JPH031384A

JPH031384A - テープカセット

Info

Publication number: JPH031384A
Application number: JP2010771A
Authority: JP
Inventors: Karl-Juergen Reimer; カール‐ユルゲン、ライマー; Dietmar Pfefferkorn; ディートマル、プフェファーコルン; Eberhard Koester; エーバーハルト、ケースター; Norbert Kreimes; ノルバート、クライメス; Wilhelmus Andriessen; ヴィルヘルムス、アンドリーセン; Herbert Wagner; ヘルバート、ヴァーグナー; Werner Wagner; ヴェルナー、ヴァーグナー
Original assignee: BASF SE
Current assignee: BASF SE
Priority date: 1979-12-22
Filing date: 1990-01-22
Publication date: 1991-01-08
Also published as: US4453683A; DE3071255D1; DE3072056D1; JPH0450678B2; CA1151290A; ES8200499A1; ES497954A0; AU6561180A; PT72168A; CS228141B2; EP0143874A3; JPS5698757A; BR8008206A; ZA807953B; EP0143874B1; EP0031927B1; EP0031927A1; PT72168B; JPH0419629B2; DE2951951A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ケーシングが、テープカセットの外形を形成
するほぼ直方体の開閉可能な底部と蓋部から成り、かつ
テープレコーダ側の駆動部材及び走査部材を挿入するた
めに、かっケーシング内にあって少なくともテープ巻体
に巻かれテープループを備えた記録媒体と走査部材を接
触させるために、ケーシングが開口を宵し、かつ記録媒
体用ガイド装置を育し、その際巻かれた記録媒体はテー
プループと共に保護保持ケース内に収容されており、こ
の保護保持ケースは、テープカセットの動作のためにケ
ーシング内に挿入でき、かつその際走査部材及び駆動部
材は記録媒体に接近でき、又は保護保持ケース内に侵入
できる、帯杖又はテープ状の記録媒体の少なくとも１つ
のテープ巻体のために保護保持ケースとケーシングから
形成されたテープカセットに関する。

従来の技術適当な記録及び／又は再生用カセットテープレコーダに
おいて、信号記憶のための磁気テープ及びフィルムのよ
うなテープ状の記録媒体用のテープカセットを使用する
ことは周知である。記憶すべき又は記憶した信号は、オ
ーディオ、ビデオ、データ又は計測情報又はこれらの組
合わせを含んだアナログ又はデジタル信号である。

このような種々のテープカセットが、オーディオ、ビデ
オ、データ処理及び計測の分野において使用され、かつ
周知である。このようなカセットのいくつかの例を次に
簡単に説明する。

コンパクトカセットは、オーディオの分野において世界
中に流通しているが、データ記憶及びビデオ記録のため
の特殊な形のものも開示されている。しかしこれら特殊
な形のものは、製造に手間がかかり、かつほとんどの場
合大量生産できない。

安価なタイプのカセットであるコンパクトカセットは、
比較的大きな製造公差を有するケーシングを有し、かつ
それ故に特にテープガイド特性に関して欠点を有するの
で、カセット内の磁気テープの品質には関係なく、得ら
れた記録再生品質は粗悪である。

コンパクトカセットの形をしたいわゆる金属フレームカ
セットは周知である。ここでは通常のテープガイド素子
、カセット内壁、テープ巻心支持体及びテープガイドロ
ーラは、高い精度を有するが、製造に手間がかかり、高
価になる。金属としてはアルミニウムが使われている。

ドイツ連邦共和国特許第２０４１９７７号明細書によれ
ば、はとんどのテープガイド手段を実際にカセット内部
ではなく、テープレコーダ側に収容し、従ってカセット
は、テープの巻体を収容するだけになり、テープレコー
ダ側のテープガイド手段は、適当な開口を通って、テー
プ及びテープリールにはまり、従ってカセットケーシン
グにはとんど依存せずに、極めて精密なテープガイドが
行われることは公知である。このタイプのカセットは、
データ、ビデオ及びオーディオ信号の記録に同様に適し
ており、かつ自動カセット記録再生装置にも育利に使用
できる。現在市販されているこのようなカセットにおい
てケーシングは、プラスチック、例えばポリスチロール
から成るが、ブレーキ手段及びテープガイドローラのよ
うな金属部品を含み、かつそれ故にそれ程経済的に製造
できるわけではない。

