JPH0313156Y2 - - Google Patents

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JPH0313156Y2
JPH0313156Y2 JP1986041853U JP4185386U JPH0313156Y2 JP H0313156 Y2 JPH0313156 Y2 JP H0313156Y2 JP 1986041853 U JP1986041853 U JP 1986041853U JP 4185386 U JP4185386 U JP 4185386U JP H0313156 Y2 JPH0313156 Y2 JP H0313156Y2
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JP
Japan
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bench
roller chain
roller
guide rail
mounting plate
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JP1986041853U
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JPS62153845U (ja
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、平行走行する一対の対向的なローラ
ーチエーン間に植物用ベンチをその全周に亘り間
隔をおいて多数揺動自在に懸架して構成された立
体回転型植物栽培機のベンチ支持機構に係り、特
に各ベンチのローラーチエーンへの懸架支持部の
安定性を確不保すると共にローラーチエーンがガ
イドレールに沿つて適確に走行するようにしたベ
ンチ支持機構に関するものである。
(従来の技術) 従来より温室内等における園芸や植物栽培は多
数の植木鉢や植物ベツドを地上に平面的に並べて
いるが、これではスペースフアクターが極めて悪
い。
従来より乾燥装置や養蚕装置等においては、走
行する無端条件に載置台を設置したものがある
が、温室内スペースを有効利用するために栽培用
ベンチを上記した立体回転形式として採用するこ
とが考えられる。
しかし、立体回転型植物栽培機においては上記
した養蚕装置等とは異なり移送搬送すべき植物全
体の重量が極めて大きなものであるから上記した
従来の装置をそのまま用いることはきない。
(考案が解決しようとする問題点) 我々は温室内等のスペースを有効に利用すると
共に植物全体の採光性を高せるために、左右一対
の第1及び第2の回転体にそれぞれ巻回されてガ
イドレールに沿つて水平方向に平行に走行する両
ローラーチエーン間に植物用のベンチをそのチエ
ーンの全周に亘り所定間隔をおいて多数揺動自在
に懸架してなる立体回転型植物栽培機を別に提供
したが、この場合にローラーチエーン間の間隔が
広くベンチが長尺のものとなる場合にはベンチの
ローラーチエーンへの懸架支持部の安定性を確保
する必要があり、また、ベンチが長尺の場合には
その寸法誤差やベンチのローラーチエーンへの懸
架支持部におけるクリアランス等によりガイドロ
ーラーチエーンが内方向に移動したりする虞があ
るから、これを防止してローラーチエーンがガイ
ドレールに沿つて適確に走行するようにする必要
がある。これを解決するためには、対向する懸架
支持部間に支持バーを差し渡すことが考えられ、
我々が先に提案した立体回転型植物栽培機におい
てもこのこれを採用した。
ところが、ベンチに載置された植物に潅水する
ためにシヤワー等による頭上潅水装置をベンチの
走行系路中に配置することがあり、この場合には
水の噴霧領域内を支持バーが走行通過するから噴
霧水が支持バーに吹き付けられ、これが水滴とな
つて支持バーから落下してベンチ上の植物に滴下
する難点がある。
本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、上記した支持バ
ーを配置することなくベンチのローラーチエーン
への懸架支持部の安定性を確保することができる
と共にローラーチエーンの適確な走行を確保し得
るようなベンチ支持機構を提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る立体回転型植物栽培機のベンチ支
持機構は、左右一対の第1及び第2の回転体にそ
れぞれ巻回されてガイドレールに沿つて水平方向
に平行に走行する両ローラーチエーン間に植物用
のベンチをそのチエーンの全周に亘り所定間隔を
おいて多数揺動自在に懸架してなる立体回転型植
物栽培機において、上記ベンチの端部をローラー
チエーンに懸架支持するための支持機構は、ロー
ラーチエーンの一側面にその連結部の二箇所の枢
軸を用いて取付板を固定すると共に該取付板にブ
ラケツト部材を揺動自在に支持せしめ、該ブラケ
ツト板に上記ベンチの側面を支持させるように構
