JPH03133427A - Mri装置 - Google Patents
Mri装置Info
- Publication number
- JPH03133427A JPH03133427A JP1271087A JP27108789A JPH03133427A JP H03133427 A JPH03133427 A JP H03133427A JP 1271087 A JP1271087 A JP 1271087A JP 27108789 A JP27108789 A JP 27108789A JP H03133427 A JPH03133427 A JP H03133427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gradient
- pulses
- pulse
- different
- gradient magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 description 8
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気共鳴現象を利用して被検体を画像化するM
Rイメージング方法に関し、更に詳しくは、複数の異な
るコントラストの画像を同時に得られるMRイメージン
グ方法に関する。
Rイメージング方法に関し、更に詳しくは、複数の異な
るコントラストの画像を同時に得られるMRイメージン
グ方法に関する。
(従来の技術)
原子核を静磁場中におくと、原子核は磁界の強さと原子
核の種類によって異なる定数に比例した角速度で歳差運
動をする。この静磁場に垂直な軸に前記の周波数の高周
波回転磁場を印加すると磁気共鳴がおこり、前記定数を
有する特定の原子核の集団は共鳴条件を満足する高周波
磁場によって準位間の遷移を生じ、エネルギー学位の高
い方の準位に遷移する。共鳴後高い準位に励起された原
子核は低い準位に戻ってエネルギーの放射を行う。
核の種類によって異なる定数に比例した角速度で歳差運
動をする。この静磁場に垂直な軸に前記の周波数の高周
波回転磁場を印加すると磁気共鳴がおこり、前記定数を
有する特定の原子核の集団は共鳴条件を満足する高周波
磁場によって準位間の遷移を生じ、エネルギー学位の高
い方の準位に遷移する。共鳴後高い準位に励起された原
子核は低い準位に戻ってエネルギーの放射を行う。
MHIはこの特定の原子核による核磁気共鳴(以下NM
Rという)現象を観察して被検体の断層像を撮像する装
置である。
Rという)現象を観察して被検体の断層像を撮像する装
置である。
MHIにおいてフーリエ変換法に用いる高周波磁場及び
勾配磁場印加のパルスシークエンスを第4図に示す。期
間1において、90″パルス1とスライス勾配2により
z−0を中心とする2方向に垂直なスライス面内のスピ
ンが選択的に励起される。期間2のリフェーズ勾配3は
スライス勾配2により乱れたスピンの位相を元に戻すた
めのものである。同じ期間2のデイフェーズ勾配4はデ
ータ読み出し期間4の時間的中心にSE信号5の中心が
一致するようにスピンに場所に応じた位相差を与えるた
めのものである。期間2では更にy方向の位置に比例し
てスピンの位相をずらせてやるためのワーブ勾配6を印
加しており、ワーブ勾配6は毎周期その強度を変えて印
加されている。
勾配磁場印加のパルスシークエンスを第4図に示す。期
間1において、90″パルス1とスライス勾配2により
z−0を中心とする2方向に垂直なスライス面内のスピ
ンが選択的に励起される。期間2のリフェーズ勾配3は
スライス勾配2により乱れたスピンの位相を元に戻すた
めのものである。同じ期間2のデイフェーズ勾配4はデ
ータ読み出し期間4の時間的中心にSE信号5の中心が
一致するようにスピンに場所に応じた位相差を与えるた
めのものである。期間2では更にy方向の位置に比例し
てスピンの位相をずらせてやるためのワーブ勾配6を印
加しており、ワーブ勾配6は毎周期その強度を変えて印
加されている。
その後180’パルス7を与えて磁気モーメントを揃え
、その後に現れるSE信号5を観察する。
、その後に現れるSE信号5を観察する。
期間4ではX軸にリード勾配8を印加する。これにより
、デイフェーズ勾配4で与えられた位相差は、期間4の
リード勾配8の時間的中心で相殺されSE信号5が現れ
る。このシークエンスをビューといい、パルス繰り返し
周期TR後に再び90°パルス1を加えて、次のビュー
を開始する。
、デイフェーズ勾配4で与えられた位相差は、期間4の
リード勾配8の時間的中心で相殺されSE信号5が現れ
る。このシークエンスをビューといい、パルス繰り返し
周期TR後に再び90°パルス1を加えて、次のビュー
を開始する。
上記のようなMHIにおいて、通常のシークエンスで行
うと1スキヤンに約4〜5分を要するが、動いている器
官のイメージングや、被検体自身の動きを止めることが
困難な場合のイメージングにおいて、イメージングする
部分における動きの影響を少なくするために、パルスの
繰り返し周期を短くする高速スキャン法が用いられてい
