JPH03137529A - 断線検知機能付き応力測定回路 - Google Patents
断線検知機能付き応力測定回路Info
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- JPH03137529A JPH03137529A JP27537589A JP27537589A JPH03137529A JP H03137529 A JPH03137529 A JP H03137529A JP 27537589 A JP27537589 A JP 27537589A JP 27537589 A JP27537589 A JP 27537589A JP H03137529 A JPH03137529 A JP H03137529A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 24
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 12
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、ひずみゲージ回路によりひずみ応力を検出す
る応力?fJl定回路に係り、特にひずみゲージ回路の
断線状態を検知可能な断線検知機能付き応力測定回路に
関する。
る応力?fJl定回路に係り、特にひずみゲージ回路の
断線状態を検知可能な断線検知機能付き応力測定回路に
関する。
(従来の技術)
従来、この種の応力測定回路としては、例えば第5図に
示すようなものがある。即ち、同図において、1はひず
みゲージ2をブリッジ接続してなるひずみゲージ回路で
、その入力端子には図示しない定電圧電源からバイアス
電圧+vc及び−VCが印加されている。ひずみゲージ
回路1の検出電圧は増幅回路3を介して正電圧入力形の
A/D変換回路4に与えられ、デジタル信号に変換され
てマイクロコンピュータ5に入力される。マイクロコン
ピュータ5はA/D変換回路4からのデジタル信号に基
づいてひずみ応力を演算して表示部6に出力するもので
ある。7は増幅器3の出力電圧が与えられる断線検知回
路で、マイナス側に大きくシフトした入力電圧を検知し
てマイクロコンピュータ5に検知信号を与える。マイク
ロコンピュータ5は、断線検知回路7からの検知信号に
基づいて断線報知回路8に警報信号を出力して動作させ
るようになっている。
示すようなものがある。即ち、同図において、1はひず
みゲージ2をブリッジ接続してなるひずみゲージ回路で
、その入力端子には図示しない定電圧電源からバイアス
電圧+vc及び−VCが印加されている。ひずみゲージ
回路1の検出電圧は増幅回路3を介して正電圧入力形の
A/D変換回路4に与えられ、デジタル信号に変換され
てマイクロコンピュータ5に入力される。マイクロコン
ピュータ5はA/D変換回路4からのデジタル信号に基
づいてひずみ応力を演算して表示部6に出力するもので
ある。7は増幅器3の出力電圧が与えられる断線検知回
路で、マイナス側に大きくシフトした入力電圧を検知し
てマイクロコンピュータ5に検知信号を与える。マイク
ロコンピュータ5は、断線検知回路7からの検知信号に
基づいて断線報知回路8に警報信号を出力して動作させ
るようになっている。
このような構成によれば、ブリッジ接続されたひずみゲ
ージ2のうち何れかが断線した場合には、ひずみゲージ
回路1の検出電圧は定電圧電源のバイアス電圧+Vc或
は−Vc (+15V或は−15Vlに略一致する値
となる。この場合、A/D変換回路4においては、正電
圧のみ受付けるようになっているため、ひずみゲージ回
路1の検出電圧が+Vcであるときには非常に高い入力
電圧として受付けてマイクロコンピュータ5に与えるこ
とができるが、検出電圧が−VcであるときにはOvと
して受付けることになり、マイクロコンピュータ5は、
そのデジタル信号に基づいてひずみ応力がないことを演
算して出力することになり、断線状態の検知はできない
。断線検知回路7は、このような場合にマイナス側に大
きくシフトしたひずみゲージ回路1の検出電圧に対して
、検知信号をマイクロコンピュータ5に与えて断線状態
を検出するもので、これにより上述のA/D変換回路4
の不具合を補っているものである。
ージ2のうち何れかが断線した場合には、ひずみゲージ
回路1の検出電圧は定電圧電源のバイアス電圧+Vc或
は−Vc (+15V或は−15Vlに略一致する値
となる。この場合、A/D変換回路4においては、正電
圧のみ受付けるようになっているため、ひずみゲージ回
路1の検出電圧が+Vcであるときには非常に高い入力
電圧として受付けてマイクロコンピュータ5に与えるこ