ベルギー国特許第８３６３１７号明細書によれば、２つ
の磁気テープ巻体及びその間に配置したほどけたテープ
ループのために装入装置と称し実質的に上側及び下側フ
ランジから成る支持体が公知であり、この支持体は、通
常のコンパクトカセットの形をした開閉可能なケーシン
グ内に挿入できる。

手でケーシングのテープガイド素子のまわりにテープル
ープを通しかつこのケーシングを閉じた後に、通常のカ
セットテープレコーダにおいてこのように形成した磁気
テープカセットを動作させることができる。この公哩の
装入装置とケーシングでは、アマチュアによ・る取扱い
は不可能であり、ケーシング外での磁気テープの保護は
行われず、かつケーシング内への記録媒体の装入は容易
にならない。

さらに米国特許第３７９６３９４号明細書によれば、２
分割コンパクトカセットが公知であり、ここではカセッ
ト前面とテープガイド素子と両方のテープ巻体とを含む
前側部分に後側部分を加え、完全なカセットの形が形成
される。その際後側部分は、カセット部分における通常
の溶接又は接着結合を避けるため、及び安価な材料を使
用できるようにするため、フレームと前側部分用閉鎖機
能だけを有する。後側部分にあるロック装置は、組立て
たカセットの前側部分と後側部分の所定の空間的対応を
確実にしている。これら部分は互いに再び取はずすこと
もできる。

それにより同じ後側部分について１つの前側部分を別の
ものと交換することができるが、高々通常市販のコンパ
クトカセットの品質が得られるにすぎない。なぜならテ
ープガイド素子はいぜんとしてカセット前側部分の統合
部品であり、この前側部分はいぜんとして通常のプラス
チックから成り、それ故に公差を伴うものだからである
。この公知のカセットは、テープ巻体と共に前側部分を
独立して取扱うことは考えられておらず、かつ前側部分
の開いた構造のためこのことが望ましいわけでもない。

さらに米国特許第４０９３１５１号明細書によれば、磁
気テープ巻体用回転ディスクを有し開閉可能なカセット
状ケースが公知であり、ここではケースを開いて、あら
かじめテープガイド素子のまわりにテープループを通し
た後に、テープ巻体が回転ディスク上に置かれる。ケー
スの蓋を閉じた後に、テープ巻体はケース内で駆動でき
る。この公知のテープ巻体用ケースにおいても、テープ
巻体はケースの外で問題なく取扱うことができるユニッ
トをなしているわけではない。

発明の目的テープカセットの分野におけるこれらの従来技術を前提
として本発明の課題は、テープ走行特性に関して高い精
度を有しかつアマチュアでも容易にテープを交換できる
高級なテープカセット、特に磁気テープカセットを提供
することにある。

発明の構成この課題は、特許請求の範囲第１項に記載した、ケーシ
ングと保護保持ケースから成るテープカセットによって
解決される。

それによりケーシングの精密な構成、損傷及び汚れの生
じない保護保持ケースの構成及び取扱い、及び保護保持
ケースとケーシングの損傷の生じない簡単な組立て及び
高級なテープカセットの構成が可能になる。それにょリ
ケーシングの開閉はテープカセットの面内で行うことが
できる。

テープガイド装置は大体においてケーシング底部だけに
設けられているので、テープ走行にとって極めて良好な
前提条件が提供され、ヘッドギャップの長さ、すなわち
トラック幅を縮小できるので、さらに大きな記録密度が
容易に達成できる。

