JPH0313533B2 - - Google Patents

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JPH0313533B2
JPH0313533B2 JP15628784A JP15628784A JPH0313533B2 JP H0313533 B2 JPH0313533 B2 JP H0313533B2 JP 15628784 A JP15628784 A JP 15628784A JP 15628784 A JP15628784 A JP 15628784A JP H0313533 B2 JPH0313533 B2 JP H0313533B2
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JP
Japan
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octave
signal
pass filter
frequency
low
Prior art date
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Application number
JP15628784A
Other languages
English (en)
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JPS6134426A (ja
Inventor
Takashi Segami
Kenji Fukushima
Kyokatsu Iwahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rion Co Ltd filed Critical Rion Co Ltd
Priority to JP15628784A priority Critical patent/JPS6134426A/ja
Publication of JPS6134426A publication Critical patent/JPS6134426A/ja
Publication of JPH0313533B2 publication Critical patent/JPH0313533B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H3/00Measuring characteristics of vibrations by using a detector in a fluid
    • G01H3/04Frequency
    • G01H3/08Analysing frequencies present in complex vibrations, e.g. comparing harmonics present

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は、オクターブ分析器のフイルタ装置
に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば、騒音防止対策に際して各種の状態での
騒音を測定する必要があり、また騒音防止の結果
としての遮音効果、吸音効果、回折効果などを検
討する必要がある。
この様な各場合、測定信号は非常に複雑な波形
を形成しているため、一般には、入力信号音を分
析して素周波数成分に分け、そのそれぞれについ
て処理をして最後に再び合成することが行なわれ
ている。
この種の周波数分析を目的として、オクターブ
分析器や1/3オクターブ分析器が用いられている。
オクターブ分析器は、通過帯域がオクターブ関
係にある様なフイルタ(例えば、45〜90Hz、90〜
180Hz、180〜360Hz、360〜720、720〜1440Hz、…
などのフイルタ)を用いて周波数分析を行うもの
である。また、1/3オクターブ分析器はオクター
ブを更に所定の比率まで3分割した周波数帯域に
分けて周波数分析を行うものであり、分解能はオ
クターブ分析器の3倍となる。
ところで、周波数分析の実際にあつては、ある
周波数帯域ではオクターブ毎の分析が必要であ
り、また他の周波数帯域では1/3オクターブ毎の
分析が必要であるなど周波数帯域毎に分解能を変
更したい場合がある。また、測定毎に分解能を変
更したい場合もある。
しかし、従来の大部分の分析器の分析の単位と
なる周波数帯域は1オクターブ又は1/3オクター
ブのいずれか一種類であり、しかも測定する各周
波数帯域によつて分解能を変更する様なことはで
きなかつた。
〔発明の目的〕
この発明は、以上の様な実情に基づいて成され
たものであり、分析の単位となる周波数帯域を任
意の1/nオクターブとすることができ、しかも
各周波数帯域で分解能を変更すべくn(=1,2,
3,4,…)を任意に設定することのできるオク
ターブ分析器のフイルタ装置を提供することを目
的とする。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、この発明によれば、
デイジタルバンドパスフイルタ及びデイジタルロ
ーパスフイルタを具え、デイジタルバンドパスフ
イルタの係数を変更することにより分析すべき周
波数幅(1/nオクターブ)を決定し、デイジタ
ルバンドパスフイルタでN番目のオクターブの入
