JPH03139585A - 感圧接着剤組成物 - Google Patents

感圧接着剤組成物

Info

Publication number
JPH03139585A
JPH03139585A JP26974590A JP26974590A JPH03139585A JP H03139585 A JPH03139585 A JP H03139585A JP 26974590 A JP26974590 A JP 26974590A JP 26974590 A JP26974590 A JP 26974590A JP H03139585 A JPH03139585 A JP H03139585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica
weight
composition
bitumen
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26974590A
Other languages
English (en)
Inventor
Margaret A Belletete
マーガレツト・エイ・ベレテツト
Robert A Wiercinski
ロバート・エイ・ウイアシンスキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WR Grace and Co filed Critical WR Grace and Co
Publication of JPH03139585A publication Critical patent/JPH03139585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N5/00Roofing materials comprising a fibrous web coated with bitumen or another polymer, e.g. pitch
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J195/00Adhesives based on bituminous materials, e.g. asphalt, tar, pitch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、屋根ふき用途でしばしば遭遇する高温で耐流
動性を向上させるのに適し、そしてまた安価に製造され
る感圧瀝青質接着剤に関する。本発明はまた、本発明の
接着剤組成物からなる自己接着性防水膜類に関する。
ビチューメン、油および種々のゴム類から成る混合物も
しくはブレンド物を含有する組成物類は、防水用途にお
ける感圧接着剤として使用されてきた。(以後、このよ
うなビチューメンー油−ゴムから成る接着剤を″瀝青質
接着剤”と呼ぶ)。
般に、このような瀝青質接着剤は、耐水性の覆いを得る
ため周囲温度で基材に接着できるところの感圧接着剤層
に成形することができる。これらの層は自己支持形であ
り、従って永久的に粘着した支持体または担体を必要と
しないが、上記の層を利用している市販の製品は一般に
、感圧接着層の一つの面を接着させた支持層を含んでい
る。用いられている支持層の典型的なものは、ポリマー
状のシート類、例えばポリエチレン、ポリプロピレンお
よびポリ塩化ビニルである。より好適な支持層の中には
、カナダ国特許番号1,008,738に記載されてい
る二軸配向、或いは配向し交叉積層させたポリオレフィ
ンフィルム類がある。
瀝青質接着剤の防水接着剤層から成る膜は、屋根ふき用
途、即ちルーフデツキ基材へ施工される自己粘着性屋根
ふき用膜材として、低級の、防水性の覆い、例えばコン
クリートの基礎、プラザデッキ、ブリッジデツキおよび
この類似物の防水用、および配管被覆用途など、に広く
用いられてきた。
瀝青質接着剤層は、自己密封形の充分に接着した防水層
を与えそして優れた防水性の保護を与えるが、これは、
この防水保護に加えて、使用されるかもしれないいかな
