JPH0313037A - 信号検出装置 - Google Patents

信号検出装置

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JPH0313037A
JPH0313037A JP1146581A JP14658189A JPH0313037A JP H0313037 A JPH0313037 A JP H0313037A JP 1146581 A JP1146581 A JP 1146581A JP 14658189 A JP14658189 A JP 14658189A JP H0313037 A JPH0313037 A JP H0313037A
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path
signal
power
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JP1146581A
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Futoshi Takahashi
太 高橋
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は信号検出装置に係り、特にCCI TT勧告V
、27ter/bisセグメント3/1(180°位相
反転の連続)及びV、29/V33セグメント2/l 
(AB信号交互)の各トレーニング信号を検出する信号
検出装置に関するものである。
[従来の技術] CCITT勧告V、27ter型モデムにおいては、送
・受信モデムは通信回線を介して接続された後、送信側
モデムは受信側モデムの各信号処理部を初期設定するた
めに、予め定められたトレーニング信号シーケンス(タ
ーンオンシーケンス)を送出する。例えば、V、27t
erモデム、■、29モデムでは、トレーニング信号シ
ーケンスは、第7図と第8図に示すような構成に定めら
れている。
受信側モデムでは、このトレーニング信号シーケンスを
受信すると、受信部の主要構成ブロックであるタイミン
グ抽出部・自動等化器等の初期設定を行う。第7図と第
8図に示された、■、27terセグメント4、■、2
9セグメント3は、受信側モデムに備えられた自動等化
器が通信回線の逆特性を実現しつるように、その初期設
定段階でのタップ係数の調整を行うセグメントである。
この等化器調整用セグメントよりも時間的に速く受信さ
れるV、27terセグメント3、■、29セグメント
2の開始時点から受信側モデムの初期設定動作が行われ
る。
第2図(A)はV、27ter8相位相変調4800b
ps (1600ボー)での、セグメント3内の復調ベ
ースバンド信号の構成を表わしたもので、このベースバ
ンド信号構成図において黒丸・で示した、互いに180
°位相が反転している信号が連続して受信される。第2
図(B)はこのセグメントでの、パスバンド受信信号の
周波数成分を表わしている。同図に示したように、この
時のパスバンド受信信号は、V、27terのキャリア
周波数(1800Hz)士ナイキスト周波数((160
0/2)Hz)である1000Hz、2600Hzに輝
線スペクトラムを有する。
また、第3図(A)はV、29(7)16値直交振幅変
調9600bps (2400ボー)でのセグメント2
内の復調ベースバンド信号構成を表わした図であり、伝
送速度が9600bpsの場合は、同図中0で示したA
点とB点の交互パターンが受信される。第3図(B)は
この時のパスバンド受信信号の周波数成分を示しており
、■、29のキャリア周波数1700Hz成分、及び1
700Hz±(2400Hz / 2 )より得られる
500 Hz成分、2900Hz成分が輝線スペクトラ
ムとして含まれていることがわかる。
さて従来のモデム用トレーニング信号検出装置の構成を
第4図、第5図を参照して説明する。
第4図は従来のV、27ter 4800bps トレ
ーニングシーケンスにおけるセグメント3信号検出装置
である。アナログ入力端子40に到来したアナログ受信
信号はA/D変換器41で9600Hzのサンプリング
周波数でサンプリングされ、離散値信号にデジタル変換
される。この離散値信号は乗算器44で自乗される第1
のパス、及びIKHz、2.6KHzに各々中心周波数
を持つ帯域通過型フィルタ42.43に入力される第2
のパスに分岐される。
第2のパスにおいて、帯域通過フィルタ42゜43の出
