JPH0313164Y2 - - Google Patents

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JPH0313164Y2
JPH0313164Y2 JP11465285U JP11465285U JPH0313164Y2 JP H0313164 Y2 JPH0313164 Y2 JP H0313164Y2 JP 11465285 U JP11465285 U JP 11465285U JP 11465285 U JP11465285 U JP 11465285U JP H0313164 Y2 JPH0313164 Y2 JP H0313164Y2
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wire
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connecting rods
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JP11465285U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、集材機を利用して集材作業を行うに
際して、所要の区域に亘つて張架される集材用ワ
イヤーの懸架装置に関するものである。
ロ 従来の技術 一般に集材機によるワイヤーの張設は、第4図
示のように根株2,2…夫々に緊縛係止されたガ
イドブロツク1,1…によつて、ワイヤー3を順
次係架し、夫々のガイドブロツク1を頂点とする
内角A、B、C…内に荷掛等の作業場を設置しな
いように配慮するもので、而もガイドブロツク
1,1…の緊縛が何らかの理由によつて破壊され
るような場合には、ガイドブロツクやワイヤーが
飛動し、内角内が最も危険なことは周知の通りで
ある。そこで、法令によつて極力立入りを禁止さ
れている現況である。
従つて、内角内の作業場を回避するためにワイ
ヤーの設置が極めて複雑となることは云うまでも
ない。
また、前述のような内角内においては、第5図
及び第6図に示されるように立木4や棒体5によ
つてガイドブロツクやワイヤーが内角内に飛動す
ることを確実に防止した状態で荷掛作業等行われ
るのが通常である。
ハ 考案が解決しようとする問題点 以上のように、従来のワイヤーの張設は、その
作業場所を内角外に位置するように設置するよう
に工夫するため複雑な形状となり、ワイヤーも長
く引廻すこととなる一方、内角内の作業場におい
ては、その作業場にガイドブロツクやワイヤーの
飛来を防止する対策を例えば第5図及び第6図に
示すように設置しなければならないという問題点
があつた。
ニ 問題点を解決するための手段 このため本考案においては、ガイドブロツクを
支持する根株にガイドブロツクを緊縛して前述の
ように内角外で支える替りに、根株自体を内角内
に位置させ、根株より外方に突き出した支持枠の
先端にガイドブロツクを係止させ、ワイヤーを根
株を廻つて設置するようにしたもので、これによ
つて根株自体に防御部材としての役割を行わせる
ようにし、本来のワイヤー支持体としての作用の
みならず、防禦体としての作用を附加したもので
ある。
以下、図面に示した実施例に基いて本考案の要
旨を説明する。
ホ 実施例 第1図は本考案ワイヤー懸架装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は根株に取りつけた状態の斜
視図、第3図は同装置の配置を示す説明図であ
る。
図面において、10は本考案懸架装置で、一対
の縦枠11,11と横枠12,12とによつて略
四角形の基枠13を形成し、その上部及び下部に
三角形状の支腕14,14を夫々突設し、その頂
点14a,14aを連結杆15で結合し屋根状の
支持枠16を形成する。この連結杆15に滑車か
らなるガイドブロツク17を係止してある。この
支持枠16を根株20に装着するには、第2図の
如く、その基枠13部分を根株20の切削平坦部
に密着させ、ボルト21で固定すると共に鎖22
で緊縛固定するようにしてある。
ヘ 作用 このように根株20に固定された支持枠16の
ガイドブロツク17にワイヤー3を挿通するので
あるが、この場合、根株20がワイヤー3の内角
内にあるように予め支持枠16の設置方向を選定
することは云うまでもない。
そこで、支持枠16自体が何らの理由により破
壊されたり、緊縛したワイヤーが切れたりするよ
うな事態が生じてもガイドブロツク17やワイヤ
ー3等は、根株20に衝突することとなり、内角
方向へ飛動することを確実に防止するものであ
る。
ト 考案の効果 以上述べた如く本考案装置は、ワイヤーの内角
内にワイヤーを支持する根株等の強固な台盤を、
そのまま防禦物として作用させ、ガイドブロツク
やワイヤーの飛来を確実に防止しているもので、
本装置を配備した作業場は、安衛則第508条に規
定する所謂「内角作業」に該当しないこととな
り、従つて従来のように荷掛作業における退避行
動を必要とせず、その時間と労力を軽減すること
が可能であり、また、内角内の作業場を回避する
ための余分のワイヤー施設を必要としないため、
資材並に施設労力において著しくコストの節約と
なると共に余分なワイヤーの引廻しがないため、
ワイヤーに与える曲応力や牽引力が減少し、それ
だけ耐久力を向上し得る一方、ガイドブロツクの
支持枠は金属製の4本の支腕によつて根株上に押
圧するように支えられているものであるから、従
来の鎖やワイヤーによる緊縛とは異なり、遥かに
強固である等の数々の利点を具有し、この種集材
作業に格段の利益をもたらし得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ワイヤー懸架装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は同装置を根株(台盤)に装
着した斜視図、第3図は同装置の配設状態の説明
図、第4図は従来の懸架装置の配設状態を示す説
明図、第5図及び第6図は同じく従来の懸架装置
における防禦物の設置例を示す斜視図である。 11……縦枠、12……横枠、13……基枠、
14……支腕、15……連結杆、16……支持
枠、17……ガイドブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略四角形に形成した基枠の上部及び下部に互に
    対称的に三角形状の支腕を張設すると共にこれら
    支腕の頂端を連結杆で結合してなる支持枠を形成
    し、前記連結杆にガイドブロツクを連繋し、根株
    等の台盤に前記基枠を緊締固定すると共に、前記
    ガイドブロツクに懸装したワイヤーの内角内に前
    記台盤と支持枠とを配置するようにしたことを特
    徴とする集材機におけるワイヤー懸架装置。
JP11465285U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH0313164Y2 (ja)

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JP11465285U JPH0313164Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JP11465285U JPH0313164Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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Publication Number Publication Date
JPS6221849U JPS6221849U (ja) 1987-02-09
JPH0313164Y2 true JPH0313164Y2 (ja) 1991-03-27

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JPS6221849U (ja) 1987-02-09

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