とができるが、検出電圧が−VcであるときにはOvと
して受付けることになり、マイクロコンピュータ5は、
そのデジタル信号に基づいてひずみ応力がないことを演
算して出力することになり、断線状態の検知はできない
。断線検知回路7は、このような場合にマイナス側に大
きくシフトしたひずみゲージ回路1の検出電圧に対して
、検知信号をマイクロコンピュータ5に与えて断線状態
を検出するもので、これにより上述のA/D変換回路4
の不具合を補っているものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述のような従来のものでは、断線状態
を検知するために断線検知回路7を別途に設ける必要が
あると共に、この断線検知回路7ではひずみゲージ1が
完全に断線状態にならないと検出できないため、例えば
、ひずみゲージ1が劣化により断線を起こす場合には、
断線に至る前の状態でその抵抗値が変動して検出電圧が
マイナス側に変動している場合でもこれを検知できず、
誤った測定出力が表示されてしまうという不具合があっ
た。
を検知するために断線検知回路7を別途に設ける必要が
あると共に、この断線検知回路7ではひずみゲージ1が
完全に断線状態にならないと検出できないため、例えば
、ひずみゲージ1が劣化により断線を起こす場合には、
断線に至る前の状態でその抵抗値が変動して検出電圧が
マイナス側に変動している場合でもこれを検知できず、
誤った測定出力が表示されてしまうという不具合があっ
た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、断線検知回路を設けることなく簡単な構成でひずみ
ゲージ回路の断線状態を検知できると共に、ひずみゲー
ジの劣化状態をも検知して警報信号を出力できる断線検
知機能付き応力測定回路を提供するにある。
は、断線検知回路を設けることなく簡単な構成でひずみ
ゲージ回路の断線状態を検知できると共に、ひずみゲー
ジの劣化状態をも検知して警報信号を出力できる断線検
知機能付き応力測定回路を提供するにある。
〔発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の断線検知機能付き応力測定回路は、ブリッジ接
続されたひずみゲージ回路の入力端子に定電圧を与えた
状態で出力端子に現れる電圧を検出してひずみ応力を検
出する応力測定回路を対象とし、前記ひずみゲージ回路
からの検出電圧に所定電圧を加算する加算回路、及びこ
の加算回路からの出力電圧を正或は負の何れか一方の極
性領域で受付けてデジタル信号に変換するA/D変換器
、並びにこのA/D変換器からのデジタル信号に基づい
てひずみ応力を検出する検出回路を設け、前記検出回路
を、応力のない状態での前記A/D変換器からのデジタ
ル信号が前記加算回路の加算電圧に相当しないときに警
報信号を出力させる構成としたところに特徴を有する。
続されたひずみゲージ回路の入力端子に定電圧を与えた
状態で出力端子に現れる電圧を検出してひずみ応力を検
出する応力測定回路を対象とし、前記ひずみゲージ回路
からの検出電圧に所定電圧を加算する加算回路、及びこ
の加算回路からの出力電圧を正或は負の何れか一方の極
性領域で受付けてデジタル信号に変換するA/D変換器
、並びにこのA/D変換器からのデジタル信号に基づい
てひずみ応力を検出する検出回路を設け、前記検出回路
を、応力のない状態での前記A/D変換器からのデジタ
ル信号が前記加算回路の加算電圧に相当しないときに警
報信号を出力させる構成としたところに特徴を有する。
また、上記応力測定回路において、ひずみゲージ回路か
らの検出電圧を正負の極性領域に渡って受付けてデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、及びこのA/D変換器
からのデジタル信号に基づいてひずみ応力を検出する検
出回路を設け、前記検出回路を、前記A/D変換器から
のデジタル信号が応力のない状態で零ボルトの電圧値に
相当しないときに警報信号を出力させる構成としても良
い。
らの検出電圧を正負の極性領域に渡って受付けてデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、及びこのA/D変換器
からのデジタル信号に基づいてひずみ応力を検出する検
出回路を設け、前記検出回路を、前記A/D変換器から
のデジタル信号が応力のない状態で零ボルトの電圧値に
相当しないときに警報信号を出力させる構成としても良
い。
(作用)
請求項1記載の断線検知機能付き応力測定回路によれば
、ひずみゲージ回路からの検出電圧は加算回路において
所定電圧が加算されてA/D変換回路を介して検出回路