る支持層によっても与えられる。
屋根ふき用途において、これらの膜は、特に暖かい気候
においては200°Fの高い温度にさらされ得る。高温
の使用温度(一般に140”F〜200″F)では、通
常の瀝青質接着剤類はたるみ、そして屋根からしたたり
落ちる可能性がある。この接着剤の流動は、該接着剤の
他の成分に比較してより高い割合のゴムを加えることに
より低下させ得る。しかしながら、これは接着剤のコス
トを上昇させ、混合物の粘度を上昇させることで加工を
困難にし、そして接着に対する損失を与え得る。
発明の要約 本発明は、ビチューメン、油、エラストマーおよびシリ
カから成る改良した瀝青質感圧接着剤組成物を意図した
ものである。これらの組成物は、屋根ふき用途で遭遇す
るような高温において瀝青質接着剤が流動するのを防止
するための組成となり得る、ことを見い出した。接着剤
の流動特性におけるこの改良は、接着強度、低温タック
、低温柔軟性および加工性の如き他の重要な特性を犠牲
にすることなしに達成される。このように、これらの接
着剤類は、特に、膜の表面温度が広範囲、例えば−20
′Fから約2−00°F、に渡って変化するような屋根
ふき用途において、自己接着形防水接着層または膜材と
して有利に使用できる。本発明の接着剤類は特に、傾い
た屋根上で用いられる膜類、例えば氷せき止め保護のた
めの屋根の端に用いられる膜類、中に有利に用いられる
好適な具体例において、本発明の接着剤類は、約25〜
約60重量%のビチューメン、約15〜40重量%の油
、約5〜25重量%のエラストマーおよび約1〜30重
量%のシリカから成る。好適には、この組成物はまた不
活性な充填剤を含有し、そして最も好適には、上記充填
剤は炭酸カルシウムである。該充填剤は一般に0〜35
部の量で存在させる。(以後、特に明記されていない限
り、全てのパーセントは、組成物の全重量を基準とした
重量パーセントである)。
本発明のより更に好適な具体例において、用いられるシ
リカの粒子は約10〜700m”/gの表面積を有して
いる。好適なシリカは15〜400m”/ gの表面積
を有する気相反応シリカであり、好適には100〜38
0m’/gのものである。
更lこ、本発明は、本発明の接着剤から成る防水膜を窓
口したものである。この膜は、本質的に支持体を有して
いない全体を構成する一体層としての接着剤から成って
いてもよいが、それは、接着剤層中に部分的にもしくは
完全に埋め込まれたスクリム材のような補強材を含んで
いてもよい。好適には、この膜は接着剤層、並びに、例
えば直接接着剤層に接着するか、或いは、例えば1以上
の中間層を通して間接的に接着剤層に接着している支持
層から成っている。
二こで用いられる言葉“ビチューメン“は、ナチュラル
プロセスによるかまたは原油の蒸留によって、原油から
揮発成分を除去した時得られる固体状もしくは半固体状
の残渣を広い意味で呼ぶために用いられ、′アスファル
ト”と通常呼ばれている材料も含む(即ち、天然に存在
するかまたは製造されたビチューメンまたはアスファル
ト)。更に簡潔さおよび便利さのため、言葉“ビチュー
メン”はまた、タールおよびピッチにも適用される意味
を有し、これらは、′本当の7ビチユーメンではないが
、少なくとも瀝青質材料である。一般に、本発明の接着
剤類は、原油の蒸留残渣として得られる製造されたビチ
ューメン類もしくはアスファルト類を利用している。
本発明は、ビチューメン、油、エラストマーおよびシリ
カから成る感圧接着剤組成物類に関する。
シリカは、本新規ブレンド物中において、ティキットロ
ビーを生じさせる充填剤、または“ティキットロープ”
として働く。本発明の接着剤類にシリカを加えると、よ
り高いせん断速度での粘度を顕著に増大させることはな
く、屋根ふき用途の比較的高い温度でさえも、接着剤の
低せん断速度の粘度を上昇させない、即ち、シリカは該
組成物をティキットロビー物にすることを見い出した。
接着剤に関するティキットロビーは、極わずかのせん断
力が存在する時(例えば屋根ふき用の膜の表面上)高温
での流動を阻止するが、しかし通常の加工条件下では、
