JPH03137137A - 発泡断熱材 - Google Patents
発泡断熱材Info
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- JPH03137137A JPH03137137A JP27531589A JP27531589A JPH03137137A JP H03137137 A JPH03137137 A JP H03137137A JP 27531589 A JP27531589 A JP 27531589A JP 27531589 A JP27531589 A JP 27531589A JP H03137137 A JPH03137137 A JP H03137137A
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷蔵庫、冷凍庫等に用いる発泡断熱材に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
近年、クロロフルオロカーボン（以下ＣＦＣと称する）
の影響によるオゾン層破壊及び地球の温暖化等の環境問
題が注目されている。このような観点より、発泡剤であ
るＣＦＣの使用量削減が、極めて重要なテーマとなって
きている。
の影響によるオゾン層破壊及び地球の温暖化等の環境問
題が注目されている。このような観点より、発泡剤であ
るＣＦＣの使用量削減が、極めて重要なテーマとなって
きている。
このため、代表的な発泡断熱材である硬質ウレタンフオ
ームの製造にあたっては、有機ポリイソシアネートと水
の反応によって得られる炭酸ガスを発泡剤の一部として
用いる方法や、ＣＦＣの代替物質であり、オゾン破壊に
対する影響の少ない１．１−ジクロロ−１−フルオロエ
タン（以下ＨＣＦＣ−１４１ｂと称する）及び、２，２
−ジクロロ−１，１，１−トリフルオロエタン（以下Ｈ
ＣＦＣ−１２３と称する）による発泡等、種々の改善取
組みが検討されている。
ームの製造にあたっては、有機ポリイソシアネートと水
の反応によって得られる炭酸ガスを発泡剤の一部として
用いる方法や、ＣＦＣの代替物質であり、オゾン破壊に
対する影響の少ない１．１−ジクロロ−１−フルオロエ
タン（以下ＨＣＦＣ−１４１ｂと称する）及び、２，２
−ジクロロ−１，１，１−トリフルオロエタン（以下Ｈ
ＣＦＣ−１２３と称する）による発泡等、種々の改善取
組みが検討されている。
例えば、昭和６３年７月１６日に開催された、（社）産
業公害防止協会「特定物質の規制等によるオゾン層の保
護に関する法律」における説明会で発表されたように、
ＨＣＦ０１４１ ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を発泡剤と
して用いた場合、初期反応性（クリーム化タイム）が遅
くなるため、断熱箱体への適用を考えた場合、充填性等
の問題があることが述べられている。
業公害防止協会「特定物質の規制等によるオゾン層の保
護に関する法律」における説明会で発表されたように、
ＨＣＦ０１４１ ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を発泡剤と
して用いた場合、初期反応性（クリーム化タイム）が遅
くなるため、断熱箱体への適用を考えた場合、充填性等
の問題があることが述べられている。
このように、オゾン層破壊に対する影響の少ないＨＣＦ
Ｃ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を現行の硬質ウレ
タンフオーム用の発泡剤として代替することは、極めて
困難であり、新規原料系の開発等による対応が個々に取
り組まれているのが現状である。
Ｃ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を現行の硬質ウレ
タンフオーム用の発泡剤として代替することは、極めて
困難であり、新規原料系の開発等による対応が個々に取
り組まれているのが現状である。
発明が解決しようとする課題
発泡剤であるＨＣＦＣ−１４１ｂ及びＨＣＦＣ１２３は
、ＣＦＣ−１１に比べ、オゾン破壊力が１／１ｏ〜１／
６０とされ、環境保護には必要不可欠であるが、その特
徴である樹脂との親和力が大きく溶解性が強いことによ
り、フオーム形成過程において、原料ポリオールに溶は
込んだＨＣＦＣ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３は速
やかに気化せず、初期反応性（クリーム化タイム）が遅
くなるものであると考えられる。このため、断熱箱体の
充填過程において、原液が漏れるといった問題や、発泡
剤が十分に気化せず、充填性が悪くなυ高密度化すると
いった問題が生じている。
、ＣＦＣ−１１に比べ、オゾン破壊力が１／１ｏ〜１／
６０とされ、環境保護には必要不可欠であるが、その特
徴である樹脂との親和力が大きく溶解性が強いことによ
り、フオーム形成過程において、原料ポリオールに溶は
込んだＨＣＦＣ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３は速
やかに気化せず、初期反応性（クリーム化タイム）が遅
くなるものであると考えられる。このため、断熱箱体の
充填過程において、原液が漏れるといった問題や、発泡
剤が十分に気化せず、充填性が悪くなυ高密度化すると
いった問題が生じている。
このように、ＨＣＦＣ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２
３の適用にあたっては、初期反応段階において、その特
徴である樹脂との親和力以上の高い反応熱を得ることが
課題となっている。
３の適用にあたっては、初期反応段階において、その特
徴である樹脂との親和力以上の高い反応熱を得ることが
課題となっている。
