JPH03128327A - モチリン製剤 - Google Patents

モチリン製剤

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JPH03128327A
JPH03128327A JP1295730A JP29573089A JPH03128327A JP H03128327 A JPH03128327 A JP H03128327A JP 1295730 A JP1295730 A JP 1295730A JP 29573089 A JP29573089 A JP 29573089A JP H03128327 A JPH03128327 A JP H03128327A
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motilin
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Tomoaki Shoda
正田 友章
Yasuhiko Ueno
靖彦 上野
Eiji Hayakawa
栄治 早川
Koki Naganuma
長沼 弘毅
Mitsuru Terajima
寺島 充
Tokuyuki Kuroda
黒田 徳幸
Katsuichi Shudo
周藤 勝一
Shunji Ichikawa
俊司 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモチリン製剤に関する。
モチリンは空腹期に消化管運動を亢進させる消化管ホル
モンの一種で、消化管運動改善薬などの治療薬として期
待されている。
従来の技術 モチリンは一般の生理活性ペプチドと同様に消化管吸収
が悪いため経口吸収されにくい。このような経口吸収が
悪い生理活性物質は一般に注射によって投与される。し
かし、注射による投与の場合は、疼痛を伴うため患者に
与える影響は大きく、かつ筋短縮症などの危険性、また
は家庭療法ができないなどの難点がある。
近年、薬剤の投与部位として直腸が見直され、とくに生
理活性ペプチドの処刑による投与が注目されてきている
。しかしながら、モチリンは直腸から吸収されにくいた
め治療上有効な血中濃度を保持できるモチリンの直腸投
与に適する製剤は()られていない。
発明が解決しようとする課題 モチリンの直腸吸収を促進させる直腸投与用モチリン製
剤の開発が求められている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、モチリンの直腸吸収を促進させる直腸投
与用製剤につ5)で鋭意検討を行った結果、直腸内液の
p Hを8.()〜10.0に調堅し得るp111凋整
剤を添加すると、モチリンの直腸吸収が促進され、該製
剤にさら:こ膜透過促進剤およプ/または蛋白質分解酵
素阻害剤を添加すると、その促進効果が増強されること
を見い出し、本発明を完成させた。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、モチリンと直腸内液のp )(を8.0〜1
0.0に調整し得るpH調整剤とを含有してなるモチリ
ン製剤および該製剤にさらに膜透過促進剤および蛋白質
分解酵素阻害剤から遺ばれる少なくとも一種を含有して
なるモチリン製剤に関する。
本発明に用いられるモチリンとしては、動物臓罰から抽
出したもの、化学合成により製造したもの、または組換
えDNA技術により製造したものなどいずれでもよい。
例えば、ブタモチリン〔カナデイアン・シアーナル・オ
ブ・フィジイオロジカル・ファーマコロノー(Can、
 J、 Physiol、 Pharmacol、 )
49.399−405(1971) :] 、イヌモチ
リン〔Regul。
I’eptides、  5 、 197−208(1
983>コなどのjLか、ブタモチリンの13位メチオ
ニンが[]イシンに置き換えられた130イシンーブク
モチリン(特開昭6371195号公報)などが用いら
れる。また、ヒトモチリンの構造はブタモチリンの構造
と同じであることが確かめられている〔フェデレーショ
ン・オブ・ヨーロピアン・バイオロジカル・ソサイアテ
イーズ(Federation of Europea
n BiochemicalSocieLies)  
233  (1)、  74−76(1987)  〕
 。
モチリンは分子型であっても有機酸または無機酸の塩型
であってもよく、製剤中に均一に分散または溶解させて
用いられる。
製剤中に含まれるモチリンの濃度は通常0.05〜5重
徹%、好ましくは0.1〜2重量%である。
また、製剤中に含まれるモチリンをラットの静脈内に1
