JPH03135018A - 半導体装置の製造方法およびその装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびその装置

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JPH03135018A
JPH03135018A JP27159389A JP27159389A JPH03135018A JP H03135018 A JPH03135018 A JP H03135018A JP 27159389 A JP27159389 A JP 27159389A JP 27159389 A JP27159389 A JP 27159389A JP H03135018 A JPH03135018 A JP H03135018A
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Japan
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semiconductor device
thin film
film
titanium nitride
metal nitride
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JP27159389A
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Natsuki Yokoyama
夏樹 横山
Kenji Hinode
憲治 日野出
Hiroshi Miyazaki
博史 宮崎
Shinichi Taji
新一 田地
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法およびその装置に係り、
特に金属窒化物膜を主成分とするバリア膜を用いて耐エ
レクトロマイグレーション性等に優れた高信頼のアルミ
ニウム合金膜/窒化チタン膜積層配線を形成するのに好
適な方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
LSIの高集積化に伴い、信頼性確保のためにコンタク
トホール部にバリア層を適用することが不可欠となりつ
つある。A1合金配線層とSi基板との間に挿入される
バリア層は、配線形成後に施される熱処理中等に生じる
A1合金配線層とSi基板との相互作用を抑制もしくは
防止する動きを有する。A1合金膜中に含まれるSiの
析出を防止するだけであれば、モリブデンシリサイド等
の金属シリサイド膜も有効であるが、コンタクト径が1
μm以下となるとAlとSiとの反応を完全に防止する
バリア層が必要となる。このようなバリア層としては窒
化チタン、チタンタングステン合金が有望視されている
。かかるバリア層の窒化チタンについては1例えば、シ
ン・ソリッド・フィルムダ、136巻、195頁から2
14頁(1986年)  [Th1n 5olid F
ilms、136、pp。
136−214 (1986) ]に詳述されている。
またA1合金配線層とバリア層との界面の性質がバリア
性に与える影響に関しては、ジャーナル・オブ・バキュ
ーム・サイエンス・アンド・テクノロジーA 7 (3
)巻、875頁から880頁(1989年)[J、Va
c、Sci、Teehonol、、A7(3)、PP、
875−880(1989)]に述べられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
バリア層の適用によりAIとSiとの反応に起因するコ
ンタクトホール周辺の信頼性確保の問題は解決されたが
、発明者らが窒化チタンバリア膜の上にアルミニウム合
金膜を形成し、該2層膜からなる積層配線のエレクトロ
マイグレーション加速試験を行なったところ、窒化チタ
ンバリア膜上に形成したアルミニウム合金配線の寿命は
バリア膜を用いない場合よりも短いという新たな問題点
を発見した。
バリア性に関する上記引用文献等においても窒化チタン
バリア膜上に形成したアルミニウム合金配線のエレクト
ロマイグレーション寿命については全く触れられていな
い。バリア性の向上に併せて上層のアルミニウム合金配
線の耐エレクトロマイグレーション性についても同時に
考慮する必要があることが発明者等の検討によってはじ
めて明らかとなった。
本発明の目的は、金属窒化物、特に好ましくは窒化チタ
ンバリア膜を用いて耐エレクトロマイグレーション性等
に優れた高信頼のアルミニウム合金膜/窒化チタン膜積
層配線を形成するのに好適な方法および装置を提供する
ことにある。
[11題を解決するための手段〕 上記目的は、試料上に窒化チタンを主成分とする薄膜を