る。
うと1スキヤンに約4〜5分を要するが、動いている器
官のイメージングや、被検体自身の動きを止めることが
困難な場合のイメージングにおいて、イメージングする
部分における動きの影響を少なくするために、パルスの
繰り返し周期を短くする高速スキャン法が用いられてい
る。
その方法としては、例えばp A S T CPour
lerAcquired 5teady−state
Technique)、 F I S P(Fast
Imaglng vlth 5teady Prece
ssion)。
lerAcquired 5teady−state
Technique)、 F I S P(Fast
Imaglng vlth 5teady Prece
ssion)。
CE −F A S T (Contrast Enh
ansed FAST)等がある。これらのスキャンシ
ークエンスはいずれも1種類のフリップ角のRFパルス
を用いており、FASTシークエンスはRFパルス直後
のFID信号を、CE−FASTシークエンスはRF直
前(前回のRFパルスによるエコーが次のRFパルス直
前に現れる。)のSE信号5を観測するもので、それら
の画像のコントラストは全く異っている。
ansed FAST)等がある。これらのスキャンシ
ークエンスはいずれも1種類のフリップ角のRFパルス
を用いており、FASTシークエンスはRFパルス直後
のFID信号を、CE−FASTシークエンスはRF直
前(前回のRFパルスによるエコーが次のRFパルス直
前に現れる。)のSE信号5を観測するもので、それら
の画像のコントラストは全く異っている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、前記のスキャン法はいずれも1スキヤン当た
り1種類のコントラストを持つ画像しか得られない。こ
れに対し、上記2種類のコントラストを同時に得るシー
クエンスとして、FADE(Past Acquisi
tion Double Echo)と呼ばれる方法が
提案されているが、これも同じフリップ角を持つRFパ
ルスを繰り返し印加するだけなので、画像のコントラス
トの付は方の自由度が少なく、しかも2種類のコントラ
ストを持つ画像しか得られない。
り1種類のコントラストを持つ画像しか得られない。こ
れに対し、上記2種類のコントラストを同時に得るシー
クエンスとして、FADE(Past Acquisi
tion Double Echo)と呼ばれる方法が
提案されているが、これも同じフリップ角を持つRFパ
ルスを繰り返し印加するだけなので、画像のコントラス
トの付は方の自由度が少なく、しかも2種類のコントラ
ストを持つ画像しか得られない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、多種類のコントラストを持つ画像を同時に得ることの
できる高速MRイメージング方法を実現することにある
。
、多種類のコントラストを持つ画像を同時に得ることの
できる高速MRイメージング方法を実現することにある
。
(課題を解決するための手段)
前記の課題を解決する本発明は、静磁場内に設置された
被検体中のスピンを定常状態にし、該被検体のスライス
方向、ワーブ方向、リード方向の各方向に予め定めたシ
ークエンスに従って1繰り返し周期中に複数の勾配磁場
及びRFパルスを印加し、スライス面からの複数のMR
倍信号検出して被検体の断層像を得る高速MRイメージ
ング方法において、1繰り返し周期中に印加するフリッ
プ角の異なる複数のRFパルスのうち同一フリップ角又
は異なるフリップ角のRFパルスを任意に組み合わせて
印加し、前記スライス方向及びワーブ方向の各勾配磁場
を前記RFパルス印加周期内で時間積分が零になるよう
に印加すると共に、リード方向に異なる高速スキャンシ
ークエンスのための異なる波形の読み出し勾配磁場を各
RFパルス印加周期毎にその面積が等しく保たれるよう
に印加し、前記読み出し勾配磁場はそれぞれ異なる波形
の勾配磁場又は同じ波形の勾配磁場を任意に組み合わせ
て印加することを特徴とするものである。
被検体中のスピンを定常状態にし、該被検体のスライス
方向、ワーブ方向、リード方向の各方向に予め定めたシ
ークエンスに従って1繰り返し周期中に複数の勾配磁場
及びRFパルスを印加し、スライス面からの複数のMR
倍信号検出して被検体の断層像を得る高速MRイメージ
ング方法において、1繰り返し周期中に印加するフリッ
プ角の異なる複数のRFパルスのうち同一フリップ角又
は異なるフリップ角のRFパルスを任意に組み合わせて
印加し、前記スライス方向及びワーブ方向の各勾配磁場
を前記RFパルス印加周期内で時間積分が零になるよう
に印加すると共に、リード方向に異なる高速スキャンシ
ークエンスのための異なる波形の読み出し勾配磁場を各
RFパルス印加周期毎にその面積が等しく保たれるよう
に印加し、前記読み出し勾配磁場はそれぞれ異なる波形
の勾配磁場又は同じ波形の勾配磁場を任意に組み合わせ
て印加することを特徴とするものである。
(作用)
1繰り返し周期中に複数の異なるフリップ角又は等しい
