JPH03137721A - ウインドウ表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、マルチウィンドウをサポートするオペレー
ティングシステム（Ｏ３）を持つコンピュータシステム
に用いて好適なウィンドウ表示方式に関する。

（従来の技術） 近年、マンマシンインタフェースの中核となるディスプ
レイに益々高度な機能が要求されるようになった。多色
表示、グラフィック表示、イメージ表示、マルチウィン
ドウ表示はその代表例である。この種の表示機能は大規
模ワークステーションは勿論のこと、比較的高性能なパ
ーソナルコンピュータにおいても標準装備されるように
なった。

ところで、ディスプレイ上に机上の概念をとり入れ、上
述したマルチウィンドウ、特にオーバラップ表示による
マルチウィンドウを採用したシステムが増えてきた。こ
のオーバラップ表示は。

ディスプレイ上に表示される各ウィンドウを机上に積み
重ねられた書類群の一書類と見なしており、机上のりア
リティをもっている。従来、ある一つのウィンドウを画
面の先頭（オペレータに最も近いところ）に表示するに
は、マウス又は機能キーを用いてそのウィンドウを指示
していた。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来例に従えば、オーバラップ表示は複数のアプリ
ケーション（ウィンドウ）が同時に動作してつ〜イント
ウが重なってしまい、現在勤作中のアプリケーション（
ウィンドウ）を−瞬のうちに画面イメージをもった状態
で知ることができない。

この発明はオーバラップ表示されて見えなくなったウィ
ンドウをウィンドウの大きい順に表示することにより、
画面上にほとんどのウィンドウを現わし、−層操作性の
向上をはかったウィンドウ表示方式を提供することを目
的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、マルチウィンドウをサポートするＯ８を持つ
コンピュータシステムにおいて、各ウィンドウ毎に、そ
のサイズならびに表示優先順が登録されるウィンドウ管
理テーブルと、ディスプレイ上に表示された各ウィンド
ウの表示順の切替えを指示入力するための入力手段と、
この入力手段からの指示入力により起動され、上記ウィ
ンドウ管理テーブルに登録された各ウィンドウの優先順
を更新し、更新された順にて逐次表示を行う手段を具備
することを特徴とする。

（作用） 上述した構成にてオペレータが入力手段からの指示入力
（例えばキーもしくはマウスクリック操作）によりウィ
ンドウ表示順の更新を伝えることにより、システムはこ
れをトリガとしてウィンドウ管理テーブルによって定義
される表示順位の登録内容を更新し、更新された表示順
にて逐次ウィンドウ表示を行う。このことにより、ディ
スプレイ上に特別に考慮されることなく表示されたウィ
ンドウを、例えば面積の大きい順に表示し直すことを特
徴とする。このため、画面上にウィンドウを表示すると
き必要なディスプレイ上の位置。

ウィンドウの幅・高さ及びウィンドウの表示順をもった
ウィンドウ管理テーブルと、このウィンドウ管理テーブ
ルを用いて各ウィンドウを表示するモジュールとウィン
ドウの表示順を切替えるトリがとなる入力指示を与える
ための入力手段ならびに、これにより表示順を切替える
モジュールを設けることにより上述した目的を実現する
。

このように、画面上に重なりあって見えなくなったウィ
ンドウをその大きさの大きい順に表示することにより、
アプリケーションの実行形態を変えることなく、オペレ
ータがウィンドウ間の移動をしやすくし、操作性が向上
する。

（実施例） 以下、図面を使用して本発明実施例について説明する。

第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。図に
おいて、符号１は＝［算機本体であり、ＣＰＵ、　メモ
リ及び周辺装置の制御部を持ち、アプリケーションのコ
ードに応じてプログラムを実行し、各周辺装置に指令を
出す。ここでは、シングルタスク、シングルユーザの他
、マルチユーザ、マルチタスクをも制御できるＯ８を内
蔵するものとする。また計算機本体１は、後述するディ
スプレイ装置６に表示されるウィンドウを管理するため
のウィンドウ情報が各ウィンドウ毎に設定されるエント
リＬｌ　−１，１１−２・・・を持つウィンドウ管理テ
ーブル２と、ディスプレイ装置６に表示されるウィンド
ウのうち、表示優先順が最も高いウィンドウ（ここでは
面積が最も大きいウィンドウのウィンドウ情報が設定さ
れるウィンドウ管理テーブル２内エントリのアドレス）
を保持するためのアドレス保持部３を内蔵する。

ウィンドウ管理テーブル２の各エントリ１ｌ−ｉ（ｉ−
１，２・・・）は、対応するウィンドウのディスプレイ
画面上の例えば左下端点のＸ座標ｘｉ、ｙ座標ｙｔが設
定されるフィールド１３゜１４と、ウィンドウの幅Ｗｉ
、Ｈ１が設定されるフィールド１５．１６と、次に表示
すべきウィンドウへのポインタＰｉが設定されるフィー
ルド１７とをＨしている。上記ポインタＰ１は次に表示
すべきウィンドウのウィンドウ情報が設定されるウィン
ドウ管理テーブル２内エントリのアドレス（エントリア
ドレス）を示す。

符号４はキーボードであり、オペレータによりキーが押
されるとそのキーに対応したコードを発生し、計算機本
体１に伝える。符号５は外部記憶装置であり、プログラ
ムやデータを格納する装置で一計算機本体１からの指令
により、記録媒体にデータの読み／書きを行う機能を持
つ。符号６はディスプレイ装置であり、計算機本体１が
持つＶＲＡＭ　（ビデオＲＡＭ）上のデータが表示され
る。７１号７はマウス装置であり、オペレータ操作によ
るマウスの移動及びマウス装置上にあるボタンの０Ｎ１
０ＦＦステータスを計算機本体１に通知する。