形成した後に、該薄膜を大気に晒すことなく、該薄膜を
所望のプラズマに晒すこと等によって達成される。
〔作用〕
反応性スパッタ法や化学気相成長法等によって形成した
窒化チタンを主成分とする膜中のチタン原子と窒素原子
の原子数比はオージェ電子分光法、ラザフオード後方散
乱法等による分析から、はぼ1:1とし得ることが判っ
ている。チタン原子が過剰な原子数比の窒化チタンを主
成分とする膜を形成することは比較的容易であるが、一
般にかかる膜のバリア性は原子数比が1=1の膜よりも
劣る。従ってバリア膜として用いられる膜の原子数比は
概ね1:1となっている。
膜中に含まれる総原子数の比は1:1であるが、全ての
原子が窒化チタンを形成している訳ではないと考えられ
る。すなわち、結合力の弱い、格子位置にないチタン原
子、窒素原子がほぼ同数台まれていると推定される。か
かる推定は発明者等が行なった陽電子消滅法、X線光電
子分光法等による分析結果からの総合的な判断に基づく
ものである。
チタン原子数/窒素原子数≧1の窒化チタンを主成分と
する膜上に真空中試料転送等の手段によって膜表面を大
気に晒すことなくアルミニウムもしくはAl−Si,A
l−Cu、Al−Cu−3i等のアルミニウム合金膜を
重ねて形成すると、結合力の弱い、格子位置にないチタ
ン原子の多くがアルミニウムもしくはアルミニウム合金
膜中に拡散することによる界面での反応によってバリア
性が劣化する。さらにかかるチタン原子の拡散はアルミ
ニウムもしくはアルミニウム合金膜との積層配線の耐エ
レクトロマイグレーション性を著しく劣化させる。
一方窒化チタンを主成分とする膜を大気に晒した場合に
は以下の現象が起こる。上記の格子位置にない原子のう
ち特に、膜表面近傍のチタン原子のチタン酸化物となる
。すなわち大気中に放置された窒化チタンを主成分とす
る膜表面には窒化チタンとチタン酸化物が存在すると考
えられる。かかる膜上にアルミニウムもしくはAl−8
i。
Al−Cu、Al−Cu−8i等のアルミニウム合金膜
を重ねて形成し、熱処理等を施すとチタン酸化物の少な
くとも一部は還元されて、開放される。
アルミニウムもしくはアルミニウム合金膜と窒化チタン
を主成分とする膜との界面には上記酸化還元反応の結果
として、Al2O3等のアルミニウム酸化物が形成され
るが、アルミニウム酸化物の形成については、ジャーナ
ル・オブ・バキューム・サイエンス・アンド・テクノロ
ジー、A7(3)巻、875頁から880頁(1989
年) [J 、 Vac。
Sci、Techonol、、A7(3)、pp、87
5−880(1989)コに記載がある。界面の酸化物
の存在によってバリア性が向上すると記載されている。
これは、アルミニウム酸化物の形成によって還元される
チタン酸化物中のチタン原子のみがアルミニウムもしく
はアルミニウム合金膜中に拡散するためであり、その総
量はアルミニウム酸化物がない場合と比較してはるかに
少ないためである。アルミニウム酸化物はチタン原子の
拡散のバリアとなる。
ところが、還元されて膜中に拡散した微量のチタン原子
はアルミニウムを主成分とする配線の耐エレクトロマイ
グレーション性を劣化させる。高いバリア性を得ると共
に、耐エレクトロマイグレーション性の劣化を防止する
ためにはチタン原子の拡散を完全に防止する必要がある
ことが発明者等の検討によって明らかとなった。
窒化チタンを主成分とする膜を大気に晒すことなく例え
ば1mプラズマに晒した場合、上記の孤立したチタン原
子が窒化されるため、後に上層にアルミニウムを主成分
とする膜を重ねて熱処理を加えても、チタン原子の拡散
は起こらない。膜表面近傍の窒素の含有量が増加するこ
とにより、膜内部から孤立したチタン原子が拡散した場
合も膜表面近傍で固定され、上層のアルミニウムを主成
分とする膜中までには拡散しない効果がある。この効果
は、窒化チタンを主成分とする膜の組成比がややチタン
過剰になった場合においても有効である。
特に、膜表面近傍の窒素の含有量が、54原子%以上で
ある膜はバリア性が優れ、かつ上層のアルミニウムを主
成分とする膜との積層配線の耐エレクトロマイグレーシ
ョン性が高い。かかる原子数比においては、過剰の窒素
原子によるトラップ効果のため、膜中からのチタン原子
の拡散が生じないため最も効果があると考えられる。
チタン原子の拡散を上記の方法によって防止すると当然
のことながらバリア性も向上し、界面にアルミニウムの
酸化物が存在しなくても十分なバリア性が得られる。こ
れは、上述の引用文献中で述べられているアルミニウム
の酸化物が、実はチタン原子の拡散を防止する効果を有
しており、結果的にバリア性を向上させていたためと考
えられる。すなわち、窒化チタンを主成分とする膜から
開放されてアルミニウム中に拡散するチタン原子が存在