フリップ角のRFパルスを適宜組み合わせて用い、読み
出し勾配磁場を各RFパルス周期毎に異なる高速スキャ
ンシークエンスの波形又は同じ高速スキャンシークエン
スの波形を適宜組み合わせて用いることにより複数個の
異ったコントラストの画像を得ることができる。
フリップ角のRFパルスを適宜組み合わせて用い、読み
出し勾配磁場を各RFパルス周期毎に異なる高速スキャ
ンシークエンスの波形又は同じ高速スキャンシークエン
スの波形を適宜組み合わせて用いることにより複数個の
異ったコントラストの画像を得ることができる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例のパルスシークエンスの図で
ある。図において、11はフリップ角がα!、α2.α
3.・・・、α。という具合にそれぞれが等しい値や、
異なる値を自由に選ばれるRFパルスで、各RFパルス
11の間隔をτ(≦T、、T2 :T、は縦緩和時間、
T2は横緩和時間)とし、n個のRFパルスにより1繰
り返し周期(ITR)を構成している。従って、TR−
n・τである。12はスピンを選択的に励起する面を決
定するスライス勾配で、その前後に印加した負パルスの
リフェーズ勾配置3によってスライス方向に印加される
1τ時間当たりの勾配磁場の積分値を零とし、スピンを
定常状態にしている。
ある。図において、11はフリップ角がα!、α2.α
3.・・・、α。という具合にそれぞれが等しい値や、
異なる値を自由に選ばれるRFパルスで、各RFパルス
11の間隔をτ(≦T、、T2 :T、は縦緩和時間、
T2は横緩和時間)とし、n個のRFパルスにより1繰
り返し周期(ITR)を構成している。従って、TR−
n・τである。12はスピンを選択的に励起する面を決
定するスライス勾配で、その前後に印加した負パルスの
リフェーズ勾配置3によってスライス方向に印加される
1τ時間当たりの勾配磁場の積分値を零とし、スピンを
定常状態にしている。
ワーブ軸にはTR毎に1ステツプだけ振幅を変化させる
ワーブ勾配置4が印加され、ワーブ方向の位相情報を与
えている。このワープ勾配置4は振幅が等しく、方向が
反対のフープ勾配置5を次のRFパルス11の直前に印
加することによって、ワーブ方向に印加される1τ時間
当たりの勾配磁場面積の積分値を零とし、スピンを定常
状態にしている。
ワーブ勾配置4が印加され、ワーブ方向の位相情報を与
えている。このワープ勾配置4は振幅が等しく、方向が
反対のフープ勾配置5を次のRFパルス11の直前に印
加することによって、ワーブ方向に印加される1τ時間
当たりの勾配磁場面積の積分値を零とし、スピンを定常
状態にしている。
16はエコー信号を観測するための読み出し勾配で、R
1+ R2+・・・ R、のようにRFパルス11間に
それぞれ等しい値や、異なる波形の勾配を任意に選んで
印加されている。読み出し勾装置6の波形の例を第2図
に示す。図において、(イ)図はFASTシークエンス
における読み出し勾装置6の波形aで、RFパルス11
直後のFID信号18をフィールドエコーの形で観測す
るものである。RFパルス直前に現れるSE倍信号生じ
ないようにするため、成るいは、他の勾配波形との面積
調整のためにデータサンプリング後にスポイラ17を入
れてもよい。(ロ)図は、CE−FASTシークエンス
の場合の読み出し勾配波形すで、RFパルス11直前の
SE信号5をフィールドエコーの形で観測するものであ
る。この場合も、RFパルス11直後のFID信号18
を生じないようにするため、成るいは他の勾配波形との
面積調整のためスポイラ17を入れてもよい。
1+ R2+・・・ R、のようにRFパルス11間に
それぞれ等しい値や、異なる波形の勾配を任意に選んで
印加されている。読み出し勾装置6の波形の例を第2図
に示す。図において、(イ)図はFASTシークエンス
における読み出し勾装置6の波形aで、RFパルス11
直後のFID信号18をフィールドエコーの形で観測す
るものである。RFパルス直前に現れるSE倍信号生じ
ないようにするため、成るいは、他の勾配波形との面積
調整のためにデータサンプリング後にスポイラ17を入
れてもよい。(ロ)図は、CE−FASTシークエンス
の場合の読み出し勾配波形すで、RFパルス11直前の
SE信号5をフィールドエコーの形で観測するものであ
る。この場合も、RFパルス11直後のFID信号18
を生じないようにするため、成るいは他の勾配波形との
面積調整のためスポイラ17を入れてもよい。
(ハ)図はFTSPシークエンスの読み出し勾配波形C
で上記FID信号18とSE信号5を重ね合わせて同時
に観測するものである。この波形Cは合計の面積を零に
することが本質的であり、従って、他の勾配波形と共に
用いることは不可能で、第1図のR,−R2−R3−・
・・−R,−cとしなければならない。つまり変えられ
るのはRFパルス11の組だけである。(ニ)図はFA
DEの読み出し勾配波形dで、RFパルス11直後のF
ID信号18と、RFパルス11直前のSE信号5をフ
ィールドエコーの形で同時に観測するものである。前後