に与えられる。検出回路においては、ひずみ応力のない
状態でA/D変換回路からのデジタル信号が加算電圧に
相当するとき、つまりひずみゲージ回路の検出電圧がゼ
ロボルトに相当し加算電圧のみがA/D変換回路を介し
てデジタル信号として与えられているときには、ひずみ
ゲージ回路が正常であると判断して、その後ひずみゲー
ジ回路から加算回路及びA/D変換回路を介して与えら
れる検出電圧に基づいてひずみ応力を演算する。
、ひずみゲージ回路からの検出電圧は加算回路において
所定電圧が加算されてA/D変換回路を介して検出回路
に与えられる。検出回路においては、ひずみ応力のない
状態でA/D変換回路からのデジタル信号が加算電圧に
相当するとき、つまりひずみゲージ回路の検出電圧がゼ
ロボルトに相当し加算電圧のみがA/D変換回路を介し
てデジタル信号として与えられているときには、ひずみ
ゲージ回路が正常であると判断して、その後ひずみゲー
ジ回路から加算回路及びA/D変換回路を介して与えら
れる検出電圧に基づいてひずみ応力を演算する。
しかして、ブリッジ接続されたひずみゲージのうち何れ
かが断線した場合には、応力のない状態でひずみゲージ
回路の検出電圧は入力端子に与えられた正或は負の定電
圧に略等しくなる。従って、この場合には、検出回路に
ひずみ応力がないときの加算電圧に相当するデジタル信
号がA/D変換回路から与えられないことにより、検出
電圧が正或は負の何れの電圧になっている場合にもひず
みゲージの断線状態を検知して警報信号を出力するもの
である。また、ひずみゲージが劣化等を起こした場合に
は、応力のない状態でその検出電圧がゼロボルトから外
れることにより、検出回路は、加算電圧に相当するデジ
タル信号がA/D変換回路から与えられないことにより
警報信号を特徴する 請求項2記載の断線検知機能付き応力測定回路によれば
、ひずみゲージの断線或は劣化等によりひずみゲージ回
路の検出電圧がゼロボルトから外れると、検出回路は、
A/D変換回路から与えられるデジタル信号に基づいて
、断線状態或は劣化状態を検出して警報信号を出力する
。
かが断線した場合には、応力のない状態でひずみゲージ
回路の検出電圧は入力端子に与えられた正或は負の定電
圧に略等しくなる。従って、この場合には、検出回路に
ひずみ応力がないときの加算電圧に相当するデジタル信
号がA/D変換回路から与えられないことにより、検出
電圧が正或は負の何れの電圧になっている場合にもひず
みゲージの断線状態を検知して警報信号を出力するもの
である。また、ひずみゲージが劣化等を起こした場合に
は、応力のない状態でその検出電圧がゼロボルトから外
れることにより、検出回路は、加算電圧に相当するデジ
タル信号がA/D変換回路から与えられないことにより
警報信号を特徴する 請求項2記載の断線検知機能付き応力測定回路によれば
、ひずみゲージの断線或は劣化等によりひずみゲージ回
路の検出電圧がゼロボルトから外れると、検出回路は、
A/D変換回路から与えられるデジタル信号に基づいて
、断線状態或は劣化状態を検出して警報信号を出力する
。
(実施例)
以下、本発明をプレス加工機の金型に取付けられる応力
測定回路に適用した場合の第1の実施例について第1図
及び第2図を参照しながら説明する。
測定回路に適用した場合の第1の実施例について第1図
及び第2図を参照しながら説明する。
まず、電気的構成を示す第1図において、11は4個の
ひずみゲージ12をブリッジ接続してなるひずみゲージ
回路で、これは図示しない金型の応力測定部分に取付け
られているもので、その入力端子11及びI2には図示
しない定電圧電源から夫々正、負のバイアス電圧+Vc
、Vc(例えば+15V、−15V)が与えられている
。13は増幅回路で、ひずみゲージ回路11の出力端子
01及びo2から検出電圧が与えられ、その差動入力を
増幅して出力する。14は加算回路で、増幅回路13の
出力に所定の電圧VA (例えば+IV)を加算して
出力する。15は正電圧入力を受付けてデジタル信号に
変換するA/D変換回路である。16は検出回路たるマ
イクロコンピュータで、A/D変換回路15からのデジ
タル信号に基づいて後述するように演算を行なって表示
部17に表示出力を行なうものである。18は断線報知
回路で、これはマイクロコンピュータ16から断線警報
信号が与えられると図示しない断線報知ランプを点灯さ
せるようになっている。19は異常報知回路で、これは
マイクロコンピュータ16から異常警報信号が与えられ
るとひずみゲージ回路11の劣化状態を示す異常報知ラ
ンプが点灯されるようになっている。
ひずみゲージ12をブリッジ接続してなるひずみゲージ
回路で、これは図示しない金型の応力測定部分に取付け