しない場合には、アルミニウムもしくはアルミニウム合
金膜と窒化チタンを主成分とする膜との界面にバリア性
を向上させるためのアルミニウムの酸化物は不要である
一旦大気中に取り出した窒化チタンを主成分とする膜に
窒素プラズマ処理を施した場合は、窒化のためには上記
のチタン酸化物の結合を切断する必要があるが1通常の
プラズマではこの能力が不足し、従って後の熱処理中の
チタン原子の拡散を完全に抑制することはできない。
一旦大気中に取り出した窒化チタンを主成分とする膜に
おいては表面近傍層をエツチング除去し、しかる後、膜
を大気に晒すことなく上記と同様の例えばアンモニアプ
ラズマに晒す等の処理を行なう必要がある。
〔実施例〕
以下本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
実施例1 第1図乃至第4図を用いて説明する。本実施例は本発明
をアルミニウム/窒化チタン積層配線を有する半導体装
置の配線形成に適用した例である。
第1図は本発明の半導体装置およびその製造方法を説明
するための図である。第1図(a)は表面に形成された
厚さ0.1μmの酸化膜10上に窒化チタン膜11が形
成されたシリコン基板12を示す。窒化チタン膜11は
第3図(a)に示した装置を用いて1反応性スパッタ法
により厚さ0.1μm形成した。
シリコン基板12を第3図(a)の装置の基板装着室2
0に設けられた転送系に設置した後、基板装着室20を
3 X 10−7Torrまで排気した。次に予め3x
10″″’Torrに排気しである膜形成室21に遮断
バルブ22を開いて転送した。遮断バルブ22を閉めて
膜形成室21にアルゴンと窒素の混合気体を導入しつつ
チタンターゲット23に高周波電源24から高周波電力
を印加して膜形成を行った。
シリコン基板12上に第1図(a)に示した窒化チタン
膜11を形成した後、基板12を大気に晒すことなく、
3 X 10−7Torrの真空中を移動させ、膜形成
に用いたのと同一装置内の、3X10−7Torrに排
気しであるプラズマ処理室25へと転送した。プラズマ
処理室25吟窒素を導入して、基仮に高周波電源26か
ら高周波電力を印加することにより、シリコン基板12
上の窒化チタン膜11表面近傍の窒素含有量を高めた。
かかる基板を第1図(b)に図示する。窒化チタン膜1
1の表面近傍に窒素含有量の高い領域13が形成されて
いる。領域13における窒素含有量は、55〜57原子
%であり、領域13以外の窒化チタン膜11の49原子
%に比べて大である。
窒素含有量の高い領域13を有する窒化チタン膜11上
に0.5%の銅を含む厚さ0.4μmのアルミニウム合
金配線膜14をスパッタ法によって形成すると第1図(
c)の如くなった。アルミニウム合金膜14の形成は、
窒化チタン膜11の形成に用いた装置とは別装置で行っ
た。膜形成後周知のホトリソグラフィー技術、ドライエ
ツチング技術を用いて、アルミニウム合金膜14/窒化
チタン膜11に所望のパターニングを施し1幅0.5μ
mの配線を形成した。配線形成後、水素中で450℃3
0分の熱処理を施した。
第2図は従来の半導体装置を示す図である。窒化チタン
膜15形成後、膜表面を窒素プラズマに晒すことなく大
気に晒し、しかる後、上層に0.5%の銅を含む厚さ0
.4μmのアルミニウム合金配線膜16をスパッタ法に
よって形成したシリコン基板である。第1図(c)に示
した基板と同様に、アルミニウム合金膜16/窄化チタ
ン膜15に所望のパターニングを施し、幅0.5μmの
配線を形成した。配線形成後、水素中で450℃30分
の熱処理を施した。
第1図(c)の本発明の装置と第2図の従来の装置に対
し、同条件でエレクトロマイグレーション加速試験を行
った。試験条件は周囲温度250°C1高流密度3X1
06A/a&である。第1図(c)の本発明の装置の平
均配線寿命は、第2図の従来の装置の平均寿命の1.3
5倍であった。本発明により、アルミニウム合金膜/窒
化チタン股積層配線のエレクトロマイグレーション耐性
が向上し。
高信頼化が実現された。
第4図は第1図(c)の本発明の装置と第2図の従来の
装置のアルミニウム合金膜/窒化チタン膜界面を模式的
に示す拡大図である。第4図(a)は本発明の装置であ
り、窒素含有量が大である窒化チタン膜表面近傍の領域
40とその上層のアルミニウム合金膜41の境界はシャ
ープであり、450℃30分の熱処理後も両者の反応は
生じていない。オージェ電子分光法によって界面近傍膜
中の酸素含有量を求めたところ、界面の窒化チタンを主
成分とする腹側、アルミニウム合金膜側いずれも3原子
%以下であった。なお、窒化チタンを主成分とする膜中
には平均2原子%の酸素が含まれている。
