JPH03131612A - 合成潤滑油の製造法 - Google Patents

合成潤滑油の製造法

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JPH03131612A
JPH03131612A JP26908289A JP26908289A JPH03131612A JP H03131612 A JPH03131612 A JP H03131612A JP 26908289 A JP26908289 A JP 26908289A JP 26908289 A JP26908289 A JP 26908289A JP H03131612 A JPH03131612 A JP H03131612A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成潤滑油基油あるいは潤滑油の添加剤とし
て好適な、エチレンとα−オレフィンとの共重合体から
なる合成潤滑油を効率よく製造する方法に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
からオレフィンやスチレンを触媒の存在下に重合してオ
レフィン系重合体またはスチレン系重合体を製造するに
あたり、触媒として(八)遷移金属化合物および(B)
アルミノキサンからなるものを用いる方法が広く知られ
ている(特開昭62−36390号公報など)。
しかしながら、特開昭62−36390号公報に示され
ている方法では、触媒活性が不充分であるという欠点が
あった。
また、特開昭62−121710号公報にはアルミノキ
サン系触媒によるオレフィン共重合体の製法が提互され
ているが、使用触媒量が多いため、効率が悪く、重合後
処理により残存触媒の除去が必要となるなどの問題があ
った。
ところで、反応混合物中には鎖状や環状のアルミノキサ
ンとともに、触媒成分として有効でない未反応有機アル
ミニウムが残留し、重合活性、共重合性に大きな影響を
与えている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、アルミノキサン中の残留未反応有機アル
ミニウムが重合活性、共重合性に大きな影響を与えるこ
とに着目し、この残留未反応を機アルミニウム量を精密
に制御することにより、触媒活性が高く、共重合性の制
御が容易となって、液状合成潤滑油を効率良く製造しう
ることを見出した。本発明はこのような知見に基づいて
完成されたものである。
すなわち、本発明は(八)遷移金属化合物として一般式
CpfMR12−hXb (式中、cpはシクロペンタ
ジェニル基あるいは置換シクロペンタジェニル基を示し
、Mはジルコニウムあるいはハフニウムを示す、また、
R1は水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基を
示し、Xはハロゲン原子を示す、さらに、kは1あるい
は2である。)で表わされる遷移金属化合物および(B
)アルミノキサンとして分子量が700〜2.000で
あり、がっ、未反応有機アルミニウム含有量が0mol
%より多く、7.0mo1%以下のアルミノキサンから
なる触媒の存在下に、エチレンとα−オレフィンを共重
合させることを特徴とする合成潤滑油の製造法を提供す
るものである。
本発明で用いる触媒の(A)成分は前記のように一般式
C9tMR’□−kXkで表わされる遷移金属化合物で
あり、式中、Cpはシクロペンタジェニル基あるいは置
換シクロペンタジェニル基を示し、Mはジルコニウム(
Zr)あるいはハフニウム(F(f)を示している。置
換シクロペンタジェニル基としては具体的には、メチル
シクロペンタジェニル基。
1.2−ジメチルシクロペンタジェニル基、ペンタメチ
ルシクロペンタジェニル基などが挙げられる。また、R
’は水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミ
ル基等を示している。これらの中でもアルキル基として
は、メチル基、エチル基が好ましい0次に、Xはハロゲ
ン原子(塩素、臭素、沃素または弗素)を示す。さらに
、kはlあるいは2である。
このような−数式CpzMR12−kXkで表わされる
遷移金属化合物とし、て具体的には例えば、ビスシクロ
ペンタジェニルジルコニウムハイドライドクロライト 
ビスシクロペンタジェニルジルコニウムジクロライド、
ビスシクロペンタジェニルジルコニウムメチルクロライ
ド、ビスシクロペンタジェニルジルコニウムエチルクロ
ライド、ビスシクロペンタジェニルハフニウムハイドラ