られているもので、その入力端子11及びI2には図示
しない定電圧電源から夫々正、負のバイアス電圧+Vc
、Vc(例えば+15V、−15V)が与えられている
。13は増幅回路で、ひずみゲージ回路11の出力端子
01及びo2から検出電圧が与えられ、その差動入力を
増幅して出力する。14は加算回路で、増幅回路13の
出力に所定の電圧VA (例えば+IV)を加算して
出力する。15は正電圧入力を受付けてデジタル信号に
変換するA/D変換回路である。16は検出回路たるマ
イクロコンピュータで、A/D変換回路15からのデジ
タル信号に基づいて後述するように演算を行なって表示
部17に表示出力を行なうものである。18は断線報知
回路で、これはマイクロコンピュータ16から断線警報
信号が与えられると図示しない断線報知ランプを点灯さ
せるようになっている。19は異常報知回路で、これは
マイクロコンピュータ16から異常警報信号が与えられ
るとひずみゲージ回路11の劣化状態を示す異常報知ラ
ンプが点灯されるようになっている。
次に、本実施例の作用について第2図に示すフローチャ
ートをも参照しながら説明する。
ートをも参照しながら説明する。
まず、プレス加工機が動作を開始して金型が所定位置ま
で移動すると、図示しない近接スイッチによりマイクロ
コンピュータ16にトリガ信号が与えられる。マイクロ
コンピュータ16は、このトリガ信号に応じて、第2図
に示すフローチャートに従って応力測定プログラムをス
タートする。
で移動すると、図示しない近接スイッチによりマイクロ
コンピュータ16にトリガ信号が与えられる。マイクロ
コンピュータ16は、このトリガ信号に応じて、第2図
に示すフローチャートに従って応力測定プログラムをス
タートする。
即ち、マイクロコンピュータ16は、まだひずみ応力の
加わっていない状態でのひずみゲージ回路11からの検
出電圧を初期電圧V。とじて入力する(ステップSt)
。この場合、ひずみゲージ回路11が正常状態であれば
、ひずみ応力が加わっていないことにより、その検出電
圧はOvであり、加算回路14.A/D変換回路15を
介してマイクロコンピュータ16に与えられるデジタル
信号は加算電圧vAに相当する値となる。従って、マイ
クロコンピュータ16は、ステップS2において、断線
状態を検知するための下限設置電圧V。
加わっていない状態でのひずみゲージ回路11からの検
出電圧を初期電圧V。とじて入力する(ステップSt)
。この場合、ひずみゲージ回路11が正常状態であれば
、ひずみ応力が加わっていないことにより、その検出電
圧はOvであり、加算回路14.A/D変換回路15を
介してマイクロコンピュータ16に与えられるデジタル
信号は加算電圧vAに相当する値となる。従って、マイ
クロコンピュータ16は、ステップS2において、断線
状態を検知するための下限設置電圧V。
N及び上限設定電圧V MAXの中間に入っていること
によりrYESJと判断し、続くステップS。
によりrYESJと判断し、続くステップS。
において、初期電圧V0が許容誤差範囲内(VSA〜V
sB)に入っていることによりrYESJと判断して
ステップS4に移行する。
sB)に入っていることによりrYESJと判断して
ステップS4に移行する。
上述の判断が終了すると、マイクロコンピュータ16は
、金型がプレス動作を行なってひずみ応力を受けたとき
のひずみゲージ回路11からの検出電圧Vを入力しくス
テップS4)、続いてその検出電圧Vの最大値と初期電
圧V。との差に基づいてひずみ応力を演算しくステップ
S、)、その結果を表示部17に出力して(ステップS
、)プログラムを終了する。
、金型がプレス動作を行なってひずみ応力を受けたとき
のひずみゲージ回路11からの検出電圧Vを入力しくス
テップS4)、続いてその検出電圧Vの最大値と初期電
圧V。との差に基づいてひずみ応力を演算しくステップ
S、)、その結果を表示部17に出力して(ステップS
、)プログラムを終了する。
しかして、ひずみゲージ回路11のひずみゲージ12が
断線している場合には、増幅回路13に入力される電圧
はひずみゲージ回路11に与えられているバイアス電圧
VC或は=■、に略等しくなり(通常複数本同時に断線
することはないため)、加算回路14の出力はvc+■
い或は−VC+vAとなり、加算電圧VAの値から大き
く外れてV、、、、以下になるか或はV MAX以上の
値となる。
断線している場合には、増幅回路13に入力される電圧
はひずみゲージ回路11に与えられているバイアス電圧
VC或は=■、に略等しくなり(通常複数本同時に断線
することはないため)、加算回路14の出力はvc+■
い或は−VC+vAとなり、加算電圧VAの値から大き