0mg/kg投与しても死亡例を認めなかっt二。
本発明において用いられるpH調整剤としては、通常医
薬品に用いられ、製剤投与後直陽内液のpiを8,0〜
1O30、好ましくは、8.5〜9.5に維持するもの
があげられる。通常、直腸内液のp [−1は7.0〜
8.0であり、モチリンや通常用いられでいる基剤は弱
酸性であるためp t(調整剤を用いなI、)と直腸内
液のp I(を8.0〜I O,Oに維持すみことが難
しい。
pH:A製剤としては、塩酸−パルビタールナトリウム
、塩酸−トリスアミノメタン、塩酸−ホウ砂、塩酸−丁
ミツメチルプロパンジオール、塩酸−ジメチルグリジン
ナトリウム、炭酸ナトリウム重炭酸ナトリウム、炭酸ナ
トリウム−ホウ砂、11リン酸カリウム−ホウ砂、塩化
アンモニウム−アンモニア、グリシン−水酸化ナトリウ
ム、グリシン−アルギニンなどの組合せのものが用いら
れる。これらのpH調整剤によるモチリンの吸収促進効
果の作用機構については未だ明らかでな5)。
本発明において用いられる膜透過促進剤としては、製剤
上許容されるものであればいずれでもよいが、とくに胆
汁酸類および炭素数6〜18の脂肪酸類が好ましい。例
えば、胆汁酸類としては、グリココール酸、タウロコー
ル酸、デオキシコール酸、グリコデオキシコール酸、タ
ウロデオキシコール酸、ウルソデオキシコール酸および
それらの塩、フシジン酸およびその塩、フシジン酸誘導
体およびそれらの塩、グリチルリチンおよびその誘導体
などがあげられる。炭素数6〜18の脂肪酸類としては
、直鎖もくしは分岐状のいずれでもよい。例えば、カプ
ロン酸、カプリン酸、カプリル酸、ラウリル酸、パルミ
チン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸
、リルイン酸、リノール酸およびそれるの塩などがあげ
られる。
とくにカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸などの炭素
数8〜12の直鎖飽和脂肪酸およびそれらの塩が好まし
い。
蛋白質分解酵素阻害剤としては、製剤上許容されるもの
であれ:fいずれでも用いられる。例えば、アプロチニ
ン、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンBなどの
ペプチド系蛋白質分解酵素阻害剤およびシスティンなど
のスルフヒドリル基を有する化合物などがあげられる。
通常、直腸粘膜をはじめとして種々の粘膜vA織にはア
ミノペプチダーゼ、カルボキシペプチダーゼ、コラゲナ
ーゼなどの蛋白質分解酵素が存在し、これあの酵素は投
与されたペプチドを分解する。
@述した蛋白質分解酵素阻害剤は、これらの酵素活性を
阻害し、ペプチドの分解が阻止されるため、有効なペプ
チドの量を増加させることができる。
これらのpH調整剤、膜透過促進剤および蛋白質分解酵
素阻害剤は、有効量のモチリンおよび製剤り許容される
担体、基剤、希釈剤、着色剤、芳香剤、崩壊剤、賦形剤
、軟化剤、湿潤剤、溶解補助剤等とともに製剤中に均一
に分散または溶解させて用いられる。
製剤中のpH調整剤、膜透過促進剤および蛋白質分解酵
素阻害剤の添加量はとくに制限はないが、pH調整剤お
よび膜透過促進剤の場合、製剤あたり0. t〜20T
1%、蛋白質分解酵素阻害剤の場合、製剤あたり0.O
1〜25重遣%が好ましい。
本発明の製剤に用いられる基剤は通常用いられる油性基
剤または水溶性基剤いずれでもよい。油性基剤としては
、例えば、カカオ脂、ラッカセイ油、ヤシ油、トウモロ
コシ油などの植物性油脂類、天然脂肪酸を原料とした飽
和脂肪酸のグリセリンエステルであるハードファツト(
ウィテプゾール■:ダイナマイトノーベル社製、ファー
マゾール■:日本油脂製など)およびワセリン、パラフ
ィンなどの鉱物油などがあげられる。
水溶性基剤としては、例えばポリエチレングリコール−
ポリプロピレングリコール共重合体、プロピレングリコ
ール、グリセリンなどがあげられる。これらの基剤は単
独または、組合せて用いられる。
本発明の製剤の剤型としては、例えば、常温で固型のい
わゆる肛門処刑、または液状もしく;よ軟膏状のものを
軟カプセルに充填した軟カプセル剤などがあげられる。
本発明の製剤は必要に応じさらに通常使用される界面活
性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルなど)、抗酸化剤(ブチルヒドロキシト
ルエンなど)、防腐剤(パラオキシ安息香酸エステルな
ど〉などを含有しても良い。
本発明の製剤の投与回数および投与量は患者の年齢、体
重、状態により決められるが、通常、投与回数は1日■
