JPH03132445A - エアバッグ展開開口のための閉鎖部材 - Google Patents

エアバッグ展開開口のための閉鎖部材

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JPH03132445A
JPH03132445A JP1232669A JP23266989A JPH03132445A JP H03132445 A JPH03132445 A JP H03132445A JP 1232669 A JP1232669 A JP 1232669A JP 23266989 A JP23266989 A JP 23266989A JP H03132445 A JPH03132445 A JP H03132445A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エアバッグ展開開口のための閉鎖部材に関
し、特には、自動車の内装構造、例えばイアニドγメッ
ト2<ネルにおけ、開、を通じエエアバックか展開され
ることにより操作されるために適用される閉鎖部材に関
する。
(発明の背景) 一般にエアバックとして知られている空気膨張式安全ク
ッションは、自動車破壊の結果として起こる障害から乗
員を保護するための安全装置として使われている。
エアハックは、乗員を衝撃から保護するために衝突か発
生すると急速にガスで膨張される。
ドライバー側においてはステアリングハンドルに装置さ
れているエアバック部材か使用されるのに対し、乗員(
同乗者)側においてはエアバックはインストルメントパ
ネルに形成された開口を通して同乗者座席区画部内に広
がるようになっている。
エアバックは衝突の間、乗員座席区画部内て前方へ飛び
出すドライバーおよび前部座席乗員のモーメント(運動
量)を安全に吸収する。
クッションは座席区画部の中で膨張していない状態で保
管され、閉鎖部材は実際の活動まて展開開口をおおうた
め必要とされる。
このような閉鎖部材は、エアバック構成部材かいしられ
て機能不良を起こすようなことがないように、確実にそ
して通常はロックされて閉鎖されなければならない。と
りわけ閉鎖部材は、エアバックの区画室内へ物体を置く
ことを誘うようなものであってはならない。これらの物
体は、エアハックが展開する際に致命的な障硬となるか
らである。
また、閉鎖部材か展開した後の状態は、エアハックか展
開したという事実を何らかの形で示せることか望ましい
同時に、閉鎖部材は、必要時にはほとんど瞬間的てかつ
エアハックの正しい展開を妨げないように確実に開くよ
う操作されなければならない。従って、エアバックは、
展開中鋭い突起物のないスムーズな輪郭形状に接してい
なければならない。
エアバックの展開はほんの数ミリ秒以内に完全になされ
なければならないので、閉鎖部材は3ミリ秒以内、すな
わちエアバックが膨張するに従いエアバックの圧力によ
り開かれなければならず、従って重さの軽い構造が避け
られない。
この機構は広い範囲の温度域および他の環境条件に勝っ
て確実に操作されなければならない。例えば、最低マイ
ナス40℃最高105°Cの温度規準が、他の自動車の
部品に適用される一般設計規準に対応して提案されてい
るか、しかしながらこの温度規準は従来のエアバック展
開開口の閉部材には適用されていなかった。
また、信頼性とコスト考慮のため、最少の部品数を用い
て単純なデザインが採用されなければならない。
さらに、閉鎖部材からの有害な破片か展開時に乗員区画
部へ飛び出さないようにしなければならないということ
が重要である。
(発明か解決する課Jli!i) 従ってこの発明の目的は、単純かつ軽量で、いじっても
簡単に開くことがないようなエアバック展開開口のため
の閉鎖部材を提供し、エアハックの正しい展開を妨害し
ない閉鎖部材を提供することである。
この発明の別の目的は、広範囲の温度域にわたって確実
に操作することかできる閉鎖部材を提供することである
さらにこの発明は、膨張するエアバックの圧力が、閉鎖
部材を確実にかつ間違いなく開口せしめるための最適の
効果を及ぼすように構成された閉鎖部材を提供するもの
である。
加えてこの発明は、最少数の可動部材よりなり、開口時
に乗員区画部へ飛び散る有害な破片を生じることなく、
かつエアハックが展開した事実を何らかの形で示すこと
ができる閉鎖部材を提供するものである。
(発明の要約) 後述の明細書およびクレームを読めば明らかに1 されるであろう本発明の上述および他の目的は、展開開