の2つのエコーをより明確に分離するため、成るいは、
他の勾配波形との面積調整のためにスポイラ10を入れ
てもよい。(ホ)図はME−FAST (マルチエコー
FAST)シークエンスの読み出し勾配の波形eで、デ
ータサンプリング後のデイフェーズ量を大きくすること
で、SE信号5、スティミュレーテッド・エコー(3回
のRFパルスによって得られるエコー)又は更に多くの
履歴のエコーをフィールドエコーの形で観n1するもの
である。この時も、RFパルス11直後のFED信号1
8を生じないようにするため、成るいは他の勾配波形と
の面積調整のためスポイラ17を入れてもよい。
で上記FID信号18とSE信号5を重ね合わせて同時
に観測するものである。この波形Cは合計の面積を零に
することが本質的であり、従って、他の勾配波形と共に
用いることは不可能で、第1図のR,−R2−R3−・
・・−R,−cとしなければならない。つまり変えられ
るのはRFパルス11の組だけである。(ニ)図はFA
DEの読み出し勾配波形dで、RFパルス11直後のF
ID信号18と、RFパルス11直前のSE信号5をフ
ィールドエコーの形で同時に観測するものである。前後
の2つのエコーをより明確に分離するため、成るいは、
他の勾配波形との面積調整のためにスポイラ10を入れ
てもよい。(ホ)図はME−FAST (マルチエコー
FAST)シークエンスの読み出し勾配の波形eで、デ
ータサンプリング後のデイフェーズ量を大きくすること
で、SE信号5、スティミュレーテッド・エコー(3回
のRFパルスによって得られるエコー)又は更に多くの
履歴のエコーをフィールドエコーの形で観n1するもの
である。この時も、RFパルス11直後のFED信号1
8を生じないようにするため、成るいは他の勾配波形と
の面積調整のためスポイラ17を入れてもよい。
第1図に戻り、読み出し勾装置6のR,、R2・・・、
Roに第2図に示した各種スキャンシークエンスの読み
出し勾装置6の波形を用いてもよい。
Roに第2図に示した各種スキャンシークエンスの読み
出し勾装置6の波形を用いてもよい。
又、この読み出し勾装置6は第2図の読み出し勾装置6
の波形に制限されることなく、RFバルス11間に印加
される波形の面積が等しければ、どのような波形のもの
を用いてもよい。又、ITR間に印加されるスライス勾
配面2、リフェーズ勾配面3、ワーブ勾配面4はRFパ
ルス11間では勾配面積は一定とするものである。ただ
し、ワーブ勾配はTR毎に1ステツプずつ増やして印加
する。通常、この勾配面積はその積分値を零とするのが
よいが、必要に応じてスポイラ17を入れてもよい。
の波形に制限されることなく、RFバルス11間に印加
される波形の面積が等しければ、どのような波形のもの
を用いてもよい。又、ITR間に印加されるスライス勾
配面2、リフェーズ勾配面3、ワーブ勾配面4はRFパ
ルス11間では勾配面積は一定とするものである。ただ
し、ワーブ勾配はTR毎に1ステツプずつ増やして印加
する。通常、この勾配面積はその積分値を零とするのが
よいが、必要に応じてスポイラ17を入れてもよい。
読み出し勾配面6(R+、・・・、R,)の選び方は上
記のように自由であり、順序も自由である。
記のように自由であり、順序も自由である。
更に重複して用いても差し支えない。例えばR1= (
a)、R2−(b)、R3−(d)でよく、又、R,5
−(a)、R2−(a)、R3=(b)。
a)、R2−(b)、R3−(d)でよく、又、R,5
−(a)、R2−(a)、R3=(b)。
R4−(b)でもよい。更に、R,−R2−R。
−・・・−R6とすべて同じ波形であってもよい。ただ
し、各読み出し勾配面6間の波形が異なる場合は、その
面積を同じにするためにスポイラ17の大きさを調整す
る必要がある。
し、各読み出し勾配面6間の波形が異なる場合は、その
面積を同じにするためにスポイラ17の大きさを調整す
る必要がある。
読み出し勾配面6の組み合わせは上記の通りであるが、
RFパルス11のフリップ角の組み合わせも自由に選択
することができる。即ち、α、≠α2≠・・・≠α、で
もよく、α、■α2≠α、箇α4≠(Z、11111α
6≠・・・α7−1讃α、でもよく、更にα、−α2−
・・・−α7のようにすべてのRFパルス11にフリッ
プ角の等しいものを用いてもよい。
RFパルス11のフリップ角の組み合わせも自由に選択
することができる。即ち、α、≠α2≠・・・≠α、で
もよく、α、■α2≠α、箇α4≠(Z、11111α
6≠・・・α7−1讃α、でもよく、更にα、−α2−
・・・−α7のようにすべてのRFパルス11にフリッ
プ角の等しいものを用いてもよい。
ただし、読み出し勾配面6がすべて等しく、RFパルス
のフリップ角もすべて等しい場合は全く変化がないので
、いずれか一方のどれか1つは異なるものである必要が
ある。
のフリップ角もすべて等しい場合は全く変化がないので
、いずれか一方のどれか1つは異なるものである必要が
ある。
第3図は上記の原理に基づいた具体例を示す図である。
図において、第1図と同等の部分には同一の符号を付し
