JPH0314018B2 - - Google Patents

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JPH0314018B2
JPH0314018B2 JP55150832A JP15083280A JPH0314018B2 JP H0314018 B2 JPH0314018 B2 JP H0314018B2 JP 55150832 A JP55150832 A JP 55150832A JP 15083280 A JP15083280 A JP 15083280A JP H0314018 B2 JPH0314018 B2 JP H0314018B2
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JP
Japan
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reaction
asb
lithium carbonate
lactam
equivalent
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP55150832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5775951A (en
Inventor
Hiroshi Morimoto
Isamu Sakano
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、アミノシツク塩基(以下、ASBと
略称する)の製造法に関するものである。 ラクタム、ラクタムオリゴマ、その開環重合
体、あるいはその開環単量体であるω−アミノア
ルカンカルボン酸を、強塩基化合物の存在下で加
熱・乾留してASBを得る方法は周知である。 そしてこの方法の一つに塩基性化合物として水
酸化リチウムを使用する方法がある(特開54−
125654号公報)。 この方法は水酸化リチウムを当モル以上使用す
るのであるが、90%前後のABS収率および選択
率を与え、かつ反応中に副生して来る炭酸リチウ
ムが、従来の系で生ずる炭酸カルシウムなどより
撹拌しやすいスラリおよび粉体特性を有している
ために、反応中の撹拌不能トラブルを減少させる
点でもすぐれている。 しかし、その方法は、高価な薬品である水酸化
リチウムを原料中のカルボニル基あたり、少なく
とも当モル以上と、大量に必要とするため、工業
的に実施することは経済性の点からほとんど不可
能であつた。水酸化リチウムの使用量を当モル量
より少なくした場合には、反応が原料としてε−
カプロラクタムを使用した場合下記反応式で示さ
れるとおりの量論反応であるため、直ちにラクタ
ムの転化率低下を招き、従つてASBの収率は低
下するばかりでなくASB選択率も著しく低下す
るのであつた。 すなわち、従来公知の方法は使用薬品は比較的
安価であるが、ASB収率と選択率が低すぎるた
めに実用化が困難である〔強塩基化合物として
CaOやCa(OH)2を用いた場合〕かASB収率や選
択率は高いが使用薬品が高価に過ぎてやはり実用
化できない。(LiOHの場合)のであつた。 本発明者らはかかる現状を認識して高収率で
ASBを与え、かつ経済的に十分実施し得るプロ
セスの開発を鋭意研究した結果、かかる反応の強
塩基性脱炭酸二量化剤としてそれ自身は全く脱炭
酸二重化活性のない炭酸リチウムをごく微量いわ
ゆる触媒として作用させる方法を採用することに
より十分経済的で、かつ高収率でASBを得るこ
とができることを見出して本発明に到達した。 すなわち本発明は、5〜7員環のラクタム、そ
の開環オリゴマ、その開環重合体あるいはその開
環単量体であるω−アミノアルカンカルボン酸か
ら選ばれる原料を、原料ラクタム類のカルボニル
基に対して0.003当量以上0.3当量以下の炭酸リチ
ウム並びに0.7当量以上の水酸化カルシウムおよ
び/または酸化カルシウムの共存下に200〜550℃
の温度範囲で加熱、乾留することを特徴とする次
の一般式()で示されるアミノシツフ塩基の製
造法である。 (ただし式中nは4〜6の整数である) なお、ラクタム類からASBを得る際アルカリ
金属またはアルカリ土類金属の酸化物と水酸化物
との混合物を使用する旨の開示はあるが、炭酸塩
との併用例はない。 次に本発明法を具体的に詳述する。 まず本発明の対象となるラクタム類としては本
発明に用いられる出発物質は5−7員環のラクタ
ム、ラクタムオリゴマ、その開環重合体であるポ
リアミドあるいはその開環単量体であるω−アミ
ノアルカンカルボン酸であればいずれでもよい。
具体的にはα−ピロリドン、αピペリドン、ε−