第２図は本発明実施例の動作を示すフローチャートであ
る。図中、ステ・ツブＳ１はホ・ソトキーコードを判別
するステップであり、ホットキーコードであればウィン
ドウ管理デープル並べ替え処理へ、ホットキーコードで
なければこのルーチンから抜ける。ステップＳ２はウィ
ンドウ管理テーブル２を並べ替えするステ・ツブであり
、管理テーブル２に登録された各ウィンドウの表示優先
順をウィンドウ面積（幅と高さの積）の大きい順に並べ
替えする。ステップＳ３はディスプレイ内容を消去する
ステップであり、ディスプレイ画面を消去する。ステッ
プＳ４は全ウィンドウを表示するステップであり、ステ
ップＳ２で並べ替えたウィンドウを面積の大きい順（表
示優先順）に逐次表示する。

第３図は本発明実施例の動作を説明するために引用した
図である。符号１１１はディスプレイ画面でありウィン
ドウ管理テーブル２に登録された各ウィンドウが表示さ
れる。符号１１２〜１１６はウィンドウ管理テーブル２
に登録されたウィンドウがディスプレイ画面１１１に表
示されているイメージを示す。ここでウィンドウイメー
ジ１１４，１１６はディスプレイ画面１１１上ではウィ
ンドウイメージ１１２に隠れて見えないため、破線で示
しである。

以下、本発明実施例の動作について説明する。

本発明は一般に第１図に示した構成を持つディジタルコ
ンピュータで実現され、ディスプレイ装置６への画面表
示にはビットマツプディスプレイ方式が使用される。第
１図のディジタルコンピュータ上でマルチタスク瞼マル
チウィンドウ機能をもつＯ８であれば、マルチウィンド
ウを管理するためのテーブル（ウィンドウ管理テーブル
２）が必要となる。第３図には、上記のテーブル２に従
ってウィンドウイメージ１１２〜１１６が表示されてい
るディスプレイ画面１１１の様子が示されている。以下
の説明は、第３図のディスプレイ画面１１１の状態を前
提とする。

さて、オペレータは、ディスプレイ画面１１１上に現わ
れていないウィンドウ（第３図のウィンドウイメージ１
１４，１１６）を含めて、全ウィンドウを画面１１１に
現わそうとする場合には、第１図のキーボード４上のホ
ットキーを押す。この結果、＝１算機本体１では、Ｏ８
でキーボード４からの入力を監視しているルーチン（第
２図のフローチャート）に制御が移る。計算機本体１は
まず、ホットキーが押さへたか否かを判断しくステップ
Ｓ１）、ホットキーが押されたことを判断した場合には
ステップＳ２に移る。このステップＳ２では、ウィンド
ウ管理テーブル２に登録されれている各ウィンドウの表
示優先順をウィンドウの面！（幅と高さの積）の大きい
順に並べ替える。具体的には、ウィンドウ表示順を示す
情報、即ちアドレス保持部３の内容（表示優先順が最も
高いウィンドウの登録先エントリのアドレス）およびウ
ィンドウ管理テーブル２内各エントリのフィールド１６
の内容（次に表示すべきウィンドウの登録先エントリの
アドレス）が、ウィンドウ管理テーブル２に登録されて
いるウィンドウの面積に従って更新される。

計算機本体１は第２図のステップＳ２を終了すると、ま
ず現在のディスプレイ画面１１１を消去する（ステップ
Ｓ３）。そして計算機本体１はステップＳ２で並べ替え
られたウィンドウの表示優先順で、即ちアドレス保持部
３に保持されているエントリアドレスの指定するウィン
ドウ管理テーブル２内エントリに登録されているウィン
ドウを始めとして、ウィンドウ面積の大きい順に表示す
る（ステップＳ４）。この結果、第３図の例では、ウィ
ンドウイメージ１１２、ウィンドウイメージ１１３、ウ
ィンドウイメージ１１４、ウィンドウイメージ１１６、
そしてウィンドウイメージ１１５の順に表示されること
になり、ウィンドウイメージ１１２に隠れていたウィン
ドウイメージ１１４．１１６が見えるようになる。

以上は、ウィンドウの表示順の切替え指示をキーボード
４のホットキーを用いて行う場合について説明したが、
これをマウス装置７のマウスクリックに置換えることも
可能である。

［発明の効果］ 以上説明のように本発明によれば、画面上に重なりあっ
て見えなくなったウィンドウをウィンドウの大きい順に
表示することにより、アプリケーションの実行形態を変
えることなく、オペレータがウィンドウ間の移動をしや
すくシ、操作性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は同
実施例の動作を説明するためのフローチャート、第３図
は同実施例における表示優先順切替え前のディスプレイ
画面の一例を示す図である。 １・・・計算機本体、２・・・ウィンドウ管理テーブル
、３・・・アドレス保持部、４・・・キーボード、５・
・・外部記憶装置、６・・・ディスプレイ装置、７・・
・マウス装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マルチウィンドウをサポートするオペレーティングシス
   テムを持つコンピュータシステムにおいて、各ウィンド
   ウ毎に、そのサイズならびに表示優先順が登録されるウ
   ィンドウ管理テーブルと、ディスプレイ上に表示された
   各ウィンドウの表示順の切替えを指示入力するための入
   力手段と、この入力手段からの指示入力により起動され
   て上記ウィンドウ管理テーブルに登録された各ウィンド
   ウの優先順を更新し、更新された順にて逐次表示を行う
   手段を具備することを特徴とするウィンドウ表示方式。