イドクロライド、ビスシクロペンタジェニルハフニウム
ジクロライド、ビスシクロペンタジェニルハフニウムメ
チルクロライド、ビスシクロペンタジェニルハフニウム
エチルクロライド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジ
ェニル)ジルコニウムハイドライドクロライド、ビス(
ペンタメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジク
ロライド などが挙げられる。これらの中でも特にジル
コニウム化合物が好ましい。
また、触媒の(B)成分としてはアルミノキサンが用い
られるが、このアルミノキサンは未反応有機アルミニウ
ム含有量がOmo1%より多く、7.0mo1%以下の
ものであることが必要である。特に、未反応打機アルミ
ニウム含有量が0゜3〜5mo1%のアルミノキサンを
用いることが好ましい。ここで、未反応有機アルミニウ
ム含有量がOmo1%の場合には触媒活性が著しく低下
し、一方、未反応有機アルミニウム含有量が7.0mo
1%を超える場合には、得られる共重合体のエチレン含
有量が増加してワックス状となり、合成潤滑油が得られ
ないため、いずれも好ましくない。
また、触媒の(B)成分として用いられるアルミノキサ
ンは、分子量(ベンゼンの凝固点降下法により求めた値
)が700〜2,000のものであることが必要である
。ここで、分子量が700未満のものであると、重合活
性が著しく低下するため好ましくない。一方、分子量が
2,000を超えたものであると、重合活性が低下し、
共重合体の分子量が高くなりワックス状となるため好ま
しくない。
本発明で用いるアルミノキサンは、有機アルミニウムと
水を接触させることにより得られるアルミノキサンを、
さらに精製することにより得ることができる。以下、本
発明で用いるアルミノキサンの製造例を示す。
まず、原料として用いる有機アルミニウム化合物として
は、通常は一般式A I R”z (式中R2は炭素数
1〜Bのアルキル基を示す。)で表わされる有機化合物
(トリアルキルアルミニウム)、具体的にはトリメチル
アルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウムなどが挙げられ、特にトリメチルアルミ
ニウムが好ましい。
一方、上記有機アルミニウム化合物と反応させる水とし
ては、通常の水の他に、氷または各種の含水化合物、溶
媒飽和水、無機物の吸着水、さらには硫酸銅五水塩(C
u S Oa・5HzO)などの金属塩含有結晶水等を
含むものである。
上記有機アルミニウム化合物と水との反応は特に限定は
なく、公知の方法に準じで反応させればよい9例えば、
■有機アルミニウム化合物を有機溶剤に溶解しておき、
これを水と接触させる方法、■重合時に当初有機アルミ
ニウム化合物を加えておき、後に水を添加する方法、さ
らには■金属塩等に含有されている結晶水、無機物や有
機物への吸着水を有機アルミニウム化合物と反応させる
等の方法がある。なお、この反応は無溶媒下でも進行す
るが、溶媒中で行なうことが好ましく、好適な溶媒とし
ては、ヘキサン、ヘプタン、デカン等の脂肪族炭化水素
あるいはベンゼン、トルエン。
キシレン等の芳香族炭化水素をあげることができる。
上記の如くして、有機アルミニウム化合物と水との接触
生成物が得られる。
この接触生成物の例は、具体的には一般式c式中−2R
2は炭素数1〜8のアルキル基を示し、mは重合度を示
す。〕 で表わされる鎖状アルキルアミノキサン、あるいは−数
式 C式中、R2は前記と同じ。〕 で表わされる繰り返し単位を有する環状アルキルアルミ
ノキサン等がある。
−iに、トリアルキルアルミニウム等の有機アルミニウ
ム化合物と水との接触生成物は、上述の鎖状アルキルア
ミノキサンや環状アルキルアルミノキサンとともに、未
反応の有機アルミニウム化合物、例えばトリアルキルア
ルミニウム、各mの縮合生成物の混合物、さらにはこれ
らが複雑に会合した分子であり、これらはトリアルキル
アルミニウム等の有機アルミニウム化合物と水との接触
条件によって、様々な生成物となる。
本発明の触媒を製造するには、上記の接触反応の後ある
いはこの接触反応の際に、未反応有機アルミニウム化合
物を含む叙上の構造を有するアルミノキサンを精製し、
所定量の未反応有機アルミニウム化合物を含むものとす
ればよい。
ここで精製の方法としては、様々な方法があるが、例え
ば次の方法が挙げられる。
■ 本願出願人は、有機アルミニウム化合物と水との反
応後の濾液を濃縮後、常圧下あるいは減圧下において熱
