフロップSRFを
リセットし、そのQ出力を1としてゲートAF、 AB
を閉成し、コイルCの通電を再開する。
第8図示の信号波形中、遅延タイミングパルスTP2 
(5)からTPI (6)までの期間は、コイルCへの
通電を停止してキャリッジCAの移動速度を減速させる
が、タイミングパルスTP(6)の場合には、まだ充分
に減速していないがために、その前のタイミングパルス
TP(5)の場合と同様に、カウンタCCHからの計数
出力論理和の信号線CCO(5)と遅延タイミングパル
スTP2(61との論理積がアンドゲートA4セットし
てゲーとAF、 ABを開路し、次のタイミングパルス
TP(7)に対応した遅延タイミングパルスTPI (
7)が到来するまでコイルCへの通電を停止する。その
際、上述したと同様に、カウンタCCHは遅延タイミン
グパルスTP3 (6)によってリセットされ、また、
遅延タイミングパルスTP3 (6)の立下りによって
フリップフロップFCPがセットされ、カウンタCCH
が計数を再開する。
上述と同様にして、次のタイミングパルスTP(7)に
対応する遅延タイミングパルスTPI (7)によりオ
アゲートRFを介してフリップフロップSRFをリセッ
トし、ゲートAP、 ABを閉成して再度コイルCに通
電し、キャリッジCAを駆動する。
以下同様にして、遅延タイミングパルスTP2とカウン
タCCHの計数出力論理和ccoとの論理積によりコイ
ルCに通電してキャリッジCAを駆動し、第8図示の信
号波形におけるタイミングパルスTP(7) 、TP(
8)に対してはコイルCへの通電を停止させず、タイミ
ングパルスTP(9)に到って、先行に、コイルCへの
通電を停止させ、カウンタCCHによるクロックパルス
CPのカウント数nを基準にしたキャリッジCAの両方
向の移動に対する速度制御を実行し、順次に印字を行っ
ていく。
なお、上述の実施例においては、サブタンクをキャリッ
ジに搭載した場合について説明したが、インクタンクを
サブタンクに分離しないものにも本発明は当然に適用で
きる。すなわち、インクタンク(メインタンク自体)を
キャリッジに搭載するものであってもよい。この場合は
、キャリッジの負荷を増大させることなく長時間の記録
を行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、キャリッジの負
荷を増大することなく、多色記録の長時間化、安定化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明記録装置の構成例を示す斜視図、 第2図は同じくその構成例を示す側面図、第3図(A)
 、 (B) 、 (C)は同じくその構成例における
キャリッジ移動のスリット板による制御の態様をそれぞ
れ示す線図、 第4図は同じくその構成例におけるキャリッジ移動制御
用回路構成の例を示すブロック線図、第5図(A) 、
 (B) 、 (C) 、 (D)は同じくその回路構
成における各部信号波形をそれぞれ示す波形図、第6図
(A)および(B)は同じくその回路構成中、タイミン
グパルス分離回路の構成例および各部信号波形をそれぞ
れ示すブロック線図および波形図、 第7図は同じくその回路構成中、速度制御回路の構成例
を示すブロック線図、 第8図は同じくその速度制御回路の各部信号波形を示す
波形図である。 Nl〜N3・・・ノズル、 ST、 STI 、 ST2・・・サブタンク、GA・
・・キャリッジ、 PM・・・永久磁石、 Yl・・・磁性板、 Y2・・・磁性摺動軸、 CB・・・コイルボビン、 C・・・コイル、 O3・・・スリット板、 PT、 PB・・・ホトトランジスタ、FL・・・配線
板、 LB、 LE・・・ホトダイオード、 SB・・・遮蔽板、 FLI 、 FL2. C1,C2,LET、 PTT
・・・端子、PZI〜PZ3・・・ピエゾ素子、 P・・・押え板、 Tl−73・・・インク供給管、 MT、MTI、MT2・・・メインタンク、SS、 Q
S、 AS、 C3,BS・・・スリット、PS・・・
パルスモータ、 pp・・・記録紙、 Gl、G2・・・ギヤ、 PL・・・プラテン、 n1nフ、・、4ソバ CC・・・コントロール部、 SC・・・速度制御部、 R2O,87G、 5C,Kl、CCH・・・カウンタ
、AR,AC,ATP、STP、ARD、 BAI N
BA9. RAI〜RA8゜G1〜G?、AiS、 A
O〜A5.AP、AB・・・アンドゲート、PC・・・
印字桁数カウンタ、 SR,5SR,7SR・・・シフトレジスタ、TB・・
・タイミングパルス(TP)分離回路、TR3・・・ト
ランジスタ、 201、Zn2・・・ツェナーダイオード、MD・・・
モータドライバ、 CM・・・プリント文字メモリ、 KB・・・キーボード、 ALT・・・演算装置、 Fl、F2.JFI、JF2.SRF、FCP・・・フ
リップフロップ、 PR・・・印字桁数格納(印字桁)レジスタ、CO・・
・−数回路、 ITR,i5c、 IO〜i4・・・インバータ、OT
P、 RF、 ORO・・・オアゲート、DC,DCI
〜DC3・・・デコーダ、CG・・・キャラクタジェネ
レータ、 SCR・・・ストローブ信号発生器、 DSL〜DS3・・・パルス幅設定回路、PDI〜PD
3. PFD・・・ドライバ、D・・・遅延回路、 N’l、N’2.ND・・・ナントゲート、API、A
P2・・・増幅回路、 CTP・・・クロックパルス発生器。 第 図 第2図 N、5 第 図 (C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数色のインクを用いて多色記録を行うインクジェ
    ット式の記録装置において、 前記複数色のインクをそれぞれ吐出させるために、前記
    各色に対応して形成された複数の吐出口と、 前記複数色のうち相対的に使用量の多い第1の色のイン
    クを収納する第1のタンクと、 前記第1の色より使用量の少ない第2の色のインクを収
    納し、前記第1のタンクよりも容量の小さい第2のタン
    クと、 前記複数の吐出口、前記第1のタンク、前記第2のタン
    クが一体に構成された記録ヘッドを搭載するキャリッジ
    と、 前記記録ヘッドとキャリを駆動制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とする記録装置。 2)前記第1、第2のタンクは、それぞれメインタンク
    部から第1、第2の色のインクが供給されるサブタンク
    部であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    記録装置。
JP27056790A 1990-10-11 1990-10-11 記録装置 Granted JPH03142253A (ja)

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JP27056790A JPH03142253A (ja) 1990-10-11 1990-10-11 記録装置

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JP57019557A Division JPS58138656A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 記録装置

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JPH055665B2 JPH055665B2 (ja) 1993-01-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649750A2 (en) * 1993-09-03 1995-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Arrangement for connecting parts in a recording apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649750A2 (en) * 1993-09-03 1995-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Arrangement for connecting parts in a recording apparatus
EP0649750A3 (en) * 1993-09-03 1995-09-20 Canon Kk Arrangement for connecting components in a recording device.
US6076923A (en) * 1993-09-03 2000-06-20 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus

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JPH055665B2 (ja) 1993-01-22

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