口に適合するような形をなし本質的に堅固なパネル部材
によって少なくともその一部が規定された閉鎖部材によ
って達成される。
閉鎖パネル材は、−偏に沿って一体成形されたヒンジ部
分をもって形成され、その部分は隣接構造を妨害しない
ように作動する。さらに−ないし複数の破壊性部材か他
の一側に沿って設けられており、それは閉鎖時と固定時
には閉鎖パネル材をしっかり締めているが、膨張したエ
アバックにより及ぼされた圧力下においては破断してそ
の閉鎖パネル材を旋回開放せしめるようになっている。
−ないし複数の内部方向へ突出した隆起部分かそのパネ
ル部材の内側から延設され、展開したエアバックがそこ
に接触して最大の開放圧力がかかり、確実に破壊性部材
の破断を引き起こすとともに閉鎖部材を旋回開放するよ
うになっている。
第一の実施例においては、パネル部材は硬質発泡芯材よ
りなり、その下に薄い屈曲性を有するシート層かある。
パネル部材の他の一側からは、発2 泡芯材よりなる突起部材が突出し、外周構造内に形成さ
れたへりによって限定された部分である凹所内に収容さ
れている。このとき、突起部材は、分離する境界線に沿
って厚さか薄くなっており、膨張するエアハックによっ
て与えられる、正確に決められた開口圧力の下でもぎ取
られる破壊性のある合わせ目を規定している。
この説明において、一体に作られたヒンジ部は、屈曲性
を有するシート層の伸長片を折り曲げることにより作ら
れ、その伸長片は、隣接構造の構造支持層の近接端部へ
固着される。伸張片は例えばS型部材のような巻き込み
形状にて形成され、旋回動が起きたとき、インストルメ
ントパネル表面の厚みをこえてまっすぐになる。
発泡芯材の主要部はその下にある隣接する構造の構造層
に隣接し、閉鎖部材に十分な支持力を与えて、下向きの
圧力に対抗する。さらに突起部材とその下にあるインス
トルメントパネルとの間のすき間を設けることによって
、閉鎖部材にかけられたどんな圧力によっても破壊性接
合部に応力が加わらないようになっている。
屈曲性を有する層は一連の凹陥部を有するアルミニウム
シートよりなり、閉鎖パネル材全体として十分な堅さを
与えるようになっている。
突起部の端部はテープもしくは粘着性物質によって保持
されており、分離した突起や、その破片が飛んできて危
険を生むようなことを排除している。
第二の実施例において、パネル部材は一般的な板状部材
より形成され、開口部からパネルのヒンジ側へ至る方向
へまっすぐ延設された一連の内部へ突出した堅固なリブ
な有する。またこの部材には、ヒンジ側および開口側に
下方に突出するヒンジと破壊性フランジかその間に空間
をおいて形成され、ヒンジおよびフランジは各々エアハ
ックの入った容器に固定されている。
破壊性フランジは、その厚さか薄くなった接合部によっ
てリブを有する部材の主要部分へ結合された一連の細長
い片よりなり、閉鎖部材の開口側に隣接した位置に設け
られたリブの突き出し部にかかるエアバック圧力によっ
て加わる伸張力のもとて破断する。
ヒンジフランジには溝が形成されていて、これにより、
該ヒンジフランジが曲かり、閉鎖部材のヒンジ側か内側
へ隣接構造の厚みの下へ移動し、その後該閉鎖部材か支
障なく自由に開放できるようになっている。
両実施例の説明において、外部装飾層は隣接構造の仕上
げ面と一致するようになっているが、第二の実施例にお
いては、インストルメントパネルに用いられるパッドの
より軟かい感触に適合するようにパネル部材を覆う軟質
発泡バッド層が用いられている。
(図面の説明) 第1図は自動車内装の部分的斜視図で、本発明による閉
鎖部材を用いて作られたエアバック設備かもうけられた
インストルメントパネルの頂部を示している。
第2図は第1図に示された閉鎖部材の2−2の線での切
断面で、閉鎖部材のまわりのインストル 5 メンドパネル構造の一部分も含めである。
第2A図は第2図中に示された破壊性接合部の拡大図で
ある。
第3図は第1.2図に示された閉鎖部材下面である。
第4図は本発明の第2実施例に沿って設置された閉鎖部
材の断面図であり、閉鎖部材か半分量いたところを2点
鎖線で示しである。
第5図は第4図の符号5に示された断面部分の拡大図で
ある。
第6図は第4図の閉鎖部材の破壊性フランジの部分の平
面図であるが、本体とは切り離した形で示しである。
第7図は第4図の閉鎖部材のヒンジフランジの部分の平
面図てありこれも他の部分と切り離した形で示しである
(発明の詳細な説明) 下記の詳細説明においては、説明を明確にするために特