力信号を通過させ、またローパスフイルタに入力
信号を周回させることによりN−1番目以降のオ
クターブの入力信号を形成する様にする。この場
合、分析すべき周波数幅を変更しない限りバンド
パスフイルタの係数を変える必要はない。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に従つてこの発明の実施例を説明
する。
尚、以下の説明においては、周波数の低い方か
ら始めて、1番目からN番目(Nは正の整数)ま
でのオクターブから成る信号(オクターブ信号と
する)を分析するものとする。
第1図はこの発明の実施例を示す系統図であ
る。
同図によれば、ローパスフイルタ11、ADコ
ンバータ12、デイジタルバンドパスフイルタ1
3、第1のメモリ14、デイジタルローパスフイ
ルタ15、第2のメモリ16、及びシーケンス制
御部17が示されている。
ローパスフイルタ11は、入力信号のうち必要
な周波数帯域以外を除去し、後のサンプリングに
おける折返しを防止するためのものである。従つ
て、分析する信号の周波数のうち最高の周波数を
含むオクターブ信号が通過できればよく、第2図
のN番目のオクターブ信号を上限として通過させ
る様にする。騒音の分析にあつては、例えば
20000Hzをこのローパスフイルタ11のカツトオ
フ周波数とする。
ADコンバータ12は、アナログの入力信号を
デイジタル化して後の処理に供するものである。
デイジタルバンドパスフイルタ13は、第1の
メモリであるROM14から所定の係数を付与さ
れることにより、x番目(xは正の整数、N
x)のオクターブを成す周波数帯域をn個(nは
正の整数)の小帯域に分割してバンドパス特性を
付与する。この様なn個の小帯域への分割を、
1/nオクターブ分析と呼ぶ。
このとき、このオクターブ信号は周波数s/
2N-xでサンプリングする。
ここで、第3図に示す様に、N番目のオクター
ブ信号の上側カツトオフ周波数Nnaxに対してサ
ンプリング周波数をfs(fs2fNnax)とする。次
に、N−1番目のオクターブ信号の上側カツトオ
フ周波数N-1naxに対してサンプリング周波数を
fs/2とすれば、fs/2fN-1naxの関係すなわち
サンプリング定理は満足され、これは全てのオク
ターブ信号について成り立つことが知られてい
る。
従つて、N個あるオクターブ信号のうちx番目
のオクターブ信号は周波数s/2N-xでサンプリン
グすればよい。また、このとき、各オクターブ信
号を成す周波数帯域を小帯域に分割する数nを変
更しない限り、このバンドパスフイルタ13に付
与するROM14からの係数は全てのオクターブ
について変更しなくてよい。
デイジタルローパスフイルタ15は、x番目の
オクターブ信号を上限とする信号を入力信号とし
てx−1番目以前のオクターブ信号を上限とする
信号を形成して、その上限となるオクターブ信号
をバンドパスフイルタ13で処理するのに備える
ものである。すなわち、N−1番目以降のオクタ
ーブ信号をバンドパスフイルタ13でサンプリン
グするに際して、各オクターブ帯域内にサンプリ
ングによる折返し信号が現われるのをこのローパ
スフイルタ15は防止する。
従つて、このローパスフイルタ15の係数は何
番目のオクターブを処理するかによつて、その都
度変更する。この係数はシーケンス制御部17か
ら与える。
第2のメモリ16は、ローパスフイルタ15の
出力を一時記憶し、シーケンス制御部17の指令
によつて、これをバンドパスフイルタ13に送出
し、またフイルタ15に再循還させる。
シーケンス制御部17は、バンドパスフイルタ
13、ローパスフイルタ15、第2のメモリであ
るRAM16の動作のタイミングをとると共に、
バンドパスフイルタ13のサンプリング周波数
s/2N-xを指定し、またROM14の係数を指定
する。
すなわち、サンプリング周波数s/2N-xを指定
しx番目のオクターブ信号をバンドパスフイルタ
13が処理した後、第2のメモリ(RAM)16
からx−1番目以降の任意のオクターブ信号を上
限とする信号をバンドパスフイルタ13に送込
み、この任意のオクターブ信号に対応するサンプ
リング周波数を指定し、且つこの任意のオクター
ブ信号を分割すべき所望の前記小帯域数nを第1
のメモリ14に指定する。
次に、この実施例の動作を説明する。
入力信号Siはローパスフイルタ11でN番目か
ら1番目までのオクターブ信号のみを含むものと
なり、N+1番目より上のオクターブ信号はしや
断される(第2図)。
ローパスフイルタ11のこの様な出力信号は
ADコンバータ12でデイジタル信号とされ、デ
イジタルバンドパスフイルタ13及びデイジタル
ローパスフイルタ15に入力される。
バンドパスフイルタ13は、シーケンス制御部
17からのオクターブ選択指令sc及び分割指令dc
によつて、それぞれ何番目のオクターブ信号を何
分割してバンドパスさせるかを指定される。
ここで、N番目のオクターブ信号を3分割、N
−1番目のオクターブ信号を1分割、x番目(x
N−2)のオクターブ信号を1分割する場合を
考える。この場合をアナログ的に表示すれば第4
図に示す様である。これは、オクターブ分析と1/
3オクターブ分析が混在している。
現在、バンドパスフイルタ13にはN番目のオ
クターブ信号を上限とする信号が入力されてお
り、N番目のオクターブ信号を3分割してバンド
