JPH0312802A - イコライザ自動調整方式 - Google Patents

イコライザ自動調整方式

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JPH0312802A
JPH0312802A JP14743689A JP14743689A JPH0312802A JP H0312802 A JPH0312802 A JP H0312802A JP 14743689 A JP14743689 A JP 14743689A JP 14743689 A JP14743689 A JP 14743689A JP H0312802 A JPH0312802 A JP H0312802A
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JP
Japan
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equalization
head
equalization amount
measurement data
equalizer
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JP14743689A
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Masahide Kanee
昌英 鐘江
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 磁気記録装置のヘッド再生信号に波形等化を施すイコラ
ザ回路の周波数特性を決める等化量を最適値に設定する
イコライザ自動調整方式に関し、シリンダ及びヘッド毎
に最適な等化量を簡単に自動設定することを目的とし、 自動調整モードを設定すると、ヘッドに対応した全媒体
における所定の隣接する2トラックの各々に使用周波数
帯域の上下限周波数をもつ測定データを書込み、次に2
トラックを交互にシークして書込測定データを順次再生
して上下限の各信号レベルが所定の関数をもつように等
化量を切換え、所定の関数関係が得られた時の等化量を
シリンダ情報及びヘッド情報を指示アドレスとしてメモ
リに記憶し、通常動作時にはメモリをアクセスして記憶
している等化量を設定するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、磁気記録装置のヘッド再生信号に波形等化を
施すイコライザ回路の周波数特性を決める等化量を最適
値に設定するイコライザ自動調整方式に関する。
近年の磁気記録装置は、複数のヘッド及び複数のシリン
ダを備えており、記録信号再生時の磁気変換特性は一様
とならず、シリンダ及びヘッド毎にバラ付きをもつ。従
って、書込時の変調波形と同じ信号波形が続出時に得ら
れるように波形等化を施すイコライザ回路にあっては、
イコライザ回路に入力するヘッド読取信号にシリンダ及
びベツド側の磁気変換特性に起因した振幅変動があって
も、使用周波数帯域で常にフラットとなる出力振幅が得
られるように最適な等化量を設定することが望まれる。
[従来の技術] 第9図は従来のイコライザ自動調整方式の構成図である
第9図において、まずイコライザ回路12は、ヘッド読
取り信号として入力するアナログ入力信号をτ時間だけ
遅延させる遅延線24、使用帯域でフラットな周波数特
性を得るための等化量を切換設定する等化量切換回路1
0、波形等化を施す差動増幅器26、及び出力信号に含
まれる使用周波数帯域の上限を越える高域成分を抑圧除
去するローパスフィルタ28で構成される。
等化量切換回路10は、固定接続された抵抗R1,R2
と、制御スイッチSWI、SW2゜SW3により選択接
続される抵抗R3,R4゜R5を備え、制御スイッチS
W1〜SW3のオン、オフ制御により等化量を例えばK
l、 R2,R3゜R4の4段階に切換える。
ここで、等化量のに1〜に4は次のようになる。
SW3のみオン; K 1 =R2//R5/ (R2//R5+R1)S
W2のみオン; に2=R2//R4/ (R2//R4+R1)SWl
のみオン; K 3 =R2//R3/ (R2//R3+R1)S
W1〜SW3全てオフ; に4=R2/ (R1+R2) 但し、K 1 < K 2 < K 3 < K 4等
化量切換回路10の制御スイッチSW1〜SW3はデコ