カプロタクタム;それらのオリゴマ;ナイロン
4、ナイロン5、ナイロン6;γ−アミノ酪酸、
δ−アミノ吉草酸、ε−アミノカプロン酸等が挙
げられる。 さらに、本発明に用いられる原料ラクタム類と
しては必ずしも高品質のものでなくてもよく、ポ
リアミド製造時の回収ラクタム、解重合ラクタ
ム、オリゴマー類あるいはポリマー屑等でも十分
である。 かくして本発明はかかるラクタム類を脱炭酸二
量化剤の存在下に乾熱してASBを得る方法であ
るが、この二量化剤として触媒量という微量の炭
酸リチウムを用いることが特徴である。炭酸リチ
ウムの使用量は原料ラクタム類のカルボニル基に
対して0.003当量以上0.3当量以下である。0.003当
量未満では炭酸リチウムの添加効果が十分でな
く、また、0.3当量より多くしても炭酸リチウム
の添加効果は特に上らないからである。通常好ま
しい使用量は0.005当量以上0.2当量以下である。 本発明ではさらに、水酸化カルシウムあるい
は/および酸化カルシウムを炭酸リチウムと併用
する。その使用量は炭酸リチウムの使用量によつ
て変わるが、原料ラクタム類のカルボニル基に対
して0.7当量以上である。これ未満ではラクタム
類の十分な転化率が得られず、従つてASBの収
率や選択率が低くなる。0.7当量以上は多いほど
良く、特に限定する必要はないが主に経済的な観
点から2当量以下で十分である。通常好ましい使
用量は0.8当量から1.6当量の範囲である。 本発明による反応は、ラクタム類と炭酸リチウ
ムおよび水酸化カルシウムあるいは/および酸化
カルシウムの混合物を200〜550℃の温度範囲で加
熱、乾留することにより、反応物ASBを留出さ
せることにより達成される。反応温度はラクタム
類によつて変わるが、200℃以下では生成物の留
出が実質的になく、一方550℃以上では目的物
ASBの収率低下を招くのが一般的である。 本反応は回分法、半回分法および連続法いずれ
でも行ない得る。すなわちラクタム類と上記二量
化剤を混合して反応器に仕込み撹拌しながら所定
温度に昇温してゆく回分法、ラクタム類や二量化
剤を連続的に反応器に供給し、生成ASBは連続
的に流出させるが副生する炭酸塩の反応系外への
抜き出しは連続的でない半回分法、あるいはこれ
ら原料の供給と生成物および副生物の抜き出しが
連続的である連続法いずれも実施可能である。さ
らに、反応器にこれら原料を供給する前に混合し
てあらかじめ脱炭酸二量化反応温度以下の温度に
熱処理して原料ラクタム類をω−アミノアルカン
カルボン酸のカルシウムおよびリチウム塩に転換
してから反応器に供給することも好ましい実施形
態の1つである。 かくして本発明の方法では反応の進行とともに
ASBを留去せしめるのであるが留出を円滑にす
るために窒素あるいはアンモニアのような反応に
不活性な気流下に本反応を実施するか、減圧下に
実施してもよい。 本発明において得られるASBとは、下記式
()によつて示されるアミノシツフ塩基をいう。
このアミノシツフ塩基を開環水和をすることによ
り下記式()によつて示されるα、ε−ジアミ
ノケトンが得られる。 (ただし式中nは4〜6の整数である) 本発明によれば、ラクタム類中のカルボニル基
あたり通常はわずか数パーセントという触媒量
(微量)の炭酸リチウムを水酸化カルシウムある
いは/および酸化カルシウムと併用するだけで、
炭酸リチウムを併用しない場合に比べて著しく
ASBの収率や選択率が向上する。その収率や選
択率は、ラクタム類中のカルボニル基あたり当量
以上の水酸化リチウムを用いた場合(すなわち、
経済性を無視すれば従来最も優れている方法)と
同等である。 かくして、経済性を害うことなく高いASB収
率と選択率を達成した本発明によつてはじめて、
本法の工業的実施が可能になつたのである。 本発明の第1の利点は比較的高価な炭酸リチウ
ムは触媒量というごく少量用いるだけで、十分高
いASB収率と選択率が得られることである。こ
れによつてはじめて本法の工業的実施が可能にな
つた。炭酸リチウムと併用して用いる水酸化カル
シウムあるいは/および酸化カルシウムは安価で
あつて、本法の工業的実施に何ら欠点とはならな
い。 本発明の第2の利点は炭酸リチウムをごく少量
用いるだけで、すぐれた反応操作性が得られるこ
とである。すなわち、通常原料ラクタム類を水酸
化カルシウムや酸化カルシウムの存在下に乾熱し
て生成するASBを留出採取する場合は、反応の
進行につれて炭酸カルシウムが生成、析出するた
めに反応が液一固不均一系で進行して均一加熱が
困難になり、さらには反応の最終段階では副生す
る炭酸塩が塊状物になつて多くの場合に反応器内
容物の撹拌が不能になることは当業者にはよく知
られている。一方、原料ラクタム類中のカルボニ