処理を施すことにより、未反応の有機アルミニウム化合
物を除去し、純粋なアルミノキサンを得る方法を提案し
ている(特願昭63−66910号)が、この方法に準
拠して行ない、所定量の未反応有機アルミニウム化合物
を含むものとする。
■ また、本願出願人は、 「(a)有機アルミニウム化合物と水とを、該有機アル
ミニウム化合物より高い沸点を有する溶媒中で反応して
得た溶液を、常圧もしくは減圧濃縮することを特徴とす
るアルミノキサンの製造方法および (b)  有機アルミニウム化合物と水とを反応して得
た溶液に、該有機アルミニウム化合物より高い沸点を有
する溶媒を加えた溶液を、常圧もしくは減圧濃縮するこ
とを特徴とするアルミノキサンの製造方法」 を提案している(特願平1−35149号)が、この方
法に準拠して行ない、所定量の未反応有機アルミニウム
化合物を含むものとする。
■ さらに、本願出願人は、 「有機アルミニウム化合物と水との接触生成物であるア
ルミノキサンを、前記有機アルミニウム化合物より高い
沸点を有する溶媒を用いて精製し、アルミノキサン組成
物を製造するにあたり、液状状態に保ちつつ濃縮操作を
繰り返すことを特徴とするアルミノキサン組成物の製造
方法」を提案している(特願平1−209606号)が
、この方法に準拠して行ない、所定量の未反応有機アル
ミニウム化合物を含むものとする。
このようにして精製されたアルミノキサン中の未反応有
機アルミニウム化合物の測定方法について述べると、精
製されたアルミノキサン中の未反応有機アルミニウム化
合物の含有量はIH−NMR(重ベンゼン/トルエン混
合溶媒)により、未反応有機アルミニウムのアルキル基
のプロトンによるビークとアルミノキサンのアルキル基
のプロトンによるピークの面積比より求めることができ
る。
叙上の如くして、本発明の触媒の(B)成分であるアル
ミノキサンを得ることができる。
本発明においては上記触媒の存在下に、エチレンとα−
オレフィンを共重合させる。
ここでα−オレフィンとしてはプロピレン、ブテン−1
,ヘキセン1などが挙げられ、プロピレンが特に好まし
い。
エチレンとα・−オレフィンの配合割合は、エチレン/
α−オレフィンを20/80〜50150(モル比)の
割合とすることが好ましい。
この場合の重合条件としては特に制限はないが、一般に
は、温度O〜200″C2好ましくは20〜100°C
であり、圧力は常圧〜50 kg / cJ Gの範囲
とする。
また、触媒濃度について述べると、モノマー1モルに対
して、(A)成分を遷移金属原子に換算して0.01〜
100ミリモル、好ましくは0.05〜10ミリモルの
割合とする。
さらに、触媒中の(A)成分と(B)成分との割合は(
B)成分中のアルミニウム原子と、(A)成分中の遷移
金属原子との比、すなわちアルミニウム原子/遷移金属
原子として、25〜10,000、好ましくは50〜1
,000Cモル比)である。
なお、重合は塊状で行なってもよいし、あるいはペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、シクロ
ヘキサンなどの脂環式炭化水素溶媒中で行なってもよい
。また、反応方式はバッチ式、連続式いずれも可能であ
るが、共重合コントロールのため連続式が好ましい。
さらに、得られるエチレンとα−オレフィンとの共重合
体の分子量調節は、水素の存在下で重合反応することに
より行なってもよいし、あるいは重合温度をコントロー
ルすることにより行なってもよい。さらにはこれら手段
を併用してもよい。
ここで水素の存在下で重合反応することにより共重合体
の分子量調節を行なう場合、モノマー1モル当り1/2
25〜30/225モルの範囲で水素の使用量を調節す
ればよい。
叙上の如くして、目的とするエチレンとα−オレフィン
との共重合体(エチレン/α−オレフィン共重合体)を
製造することができる。
このエチレン/α−オレフィン共重合体は、流動点が一
30’C以下であって、常温で液状のものである。
また、このエチレン/α−オレフィン共重合体の数平均
分子量(Mn)(ゲルバーミエイションクロマトグラフ
ィー(GPC)法により測定)は300〜5.000で
あり、デカリン中において135℃で測定した極限粘度
〔η〕は0.01〜o、30d17gである。さらに、
このエチレン/α−オレフィン共重合体は、エチレン含
有量が30〜70モル%のものである。ここで、エチレ
ン含有量が70モル%を超えるものであるとワックス状
になり、一方、エチレン含有量が30モル%未満である
と製造が困難であるため、いずれも好ましくない。また
