JPH03130673A - 負荷制御装置 - Google Patents
負荷制御装置Info
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- JPH03130673A JPH03130673A JP1269361A JP26936189A JPH03130673A JP H03130673 A JPH03130673 A JP H03130673A JP 1269361 A JP1269361 A JP 1269361A JP 26936189 A JP26936189 A JP 26936189A JP H03130673 A JPH03130673 A JP H03130673A
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- Japan
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- electromagnetic contactor
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 5
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、電動機などの負荷の開閉、保護などを行うた
めの主回路器具の他に、負荷の状態表示及び操作のため
の表示装置及び操作装置を備えた負荷制御装置に関する
。
めの主回路器具の他に、負荷の状態表示及び操作のため
の表示装置及び操作装置を備えた負荷制御装置に関する
。
(従来の技術)
電動機や抵抗負荷などの開閉及び保護機能を備えた負荷
制御装置の一例として、コントロールセンタが知られて
いる。即ち、コントロールセンタにおいては、電磁接触
器、配線用遮断器、電流変換器、制御用補助リレーなど
の主回路器具を単位回路毎にまとめた複数のユニットを
多段に収納すると共に、各ユニット毎に始動停止表示ラ
ンプなどを含む表示装置と始動スイッチ、停止スイッチ
などを含む操作装置とを備えた表示操作パネルを設ける
ことにより構成されている。
制御装置の一例として、コントロールセンタが知られて
いる。即ち、コントロールセンタにおいては、電磁接触
器、配線用遮断器、電流変換器、制御用補助リレーなど
の主回路器具を単位回路毎にまとめた複数のユニットを
多段に収納すると共に、各ユニット毎に始動停止表示ラ
ンプなどを含む表示装置と始動スイッチ、停止スイッチ
などを含む操作装置とを備えた表示操作パネルを設ける
ことにより構成されている。
また、近年においては、ユニットの仕様変更に容易に対
処可能とするために、電子応用技術を採用することも行
なわれている。即ち、この場合には、マイクロコンピュ
ータより成る論理演算回路を設け、この論理演算回路に
よって、前記操作装置による入力信号及び電流変換器に
より検出した主回路電流の大小に応じた前記主回路器具
及び表示装置の制御を行う構成とされる。
処可能とするために、電子応用技術を採用することも行
なわれている。即ち、この場合には、マイクロコンピュ
ータより成る論理演算回路を設け、この論理演算回路に
よって、前記操作装置による入力信号及び電流変換器に
より検出した主回路電流の大小に応じた前記主回路器具
及び表示装置の制御を行う構成とされる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、このようなコントロールセンタを保守管理し
ていく上で問題となるのは、多数用いられる各種器具の
寿命である。中でも、コイル類は絶縁劣化の進行が比較
的率いため、コイルを利用した電磁接触器や制御用補助
リレーにあっては、他の配線用遮断器、始動スイッチな
どに比べて寿命が短いという事情下にある。このため従
来では、電磁接触器や制御用補助リレーなどの健全性を
定期的にサンプリング調査したり、或は電磁接触器など
の比較的寿命が短い部品を一定時期毎に新品と交換する
ことが行なわれている。
ていく上で問題となるのは、多数用いられる各種器具の
寿命である。中でも、コイル類は絶縁劣化の進行が比較
的率いため、コイルを利用した電磁接触器や制御用補助
リレーにあっては、他の配線用遮断器、始動スイッチな
どに比べて寿命が短いという事情下にある。このため従
来では、電磁接触器や制御用補助リレーなどの健全性を
定期的にサンプリング調査したり、或は電磁接触器など
の比較的寿命が短い部品を一定時期毎に新品と交換する
ことが行なわれている。
しかしながら、斯かるサンプリング調査及び部品交換の
ためには膨大な労力と多額の費用を要するものであり、
従来のコントロールセンタではこのような点が未解決の
課題となっていた。
ためには膨大な労力と多額の費用を要するものであり、
従来のコントロールセンタではこのような点が未解決の
課題となっていた。
本発明は、上記事情並びに近年の負荷制御装置において
は操作装置による入力信号及び主回路電流の大小に応じ