別な用語か用いられ、また米国特許法35USCl 1
2の要求とする所に応しるように特 6 定の実施例か記述されるが、本発明はその付加請求の範
囲内において多くの形状や変化をとりうるのであるから
、同実施例かそれだけのものとして限定されるように意
図したのでもなければ、そう解釈されるべきものでもな
いということか理解されるべきである。特に、本発明は
前部同乗者側のインストルメントパネルの頂部に設置さ
れたエアハック装置に用いられるものとして以下説明が
なされるが、これは単に実例のためにそうなっているの
であって、本発明による閉鎖部材は多くの異なった設備
に用いることが可能である。
(第1実施例) 第1図は自動車のインストルメントパネル12の頂部に
設けられた展開開口部にはめこまれた閉鎖部材10の位
置を示している。
その閉鎖部材lOは、図示するようにインストルメント
パネルの上面形状とマツチする様形成されている。
第2図てはおおよそ長方形をした閉鎖部材lOとそれを
とりまいているインストルメントパネルの隣接部分の詳
細な構造が描かれており、そのインストルメントパネル
には、閉鎖部材10下部の空間20からエアバック(図
示せず)が展開てきるような開口40が設けられている
。閉鎖部材lOは堅固なパネル部材からできており、そ
れは[ダイサーム(Dyther+s)商標]や[スタ
イロフォーム(5tyrofoa■)商標」といった軽
量硬質発泡プラスチックよりなる芯材14を組み合わせ
て構成されているが、そのプラスチックは、成形アルミ
シートで作られることになっている内側支持層18に接
着されており、そのアルミシートがパネル部材を強化し
、空間部20直上のパネル表面を丈夫なものとしている
。この補強効果は閉鎖部材10の幅(横)方向に交わる
ように配置され成形された一連の凹陥部22によってさ
らに高められている。
閉鎖部材の外側表面層16はビニルのようなインストル
メントパネルの仕上げ面と調和するように構成され、前
記芯材14の外表面に接着されている。
閉鎖部材10は、インストルメントパネル12の隣接外
形に調和するような外形形状24にて形成されている。
インストルメントパネル12は、外側のビニル層13、
発泡芯材11、そしてその下にある補強用構造支持層3
8からなる3層のサンドイッチ構造よりなり、エアバッ
クが展開する長方形の開口部40を有し、該開口はその
内側にぴったりはまるように成形された閉鎖部材10で
おおわれている。
閉鎖部材10は一方の端部42(ここでは後部)かヒン
ジになっていて、−側に沿って開口部40から上方へ旋
回し前記開口部40を通じてエアバックか展開てきるよ
うになっている。この目的のためヒンジ手段は、アルミ
ニウム支持層18のrSJに示されるところの後部へ突
出した巻き込み形状伸長片26より構成される。この伸
長片26は、まっすぐ伸びた末端部27を有し、止め板
28を介して間隔をもって設けられた一連のボルト30
とワッシャ32により固定されている。ボ 9 ルト30は末端部27に形成された孔部34を貫通し、
インストルメントパネル12の下にある構造支持板38
と一体となった取付部材36内に螺着固定される。
リップ41は孔部34を貫通したボルト30の外側へた
れ下がるように末端部27の端に沿って形成される。
8字部分26は、閉鎖部材lOをその閉鎖位置において
は下方へ押え付けるか、エアバックが接触した圧力の下
では、該S部分は伸長して閉鎖部材lOのヒンジ側を上
へ動かし、第2図の61の想像線で示すように、インス
トルメントパネル12と閉鎖部材lOの合わせ部を越え
て解放される。
閉鎖部材lOの前部と両側端および開口部40の前部と
両側端は端部42.44を重ねてぴったりとはまるよう
に形成される。インストルメントパネル12のリップ4
4は閉鎖部材lOのリップ42の下側に位置し、その結
果、閉鎖部材10の前面および両側端はインストルメン
トパネル12に支持される。
 0 ヒンジ手段に関し閉鎖部材lOの旋回動する開口は、閉
鎖部材10の前端46に沿って位置する破壊性接合部に
よって制御される。この破壊性接合部は発泡芯材14と
一体成形され突出した突起部材48よりなり、隣接する
インストルメントパネル構造12内へ形成された凹所5
0内へ保持される。凹所50は、インストルメントパネ
ル12の一部を形成している構造支持層38と一体にな
った突出ウェブ54の上にあるリップ部材52によって
形成される。肩部56は、突起48か隣接した芯材14
内に形成され、該突起部材を保護するため、構造パネル