力はそれぞれ乗算器45 +’ 46で自乗された後、
加算器47で加算される。このようにして、第1のパス
における乗算器44の出力は、各受信信号のパスバンド
における全周波数成分のパワーであり、第2のパスにお
ける加算器47の出力は、受信信号が検出目標であるセ
グメント内にある時に有している特定周波数成分のパワ
ーとなっている。これにより、両パスの出力は受信信号
がトレーニングシーケンス中、検出目標であるセグメン
ト(この従来例の場合、V、27terセグメント3)
内にある時に一致し、それ以外の時点では不一致となる
ので、両パスの出力の差をとって、その値がゼロに一致
する時点を検出目標セグメントの開始時点であると判定
すればよい。
この従来例においては、乗算器44の出力に定数α(<
1.0)を乗じた信号Xを第1のパスの出力とし、第2
のパスの出力信号Yとの差Y−Xを加算器48で求め、
この値を加算積分器49で数サンプル分加算積分し、そ
の信号2を判定器50に入力する。ここで、加算積分器
49で加算積分を行うのは、雑音による誤検出を防止す
るためである。判定器50はz>oの時は、セグメント
検出を示し、zく○の時はセグメント非検出であること
を示す判定信号51を出力している。このようにして受
信側モデムにおける調整動作の開始時点を決定していた
[発明が解決しようとしている課題3 以上説明したように上記従来例では、受信信号の(第2
パス)−(第1パス)、即ち((特定周波数成分のパワ
ー)−(全周波数成分のパワー))の値の極性を基にし
てセグメントの検出を行うので、パワーが全周波数域に
わたって−様なレベルにある加法的白色雑音が、受信信
号に重畳されている場合でも安定して目標セグメントの
検出が行える。しかしながら上記従来例においては、特
定の周波数成分のパワーを算出する際、帯域通過型のデ
ジタルフィルタを使用するので次のような問題が生じる
。即ち、受信信号にインパルス性雑音が付加された場合
、使用する帯域通過側デジタルフィルタのインパルス・
レスポンスの尾の部分が大きく振動している期間におい
てセグメントの誤検出が生じる。
この状況を第5図を用いて説明する。
第5図(A)は上記従来例による通常のセグメント検出
動作を説明した図である。ここで受信信号はV、27t
er 4800bpsロングトレーニングシーケンスで
、話者エコーに対する保護有りの場合せ示している。第
5図(A)でセグメント1(無変調キャリア)において
は、第4図中の信号Xが信号Yより大きく、セグメント
2(伝送エネルギーなし)で、X、YともにO、セグメ
ント3(180°位相反転の連続)でY>xとなるため
、ここでz=y−x>oとなり、セグメント3の検出判
定がなされる。なお、ここでセグメント3でY>xとな
るのは、全周波数成分のパワーに乗数α(<1.0)を
乗じて信号Xを得ていることによる。
第5図(A)の場合、はぼ完全な正しいセグメント検出
判定が可能だが、第5図(B)のように受信信号にイン
パルス性雑音が付加している場合には、前述した問題が
生じる。第5図(B)のように、セグメントlの時点で
インパルス性雑音が到来すると、第4図に示す第1のパ
ス内にはフィルタ演算が入っていないため、第1のパス
の出力である信号Xのパワーレベルもインパルス的に変
動する。しかし、第2のパスにおいては帯域通過フィル
タ42.43をデジタルフィルタで構成しているため、
到来したインパルス性雑音に対し、フィルタのインパル
スレスポンスが長く尾を引く。これにより、第2のパス
の出力である信号Yもパワーレベルの大きい期間が長く
持続する。
この期間、Z=Y−Xの計算値Zはz〉0となり、判定
器50により誤ったセグメント3の検出信号が出力され
る。この状況は第2のパスで使用する帯域通過フィルタ
42.43をIIR型・FIR型のいずれで構成しても
同じように生じる。
また、この誤検出を避けるために、第4図中の加算積分
器49における加算サンプル数を増やすことも考えられ
るが、検出遅延を増大させる結果となり好ましくない。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、インパル
ス性雑音入力に起因するセグメントの誤検出を防止でき
るようにした信号検出装置を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の信号検出装置は以下
の様な構成からなる。即ち、 送信側モデムにより送出されるトレーニング信号シーケ
ンスの所定の周波数成分からなるセグメントを検出する