ーダ30により制御される。デコー5  = ダ28にはシリンダ情報から対応する等化量を得るため
のスイッチ制御条件が予め設定されている。
即ち、磁気記録装置のシリンダ毎にヘッド続出信号の周
波数特性を測定し、使用周波数範囲においてフラットな
周波数特性を与える等化量に調整し、この調整された最
適等化量が得られるようにデコーダ30にシリンダ情報
に対応する制御スイッチのオン、オフ条件を設定する。
従って、通常のライト動作又はリード動作時にあっては
、その時のシリンダ情報に対応した最適等化量に自動調
整され、シリンダ毎にバラ付きを起こすことなく波形等
化が施されたヘッド再生信号を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のイコライザの自動調整
方式にあっては、等化量の切換条件を決定するために膨
大なエラーレートの評価を必要とすることがネックとな
ってシリンダ単位での等化量切換えしか行なっておらず
、シリンダ単位での等化量切換えではヘッド毎に異なる
磁気変換特性のバラ付きを補正することができず、更に
同じシリンダであって最外周と最内周等のトラック位置
によっても磁気変換特性が異なり、最適な波形等化が十
分にできない問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、シリンダ及びヘッド毎に最適な等化量を簡単に自
動設定できるイコライザ自動調整方式を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、1又は複数のヘッド及び1又は複数のシ
リンダを備えた磁気記録装置に使用され、任意のヘッド
により任意のシリンダから読出された再生信号のレベル
が使用周波数帯域でフラットとなるようにイコライザ回
路12に設けた等化量切換回路10の等化量を切換設定
するイコライザ自動調整方式を対象とする。
このようなイコライザ自動調整方式につき本発明にあっ
ては、ヘッドに対応した全媒体における所定の隣接する
2トラックの各々に前記使用周波数帯域の少なくとも上
下限の各周波数(fl。
f2)をもつ測定データを書込記録する測定データ書込
手段14と;測定データ書込手段14により書込まれた
前記2トラックを交互にシークするシーク手段16と;
シーク手段16によるヘッドシークで得られた測定デー
タ再生信号のイコライザ出力から使用周波数帯域の上下
限周波数の各出力レベルV I l + V 2 Iを
測定する測定手段18と;測定手段18による上下限周
波数の測定レベルV 、r 、 V 2 Hが所定の関
数関係となるように等化量切換手段10の等化量を切換
え、該関数関係が得られた時の等化量を対応するシリン
ダ情報及びヘッド情報を指示アドレスAllとしてメモ
リ20に記憶する制御手段22と;を備え、通常動作時
にあっては、シリンダ情報とヘッド情報によるアドレス
指定AI、で続出されたメモリ20の記憶等化量K +
 4となるように等化量切換手段10を制御するように
構成する。
[作用] このような構成を備えた本発明のイコライザ自動調整方
式にあっては、自動調整モードを設定すると、まずヘッ
ドに対応した全ての記録媒体の予め定めた領域の隣接す
る2トラックに、使用周波数帯域の上下限の各周波数f
、、f2をもつ測定データを書込む。
次に続出モードに切替え、シリンダ番号及びヘッド番号
の順次指定により測定領域の2トラックを交互にシーク
して各測定データを順次再生し、この再生時のイコライ
ザ出力から上下限の各出力レベルV、、、V、2を測定
し、例えば両者の比(■2./■12)が1となるよう
に等化量を切換え、このように所定の関数関係が得られ
た時の等化量、具体的には等化量切換回路に設けた制御
スイッチの切換条件をメモリにシリンダ番号及びヘッド
番号で決まる指示アドレスAI+として記憶し、これを
全てのシリンダとヘッドの組合せにつき求める。
この結果、通常のライト動作やリード動作の際には、上
位装置から指定されたシリンダ情報及びヘッド情報を指
示アドレスとしたメモリリードにより得られた等化量情
報に基づき等化量切換回路を制御することで、その時の
シリンダ及びヘッドの磁気変換特性に適合した最適等化
量に自動設定することができ、波形歪みを最小限に抑え
たイコライザ回路による波形等化の最適化を図ることが
できる。
