JPH03127775A - マンノジリマイシン誘導体の合成方法 - Google Patents

マンノジリマイシン誘導体の合成方法

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JPH03127775A
JPH03127775A JP2238863A JP23886390A JPH03127775A JP H03127775 A JPH03127775 A JP H03127775A JP 2238863 A JP2238863 A JP 2238863A JP 23886390 A JP23886390 A JP 23886390A JP H03127775 A JPH03127775 A JP H03127775A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマンノジリマイシン誘導体の合成方法に関し、
詳しくはアジドラクトンである2−アジド−2−デオキ
シ−3,4:6,7−ジ−O−イソプロピリデン−−D
−11丈旦−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクトンか
らのα−ホモマンノジリマイシンおよび6−エビ〜ホモ
マンノジリマイシンの合成方法に関する。
〔従来の技術〕
α−ホモノジリマイシンのようなイミノヘプチトール類
は、グリコシダーゼ阻害剤の一般的な部類を構威し、置
換基を欠く、対応するアゾヘキソーズに比べて、更なる
強さおよび/又は特異性を確得するアノメリックな置換
基を利用することが可能である。例えばα−ホモノジリ
マイシン(1)のβ−グルコピラノシル誘導体(2)〔
アンゼベノ等、J、 I斤エーエ恒場、−54巻、 2
539頁(1989年);リウ、L菖Y紅」垣1.52
巻、 4717頁(1987年)〕は、天然のアゾへプ
トースの最初の例〔カイト等、Tetrahedron
 Lett、 29巻、 6483頁(1988) )
であり、α−グルコシダーゼの強力な阻害剤であり、抗
糖尿病剤療法の薬の候補である〔ラインハルト等J、 
Pharmacol、 Ex 、 Thera  24
1巻、915頁(1987年)〕。又ホモフコノジリマ
イシン(3)〔フリート等、 Tetrahedron
 Lett、 30巻 4439頁(1989年)〕は
デオキシフコノジリマイシン(4)〔ウィンチエスタ−
等、 Biochem、 J+  259巻、印刷中(
1989年)〕と同じくらい強力な、ひと肝臓のα−フ
コシダーゼの阻害剤である。
デオキシマンノジリマイシン(D M J ) (5)
は、一般にα−マンノシダーゼの比較的弱い阻害剤では
あるが、グリコプロティンプロセッシングのマンノシダ
ーゼの阻害と研究のための主たる生化学的手段である〔
エルベイン、Ann、 Rev、 Biochem56
巻、497頁(1987年)〕。DMJは、プロセッシ
ングマンノシダーゼに対するその阻害により、HI V
 −]の感染性を弱めることが示唆され〔モンテフィオ
リ等、Proc、 Natl、八cad、 Sci 1
3485巻、9248頁(1988年)〕、強力なアン
チHIV剤としてのマンノシダーゼ阻害剤をデザインす
るための試みにおいて、モノキュシーグラフィックな研
究が報告されている〔ウィンクラ−およびホラン、J、
 Med、 Chem、、32巻、 2084頁(19
89年)〕。
事実DMJはα−マンノシダーゼに対するよりもα−フ
コシダーゼに対するより良い阻害剤である〔エバンス等
、ハ幻没薊健謀匹u、24巻、1953頁(1985年
)]。これは多分、DMJの(、−2,C3、およびC
−4のヒドロキシル基の立体化学の、マンノースおよび
フコースの両方におけるそれ等との一致性、およびα−
マンノシダーゼ阻害に対してよりはα−フコシダーゼ阻
害に対して厳重な構造上の要求性が少いためである。α
−ホモマンノジリマイシン(HMJ)(6)は、α−マ
ンノシダーゼの活性位置とのアノメリンクな置換基の更
なる相互作用のため、D M J (5)より、マンノ
シダーゼのより特異的な阻害剤である。さらにHM J
 (6)はα−フコシダーゼの比較的弱い阻害剤であろ
う。なぜならC−2およびC−6における立体配置は、
α−フコ立体配置に関して不正確であるからである。(
、−6におけるメチル置換基より、極性なヒドロキシメ
チル置換基が存在することもフコシダーゼ阻害を減らす
であろう。さらにHM Jは多くのα−マンノシル誘導
体(7)を作ることができ、マンノース残基への結合の
性質により、グリコブチインプロセッシングの、異なっ
たマンノシダーゼの差別的な阻害をすることができる。
il) R−H(2) R−11,glucopyri
aagy+   (31R−CBrOR(41R++R
(q(6) Rm H(71Rm 1lokcd +n
aonoscホモマンノジリマイシンは5個の隣接する
キラル中心と、反応性基を持つ7個の隣接する炭素原子
を有する。この種の化合物の以前の合成〔アンゼベノ等
、上記;リウー等、上記;およびフリート等、Tetr
ahedron Lett、 30巻、4439頁(1
989年)〕ではヘキソーズ誘導体から出発し、合成の
比較的後期でもう一つの炭素を加えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、マンノジリマイシン誘導体である、α−ホモ