信号検出装置であって、受信信号の全周波数成分のパワ
ーを求める第1パスと、前記受信信号を前記所定の周波
数に中心周波数を有する帯域通過フィルタでフィルタリ
ングした後の出力のパワーを求める第2のパスと、前記
第1と第2のパスの出力値の差をとる減算手段と、前記
第1のパス内に設けられ、前記帯域通過フィルタのイン
パルス応答の持続時間にほぼ等しい時定数を有するフィ
ルタ手段と、前記減算手段よりの出力値をもとに受信中
のセグメントを検出する検出手段とを有する。
[作用コ 以上の構成において、受信信号の全周波数成分のパワー
を求める第1パスと、受信信号を所定の周波数に中心周
波数を有する帯域通過フィルタでフィルタリングした後
の出力のパワーを求める第2のパスとを有し、第2のパ
スの帯域通過フィルタのインパルス応答の持続時間にほ
ぼ等しい時定数を有するフィルタ手段を、第1のパス内
に設ける。そして、それら第1と第2のパスの出力値の
差をとり、その出力値をもとに受信中のセグメントを検
出するように動作する。
[実施例コ 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[セグメント検出装置の説明 (第1図)]第1図は実
施例のセグメント検出装置の概略構成を示すブロック図
で、点線18で囲んだ部分を除いて、第4図の従来例と
同様の構成で、従来と共通する部分は同一記号で示して
いる。
点線部18は1次のデジタルLPFを表わしており、β
、γはそれぞれ乗算器15.16で乗算される係数パラ
メータである。14は加算器で、乗算器15の出力に乗
算器16の出力を加算し、その結果なXとして出力して
いる。17は1サンプル期間遅延させるための遅延素子
を示している。このデジタルLPFの係数β、γは、遅
延時間で(sec)によって決定され、A/D変換器4
1のサンプリング周期を1 /9600 (see) 
 とすると、各々次のように表わせる。
帯域フィルタ42.43は、例えば受信トレーニングシ
ーケンスがV 、 27 ter 4800 b p 
sのものであれば、中心周波数をそれぞれlKH2,2
,6KHzに設定すればよく、またV、 29 960
0bpsトレーニングシーケンスのセグメント2 (A
B交互パターン)を検出したい時には500Hz、29
00Hzに各々設定する。
■、29型モデムの場合、AB交互パターンセグメント
内の受信信号にはキャリア周波数成分のパワーも含まれ
ているが、キャリア・シングルトーンによる誤検出を避
けるため、第2のパスにおいて特定周波数成分のパワー
を算出する際、このキャリア周波数成分を除外している
また、前述したLPF 18の遅延時間では、この第2
のパスで用いる帯域通過型フィルタ42゜43のインパ
ルスレスポンスが無視しつるほど小さく減衰するまでの
持続時間にほぼ等しい値にすればよい。
受信信号がA/D変換器41で離散的信号に変換された
後、第1のパスで全周波数成分のパワーが算出され、第
2のパスで帯域フィルタ42.43を通過した特定周波
数成分のパワーが算出される。そして、両パスの出力信
号X、Yが加算器48によりその差(Y−X)が算出さ
れた後、加算積分器49により加算積分される基本構成
は従来例と全く同一である。
異なる点は、第1のパスで算出された全周波数成分のパ
ワーが乗算器52により乗数αを乗じられた後、LPF
18を通過する構成となっていることである。
次に本実施例の作用について、具体例に基づいて説明す
る。
第6図は本実施例の信号検出装置によるV、 27te
r 4800bps l’レーニングシーケンスを受信
した際のセグメント検出動作の説明するための図である
図において、例えば、セグメント1(無変調キャリア)
の61で示された時点にインパルス性雑音が入力されて
も、第1のパスに設けられたLPF18により、遅延し
た値と加算されるため、第5図(B)に示すように、X
の値が急激に低下せず(x>y)の状態が保持される。
これにより、インパルス性雑音に対する第1のパス出力
X、第2のパス出力Yのレベル変動の時間的推移がほぼ
同様なものとなり、従来例に見られたような(Y〉Xと
なることによる)誤検出動作を起こさないことがわかる
なお、この実施例では、第2のパスで用いる帯域通過フ
ィルタのインパルスレスポンスの持続時間と同様のレス
ポンス時間を付加するために、第1のパスに1次のデジ
タルLPF 18を追加したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、例えば第2のパスの帯域通過フィルタ
