JPH0314000B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0314000B2 JPH0314000B2 JP58247263A JP24726383A JPH0314000B2 JP H0314000 B2 JPH0314000 B2 JP H0314000B2 JP 58247263 A JP58247263 A JP 58247263A JP 24726383 A JP24726383 A JP 24726383A JP H0314000 B2 JPH0314000 B2 JP H0314000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- blower
- internal pressure
- closing plate
- movable closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 16
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 27
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007641 inkjet printing Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は粒子が大きいかもしくは重い顔料を主
成分とするインク、粘度が高いインクまたは速乾
成分のインク及び潤滑油、接着液、化粧液等の液
体を使用する筆記具および塗布具に装備するイン
ク等液体供給装置に関する。
成分とするインク、粘度が高いインクまたは速乾
成分のインク及び潤滑油、接着液、化粧液等の液
体を使用する筆記具および塗布具に装備するイン
ク等液体供給装置に関する。
(従来の技術)
従来、この種の装置として、例えば中しんの後
端とシリンダの先端とをエア圧入部を介して嵌着
せしめ、該シリンダの内部にはノツク部材と連動
して前後に摺動し得るロツドと、該ロツドに固着
されるロツドと一体にシリンダ内を密封移動する
ピストンとが配置されていることを特徴とするノ
ツク式加圧型ボールペンが実開昭56−104987号公
報によつて公知となつている。
端とシリンダの先端とをエア圧入部を介して嵌着
せしめ、該シリンダの内部にはノツク部材と連動
して前後に摺動し得るロツドと、該ロツドに固着
されるロツドと一体にシリンダ内を密封移動する
ピストンとが配置されていることを特徴とするノ
ツク式加圧型ボールペンが実開昭56−104987号公
報によつて公知となつている。
(発明が解決しようとする問題点)
然しながら、この構造のものは中しん内のイン
クを書記部に送入する圧力としてノツク部材への
指先の押圧力が直接的に作用するのでこの押圧が
誤つて過大に為されると直ちに書記部への供給が
過剰となつてインクのボタ落ちなどを惹起するな
どの問題点があつた。
クを書記部に送入する圧力としてノツク部材への
指先の押圧力が直接的に作用するのでこの押圧が
誤つて過大に為されると直ちに書記部への供給が
過剰となつてインクのボタ落ちなどを惹起するな
どの問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明はインク等液体の密閉容器部内に上部よ
り外気を送入して内圧を高める吹子、ポンプ等送
風機と、上記の内圧により正圧をかけたインク等
液体を筆先、ペン先、刷毛先等書記部若しくは塗
布部に供給する機構とより構成され、上記の密閉
容器部の上面に同部に開設した漏孔と、この漏孔
を外面より閉塞する可動閉じ板と、この可動閉じ
板を上方より弾性的に押止する円錘コイルバネと
より形成される安全弁を設けたことを特徴とする
筆記具および塗布具に於けるインク等液体供給装
置を提供することによつて前記の問題点を解決し
ようとするものである。
り外気を送入して内圧を高める吹子、ポンプ等送
風機と、上記の内圧により正圧をかけたインク等
液体を筆先、ペン先、刷毛先等書記部若しくは塗
布部に供給する機構とより構成され、上記の密閉
容器部の上面に同部に開設した漏孔と、この漏孔
を外面より閉塞する可動閉じ板と、この可動閉じ
板を上方より弾性的に押止する円錘コイルバネと
より形成される安全弁を設けたことを特徴とする
筆記具および塗布具に於けるインク等液体供給装
置を提供することによつて前記の問題点を解決し
ようとするものである。
(実施例)
パイプ状針1の突き刺しにより開口せしめるイ
ンク排出口2を下面に備えたカートリツジ容器部
3内を上下移動可能な仕切カツプ5によりセパレ
ートして当該仕切カツプ5の下側にインク6を収
容すると共に当該カートリツジ容器部3の上端面
に蛇腹胴8の伸縮により外気を吸気孔9および排
気孔10を介して吸排するプラスチツク製自力復
帰型吹子11を装備し、吸気孔9の上面には直線
状に潰れた時に同吸気孔9を閉し弧状に復帰した
時に開く板バネ製の弁体12を、また排気孔10
にはコイルバネ13とボール13′よりなる逆止
弁を夫々設けると共にカートリツジ容器部3の上
面に漏孔14、円錘コイルバネ15と可動閉じ板
16とよりなる安全弁17を装備し、更に当該カ
ートリツジ容器部3を軸筒18内に尾端より挿入
してインク排出口2を同軸筒18の先端に口金部
材19を介して設けたパイプ状針1により破り嵌
めると共に口金部材19にインク吸蔵体20と連
続気泡状多孔物質製インク噴出体21と毛筆穂先
22とを取付け、また軸筒18の尾端開放口に尾
端キヤツプ23を着脱自在に螺着し、この尾端キ
ヤツプ23に上記の吹子11の押潰用リターンバ
ネ24付ノツク釦25を取付け、更に軸筒18に
於て吹子11に対応する周壁に外気取付孔26を
開設したものであつて、上記に於てノツク釦25
を押下すると弁体12が潰れて吸気孔9を閉塞し
且つ吹子11の潰れに伴つて中の空気がボール1
3を僅かに下降させてカートリツジ容器3内に於
ける仕切カツプ5の上側の空気室27内に移ると
共に押下完了直後にボール13′が復帰して排気