マンノジリマイシンおよび6−エピ−ホモマンノジリマ
イシンの合成方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、α−ホモマンノジリマイシン(6)お
よび6−エピ−ホモマンノジリマイシン(8)はそれぞ
れ、保護したアジドラクトンである2−アジド−2−デ
オキシ−3,4:6,7−シーOイソプロピリデン−1
)−1旦−D−4旦−ヘブトノー1,5−ラクトン(1
0)から合成され、窒素原子はC−2に導入する。α−
ホモマンノジリマイシン(6)および6−エピ−ホモマ
ンノジリマイシン(8)はそれぞれの系統的な名称は、
2.6−シデオキシー2.6−イミノ−Di’悲丈旦−
D −Lローへブチトールおよび2.6−ジデオキシ−
2ローイξノーL−u文旦−D−!旦−ヘブチトールで
ある。
本発明の方法において出発物質として用いられるアジド
ラクトン(10)およびその合成方法については、以下
に、およびブルース等によりTetrahedron 
46巻、(1989年)(印刷中)に記載されている。
簡単に言うと、アジドラクトン(10)はジアセトンマ
ンノースから製造し、その物はキリアニ反応により、保
護したヘプトノラクトン(9)に変換する〔キリアン等
、Ber、  18巻、3066頁(1885年); 
フィッシャー、hム 22巻、2204頁(1889年
)〕。保護したヘプトノラクトン(9)をトリフリック
無水物でエステル化し、ソジウムアジドで処理すると、
立体配置を保持しつつC−2で全部の置換が起こり、ア
ジドラクトン(10)を収率76%で得られる(出願番
号07/352,060 8号の実施例4)。
本発明によれば、アジドラクトン(10〉中の側鎖アセ
トニドは酸加水分解して対応するジオール1 (捧になり、そのジオールは次にシリル保護剤、たとえ
ばt−ブチルジメチルシリルクロライドと反応し、シリ
ルエーテル、2−アジド−7−Otert−ブチルジメ
チルシリル−2−デオキシ−3゜4−イソプロピリデン
−D−l1丈2−D−u旦へブトノー1.5−ラクトン
(12)となる。このシリルエーテル(12)は次のよ
うに分岐的な中間体として用いる。
A、C−6での立体配置の反意を伴って、C−2で窒素
基を(、−,6に結合することによるピペリジン環の形
成、よりなる合成法により、6−エピ−ホモマンノジリ
マイシン(8)を作るため、または B、C−6での立体配置を保持しながら、C−2の窒素
基をC−6に結合することによる、ピペリジン環の形成
、よりなる合成方法により、αホモマンノジリマイシン
(6)を作るため。
1 6−エピ−ホモマンノジリマイシン(8)の合成の好ま
しい実施態様では、次の反応工程を行う。
a、シリルエーテル(12)をトリフルオロメタンスル
ホン酸無水物をと反応させて、アジドトリフレー!−(
13)にすること、 b、アジドトリフレート(13)にパラジウム触媒によ
る還元的水素化を行い、二環性のラクトン(15)にす
ること、 C0該二環性ラクトン(15)を水素化アルくニウムリ
チウムで還元して、保護したイ旦ノへブチトール(16
)にすること、 d3例えばトリフルオロ酢酸による酸加水分解により、
該イミノヘプチトール(16)から保護基を除去して、
6−エピ−ホモマンノジリマイシン(8)にすること。
α−ホモマンノジリマイシン(6)の合成の好ましい実
施態様では、次の反応工程を行う。
a、シリルエーテル(12)中の第2級アルコール基を
酸化して、対応するケトアジド(17)にすること、 2 b、ケトアジド(17〉をトリエチルホスファイトで還
元して、二環性のイミン(18)にすること、C1二環
性イミン(18)を水素化ホ・P素すチウムで還元して
、保護したα−ホモマンノジリマイシン(19)にする
こと、 do例えばトリフルオロ酢酸での、酸加水分解により、
保護したα−ホモマンノジリマイシン(19)から保護
基を除去して、所望のα−ホモマンノジリマイシン(6
)にすること。
6−エピ−ホモマンノジリマイシンおよびαホモマンノ
ジリマイシンの上述のを戒に用いる他の適切な反応剤は
、本開示を読んだ当業者には明らかであろう。これ等の
反応剤は上記反応工程の化学量論を満足するような割合
で通常用いる。
本発明を便宜的に、アジドラクトン、2−アジド−2−
デオキシ−3,4:6.7−ジ−○−イソプロピリデン
−D −1丈丈旦−D−叉旦一ヘブトノー1,5−ラク
トン(10)を用いて、6−ニビホモマンノジリマイシ
ン(8)およびα−ホモマンノジリマイシン(6)の製
造する、好ましい実施態様3 の次の記述により、説明する。
本発明のこれらの例示的実施態様は次のように、反応に
より行われ、かっこ内の化合物ナンバーは、構造により
示す化合物に対応する。
(10)における側鎖アセトニドを80%の酢酸水溶液
で加水分解すると、ジオール(11)、融点126゜1
27°C(収率94%)となり、そのものをイ果ダゾー
ル存在下ジメチルホルムアごド中のter tブチルジ
メチルシリルクロライドと反応させてシリルエーテル(
12)、融点138°−139°C1Fα]20−1−
109.6 (c,CHi3中0.99 )を得た(収
率79%)。シリルエーテル(12)は、HM4 J(6)および6−ニビーHMJO合成両方の分岐的な
中間体である。
B、  6−ニビーホモマンノジ1マイシン の人(1
4) (15) (I6+ 6−ニビーHM J (8)の合成の場合には、C−6