である。この例では、フリップ角がαとβの2つの異な
るRFパルス11を印加し、2個のRFパルス11によ
りITR(TR−2τ)を構成し、読み出し勾配面6に
は第2図の波形aと波形すを組み合わせて用いている。
である。この例では、フリップ角がαとβの2つの異な
るRFパルス11を印加し、2個のRFパルス11によ
りITR(TR−2τ)を構成し、読み出し勾配面6に
は第2図の波形aと波形すを組み合わせて用いている。
即ち、このパルスシークエンスは、前半部には読み出し
勾配面6の波形aを用い、後半部には波形すを用いたも
のである。得られる信号は、前半部でRFパルス11直
後のFID信号18を、後半部でRFパルス11直前の
SE信号5を共にフィールドエコーの形で観測するもの
である。このパルスシークエンスでは、前半部でRFパ
ルス11直前のSE信号5を生じないようにするためと
、後半部でRFパルス11直後のFID信号18を生じ
ないようにするためにスポイラ17を入れており、且つ
、前半と後半で面積が等しくなるようにしておく。
勾配面6の波形aを用い、後半部には波形すを用いたも
のである。得られる信号は、前半部でRFパルス11直
後のFID信号18を、後半部でRFパルス11直前の
SE信号5を共にフィールドエコーの形で観測するもの
である。このパルスシークエンスでは、前半部でRFパ
ルス11直前のSE信号5を生じないようにするためと
、後半部でRFパルス11直後のFID信号18を生じ
ないようにするためにスポイラ17を入れており、且つ
、前半と後半で面積が等しくなるようにしておく。
このようにすることで、前半部と後半部でコントラスト
の異なる2種類の画像を同時に得ることができる。又、
RFパルス11のフリップ角α、βを調整することによ
り、コントラストを変える自由度を大きくすることがで
きる。
の異なる2種類の画像を同時に得ることができる。又、
RFパルス11のフリップ角α、βを調整することによ
り、コントラストを変える自由度を大きくすることがで
きる。
以上説明したように本実施例によれば、任意のフリップ
角を持つ複数のRFパルスの組み合わせと、異なるタイ
プのエコーを観測する複数の勾配波形の組み合わせを適
当に選択することで、コントラストの異なる複数画像を
同時に得ることができるようになる。更に、RFパルス
のフリップ角の大きさを変え、又、その組み合わせを変
えることによって、コントラストを変える自由度が非常
に大きくなる。
角を持つ複数のRFパルスの組み合わせと、異なるタイ
プのエコーを観測する複数の勾配波形の組み合わせを適
当に選択することで、コントラストの異なる複数画像を
同時に得ることができるようになる。更に、RFパルス
のフリップ角の大きさを変え、又、その組み合わせを変
えることによって、コントラストを変える自由度が非常
に大きくなる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように本発明によれば、多種類のコ
ントラストを持つ画像を同時に得ることができるように
なり、実用上の効果は大きい。
ントラストを持つ画像を同時に得ることができるように
なり、実用上の効果は大きい。
第1図は本発明の一実施例のパルスシークエンスの図、
第2図は各種シークエンスに用いられる読み出し勾配の
波形図で、(イ)図はFASTシークエンス、(ロ)図
はCE−FASTシークエンス、(ハ)図はFIS’P
シークエンス、(ニ)図はFADEシークエンス、(ホ
)図はME−FASTシークエンスの読み出し勾配の波
形図、第3図は本発明の実施例の具体例のパルスシーク
エンスの図、 第4図は従来のMHIのパルスシークエンスの図である
。 1・・・90″パルス 2.12・・・スライス勾配 3,13・・・リフェーズ勾配 5・・・SE倍信 号、14.15・・・ワーブ勾配
波形図で、(イ)図はFASTシークエンス、(ロ)図
はCE−FASTシークエンス、(ハ)図はFIS’P
シークエンス、(ニ)図はFADEシークエンス、(ホ
)図はME−FASTシークエンスの読み出し勾配の波
形図、第3図は本発明の実施例の具体例のパルスシーク
エンスの図、 第4図は従来のMHIのパルスシークエンスの図である
。 1・・・90″パルス 2.12・・・スライス勾配 3,13・・・リフェーズ勾配 5・・・SE倍信 号、14.15・・・ワーブ勾配
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 静磁場内に設置された被検体中のスピンを定常状態にし
、該被検体のスライス方向、ワープ方向、リード方向の
各方向に予め定めたシークエンスに従って1繰り返し周
期中に複数の勾配磁場及びRFパルスを印加し、スライ
ス面からの複数のMR信号を検出して被検体の断層像を
得る高速MRイメージング方法において、 1繰り返し周期中に印加するフリップ角の異なる複数の
RFパルスのうち同一フリップ角又は異なるフリップ角
のRFパルスを任意に組み合わせて印加し、 前記スライス方向及びワープ方向の各勾配磁場を前記R
Fパルス印加周期内で時間積分が零になるように印加す