た主回路器具及び表示装置の制御を予め記憶した制御プ
ログラムに基づいて行う論理演算回路を設けることが行
なわれているという事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、コイルを利用した特定器具の残り寿命を論
理演算回路により自己判断すると共に、その残り寿命を
表示することができ、以て保守管理の簡略化を実現でき
る負荷制御装置を提供するにある。
は操作装置による入力信号及び主回路電流の大小に応じ
た主回路器具及び表示装置の制御を予め記憶した制御プ
ログラムに基づいて行う論理演算回路を設けることが行
なわれているという事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、コイルを利用した特定器具の残り寿命を論
理演算回路により自己判断すると共に、その残り寿命を
表示することができ、以て保守管理の簡略化を実現でき
る負荷制御装置を提供するにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために、負荷の開閉、保護
用などの主回路器具、前記負荷の状態表示のための表示
装置、負荷の操作のための操作装置を設けると共に、前
記操作装置による入力信号及び主回路電流の大小に応じ
た前記主回路器具及び表示装置の制御を予め記憶した制
御プログラムに基づいて行う論理演算回路を設けた負荷
制御装置において、前記主回路器具のうちのコイルを利
用した特定器具の稼働時間を検出する検出手段、及び検
出手段が検出した稼働時間を周囲温度に応じて補正する
補正手段を設けた上で、前記論理演算回路を、前記補正
後の稼働時間と予め設定された前記特定器具の寿命特性
との比較結果に基づいて特定器具の残り寿命を推測する
と共にその推測結果を前記表示装置に表示させる構成と
したものである。
用などの主回路器具、前記負荷の状態表示のための表示
装置、負荷の操作のための操作装置を設けると共に、前
記操作装置による入力信号及び主回路電流の大小に応じ
た前記主回路器具及び表示装置の制御を予め記憶した制
御プログラムに基づいて行う論理演算回路を設けた負荷
制御装置において、前記主回路器具のうちのコイルを利
用した特定器具の稼働時間を検出する検出手段、及び検
出手段が検出した稼働時間を周囲温度に応じて補正する
補正手段を設けた上で、前記論理演算回路を、前記補正
後の稼働時間と予め設定された前記特定器具の寿命特性
との比較結果に基づいて特定器具の残り寿命を推測する
と共にその推測結果を前記表示装置に表示させる構成と
したものである。
(作用)
コイルを利用した器具は、そのコイルの絶縁劣化によっ
て寿命切れとなることが多い。斯かるコイルの絶縁劣化
速度つまり上記器具の寿命を決定するファクタとしては
、駆動電流が一定の場合、通電継続時間(稼働時間)と
周囲温度とがある。
て寿命切れとなることが多い。斯かるコイルの絶縁劣化
速度つまり上記器具の寿命を決定するファクタとしては
、駆動電流が一定の場合、通電継続時間(稼働時間)と
周囲温度とがある。
しかして、検出手段は、主回路器具のうちコイルを利用
した特定器具の稼働時間を検出し、補正手段は、検出手
段が検出した稼働時間を周囲温度に応じて補正するよう
になる。従って、この補正後の稼働時間は、特定器具の
寿命と密接な関係を有したものとなり、当該特定器具の
寿命特性が判明していれば、その寿命を上記補正後の稼
働時間に基づいて推711することが可能となる。そこ
で、論理演算回路は、補正手段による補正後の稼働時間
と予め設定された前記特定器具の寿命特性との比較結果
に基づいて特定器具の残り寿命を推測し、その推測結果
を前記表示装置に表示させる。つまり、このような表示
に基づいて特定器具の交換時期を知ることができるもの
であり、以て保守管理の簡略化を実現できる。
した特定器具の稼働時間を検出し、補正手段は、検出手
段が検出した稼働時間を周囲温度に応じて補正するよう
になる。従って、この補正後の稼働時間は、特定器具の
寿命と密接な関係を有したものとなり、当該特定器具の
寿命特性が判明していれば、その寿命を上記補正後の稼
働時間に基づいて推711することが可能となる。そこ
で、論理演算回路は、補正手段による補正後の稼働時間
と予め設定された前記特定器具の寿命特性との比較結果
に基づいて特定器具の残り寿命を推測し、その推測結果
を前記表示装置に表示させる。つまり、このような表示
に基づいて特定器具の交換時期を知ることができるもの
であり、以て保守管理の簡略化を実現できる。
(実施例)
以下、本発明をコントロールセンタに適用した一実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
即ち、第1図にはコントロールセンタの1ユニット分の
回路構成が示されている。この第1図において、三相の
電源母線1と負荷である電動機2との間の主回路3には
、夫々主回路器具たる配線用遮断器4.電磁接触器5.