[実施例] 第2図は本発明の第1実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、12はイコライザ回路であり、遅延時
間τを有する遅延線24、等化量切換回路10、差動増
幅器26、ローパスフィルタ28を備える。
このイコライザ回路12は、コサインイコライザ回路と
して機能し、その伝達関数は H(ω)=1−Kcosωt   ・・・ (1)で与
えられ、この実施例にあってはアナログ入力0 信号Vin及び等化出力信号Vo+rtが差動信号であ
ることから、コサインイコライザ特性による入出力比V
ol/Vinは、 ■oul/■1n=2(1−KcO8ωt)・・・ (
2)となる。
このようなイコライザ回路12の周波数特性は第4図に
示すようになる。
第4図(a)はイコライザ回路12に与えられるヘッド
読出信号としての入力信号Vtnの周波数特性を示し、
低域から高域にむかうに従って振幅が減衰する特性をも
つ。この入力信号特性において、磁気記録装置の使用周
波数範囲は下限周波数f1から上限周波数f2の範囲と
なる。
第4図(b)はイコライザ回路12のコサインイコライ
ザ等化特性を示し、コサインカーブの立ち上がり部分を
上下限周波数f1〜f2で決まる使用周波数範囲に設定
し、同図(b)に示す周波数特性の入力信号にこのイコ
ライザ等化特性を施すことで、上下限周波数f1〜f2
の範囲でフラットとなる第4図(d)に示す出力特性を
得る。
1 第4図(b)のイコライザ等化特性において、等化量切
換回路10により等化量Kを変えることによりイコライ
ザ等化特性を変化させることができる。即ち、等化量K
が小さいとコサインカーブの傾きが緩かになって入力信
号に対する等化の程度が少なく、等化量Kを大きくする
とコサインカーブの傾きが大きくなって入力信号に対す
る等化のかかり具合が大きくなる。
第4図(c)はローパスフィルタ28の周波数特性を示
しており、上下限周波数fl−f2を越える高域成分を
減衰除去する。
このようなイコライザ等化特性及びローパスフィルタ特
性により入力信号は第4図(d)に示すように上下限周
波数f1〜f2の範囲となる使用周波数帯域で振幅レベ
ルが一定となり、上限周波数f2を越える高域成分が充
分に減衰されたイコライザ出力特性を実現することがで
きる。
再び第2図を参照するに、イコライザ回路12の等化量
切換回路10は、固定接続された抵抗R1,R2と、制
御スイッチSWI、SW2゜2 SW3により選択的に接続される抵抗R3,R4゜R5
が設けられ、制御スイッチSWI〜SW3はレジスタ3
2に対するセットデータによりオン、オフ制御される。
この実施例において制御スイッチSW3のみをオンする
と最も小さい等化量に1が設定され、制御スイッチSW
2のみをオンすると、次に大きい等化量に2が設定され
、制御スイッチSW1のみをオンすると更に大きな等化
量に3が設定され、制御スイッチSW1〜SW3の全て
がオフになると、最も大きな等化量に4が設定される。
これら等化量に1〜に4を与える抵抗値は第9図に示し
た従来回路と同じである。
更にイコライザ回路12の入力段には、へ〇〇アンプ3
4が設けられている。AGCアンプ34は通常動作時に
あっては、AGCコントロール電圧VAGCにより制御
されるが、本発明にあっては切換スイッチ48を設けて
イコライザ回路12の自動調整時にb側に切換えてAG
Cループを切ることにより、自動調整の際にアナログ入
力信号Vinを必要レベルに増幅させる可変増幅器とし
て3 使用できるようにしている。
一方、イコライザ自動調整のためにヘッドに対応した全
ての記録媒体に測定データを書込む測定データ書込手段
14として、測定データ作成回路36、測定データ切換
回路38、切換回路40が設けられる。
測定データ作成回路36はVFOクロックに基づいて磁
気記録装置の使用帯域周波数の下限周波数f1をもつ測
定データDH及び上限周波数f2をもつ測定データDI
2を発生する。この測定データ作成回路36より発生さ
れる測定データD11゜Df2は第5図■のトラックN
α1について示す下限周波数f1をもつ測定データD1
1と、トラックNα2について示す上限周波数f2をも
つ測定データDf2の2つとなる。
測定データ作成回路36からの測定データD11゜DI
2は測定データ切換回路38により切換えられ、いずれ
か一方の測定データが出力される。測定データ切換回路
38は後の説明で明らかにする制御手段としてのMPU