成し、上記ローラーチエーンの走行系路には該ロ
ーラーチエーンをガイドレールに沿つて円滑に走
行させるためのガイド部材を配置したものであ
る。
(作用) 第1及び第2の回転体に巻回されてガイドレー
ルに沿つて走行するローラーチエーン間にはその
全周に亘り多数のベンチが揺動自在に懸架され、
植物は各ベンチに載置されて走行するが、ベンチ
のローラーチエーンへの懸架支持部は、ローラー
チエーンの一側面にその連結部の二箇所の枢軸を
用いて取付板が固定されると共に該取付板にブラ
ケツト部材が揺動自在に支持せしめられていて該
ブラケツト板に上記ベンチの側面が支持されるよ
うに構成されており、上記ローラーチエーンの走
行系路には該ローラーチエーンをガイドレールに
沿つて円滑に走行させるためのガイド部材が配置
されているから、ローラーチエーン間の間隔が広
くベンチが長尺のものであつてもベンチのローラ
ーチエーンへの懸架支持部間に支持バーを差し渡
したりすることなく懸架支持部の安定化を図るこ
とができ、また、ローラーチエーンが内方向に移
動してガイドレールから脱落したりすることなく
も適確に走行させることができる。
(実施例) 本考案に係る立体回転型植物栽培機のベンチ支
持機構の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は立体回転型植物栽培機全体の側面図、
第2図は同上平面図、第3図はローラーチエーン
へのベンチの懸架支持状態を示す側面図、第4図
は同上分解斜視図、第5図はローラーチエーンの
走行系路中に配置されたガイド部材の例を示す断
面図ある。
本考案の立体回転型植物栽培機は、基台1に設
置された左右一対の第1の回転体4,4と、これ
に巻回されて水平方向に走行するローラーチエー
ン6と、該ローラーチエーン6をガイドするため
のガイドレール3と、上記ローラーチエーンを介
して回転する一対の第2の回転体5,5と、上記
両ローラーチエーン間に揺動自在に懸架され、そ
のローラーチエーンの全周に亘り所定間隔をおい
て配置された多数のベンチ7とからなり、上記ロ
ーラーチエーン6の走行に伴なつて各ベンチ7、
7が上下二段で相反する方向に移動するように構
成されている。
上記ローラチエーン6にベンチ7を揺動自在で
懸架するための懸架支持部11としては、上記ロ
ーラーチエーン6の一側面にその連結部6Aの二
箇所の枢軸6a,6bを用いて固定された取付板
8と、該取付板8の下部に揺動自在に支持された
ブラケツト板9と、該ブラケツト板9から延設さ
れていて上記ベンチの側面を支持するように固定
された二股状の支持部材10とによつて構成を詳
説すると、上記ベンチ7は底枠7aを有する長方
形の枠体であつて、上記両ローラーチエーン6間
に略対応する長さのものであり、対向する底枠7
a間に栽培用の篭状ベツド等(図示しない)が載
置されるようになつているが、ローラーチエーン
6に対してこのベンチ7を揺動自在に懸架するに
はローラーチエーン6に取付板8を取り付けると
共にこれに支持ピン8aを植設し、該ピンを挿入
できる短いパイプ9aを有するブラケツト板9に
固定した二股状支持部材10をベンチ7の側板7
bに取り付けるこにより懸架支持せしめてある。
上記ローラーチエーン6の走行系路には該ロー
ラーチエーンをガイドレール3に沿つて円滑に走
行させるためのガイド部材12が配置されてい
る。このガイド部材12としては第4図及び第5
図Aの例ではガイドレール3の内側縁に全長に亘
つて又は部分的に規制板13を設けたものであ
り、同図Bにおいては機枠の柱1aに先端を下方
向に折り曲げたガイドアングル14を設けたもの
であり、同図Cは断面「L」字状のガイドレール
3上に別に断面「U」字状の規制レール15を配
置したものであり、同図Dはガイドレール3の両
サイドに規制部16を形成してレールそのものを
断面「U」字状に形成したものである。なお、ベ
ンチ7の走行系路中には頭上潅水装置17が配置
され、給水パイプ18から噴霧ノズル18aを介
して水が噴霧するようになつている。
次に動作例を述べるに、駆動源2(モーター)
の回転により減速機19を介して共通シヤフト2
0が回転し、送り歯車21によりローラーチエー
ン6は矢示F方向に走行する。第1の回転体4、
4及び第2の回転体5、5はフリーであるからロ
ーラーチエーン6の走行に伴なつて回転する。平
行に走行するローラーチエーン6間にはベンチ7
が揺動自在に懸架支持されており、ローラーチエ
ーン6の走行に伴なつて順次移動するが、ベンチ
7のローラーチエーン6への懸架支持部11は、
ローラーチエーン6の一側面にその連結部6Aの
二箇所の枢軸6a、6aを用いて取付板8が固定
されると共に該取付板にブラケツト部材9が揺動
自在に支持せしめられていて該ブラケツト板に上
記ベンチ7の側面7bが支持されるように構成さ
れており、上記ローラーチエーン6の走行系路に
は該ローラーチエーンをガイドレール3に沿つて
円滑に走行させるためのガイド部材12が配置さ