く外れてV、、、、以下になるか或はV MAX以上の
値となる。
これにより、マイクロコンピュータ16は、ひずみゲー
ジ回路11が断線状態であるとして、ステップS2でr
NOJと判断し、ステップS7に進んで断線報知回路1
8に警報出力を与え、プログラムを終了する。断線報知
回路18はこれに応じて例えば断線報知ランプを点灯さ
せるようになっている。
ジ回路11が断線状態であるとして、ステップS2でr
NOJと判断し、ステップS7に進んで断線報知回路1
8に警報出力を与え、プログラムを終了する。断線報知
回路18はこれに応じて例えば断線報知ランプを点灯さ
せるようになっている。
また、ひずみゲージ回路11のひずみゲージ12が劣化
等を起こしている場合には、各抵抗値のバランスが崩れ
てひずみ応力のない状態でも検出電圧がOvを外れるこ
とがある。この場合、ひずみゲージ12が劣化等を起こ
さない場合でも温度変化により検出電圧が0■を外れる
ことがあるが、その温度補正の許容限界範囲としてV
SA−V sBが設定されている。従って、初期電圧V
。がこの許容限界範囲を外れたときには、マイクロコン
ピュータ16は、ステップS、において「NO」と判断
し、ステップS8に進んでひずみゲージ12が劣化等の
異常状態であることを警報信号として異常報知回路19
に出力し、次いで前述同様ステップS4以降を実行して
プログラムを終了する。これにより、異常報知回路19
はひずみゲージ回路11の異常状態を報知ランプ等によ
り報知を行なう。そして、その報知ランプの点灯状態で
、ひずみ応力の表示出力が行なわれるものである。
等を起こしている場合には、各抵抗値のバランスが崩れ
てひずみ応力のない状態でも検出電圧がOvを外れるこ
とがある。この場合、ひずみゲージ12が劣化等を起こ
さない場合でも温度変化により検出電圧が0■を外れる
ことがあるが、その温度補正の許容限界範囲としてV
SA−V sBが設定されている。従って、初期電圧V
。がこの許容限界範囲を外れたときには、マイクロコン
ピュータ16は、ステップS、において「NO」と判断
し、ステップS8に進んでひずみゲージ12が劣化等の
異常状態であることを警報信号として異常報知回路19
に出力し、次いで前述同様ステップS4以降を実行して
プログラムを終了する。これにより、異常報知回路19
はひずみゲージ回路11の異常状態を報知ランプ等によ
り報知を行なう。そして、その報知ランプの点灯状態で
、ひずみ応力の表示出力が行なわれるものである。
このような本実施例によれば、ひずみゲージ回路11の
検出電圧に加算回路13により所定の電圧を加算してか
らA/D変換回路15に与えるようにしたので、断線検
知回路を別途に設ける従来と異なり、A/D変換回路1
5が正電圧領域のみ受付けるものでありながら、実質的
に検出電圧が負の値まで受付けることと等価となり、こ
れにより、ひずみゲージ12の断線状態及び劣化等によ
る異常状態の場合でもこれらを検知することができるも
のである。また、ひずみゲージ回路11の結線が何等か
の事故で断線した場合と、ひずみゲージ12そのものの
劣化による異常及びこれに続(断線とが区別できるので
、断線に至る前の測定データの信頼性が向上する。
検出電圧に加算回路13により所定の電圧を加算してか
らA/D変換回路15に与えるようにしたので、断線検
知回路を別途に設ける従来と異なり、A/D変換回路1
5が正電圧領域のみ受付けるものでありながら、実質的
に検出電圧が負の値まで受付けることと等価となり、こ
れにより、ひずみゲージ12の断線状態及び劣化等によ
る異常状態の場合でもこれらを検知することができるも
のである。また、ひずみゲージ回路11の結線が何等か
の事故で断線した場合と、ひずみゲージ12そのものの
劣化による異常及びこれに続(断線とが区別できるので
、断線に至る前の測定データの信頼性が向上する。
第3図及び第4図は本発明の第2の実施例を示すもので
、第1の実施例と異なるところは、加算回路14及びA
/D変換回路15に代えて、正負の極性領域に渡って入
力電圧を受付けるA/D変換回路20を設けたところに
ある(第3図参照)。
、第1の実施例と異なるところは、加算回路14及びA
/D変換回路15に代えて、正負の極性領域に渡って入
力電圧を受付けるA/D変換回路20を設けたところに
ある(第3図参照)。
これにより、A/D変換回路20は、ひずみゲージ回路
11からの検出電圧を正負の両極性領域に渡って受付け
てデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ16に
与えることができる。従って、ひずみゲージ回路11が
正常状態にある場合には、マイクロコンピュータ16に