での立体配置の反転を伴って、(12)中の(、−2の
窒素反応基をC−6に結合することにより、ピペリジン
環が絹み立てられる。(12)をピリジン存在下、ジク
ロロメタン中20℃でトリフルオロメタンスルホン酸無
水物で処理して、トリフレート(13)、融点79”−
80℃(収率95%)を得た。
酢酸ナトリウム存在下における炭素上の10%パラジウ
ム存在下に、酢酸エチル中でアジドトリフレート(13
)を水素化すると、アジドが対応するアミンへ還元され
、容易に連化した二環性ピペリジ5 ン(15〉、ロウ状固体、 [α]t0−15.4° 
(c。
CHCl!、、中1.2)を収率96%で得た。(13
)の水素化を酢酸ナトリウムを存在せずに行うと、二環
性アミン(15)が収率52%で、アミノトリフレート
トリフレート塩(14〉、融点77°−79°C1[α
l” +34.7 (c、 CHCj23中0.63 
)が収率43%で生じたテトラヒドロフラン中で水素化
アルミニウムリチュウムにより二環性ラクトン(15)
を還元して、保護されたイごノへブチトール(I6)、
融点112°−114°C1[α]2°+52.7(c
CHCl5中1.0)を収率54%で得た。トリフルオ
ロ酢酸水溶液での処理により(16〉から保護基を除去
し、イオン交換クロマトグラフィによる精製の後、6−
ニビーHM J (8)、 [α]”+26.4’(c
、水中0.5)を、非常に吸湿性の固体として、収率8
5%で得た((12)からの全体の収率42%〕(8)
の対応する塩酸塩、融点203°−205°、[α12
0+ 31.1° (c、水中1.0)は容易に結晶化
する固体である。フリーな塩基としての6−ニピーHM
 J (8)の13CNMR(D、O)は:δ6 54.6および56.0 (2Xd、C−2および06
L62.1(2つのオーバーラッピングしたtlC−■
およびC−7)、66.8,70.1および71.7 
(3Xd、C−3,C−4およびC−5)。
塩酸塩としての6−ニビーHM J (8)の”CNM
R(D、o)は:656.1および56.4(2xd。
C−2およびC−6)、58.3および59.1(2X
t、C−1およびC−7)、63.5,67.4および
69.4 (3Xd、C−4およびC−5)。
シリルエーテル(12)からのHM J (6)の合成
には、C−6での立体配置を保持しつつ、ピペリンジン
環を形成する必要がある。ピリジニウムクロロクロメー
トによりジクロロメタン中で(12)の第2級7 アルコール基を酸化すると、ケトン(17)、融点12
0°−122°C,[αl”°+5.4’ (c、 ク
ロロホルム中1.0)を収率74%で得た。トリエチル
ホスファイトでケトアジド(17)を還元(タケウチ等
、L」u、 Chem、 54巻、431頁(1989
年)〕すると中間体のアザーイリッドになり、そのもの
は分子内アザーウイッティング反応〔エグチおよびクケ
ウチ、J、 Chem、 Soc、 Chem、 Co
mmun、 1989年、602ページ〕を受け、二環
性イミン(18)、油状、 [α]” + 98.3 
’ (c、 CHCl!、z+1.0)を収率89%で
得た。水素化ホウ素リチウムによりテトラヒドロフラン
中でイミン(18)を還元すると、炭素−窒素2重結合
のそのより少なく束縛された(h 1ndered)面
の優勢な還元をまずこと〔マルオカ等、J、八、Che
IIl、 Soc、 105巻、2835頁(1983
年)〕となり、保護したH M J (19)、融点1
65−166°C1[α)2°−28,5°(c、C)
IC13中1.0)(収率46%)が、少量のC−6エ
ビマー(16) (収率2%)と共に得られた。トリフ
ルオロ酢酸水溶液によりすべての保護基を(19)から
除8 去すると、HM J (6)を、非常に吸湿性の固体と
して、 [α]”+7.45°(c、水中0.55)、
収率92%((12)からの全体の収率28%〕で得ら
れた。HMJの塩酸塩も吸湿性の固体である。フリーな
塩基としてHM J (6)のI’CNMRは、δ56
゜2および59.0 (2Xd、C−2およびC−6)
、59.6および61.3 (2Xt、C−1およびC
7L 6B、9,69.4および72.2 (3Xd、
C3、C−4およびC−5)である。
グ1コシ゛−ゼ −i イミノヘプチトール(6)および(8)を、14のひと
肝臓グリコシダーゼの阻害剤としてアッセイし、効果を
、ダーヘル等のBiochem、 J、  258巻、
613頁(1989年)に記載された5通常のエンザイ
ムアッセイ法により、デオキシマンノジリマイシンの効
果と比較した。結果を下の表に示す。表よりHM J 
(6)およびD M J (5)による、ひとα−マン
ノシダーゼ阻害の特異性と強さは非常に似ていることが
わかる。どちらの化合物もβ−マンノシダーゼを阻害し
ない。6−ニピーHM J (8)はいかなる9 α−マンノシダーゼをも阻害せず、C−5における正し
い立体配置はα−マンノシダーゼの聞書に必須であるこ
とを示す。対照的にD M J (5)も6エビーHM
 J (8)もα−フコシダーゼの強力な聞書剤であり
、他方HM J (6)はこの酵素の弱い阻害剤にすぎ
ない。フコシダーゼ阻害剤としてのこれ等の化合物の比
強度は、それらをα−L−フコースのアナログと考える
ことにより理解できる。3つの化合物はすべて第2級ヒ
ドロキシル基の正しいキラリティを持っているーこれは
α−フコシダーゼ阻害に対する最小の必要条件である。
しかしαフコシダーゼ阻害剤としてのそれらの有効性比
は、C−2およびC−6での置換基の立体化学により決
まる。D M J (5)および6−ニビーHM J 
(8)は、α−L−フコースと比較して、間違った立体
配置の、−個の置換基を持つのに対し、HM J (6
)のC−2およびC−6の両方の置換基はα−Lフ=r
−スの置換基と異っている。すべての化合物は、それら
すべてが、正しい立体配置の親油的なメチル置換基を欠
いζいるので、デオキシフコノ0 シリマイシンより、α−フコシダーゼの弱い阻害剤であ
る。
かくてHM J (6)は、D M J (5)よりα
−マンノシダーゼの選択的な阻害剤である。DMJに比
較してHM J (6)の特異性が高いこと、およびア
ノメリックなヒドロキシメチル基についたα−1,2α
−1,2−1およびα−1,2−マンノシル誘導体の形
成の可能性は、このものをプロセッシングのマンノシダ
ーゼの機能と特異性を調査するための価値ある化合物と
する。要約すれば本発明は、高度に機能化された化合物
の合成において、容易に利用できるヘプトノラクトン(
9)の用途を示し、さらにグリコシダーゼ阻害剤として
のイごノへブチトールの可能性を示す。
1 阻害剤濃度1mMにおける、4−ウンベリフェリルピラ
ノシドのひと肝臓α−フコシダーゼおよびαマンノシダ
ーゼにより触媒される加水分解の阻害% 次の実施例は本発明をさらに詳細に説明するものである
が、本発明はこれら具体的な実施例には限定される1・
のではないと認識する。実施例13はアジドラクトン(
10)の製法を説明し、実施例4および5は分岐的な中
間体シリルエーテル(12)2 の製法を説明する。実施例6−11は6−ニピホモマン
ノジリマイシン(8)の製法を説明し、実施例12−1
5はα−ホモマンノジリマイシン(6)の製法を説明す
る。
実施例1 D−マンノースはシグマ ケミカル カンパニーから人
手し、シュミット、Meth、 Card吐鰻hChe
m  2巻、318ページ(1963年)に記載された
ように、2.3:5.6−ジ−O−イソプロピリデン−
−D−マンノフラノースに変換した。
水(2(10mf)中の2.3:5,6−ジー○−イソ
プロピリデン−D−マンノフラノース(10,8g、4
1.0ξリモル)、シアン化ナトリウム(1,84g、
38.0ミリモル)、および炭酸水素ナトリウム(3g
)の混合物を、室温で4日間攪拌した。
3 その時以後透明な溶液が得られ、その溶液はシアナイド
を含まなかった。反応混合物を次に90°Cで1.5時
間加熱し、室温に冷却しジクロロメタン(2X20d)
で抽出した、ジクロロメタン層を乾燥しく硫酸ナトリウ
ム)、溶媒を除去して、未反応の出発物質ジアセトンマ
ンノースを得た(1.84g、17%)。水層を濃硫酸
の滴下によりpH3に調節し、酢酸エチル(3X150
m0で抽出した。−しょにした酢酸エチル抽出物を乾燥
しく硫酸ナトリウム)、溶媒を除去して残渣を得、残渣
をフラッシュクロマトグラフィ〔酢酸エチル:ヘキサン
、l:2〕で精製して次の2つの化合物を得た。
Δ 立炎上y、 Rf O,7(酢酸エチル:ヘキサン、2
:1)およびRfo、6(酢酸エチル:ヘキサン、1:
1)、(0,78g、収率6.6%、未回収の出発物質
に基づいて8%)、融点140°−1414 ’C(1−チル:ヘキサン)、 [α]” +93.4
(c、cHcfi中1.2 ) 、+’1lall (
cHCj2s):3350(○H)、1755 (c=
O) cm−’ (実測値:C,54,17、H,7,
25%、C+ Jzo(1+はC054,16; H,
7,01%を必要とする。)■ 上ml、RfO,5(酢酸エチル:ヘキサン、2:1)
およびRfo、3(酢酸エチル:ヘキサン、1:1)、
3.08g、収率26%、未回収の出発物質に基づいて
31%、融点157°−159°C(酢酸エチル:ヘキ
サン)、 [α12°+63.8゜(c、cHcf3中
1.3)、ν、、、(cHCn 3) :3540(○
H)、1767 (c=O) cm−’ (実測(!f
:C,54,12iH,7,09%、C+Jzo(1+
はC654,16、H,7,01%を要す。)実施例2 5 1セロ−D−ローヘプ ノー15−−り ン、乾燥した
ピリジン(4成、50もリモル)およびトリフルオロメ
タンスルホン酸無水物(5,0g。
■8ミリモル)を、−30″C1窒素下に、ジクロメタ
ン(75d)中の実施例1の文旦−ラクトン生成物(9
) (3,72g、13くリモル)の攪拌した溶液に5
分にわたって加えた。さらに5分後、出発物質は残存し
なかった。反応を希塩酸水溶液(60Id)を加えてク
エンチした。有機層をブライン(2X60d)で洗浄し
、乾燥(硫酸ナトリウム)した。溶媒を除去し安定な粗
製のトリフレー1−(2)、クリーム状固体、(5,1
g、93%)を得た。そのものはさらに精製することな
くアジドへの変換のために直接用いた。相トリフレート
のサンプルを再結晶して3 4:6 7−ジー0−15
−−り ン、融点118″−119’(分解)(エーテ
ル:ヘキサン)、 [α120十37.0° (濃度、
CHCffi、中1.02 ) 、ν□86 (cHi3) : 1793 (c−〇)cm−’(実
測値:C,40,05;H,4,59%、Cl 4HI
 JsO7SはC440,(10;H,4,56%を要