比較的低いエネルギー量を用いてこの材料を混合するこ
とを許す。同様に、接着剤に関するティキットロビーは
、通常の加工条件下で、シート、塗膜およびその類似物
に加工することを許す。
本発明の組成物の流動性を修正するシリカの能力に対比
して、他の添加剤を用いた場合同様の修正はできなかっ
た。高温での流動性を低下させる目的で組成物に高濃度
のエラストマーを加えた時、低せん断の粘度と同様高ぜ
ん断の粘度も上昇した。
このように高ぜん断の粘度が上昇したことによって、該
組成物を混合するのにより大きなエネルギーを費やす必
要がある。流動性を低下さらるためのこの方法もまた不
満足である、何故ならば接着剤の他の成分にも比較して
エラストマー類は高価であり、この方法で成される流動
性の低下は不適当であり、そして組成を変化させること
によって接着剤の他の特性が影響を受けるからである。
本発明の組成物類は、ビチューメン、油、エラストマー
およびシリカ、並びに任意に充填剤を、所望の物性を有
する感圧接着剤を得るのに必要ないかなる適切な比率で
含有していてもよい。一般に、本発明の組成物類は、約
25%〜60%のビチューメン、約15%〜40%の油
、約5%〜25%のエラストマー、および約1%〜30
%重量部のシリカから成る。充填剤を35%以下の量で
存在させてもよい。特に好適な組成物類は、約32%〜
52%のビチューメン、21%〜37%の油、9%〜2
1%のエラストマー 0%〜11%の充填剤および3%
〜24%のシリカから成るものである。
シリカの好適な量は、以下に論するように、使用するシ
リカの種類に依存している。本組成物が約30%未満の
シリカを含有しているのが一般に好ましい。
ビチューメン類は、浸透の等級(ASTM5)およびR
ing  and  B allの軟化点(ASTM 
 D−36)によって通常等級づけされている。
本組成物類中には、所望の物性を与えるのに適切ないか
なるビチューメンも使用できるが、本発明に有益なビチ
ューメン類は、ASTM  D−5中に説明されている
方法に従って測定して75″Fで約15〜200デシミ
リメートルの浸透を有すると共に、ASTM  D−3
6中に説明されている方法に従って測定して100下〜
230下のRing  and  Ba1l軟化点を、
一般に有している。
本組成物の油成分は、全ての瀝青質接着剤類におけるの
と同様、ヒチューメンのための可塑剤、例えばビチュー
メン中にエラストマー状の成分を溶解しやすくするため
の加工助剤、または例えばヒヂューメンのタック性を上
昇させるためのビチューメンの改質剤として働く。これ
らの作用の一つ以上を有するいかなる油も本組成物中に
も使用 − でき、そして一般に通常“エクステンダー油″と呼ばれ
る、従来の瀝青質接着剤類中に用いられる種々の油のい
ずれをも、本組成物類中に使用できる。これらの油は一
般に、ナフテン系、芳香族系、またはパラフィン系とし
て一般に分類されるが、本発明においては芳香族系の油
が好適に用いられる。
ビチューメン類は、天然に存在する油成分を含んでいて
もよく、そしてビチューメンの供給源および製造方法に
相関して、種類および量を変化させることができるもの
と理解すべきである。本組成物の油成分は、このような
天然に存在するビチューメンの油とは区別されるべきで
ある。従って、本発明の油成分は、別に添加される油ま
たは添加油の混合物であり、これはその製造物の部分と
して瀝青質接着剤組成物中に混合され、上述した機能の
一つ以上を提供する。この事に一致して、ここで与えら
れる油のいかなる量および比率も、この加えられた原料
油のみの量を意味し、従って、ビチューメン中に含まれ
る天然に存在するいかなる油も含まないものとする。
ここで用いる言葉“シリカ”は、少なくともlOm”/
 gs一般に700m”/g未満の表面積を有する二酸
化珪素粒子を有している。本発明に有益なシリカ類は、
気相反応シリカ、沈澱シリカ、沈澱シリカ、および濃縮
シリカ煙霧である。気相反応シリカは、水素−酸素炎中
で四塩化珪素の蒸気を加水分解させることによって製造