22からの切換信号により切4 換えられ、この測定データDfl、 In2の切換出力
は各ヘッドに対応した記憶媒体の所定領域に設けた2つ
のトラック、即ち測定データを記録するためのN[L1
トラック及びNα2トラックに対する測定データ書込み
のためのシーク動作と連動して行なわれる。測定データ
切換回路38からの測定データ[1またはDI2は上位
装置からのライトデータを切換える切換回路40を介し
てヘッド書込部にライトデータとして出力する。
この測定データ書込回路14により記録媒体の測定領域
の2トラックに書込まれた各測定データD11.  D
I2を各トラックのへラドシークにより交互に読出して
イコライザ回路12の測定データ再生出力から使用周波
数帯域の下限周波数f1に対応した出力レベルV11と
上限周波数f2に対応した出力レベルVf2を測定する
ため、測定手段18が設けられる。この測定手段18は
ピークホールド回路42とA/Dコンバータ44で構成
される。
ピークホールド回路42はMPU22より測定データが
書込まれたトラックNα1またはNα2をへ5 ラドシークした際のピークホールドイネーブル信号によ
り動作し、イコライザ回路12の等化出力信号Vouj
のピークホールドにより上下限缶周波数の測定データ再
生信号の出力レベルVllまたはVI2を検出する。
即ち、第5図の■及び■に示すように、トラックNα1
については下限周波数f1のピークホールドにより測定
出力Vllを取出し、一方、トラックNα2については
上限周波数f2の等化出力のピークホールドによる測定
出力VI2を取り出す。ピークホールド回路42で検出
された出力レベルVllまたはVf2はA/Dコンバー
タ44でデジタルデータに変換されてMPU22に与え
られる。
MPU22は制御手段としての機能を有し、自動調整モ
ードが設定されると、まず測定データ書込手段14によ
り全ヘッドに対応した記録媒体の所定の2トラックに上
下限周波数fl、f2に対応した測定データDIl、 
DI2を書込む。次に測定データDIl、  DI2が
書込まれた2つのトラックNα1、 Nα2を順次へラ
ドシークし、このヘッドシー6 り状態で測定手段18によりイコライザ回路12の出力
から各測定データに対応した出力レベルVfl、  V
[2を測定し、測定レベルVllとVf2との間に所定
の関数関係、例えばV If/V j2= 1となる関
数関係が成立するように等化量切換回路1゜の等化量K
を切換設定する。そして所定の関数関係を満足する等化
量の設定するレジスタ32に対するセットデータ、即ち
、制御スイッチSw1〜SW3のオン、オフ制御情報が
得られたならば、このレジスタ32のセットデータをそ
の時のシリンダ情報iとヘッド情報jに基づくアドレス
指定Aijによりメモリ20に書込む。ここでメモリ2
0は磁気記録装置の電源がオフしても記憶内容を消去さ
せないため、E2FROM等の不揮発性メモリを使用し
ている。
第3図は第2図の実施例における測定データ書込時及び
書込用の測定データ読出時に記録媒体の予め定められた
領域の2つのトラックNα1.Nα2に対しヘッドシー
クを行なうシーク部の実施例構成図である。
7 第3図において、50は目標速度発生回路、52はフォ
ワード/リバース切換回路、54はベロシティエラー回
路、56は速度制御と位置制御を切換えるコアース/フ
ァイン切換回路、58はパワーアンプ、60はパワーア
ンプ58の電流検出回路である。62はディスク機構で
あり、パワーアンプ58により駆動されるボイスコイル
モータ64を備え、ボイスコイルモータ64により複数
のヘッド68を搭載したスライダ一部を記憶媒体66の
径方向に移動して所定トラック位置に移動できるように
している。70は位置信号復調回路であり、ヘッド68
から得られるサーボ信号から位置信号を復調する。72
は速度信号作成回路であり、位置信号を微分して得た速
度信号に電流検出信号を積分して得た信号を各々所定の
ゲインをもって加算することにより速度信号を作成し、
ベロシティエラー回路54に与えることで目標速度との
速度エラー信号を作り出す。
このようなシーク部の構成は従来の磁気記録装置と同じ
であり、本発明にあってはイコライサ自8 動調整モードの設定時にMPU22に予め設定した測定
データ記憶領域におけるNα1トラックとNα2トラッ
クに対するヘッドシークを行なって測定データの書込み
及び測定データの読出しを行なうことになる。