38上にささえられている。
突起48は浮き上がって構造パネル38と突起48との
間にすき間58を形成し、閉鎖部材lOの上にかかる下
向きの圧力によって応力かかからないようになっている
突起48は閉鎖部材lOの後端幅方向に一定部分延設さ
れ、さらに、一対のV字溝60が形成された幅の狭い部
分を有する。この溝は分離希望線に定められる。この位
置は閉鎖部材10の後端部とインストルメントパネル1
2の(前記後端部と)隣接する端部との間の中間面にあ
る。
両溝60間の断面領域は、エアハックによって適当な膨
圧が及んだ時に閉鎖部材lOの開口部に適当な破断強度
を与えるように計算によって算出されている。
ウェブ54の内表面へ突起48を確実に保持するため、
突起48の後端は両面粘着性テープ62片もしくは一定
量の粘着物ておおわれ、突起が破断された後、該突起4
8がはずれたり粉々になったりしないようになっている
。そして、これにより、閉鎖部材lOが開かれた時、突
起部材48やその断片が自動車内装部へ飛び散ることを
防止する。
閉鎖部材lOが展開しているエアバックにより及ぼされ
た剪断圧力に確実に反応することは重大なことであり、
この目的のため、隆起部64が閉鎖部材IOの内側表面
に破壊性接合部に極めて接近して設けられている。これ
によりエアハックが閉鎖部材10の特定部位、すなわち
破壊性接合部に対して最大の破断力か働くような部位に
接触することを確実にしている。
従ってエアバックは突起48を芯材14の他の部分より
破断させ、閉鎖部材をS字状部26が伸長して曲げられ
ることにより開放せしめる。そして閉鎖部材lOは旋回
開口しエアハックか展開することを可能にする。
この設計は軽量かつ単純てあり、なおかつ広範な条件下
、特に極端な低温条件ても確実に作動する。
(第2実施例) 第4〜7図には本発明の第二の実施例か示される。
第2実施例の閉鎖部材100もまた、インストルメント
パネル104に形成された展開開口部102に適合する
ように成形されており、通常の閉じた状態にある場合に
はその開口部を覆っている。
閉鎖部材100はまたエアハックに対する内部接触表面
106をもっており、ここではモールドプラスチック部
材てできているのであるか、それ3 はほぼ平板状をなしたパネル部材108と一連の構造強
化用横断内側リブ110および外側ウェブ112からで
きており、そのリブとウェブはパネル部材108に設け
られた段差114にそった外郭線をまたぐように設けら
れている。またパネル部材108には、閉鎖部材100
の内側から内方へ延設され、かつ閉鎖部材100の開口
部側およびヒンジ側に同方向に伸びる、一体化された破
壊性フランジ116とヒンジフランジ118かその間に
空間を有して設けられている。
破壊性フランジ116は、パネル部材108と一体成形
されたーないしそれ以上の突起120を有し、前記突起
は、厚さかうすくなった断面部122において結合され
ている。破壊性フランジl16は、エアバック収納容器
124に対し、薄くなつた部分122とは反対側の端部
において突起120を結合している部材126によって
固定されている。部材126には一連の孔部128か形
成され各々か留金130をうけるようにできており、そ
の留金によって、前記部材は留め板1374 の下においてエアハック収納容器側面に固定される。エ
アハック収納容器124は、第4図には示していないか
、普通に用いられる構造によって、開口部102に適合
するようにインストルメントパネル104の下に設置さ
れている。
ヒンジフランジ118はたれ下がった部材よりなり、こ
の部材には留め金134を受は止める一連の孔部132
か形成され、前記留め金によって前記フランジは留め板
135の下においてエアハック収納容器の反対側の側面
に固定される。なお、留め板には、留め金134からち
ぎれてはずれるのを防ぐための補強用リブ133か設け
られている。
一連の溝136はヒンジフランジを横切って延設され、
ヒンジフランジ118か折れ曲がるように強度の低下し
た線を形成しており、開口端部140がもち上かりその
後閉鎖部材lOOか支障なく上方へ旋回するときに、端
部13Bがインストルメントパネル104の隣接する構
造の下に落ちこむことを可能にしている。
この実施例において、軟質発泡バット層142は硬質の
パネル部材108を被覆し、インストルメントパネルに
よく用いられるパットのより軟かい感触に適合するよう
になっている。
外側表面層は化粧ビニル層144て包着さており、周囲