ル基当たり当量以上の水酸化リチウムを用いれば
このような撹拌トラブルは著しく減少することは
特開昭54−125654号公報の示すとおりである。こ
れに対して本発明方法では原料ラクタム類中のカ
ルボニル基あたり、通常はわずか数パーセントの
炭酸リチウムを用い水酸化カルシウムあるいは/
および酸化カルシウムを併用するだけで、当量以
上の水酸化リチウムを用いた場合とほぼ同様に上
述の撹拌トラブルを減少させることが可能であ
る。 本発明の第3の利点は脱炭酸二量化速度の改善
である。上述のように触媒量の炭酸リチウムを水
酸化カルシウムあるいは/および酸化カルシウム
と併用して用いることにより、本反応の反応速度
は炭酸リチウムを用いない場合に比べて明らかに
大きくなる。このことによる工業的な利点は生産
性の向上や設備投資額の減少など重要なものであ
る。 以上述べた内容から本発明者等はたとえば下式
(1),(2)および(3)のような反応がラクタム類の脱炭
酸二量化反応中に進行していると推察している。
(1),(2),(3)の反応は結局、反応(4)と書くことがで
きる。 すなわち炭酸リチウムは系内で触媒的に作用し
ながらラクタム類を脱炭酸二量化するのであろ
う。あるいは、炭酸リチウムと水酸化カルシウム
あるいは酸化カルシウムがまず反応して活性な水
酸化リチウムになるという(5)および(6)の化学反応
を考えることもできる。 いずれにしてもこのような反応の故に単独では
全くASB生成活性のない炭酸リチウムがラクタ
ム類のカルボニル基に対してわずか数パーセント
で十分、上述のような顕著な効果を示すと考えて
いる。 (3) 2H2N−(CH2)nCOOLi→ASB +Li2CO3+H2O (5) Li2CO3+Ca(OH)2→2LiOH+CaCO3 反応(1),(2),(3)のルートにせよ、あるいは(5),
(6)のルートであるにせよ、少なくともそれらの反
応が同一系内で同時に進行しているという点で全
く新規な反応である。 化学反応(6)については、炭酸リチウム1当量と
水酸化カルシウム1.05当量を多量の水の存在下に
スラリー状で撹拌しながら加熱処理して水酸化リ
チウムと炭酸カルシウムを得るいわゆる復分解反
応はたとえばR.L.NIELSENら、IεEC、43(12)、
2636(1951)などで公知であり、本発明者等も炭
酸リチウム39gと水酸化リチウム39g(モル比
1:1.2)を水150mlと一諸に16時間加熱環流して
高収率で水酸化リチウムが得られることを確認し
た。 しかし、このような復分解反応がそのような従
来公知の反応系とは全く異なつた、すなわちラク
タム類の脱炭酸二量化反応系のような実質的に無
水系でかつ多量の有機化合物の存在下で十分短時
間に進行して本発明の目的を達成しているかも知
れないと考えられることは驚くべきことである。 この場合さらに驚くべき新らしい発見は、数十
倍当量以上存在する水酸化カルシウムあるいは酸
化カルシウムよりごく微量存在する炭酸リチウム
から生じた水酸化リチウムが優先してラクタム類
と反応する。すなわち前述反応(6)がラクタム類と
カルシウム化合物との反応に比較して先ず進行す
ると考えられる事実である。 すなわち、すでに述べた本発明の顕著な効果は
反応(1),(2),(3)のルートの場合は、(A)ω−アミノ
カルボン酸のカルシウム塩からASBを得る場合
に、炭酸リチウムが顕著な触媒作用を示すこと、
あるいは反応(5),(6)のルートの場合は(B)ごく微量
存在する炭酸リチウムから生じた水酸化リチウム
が大量に存在する水酸化カルシウムや酸化カルシ
ウムより優先してラクタム類と反応しASBと炭
酸リチウムになること(すなわち、反応(6)が起る
こと)、(C)そうして出来た炭酸リチウムは、ラク
タム類を脱炭酸二量化してASBを得るに適した
反応条件下において、同時に十分素早く水酸化カ
ルシウムあるいは酸化カルシウムと反応して水酸
化リチウムに戻ること(すなわち、反応(5)がおこ
ること)といういくつかの新規な事実に基づいて
発現されたものと理解できる。これら事実が実現
することにより単独では不活性な炭酸リチウムが
本反応系内で触媒的な働きをして、十分効果を発
揮していると考えられる訳である。 次に本発明の実施例を示す。 なお、実施例中、ラクタムの反応率、ASB収
率およびASB選択率は次式に従つて算出した値
である。 ラクタム反応率(%) =(〔供給したラクタム(モル)〕−〔回収ま
たは副生したラクタム(モル)〕)/供給したラクタム
(モル)×100 ASB選択率(%) =生成したASB(モル)/(〔供給したラクタ
ム(モル)〕−〔回収または副生したラクタム(モル)
〕)×2×100 ASB収率(%) =生成したASB(モル)/供給したラクタム(