本発明は、上記課題を鑑み初期反応率の高い原料系の適
用により、発泡断熱材の密度等のフオーム物性を損なう
ことなく、オゾン層破壊といった環境問題を解決する発
泡１折熱材を提供するものである。
用により、発泡断熱材の密度等のフオーム物性を損なう
ことなく、オゾン層破壊といった環境問題を解決する発
泡１折熱材を提供するものである。
課題を解決するための手段
本発明は、上記課題を解決するために、有機ポリインン
アネート、整泡剤、有機ポリインシアネトと反応する活
性水素を有する触媒、１，１ジクロロ−１−フルオロエ
タンまだは、２，２ジクロロ−１，１，１−トリフルオ
ロエタンから成る発泡剤、ポリエーテルポリオールとを
混合撹拌し、発泡断熱材を得るものである。
アネート、整泡剤、有機ポリインシアネトと反応する活
性水素を有する触媒、１，１ジクロロ−１−フルオロエ
タンまだは、２，２ジクロロ−１，１，１−トリフルオ
ロエタンから成る発泡剤、ポリエーテルポリオールとを
混合撹拌し、発泡断熱材を得るものである。
作 用
上記構成によって、有機ポリインシアネートと反応する
活性水素を有する触媒は、速やかに有機ポリイソシアネ
ートと反応を開始し、急激に反応熱を発生する。この反
応熱によシ発泡剤であるＨＣＦＣ−１４１ｂまたけ、Ｈ
ＣＦＣ−１２３は速やかに発泡を開始しフオーム形成に
寄与するものである。このだめ、フオーム密度を高くな
ると言った弊害もなく、断熱箱体へのフオーム充填時に
おいても問題のない、優れた発泡断熱材が得られるもの
である。
活性水素を有する触媒は、速やかに有機ポリイソシアネ
ートと反応を開始し、急激に反応熱を発生する。この反
応熱によシ発泡剤であるＨＣＦＣ−１４１ｂまたけ、Ｈ
ＣＦＣ−１２３は速やかに発泡を開始しフオーム形成に
寄与するものである。このだめ、フオーム密度を高くな
ると言った弊害もなく、断熱箱体へのフオーム充填時に
おいても問題のない、優れた発泡断熱材が得られるもの
である。
この結果、ＣＦＣの影響によるオゾン層破壊及び地球の
温暖化等の環境問題の解決に対して、寄与することがで
きるものである。
温暖化等の環境問題の解決に対して、寄与することがで
きるものである。
実施例
以下、実施例を挙げて本発明の発泡断熱材を説明する。
表１に一実施例の原料処方を示した。
ポリエーテルＡは、芳香族アミン系ポリエーテルポリオ
ールで水酸基価４ｅｏｍｇＫＯＨ／ｇ、整泡剤Ａは信越
化学■製Ｆ−３３５、触［Ａはジメチルエタノールアミ
ン、触［Ｂは花王株製力オライザー扁１、発泡剤ＡはＨ
ＣＦＣ−１４１ｂ、発泡剤ＢはＨＣＦＣ−１２３である
。各原料は所定の配合部数で混合し、プレミックス成分
として構成する。
ールで水酸基価４ｅｏｍｇＫＯＨ／ｇ、整泡剤Ａは信越
化学■製Ｆ−３３５、触［Ａはジメチルエタノールアミ
ン、触［Ｂは花王株製力オライザー扁１、発泡剤ＡはＨ
ＣＦＣ−１４１ｂ、発泡剤ＢはＨＣＦＣ−１２３である
。各原料は所定の配合部数で混合し、プレミックス成分
として構成する。
一方、インシアネート成分は、アミン当量１３６のクル
ードＭＤＩからなる有機ポリイソシアネートＡである。
ードＭＤＩからなる有機ポリイソシアネートＡである。
このようにして調合したプレミックス成分とインシアネ
ート成分を所定の配合部数で混合し、高圧発泡機にて発
泡し、発泡断熱材を得た。このときの反応性及び密度、
熱伝導率を表１に示した。
ート成分を所定の配合部数で混合し、高圧発泡機にて発
泡し、発泡断熱材を得た。このときの反応性及び密度、
熱伝導率を表１に示した。
なお、同時に比較例として、有機ポリイソシアネートと
反応する活性水素を有する触媒を用いなかった場合（比
較例Ａ及び、Ｂ）についても同様に表１に示した。
反応する活性水素を有する触媒を用いなかった場合（比
較例Ａ及び、Ｂ）についても同様に表１に示した。
このように本発明の発泡断・熱材は、発泡剤としてＨＣ
ＦＣ−１４１ｂｉたは、ＨＣＦＣ−１２３を用いた場合
でも、断熱箱体の充填性確保に対して十分な初期反応性
（クリーム化タイム）が得られたまた、フオーム物性に
おいても低密度化が図れ、優れた発泡断熱材が得られる
ものである。これは、触媒が有する活性水素が混合撹拌
と同時に有機ポリインシアネートと速やかに反応を開始
する。これにより発生する反応熱が、発泡剤であるＨＣ
ＦＣ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を発泡させるた
めである。このため、樹脂に溶解したＨＣＦＣ−１＋１
ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３は、支障なく発泡を開始しフ
オーム形成に寄与するものである。
ＦＣ−１４１ｂｉたは、ＨＣＦＣ−１２３を用いた場合
でも、断熱箱体の充填性確保に対して十分な初期反応性
（クリーム化タイム）が得られたまた、フオーム物性に
おいても低密度化が図れ、優れた発泡断熱材が得られる
ものである。これは、触媒が有する活性水素が混合撹拌
と同時に有機ポリインシアネートと速やかに反応を開始
する。これにより発生する反応熱が、発泡剤であるＨＣ
ＦＣ−１４１ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３を発泡させるた
めである。このため、樹脂に溶解したＨＣＦＣ−１＋１
ｂ及び、ＨＣＦＣ−１２３は、支障なく発泡を開始しフ
オーム形成に寄与するものである。
なお、比較例において、有機ポリインシアネートと反応
する活性水素を有する触媒を用いなかった場合（比較例
Ａ及び、Ｂ）においては、初期反応性（クリーム化タイ
ム）が遅いため、断熱箱体の充填性に対して問題が生じ
るものである。また、発泡がほぼ終了するゲル化タイム
までの間に、発泡剤であるＨＣＦＣ−１４１ｂ及び、Ｈ
ＣＦＣ−１２３を十分に気化させるだけの反応熱を発生
させることができないため、弊害としてフオーム密度が