〜3回、投与量は通常成人−人当り1回1〜100mg
である。
以下に実施例、参考例および試験例を示す。
実施例1 ファーマゾール@B112(日本油脂製:以下同じ)1
71.5mgを45℃で溶融させた。これに、30イシ
ンーブタモチリン酢酸塩2.5mg、重炭酸ナトリウム
23.0 mgおよび炭酸ナトリウl、 3.0 mg
をそれぞれ均一に混合分散させた。ついで、該混合分散
したものをプラスチック製の処刑の型に充填した後、徐
々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例2 ファーマゾール■B112 172.6mgを45℃に
溶融させた。これに目ロイシンーブタモチリン酢酸塩2
.5mg、グリシン14.4 mgおよびアルギニン1
0.5■をそれぞれ均一に混合分散させた。
ついで該混合分散したものをプラスチック製の処刑の型
に充填した後、徐々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例3 ウィテプゾール@H15(ダイナマイトノーベル社製二
以下同じ)  e163.4 mg、ウィテブゾール@
E75(ダイナマイトノーベル社製:以下同じ)  2
84.3a+gを40〜50℃で溶融させた。
これに10イシンーブタモチリン酢酸塩2.5a+g。
グリシン28.8 mgおよびアルギニン21.0 m
gをそれぞれ均一に混合分散させた。ついで、該混合分
散したものをプラスチック製の処刑の型に充填した後、
徐々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例4 ウィテプゾール@t(15645,6mg、ウィテプゾ
ール■E752?7.1mgを40〜50℃で溶融させ
た。これに130イシン−ブタモチリン酢酸塩2.5 
mg、カプリン酸ナトリウム25.0mg、グリシン2
8.8 mgおよびアルギニン21.0 mgヲソレぞ
れ均一に混合分散させた。つ゛、)で、該混合分ttI
iしたものをプラスチック匁の処刑の型に充填した後、
徐々に冷却して肛門単剤をス;)だ。
実施例5 ウィテブゾール3D815 645.6mg、ウィテブ
ゾール■E 75 277.1 mgを40〜50tで
溶融させた。これに+30イシンーブタモチリン酢酸塩
2.5mg、デオキシコール酸ナトリウ!−25,0m
g、グリシン28.8 mgおよびアルギニン21.0
■をそれぞれ均一に混合分散させた。ついで該混合分散
したものをプラスチック製の処刑の型に充填した後、徐
々に冷却して肛門単剤を得た。
実施例6 ウイテプゾールOHI 5 661.6mg、ウィテブ
ゾールeE75 283.6mgを40〜50℃で溶融
させた。これに、+30イシンーブタモチリン酢酸塩2
.5 mg、コリスチン2.5mg、グリシン28.8
mgおよグアルギニン21.0 mgをそれぞれ均一に
混合分子t&させた。ついで、該混合分散したものをプ
ラスチック製の処刑の型に充填した後、徐々に冷去IJ
して肛門単剤を得た。
実施例7 ウイテブゾール8H15617,7n+g、ウィテブゾ
ールaE75 264.3mgを40〜50℃で溶融さ
せた。これに+30イシンーブタモチリン酢酸塩2.5
mg、システィン塩酸塩28.0 mgおよびアルギニ
ン87.0 mgをそれぞれ均一に混合分散させた。つ
いで、該混合分散したものをプラスチック製の処刑の型
に充填した後、徐々に冷却して肛門単剤を得た。
実施例8 ウィテプゾール■F(15552,3mg、ライテップ
ゾール■E 75 236.7 mgを40〜50℃で
溶融させた。これに130イシンーブタモチリン酢酸塩
12.0 mg、グリシン115.Omgおよびアルギ
ニン84. Omgをそれぞれ均一に混合分散させた。
ついで、該混合分1″l!ニジたものをプラスチック製
の処刑の型に充填した後、除々に冷力1して肛門単剤を
得た。
実施例9 ウィテブゾール■H15489,3■、ウイテブゾール
[有]275 209.7 mgを40〜50℃で溶融
させた。これに130インンーブタモチリン酢酸塩12
.0mg、デカン酸ナトリウム 90.0■、グリシン
l15.Omgおよびアルギニン84. Omgをそれ
ぞれ均一に混合分散させた。ついで該混合分散したもの
をプラスチック製の処刑の型に充填した後、徐々に冷却
して肛門単剤を得た。
実施例10 ウィテプゾール■H15489,3mg、ウイテブゾー
ル■E75 209.7mgを40〜50℃で溶融させ
た。これに130イシンーブタモチリン酢fdl塩12
. Q mg、デオキシコール酸ナトリウム90.0m
g、グリシン115.0■およびアルギニン84.0m
gをそれぞれ均一に混合分散させた。ついで該混合分散