次に第6図の動作フロー図を参照して第2図の第1実施
例の動作を説明する。
まず工場出荷時あるいはユーザの使用開始時にイコライ
ザ自動調整モードを設定すると、ステップS1に進んで
自動調整モードの設定処理が行なわれる。この自動調整
モードの設定処理は次の4つの処理となる。
■AGCループを切るために切換スイッチ48をb側に
切換える。
■第3図のシーク部の動作によりヘッドを記録媒体の測
定領域ヘシークする。
■測定領域のトラックNα2に上限周波数f2に対応し
たDI2データの書込みを全ヘッドについて行なう。
■測定領域のトラックNα1に下限周波数f1の測9 定データD11の書込みを全ヘッドについて行なう。
このような自動調整のための準備処理としてのモード設
定が終了するとステップS2に進み、等化量切換回路1
0の制御スイッチSW3のみがオンとなるようにレジス
タ32にデータをセットし、これにより等化量切換回路
10に最小等化量に1を設定する。またD/Aコンバー
タ46にデジタルデータ“H80”をセットする。デジ
タルデータ“H80”はアナログ電圧の0ボルトに対応
し、従って、AGCアンプ34の増幅利得を1とし、ア
ナログ入力信号Vinをそのままイコライザ回路12に
入力する状態となる。更にトラックNα1゜Nα2に書
込まれた測定データDID、  DI2のイコライザ出
力レベルVllとVI2の間の関数関係を示す値AをA
=0にセットする。
続いてステップS3に進み、まずヘッドNα0を選択し
てリード動作を行なわせ、この時ヘッドはD11データ
が書込まれたトラックNα1に位置付けされていること
から、ステップS4で下限周波数f1の測定データ再生
信号のイコライザ出力Vl10 が測定され、これを測定値Xとする。
続いてステップS5に進み、測定値Xが目標電圧Bに一
致するか否か判定し、目標電圧Bに達していない時には
ステップS6に進んでD/Aコンバータ46をインクリ
メントして、AGCアンプ34の増幅率を上げ、測定値
Xが目標電圧Bに一致するまでAGCアンプ34の増幅
利得を上昇させる。
ステップS5で測定値Xが目標電圧Bに一致すると、ス
テップS7に進み再度Vfl電圧を測定して測定値Xと
する。次にステップS8に進んで隣接するトラックNo
、 2でヘッドシークを行なってステップS9でデータ
リードを行ない、このデータリードで得られたイコライ
ザ出力をステップS10でVI2電圧として測定し、こ
の測定電圧Vf2を測定値Yとする。
続いてステップSllで測定値XとYから、C=Y/X を算出し、更に、 D=1−C 1 を算出する。即ち、Dは、 D= 1−v+2/V[I となる。続いてステップS12で算出値りとステップS
2で設定した値A=0とを比較し、算出値りがA=Oよ
り小さい負の値となった時、即ち上限周波数f2側が下
限周波数fl側を越えて上りすぎた場合にはステップS
13に進み、1ループ前のレジスタの設定値、即ち1ル
ープ前の等化量をE2FROM20にその時のシリンダ
情報i及びヘッド情報jで定めるアドレスA1jの指定
により格納する。
一方、ステップS12で算出値りがA=Oより大きいプ
ラスの値であった時には、上限周波数fl側の補正が不
足していることから、ステップS14に進み、等化量が
最大値に4に達したか否かチエツクし、最大値に達して
いなければステップ815に進んで次の等化量に2とな
るようにレジスタ32を変更し、ステップS16で再度
トラックNα1にヘッドをシークしてステップS17で
データDflをリードし、同様にステップ87〜2 Sllの処理を繰り返す。
このステップ87〜817の処理を繰り返している途中
でステップS14において等化量最大値に4が判別され
ると、ステップS18に進んで現在のレジスタ32の設
定値をE2PROM20に格納する。
ステップS13または31.8によるレジスタ設定値の
E2PROM20に対する格納が終了すると、ステップ
S19でヘッド番号が最終ヘッド番号に達したか否かチ
エツクし、最終ヘッド番号に達していなければステップ
S20に進んでヘッドアドレスをインクリメントし、ス
テップS21でトラックNα1ヘシークした後、ステッ
プS22でステップS2と同様、制御スイッチSW3の
みをオンとなるようにレジスタ32をセットして最小等
化量に1を設定し、またD/Aコンバータ46にデジタ
ルデータ“H80”をセットしてAGCアンプ34のゲ
インを1に戻し、更に関数関係を与える値A=0にセッ