されたコロイド状のシリカである。この種類のシリカは
一般に非常に大きい表面積、典型的には15〜400m
”/g1 を有しており、そして上述したように、気相
反応シリカに関しては、表面積の特に好適な範囲は約1
00〜380m”/gである。気相反応シリカは一般に
親水性であるが、それを疎水性にするためシランで処理
してもよい。濃縮シリカ煙霧は、珪素鉄および金属珪素
の製造における電気アーク炉中石炭で高純度石英を還元
する時の副生成物として製造される。濃縮シリカ煙霧は
副生成物として得られるため、その特性は還元工程の変
化によって変化し、そして気相反応シリカに比較してそ
のコストは低い。一般に、濃縮シリカ煙霧の表面積は気
相反応シリカのそれよりもずっと小さく、典型的にはl
O〜100m2/gであり、好適には15〜50m’/
gである。可溶珪素塩と鉱酸との化学反応によって水中
で製造される沈澱シリカは、典型的には45〜700 
m”/ g、好適には200〜675 m”/ g、の
表面積を有している。本発明の組成物において濃縮シリ
カ煙霧を用いる場合、同等の流動特性を得るためには、
気相反応に比べて顕著に高い割合で添加(例えば8%に
対して25%)が必要とされることが見い出された。濃
縮シリカ煙霧のコストはまた、気相反応シリカに比べて
顕著に低いため、どちらを使用するか、或いはこれらの
二つをブレンドして用いるかを決定するのは、加工装置
および商業的に入手可能かを基準としてもよい。沈澱シ
リカの表面積は一般に、気相反応シリカのそれに類似し
ており、従って適切な耐流動性を得るためには、若干だ
け多い量の沈澱シリカが典型的に必要とされる。疎水性
にするためにシラン処理された気相反応シリカは、非常
に低い量の添加(1%〜5%)で優れた耐たるみ性を与
えることが見い出されたが、しかしそれはまた最も高価
な種類のシリカである。そのため、少ない量の添加でさ
えも、このコストは望ましくない。シリカの有効量の差
異は、使用するシリカの表面積および表面特性の両方(
例えば水酸化物の濃度;表面処理)を基準とするもので
あると考えられる。100〜380m”/gの好ましい
範囲の表面積を有する気相反応シリカを本発明で用いる
場合、添加量は、典型的には1%〜10%、好適には3
%〜7%である。15〜50m”/gの範囲の表面積を
有する濃縮シリカ煙霧を用いる場合、添加量は、15%
〜30%、好適には22%〜27%である。200〜6
75m2/gの表面積を有する沈澱シリカを用いる場合
、添加量は、一般に4%〜15%、好適には6%〜11
%である。
ここで用いる言葉“エラストマー”は、エラストマー状
のポリマー類、より詳細にはネオプレンまたはスチレン
ブタジェンの如き天然および合成ゴム類を意味し、本発
明において好適なものはスチレンブタジェンのブロック
コポリマー類である。
エラストマー状の成分は、高ぜん断の粘度を上昇させて
加工を困難にさせると同時に、接着剤のコストも上昇さ
せる。従って、エラストマーの割合は25%を越えない
量が一般に好ましい。
本発明の組成物類は、抗酸化剤類または充填剤の如き追
加的材料を含有いていてもよい。これらの追加的材料は
通常用いられており、そして技術者に対して公知のもの
である。
本発明の組成物類は、ビチューメン、油、エラストマー
、シリカおよびいかなる追加的材料も、種々の種類の混
合機中で約275°F〜400″Fの範囲の温度でブレ
ンドすることによって調製されてもよい。好適には、エ
ラストマーと油を最初に加熱して、そして一般に約0.
5〜3時間撹拌して均一な混合物を得る。その後、ヒチ
ューメンおよび全ての追加的材料、例えば充填剤、を加
え混合物全体に均一に分散させ、その後シリカを加える
。そして、この全体の組成物を上記温度範囲内に保持し
、均一な混合物が得られるまで撹拌する。
シリカを加え終った後の典型的な混合時間は一般に30
分未満とする。この組成物を調製するために低から中位
のせん断の混合装置を用いるのが好ましい。
得られる瀝青質接着剤の流動特性を測定する一つの方法
は、接着剤の“耐たるみ性″または“たるみ′を測定す