高くなるものである。
する活性水素を有する触媒を用いなかった場合（比較例
Ａ及び、Ｂ）においては、初期反応性（クリーム化タイ
ム）が遅いため、断熱箱体の充填性に対して問題が生じ
るものである。また、発泡がほぼ終了するゲル化タイム
までの間に、発泡剤であるＨＣＦＣ−１４１ｂ及び、Ｈ
ＣＦＣ−１２３を十分に気化させるだけの反応熱を発生
させることができないため、弊害としてフオーム密度が
高くなるものである。
発明の効果
以上のように本発明は、有機ポリイソシアネート、整泡
剤、有機ポリイソシアネートと反応する活性水素を有す
る触媒、１，１−ジクロロ−１−フルオロエタンまたは
、２，２−ジクロロ−１，１゜１−トリフルオロエタン
から成る発泡剤、ポリエーテルポリオールを混合撹拌し
、発泡断熱材として生成しているため、活性水素を有す
る触媒が、速やかに有機ポリイソシアネートと反応を開
始し、急激に反応熱を発生するため、発泡剤としてＨＣ
ＦＣ−１４１ｂまたは、ＨＣＦＣ−１２３を用いた場合
においても初期反応性（クリーム化タイム）が遅くなる
といった問題もなく、密度等信のフオーム物性を損なう
事無く、優れた発泡断熱材が得られるものである。この
結果、ＣＦＧの影響によるオゾン層破壊及び地球の温暖
化等の環境問題の解決に対して、寄与することができる
ものである。
剤、有機ポリイソシアネートと反応する活性水素を有す
る触媒、１，１−ジクロロ−１−フルオロエタンまたは
、２，２−ジクロロ−１，１゜１−トリフルオロエタン
から成る発泡剤、ポリエーテルポリオールを混合撹拌し
、発泡断熱材として生成しているため、活性水素を有す
る触媒が、速やかに有機ポリイソシアネートと反応を開
始し、急激に反応熱を発生するため、発泡剤としてＨＣ
ＦＣ−１４１ｂまたは、ＨＣＦＣ−１２３を用いた場合
においても初期反応性（クリーム化タイム）が遅くなる
といった問題もなく、密度等信のフオーム物性を損なう
事無く、優れた発泡断熱材が得られるものである。この
結果、ＣＦＧの影響によるオゾン層破壊及び地球の温暖
化等の環境問題の解決に対して、寄与することができる
ものである。
Claims (1)
- 有機ポリイソシアネート、整泡剤、有機ポリイソシアネ
ートと反応する活性水素を有する触媒、１，１−ジクロ
ロ−１−フルオロエタンまたは、２，２−ジクロロ−１
，１，１−トリフルオロエタンから成る発泡剤、ポリエ
ーテルポリオールとを混合撹拌し、発泡生成した発泡断
熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27531589A JPH03137137A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 発泡断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27531589A JPH03137137A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 発泡断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03137137A true JPH03137137A (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=17553734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27531589A Pending JPH03137137A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 発泡断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03137137A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5254601A (en) * | 1991-09-20 | 1993-10-19 | Miles Inc. | HCEC blown rigid foams with low thermal conductivity |
| US5272183A (en) * | 1991-09-20 | 1993-12-21 | Miles Inc. | HCFC blown rigid foams with low thermal conductivity |
| US6617368B2 (en) | 2001-11-13 | 2003-09-09 | Bayer Corporation | Isotropic rigid foams |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP27531589A patent/JPH03137137A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5254601A (en) * | 1991-09-20 | 1993-10-19 | Miles Inc. | HCEC blown rigid foams with low thermal conductivity |
| US5272183A (en) * | 1991-09-20 | 1993-12-21 | Miles Inc. | HCFC blown rigid foams with low thermal conductivity |
| US6617368B2 (en) | 2001-11-13 | 2003-09-09 | Bayer Corporation | Isotropic rigid foams |
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