ると共に、 リード方向に異なる高速スキャンシークエンスのための
異なる波形の読み出し勾配磁場を各RFパルス印加周期
毎にその面積が等しく保たれるように印加し、前記読み
出し勾配磁場はそれぞれ異なる波形の勾配磁場又は同じ
波形の勾配磁場を任意に組み合わせて印加することを特
徴とする高速MRイメージング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271087A JP2916929B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | Mri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271087A JP2916929B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | Mri装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133427A true JPH03133427A (ja) | 1991-06-06 |
JP2916929B2 JP2916929B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17495184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271087A Expired - Fee Related JP2916929B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | Mri装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916929B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136499A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-14 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法 |
EP1363136A2 (en) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | General Electric Company | Method for MRI with steady-state free precession pulse sequences |
WO2007145193A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Hitachi Medical Corporation | 磁気共鳴イメージング装置 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1271087A patent/JP2916929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136499A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-14 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法 |
JP4733825B2 (ja) * | 2000-10-30 | 2011-07-27 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法 |
EP1363136A2 (en) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | General Electric Company | Method for MRI with steady-state free precession pulse sequences |
JP2004000610A (ja) * | 2002-05-15 | 2004-01-08 | General Electric Co <Ge> | 定常状態自由歳差運動パルス・シーケンスによるmri方法 |
EP1363136A3 (en) * | 2002-05-15 | 2005-07-06 | General Electric Company | Method for MRI with steady-state free precession pulse sequences |
US7009395B2 (en) | 2002-05-15 | 2006-03-07 | General Electric Company | Method for MRI with steady-state free precession pulse sequences |
JP4675551B2 (ja) * | 2002-05-15 | 2011-04-27 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 磁気共鳴イメージングのための励起パルス発生方法及び磁気共鳴イメージングシステム |