する。)を得た。
実施例3 0ト1フレート )′、ジメチルホルムアごド(25m
l)中の、上記実施例2で作った粗製のトリフレート(
5,1g、12ミリモル)を室温で4時間ソジウムアジ
ド(1,0g、15ミリモル)と攪拌した。溶媒を次に
除去し、残渣をジクロロメタン(60m)およびブライ
ン(60m)に分配した。有機層を乾燥しく硫酸ナトリ
ウム)、溶媒を除去し、フラッシュクロマトグラフィ〔
酢酸エチル:ヘキサン、1:3〕による精製後、2−ア
5−− ン10.(3,05g、 81%、l’−ラクトン(9)から75%〕を無色シフ 0ツブとして得た。そのものを放置して結晶化した。融
点103°−104°C(エーテル:ヘキサン)、[α
]” +96.7 (c、  ClICff3中1.1
3 )ν、、X(c1(cL) : 2125 (N3
 )、1773(c−〇)clo−’、  (実測値:
C,49,81;H。
6.19、N、13.70%、Cl5H+qN30bは
C,49,84H,6,11、N、  13.41%を
必要とした。)実施例4 2−アジド−2−デオキシ−3,4:6,7ジーO−イ
ソプロピリデン−D −t1文旦−Dタローへブトノー
1.5−ラクトン(10)、(815■、2.6ごリモ
ル)を、80%酢酸(6m0と、3.5時間50°Cで
攪拌した、溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグ
ラフィ〔酢酸エチル:ヘキサン、4:1〕精製し、2−
アジ −2−一゛オキシ34−0−イソプロピ+−゛ン
ーD−グ1セロD−ローへプ ノー  5−−  ン1
1、8 (672mg、94%)を得た。融点126゜127°
 (酢酸エチル−ヘキサン)、 [α]20十131.
5″(c、MeOH中1.08 ) 、ν11.x(ヌ
ジョール) :3470 (OH)、2120 (N3
 )、1750 (c=O) cm−’ (実測値:C
,44,02゜H,5,47、N、  15.2%、C
1゜LsLOaはC943,96;N15.53 ;N
、15.38%を必要とする。) 実施例5 ジメチルホルムアミド(5m0中のtert−ブチルジ
メチルシリルクロライド(0,95g、 6.31リモ
ル)の溶液を、−10°Cで、ジメチルホルムアミド(
15m)中のジオール(11) (1,15g。
4.2ξリモル)およびイ藁ダゾール(0,57g。
84ミリモル)の攪拌した溶液に、窒素下情々加えた。
−lOoCでの15分後、反応は完結し溶媒9 を除去した。フラッシュクロマトグラフィ〔ヘキサン:
酢酸エチル、4:1〕により精製すると、二j1」≦α
工旺を得た、(1,29g、79%)。
白色固体、融点138°−139°C(エーテル)、[
α]20+109.6° (c 、CHCn 、中0.
99 )、ν□、(cHCjh  )  =3550 
 (OH)、2120(N3 ) 、1779 (c=
O) c酊1゜(実測値:C,49,34;H,7,7
7;N、  10.59%、Cl 6HzqNs06s
iはC,49,59;H,7,54;N。
10、84%を必要とする。) 実施例6 0 よびトリフルオロメタンスルホン酸無水物(1,22g
、4.3ミリモル)を、窒素下、−20°Cで、ジクロ
ロメタン中(15ml)の2−アジド−2−デオキシ−
34−〇−イソプロピリデンー7−○tert−ブチル
ジメチルシリル−D−グリセロD−タロ−ヘプトノ−1
,5−ラクトン(12)、(1,29g、3.3ミリモ
ル)の攪拌した溶液に加えた。−10°Cでの30分後
、T、  L、  C(エーテル:ヘキサン、■=1〕
は、出発物質(RfO82)が完全に消失し、単一の生
成物(RfO,6)が生していることを示した。反応物
をジクロロメタン(20m色)で希釈し、希塩酸(2X
10m0、次いでブライン(20d)で洗浄し、乾燥し
た(硫酸ナトリウム)、溶媒を除去して、トリフレート
(1,62g、95%)を得た。これは黄色い結晶性の
固体であり、精製せずに使用した。少量のサンプルを再
結晶して、−4二j−2丁−7−0−1 ヘプ ノー15−−クトン13の針状晶を得た。
融点79°−80°C2[α]”+41.1° (互。
CHC13中0.95 ) 、ν□、(cHCfs):
2125 (N3 )、1780 (c−〇)cm−’
  (実測値:C,39,45;H,5,43;N、 
8.26%、C+ 7HzeFsNsosssiはC,
39,90i H,4,53;N、8.09%を必要と
する。) 実施例7 酢酸エチル(20Id)中のトリフレート(13)(1
,62g、3.12ごリモル)の溶液を、室温で、水素
下、カーボン上のIO%パラジウム(1(10■)の存
在下、激しく攪拌した。24時間後T。
L、  C0により出発物質は残存していないことがわ
かった(Rfo、6、エーテル:ヘキサン、l:l)。
混合物をセライトを通して濾過し、酢酸工2 チル(30d)で洗浄し、2つの生成物(Rf。
0.95および0.4、酢酸エチル)を含んだ溶液を得
た。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィ
(酢酸エチル:ヘキサン、2:1)で精製し、2つの化
合物を得た。第一のものは二環性アミン(15)であり
(550■、52%)すべての点で以下で作った物質と
同一である。第二の化合物はトリフレート塩、2−ア≧
ノー7−O−tertスルホネート(14)と同定され