ケーシング及び保護保持ケースの本発明にょる構成によ
れば、実際に保護保持ケースの収容が可能であり、それ
により所定の位置への容易な挿入及び／又は問題のない
挿入が可能である。

それにより両方のユニット、すなわちケーシングと保護
保持ケースを独立の市販製品とすることができるので、
完全なテープ互換性が得られる。

種々のテープ長さ、種々のテープ特性（写真技術的又は
磁気的な）を選択できると共に、例えば特殊なオーディ
オ又はビデオ効果を得るため、又はデータ又は計測信号
の記憶の際の特殊な要求に応じるため、異なったメーカ
の製品を最適に組合わせることもできる。

本発明は、あらゆるタイプの信号の場合に、アマチュア
及びプロフェッンロナルユーザーに記録再生品質の改善
、及び高記録密度を提供し、他方においてこの高記録密
度は、デジタル信号符号化を容易にし、かつ大きな記憶
容量を提供する。保護保持ケースは、アマチュアの取扱
いを特に容易にし、かつ有利にもライブラリーに保管す
るため適当な形をしており、適当な材料から成り、かっ
外部損傷からテープを適当に保護するため有利な形をし
ている。

ケーシングは、保持体よりも硬い材料から成ると何利で
あり、特にアマチュアにとって取扱いが容易であり、か
つ保護保持ケース内にあるか又はここから取出されたテ
ープと共にテープレコーダに挿入した場合、はぼ一定の
極めて正確なテープガイドを行う。

ケーシングは、現在市販のテープレコーダに使われてい
る部品を含んでいてもよい。なぜならケーシングは、実
質的に精密特性を有し、かつ経済的に量産できるものだ
からである。

記録媒体としてフィルムを使用した場合、フィルムのタ
イプ又はフィルム材料の感度゛又はコントラスト又は色
彩効果を、フィルム交換の判断基準としてもよい。

磁気テープの場合、テープのタイプ（オーディオテープ
か又はビデオテープ等）、最大出力レベル又は磁気材料
の感度、力学的特性、又は特殊な測定及びテスト特性を
、テープ交換の判断基準としてもよい。

次に本発明の対象の詳細な特徴を説明する。

本発明によるテープカセット用の保護保持ケースは、プ
ラスチック及び／又は紙から経済的に作ることができ、
有利にも深絞り法、射出成形又はその他の適当な大量生
産法、例えばプレスによって作ることができる。ケース
の形は、なるべく簡単にケース内にテープを自動挿入（
テープ材料の装着）できるようなものにする。

蓋部を閉じた際にテープ巻体を含まない保護保持ケース
をケーシングから取出し、又はそもそもケーシングの狭
い面から挿入しようとする場合、ケーシン、グの狭い面
にある開口を閉じるために蓋を設けることができる。

本発明によれば、保護保持ケースは中空部材がら構成で
き、この中空部材は、平面図において前側に少なくとも
１つの切欠きををし、この切欠きをまたいでテープ部分
が張られており、かっこの範囲において走査部材がテー
プに接触でき、がっガイド素子がテープに作用できる。

実際に保護保持ケースの内部空間の密閉を良好にするた
めに、切欠きの端部の近くにテープ部分用のスリット状
出口開口及びテープガイド素子を設けるとができる。

テープガイド素子は、保護保持ケースの下部及び上部に
おける保持ビン片がら有利に構成でき、その際保持ビン
片の間に空間があり、水平面内において保護保持ケース
をケーシングがら取出す際に、テープがこの空間を通り
抜けることができる。

保護保持ケースをケーシング内に挿入して動作準備した
際に、保護保持ケースの外形がケーシングの平面図外形
を越えて突出しているとさらに有利である。それにより
テープとテープ巻体をケーシング内に残すようにする場
合、空のケースを容易に取出すことができる。

実際に垂直ヒンジ結合部はヒンジブシュとヒンジピンか
ら構成でき、これらヒンジブシュとヒンジピンは、特に
ケーシングの前側の近くに配置されている。ヒンジブシ
ュとヒンジピンは取はずし可能かつ係止可能に互いに結
合するとを利であり、このことは、製造及び取扱いに関
して望ましい。