孔10を閉じ、また上記の押下を解消すると弁体
12が其の復元力でノツク釦25を上昇して吸気
孔9を開放状態とし且つ吹子11も外気取入孔2
6からの空気を吸気孔9より吸入して膨張するも
のであつて、即ちノツク釦25に対して押下操作
とその解消操作とを効互に行うことによつて空気
室27内の気圧を高めて上記の気圧力が仕切カツ
プ5に押下力を賦与し同仕切カツプ5の下側のイ
ンク6をパイプ状針1を介してインク吸蔵体2
0、インク噴出体21および毛筆穂先22に正圧
状態で供給するものであるが、この際、吹子11
よりの空気室27への送気が過剰となつて同空気
室の気圧が所定値より高くなると上記の安全弁1
7が開いてこれを低減する作用をするものであ
る。
ンク排出口2を下面に備えたカートリツジ容器部
3内を上下移動可能な仕切カツプ5によりセパレ
ートして当該仕切カツプ5の下側にインク6を収
容すると共に当該カートリツジ容器部3の上端面
に蛇腹胴8の伸縮により外気を吸気孔9および排
気孔10を介して吸排するプラスチツク製自力復
帰型吹子11を装備し、吸気孔9の上面には直線
状に潰れた時に同吸気孔9を閉し弧状に復帰した
時に開く板バネ製の弁体12を、また排気孔10
にはコイルバネ13とボール13′よりなる逆止
弁を夫々設けると共にカートリツジ容器部3の上
面に漏孔14、円錘コイルバネ15と可動閉じ板
16とよりなる安全弁17を装備し、更に当該カ
ートリツジ容器部3を軸筒18内に尾端より挿入
してインク排出口2を同軸筒18の先端に口金部
材19を介して設けたパイプ状針1により破り嵌
めると共に口金部材19にインク吸蔵体20と連
続気泡状多孔物質製インク噴出体21と毛筆穂先
22とを取付け、また軸筒18の尾端開放口に尾
端キヤツプ23を着脱自在に螺着し、この尾端キ
ヤツプ23に上記の吹子11の押潰用リターンバ
ネ24付ノツク釦25を取付け、更に軸筒18に
於て吹子11に対応する周壁に外気取付孔26を
開設したものであつて、上記に於てノツク釦25
を押下すると弁体12が潰れて吸気孔9を閉塞し
且つ吹子11の潰れに伴つて中の空気がボール1
3を僅かに下降させてカートリツジ容器3内に於
ける仕切カツプ5の上側の空気室27内に移ると
共に押下完了直後にボール13′が復帰して排気
孔10を閉じ、また上記の押下を解消すると弁体
12が其の復元力でノツク釦25を上昇して吸気
孔9を開放状態とし且つ吹子11も外気取入孔2
6からの空気を吸気孔9より吸入して膨張するも
のであつて、即ちノツク釦25に対して押下操作
とその解消操作とを効互に行うことによつて空気
室27内の気圧を高めて上記の気圧力が仕切カツ
プ5に押下力を賦与し同仕切カツプ5の下側のイ
ンク6をパイプ状針1を介してインク吸蔵体2
0、インク噴出体21および毛筆穂先22に正圧
状態で供給するものであるが、この際、吹子11
よりの空気室27への送気が過剰となつて同空気
室の気圧が所定値より高くなると上記の安全弁1
7が開いてこれを低減する作用をするものであ
る。
(発明の作用及び効果)
本発明はインク等液体の密閉容器部内に上部よ
り外気を送入して内圧を高める吹子、ポンプ等送
風機と、上記の内圧により正圧をかけたインク等
液体を筆先、ペン先、刷毛先等書記部若しくは塗
布部に供給する機構とより構成されるので書記部
若しくは塗布部へのインク等液体の供給を確実に
行うことができるのは勿論であるが、特に本発明
においては密閉容器の上面に同部に開設した漏孔
と、この漏孔を外面より閉塞する可動閉じ板と、
この可動閉じ板を上方より弾性的に押止する円錘
コイルバネとより形成される安全弁を設けたの
で、吹子、ポンプ等による密閉容器内への外気の
送入が過剰となつて同容器内の気圧が所定値を越
えたときには上記の安全弁が開いてこの気圧を低
減させ容器内の気圧の過大上昇によるインク等液
体の書記部若しくは塗布部への過剰供給を事前に
防止することができるものであつて、本発明はこ
れによつて前記の問題点を充分に解決することが
できる効果がある。
り外気を送入して内圧を高める吹子、ポンプ等送
風機と、上記の内圧により正圧をかけたインク等
液体を筆先、ペン先、刷毛先等書記部若しくは塗
布部に供給する機構とより構成されるので書記部
若しくは塗布部へのインク等液体の供給を確実に
行うことができるのは勿論であるが、特に本発明
においては密閉容器の上面に同部に開設した漏孔
と、この漏孔を外面より閉塞する可動閉じ板と、
この可動閉じ板を上方より弾性的に押止する円錘
コイルバネとより形成される安全弁を設けたの
で、吹子、ポンプ等による密閉容器内への外気の
送入が過剰となつて同容器内の気圧が所定値を越
えたときには上記の安全弁が開いてこの気圧を低
減させ容器内の気圧の過大上昇によるインク等液
体の書記部若しくは塗布部への過剰供給を事前に
防止することができるものであつて、本発明はこ
れによつて前記の問題点を充分に解決することが
できる効果がある。
図は本発明筆記具および塗布具に於けるインク
等液体供給装置の実施例を示すものであつて、第
1図は非ノツク操作時の状態を示す全体の斜視
図、第2図はノツク操作時の状態を示す断面図で
ある。 1……パイプ状針、2……インク排出口、3…
…カートリツジ容器、5……仕切カツプ、6……
インク、8……蛇腹胴、9……吸気孔、10……
排気孔、11……吹子、12……弁体、13……
コイルバネ、13′……ボール、14……漏孔、
15……円錘コイルバネ、16……可動閉じ板、
17……安全弁、18……軸筒、19……口金部
材、20……インク吸蔵体、21……インク噴出
体、22……毛筆穂先、23……尾端キヤツプ、
24……リターンバネ、25……ノツク釦、26
……外気取入孔、27……空気室。
等液体供給装置の実施例を示すものであつて、第
1図は非ノツク操作時の状態を示す全体の斜視
図、第2図はノツク操作時の状態を示す断面図で
ある。 1……パイプ状針、2……インク排出口、3…
…カートリツジ容器、5……仕切カツプ、6……
インク、8……蛇腹胴、9……吸気孔、10……