た(872mg、43%)。白色固体、融点77°−7
9°C(エーテル)、[α]”+34.7° (士、C
HCj!3中1.0)、シーaX (cHCjl!3)
  ’ 35(10 b r (NH”3)、1 7 
8 0  (c=O)  cm−’。  (計算イ直 
:C,33,46、H,5,04;N、2.13%、C
+eH++FJO++5zSiはC,33,59、H,
4,85、N、2.18%を′要する。) 3 実施例8 酢酸エチル(2(1++4り中のアジドトリフレート(
13)、 (605mg、1.16ミリモル)を室温で
、水素下、無水酢酸ナトリウム(380■、4.6ミリ
モル)およびカーボン上の10%パラジウム(50■)
の存在下激しく攪拌した。20時間後混合物をセライト
を通して濾過し、酢酸エチル(20d)で洗浄し、T、
  L、  Cでワンスポットを与える〔酢酸エチル、
RfO,9)無色の溶液を得た。フラッシュクロマトグ
ラフィ(ヘキサン:酢酸エチルI:1)により7−O−
tert−ブチルq (348■、96%)を得た。放
置すると白色のワックスに固化する無色のシロップ、4 [α120−15.4° (c 、CI(cj23中1
.2 )、νII!llfに−ト): 3360  (
NH)、1781(c−0)c+c’;(実測(ffi
:C,55,17;H,8,79;N、4.27%、C
+ bHzqNO5siはC,55,95、H。
8.51;N、4.08%を必要とする。)実施例9 1フ −  14のニ  アミン15への男1.   
l−リフレート塩(14)(105■、0.16ミリモ
ル)をジメチルホルムアミド(4m0中の無水酢酸ナト
リウム(54mg、0.65 S9モル)と室温で20
時間反応させた、溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロ
マトグラフィ(ヘキサン:酢酸エチル、2:I)で精製
し、二環性アミン(15) (47■、86%)を得た
。このものはすべての点で上で作った物質と同一であっ
た。
男1(」jj−6トリフレート塩(14)(75■、0
.12ミリモル)を乾燥したテトラヒドロフラン(3m
l )中の無水炭酸ナトリウム(25■、0.24■)
と共に攪拌した。室温での24時間後反応を終え、上記
のように精製し、二環性アくン(15)5 (30mg、79%)を得た。
実施例10 ま:二すエ0 去抜1土り、水素化アルごニウムリチウム(50■、1
ξリモル)を、0°Cで乾燥したTHF (3ml)中
の二環性アミン(15) (167mg、 0.481
リモル)の攪拌した溶液に加えた。2時間後、TLC(
ヘキサン:酢酸エチル、2:1)は出発物質(Rfo、
6)が完全に消費され、ヘースライン物質と共にRfO
,1で一つの生成物が出来ていることを示した。反応を
水(0,5成)でクエンチし、酢酸エチル(10ml)
で稀釈し、セライトを通して濾過した。溶媒を除去し、
残渣をフラッシュクロマトグラフィ(ヘキサン:酢酸エ
チル、3:2)6 0−ヘプチトール(16(90■、54%)を得た。
融点112″−114°C(エーテル−ヘキサン)〔α
)、+52.7° (c、CHCj23中1.0)、シ
ー、X(cI(I/!z) : 3450 (NH) 
cm−’。(実測値:C55,46;H,9,51;N
、 4.03%。
C+ 6H3sNOsSiはC,55,30; H,9
,57;N4.03%を必要とする。) 、11−北)、水素化ホウ素リチウム(THF中の2M
溶液を0.55ml、 1.1ミリモル)を、窒素下2
0°Cで、THF (10d)中の二環性アくン(15
) (379■、1.1コリモル)の攪拌した溶?夜に
加えた。その溶液を室温に暖め、2時間攪拌した。その
後T、1..C(ヘキサン:酢酸エチル、1;1)を行
ったところ、ごく接置の出発物質(RfO17)と、R
f 0.6および0.1の二つの生成物を示した。反応
を無水塩化アンモニウムでクエンチし、濾過し、溶媒を
除去し、固体(383■)を得た。フラッシュクロマト
グラフィ(ヘキサン:エーテル、2:1)を行い、2つ
の生成物を得た。
第一のものはボラン付加物(153mg、39%)7 であった。融点110°C(分解、エテールーヘキサン
)、〔α) n +9.8 (c,CHCft中1.0
)、ν□、 (cHCj23) : 3450.323
0(Nilおよび011) 、2380 (B)lx)
cm−’。(実測値: C,53,81、H,10,3
4;N、 3.60%。BC+6H+2NOsSiはC
,53,18;H,10,04、N、3.88%を要す
る。第二の生成物は、7−○−terL−プチルジ(7
ブチ、18%)、すべての点で上で作った物質と同一で
あった。
実施例11 7−0−tert−ブチルジメチルシリル−2,6−ジ
デオキシ−2,6−シミツー3.1−0−イソプロピリ
デン−L−グリセロ−D−クローへブチトール(16)
(137■、0.40ミリモル)を、50%トリフルオ
ロ酢酸水溶液(4m0中で208 時間室温で攪拌した。溶媒を除去し、粗1−リフルオロ
酢酸塩を水酸化ナトリウム希薄水溶液で分解した。イオ
ン交換クロマトグラフィにより精製(ダウエックス50
X、8−1(10、H4型、0.5Mアンモニア水溶液
で溶離)し、凍結乾燥し、26−シー゛オキシ−26−
イミノ−■、−グlセロ−D−ローへブチトール(8)
(66mg、85%)を得た。非常に吸湿性の固体であ