したものをプラスチック製の処刑の型に充填した後、徐
々に冷却して肛門単剤を得た。
実施例11 ウィテプゾール@H15489,3+ng、ウィテプゾ
ール@E 75 209.7 mgを40〜50℃で溶
融させた。これに130インンーブタモチリン酢酸塩1
2,0■、コリスチン12.0 mg、塩化ナトリウム
78.0mg、グリシン115.0mgおよびアルギニ
ン84.0 mgをそれぞれ均一に混合分散させた。
ついで、該混合分散したものをプラスチック製の処刑の
型に充填した後、徐々に冷却して肛門単剤を得た。
実施例12 ウィテブゾール■H15367,5mg、ウィテブゾー
ル■E75 157.5mgを40〜50℃で溶融させ
た。これに130イシンーブタモチリン酢酸塩12.0
 mg、システィン塩酸塩115.0mgおよびアルギ
ニ、・348.0 mgをそれぞれ均一に混合分散させ
た。ついで、該混合分散したものをプラスチック製の単
剤の型に充填した後、徐々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例13 ウィテブゾール■[(l 5 663.4a+g、ウィ
テプゾール”E75 284.3mgを40〜50℃に
溶融させた。これに+3メチオニン−ブタモチリン酢酸
塩2.5 mg、グリシン28.8 mgおよびアルギ
ニン2 L、 Omgをそれぞれ均一に混合分散させた
。ついで、該〆昆合分散したものをプラスチック製の単
剤の型に充填した後、徐々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例I4 ウィテプゾール■H15645,6mg、ウィテプゾー
ル@E75 277.1mgを40〜50℃で溶融させ
た。これに1″メチオニン−ブタモチリン酢酸塩2.5
mg、デカン酸ナトリウム 25.0 mg、グリシン
28.8 mgおよびアルギニン”21.0mgをそれ
ぞれ均一に混合分散させた。ついで、該混合分散したも
のをプラスチック袈の単剤の型に充填した後、徐々に冷
却して肛門処刑を得た。
実施例15 ウィテプゾール■H15645,6mg、ウィテブゾー
ル@E75 277.1mgを40〜50℃で溶融させ
た。これに13メチオニン−ブタモチリン酢酸塩2.5
mg %デオキシコール酸ナトリウム25,0mg5グ
リシン28.8 mgおよびアルギニン21.0 mg
をそれぞれ均一に混合分散させた。ついで、該混合分散
したものをプラスチック製の単剤の型に充すRした後、
徐々に冷却して肛門処刑を得た。
実施例I6 ウイテブゾール@H15617,7mg、ウィテブゾー
ル■E75 264.8mgを40〜50℃に溶融させ
た。これに+3メチオニン−ブタモチリン酢酸塩2.5
mg、システィン塩酸塩28. Oi+gおよびアルギ
ニン87.0 +++gをそれぞれ均一に混合分散させ
た。ついで、該混合分散したものをプラスチック製の単
剤の型に充填した後、徐々に冷却して肛門処刑を得た。
参考例1 ファーマゾール@B112 197.511gを45℃
に(溶融させた。ついで、130イシンーブタモチリン
酢酸塩 2.5 mgを均一に混合分散させたのち、プ
ラスチック製の単剤の型に充填し、徐々に冷却して肛門
処刑を得た。
参考例2 ファーマゾール■B112 174.9mgを45℃に
溶融させた。ついで、′30イシンーブタモチリン酢酸
塩 2.5■、itリン酸カリウム5.9 mgおよび
第2リン酸ナトリウム三水和物16.7 mgをそれぞ
れ均一に混合分散させたのち、プラスチック製処刑の型
に充填し、徐々に冷却して肛門処刑を得た。
試験例1 実施例1,2および参考例L 2で得られたモチリン重
刑をそれぞれ40℃に加温した生理的食塩水5−に入れ
て十分溶融させた。該溶融分散液のp HをpHメータ
ーで測定し、その結果を第1表に示す。
第 ■ 表 試験例2 16時間断食した体重約2.5 kgの家兎(1群二〇
匹)の直腸内に実施例1.2および参考例1.2で得ら
れたモチリン重刑をそれぞれ投与した。
家兎へのモチリンの投与量は体重1キログラムあたり1
. o mgとなるように投与した。投与後、経時的に
耳静脈より採血し、血漿を分離し、RIA法でモチリン
濃度を測定した。得られた結果を第1図に、最高血中濃
度到達時間(Tmax) 、最高血中濃度(C□8)お
よび血中濃度−時間曲線平面積(AUCQ>を第2表に
示す。
第 2 表 実施例2 10    :392,0        82.4試
験例3 16時間絶食した体重約2.5 kgの白色家屯(1群
=6匹)の直腸内に実施例3〜7で得られたモチリン処
刑をそれぞれ投与した。
家兎へのモチリン役%mは、体重1キログラム当り1.