主回路電流検出用の電流変換器6及び地絡電流検出用の
零相変流器7が設けられている。配線用遮断器4の負荷
側には、操作用変圧器8の一次側が接続されており、こ
の変圧器8の二次側には制御母線9,10が接続されて
いると共に、直流定電圧を発生するための電源回路11
が接続されている。
回路構成が示されている。この第1図において、三相の
電源母線1と負荷である電動機2との間の主回路3には
、夫々主回路器具たる配線用遮断器4.電磁接触器5.
主回路電流検出用の電流変換器6及び地絡電流検出用の
零相変流器7が設けられている。配線用遮断器4の負荷
側には、操作用変圧器8の一次側が接続されており、こ
の変圧器8の二次側には制御母線9,10が接続されて
いると共に、直流定電圧を発生するための電源回路11
が接続されている。
上記電源回路11から給電される制御回路12は次のよ
うな構成となっている。即ち、制御回路12は、マイク
ロコンピュータより成る論理演算回路13を中心に構成
されたもので、この論理演算回路13は、記憶回路14
に記憶された制御プログラム並びにA−D変換回路15
.入力回路16、特性設定部17及び比較回路18から
与えられる各信号に基づいた保護動作並びに制御動作を
実行する。
うな構成となっている。即ち、制御回路12は、マイク
ロコンピュータより成る論理演算回路13を中心に構成
されたもので、この論理演算回路13は、記憶回路14
に記憶された制御プログラム並びにA−D変換回路15
.入力回路16、特性設定部17及び比較回路18から
与えられる各信号に基づいた保護動作並びに制御動作を
実行する。
記憶回路14に記憶された制御プログラム中には、過電
流、欠相、不足電流、地絡などの保護動作並びに瞬時停
電再始動、限時再始動などの制御動作を実行するための
周知のプログラムの他に、リレーを利用した特定器具た
る前記電磁接触器5の残り寿命推定用の後述する内容の
プログラムが含まれている。
流、欠相、不足電流、地絡などの保護動作並びに瞬時停
電再始動、限時再始動などの制御動作を実行するための
周知のプログラムの他に、リレーを利用した特定器具た
る前記電磁接触器5の残り寿命推定用の後述する内容の
プログラムが含まれている。
A−D変換回路15は、電流変換器6が検出した主回路
電流を示す電圧信号並びに零相変流器7が検出した地絡
電流を示す電圧信号をデジタル変換する構成である。入
力回路16は、制御母線9に対して、電磁接触器5の常
開形補助接点5a及び夫々操作装置たる始動用操作スイ
ッチ19.停止用操作スイッチ20を介して接続されて
おり、それらのオンに応じた各オン信号を入力信号とし
て受けるようになっている。
電流を示す電圧信号並びに零相変流器7が検出した地絡
電流を示す電圧信号をデジタル変換する構成である。入
力回路16は、制御母線9に対して、電磁接触器5の常
開形補助接点5a及び夫々操作装置たる始動用操作スイ
ッチ19.停止用操作スイッチ20を介して接続されて
おり、それらのオンに応じた各オン信号を入力信号とし
て受けるようになっている。
特性設定部17は多数の選択スイッチなどを組合わせて
構成されたもので、前記記憶回路14に記憶された制御
プログラムによる保護特性及び瞬時停電保護時間などの
選択の他に、前記電磁接触器5の励磁コイル5bの絶縁
材料で決まる当該電磁接触器5の寿命特性の設定を行い
得るように構成されている。具体的には、上記寿命特性
は、電磁接触器5の稼働時間に換算した寿命時間Ha+
axとして設定されるものであり、この寿命時間H■a
Xは励磁コイル5bの絶縁材料の特性などを考慮して決
定される。尚、上記励磁コイル5bは、制御母線9と制
御回路12内の出力回路21との間に接続されており、
論理演算回路13により上記出力回路21を通じて通断
電制御される。
構成されたもので、前記記憶回路14に記憶された制御
プログラムによる保護特性及び瞬時停電保護時間などの
選択の他に、前記電磁接触器5の励磁コイル5bの絶縁
材料で決まる当該電磁接触器5の寿命特性の設定を行い
得るように構成されている。具体的には、上記寿命特性
は、電磁接触器5の稼働時間に換算した寿命時間Ha+
axとして設定されるものであり、この寿命時間H■a
Xは励磁コイル5bの絶縁材料の特性などを考慮して決
定される。尚、上記励磁コイル5bは、制御母線9と制
御回路12内の出力回路21との間に接続されており、
論理演算回路13により上記出力回路21を通じて通断
電制御される。
また、制御回路12において、電動機2の状態を表示す
るために設けられた表示装置22は、具体的には図示し
ないが、電動機2の運転及び停止状態表示ランプ、過負
荷表示ランプ、電磁接触器5の残り寿命表示ランプ、そ
の残り寿命をデジタル表示する表示器などを含んで構成
されており、特に上記残り寿命表示ランプは、その点灯
状態で電磁接触器5の残り寿命が一定時間Hk以下にな
ったことを示すようになっている。
るために設けられた表示装置22は、具体的には図示し
ないが、電動機2の運転及び停止状態表示ランプ、過負
荷表示ランプ、電磁接触器5の残り寿命表示ランプ、そ
の残り寿命をデジタル表示する表示器などを含んで構成
されており、特に上記残り寿命表示ランプは、その点灯
状態で電磁接触器5の残り寿命が一定時間Hk以下にな
ったことを示すようになっている。
検出手段たる計1TIJ回路23は、前記電磁接触器5
の補助接点5a及び始動用操作スイッチ19からの各オ
ン信号を受けるようになっており、それらオン信号のア
ンド条件が成立している時間を計数することによって電
磁接触器5の稼働時間Tを検出するようになっている。
の補助接点5a及び始動用操作スイッチ19からの各オ
ン信号を受けるようになっており、それらオン信号のア
ンド条件が成立している時間を計数することによって電
磁接触器5の稼働時間Tを検出するようになっている。
累算回路24は、上記稼働時間Tと補正手段たる温度補
正回路25からの補正用時間値ΔTとを累算して電磁接
触器5の通算稼働時間ΣTを得るようになっている。上
記温度補正回路25は、その補正用時間値ΔTを複数段
階に設定可能となっており、電磁接触器5の設置雰囲気
の温度が高い場合径大きな値に設定される。つまり、コ
ントロールセンタの各ユニットは、その設置段の位置に
応じて内部温度が異なるものであり、斯様な事情を考慮
して補正用時間値ΔTの設定が行われる。
正回路25からの補正用時間値ΔTとを累算して電磁接
触器5の通算稼働時間ΣTを得るようになっている。上
記温度補正回路25は、その補正用時間値ΔTを複数段
階に設定可能となっており、電磁接触器5の設置雰囲気
の温度が高い場合径大きな値に設定される。つまり、コ
ントロールセンタの各ユニットは、その設置段の位置に
応じて内部温度が異なるものであり、斯様な事情を考慮
して補正用時間値ΔTの設定が行われる。
ここで、電磁接触器5は、その励磁コイル5bの絶縁劣
化によって寿命切れとなることが多い。
化によって寿命切れとなることが多い。
このような励磁コイル5bの絶縁劣化速度に対応した電
磁接触器5の残り寿命は、駆動電流が一定の場合、その
稼働時間Tと周囲温度とに依存する。
磁接触器5の残り寿命は、駆動電流が一定の場合、その
稼働時間Tと周囲温度とに依存する。
つまり、第2図に一例を示すように、電磁接触器5の残
り寿命は、稼働時間Tが長くなる程短く、且つDh、D
s、DΩで示した周囲温度が高い場合はど短くなるもの
である。従って、累算回路24により得られる通算稼働
時間ΣT1つまり稼働時間Tに対して周囲温度に応じた
補正が加えられた時間値は、電磁接触器5の残り寿命と
密接な関係を有したものとなる。
り寿命は、稼働時間Tが長くなる程短く、且つDh、D
s、DΩで示した周囲温度が高い場合はど短くなるもの
である。従って、累算回路24により得られる通算稼働
時間ΣT1つまり稼働時間Tに対して周囲温度に応じた
補正が加えられた時間値は、電磁接触器5の残り寿命と
密接な関係を有したものとなる。
尚、前記特性設定部17で設定される電磁接触器5の寿
命時間Hmaxは、例えば第2図中の「標準温度DsJ
特性に対応したものであり、また、前記補正用時間値Δ
Tは、上記「標準温度DsJ特性を基準に決定されるも
のである。つまり、電磁接触器5の設置雰囲気の温度が
例えば第2図に示すDh (Dh>Ds)であった場合
には、補正用時間値ΔTとして正の所定値が設定され、
上記設置雰囲気の温度が例えば第2図に示すDg (D
g<Ds)であった場合には、補正用時間値ΔTとして
負の所定値が設定される。
命時間Hmaxは、例えば第2図中の「標準温度DsJ
特性に対応したものであり、また、前記補正用時間値Δ
Tは、上記「標準温度DsJ特性を基準に決定されるも
のである。つまり、電磁接触器5の設置雰囲気の温度が
例えば第2図に示すDh (Dh>Ds)であった場合
には、補正用時間値ΔTとして正の所定値が設定され、
上記設置雰囲気の温度が例えば第2図に示すDg (D
g<Ds)であった場合には、補正用時間値ΔTとして
負の所定値が設定される。
しかして、前記比較回路18は、累算回路24からの補
正通算稼働時間Tcと、前記特性設定部17により設定
された電磁接触器5の寿命時間HIlaXとを比較する
ものであり、その比較出力が論理演算回路13に与えら
れる。この場合、論理演算回路13は、上記比較結果並
びに前記残り寿命推7111用プログラムに基づいて電
磁接触器5の残り寿命を推測する。
正通算稼働時間Tcと、前記特性設定部17により設定
された電磁接触器5の寿命時間HIlaXとを比較する
ものであり、その比較出力が論理演算回路13に与えら
れる。この場合、論理演算回路13は、上記比較結果並
びに前記残り寿命推7111用プログラムに基づいて電
磁接触器5の残り寿命を推測する。
具体的な例を挙げるならば、電磁接触器5の設置雰囲気
の温度が第2図に示すDhの状態において、稼働時間T
がtlであった場合、つまり第3図に示すように、通算
稼働時間ΣTがt1+ΔTの場合には、論理演算回路1
3は、その通算稼働時間ΣTと特性設定部17により設
定された寿命時間Hiaxとの差に基づいて、残り寿命
がHlを推測する。
の温度が第2図に示すDhの状態において、稼働時間T
がtlであった場合、つまり第3図に示すように、通算
稼働時間ΣTがt1+ΔTの場合には、論理演算回路1
3は、その通算稼働時間ΣTと特性設定部17により設
定された寿命時間Hiaxとの差に基づいて、残り寿命
がHlを推測する。
そして、論理演算回路13は、上記推測結果を前記表示
装置22が有する表示器にデジタル表示させると共に、
その推測残り寿命が一定時間Hk以下であった場合には
、表示装置が22が有する残り寿命表示ランプを点灯さ
せる。
装置22が有する表示器にデジタル表示させると共に、
その推測残り寿命が一定時間Hk以下であった場合には
、表示装置が22が有する残り寿命表示ランプを点灯さ
せる。
尚、上記実施例において、比較回路18.計測回路23
.累算回路24及び温度補正回路25などの機能は、こ
れらを論理演算回路13にて得るように構成することも
できる。
.累算回路24及び温度補正回路25などの機能は、こ
れらを論理演算回路13にて得るように構成することも
できる。
[発明の効果]
本発明の負荷制御装置によれば以上の説明により明らか
なように、負荷の開閉、保護などを行うための主回路器
具並びに負荷の状態表示のための表示装置を制御するよ
うに設けられた論理演算回路を利用することによって、
コイルを利用した特定器具の残り寿命を自己判断すると
共に、その残り寿命を表示することができるものであり
、これにより保守管理のために従来のような膨大な労力
と多額の費用を要することがなくなるなど、その保守管
理の簡略化を実現できるという優れた効果を奏すること
ができる。
なように、負荷の開閉、保護などを行うための主回路器
具並びに負荷の状態表示のための表示装置を制御するよ
うに設けられた論理演算回路を利用することによって、
コイルを利用した特定器具の残り寿命を自己判断すると
共に、その残り寿命を表示することができるものであり
、これにより保守管理のために従来のような膨大な労力
と多額の費用を要することがなくなるなど、その保守管
理の簡略化を実現できるという優れた効果を奏すること
ができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は概略的
な電気回路構成図、第2図は主回路器具の稼働時間と残
り寿命との関係を示す特性図、第3図は主回路器具の実
際の稼働時間と周囲温度による補正を加えた後の稼働時
間との関係を示す特性図である。 図中、1は電源母線、2は電動機(負荷)、3は主回路
、4は配線用遮断器(主回路器具)、5は電磁接触器(
主回路器具、特定器具)、5aは補助接点、5bは励磁
コイル、6は電流変換器(主回路器具)、7は零相変流
器(主回路器具)、12は制御回路、13は論理演算回
路、17は特性設定部、18は比較回路、19は始動用
操作スイッチ(操作装置)、20は停止用操作スイッチ
(操作装置)、22は表示装置、23は計測回路(検出
手段)、24は累算回路、25は温度補正回路(補正手
段)を示す。
な電気回路構成図、第2図は主回路器具の稼働時間と残
り寿命との関係を示す特性図、第3図は主回路器具の実
際の稼働時間と周囲温度による補正を加えた後の稼働時
間との関係を示す特性図である。 図中、1は電源母線、2は電動機(負荷)、3は主回路
、4は配線用遮断器(主回路器具)、5は電磁接触器(
主回路器具、特定器具)、5aは補助接点、5bは励磁
コイル、6は電流変換器(主回路器具)、7は零相変流
器(主回路器具)、12は制御回路、13は論理演算回
路、17は特性設定部、18は比較回路、19は始動用
操作スイッチ(操作装置)、20は停止用操作スイッチ
(操作装置)、22は表示装置、23は計測回路(検出
手段)、24は累算回路、25は温度補正回路(補正手
段)を示す。
Claims (1)
- 1、負荷の開閉、保護用などの主回路器具と、前記負荷
の状態表示のための表示装置と、負荷の操作のための操
作装置とを備えたものであって、前記操作装置による入
力信号及び主回路電流の大小に応じた前記主回路器具及
び表示装置の制御を予め記憶した制御プログラムに基づ
いて行う論理演算回路が設けられた負荷制御装置におい
て、前記主回路器具のうちのコイルを利用した特定器具
の稼働時間を検出する検出手段と、この検出手段が検出
した稼働時間を周囲温度に応じて補正する補正手段とを
設けた上で、前記論理演算回路を、前記補正後の稼働時
間と予め設定された前記特定器具の寿命特性との比較結
果に基づいて特定器具の残り寿命を推測すると共にその
推測結果を前記表示装置に表示させる構成としたことを
特徴とする負荷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269361A JPH03130673A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 負荷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1269361A JPH03130673A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 負荷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130673A true JPH03130673A (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=17471314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1269361A Pending JPH03130673A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 負荷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03130673A (ja) |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1269361A patent/JPH03130673A/ja active Pending
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