WO2007145193A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Hitachi Medical Corporation | 磁気共鳴イメージング装置 |
US7868618B2 (en) | 2006-06-16 | 2011-01-11 | Hitachi Medical Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2916929B2 (ja) | 1999-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2898329B2 (ja) | 核磁気共鳴を用いた画像形成装置 | |
US6078176A (en) | Fast spin echo pulse sequence for diffusion weighted imaging | |
US6219571B1 (en) | Magnetic resonance imaging using driven equilibrium fourier transform | |
US5459400A (en) | Method to enhance the sensitivity of MRI for magnetic susceptibility effects | |
JP4427152B2 (ja) | Mriシステムによる画像形成方法及びmriシステム | |
NL1025899C2 (nl) | Perfusie magnetische resonantie beeldvorming die gebruikt maakt van geencodeerde RF labelpulsen. | |
US5125407A (en) | Method for magnetic resonance imaging of an object | |
Lu et al. | Rapid fat‐suppressed isotropic steady‐state free precession imaging using true 3D multiple‐half‐echo projection reconstruction | |
Song et al. | Echo‐volume imaging | |
US4716367A (en) | Creation and use of a moving reference frame for NMR imaging of flow | |
US4836209A (en) | NMR imaging of moving material using variable spatially selected excitation | |
US5957843A (en) | Partial flyback echo-planar imaging | |
US7558612B2 (en) | Motion compensated spiral FISP MRI | |
JPH0824239A (ja) | 撮像すべき試料内の核磁気モーメントのエンコードされた成分のコヒーレンスを維持するための方法 | |
JPS63302840A (ja) | 対象を局所的に分解して検査するためのスピン共鳴データの高速取込み方法 | |
JPH01135340A (ja) | Nmrにより身体内の体積素の運動を表示する装置 | |
US4920314A (en) | Magnetic resonance imaging system | |
US4706023A (en) | Method of reducing artefacts in images formed by means of Fourier zeugmatography | |
US4855679A (en) | Magnetic resonance studies of restricted volumes | |
JPH03133427A (ja) | Mri装置 | |
JP2876131B2 (ja) | 磁気共鳴画像撮影装置 | |
Karis et al. | Signal-to-noise improvements in three-dimensional NMR microscopy using limited-angle excitation | |
JP2602443B2 (ja) | 核磁気共鳴画像撮影装置 | |
WO1988003780A1 (en) | Nmr imaging method | |
US7148687B2 (en) | Method for the acquisition of moving objects through nuclear magnetic resonance tomography |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |