JPH03130623A

JPH03130623A - オイルレベルゲージ

Info

Publication number: JPH03130623A
Application number: JP26875089A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Ozaki; 和行尾崎
Original assignee: Nok Corp
Current assignee: Nok Corp
Priority date: 1989-10-16
Filing date: 1989-10-16
Publication date: 1991-06-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はオイルレベルゲージに間し、特に、潤滑油の油
量を光学式によって検知するに好適なオイルレベルゲー
ジに関する。

（従来の技術）回転部、摺動部等を有する製品には一般に潤滑油が用い
られている。

この潤滑油量の調節は製品の寿命、安全性、静音性を左
右することから重要である。

このため、従来では、この油量をオイルタンクに付され
たオイルレベルゲージを目視し、油量が不足していると
きにはオイルタンク内にオイルを補充することが行われ
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、タンクに付されたオイルレベルゲージを
目視して油量を検出する方法では油量の検出を自動化す
ることは困難である。

本発明の目的は、油量を自動的に検出することができる
オイルレベルゲージを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために本発明は、近赤外線を射出す
る発光素子と、近赤外線に感応して電気信号を出力する
複数の受光素子と、オイル中に挿入されてオイルの深さ
方向に沿ってほぼ等間隔に配置され、発光素子からの近
赤外線を各受光素子に導く複数の光伝送路とともに、オ
イル導入路を形成するオイル検知器と、各受光素子の受
光量が設定レベルを越えたときに受光素子に対応づけて
油量の低下を表示する表示器とを具えた構成を存してい
る。

Ｃ作用〕本発明は前記の手段を採用したことにより、オイル検知
器をオイル中に挿入し、オイルの有無によって光伝送路
が形成されるかまたは遮断されるかを検出し、この検出
結果を各光伝送路毎に表示するようにしたため、油量の
検出を自動的に行うことが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、オイルレベルゲージ本体
１０はほぼ長方体形状に形成されており、長手方向中程
に止金具１１が固着されている。

そして、オイルレベルゲージ本体１０の上部内には各種
電子部品が搭載された回路基板１２、発光ダイオード１
３、およびフォトダイオードアレイ１４が収納されてい
る。

前記回路基板１２はコード１５を介してターミナル１６
に接続されているとともに、発光ダイオード１３、およ
びフォトダイオードアレイ１４に接続されている。

前記フォトダイオードアレイ１４は１０個のフォトダイ
オードで構成されており、各フォトダイオードは水平方
向に沿って等間隔に配列されている。

また、前記オイルレベルゲージ本体１０の上部側から下
部側に渡って、オイル検知器１７が形成されている。

このオイル検知器１７は、直方体形状のオイル導入路１
８が１０個オイルの深さ方向に沿って等間隔に配置され
たように階段状に形成されている。

各オイル導入路１８は光伝送路を構成するために、フォ
トダイオードに対応した位置に形成されている。

そして、各オイル導入路１８の上部側および下部側の中
心部にはプラスチックファイバ１９が接続されている。

このプラスチックファイバ１９は発光ダイオード１３か
らの光を各オイル導入路１８に導くとともに、各オイル
導入路１８からの光をフォトダイオードアレイ１４に導
くように配設されている。

前記フォトダイオードアレイ１４は、第３図に示される
ように、１０個のフォトダイオードＰＤ１〜ＰＤ１０か
ら構成されており、回路基板１２に実装されたトランジ
スタＴＲＩ〜ＴＲｌ０のベースコレクタ間に接続されて
いるとともに、抵抗Ｒ１〜ＲＩＯを介して電源Ｖ　ｃｃ
に接続されている。

さらに各フォトダイオードＰＤ１〜ＰＤ１０のカソード
側はインバータＴＴＬＩ〜ＴＴＬＩＯを介して表示ラン
プＬ１〜ＬＩＯに接続されている。

発光ダイオード１３は抵抗Ｒｏと直列接続されて電源回
路中に挿入されている。

以上の構成において、前記オイルレベルゲージ本体１０
をオイル中に挿入して電源を投入すると、発光ダイオー
ド１３からの近赤外線がプラスチックファイバ１９を介
してオイル検知器１７に導かれる。

このときオイル導入路１８内がオイルで満たされている
ときには各オイル導入路Ｉ８に照射された光はオイルに
よって遮断される。

この場合には各フォトダイオードＰＤＩ〜ＰＤＩＯには
電流が流れず、各インバータＴＴＬＩ〜ＴＴＬＩＯの出
力がローレベルに維持されるので、各表示ランプＬ１〜
ＬＩＯは消灯状態にある。

一方、油量が低下し、オイル導入ＩＷ１８のうち上部側
３つのオイル導入路１８内にオイルが存在しなくなると
、第４図に示されるように、フォトダイオードＰＤ１〜
ＰＤ１０のうちＰＤ８．９．１０が発光ダイオード１３
からの光に感応し、これらのダイオードに電流が流れる
。

そして、トランジスタＴＲ８，９，１０がオンになると
、インバータＴＴＬ８．９．１０の出力がハイレベルと
なり、表示ランプＬ８．９．１０の点灯によって油量の
低下を自動的に検出することができる。

各表示ランプはオイル導入路１８に対応づけて設けられ
ているため、油量をデジタル式に表示することができる
。

なお、発光ダイオード１３をオイル導入路１日の下部側
にそれぞれ設けるとともにオイル導入路１８の上部側に
直接フォトダイオードを配置すれば、プラスチックファ
イバ１９を省略することも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、油量の検出を自
動的に検出でき自動化に要することができる。

また、油量を光の透過の有無によって検出するようにし
たため、非接触によって油量を検出することができ、油
量の検出によって爆発や腐食が生じるのを防止すること
ができる。

さらに油量がデジタル表示されるため、光伝送路の汚れ
やオイルの種類による誤動作の発生を抑制できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
第１図の側面図、第３図はオイルレベルゲージの電気回
路図、第４図はフォトダイオードの検出レベルを示す特
性図、第５図は表示ランプの表示例を示す特性図である
。１０・・・・・・オイルレベルゲージ本体１２・・・・
・・回路基板１３・・・・・・発光ダイオード１４・・・・・・フォトダイオードアレイ１７・・・・
・・オイル検知器１８・・・・・・オイル導入路１９・・・・・・プラスチックファイバＰＤＩ〜ＰＤ１
’０・・・・・・フォトダイオードＴＴＬＩ〜ＴＴＬＩ
Ｏ用・・・インバータＬ１〜ＬＩＯ・・・・・・表示ラ
ンプ第１図第２図〆１７オイルオ吏力１番１３図第４図１１５図ピク乞ルイ立置

Claims

【特許請求の範囲】

（１）近赤外線を出射する発光素子（１３）と、近赤外
線に感応して電気信号を出力する複数の受光素子（ＰＤ
１〜ＰＤ１０）と、オイル中に挿入されてオイルの深さ
方向に沿ってほぼ等間隔に配置され、発光素子（１３）
からの近赤外線を各受光素子（ＰＤ１〜ＰＤ１０）に導
く複数の光伝送路（１９）とともに、オイル導入路（１
８）を形成するオイル検知器（１７）と、各受光素子（
ＰＤ１〜ＰＤ１０）の受光量が設定レベルを越えたとき
に受光素子（ＰＤ１〜ＰＤ１０）に対応づけて油量の低
下を表示する表示器（Ｌ１〜Ｌ１０）とを具えたことを
特徴とするオイルレベルゲージ。