る試験である。耐たるみ性の値は、屋根の上のように熱
にさらされた時、接着剤が流れるかその場所に残ってい
るかを示すものである。
本発明で用いた測定方法を以下に示す:耐たるみ試験 1.2〜×3“×36ミルの大きさを有するサンプルを
調製しスチール製のプレートに取り付ける。
2、このサンプルを、垂直に、200”F(または所望
の試験温度)にセットしたオーブン中に置く。
3、少なくとも24時間に渡って、時間の関数としてた
るみ(プレートを接着剤が落ちる流れ)を測定する。
この標準試験期間は一ヶ月である。
高温で屋根ぶき用膜材から接着剤が流れるのを阻止する
ためには、接着剤が非常に小さいたるみ性を有している
必要がある。好適に本発明によって記載される接着剤は
、28日の期間で約6インチ未満のたるみである。
更に、本発明は、本発明の接着剤組成物類から成る防水
膜類を意図したものである。一つの形態として、この膜
は本質的に支持体を有していない全体を構成する一体層
の接着剤から成っているが、接着剤層に部分的にもしく
は完全に埋め込まれた織られたか不織スクリム材料また
は補強繊維の如き補強する手段を含んでいてもよい。好
適には接着剤層は、満足できる防水保護を得るため少な
くとも約0.01インチの厚さを有している。輸送およ
び施工中の操作を簡単にするため、接着膜材の片方また
は両方の面に、はがせるようにそれに接着させたカバー
層もしくはシートをつけてもよく、シリコンで処理した
紙またはプラスチックが特によく知られており好適なカ
バーである。基材に施工した後、いかなるはがすことの
できるカバーをも除去することによってさらされる接着
膜材の残存する面は、細かく割った骨材またはクラツド
材の保護層の如き被覆材に接着させるか、まt;はそれ
にかなめ石を入れるために用いてもよい。
これは例えば米国特許番号3,900,102に記載さ
れており、この発明はここでは参考に入れられる。
好適jコは本発明の膜は、接着剤層、並びに接着剤層に
直接接着している除去できない支持層、即ち支持体と接
着剤層が接着し互いに接着している層、或いは接着剤層
に間接的に接着している、即ち支持体と接着剤層の間に
1つ以上の中間層がありそしてこの膜がこれらの層全部
の全体を構成する積層、から成っている。支持体は、織
ったかまたは不織スクリムまたは織物の、とぎれのない
シートまたはフィルムであってもよい。それは無機材料
、例えば金属箔、或いは織ったか不織ガラススクリムか
ら成るとぎりないシート、或いは天然ゴムまたは合成有
機ポリマー類のような有機材料から成っていてもよい。
一般に、とぎれのない合成有機ポリマーシート類が、好
適な支持層である。
これらのシート類を作るために用いられてもよい合成ポ
リマー類には、ポリエチレン、ポリプロピレン、または
他のポリオレフィン類、ポリアマイド、ポリエステル、
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ弗化ビニルおよび
ポリクロロプレンまたはブチルゴムの如き合成ゴム類が
含まれる。このポリマーシートは、例えばカナダ国特許
番号l。
008.738に記載されているように、二軸配向また
は配向し交叉積層させていてもよく、特にこの種類の高
密度ポリエチレンシートが好ましい。
一般に、支持層において最適な耐候特性を有するのが望
ましい。支持体は、例えばカーボンブラックのような材
料を混合することによって不透明にさせてもよい。保護
膜およびフィルムは工場で施工してもよい。その上、支
持体は予め成形したフィルムの単一のシートでもよく、
または、必ずしも同じものでなくてもよいが互いに積層
させて単一構造を構成させた多層からなっていてもよい
それらが防水性を与えそしてそれに加えて接着層によっ
て与えられる蒸気バリア機能を与える限り、とぎれのな
いシート材料が好ましい。
本膜材の支持層は一般に、約0.001インチ〜約0.
05インチ、より好適には約0.002インチ〜約0.
02インチ、の範囲の厚さを有する。
ビチューメンを基材とする接着剤層は、少なくとも0.