第4図(b)の従来の装置では窒化チタン膜42とアル
ミニウム合金膜43との界面にはアルミニウムによって
還元されずに残存するチタン酸化物44があり、アルミ
ニウム合金膜43中には、チタン酸化物が還元されるこ
とによって開放されたチタン原子45が混入している。
さらに界面近傍にはアルミニウムの空孔もしくはその集
合体であるボイド46の発生が見られる。これも界面に
おける酸化還元反応の結果と考えられる。オージェ電子
分光法によって界面近傍膜中の酸素含有量を求めたとこ
ろ、8原子%以上であった。なお、窒化チタンを主成分
とする膜中の平均酸素量、2原子%の3倍以上の酸素が
含まれている。
本発明の半導体装置では窒化チタン表面にチタン酸化物
が存在せず、そのためアルミニウム合金膜を積層した後
に酸化還元反応が生じない。これが窒化チタン膜上層の
アルミニウム合金配線が劣化されることがない理由と考
えられる。
なお、本実施例中では窒化チタン膜の形成を反応性スパ
ッタ法で行ったが、他の方法によることも可能である。
第3図(b)、(c)はそれぞれ減圧化学気相成長法と
バイアスプラズマ化学気相成長法によって膜形成を行う
瘍合の装置の例を示す。
第3図(b)の装置では、基板は、基板装着室32から
膜形成室27に転送され加熱機構を具備したホルダー2
8上に設置される。基板を700℃に加熱した後、シャ
ワーノズル29からアンモニアと水素を、ガス導入管3
0から四塩化チタンを導入して、圧力を0 、2 To
rrに保って膜形成を行った。その後、プラズマ処理室
31に転送してNFaプラズマに晒して窒化チタン膜表
面近傍の窒素含有量を膜中の最大とする。
第3図(c)の装置では、基板は、基板装着室33から
膜形成兼プラズマ処理室34に転送され加熱機構を具備
したホルダー35上に設置される。
基板を400℃に加熱した後、シャワーノズル36から
窒素またはアンモニアと水素を、ガス導入管37から四
塩化チタンを導入して、圧力を0 、2 Torrに保
った高周波電源38から基板に高周波電力を印加して膜
形成を行った。その後、同室34でアンモニアプラズマ
に晒して窒化チタン膜表面近傍の窒素含有量を膜中の最
大とする。
減圧化学気相成長法またはバイアスプラズマ化学気相成
長法によって窒化チタン膜を形成した場合にも反応性ス
パッタ法によって形成した場合と同等の効果が得られた
さらに、上述のようなプラズマ処理を用いずに膜形成中
に膜形成に用いるガスの混合比を変化させることによっ
ても窒化チタン膜表面近傍の窒素含有量を膜中の最大と
することができる。バイアスプラズマ化学気相成長法に
よって試みたところ、実験の範囲内では窒素含有量の最
大値は52原子%であり、本実施碗の試験と同様の寿命
試験の結果は、従来比1.2倍であった。本実施例の結
果の方がより効果的であるのは、表面近傍の窒化チタン
の組成が窒素の原子数比で54%以上という熱的に安定
で、窒素原子が全く開放されることのない組成領域に入
っているためと考えられる。
実施例2 第1図と第2図を用いて説明する1本実施例は本発明を
アルミニウム/窒化チタンU配線を有する半導体装置の
配線形成に適用した例である。
第1図は従来の半導体装置およびその製造方法を説明す
るための図である。第1図(a)は表面の酸化膜10上
に、窒化チタン合金ターゲットを用いてスパッタ法によ
って形成した窒化チタン膜11を有するシリコン基板1
2を示す。膜形成後に基板12を大気に晒したところ膜
表面の少なくとも一部には第1図(b)に示すようにチ
タン酸化物13が形成され、アルミニウム合金配線層1
4を上層に重ねると第1図CQ)のようになる。
これに対して5本発明の装置である第2図の装置におい
ては、第1図(b)のように、表面に形成されたチタン
酸化物をエツチング除去して、しかる後、窒化チタン膜
15表面を大気に晒すことなく、その上層にアルミニウ
ム合金配線層16を形成した。その結果、実施例1と同
様の理由によって、従来の界面に酸化物が介在する装置
と比較して本発明の装置のエレクトロマイグレーション
耐性は、実施例1と同様に大幅に向上した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、窒化チタンバリア膜を用いて耐エレク
トロマイグレーション性等に優れた高信頼のアルミニウ
ム合金膜/窒化チタン膜積層配線を備える半導体装置が
実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例の膜形成工程を示す断
面図、第3図は本発明の実施例の装置構成を示す概略断
面図、第4図は本発明の実施例と従来例の膜形成状態を
示す断面図である。 11・・・窒化チタン膜、13・・・窒素含有量大の窒
化チタン膜またはチタン酸化物、25.31・・・プラ
