JPH03128620A - 変圧器保護方式 - Google Patents

変圧器保護方式

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JPH03128620A
JPH03128620A JP26476789A JP26476789A JPH03128620A JP H03128620 A JPH03128620 A JP H03128620A JP 26476789 A JP26476789 A JP 26476789A JP 26476789 A JP26476789 A JP 26476789A JP H03128620 A JPH03128620 A JP H03128620A
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JP
Japan
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output
harmonic
current
component
terminal voltage
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Pending
Application number
JP26476789A
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English (en)
Inventor
Mamoru Suzuki
守 鈴木
Takafumi Maeda
隆文 前田
Mitsuru Yamaura
山浦 充
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は変圧器保護方式に関する。
(従来の技術) 変圧器保護用差動継電器の従来からの技術的課題は、事
故電流と励磁突入電流との識別である。
周知のように差動継電器は、所謂差電流、即ち、各端子
の電流の総和(以下差電流と表現する)により動作量を
得る方式のものであるため、事故の内外部の識別能力が
高い、しかし変圧器保護用差動継電器の場合、励磁突入
電流があると、事故が無いにも拘らず差電流が現われて
内部事故と同様の動作量を生ずる。このため従来は第2
調波含有率により内部事故電流か励磁突入電流かを識別
する方法が用いられた。なお従来は第2調波含有率15
%程度が識別の境界値として用いられている。
(発明が解決しようとする課題) 最近は周知のように系統の充電容量の増大等により、事
故電流の低次高調波含有率が大きくなり、極端な場合こ
の識別剤が成り立たなくなった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、事故電流
の第2調波含有率が大きい場合を含めて、励磁突入電流
と事故電流とを識別することの可能な変圧器保護方式を
提供することを目的としている。
(以下余白) [発明の構成コ (課題を解決するための手段〉 本発明は動作量の第2調波含有率の他、端子電圧の歪に
着目する。即ち、動作量の第2調波含有率が大きく、端
子電圧の大きさが定格付近で、かつ歪が小さい時主判定
要素の動作を阻止する。
逆の論理で表現すると、動作量の第2調波含有率が小さ
いか、端子電圧が十分降下したか、あるいは端子電圧の
歪が大きい時主判定要素の動作を許容する。
(作 用〉 励磁突入の場合動作量には第2調波を含有するが、電力
系統は健全状態であるから、端子電圧は定格付近の大き
さであり、かつ歪は小さい。
動作量の第2調波含有率が小さい場合には、従来の方式
がそのまま成り立ち、電圧に無関係に事故とみなしてよ
い。また端子電圧が十分降下した場合は励磁突入状態で
はあり得ない。
動作量の第2調波含有率が一定値以上で、かつ端子電圧
が残っている場合には、端子電圧は少なくとも動作量の
第2調波成分に相応する歪が生ずる。
従って上記の手段で主判定要素の動作を阻止あるいは許
容することにより、動作量の第2調波含有率が大きい事
故の場合にも、事故電流と励磁突入電流とを識別するこ
とができる。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を表わすブロック図で
ある。同図で1は主判定要素で、例えば周知の比率差動
要素より成り、所謂比率差動判定の結果出力OPを生ず
る。2は電流第2調波要素で、動作量でる差電流の第2
調波含有率を判別して出力^Iを生ずる。3は電圧波形
要素で端子電圧の歪が所定範囲か否かを判別して、出力
AV1及びAV2を生ずる。4は論理要素で出力^I、
^■1あるいは八v2が生じた時、主判定要素1の出力
を許容して最終出力TRを発生する。
主判定要素1については周知の技術であるから詳細を省
略するが、複数の電流11〜i3を入力として差電流i
、を導出し、比率差動判定して出力OPを生ずる。また
得られた差電流1aは電流第2調波要素2へ印加される
ここで電流11〜i3は、例えば3巻線変圧器の1〜3
次電流であり、変流比の換算は周知の手法でなされてい
るものとする。また変圧器の巻線数は2あるいは一般に
Nであっても同様であることは言うまでもない。
電流第2調波要素2は主判定要素1から印加された差電
流i、の基本波成分I1,1と第2調波成分■  とを
計算し、第2調波成分I  が基本df2      
        df2波成分I  の定数K。倍以下
であれば出力^Iをf1 生ずる。
電圧波形要素3は保護対象である変圧器の1〜3次巻線
の何れか1個所の端子電圧Vを入力とし、この端子電圧
Vの大きさV と歪成分Vhとを計算し、大きさV が
一定値に1以下の時出力^v1を生じ、歪成分Vhが一
定値に2以上の時出力Av2を生ずる。
ここで端子電圧の大きさVlは例えば端子電圧の基本波
成分、あるいは一般的に電圧の大きさの指標となる量、
例えば電圧の波高値とか単純平均値等でもよい。要する
に事故で差電流に第2調波戒分が存在する時、端子電圧
が零でなければ少なくとも相応の第2調波成分が存在し
、歪が生じることを利用する方式だからである。
論理要素4はOR要素5及びAND要素6より戒る。
OR要素5は電流第2調波要素2の出力AI、電圧波形
要素3の出力AV  あるいはAv2の何れかが生じま た時、出力1^を生ずる。AND要素6は主判定要素■
の出力OPとOR要素5の出力TAが生じた時、最終出
力TRを生じ、図示しないしゃ断器を引き外して、対象
変圧器を保護する。即ち主判定要素1が出力OPを生じ
た時OR要素5の出力TAが有れば、主判定要素1の動
作を許容して引き外し出力IRを生ずる。
第2図は第1図の実施例の効果を説明する特性図である
。横軸に端子電圧の大きさVlをとり、縦軸に歪成分V
hをとって変圧器の励磁突入の場合と事故の場合の存在
域を示しである。但しこの図は差電流の第2調波含有率
が一定値以上の場合のみを示す。差電流の第2調波含有
率が一定値以下であれば従来の技術と同様に、電圧に無
関係に事故とみなしてよく、第1図の電流第2調波要素
2の出力AIからOR要素5の出力1^を生じ、主判定
要素1の動作が許容される。
差電流の第2調波含有率が一定値以上の場合には、少な
くとも端子電圧の大きさに相応する第2>K  I 調波成分が存在する。これをI6,2  。 dflの
場合の事故域として破線で示しである。一方励磁突入の
場合には電圧は定格付近であり、かつ歪成分は殆ど存在
しない。これを励磁突入域として破線で示しである。
これらの両破線領域を識別するために設定した境界の例
が図示した太線、即ち端子電圧の大きさvlが一定値に
1、あるいは歪成分Vhが一定値に2の線である。前者
は第1図の出力^v1、後者は同じ<: AV2に対応
する。
このように本実施例は差電流の第2調波含有率が大きい
場合にも、励磁突入の状態と事故とを識別して主判定要
素1の動作を許容することができる。
第3図は第1図の電圧波形要素3の別の実施例の構成を
表わすブロック図である。同図はタイマー要素7が追加
されており、タイマー要素7は歪成分Vhが一定値に2
以上の状態が一定時間t1継続した時、出力AV2を生
じる他は第1図の電圧波形要素と同様である。
この実施例は電圧急変による過渡歪成分により、不要の
許容信号が生じないように所謂協調用タイマーとして挿
入するもので、周知の常套的手法であり、このような変
形で本発明を免れることはできない、なお前記のように
識別境界値は第2調波含有率15%程度であり、電圧あ
るいは電流の急変時には過渡歪成分の影響は基本波に比
較して高感度となる。就中、電圧の歪成分は主判定要素
の動作を許容する側に働くので、変圧器端子に電圧を印
加した直後の過渡歪成分は無視する必要がある。
電流の第2調波成分についても感度は同様であるが、過
渡的に成分が生じても、その間動作を阻止する方向であ
り、誤って動作を許容することはないので、この種のタ
イマーを必要としない。
第4図は第1図の別の実施例の構成を表わすブロック図
である。同図では主判定要素1を省略しである。8は電
流第2調波要素で、差電流の第2調波含有率が一定値以
上、即ち、 I>KI   の時出力IIを、生ずる。9は電df2
  0  dfl 圧波形要素で、電圧の大きさV が一定値に1以上のと
き出力HV  、歪成分V が一定値に2以下h の時出力HV2を生ずる。10は論理要素でAND要素
11及びインヒビット要素12より成る。^14[)要
素11は前段の出力旧、 HV  及びHV2が全て生
じた特出力THを生ずる。インヒビット要素12は主判
定要素1の出力OPを^ND要素11の出力THにより
阻止する。
出力THがなければ主判定要素1の動作が許容される。
この実施例は第1図の単なる論理的反転関係であり、主
旨は第1図と同様であって詳述を略する。
この実施例のような阻止方式と第1図のような許容方式
とでは、3相−括か各相かの関係で構成の容易さが若干
異なる。即ち阻止方式は3相を一括阻止する場合に便利
であり、許容方式は各相で許容か阻止かを判定するのに
便利である。このような変形は周知の手法であり、逐−
挙げないが以下の実施例においても同様に適用し得る。
第5図は第1図の電圧波形要素3の別の実施例の構成を
示すブロック図である。端子電圧の太きさV が一定値
に1以下の時出力AV1を生じる点は第1図と同様であ
る。端子電圧の歪成分Vhが端子電圧の大きさV に対
して一定比に3以上、即ち、vh>K3V1の時出力A
Vaを生ずる。主旨4.を第1図と同様であり、次回で
作用を説明する。
第6図は第5図の作用を説明する特性図である。
この図の太実線のみが第2図と異なる。第2図のV h
 > K 2の領域の代わりに、この図ではVh〉K3
v、の領域で許容することを表わしている。
効果は第2図と同様であが、第2図に比較して両破線の
略々中央に識別用境界を設けることとなり、許容すべき
領域と阻止すべき領域とに略々等しい余裕をとることが
できる。
第7図は第1図の別の実施例の構成を表わすプロック図
である。電圧波形要素13及び論理要素14が第5図と
異なる。この実施例では一つの直線を境界とする領域V
  <K  +に5V、で出力AVを4 生じ、論理要素14に印加される。論理要素14の中の
OR要素15は前段の出力AI及びAVの何れかが生じ
た時許容出力丁Aを生ずる。他は第1図の論理要素4と
同様である。
第8図は第7図の作用を説明する特性図である。
太実線のみが第2図あるいは第6図と異なる。この実線
の意味は上記の通りであり、第6図での折線か第8図で
は一直線となっているが、両破線の略々中央である点は
第6図と類似である。第8図の特性は判定式が一つであ
るため、実現がやや簡単となる利点がある。
第9図は第5図の別の実施例の構成を表わすブロック図
である。即ち、電圧波形要素3において、端子電圧の歪
成分■。の代わりに第2調波成分vf2を使用する点が
第5図と異なる。この実施例は一定値に3が明快である
利点がある。即ち、前述のように差電流の第2調波含有
率が前記定数Ko以上の場合のみ電圧波形要素に依存す
るので、その場合端子電圧の第2調波含有率も略々Ko
以上となるはずである。何故なら変圧器の内部事故の場
合、端子から見た入力インピーダンスがリアクタンス分
のみであれば電流の第2調波含有率に比較して電圧のそ
れは2倍となり、また抵抗計のみなら等しくなる。実際
はその中間である。従って一定値K は同K。と同程度
にすればよい。なおここで電圧の大きさVlを基本波成
分とすれば上の説明がより明快である。但し端子電圧が
十分降下しない時は、大部分基本波成分であり必ずしも
基本波成分を厳密に求める必要はない。
なおこのように歪成分■7の代わりに第2調波成分vf
2を使用する変形は、第5図に限定されず、第1図、第
3図、第4図あるいは次回の場合でも同様である。また
同様の主旨により、第2調波成分以外にも端子電圧の基
本波を除去した成分等を用いることができる。これらは
周知の技術により実現できるので具体的手法については
省略する。
第10図は第3図の電圧波形要素3の別の実施例の構成
を表わすブロック図である。1θはタイマー要素で端子
電圧が降下している状態から一定値に6以上に立ち上が
った場合、一定時間t2後に出力を生じ、AND要素1
7へ印加される。但し一定値K とK との関係はに6
くに1としておくっ1 仮にK  >K  であると、電圧の大きさVlがそ1 の中間即ちK くV くに6の場合に出力を生じ1 得ないからである。AND要素17は歪成分Vhが一定