る(RfO18、EtOH:MeOH: 0.5MNT
o  2 : 2 : 1)、(α) o +26.4
 (c、水中0.5 ) 、ボラン付加物(8) (1
25■、0.35ミリモル)でこの操作を繰返し、上と
同一物質を得た(55+ng、82%)。
フリー塩基(16)(1(10■、0.52ミリモル)
をメタノール(3ml )に溶解し、アセチルクロライ
ド(約0.1mL1ミリモル)を加えた。クロロホルム
を加え、冷却すると26−シー゛オキシ−26−イ≧、
1−L−グーセロ−D−ローへブチト二永塩醍塩の結晶
を生じた(91■、76%)。
融点203’−205°C(メタノール:クロロホルム
)、〔α)、+31.1° (c0水中1.0)、9 v、、X(KBr)  : 35(10−25(10 
 (Nll、OH)cm−’、実測値:C,36,61
,H,7,32;N。
5.88%。C?HI 6NO5CI!、はC,36,
61、H。
7.02;N、6.10%を必要とする。
実施例12 トン(17) アルコール(12) (2,07g、5.35ミリモル
)およびピリジニウムクロロクロメート(3,45g、
16ミリモル)を、窒素下室温で、ジクロロメタン(5
(ld)中で粉末モレキュラーシーブ(2g)と攪拌し
た。18時間後T、L、C(ヘキサン:酢酸エチル1:
l)は出発物質(RfO,35)が完全に消費され、単
一の生成物(Rfo、5)が生成していることを示した
。混合物をエーテル(50ml)で稀釈し、セライトプ
ラグを通して濾過し、溶媒を除去した。フラッシュクロ
マトグラフィ(ヘキサン:酢酸エチル、5:1)により
、−4二でシ乙七0 ert ブチルジメチルシ ル 2−″パ 得た(1.53g、74%)。融点120°−122゜
(エーテル)、[α]、+5.4(互、HCff3中1
、0 ) 、ν11.X(cIICj23) : 21
23 (N3)、1780(c=O)、1743 (c
=0) cm−’。(実測値:C,49,96、H,7
,32;N、  10.60%。
C+6H2J、06SiはC,49,85、H,7,0
6、N。
10、90%を必要とする。) 実施例13 乙まl■鮭 トリエチルホスファイト(THF中1.3M。
2.4雌、3.11リモル)を、窒素下、乾燥したTH
F (5d)中のケトン(17) (605mg、■、
57ミリモル)の攪拌した溶液に加えた。室温での18
時間後T、L、C(ヘキサン:酢酸エチル、5:l)は
出発物質(Rfo、6)が完全に消費され、単一生成物
(RfO,7)が生していることを示した。
溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフ1 ィで精製(ヘキサン:酢酸エチル、5:1)L、−理性
のイミン(18) (477■、89%)を得た。
無色のオイル、〔α)o+98.3(互、CHCffi
3中1.0 ) 、ν□X (フィルム):1781 
(c=0) 、1650 (c=N) cm−’。(実
測値:C56,39;H,8,02;N、4.05%、
C+611□tNOsstはC,56,28;H,7,
97;N。
4.10%を必要とする)。
実施例14 水素化ホウ素リチウム(THF中2M、0.6mN、1
.2ミリモル)を、窒素下、−78°Cで、乾燥したT
HF(10d)中のイミン(18) (182mg、0
、53−1.リモル)の攪拌した溶液に加えた。その溶
液を一時間かけて室温に暖め、塩化アンモニウム飽和水
溶液(0,3d)でクエンチする前に、さらに4時間攪
拌した。その溶液を絶乾し、残渣を2 フラッシュクロマトグラフィ(グラジエントエリエーシ
ョン;ヘキサン:酢酸エチル、1:1 0:l)で精製
し、二つの生成物を得た。第一のもの(RfO,3、酢
酸エチル)は7−O−tert−ブ2%)であり、すべ
ての点で、上で作った物質と同一である。第二の化合物
は7−O−tert−ブチれた(85■、46%)。融
点165°−166”c <酢酸エチル:エーテル)、
[α] 、−28,5゜(互、CHCl3中1.0 )
 、ν□X(cIICj2z ) ’3450 (OH
)cm”。(実測値: C,55,56;H,10,0
1;N、 3.99%、C+ 6H3sNOsSiはC
655,30i H,9,57i N、 4.03%を
必要とする。) 実施例15 3 26−シー゛オキシ−26−イ旦ノーD−9150%ト
リフルオロ酢酸水溶液(4m0中の保護したイミノヘプ
チトール(19)(196■、0.56ミリモル)を室
温で20時間撹拌した。溶媒を除去した後、生じたトリ
フルオロ酢酸塩を水酸化ナトリウム希薄水溶液でフリー
塩基に分解した。イオン交換クロマトグラフィ(ダウエ
ックス50X、8−1(10、H1型、0.5Mアンモ
ニア水溶液で溶離。次にアンバーライト(G−4(10
、OH型、水で溶離)による精製で、凍結乾燥後、2−
6−シー゛オキシ−26−イミノ−D−グlセロD−ロ
ーへプ  −ル (99mg、92%)を得た。非常に
吸湿性の固体。〔α〕。+7.45゜(左、水中0.5
5 )。
他の様々な実施例は、本発明を読んだなら、本発明の思
想と範囲から離れることなく、当業者に自明であろう。
そのようなすべての他の実施例は、本発明の特許請求の
範囲内に包含されるものであることを意図するものであ
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)2−アジド−7−O−tert−ブチルジ
    メチルシリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピ
    リデン−D−グリセロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−
    ラクトンをトリフルオロメタンスルホン酸無水物と反応
    させて、アジドトリフレートにすること、 (b)アジドトリフレートにパラジウム触媒による還元
    的水素化を行い、二環性のラクトンにすること、 (c)該二環性ラクトンを水素化アルミニウムリチウム
    で還元して、保護したイミノヘプチトールにすること、
    および (d)酸加水分解により、該イミノヘプチトールから保
    護基を除去して、6−エピ−ホモマンノジリマイシンに
    すること よりなる、6−エピ−ホモマンノジリマイシンの合成方
    法。
  2. (2)(a)2−アジド−7−O−tert−ブチルジ
    メチルシリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピ
    リデン−D−グリセロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−
    ラクトン中の第2級アルコール基を酸化して、対応する
    ケトアジドにすること、 (b)ケトアジドをトリエチルホスファイトで還元し、
    二環性イミンにすること、 (c)該二環性イミンを水素化ホウ素リチウムで還元し
    て、保護したα−ホモマンノジリマイシンにすること、
    および (d)該保護したα−ホモマンノジリマイシンから、酸
    加水分解により保護基を除去して、α−ホモマンノジリ
    マイシンにすること よりなる、α−ホモマンノジリマイシンの合成方法
  3. (3)2−アジド−7−O−tert−ブチルジメチル
    シリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピリデン
    −D−グリセロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクト
    ンが、 (a)酸加水分解により2−アジド−2−デオキシ−3
    ,4:6,7−ジ−O−イソプロピリデン−D−グリセ
    ロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクトンの側鎖アセ
    トニドを除去し、対応するジオールにすること、および (b)該ジオールをシリル保護側と反応させて、2−ア
    ジド−7−O−tert−ブチルジメチルシリル−2−
    デオキシ−3,4−O−イソプロピリデン−D−グリセ
    ロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクトンにすること
    、 により合成される付加工程を含む、請求項(1)に記載
    の方法。
  4. (4)2−アジド−7−O−tert−ブチルジメチル
    シリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピリデン
    −D−グリセロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクト
    ンが、 (a)酸加水分解により2−アジド−2−デオキシ−3
    ,4:6,7−ジ−O−イソプロピリデン−D−グリセ
    ロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクトンの側鎖アセ
    トニドを除去し、対応するジオールにすること、および (b)該ジオールをシリル保護剤と反応させて、2−ア
    ジド−7−O−tert−ブチルジメチルシリル−2−
    デオキシ−3,4−0−イソプロピリデン−D−グリセ
    ロ−D−タロ−ヘプトノ−1,5−ラクトンにすること
    、 により合成される付加工程を含む、請求項(2)に記載
    の方法。
  5. (5)α−ホモマンノジリマイシン。
  6. (6)6−エピ−ホモマンノジリマイシン。
  7. (7)2−アジド−7−O−tert−ブチルジメチル
    シリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピリデン
    −D−¥グリセロ¥−D−¥タロ¥−ヘプトノ−1,5
    −ラクトン。
  8. (8)7−O−tert−ブチルジメチルシリル−2,
    6−ジデオキシ−2,6−イミノ−3,4−O−イソプ
    ロピリデン−L−¥グリセロ¥−D−¥タロ¥−ヘプト
    ノ−1,5−ラクトン。
  9. (9)2−アジド−7−O−tert−ブチルジメチル
    シリル−2−デオキシ−3,4−O−イソプロピリデン
    −D−タロ−6−ヘプツロソノ−1,5−ラクトン。
  10. (10)7−O−tert−ブチルジメチルシリル−2
    ,6−ジデオキシ−2,6−イミノ−3,4−O−イソ
    プロピリデン−D−¥グリセロ¥−D−¥タロ¥−ヘプ
    チトール。
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