排気孔、11……吹子、12……弁体、13……
コイルバネ、13′……ボール、14……漏孔、
15……円錘コイルバネ、16……可動閉じ板、
17……安全弁、18……軸筒、19……口金部
材、20……インク吸蔵体、21……インク噴出
体、22……毛筆穂先、23……尾端キヤツプ、
24……リターンバネ、25……ノツク釦、26
……外気取入孔、27……空気室。
Claims (1)
- 1 インク等液体の密閉容器部内に上部より外気
を送入して内圧を高める吹子、ポンプ等送風機
と、上記の内圧により正圧をかけたインク等液体
を筆先、ペン先、刷毛先等書記部若しくは塗布部
に供給する機構とより構成され、上記の密閉容器
の上面に同部に開設した漏孔と、この漏孔を外面
より閉塞する可動閉じ板と、この可動閉じ板を上
方より弾性的に押止する円錘コイルバネとより形
成される安全弁を設けたことを特徴とする筆記具
および塗布具に於けるインク等液体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58247263A JPS60139493A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 筆記具および塗布具に於けるインク等液体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58247263A JPS60139493A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 筆記具および塗布具に於けるインク等液体供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139493A JPS60139493A (ja) | 1985-07-24 |
JPH0314000B2 true JPH0314000B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=17160871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58247263A Granted JPS60139493A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 筆記具および塗布具に於けるインク等液体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139493A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117789U (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-21 | ぺんてる株式会社 | 塗布具 |
JP2003172250A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-20 | Tac Seiko:Kk | 加圧装置および吐出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56104987U (ja) * | 1980-01-09 | 1981-08-15 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58247263A patent/JPS60139493A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139493A (ja) | 1985-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4244525A (en) | Writing instrument with refillable scent dispenser | |
US20110158738A1 (en) | Porous tip liquid applicator having draw fill mechanism | |
US7086799B1 (en) | Marker | |
JP2679918B2 (ja) | 筆記具 | |
US20070020032A1 (en) | Fluid applicator instrument | |
US5607003A (en) | Thermoplastic closure for a fluid container and system for refilling a fluid resevoir | |
US5518331A (en) | Refillable ink pen | |
BR112019003538B1 (pt) | Dispositivo dispensador de líquido retrátil | |
JPH0221959B2 (ja) | ||
JPH0314000B2 (ja) | ||
KR950001698B1 (ko) | 필기구 | |
JPH0618950Y2 (ja) | 塗布容器 | |
US1947092A (en) | Soluble ink fountain pen | |
JPH0952376A (ja) | インクジェットカートリッジへのインク再充填方法 | |
US610818A (en) | Fountain-pen | |
CN218615996U (zh) | 一种可加墨的笔及加墨装置 | |
JPH0239830Y2 (ja) | ||
KR20000000771U (ko) | 칠판용 개량 필기펜 | |
JPH0434940Y2 (ja) | ||
JPH0723275Y2 (ja) | スライド栓付筆記具 | |
JPH0545424Y2 (ja) | ||
JPH0313999B2 (ja) | ||
KR970007011Y1 (ko) | 잉크밸브가 형성된 펜 | |
JPH0437556Y2 (ja) | ||
JPH079672Y2 (ja) | スライド栓付筆記具 |