と同じ構成の全通過型デジタルフィルタ等を、第1のパ
スに使用してもよい。
以上説明したように本実施例によれば、V、 2T t
er型モデム180°位相反転の連続パターンセグメン
ト及びv、29型モデムAB交互パターンセグメントを
検出するにあたって、従来例に見られたような、インパ
ルス性雑音による誤検出を防止することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、全周波数成分のパ
ワーを求める第1のパスに、第2のパスで用いる帯域通
過フィルタのインパルスレスポンスが大きく振動してい
る持続時間とほぼ同等の時定数を持つフィルタを付加す
ることにより、インパルス性雑音入力に起因するセグメ
ントの誤検出を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の信号検出装置の概略構成を示すブロ
ック図、 第2図(A)  (B)はV、27ter 4800b
psセグメント3の信号構成及びその周波数スペクトラ
ム成分を示す図、 第3図(A)(B)はV、299600bpsセグメン
ト2の信号構成及びその周波数スペクトラム成分を示す
図、 第4図は従来のモデム用トレーニング信号検出装置の概
略構成を示すブロック図、 第5図(A)(B)は従来例における誤検出の発生を説
明するための図、 第6図は本実施例のモデム用トレーニング信号検出装置
による検出動作を説明するための図、第7図はV、27
トレ一ニング信号シーケンスを示す図、そして 第8図は■、29のトレーニング信号シーケンスを示す
図である。 図中、14,47.48・・・加算器、15.16・・
・乗算器、17・・・遅延素子、18・・・デジタルL
PF、40・・・アナログ入力端子、41・−A / 
D変換器、42.43・・・帯域通過型フィルタ、44
〜46・・・乗算器、49・・・加算積分器、50・・
・判定器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送信側モデムにより送出されるトレーニング信号シーケ
    ンスの所定の周波数成分からなるセグメントを検出する
    信号検出装置であつて、 受信信号の全周波数成分のパワーを求める第1パスと、 前記受信信号を前記所定の周波数に中心周波数を有する
    帯域通過フィルタでフィルタリングした後の出力のパワ
    ーを求める第2のパスと、 前記第1と第2のパスの出力値の差をとる減算手段と、 前記第1のパス内に設けられ、前記帯域通過フィルタの
    インパルス応答の持続時間にほぼ等しい時定数を有する
    フィルタ手段と、 前記減算手段よりの出力値をもとに受信中のセグメント
    を検出する検出手段と、 を有することを特徴とする信号検出装置。
JP1146581A 1989-06-12 1989-06-12 信号検出装置 Pending JPH0313037A (ja)

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JP1146581A JPH0313037A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 信号検出装置

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JP1146581A Pending JPH0313037A (ja) 1989-06-12 1989-06-12 信号検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696702A1 (en) * 1994-08-09 1996-02-14 Heiwa Seiki Kogyo Co., Ltd. Counterbalancing unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696702A1 (en) * 1994-08-09 1996-02-14 Heiwa Seiki Kogyo Co., Ltd. Counterbalancing unit
US5553821A (en) * 1994-08-09 1996-09-10 Heiwa Seiki Kogyo Co., Ltd. Counterbalancing unit

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