トする。続いてステップ823に進んでトラックNo、
 1のデータリードを行な3 った後、ステップS4に戻りヘッド番号0の場合と同様
の処理を繰り返す。
ステップS19で最終ヘッド番号が判別されるとステッ
プS24に進んで一連の調整モードを解除して処理を終
了する。この時、全ヘッド番号に対する処理が終了して
も測定領域が複数ある場合、例えば記録媒体の外周側と
内周側に分けて2ケ所に測定領域を設けた場合には、ス
テップS25に進んで測定領域が複数ある場合の次の領
域にシークし、ステップS2に戻って同様の処理を新た
な測定領域について同様に繰り返すようになる。
第7図は本発明の第2実施例を示した他の実施例構成図
であり、第2図の第1実施例の等化量切換回路10にあ
っては制御スイッチSWI〜SW3の切換制御により等
化量をに1〜に4の4段階に切換えていたが、第7図の
第2実施例においては、等化量切換回路10にゲインコ
ントロールアンプ(GCA)74を設け、ゲインコント
ロールアンプ74のゲインをD/Aコンバータ76に対
するMPU22のセットデータに基づいて可変し4 て出力電圧を可変できるようにし、ゲインコントロール
アンプ74の使用により等化量Kを直線的に切換えでき
るようにしたことを特徴とする。即ち、ゲインコントロ
ールアンプ74の使用により第2図の実施例に比べ、よ
り細かな最適等化量の設定制御ができる。
尚、他の構成は第2図の実施例と同じである。
第8図は第7図の第2実施例の動作フロー図である。
第8図において、各処理ステップ81〜S25は第6図
の処理ステップに対応して示しており、ステップS2.
S22でD/Aコンバータ46に加えてゲインコントロ
ールアンプ74を制御するD/Aコンバータ76につい
てもデジタルデータ“H80”をセットしている点、ス
テップS12において測定値X = V IIと測定値
Y = V 12が一致するか否かチエツクしている点
、更に測定値XとYが一致しない時にステップS15に
進んでD/Aコンバータ76のデータをインクリメント
してゲインコントロールアンプ74の利得アップを行5 なっている点が第6図の動作フローと異なっており、そ
れ以外の処理は同じになる。勿論、第6図のステップS
11による関数関係の算出処理は測定値XとYを直接比
較することから除かれている。
このような第6図または第8図の動作フローに従ったイ
コライザ回路12による等化量の自動調整終了状態にあ
っては、E2FROM20に全シリンダとヘッドの組み
合せに対応した等化量、具体的にはレジスタ32または
D/Aコンバータ76に対するセットデータが格納され
た状態となる。
従って、通常のリード動作時にあっては、MPU22に
対するシリンダ情報i及びヘッド情報jの指定によりE
2FROM20がアドレスAijによる指定を受けて対
応するセットデータをレジスタ32またはD/Aコンバ
ータ76にセットすることで、等化量切換回路10によ
る等化量をその時のシリンダ及びヘッドに適合した最適
等化量に自動設定することができ、イコライザ回路12
の使用周波数帯域での周波数特性が最適状態に改善され
ることで波形等化を行なう際の波形歪みを最小6 限に抑え、適切な等化出力波形を得ることができる。
尚、第6,8図の動作フローにあっては、自動調整を開
始するステップS1のモード設定において全ヘッドを使
用して対応する記録媒体の測定領域のトラックNα1と
Nα2に測定データD+1.  DI2を書込むように
しているが、工場出荷時等にすでに記録媒体の測定領域
に測定データが書込まれている場合には、ユーザサイド
の使用開始時における測定領域のトラックNα1.Nα
2に対する書込み動作は不要である。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、従来のシリン
ダ単位での等化量の調整に対しヘッド単位での等化量の
調整を簡単且つ短時間に行なうことができ、シリンダ及
びヘッド毎に異なる磁気変換特性に適合した最適等化量
を設定することで、イコライザ回路の周波数特性を改善
し、波形等化における波形歪みの発生を最小限に抑えた
ヘッド7 読出信号の再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明のシーク部実施例構成図;第4図は本発
明のイコライザ特性図; 第5図は本発明の各部の信号波形図; 第6図は本発明の第1実施例動作フロー図;第7図は本