値に2以上で、かつタイマー要素16の出力が有る時出
力AV2を生ずる。第3図の場合と同様の目的のための
実施例であるが、効果として通常の事故の場合遅れを生
じないで、歪成分による主判定要素の動作に対する許容
出力を発生することができる。即ち、端子電圧が正常値
の状態から事故が発生した場合には、タイマー要素16
の出力は確立しているのでタイマー要素の影響を受けな
いで、つまり遅れを伴なわずに歪成分Vhのみで出力A
V2が生ずる。励磁突入時、無電圧状態から電源電圧が
印加された場合には、タイマー要素16により微小時間
t だけ出力^v2が抑えられ、即ち、過渡歪成分がこ
の間無視され、無用の許容出力が防止される。この実施
例は第5図、第7図あるいは第9図の実施例にも適用で
きるのは勿論である。
以上の実施例においては、端子電圧を1〜3次の何れか
1個所としたが、念のため複数個所の電圧に着目すると
しても同様である。特に図示しないが、複数の端子電圧
に着目する場合には、例えば第1図のような許容方式で
は電圧波形要素の出力をORで使用し、第4図のような
阻止方式では^NOで使用する。このような拡張は周知
の技術であり、本発明の範囲であることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば差電流の第2調波
含有率の他、端子電圧の大きさと歪成分とを用いること
により、事故で差電流の第2調波含有率が大きい場合を
含めて事故と励磁突入の状態とを識別することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を表わすブロック図、
第2図は第1図の作用を説明する図、第3図は電圧波形
要素の他の実施例を示す図、第4図は第1図の他の実施
例の構成図、第5図は電圧波形要素の更に他の実施例の
構成図、第6図は第5図の作用を説明する図、第7図は
第1図の別の実施例の構成を表わすブロック図、第8図
は第7図の作用を説明する図、第9図、第10図は電圧
波形要素の更に他の実施例の構成を表わすブロック図で
ある。 1・・・主判定要素 2.8・・・電流第2調波要素 3.9.13・・・電圧波形要素 4、10.14・・・論理要素 5.15・・・OR要
素6、11.17・・・AND要素 7.16・・・タ
イマー要素12・・・インヒビット要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の電流の総和を動作量とする主判定要素と、上記動
    作量の第2調波含有率が所定値を超えるか否かを判別す
    る電流第2調波要素と、端子電圧の大きさと歪成分とが
    所定範囲か否かを判別する電圧波形要素と、上記電流第
    2調波要素及び上記電圧波形要素の出力により上記主判
    定要素の出力を許容または阻止する論理要素とからなる
    ことを特徴とする変圧器保護方式。
JP26476789A 1989-10-11 1989-10-11 変圧器保護方式 Pending JPH03128620A (ja)

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JP26476789A JPH03128620A (ja) 1989-10-11 1989-10-11 変圧器保護方式

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JPH03128620A true JPH03128620A (ja) 1991-05-31

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701790A (en) * 1993-07-28 1997-12-30 Amada Metrecs Company, Limited Upper tool for a press
JP2011015528A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Toshiba Corp 送電線保護用電流差動継電装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5967824A (ja) * 1982-10-08 1984-04-17 三菱電機株式会社 変圧器保護継電器

Patent Citations (1)

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