0 mgとなるように投与した。投与後、経時的に耳静
脈より採血し、血漿を分離し、IIA法でモチリンの濃
度を測定した。
得られた結果を第2図に、Tmax 、 Cmax 。
A tJ CQおよこぐ生物学的利用能を第3表に示し
た。
ここで生物学的利用能とはftで表わされ、静注時のA
 1.J Coを66200ng・分/−として算出し
た。
第 表 試験例4 24時間絶食した体重約12kgのピーグル犬の直腸内
に実施例8〜12で得られたモチリン処刑をそれぞれ投
与した。
ピーグル犬へのモチリン投与量は、体ff11キログラ
ムあたりi、 o mgとなるように投与した。投与後
、経時的に前足静脈より採血し、血漿を分離し、RIA
法でモチリンの血漿中の濃度を測定した。
得られた結果を第3図に、Tmax 、CmaxAUC
oおよび生物学的利用能を第4表に示す。
生物学的利用能は静注時のAUCoを27.647ng
・分/mlとして算出した。
第 表 試験例5 16時間絶食した体重約2.5 kgの白色家兎(1群
=6匹〉の直腸内に実施例13〜16で得られたモチリ
ン処刑をそれぞれ投与した。
家兎へのモチリン投与量は、体重1キログラムあたり1
. Omgとなるように投与した。投与後、経時的に耳
静脈より採血し、血漿を分離し、RIA法でモチリン濃
度を測定した。
得られた結果を第4図に、Tmax 、 Cmax、A
UCoおよび生物学的利用能を第5表に示す。
生物学的利用能は静注時のAUCoを68.872ng
・分/+n+2として算出した。
第5表 発明の効果 本発明のモチリン製剤は直腸投与用として(r用である
【図面の簡単な説明】
第1図は試験例2の結果である+30イシンーモチリン
の血漿中濃度の推移を示す。 −・−実施例1の坐剤 □ム □ 実施例2の処刑 一〇 □△□ 参考例1の処刑 参考例2の処刑 第2図は試験例3の結果である130イシンーモチリン
の血漿中濃度の推移を示す。 − ・ 11− − ム − 一口 一マ 実施例3の処刑 実施例4の処刑 実施例5の処刑 実施例6の処刑 実施例7の処刑 第3図は試験例4の結果である1″ロイシンチリンの血
漿中濃度の推移を示す。 − ・− 0− 一 ム − 一口一 一 マ 一 実施例8の処刑 実施例9の処刑 実施例■0の処刑 実施例11の処刑 実施例12の処刑 第4図は試験例5の結果である+3メチオニン−モチリ
ンの血漿中濃度の推移を示す。 −〇− ム一 実施例13の処刑 実施例14の処刑 実施例15の処刑 実施例16の処刑 0 0 0 20 II肉C分〉 第2図 時 閏(分) 第3図 第4図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モチリンと直腸内液のpHを8.0〜10.0に
    調整し得るpH調整剤とを含有してなるモチリン製剤。
  2. (2)膜透過促進剤および蛋白質分解酵素阻害剤から選
    ばれる少なくとも一種を含有する請求項1記載のモチリ
    ン製剤。
  3. (3)膜透過促進剤が、炭素数6〜18の脂肪酸または
    その塩および胆汁酸またはその塩から選ばれる請求項2
    記載のモチリン製剤。
  4. (4)膜透過促進剤が、炭素数8〜12の直鎖飽和脂肪
    酸またはその塩である請求項2記載のモチリン製剤。
  5. (5)蛋白質分解酵素阻害剤が、ペプチド系酵素阻害剤
    である請求項2記載のモリチン製剤。
  6. (6)蛋白質分解酵素阻害剤が、スルフヒドリル基を有
    する化合物である請求項2記載のモチリン製剤。
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