のインストルメントパネル104を被覆しているビニル
層146と調和している。
リブ106は、延設されて破壊性フランジ116に隣接
した隆起を形成し、その結果、その隆起部において、展
開しているエアバックと確実に接触するようになってお
り、薄くなった部分122において、効果的な伸長方向
の破壊力かかかるようになっている。このことは、フラ
ンジ116の確実な破壊と閉鎖部材100の開放を行な
う。
(効果) このように、この発明によれば、展開開口に適合するヒ
ンジ式閉鎖部材のための、干渉に対し対抗性のある破壊
性結合構造か提供され、この結合構造は単純てはあるが
広範囲の温度や他の条件下で信頼性を有することが判っ
た。また、この発明によれば、展開するエアハックに接
触するような突部かなく、開口時に危険な破片が出るこ
ともない。スムーズな外観を有し、容易な開放が可能で
しかも干渉に対し対抗性のある外形状が実現された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による閉鎖部材を用いて作られたエアバ
ック設備かもうけられた自動車のインストルメントパネ
ルの頂部を示す部分的斜視図、第2図は第1図に示され
た閉鎖部材の2−2線て切断した断面図、第2A図は第
2図の符号2A部分の拡大図、第3図は第1図に示され
た閉鎖部材の下面図、第4図は本発明の第2実施例の閉
鎖部材の断面図、第5図は第4図の符号5部分の拡大断
面図、第6図は第4図の閉鎖部材の破壊性フランジの部
分の平面図、第7図は第4図の閉鎖部材のヒンジフラン
ジの部分の平面図である。 10・・・閉鎖部材、11・・・発泡芯材、12−・・
インストルメントパネル、14・・・芯材、16−・・
外側表面層、18・・・内側支持層、20・・・空間部
、27 6・・・巻込み形状伸長片、40・・・開口部、42゜
44・・・端部、48・・・突起部材、50・・・凹所
、60・・・7字溝、64・・・隆起部、100・・・
閉鎖部材、102展開開口部、108パネル部材、10
4・・・インストルメントパネル、116・・・破壊性
フランジ、118・・・ヒンジフランジ、120・・・
突起。  8 −\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車の内装部構造内に形成された開口で、該開口を通
    じて空気膨張式安全クッションの展開に供されるに適す
    る開口のための閉鎖装置であって、前記開口に適合する
    ように形成された閉鎖パネル材と、 前記閉鎖パネル材の前記開口から外側への旋回を可能に
    するように前記閉鎖部材の一方の側に結合されたヒンジ
    手段と、 前記閉鎖部材の前記ヒンジ手段に対向する他方の側に沿
    って延設されていて、通常は該閉鎖部材を固定して該閉
    鎖部材の開放を防止するが、前記空気膨張式クッション
    が前記開口から展開され始めるときに該クッションによ
    る所定の外方への圧力に基づいて破壊する破壊性固定手
    段 とからなることを特徴とするエアバッグ展開開口のため
    の閉鎖部材。 2、特許請求の範囲第1項記載の閉鎖装置において、前
    記閉鎖パネル材は硬質発泡プラスチック芯材を含み、前
    記破壊性固定手段は前記芯材と一体に形成された突出し
    た突起および前記突起を収納するところの前記内部構造
    内に形成された凹所とを含み、前記突起は展開する前記
    空気膨張式安全クッションの圧力によって生じる該突起
    と交差するような剪断力の下に置かれていることを特徴
    とするエアバッグ展開開口のための閉鎖部材。 3、特許請求の範囲第2項記載の閉鎖装置において、前
    記突起にはその長さ方向に沿ってその横断面方向の厚さ
    を軽減するように両側から溝が形成されていることを特
    徴とするエアバッグ展開開口のための閉鎖部材。 4、特許請求の範囲第2項記載の閉鎖装置において、前
    記内部構造の隣接部には空間をもって前記突起の下側と
    なる部分を有する金属シート層を含み、前記金属シート
    部材は前記芯材の主要部の下に同部材を支持するように
    延設されていることを特徴とするエアバッグ展開開口の
    ための閉鎖部材。 5、特許請求の範囲第2項記載の閉鎖装置において、さ
    らに前記突起と凹所との間には該突起の破断後該突起が
    凹所から飛び出すのを防止する粘着性結合を含むことを
    特徴とするエアバッグ展開開口のための閉鎖部材。 6、特許請求の範囲第2項記載の閉鎖装置において、前