01インチの厚さ、好適には約0.02インチ〜0.1
インチ、の範囲の厚さを有するべきである。
接着剤に加えて支持体を有する本発明の膜材はまた、例
えば米国特許番号3,900,102に記載されている
ように、支持体から離れた接着剤層のその面を、はがす
ことのできる覆いをすることが含まれてもよい。上に示
したように、ソリコンで処理した紙およびポリマーフィ
ルムが一般に用いられる。
本発明の膜材は、本技術で良く知られた方法に従って施
工されてもよい。従って、例えば、層の表面をさらすた
め多少同時にはがすことのできるカバーを取りはずして
、接着剤層を基材に対して施工してもよい。連続した防
水層に関しては、この膜は一般にオーバーラツプさせる
ように施行される。接着剤に粘着性接触面を与え、そし
てオーバーラツプしている継ぎ目において水を流れさせ
る溝の生成を阻止するため、例えば米国特許番号3.9
00.102に記載されているように、支持層の少なく
とも一方の縦方向の端を越えて接着剤層をはみ出させて
、該膜材を製造してもよい。
本発明の膜材は公知の技術を用いて調製することができ
る。従って、該接着剤を、所望の基材(支持体またはは
がすことのできるカバーシート)に対して施工するため
に、望まれる粘度と流動性を与えるのに充分な温度に加
熱し、そして適切な塗布装置を用いて、それに対して均
一な層に施工しても良い。望まれる場合、補強材をこの
熱い接着剤中に押しつけてもよい。その後、いかなる残
りの層も、さらされた接着剤層に対して施工し、施工さ
れる残った層の温度に対する感度に応じて、上記施工に
先んじて、接着剤層を冷却されるのが望ましいことがわ
かる。
本発明は、以下の実施例で更に説明されるが、これは説
明のみであり、効果を限定することを意図したものでは
ない。下記の実施例において特に明記されていない限り
全ての比は重量パーセントである。
実施例1 一連の、本発明の改良された瀝青質接着剤組成物類を、
各々の接着剤に、スチレンブタジェンのブロックコポリ
マー、芳香族系油、ビチューメン、および炭酸力ルンウ
ム充填剤を含有させて、製造した。各々の組成物に対し
て、表1に示したように、異なる割合のシリカを加えた
。(表1の全ての量は重量%である)。組成2および3
に使用したシリカは、100m2/gの表面積を有する
疎水性の気相反応ノリ力であり;組成4および5で用い
たシリカは260m2/gの表面積を有する沈澱/リカ
であり、そして組成6および7で用いたソリ力は22m
”/gの表面積を有するシリカ煙霧である。
表1の組成の各々は下記の方法で調製した。最初に油を
300°F〜400°Fの温度に加熱し、エラストマー
を加え、そしてエラストマーが溶解するまで(30〜9
0分)このブレンド物を混合した。その後、充填剤を加
え分散するまで混合し、そしてビチューメンを加え30
分間混合した。この時点でシリカを加えよく分散するま
で混合した。
その後、表1の各々の組成について、200″Fの試験
温度で上述したたるみ試験を用いて試験し、結果を表2
に示す。表2はまた、300Tの試験温度でスピンドル
番号27を用いたB rookf 1eldRVT粘度
計を用いた粘度試験:接着剤を含有する膜材の一片を、
下塗りコンクリートブロックに粘着させ、1日熟成させ
た後の、2インチ/分のクロスヘツド速度で90°の引
きはがし粘着力に関する試験を行なうことによる粘着性
の試験;そして接着剤を含有する膜材のサンプルを、−
25下で、マンドレルの回りに180°の曲りに曲げ、
クラック(合格するためには、接着剤に関して各々の膜
材の5つのサンプルについてクラックが発生してはなら
ない)を検査することから成る低温柔軟性試験、に関す
る結果を示す。(表2において、サンプル番号は表1の
接着剤組成物の番号に相当する)。
表2の結果は、シリカの割合を増大させると耐たるみ性
が本質的に向上することを示している。
シリカ煙霧の割合が24%の場合、流動性は実際上減少
し、そして耐たるみ性は28日間に渡って安定である。
同様の結果が5%の量で気相反応シリカを用いた場合と
、8%の量で沈澱シリカを用いた場合Iこ得られた。表
2の粘度に関するデータは、シリカを含有する接着剤の
ティキットロビー的性質を示している。好適な量のシリ
カを用いると、はとんど3倍にまで接着剤の°゛高せん
断”粘度(10rpmでの粘度)が上昇するが、このよ
うに上昇した粘度を有する接着剤類はまだ容易に、通常
の混合および製造装置を用いて、製造されそして膜材と
して使用される。表2の接着剤としてのおよび低温柔軟
性に関するデータは、シリカを添加しても両方の特性に
対して顕著な悪影響を与えないことを明らかに示してい
る。
発明の要約 ビチューメン、油、エラストマーおよびシリカから成る
感圧瀝青質接着剤類を提供する。これらの接着剤類は、
特に屋根ふき用途において自己接着形の防水層として特
に有益である。シリカが存在すると、接着剤の耐たるみ
性を向上させ、屋根ふき用途で遭遇する比較的高い温度
において接着剤が防水層から流れ出したりしたたり落ち
るのを阻止する。
また、本発明の接着剤組成物から成る防水膜類も提供す
るものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)ビチューメン; b)上記ビチューメン中に天然に存在していないで、そ
    してナフテン系油、パラフィン系油、および芳香族系油
    から成る群から選択される油; c)エラストマー;および d)シリカ から成る感圧接着剤組成物。 2、約1〜30重量%のシリカを有する特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3、約25重量%未満の上記エラストマーを有する特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。4、上記油が芳香族系
    油である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、上記エラストマーがスチレンブタジエンのブロック
    コポリマーである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 6、上記シリカが約10〜700m^2/gの表面積を
    有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7、上記シリカが濃縮したシリカ煙霧である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 8、約15〜30重量%の上記濃縮シリカ煙霧を有する
    特許請求の範囲第7項記載の組成物。 9、上記シリカが気相反応シリカである特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 10、約1〜10重量%の上記気相反応シリカを有する
    特許請求の範囲第9項記載の組成物。 11、上記シリカが沈澱させたシリカである特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 12、約4〜15重量%の上記沈澱シリカを有する特許
    請求の範囲第11項記載の組成物。 13、更に、充填剤を含有する特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 14、上記充填剤が炭酸カルシウムでありそして35重
    量%以下の量で存在する特許請求の範囲第13項記載の
    組成物。 15、上記感圧接着剤が、以下に記述する標準耐たるみ
    試験で測定して、200°Fで28日後約6インチ未満
    のたるみを有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 16、a)約25〜60重量%のビチューメン; b)約5〜25重量%のエラストマー; c)約15〜40重量%の、上記ビチューメン中に天然
    に存在していなくそしてナフテン系油、パラフィン系油
    および芳香族系油から成る群から選択される油;および d)約1〜30重量%のシリカ、 から成る感圧接着組成物。 17、約32〜52重量%の上記ビチューメン、約9〜
    21重量%の上記ゴム、約21〜37重量%の上記油、
    および約3〜約24重量%の上記シリカを含有する特許
    請求の範囲第16項記載の組成物。 18、22〜27重量%の濃縮シリカ煙霧を含有する特
    許請求の範囲第17項記載の組成物。 19、3〜7重量%の気相反応シリカを含有する特許請
    求の範囲第17項記載の組成物。20、更に、充填剤を
    含有する特許請求の範囲第17項記載の組成物。 21、上記充填剤が炭酸カルシウムでありそして35重
    量%以下の量で存在する特許請求の範囲第20項記載の
    組成物。 22、a)ビチューメン; b)上記ビチューメン中に天然に存在していないで、そ
    してナフテン系油、パラフィン系油、および芳香族系油
    から成る群から選択される油; c)エラストマー;および d)シリカ から成る感圧接着剤組成物の防水層から成る防水膜。 23、更に、上記感圧接着剤層に直接または間接的に接
    着した支持層を有する特許請求の範囲第22項記載の膜
    。 24、上記支持層が織ったスクリムか不織スクリム、或
    いは合成有機ポリマーのとぎれのないシートである特許
    請求の範囲第23項記載の膜。 25、上記感圧接着剤層が少なくとも0.01インチの
    厚さを有する特許請求の範囲第22項記載の膜。 26、上記感圧接着剤が、以下に記述する標準耐たるみ
    試験で測定して、200°Fで28日後約6インチ未満
    のたるみを有する特許請求の範囲第22項記載の膜。 27、上記感圧接着剤が更に充填剤を含有する特許請求
    の範囲第22項記載の膜。
JP26974590A 1989-10-12 1990-10-09 感圧接着剤組成物 Pending JPH03139585A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US42077289A 1989-10-12 1989-10-12
US420772 1989-10-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03139585A true JPH03139585A (ja) 1991-06-13

Family

ID=23667785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26974590A Pending JPH03139585A (ja) 1989-10-12 1990-10-09 感圧接着剤組成物

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0422932A3 (ja)
JP (1) JPH03139585A (ja)
CA (1) CA2026373A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068559U (ja) * 1992-07-03 1994-02-04 両毛防水工業株式会社 強化アスファルト防水層構造

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5182319A (en) * 1991-09-27 1993-01-26 Tamko Asphalt Products, Inc. Pressure sensitive bituminous compositions
GB9120929D0 (en) * 1991-10-01 1991-11-13 Grace W R Ltd Low temperature applicable waterproofing laminates
ES2098179B1 (es) * 1994-03-14 1997-12-01 Derivados Asfalticos Normaliza Adhesivo bituminoso para uso en frio, procedimiento para su preparacion y aplicaciones.