ズマ処理室、4o・・・窒素含有量大の窒化チタン、4
2・・・窒化チタン膜、44・・・チタン酸化物、45
・・・チタン原子、46・・・ボイド。 第1図 ■ 2 図 1 冨 3 図 3θ (C)

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成する
    半導体装置の製造方法において、膜形成後に該薄膜を大
    気に晒すことなく、該薄膜を所望のプラズマに晒すこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 2.試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成する
    半導体装置の製造装置において、膜形成後に該薄膜を大
    気に晒すことなく、該薄膜を所望のプラズマに晒すこと
    のできる機構を具備することを特徴とする半導体装置の
    製造装置。
  3. 3.反応性スパッタ法によつて試料上に金属窒化物を主
    成分とする薄膜を形成することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 4.常圧,減圧,プラズマもしくは基板に負のバイアス
    電圧が印加されるバイアスプラズマ化学気相成長法によ
    つて試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体
    装置の製造方法。
  5. 5.反応性スパッタ法によつて試料上に金属窒化物を主
    成分とする薄膜を形成することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の半導体装置の製造装置。
  6. 6.常圧,減圧,プラズマもしくは基板に負のバイアス
    電圧が印加されるバイアスプラズマ化学気相成長法によ
    つて試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の半導体
    装置の製造装置。
  7. 7.基板にセルフバイアス電圧に加えて、負のバイアス
    電圧を印加しつつ、プラズマに晒すことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項,第3項または第4項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  8. 8.基板にセルフバイアス電圧に加えて、負のバイアス
    電圧を印加しつつ、プラズマに晒すことのできる機構を
    具備することを特徴とする特許請求の範囲第2項,第5
    項または第6項に記載の半導体装置の製造装置。
  9. 9.金属窒化物が窒化チタンであり、窒化チタンを主成
    分とする薄膜を、四塩化チタンとアンモニアとを主たる
    原料として減圧もしくはバイアスプラズマ化学気相成長
    法によつて形成することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項,第4項または第7項に記載の半導体装置の製造方
    法。
  10. 10.金属窒化物が窒化チタンであり、窒化チタンを主
    成分とする薄膜を、四塩化チタンとアンモニアとを主た
    る原料として減圧もしくはバイアスプラズマ化学気相成
    長法によつて形成することを特徴とする特許請求の範囲
    第2項,第6項または第8項に記載の半導体装置の製造
    装置。
  11. 11.プラズマが窒素,アンモニア,三フッ化窒素等の
    窒素原子を含むガスの放電によつて発生したプラズマで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項,第3項,
    第4項,第7項または第9項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  12. 12.試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成す
    る半導体装置の製造方法において、該薄膜表面近傍の窒
    素含有量を膜中の窒素含有量の最大とすることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  13. 13.金属窒化物を主成分とする薄膜中の窒素含有量の
    最大値が54原子%以上であることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 14.試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成す