本発明による保護保持ケースとケーシングの実際の構成
は次のような特徴から明らかである。

その際少なくとも１つのテープ巻体用の保護保持ケース
は、最大テープ巻体直径に合わせた大きさと形を備えた
少なくとも１つの空間を有する。

２つのテープ巻体用の保護保持ケースは、半分の直径の
２つのテープ巻体に相当する空間を有することができる
。保護保持ケースは、例えば硬質ポリ塩化ビニルフィル
ムのような適当なプラスチック材料から少なくとも１つ
の深絞り部品又は射出成形部品として有利に製造できる
。

すでに周知のようにケーシングは、１つ又は複数のテー
プ巻体を囲む蓋部と底部及びこれら蓋部と底部を互いに
結合する側面部を備えたほぼ直方体の中空部材から成り
、その際テープレコーダ側の駆動装置は、テープ送りの
ために中空部材内のテープ巻体を駆動し、かつテープレ
コーダ側の走査部材は、テープに又はテープから信号を
記録又は再生するために、送られるテープに接触し又は
接触でき、その際本発明によれば、底部と蓋部は、垂直
ヒンジ結合装置によって互いに水平に可動に互いに結合
され、又は結合可能であり、がっ互いに係止可能である
。

本発明の実施例を以下図面によって詳細に説明する。

本発明によるテープカセットは、ＤＩＮ規格４５５１６
による寸法に対応したコンパクトカセットに相当し、か
つ通常のコンパクトカセットと同じ機能を果たすもので
ある。

ケーシング４４は、２つのテープ巻体（リールとも称す
る）を有する保護保持ケース４３（ケースとも称する）
を収容するようになった精密ケーシングである。

ケーシング４４は、大量生産で処理できがっ広い温度範
囲において安定な形状を持続する材料から成ると有利で
ある。ケーシング４４は２つの部分、すなわち底部と蓋
部４５から成り、これら部分は、ここではヒンジ４６を
介して互いに可動に結合されている。

ケースがケーシング４４と共に動作する際にこのケーシ
ング内に残るようにする場合、ケース４３の大きさと形
は、ここでは例えば最大リール直径によって決まる。こ
の場合ケース４３は、適当な材料から一方で、又は互い
に固定的に結合した２つの部分によって作ることができ
る。

しかし例えばテープガイドへの不利な作用をあらかじめ
防止するために、ケース４３をケーシング４４内に挿入
した後に、一部又は完全に取除くようにする場合、ケー
スの形と大きさは、半分巻いたリールの直径によって決
めてもよい。この場合ケースの少なくとも一方の半体が
取はずし可能に形成されており、かつ両方の半休を箱の
ように差込み可能に形成してもよい。

本実施例においてケース４３は２つの部分がら構成でき
、これら部分は、ケース４３の中心面に対して対称又は
非対称に形成でき、その際対称形にすれば、大量生産は
大幅に容易になるケース４３は、プラスチック、例えば
ポリスチロール、ポリエチレン、特に硬質ＰＶＣ（ポリ
塩化ビニル）から成るフィルム材料から構成するとを利
であり、場合によっては紙又は厚紙材料と組合わせても
よく、その際部品を適当な方法で、例えば溶接によって
結合してもよい。

ケース４３内の又は一部又は全くケース４３を含まない
リールの駆動は、ハブの開口に侵入するテープレコーダ
側駆動スピンドルを介して行われる。

ケーシング４４は、熱的及び機械的に安定な適当な材料
から製造でき、例えば金属、合金、プラスチック材料、
場合によってはガラス繊維で強化したプラスチック材料
又はプラスチック部品と金属部品の組合わせから製造で
きる。ケーシング４４は２つの部分４５と６４から成る
と有利であり、これら部分は垂直ヒンジな介して互いに
結合できるので、水平面内で蓋部４５を揺動することが
できる。