、粘度指数は160以上、通常160〜500のものが
好ましい。粘度指数が160未満のものでは潤滑油とし
て適さない。
このようにして得られた合成潤滑油は、それ自体で、あ
るいは他の潤滑油とともに併用して、液状合成潤滑油と
して用いることができる。なお、この際、通常の添加剤
を加えることも可能である。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
なお、実施例における各項目の測定方法は次の通りであ
る。
■  数平均分子it(Mn):  ゲ1シパーミエイ
シ■ンクUマドグラフィー(GPC)法 ■ 極限粘度〔η)  ;135’Cのデカリン中で測
定■ エチレン含l(molχ);赤外分光光度計■ 
粘  度  指  数、  JIS K−2283■ 
動  粘  度、 JIS K−2283■ 流  動
  点、 JIS K−2269■  アルミノキサン
分子量  ; ベンゼン凝固点性製造例1〜7(アルミ
ノキサンA−Gの製造)37.5 g(0,15mol
)のCu S Oa ・5 HzO(0,75molの
水に相当)を250dのトルエンにM:/Qさせ、50
!Iiのトリメチルアルミニウム(0,52mol)を
加え、20℃で24時間反応させた0反応の間にメタン
ガスの発生が認められた。
反応後固形分を濾別し、濾液(アルミノキサンA)を得
た(製造例1)。
次いで、濾液からトルエンを減圧下(10Torr)、
室温で留去し、ガラス状のアルミノキサン(アルミノキ
サンB)13gを得た(製造例2)。
次に、アルミノキサン820gを、100 mlのp−
キシレンに溶解し、50°C10Torrで濃縮して、
50ralのアルミノキサン溶液(アルミノキサンC)
を得た(製造例3)。
さらに、このアルミノキサンCに、100dのP−キシ
レンを加え、再び濃縮し、50m1のアルミノキサン溶
液(アルミノキサンD)を得た(製造例4)。
このものの分子量をベンゼン凝固点法により測定したと
ころ1,020であり、2.9mo1%の未反応トリメ
チルアルミニウムを含んでいた。
さらに、アルミノキサンDについて、アルミノキサンC
と同様の操作を行ない、50dのアルミノキサン溶液(
アルミノキサンE)を得(製造例5)、次にアルミノキ
サン已について、アルミノキサンDと同様の操作を行な
い、50m1のアルミノキサン溶液(アルミノキサンF
)を得た(製造例6)、さらに、アルミノキサンFの溶
媒を完全に留去し、乾固させて、未反応トリメチルアル
ミニウムを完全に除去したアルミノキサン(アルミノキ
サンG)を得た(製造例7)。
なお、未反応有機アルミニウム化合物(未反応トリメチ
ルアルミニウム)の測定は、’H−NMR(重ベンゼン
/トルエン混合溶媒)によった。すなわち、−0,15
ppm付近(トルエンのメチルシグナル基準)に、未反
応トリメチルアルミニウムのメチルプロトンによるピー
クがみられ、1.0〜−0.5ppwrlf近()ルエ
ンのメチルシグナル基準)にメチルアルミノキサンのメ
チルプロトンによるピークがみられ、この面積比により
求めた。
実施例1 内容積1,5!のオートクレーブに、トルエンをL l
 /hr、  )リメチルアルミニウム2.9mo1%
含有メチルアルミノキサン(前記製造例4で得られたア
ルミノキサンD)を2.00ミリモル/hr。
ビス(シクロペンタジェニルジルコニウムハイドライド
クロライドを0.02ミリモル/hrの割合で連続的に
供給し、同時にエチレンを681/hr。
プロピレンを1581 /hr、水素を4j!/hrの
割合で連続的に供給して、重合温度70″C9全圧6k
g1cta−G、滞留時間1時間となる条件下で重合を
行なった。
生成したポリマー溶液よりトルエンを留去することによ
り無色透明な液状ポリマーを得た。さらに、この液状ポ
リマーを130°Cで減圧乾燥した。
得られた液状ポリマーは、数平均分子量(Mn)780
、極限粘度〔η) =0.06dl/g、エチレン含有
量53モル%、100°Cにおける動粘度が36 cs
t、粘度指数178.流動点−47,5°Cであった。
また、触媒の重合活性は150kgポリマー/g−Zr
−hrであった。
実施例2 メチルアルミノキサンを1.00ミリモル/hr。
ジルコニウム触媒を0.01ミリモル/11r1水iを
151 /hrに変更したこと以外は、実施例1と同様
に行なった。
得られた液状ポリマーは数平均分子it(Mn)500
、極限粘度(η) −0,04dl/g、エチレン含有
量57モル%、100°Cにおける動粘度が20cSt