    記閉鎖パネル部材の芯材が「ダイサーム(Dyther
    m)(商標)」プラスチックからなることを特徴とする
    エアバッグ展開開口のための閉鎖部材。 7、特許請求の範囲第1項記載の閉鎖装置において、閉
    鎖パネル材には、前記空気膨張式安全クッションの展開
    時に該クッションによって接触されるように構成された
    前記破壊性固定手段に近接する内側に延びた突部が形成
    されていることを特徴とするエアバッグ展開開口のため
    の閉鎖部材。 8、特許請求の範囲第1項記載の閉鎖装置において、前
    記閉鎖パネル材は、発泡プラスチックの芯材と、アルミ
    シートの内側層および外側の仕上げ層によって構成され
    ていることを特徴とするエアバッグ展開開口のための閉
    鎖部材。 9、特許請求の範囲第8項記載の閉鎖装置において、前
    記ヒンジ手段は、前記閉鎖パネル材の一方の側に沿って
    前記芯材をこえて延設された前記内側層の部分と、該部
    分を隣接するインストルメントパネル構造に固定すると
    ともに該部分が折れ曲がることによりヒンジ作用を引き
    起こす手段とからなることを特徴とするエアバッグ展開
    開口のための閉鎖部材。 10、特許請求の範囲第9項記載の閉鎖装置において、
    前記内側層延設部が巻き込み状に形成されていて、該巻
    き込み部がまっすぐ伸びることにより前記閉鎖パネル材
    の一側が前記開口から動くことを可能にし、該巻き込み
    部の折れ曲りによって前記開口から該閉鎖パネル材が旋
    回するようになることを特徴とするエアバッグ展開開口
    のための閉鎖部材。 11、特許請求の範囲第1項記載の閉鎖装置において、
    前記閉鎖パネル材はモールド(鋳型)成形プラスチック
    部材からなり、一体化され内側に向いた破壊性フランジ
    を有し、該フランジは前記閉鎖部材の他の一側に沿って
    延設されてエアバック容器のフタをするようになってお
    り、また前記破壊性フランジはエアバックの展開による
    力をうけるように1ないし複数の部位において厚さがう
    すくなっていて、破壊され前記閉鎖部材の他の一側を開
    放するようになっていることを特徴とするエアバッグ展
    開開口のための閉鎖部材。 12、特許請求の範囲第11項記載の閉鎖装置において
    、さらに、前記エアバック容器に固着されるように前記
    閉鎖部材の一側に沿って内側に延設された一体化したヒ
    ンジフランジを含むことを特徴とするエアバッグ展開開
    口のための閉鎖部材。 13、特許請求の範囲第11項記載の閉鎖装置において
    、前記破壊性フランジは、厚さがうすくなった前記部位
    によって形成される接続部においてモールドプラスチッ
    クパネル部材に結合している間隔をもって並べられた一
    連の突部からなることを特徴とするエアバッグ展開開口
    のための閉鎖部材。 14、特許請求の範囲第11項記載の閉鎖装置において
    、前記ヒンジフランジには、前記ヒンジフランジを屈曲
    させ前記閉鎖パネルの一側を隣接する内装部構造下に落
    とせしめることを可能にするように1つないし複数の溝
    が巾方向に交差する方向に延設されて硬度を減少する線
    を形成していることを特徴とするエアバッグ展開開口の
    ための閉鎖部材。 15、特許請求の範囲第11項記載の閉鎖装置において
    、さらに、前記モールドプラスチック部材の上部に被覆
    された軟質発泡パッドを有することを特徴とするエアバ
    ッグ展開開口のための閉鎖部材。 16、特許請求の範囲第11項記載の閉鎖装置において
    、前記プラスチック部材が一端から一端へ横断するよう
    に伸びた一連の長尺の補強用リブを有することを特徴と
    するエアバッグ展開開口のための閉鎖部材。 17、特許請求の範囲第16項記載の閉鎖装置において
    、前記リブが前記破壊性フランジに隣接する端部におい
    てより大きく下側に隆起し、そこで前記エアバックが展
    開する時、前記破壊性フランジに隣接する前記リブの該
    端部に最初に接触するようにしたことを特徴とするエア
    バッグ展開開口のための閉鎖部材。
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