モル)×2×100 実施例 1 ε−カプロラクタム1.0モル、炭酸リチウム
0.100モル(ラクタム類のカルボニル基(以下
「C=0」と略記する)に対して0.20当量)お
よび酸化カルシウム0.55モル(「C=0」に対
して1.1当量)をステンレス製500mlの四ツ口フラ
スコに仕込み撹拌下、20ml/minで窒素を流しな
がら250℃に昇温した。水の留出が終つたら340〜
350℃に昇温して留出液を捕集し、最後は窒素の
流速を100ml/minに上げて全留出物を捕集した。
反応結果は表1の実施例1に示すとおりであつ
た。 なお、生成留出液の分析はガスクロマトグラフ
イー(アピエゾングリースL15%とKOH4%をダ
イアソリツドuH80〜100メツシユに担持し、充填
した2.5mガラスカラムを用いた。カラム温度200
℃、内部標準剤はドデカメチレンジアミン)によ
つた。 後に示す比較例1や比較例2と比べて、ASB
の収率および選択率は著しく向上していることが
明らかである。未反応のラクタムは循環使用でき
るので選択率の向上は特に好ましい結果である。 また、上記反応の開始から終了まで撹拌はスム
ーズに行なうことができ、撹拌不能トラブルは発
生しなかつた。 比較例 1 先の実施例1において、炭酸リチウムを用いな
い以外は全く同じ実験を行なつた。反応結果は同
じく表1に示した。ASBの収率や選択率は実施
例1に比べて著しく劣つており、このままでは工
業的実施は不可能である。また、本実験では
ASBの留出中に撹拌が一時期困難になり、手で
廻す必要が生じた。 比較例 2 先に実施例1において、炭酸リチウムを0.55モル
に増量し、酸化カルシウムは一切用いない以外は
全く同じ実験を行なつた。反応結果は同じく表1
に示した。炭酸リチウムの単独では実質的に
ASB生成活性が無いことが明らかである。 実施例 2 先の実施例1において、酸化カルシウムの代り
に水酸化カルシウムを0.55モル用い、炭酸リチウ
ムは0.025モル用いる以外は全く同じ実験を行な
つた。 反応結果は同じく表1に示した。後に示す比較
例3に比べて明らかにASB収率と選択率が改善
されている。ここで用いた炭酸リチウムの量はラ
クタム中のカルボニル基に対してわずか5%当量
である点が注目される。 実施例 3 炭酸リチウムの使用量を0.05モルにする以外
は、先の実施例2と全く同じ実験を行なつた。反
応結果は表1に示すようにASB収率は85%にも
達し、選択率も95%である。 比較例 3 先の実施例2において、炭酸リチウムを用いな
い以外は全く同じ実験を行なつた。反応結果は表
1に示すようにASB収率、選択率共に不満足で
ある。 実施例 4 先の実施例1において、酸化カルシウム0.55モ
ルの代りに酸化カルシウム0.275モルと水酸化カ
ルシウム0.275モルの混合物を用いる以外は全く
同じ実験を行なつた。 反応結果は同じく表1に示した。比較例1に比
べて明らかにASB収率と選択率が改善されてい
る。 実施例 5〜10 先の実施例1において、酸化カルシウムの代り
に水酸化カルシウムを0.55モル用い、炭酸リチウ
ムの使用量を0.05モルにし、ε−カプロラクタム
1.0モルの代りに、ε−アミノカプロン酸1.0モ
ル、主としてダイマー・トリマーからなるオリゴ
カプロアミド113g(C=0として1.0モル)、
ナイロン6(ηr=2.4)113g(C=0として1.0
モル)、α−ピロリドン1.0モル、γ−アミノ酪酸
またはナイロン4((ηr=2.3)(C=0として
1.0モル)を各々用いる以外は、全く同じ実験を
行つた。反応結果は表2に示した。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5〜7員環のラクタム、その開環オリゴマ、
    その開環重合体あるいはその開環単量体であるω
    −アミノアルカンカルボン酸から選ばれる原料
    を、原料ラクタム類のカルボニル基に対して
    0.003当量以上0.3当量以下の炭酸リチウム並びに
    0.7当量以上の水酸化カルシウムおよび/または
    酸化カルシウムの共存下に200〜550℃の温度範囲
    で加熱、乾留することを特徴とする、次の一般式
    ()で示されるアミノシツフ塩基の製造法。 (ただし式中nは4〜6の整数である)
JP55150832A 1980-10-29 1980-10-29 Preparation of amino schiff base or its derivative Granted JPS5775951A (en)

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