れているから、懸架支持部11は安定すると共に
ローラーチエーン6が内方向に移動したりする虞
はなく、適確にガイドローラー3上を走行するこ
とができる。
「考案の効果」 本考案に係る立体回転型植物栽培機のベンチ支
持機構によれば、第1及び第2の回転体に巻回さ
れてガイドレールに沿つて走行するローラーチエ
ーン間にはその全周に亘り多数のベンチが揺動自
在に懸架され、植物は各ベンチに載置されて走行
するが、ベンチのローラーチエーンへの懸架支持
部は、ローラーチエーンの一側面にその連結部の
二箇所の枢軸を用いて取付板が固定されると共に
該取付板にブラケツト部材が揺動自在に支持せし
められていて該ブラケツト板に上記ベンチの側面
が支持されるように構成されており、上記ローラ
ーチエーンの走行系路には該ローラーチエーンを
ガイドレールに沿つて円滑に走行させるためのガ
イド部材が配置されていることから、ローラーチ
エーン間の間隔が広くベンチが長尺のものあつて
もベンチのローラーチエーンへの懸架支持部の安
定化を図ることができ、また、ローラーチエーン
が内方向に移動してガイドレールから脱落したり
することもなく適確に走行させることがきる。ま
た、噴霧等による頭上潅水装置から潅水する場合
においても支持バーを設けたりするものはないか
らシヤワー水が飛散したりすることもない等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る立体回転型植物栽培機のベ
ンチ支持機構の実施例を示し、第1図は立体回転
型植物栽培機全体の側面図、第2図は同上平面
図、第3図はローラーチエーンへのベンチの懸架
支持状態を示す側面図、第4図は同上分解斜視
図、第5図A乃至Dはガイド部材の配置例を示す
断面図ある。 1………機枠、2…駆動源、3…ガイドレー
ル、4……第1の回転体、5……第2の回転体、
6…ローラーチエーン、6A……連結部、6a,
6b……枢軸、7……ベンチ、8…取付板、9…
…ブラケツト板、10……二股状支持部材、11
………懸架支持部、12……ガイド部材、13…
…規制板、14……ガイドアングル、15……規
制レール、17……頭上潅水装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右一対の第1及び第2の回転体にそれぞれ巻
    回されてガイドレールに沿つて水平方向に平行に
    走行する両ローラーチエーン間に植物用のベンチ
    をそのチエーンの全周に亘り所定間隔をおいて多
    数揺動自在に懸架してなる立体回転型植物栽培機
    において、 上記ベンチの端部をローラーチエーンに懸架支
    持するための支持機構は、ローラーチエーンの一
    側面にその連結部の二箇所の枢軸を用いて取付板
    が固定されると共に該取付板にブラケツト部材が
    揺動自在に支持せしめられていて該ブラケツト板
    に上記ベンチの側面が支持されるように構成され
    ており、上記ローラーチエーンの走行系路には該
    ローラーチエーンをガイドレールに沿つて円滑に
    走行させるためのガイド部材が配置されているこ
    とを特徴とするベンチ支持機構。
JP1986041853U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0313156Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041853U JPH0313156Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041853U JPH0313156Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JPS62153845U JPS62153845U (ja) 1987-09-30
JPH0313156Y2 true JPH0313156Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=30857229

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JP1986041853U Expired JPH0313156Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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KR101240249B1 (ko) * 2011-02-17 2013-03-07 박영환 식물재배시스템

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JPS62153845U (ja) 1987-09-30

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