Ovに相当するデジタル信号が検出電圧Vとして与えら
れる。
11からの検出電圧を正負の両極性領域に渡って受付け
てデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ16に
与えることができる。従って、ひずみゲージ回路11が
正常状態にある場合には、マイクロコンピュータ16に
Ovに相当するデジタル信号が検出電圧Vとして与えら
れる。
このような構成において、マイクロコンピュータ16は
、前述同様近接スイッチによるトリガ信号に応じて第4
図に示すフローチャートに従ってプログラムを開始する
。この第4図に示すフローチャートは、第1の実施例に
対してステップS2及びS、をステップS2 及びS3
としたもので、その他のステップについては同様であ
る。
、前述同様近接スイッチによるトリガ信号に応じて第4
図に示すフローチャートに従ってプログラムを開始する
。この第4図に示すフローチャートは、第1の実施例に
対してステップS2及びS、をステップS2 及びS3
としたもので、その他のステップについては同様であ
る。
即ち、ひずみゲージ回路11の断線状態で現われるバイ
アス電圧vc或は−vcに略等しい検出電圧に対して、
マイクロコンピュータ16は、ステップS2 において
、誤差を考慮した上限電圧VM及び下限電圧−VMの範
囲から外れていることにより、「NO」と判断してステ
ップS7の警報信号圧力の処理を行う。また、ひずみゲ
ージ12の劣化による検出電圧が変動している状態では
、ステップS、において許容誤差範囲(−■、〜VS)
から外れていることにより、rNOJと判断してステッ
プS8を経てステップS4以降を実施する。
アス電圧vc或は−vcに略等しい検出電圧に対して、
マイクロコンピュータ16は、ステップS2 において
、誤差を考慮した上限電圧VM及び下限電圧−VMの範
囲から外れていることにより、「NO」と判断してステ
ップS7の警報信号圧力の処理を行う。また、ひずみゲ
ージ12の劣化による検出電圧が変動している状態では
、ステップS、において許容誤差範囲(−■、〜VS)
から外れていることにより、rNOJと判断してステッ
プS8を経てステップS4以降を実施する。
従って、第2の実施例によっても第1の実施例と同様の
効果が得られるものである。
効果が得られるものである。
尚、上記各実施例は、プレス加工機の金型のひずみ応力
測定回路に適用した場合について述べたが、これに限ら
ず、本発明はひずみゲージ回路を用いた装置全般に適用
できるものである。
測定回路に適用した場合について述べたが、これに限ら
ず、本発明はひずみゲージ回路を用いた装置全般に適用
できるものである。
[発明の効果]
請求項1記載の断線検知機能付き応力測定回路によれば
、加算回路により、ひずみゲージ回路の検出電圧に所定
の電圧を加算してA/D変換回路に与えるようにしたの
で、A/D変換回路が正或は負の何れか一方の極性領域
で受付けるものであっても、ひずみゲージ回路からの負
電圧入力を加算電圧以下の入力電圧として受付けて検出
回路に与えることができ、従って、断線検知回路を別途
に設けることなく、簡単な構成で、検出回路によりA/
D変換回路からの信号に基づいてひずみゲージ回路の断
線状態或はひずみゲージの劣化等による異常出力状態が
検出でき、さらに、断線に至るまでの測定データの信頼
性も向上するという優れた効果を奏する。
、加算回路により、ひずみゲージ回路の検出電圧に所定
の電圧を加算してA/D変換回路に与えるようにしたの
で、A/D変換回路が正或は負の何れか一方の極性領域
で受付けるものであっても、ひずみゲージ回路からの負
電圧入力を加算電圧以下の入力電圧として受付けて検出
回路に与えることができ、従って、断線検知回路を別途
に設けることなく、簡単な構成で、検出回路によりA/
D変換回路からの信号に基づいてひずみゲージ回路の断
線状態或はひずみゲージの劣化等による異常出力状態が
検出でき、さらに、断線に至るまでの測定データの信頼
性も向上するという優れた効果を奏する。
請求項2記載の断線検知機能付き応力DI定回路によれ
ば、正負の極性領域に渡ってひずみゲージ回路の検出電
圧を受付けるA/D変換回路を設けたので、検出回路に
より、A/D変換回路からのデジタル信号に基づいてひ
ずみゲージ回路の断線状態及びひずみゲージの劣化状態
を検知でき、上述と同様の効果を奏する。
ば、正負の極性領域に渡ってひずみゲージ回路の検出電
圧を受付けるA/D変換回路を設けたので、検出回路に
より、A/D変換回路からのデジタル信号に基づいてひ
ずみゲージ回路の断線状態及びひずみゲージの劣化状態