ケース４３の突起５１又はケーシング４４の外形を越え
て突出したケース部分（例えば第２図又は第３図参照）
を介して、ケーシング４４からケース４３を取出すこと
ができる。

ロック機構を操作した後に、ケーシング４４は開かれ、
かつケース４３は、場合によっては保管のために取出す
ことができる。

ケース４３はケーシング４４と共に動作させるために使
われ、このケーシングの蓋部４５は、垂直に配置したヒ
ンジ軸４６のまわりにおいて水平面内で揺動できる。

ヒンジ４６は、ピン４７と、軸ロックばね４９を有する
ブシ：Ｌ４８とから成る。ケーシングの蓋部４５の後縁
はヒンジ蓋５０ををし、この蓋は、閉じ方向に初応力を
加えると有利であり、かつここでもケース４３を使用す
ることができ、このケースはテープとリールを挿入した
後に外から取出すことができる。手動で取出すことがで
きるようにするため、このケースは、適当な突起５１を
有するか、又はケーシングより広くなっている。

突起５１を引くか又はケースのはみ出した部分を引くこ
とにより、ケース４３は、ケーシング４４から後方へ引
出すことができ、かつヒンジ蓋５０は自動的に閉じる。

この段階においてリールは、ケーシング４４内で動作準
備されており、テープ１８は、テープ押圧素子５８の両
側でテープガイドフレーム５６及びガイドローラ５７に
よって案内される。ケース４３は、ケーシング４４の底
部６４へ上から挿入され、テープ１８は、ケース４３の
長い切欠き５２をまたいで張られており、この切欠きを
通してケーシング４４のテープガイド素子はテープ１８
の後へ達することができる。

テープ１８の保持素子は、ケース４３の隅範囲又は長い
切欠き５２の端部に設けられており、従ってテープが、
ケース４３の内部へすべり込むことはな（、このケース
は、簡単な手順でケーシング４４内に挿入されるよう、
にする。

それどころかケースの下部及び上部に取付けると有利な
保持ピン片５３及び５４を通ってテープ１８が抜は落ち
可能なように、ケーシングからケース４３の取出しを考
慮して保持素子を形成しかつ配置しなければならない。

ここではケース４３内へのリールの再挿入は、ケーシン
グ４４の蓋部４５を開き、ケース下部を挿入しかつケー
ス上部をかぶせた後に初めて行うことができる。

ケース４３は３つの側面を閉じて形成し、かつリールは
切欠き５２に隣接する開口５５を通してケース４３から
取出すと有利である。ケース４３は、箱状に、例えばケ
ース中心面において対称に分割可能に構成すると有利で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による２つのテープ巻体用の保護保持
ケースを示す図、第１ａ図は、ケースの隅部の断面図、
第２図は、本発明による一部開いたケーシングに挿入し
た保護保持ケースを示す図、第２ａ図は、第２図の垂直
ヒンジの細部を示す図、第３図は、保護保持ケースを挿
入した第２図の閉じたケーシングを後から示す図である
。１８・・・テープ、４３・・・保護保持ケース、４４・
・・ケーシング、４５・・・蓋部、４６・・・ヒンジ、
４７・・・ヒンジピン、４８・・・ヒンジブシュ、４９
・・・軸ロブりばね、５０・・・蓋、１・・・突起、５２・・・切欠き、５３゜５４・・・保持ピン片、５５・・・開口、５６゜７゜５８・・・テープガイド装置、６４・・・底部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ケーシング（４４）が、テープカセットの外形を
形成するほぼ直方体の開閉可能な底部と蓋部から成り、
かつテープレコーダ側の駆動部材及び走査部材を挿入す
るために、かつケーシング内にあって少なくともテープ
巻体に巻かれテープループを備えた記録媒体（１８）と
走査部材を接触させるために、ケーシングが開口を有し
、かつ記録媒体用ガイド装置を有し、その際巻かれた記
録媒体はテープループと共に保護保持ケース内に収容さ
れており、この保護保持ケースは、テープカセットの動
作のためにケーシング（４４）内に挿入でき、かつその
際走査部材及び駆動部材は記録媒体に接近でき、又は保
護保持ケース内に侵入できる、帯状又はテープ状の記録
媒体の少なくとも１つのテープ巻体のために保護保持ケ
ースとケーシングから形成されたテープカセットにおい
て、保護保持ケース（４３）が、少なくとも３つの外周面及
び底面と蓋面において実質的に閉じて形成されており、
かつアクセス可能なテープ部分が保護保持ケースにおい
て緊張させられており、ケーシング（４４）の底部と蓋
部の間に垂直ヒンジ結合部（４６）が設けられており、
かつ蓋部を水平に揺動した後に、開いた底部内に保護保
持ケース（４３）が挿入でき、又はここから取出し可能
であり、従ってケーシング（４４）内の記録媒体（１８
）の動作のために、ガイド装置（５６、５７、５８）が
アクセス可能なテープ部分にはまることを特徴とするテ
ープカセット。
（２）保護保持ケースに中空部材が設けられており、こ
の中空部材が平面図において前側に少なくとも１つの切
欠き（５２）を有し、この切欠きをまたいでテープ部分
が張られており、かつこの範囲において走査部材がテー
プに接触でき、かつガイド素子がテープに作用できる、
特許請求の範囲第１項記載のテープカセット。
（３）保護保持ケースにおいて切欠き（５２）の端部の
近くに、テープ部分のためにスロット状の出口開口が設
けられている、特許請求の範囲第２項記載のテープカセ
ット。
（４）保護保持ケースにおいて切欠き（５２）の端部の
近くに、ガイド装置、すなわちテープガイド素子（５３
、５４）が配置されている、特許請求の範囲第２項又は
第３項記載のテープカセット。
（５）保護保持ケースにおいてテープガイド素子が、下
部及び上部における保持ピン片（５３、５４）から成り
、その際保持ピン片（５３、５４）の間に空間が設けら
れており、水平面内において保護保持ケース（４３）を
ケーシング（４４）から取出す際、テープがこの空間を
通り抜けることができる、特許請求の範囲第４項記載の
テープカセット。
（６）保護保持ケース（４３）をケーシング（４４）内
に挿入して動作準備した際に、保護保持ケースの外形又
は突起（５１）がケーシングの平面図外形を越えて突出
している、特許請求の範囲第１〜５項の１つに記載のテ
ープカセット。
（７）少なくとも１つのハブ上の少なくとも１つのテー
プ巻体用の保護保持ケースに、最大テープ巻体直径に合
わせた大きさと形を有する少なくとも１つの空間が設け
られている、特許請求の範囲第１〜６項の１つに記載の
テープカセット。
（８）２つのテープ巻体を有するテープカセット用の保
護保持ケースに、半分の直径を有する２つのテープ巻体
に合わせた大きさと形を有する空間が設けられている、
特許請求の範囲第１〜６項の１つに記載のテープカセッ
ト。
（９）ケーシングにおいて垂直ヒンジ結合部が、ヒンジ
ブシュ（４８）とヒンジピン（４７）から成り、これら
ヒンジブシュとヒンジピンが、特にケーシング（４４）
の前側の近くに配置されている、特許請求の範囲第１項
記載のテープカセット。
（１０）ヒンジブシュ（４８）ヒンジピン（４７）結合
部が取はずし可能かつ係止可能に構成されている、特許
請求の範囲第９項記載のテープカセット。
（１１）ガイド装置（５６〜５８）が、実質的にケーシ
ング（４４）に設けられている、特許請求の範囲第９項
又は第１０項記載のテープカセット。
（１２）ケーシングに保護保持ケース（４３）を挿入し
かつ取出す開口を閉じるために使われる蓋（５０）が、
ケーシングの狭い面に形成されている、特許請求の範囲
第９〜１１項の１つに記載のテープカセット。