    る半導体装置の製造装置において、該薄膜表面近傍の窒
    素含有量を膜中の窒素含有量の最大とすることのできる
    機構を具備することを特徴とする半導体装置の製造装置
  15. 15.金属窒化物を主成分とする薄膜中の窒素含有量の
    最大値が54原子%以上とし得ることを特徴とする特許
    請求の範囲第14項に記載の半導体装置の製造装置。
  16. 16.金属窒化物が窒化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第12項または第13項に記載の半導体
    装置の製造方法。
  17. 17.金属窒化物が窒化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第14項または第15項に記載の半導体
    装置の製造装置。
  18. 18.試料上に金属窒化物を主成分とする薄膜を形成す
    る半導体装置の製造方法において、膜形成後に該薄膜を
    大気に晒した後、該薄膜表面近傍層をエッチング除去し
    、しかる後エッチング後の該薄膜を大気に晒すことなく
    、所望のプラズマに晒すことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  19. 19.金属窒化物が窒化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第18項に記載の半導体装置の製造方法
  20. 20.試料上の窒化チタンを主成分とする薄膜表面近傍
    の窒素含有量を膜中の窒素含有量の最大とする半導体装
    置の製造装置において、該薄膜表面をエッチング除去し
    、しかる後エッチング後の該薄膜を大気に晒すことなく
    、所望のプラズマに晒すことのできる機構を具備するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造装置。
  21. 21.金属窒化物を主成分とする薄膜中の窒素含有量の
    最大値が54原子%以上とし得ることを特徴とする特許
    請求の範囲第20項に記載の半導体装置の製造装置。
  22. 22.金属窒化物が窒化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第20項または第21項に記載の半導体
    装置の製造装置。
  23. 23.表面近傍の窒素含有量が膜中の窒素含有量の最大
    である金属窒化物を主成分とする薄膜を具備する半導体
    装置。
  24. 24.金属窒化物を主成分とする薄膜中の窒素含有量の
    最大値が54原子%以上であることを特徴とする特許請
    求の範囲第23項に記載の半導体装置。
  25. 25.表面近傍の窒素含有量が膜中の窒素含有量の最大
    である金属窒化物を主成分とする薄膜の上にアルミニウ
    ム薄膜、もしくはAl−Si,Al−Cu−Si,Al
    −Cu等のアルミニウム合金薄膜、W、または、Cuを
    重ねた2層以上の薄膜で構成された積層膜からなる配線
    層を具備することを特徴とする特許請求の範囲第12項
    または第13項に記載の半導体装置。
  26. 26.金属窒化物を主成分とする薄膜中の窒素含有量の
    最大値が54原子%以上であることを特徴とする特許請
    求の範囲第25項に記載の半導体装置。
  27. 27.金属窒化物が窒化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第23項,第24項,第25項または第
    26項に記載の半導体装置。
  28. 28.表面近傍の窒素の含有量の増加を窒化チタンを主
    成分とする薄膜表面をプラズマに晒すことによつて行な
    つたことを特徴とする特許請求の範囲第23項乃至第2
    7項に記載の半導体装置。
  29. 29.アルミニウムもしくはアルミニウム合金と窒化チ
    タンを主成分とする膜との積層膜からなる配線を有する
    半導体装置において、該両膜界面近傍に存在する酸素の
    量が窒化チタンを主成分とする膜中に存在する酸素の量
    の平均値の3倍未満であることを特徴とする半導体装置
  30. 30.アルミニウムもしくはアルミニウム合金と窒化チ
    タンを主成分とする膜との積層膜からなる配線を有する
    半導体装置において、該両膜界面近傍に存在する酸素の
    量が7原子%未満であることを特徴とする半導体装置。
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