パスする様に指令されている。
従つて、N番目のオクターブ信号を上限とする
信号がバンドパスフイルタ13に入力されるタイ
ミングで、ROM14はN番目のオクターブ信号
を3分割してバンドパスさせるための係数を与
え、周波数sでサンプリングを行い分析を実行す
る。
このとき、N番目のオクターブ信号を上限とす
る信号はデイジタルローパスフイルタ15にも入
力されている。ローパスフイルタ15はN−1番
目とx番目のオクターブ信号を上限とする様に指
令されており、先ずシーケンス制御部17からN
−1番目のオクターブ信号を上限としてローパス
する様に係数が与えられて、信号を通過させる。
従つて、RAM16にはN−1番目のオクター
ブ信号を上限とする信号が記憶される。
RAM16に記憶されたN−1番目のオクター
ブ信号を上限とする信号は、バンドパスフイルタ
13でN番目のオクターブ信号の処理が終了した
タイミングで、バンドパスフイルタ13及びロー
パスフイルタ15に入力される。
ここで、ROM14はN−1番目のオクターブ
信号を1分割(すなわち、N−1番目のオクター
ブ信号をそのまま)バンドパスさせるための係数
を与え、周波数s/2でサンプリングを行い分析
を実行する。
一方、ローパスフイルタ15に入力されたN−
1番目のオクターブ信号を上限とする信号は、x
番目のオクターブ信号を上限としてローパスする
様にシーケンス制御部17から係数が与えられ
て、信号を通過させる。
従つて、RAM16にはx番目のオクターブ信
号を上限とする信号が記憶される。
RAM16に記憶されたx番目のオクターブ信
号を上限とする信号は、バンドパスフイルタ13
でN−1番目のオクターブ信号の処理が終了した
タイミングで、バンドパスフイルタ13及びロー
パスフイルタ15に入力される。
ここで、ROM14はx番目のオクターブ信号
を1分割して(すなわち、x番目のオクターブ信
号をそのまま)バンドパスさせる係数を与える
が、N−1番目のオクターブ信号についても1分
割であつたため係数を変更する必要はない。サン
プリングは周波数s/2N-xで行い分析を実行す
る。
これ以上の分析は指令されていないため、ロー
パスフイルタ15はこれ以上出力を送出すること
はない、尚、ローパスフイルタ15にx番目のオ
クターブ信号が入力されること自体を阻止しても
よい。
以上の説明で分かる様に、ローパスフイルタ1
5に所定の係数を付与することにより、所望のオ
クターブ信号を上限とする信号を得ることがで
き、またこの信号をバンドパスフイルタ13に入
力しROM14から所定の係数を付与することに
よりそのオクターブ信号を任意の小帯域に分割し
て、入力信号を分析することができる。
〔発明の効果〕 この発明は、以上の様に構成することにより、
任意のオクターブ信号を任意の小帯域に分割して
分析することができ、且つ各オクターブ信号毎に
その分割数を変更混在させることのできるオクタ
ーブ分析器のフイルタ装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の系統図、第2図乃
至第4図は第1図の実施例の動作を説明するため
の図である。 11……ローパスフイルタ、12……ADコン
バータ、13……デイジタルバンドパスフイル
タ、14……第1のメモリ、15……デイジタル
ローパスフイルタ、16……第2のメモリ、17
……シーケンス制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N個(Nは正の整数)のオクターブに分割し
    た入力信号のうちx番目(xは正の整数、N
    x)のオクターブ信号を周波数fs/2N-xでサンプ
    リングし且つN番目のオクターブを成す周波数帯
    域をn個(nは正の整数)の小帯域に分割してバ
    ンドパス特性を付与するデイジタルバンドパスフ
    イルタと、 このバンドパスフイルタに前記バンドパス特性
    を付与するための係数を記憶させた第1のメモリ
    と、 x番目のオクターブ信号を上限とする信号を入
    力信号としてx−1番目のオクターブ信号を上限
    とする信号を形成するデイジタルローパスフイル
    タと、 このローパスフイルタの出力を再循還させるた
    めの第2のメモリと、 前記サンプリングの周波数を指定しN番目のオ
    クターブ信号を前記バンドパスフイルタが処理し
    た後前記第2のメモリからx−1番目以降の任意
    のオクターブ信号を上限とする信号を前記バンド
    パスフイルタに送込みこの任意のオクターブ信号
    に対応する前記サンプリングの周波数を指定し且
    つこの任意のオクターブ信号を分割すべき所望の
    前記小帯域数nを前記第1のメモリに指定するシ
    ーケンス制御手段とを具えて成るオクターブ分析
    器のフイルタ装置。
JP15628784A 1984-07-26 1984-07-26 オクタ−ブ分析器のフイルタ装置 Granted JPS6134426A (ja)

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JPS6134426A JPS6134426A (ja) 1986-02-18
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