、粘度指数172.流動点−55,0″Cであった。ま
た、触媒の重合活性は200kgポリマー/g−Zr=
hrであった。
実施例3 エチレン821/hr、プロピレン2001 /hr。
水素1.0ε/hrに変更したこと以外は、実施例1と
同様に行なった。
得られた液状ポリマーは数平均分子it(Mn)1.3
00.極限粘度(η〕=0.10d17g、 エチレン
含有量58モル%、100’Cにおける動粘度が135
 cst、粘度指数195.流動点−32,5°Cであ
った。また、触媒の重合活性は120kgポリマー/g
−Zr−hrであった。
実施例4 トリメチルアルミニウムを0゜9 mo1%含有し、分
子量1.000のメチルアルミツギサン(前記製造例6
で得られたアルミノキサンF)を使用したこと以外は実
施例1と同様に行なった。
得られた液状ポリマーは、数平均分子量(Mn)950
、極限粘度〔η) =0.01d1/g、エチレン含f
ffi56モル%、100°Cにおける動粘度が78 
cSt、粘度指数178.流動点−40,5°Cであっ
た。また、触媒の重合活性は135 k、gポリマー/
g−Zr−hrであった。
実施例5 市販メチルアルミノキサン(東ソーアクゾ社製。
トリメチルアルミニウム含有量5.0モル%1分子fi
tl、000)を使用したこと以外は、実施例2と同様
に行なった。
得られた液状ポリマーは、数平均分子ffl(Mn)4
20、極限粘度(η) =0.03d1/g、エチレン
含有1i55モル%、100°Cにおける動粘度が10
 cSt、粘度指数173.流動点−56,5°Cであ
った。また、触媒の重合活性は180kgポリマー7g
、Zr−hrであった。
実施例6 ジルコニウム触媒として、ビス(ペンタメチルシクロペ
ンタジェニル)ジルコニウムクロリドハイドライドを使
用したこと以外は、実施例1と同様に行なった。
得られた液状ポリマーは、数平均分子量(Mn)1.4
70.極限粘度〔η) =0.11 d/g、エチレン
含有fi54モル%、100°Cにおける動粘度が14
6 cSt、粘度指数205.流動点−30,5°Cで
あった。また、触媒の重合活性は140kgポリマー/
g−Zr−hrであった。
比較例1 トルメチルアルミニウムを完全に除去したメチルアルミ
ノキサン(前記製造例7で得られたアルミノキサンC)
を使用したこと以外は、実施例1と同様に行なった。
得られた液状ポリマーは数平均分子ft(Mn)1.1
00.極限粘度〔η) −0,08di/g、エチレン
含有ff165.0モル%、100℃における動粘度が
90cSt、粘度指数110.流動点−25,5”Cで
あった。また、触媒の重合活性は60kgポリマー/ 
1<−Zr−hrであった。
比較例2 市販メチルアルミノキサン(東ソーアクゾ社製。
分子ff11.070.  トリメチルアルミニウム8
. 1mo1%含有)を使用したこと以外は、実施例1
と同様に行なった。
得られたポリマーは、数平均分子i(Mn)が6.00
0.極限粘度〔η) =0.42df!、/g、エチレ
ン含有量82モル%のワックス状ポリマーであった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、触媒の(B)成分として用いる
アルミノキサン中の未反応有機アルミニウム化合物の量
を制御することにより、触媒活性が高く、共重合性の制
御が容易になる。
したがって、本発明の方法によれば、残存触媒の除去が
不要であるなど、エチレンとα−才レフインとの共重合
体からなる合成潤滑油を効率良く製造することが可能で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)遷移金属化合物として一般式Cp_2MR^1_
    2_−_kX_k(式中、Cpはシクロペンタジエニル
    基あるいは置換シクロペンタジエニル基を示し、Mはジ
    ルコニウムあるいはハフニウムを示す。また、R^1は
    水素原子あるいは炭素数1〜10のアルキル基を示し、
    Xはハロゲン原子を示す。さらに、kは1あるいは2で
    ある。)で表わされる遷移金属化合物および(B)アル
    ミノキサンとして分子量が700〜2,000であり、
    かつ、未反応有機アルミニウム含有量が0mol%より
    多く、7.0mol%以下のアルミノキサンからなる触
    媒の存在下に、エチレンとα−オレフィンを共重合させ
    ることを特徴とする合成潤滑油の製造法。
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