を検知でき、上述と同様の効果を奏する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示し、第1
図は電気的構成図、第2図は応力n1定のプログラムを
示すフローチャートであり、第3図及び第4図は本発明
の第2の実施例を示す第1図及び第2図相当図であり、
第5図は従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11はひずみゲージ回路、12はひずみゲージ
、13は増幅回路、14は加算回路、15及び20はA
/D変換回路、16はマイクロコンピュータ(検出回路
)、17は表示部、18は断線報知回路、19は異常報
知回路である。
図は電気的構成図、第2図は応力n1定のプログラムを
示すフローチャートであり、第3図及び第4図は本発明
の第2の実施例を示す第1図及び第2図相当図であり、
第5図は従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11はひずみゲージ回路、12はひずみゲージ
、13は増幅回路、14は加算回路、15及び20はA
/D変換回路、16はマイクロコンピュータ(検出回路
)、17は表示部、18は断線報知回路、19は異常報
知回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ブリッジ接続されたひずみゲージ回路の入力端子に
定電圧を与えた状態で出力端子に現れる電圧を検出して
ひずみ応力を検出するものにおいて、前記ひずみゲージ
回路からの検出電圧に所定電圧を加算する加算回路と、
この加算回路からの出力電圧を正或は負の何れか一方の
極性領域で受付けてデジタル信号に変換するA/D変換
器と、このA/D変換器からのデジタル信号に基づいて
ひずみ応力を検出する検出回路とを具備し、前記検出回
路は、応力のない状態での前記A/D変換器からのデジ
タル信号が前記加算回路の加算電圧に相当しないときに
警報信号を出力することを特徴とする断線検知機能付き
応力測定回路。 2、ブリッジ接続されたひずみゲージ回路の入力端子に
定電圧を与えた状態で出力端子に現れる電圧を検出して
ひずみ応力を検出するものにおいて、前記ひずみゲージ
回路からの検出電圧を正負の極性領域に渡って受付けて
デジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変
換器からのデジタル信号に基づいてひずみ応力を検出す
る検出回路とを具備し、前記検出回路は、前記A/D変
換器からのデジタル信号が応力のない状態で零ボルトの
電圧値に相当しないときに警報信号を出力することを特
徴とする断線検知機能付き応力測定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537589A JP2722417B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 断線検知機能付き応力測定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537589A JP2722417B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 断線検知機能付き応力測定回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03137529A true JPH03137529A (ja) | 1991-06-12 |
JP2722417B2 JP2722417B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=17554607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27537589A Expired - Fee Related JP2722417B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 断線検知機能付き応力測定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722417B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP27537589A patent/JP2722417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2722417B2 (ja) | 1998-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |