JPH03130643A - ブレイクダウン音響粒子計数装置 - Google Patents

ブレイクダウン音響粒子計数装置

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JPH03130643A
JPH03130643A JP26864489A JP26864489A JPH03130643A JP H03130643 A JPH03130643 A JP H03130643A JP 26864489 A JP26864489 A JP 26864489A JP 26864489 A JP26864489 A JP 26864489A JP H03130643 A JPH03130643 A JP H03130643A
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JP
Japan
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breakdown
detector
laser
particle counting
laser beam
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JP26864489A
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English (en)
Inventor
Tadataka Koga
古賀 正太佳
Takeshi Nishitarumi
剛 西垂水
Takehiko Kitamori
武彦 北森
Tetsuya Matsui
哲也 松井
Kenji Yokose
横瀬 賢次
Masaharu Sakagami
坂上 正治
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本特許は、気体または液体中の微粒子を計数する手段に
係り、特に半導体、薬品、生化学等の分野で用いる超純
水等の、微粒子を極力排除した空気、各種ガス、純水、
各種薬液中に残存する微粒子を正確に計数する技術に関
する。
〔従来の技術〕
従来、ブレイクダウン音響粒子計数法については、ジャ
パニーズ・ジャーナル・オブ・アプライド0フイジツク
ス、 (Japanese Journal ofAp
plied Physics) 27巻(1988)p
p、L 983−L985において論じられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、基本原理について述べており安定して
長時間にわたり運転することについては配慮がされてお
らず、試料中の微粒子を長時間高精度に測定する上で信
頼性の問題があった。特に、半導体工場の超純水を試料
として粒子計数する場合等は、連続無人運転となるため
、このような問題は情実であり、長時間安定なブレイク
ダウンの音響による粒子計数をする必要がある。
〔課題を解決するための手段〕
発明者等はブレイクダウン音響を利用した粒子計数法の
精度を究明したところ、長期間にわたり高精度に計数す
る上で、レーザ光の入射エネルギーを一定に保つことが
最も良いことを知り、レーザ光の入射エネルギーを検出
し、入射エネルギーに影響を与える制御要素を制御する
ことにより、レーザ光の入射エネルギーを一定に保つよ
う構成した。
〔作用〕
ダウン音響粒子計数法では、第2図に示すように入射ビ
ームをレンズで集光し、ブレイクダウンの閾値を超える
領域すなわちビームウェストを形成し、この領域に存在
する粒子を、圧電素子を用いて粒子がブレイクダウンし
て生じた音響波を計数する。このような本方法による計
数値Ceは、発明者らの研究により、次式で与えられる
ことをつきとめ、計数値Ceの精度に最も大きい影響を
与えるのは、粒子に入射するビームのエネルギーである
と推論した。
Ce=NVopfpt ・・・(1) ただし、 n  r。
ここで N:試料中の粒子の数密度[個/m3]Vop
:ビームウエストの体積[m”コfP :パルス点灯す
る入射ビームの周波数[Hzコ t:計測時間[sac] rs:ビームウェスト中心部の半径[m]Q:ビームウ
ェストの長さ[m] n:試料媒質の屈折率[コ λ:入射ビームの波長[mコ J:入射ビームのエネルギー[J/パ ルス] τ:入射ビームのパルス幅[sec] より:粒子のブレイクダウン閾値[W/m 2 ] F:レンズの焦点距離[mコ ro:入射ビームの半径[mコ すなわち、光のエネルギーJが変動すると、計数値Cs
が変わり、(1)式より得られる粒子の数粒子密度が得
られないのではないかと推論した。
そこで本願発明者は入射ビームのエネルギーJを検出し
、該エネルギーを一定値に制御することにより、正確な
粒子密度を得たところ、高精度に計数値Ceを求めるこ
とが出来た。
〔実施例〕
パルスレーザ光を凸レンズを用いて集光し、光出力密度
を101’W/at!以上にして物質に照射すると、物
質はレーザ光の熱的、光学的および電磁気的作用により
、−瞬にしてプラズマ化する。この現象はブレイクダウ
ンと呼ばれている。光出力密度がl0IOW/aiで固
体のブレイクダウンが生じ、1011W/aJi?液体
、1012W/di’気体のブレイクダウンが生じる。
従って光出力密度を適切に保つよう制御することにより
、液体中の粒子(粒子すなわち固体)あるいは気体中の
粒子に対し、媒体はブレイクダウンさせずに、粒子のみ
をブレイクダウンさせることが可能である。
ブレイクダウンが生じた時には、パルス状の大きな音響
波が発生するため、この音響波を計数することにより、
粒子を計数することができる。ブレイクダウンが生じ得
る領域は、光ビームの内で、光出力密度が閾値を越えた
ところであり、ビームウェストと呼ばれている。ビーム
ウェストの体積は入射ビームのエネルギーに依存するた
め、入射エネルギーを一定に制御することにより、正確
な粒子の数密度を得ることが可能となる。
このような考え方に立脚した、本発明の一実施例を以下
に図を用いて説明する。
第1図に、本発明の基本構成を、第2図に第1図の部分
拡大図を示す。十分な光エネルギーを得るために、レー
ザ1の光源としては、パルス点灯YAGレーザが適して
いる。レーザ1から出たレーザビーム2は、レンズ3に
より集光され、第2図の斜線で示す部分であるビームウ
ェスト14を形成する。ビームウェスト14内に被測定
試料中の検出すべき粒子12が存在した時には、ブレイ
クダウンが生じプラズマ化され、音響波13が発生し、
圧電素子5により電気信号に変換され、信号処理部11
に入力される。液体あるいは気体の試料は、セル入口6
よりセル4に導かれ、セル出ロアより排出される。レー
ザ1はパルス点灯されることが多く、試料は計数のため
行う毎回のパルス点灯毎に、ビームウェストには新しい
試料が導入されるような流速であることが必要である。
レーザ光のエネルギーを一定に保つために、制御用のイ
ンターフェース8およびコンピュータ10側のインター
フェース29を介して、コンピュータ10に接続されて
いる。コンピュータ10は、信号処理部!!11から音
響信号を受取り信号処理も行なっている。セル4を通過
したレーザ光はストッパ12′で止められる。
第3図に、レーザ1の詳細をインターフェース8との関
連において示す。レーザ1の光源部は、レーザ発振部1
5.パルス発振するためのボツケルズセル18.リアミ
ラー19および出口ミラー20より成る。レーザ発振部
15には、ボンピング用にフラッシュランプ16が設置
されており、フラッシュランプ電源17により制御され
ている。
出口ミラー20を通過したレーザ光36は、YAGレー
ザ特有の11064nの波長を有する。11064nの
光は媒質により吸収される度合が強いため、非線型光学
素子である第2高調波発生素子(Second Har
+monics Generator、以下5I(Gと
略称する)21により532nmの光が成牛され、通過
ビーム37は両者の成分を含む。5HG21は、パルス
モータ22およびパルスモータコントローラ23により
、レーザビーム36と成す角度が制御可能になっている
。通過ビーム37の内で、532nmの成分は該角度に
よりエネルギーを制御可能である。2つのダイクロイッ
クミラー24と26は、通過ビーム37より、1106
4n光38と532nm光39を分離する役目を持つ。
11064n光38はストッパ25で止められる。
532nm光39は、さらに光エネルギーを制御する手
段として動作するプランテーラ−プリズムやグランレー
ザプリズム等の偏光プリズム27に入射させる。偏光プ
リズム27は、光学軸の異なる結晶を合わせたものであ
り、単独の直線偏光成分のみを通過させる。偏光プリズ
ム27を光軸のまわりに回転させることにより、直線偏
光の向きが変わり、結果的に通過ビーム40のエネルギ
ーが増減する。偏光プリズム27はパルスモータ28お
よびパルスモータコントローラ29により制御される。
レーザ光40のエネルギーは、ハーフミラ−30で一部
のビームをパワーメータ31に入射させ測定することが
できる。ハーフミラ−30を通過したビーム41は、コ
ントローラ33で制御された透過率可変フィルタ32に
入射させ、通過光42のエネルギーを増減させることが
可能である。あるいは、コントローラ35に制御された
可変絞り34により、通過光43のエネルギーを増減さ
せることも可能である。
以上述べたごとく、光エネルギー制御手段は、フラッシ
ュランプ電源17.SHG用のパルスモータコントロー
ラ23.偏光プリズム27用のパルスモータコントロー
ラ29.透過率可変フィルタ32用コントローラ33お
よび可変絞り34用コントローラ35の5通りであり、
制御用インターフェース8を介して、コンピュータ1o
と通信できるようになっている。
パワーメータ31の出力も、インターフェース8および
9を介して、コンピュータ10に取込まれる。コンピュ
ータ10は、第4図に示すフローチャートに基づき、上
述した光エネルギーの制御手段の任意の一つあるいは複
数個を制御し、パワーメータ31の出力を一定にするこ
とにより、レーザビーム2のエネルギーを一定に保つ。
第3図には考えられる光エネルギー制御手段を5通り示
しているが、すべてが同時に必要ではなく、適切に使い
分けることが可能である。就中、SHGの出力を最高に
保つようフラッシュランプ電源17を制御し、偏光プリ
ズム27でそのエネルギーを制御し一定に保つ方式は最
も効果的であり望ましい。
第4図は上述の制御手段を制御するフローチャートを示
し、コンピュータ1oに内蔵されるソフトウェアによっ
て実現される。先ず、パワーメータ31にてレーザ光の
エネルギーを読取る場合、フラッシュランプ16の点灯
を開始しく5tep44)、1番めのパルス光のエネル
ギーPnを読取る(step45)が、第5図に示すよ
うに、ランプの発光出力の各パルス毎のランダムなばら
つきを除去するために、PI〜Pn−tも含めて平滑化
して1番めのエネルギーとしてQnを求める(step
46)。
すなわち、Qn=g(Px〜Pn)の計算を行う。ただ
しgは平滑化関数であり、移動平均、指数可均あるいは
サビツキーゴーレーの平滑化関数等を用いると良い。設
定エネルギーをPcとした場合、差エネルギーΔPn4
7=Qn−PCを求める(step47)。差エネルギ
ーΔPnより、制御手段に応じた駆動量ΔR0を求める
(step48)。駆動量ΔR,は5HG21の角度制
御する場合、または偏光プリズムの角度制御する場合は
、パルスモータの駆動パルス数となり、パルスモータを
駆動する(step49)。透過率可変フィルタ32あ
るいは、可変絞り34を制御する場合も、それらのコン
トローラとしてパルスモータ駆動で制御することが可能
であり、同様に駆動する。フラッシュランプ16の印加
電圧を制御する場合には、ΔR048は差電圧となり、
パルスモータ駆動の代わりに電源17の出力を制御する
。点灯回数nが設定回数N50だけ点灯したことを判断
したら(step50)、 @定が終了(step51
)する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第5図(a)に示すようにレーザ光源
1からの光出力2に変動があった場合に、第5図(b)
に示すようにその変動を押えることによってJの値が一
定になるため、計数した最終結果である粒子の数密度N
を正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体のブロック図を、第2
図は第1図に示すビームウェスト14の部分の拡大図を
、第3図は第1図に示すレーザ光源1の内部の詳細を示
す。第4図は第1図におけるコンピュータ10のフロー
チャートを、第5図は本発明の効果として、光エネルギ
ーの安定化を説明するための図である。 1・・・光源、5・・・圧電素子、8・・・インターフ
ェース、12・・・粒子、14・・・ビームウェスト、
16・・・フラッシュランプ、21・・・非線型光学素
子、27・・・偏光プリズム、30・・・ハーフミラ−
32・・・透明率可変フィルタ、34・・・可変絞り。 第 3 図 16・フラノ/ニラフグ 21 ・非線型光学素子 27 偏光プリズム 30 ・ ハーフミラ− 32・透過率可変フィルタ 34−可変絞り 10・・・・コンピュータ 8.9・ イ/ター7エ 14・・・レーザビームウェスト 12・・試料の粒子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料に照射するレーザ光の出力密度を前記試料の媒
    質のブレイクダウン閾値より低く、且つ前記試料の被測
    定粒子状物質のブレイクダウン閾値より高いレーザ光を
    発生するレーザ装置と、前記試料を導入し前記レーザ装
    置からのレーザ光を通過させて発生するブレイクダウン
    音響信号を検知する素子を備えたセルと、前記素子から
    のブレイクダウン音響信号を信号処理して前記試料中の
    被測定粒子状物質を計数する信号処理部とを有するブレ
    イクダウン音響粒子計数装置において、前記レーザ装置
    は光源部からのレーザ光の出力密度を検出する検出器と
    、該検出器からの出力により前記レーザ光の出力密度を
    一定に保つよう制御する制御装置とを備えることを特徴
    とするブレイクダウン音響粒子計数装置。 2、前記レーザ光源部はフラッシュランプを励起しパル
    ス状のレーザを発生するものである請求項第1項記載の
    ブレイクダウン音響粒子計数装置。 3、前記検出器はパルス状のレーザ光のエネルギーを平
    滑したものを検出するものである請求項第2項記載のブ
    レイクダウン音響粒子計数装置。 4、前記制御装置は前記フラッシュランプの電源の出力
    電圧を前記検出器の平滑出力により制御するものである
    請求項第3項記載のブレイクダウン音響粒子計数装置。 5、前記制御装置は前記フラッシュランプの電源の出力
    電圧を前記検出器の出力により制御するものである請求
    項第1項記載のブレイクダウン音響粒子計数装置。 6、前記制御装置は前記レーザ光が通過する第2高調波
    発生素子の角度を前記検出器により制御するものである
    請求項第1項記載のブレイクダウン音響粒子計数装置。 7、前記制御装置は前記レーザ光が通過する偏向プリズ
    ムの角度を前記検出器により制御するものである請求項
    第1項記載のブレイクダウン音響粒子計数装置。 8、前記制御装置は前記レーザ光が通過する透過率可変
    フィルターの透過率を前記検出器により制御するもので
    ある請求項第1項記載のブレイクダウン音響粒子計数装
    置。 9、前記制御装置は前記レーザ光が通過する可変絞りの
    絞り量を前記検出器により制御するものである請求項第
    1項記載のブレイクダウン音響粒子計数装置。 10、前記制御装置は前記フラッシュランプの電源の出
    力電圧を制御するものと前記レーザ光が通過する偏向プ
    リズムの角度を制御するものからなり、前記電源の出力
    電圧を最大値に制御した上で前記検出器により前記偏向
    プリズムの角度を制御するものである請求項第1項記載
    のブレイクダウン音響粒子計数装置。
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