US6201055B1 (en) * 1999-03-11 2001-03-13 Dow Corning Corporation Silicone composition and silicone pressure sensitive adhesive
US6121368A (en) * 1999-09-07 2000-09-19 Dow Corning Corporation Silicone composition and silicone pressure sensitive adhesive formed therefrom
ES2387798B8 (es) * 2011-03-10 2014-07-23 Fundación Centro Tecnológico Andaluz De La Piedra Proceso para la obtención de un mástico bituminoso modificado para aplicación en láminas flexibles y producto obtenido
KR101247782B1 (ko) 2012-10-30 2013-03-25 박준성 부착방지용 유화아스팔트 및 그의 조성물
CN106566469B (zh) * 2016-04-11 2018-12-14 张超 一种工程界面处理用超薄沥青膜及其使用方法
CN106634822A (zh) * 2016-11-17 2017-05-10 成都卓宝新型建材有限公司 芳烃油沥青防水卷材及其生产工艺

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB135563A (ja) * 1900-01-01
GB1409312A (en) * 1972-09-05 1975-10-08 Wiggins & Co Ltd Berry Adhesive bituminous compositions
CA1008738A (en) * 1972-10-30 1977-04-19 Everett R. Davis Preformed bituminous sealing membranes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068559U (ja) * 1992-07-03 1994-02-04 両毛防水工業株式会社 強化アスファルト防水層構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP0422932A3 (en) 1992-05-20
EP0422932A2 (en) 1991-04-17
CA2026373A1 (en) 1991-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4738884A (en) Asphalt adhesives superimposed on asphalt-based roofing sheet
US4824880A (en) Asphalt adhesives
US7317045B2 (en) Polyethylene modified asphalt compositions
US4600635A (en) Bitumen adhesive and waterproofing membranes containing same
KR101962231B1 (ko) 합성고무를 개질화한 자착식 방수시트
MXPA05009451A (es) Composicion y metodo para la instalacion de material de techado.
EP0199275A2 (en) Bitumen adhesive composition containing an ionomeric elastomer and waterproofing membranes comprising same
JPH03139585A (ja) 感圧接着剤組成物
KR101176591B1 (ko) 자착식 아스팔트 방수 시트와 그 제조 방법
CA1246264A (en) Coating compositions for a polymer-modified roofing and waterproofing sheet
CA2670086C (en) Asphalt shingle coating with improved tear strength
JPH02229033A (ja) プライマー不用の防水用積層物
US4001167A (en) Adhesive compositions comprising aromatic process oil and block copolymer
US5308676A (en) Torchable roll roofing membrane
US4992334A (en) Low temperature waterproofing laminates
KR101280975B1 (ko) 아스팔트 방수시트와 일체화가 되는 도막형 프라이머.
EP4022146A1 (en) Roofing underlayment using a pressure sensitive adhesive and methods for making and using the same
CA3035902C (en) Lightweight filler for waterproofing bitumen membranes
EP1674547B1 (en) Glue for cold glueing of construction materials
EP0850276B1 (en) Bitumen compositions
JPH04149291A (ja) 感圧接着剤組成物
EP0550591B1 (en) A method of protecting materials against corrosion as well as an apparatus for carrying out the method
EP0606298B1 (en) Low temperature applicable waterproofing laminates
Berggren Laboratory evaluation of different methods for adhering SBS-modified bituminous roofing and waterproofing membranes
JPH09291217A (ja) 防水用アスファルト組成物