発明の他の実施例構成図; 第8図は本発明の第2実施例動作フロー図;第9図は従
来方式の構成図である。 図中、 10: 12: 14: 16: 18コ 20: 等化量切換手段(等化量切換回路) イコライザ回路 測定データ書込手段 シーク手段 測定手段 メモリ(不揮発性メモリ、E2PROM)8 22:制御手段(M P U) 24:遅延線 26:差動増幅器 28:ローバスフィルタ 32:レジスタ 34:AGCアンプ 36:・測定データ作成回路 38:測定データ切換回路 40:切換回路 42:ピークホールド回路 44:A/Dコンバータ 46.76:D/Aコンバータ 48:切換スイッチ 50:目標速度発生回路 52:フォワード/リバース切換回路 54:ベロシティエラー回路 56:コアー入/ファイン切換回路 58:パワーアンプ 60:電流検出回路 62:ディスク機構 64:ボイスコイルモータ 66:記録媒体 68:ヘッド 70:位置信号復調回路 72:速度信号作成回路 74ニゲインコントロールアンプ(G CA)SW1〜
SW4 :制御スイッチ 9 0 特開平3 12802 (10) 区 ■ 味 特開平 3 12802 (14) 従木刀式の惰へ日 −22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1又は複数のヘッド及び1又は複数のシリンダを
    備えた磁気記録装置に使用され、任意のヘッドにより任
    意のシリンダから読出された再生信号の使用周波帯域で
    の周波数特性の悪化を改善するようにイコライザ回路(
    12)に設けた等化量切換回路(10)の等価量を切換
    設定するイコライザ自動調整方式に於いて、 前記ヘッドに対応した全媒体における所定の隣接する2
    トラックの各々に前記使用周波数帯域の少なくとも上下
    限の各周波数をもつ測定データを書込記録する測定デー
    タ書込手段(14)と;該測定データ書込手段(14)
    により測定データが書込まれた前記2トラックを交互に
    シークするシーク手段(16)と; 該シーク手段(16)によるヘッドシークで得られた測
    定データ再生信号のイコライザ出力から前記上下限周波
    数の各出力レベル(V_f_1、V_f_2)を測定す
    る測定手段(18)と; 該測定手段(18)による上下限周波数の測定レベル(
    V_f_1、V_f_2)が所定の関数となるように前
    記等化量切換手段(10)の等化量を切換え、該関数関
    係が得られた時の等化量(K_i_j)を対応するシリ
    ンダ情報(i)及びヘッド情報(j)を指示アドレスと
    してメモリ(20)に記憶する制御手段(22)と;を
    備え、通常動作時にあっては、シリンダ情報とヘッド情
    報によるアドレス指定(A_i_j)で読出された前記
    メモリ(20)の記憶等化量(K_i_j)となるよう
    に前記等化量切換手段(10)を制御することを特徴と
    するイコライザの自動調整方式。
JP14743689A 1989-06-09 1989-06-09 イコライザ自動調整方式 Pending JPH0312802A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5638225A (en) * 1992-03-18 1997-06-10 Fujitsu Limited Magnetic disc apparatus
KR20020006642A (ko) * 2000-07-11 2002-01-24 이은상 주방용 관련부품의 전해연마 장치 및 방법
KR20030018521A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 이은상 알루미늄 또는 알루미늄 합금의 초정밀 전해연마 장치 및그 방법

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KR20030018521A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 이은상 알루미늄 또는 알루미늄 합금의 초정밀 전해연마 장치 및그 방법

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