JPH0312771Y2 - - Google Patents

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JPH0312771Y2
JPH0312771Y2 JP1986076242U JP7624286U JPH0312771Y2 JP H0312771 Y2 JPH0312771 Y2 JP H0312771Y2 JP 1986076242 U JP1986076242 U JP 1986076242U JP 7624286 U JP7624286 U JP 7624286U JP H0312771 Y2 JPH0312771 Y2 JP H0312771Y2
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hose
drum
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fluid
pump
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホースリールの改良に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
周知の如く池などからポンプで吸水し、ホース
を接続して放水作業を行うことは広く実施されて
いる。
しかしながらこのような場合、ホースが途中で
折れたり、つぶれたりしてしまつて水が出てこな
くなり、はなはだしい時はホースバンドがポンプ
の締切圧力で外れてしまい水びたしになることが
ある。そのために、ホースリールを用いている
が、ポンプとホースリールを別個に運搬しなけれ
ばならない。さらに、ポンプとありあわせのホー
スの組合せのためマツチングが悪く、レールの揚
程不足やホースの管損失が大きすぎることなどか
ら充分水が出ないという欠点があつた。
例えば実開昭57−101799号公報には、ドラムを
ドラム内に収容した油圧原動機により回転駆動す
る技術が開示されている。しかしながら、池など
からポンプで吸水する場合には、ホースリールは
可搬式であり、ドラムは手動で充分に回転でき
る。したがつて上記公知技術は運搬可能なホース
リールには適用できない。
〔解決しようとする課題〕
したがつて本考案の目的は、可搬式で運搬が便
利で、しかもポンプとホースとのマツチングのよ
いホースリールを提供するにある。
〔課題を解決する手段〕
本考案によれば、ドラムとデイスクによりホー
スがまきとられ、これら回転体が軸受部を介して
支持部が支えられ、そしてハンドルによりドラム
を回転させるホースリールにおいて、ドラムの内
側に原動機と、その原動機により駆動される流体
機械とを取付け、その流体機械の吸込口は流体の
供給源に至る吸込ホースに接続され、その吐出口
はドラムにまきとられるホースに接続され、そし
て支持部には運搬用把手が設けられている。
〔考案の作用効果の説明〕
したがつて、運搬用の把手を握つて所定の位置
まで運び、吸込ホースを池や水槽等の水源に投入
し、原動機を駆動すれば、流体機械によつて流体
供給源すなわち水源の水は吸込まれ、ホースリー
ルのホースに吐出され、ハンドルを操作してホー
スリールからホースを巻き出して所定の位置に放
水を行うことができる。
このように原動機と流体機械とを内蔵している
ので、運搬が楽であり、またホースはあらかじめ
取付けられているのでマツチングがよい。そして
ホースの折れ曲がりによりホースが外れることも
なく、ホースの長さや太さは流体機械の能力に応
じて決定されるので揚程の不足や管損失が大きす
ぎることがない。
それ故に池や水槽等の水を散水又は放水する場
合に、極めて実用的である。
〔好ましい実施の態様〕
流体機械としては水を揚水するポンプに限ら
ず、他の流体機械、つまり遠心式、容積式等の空
気機械であつても、扱う流体が液体から気体にな
るのみで原理的には同一である。
流体機械としてベースポンプのような容積式の
ものを用いる場合には、吸込口及び吐出口の方向
がトープートツプ(TOP−TOP)となり、吐出
口のみならず、吸込口もドラムの開口部を介して
ホースと接続でき、吸込ホース及び吐出ホースと
もにドラムに容易に巻取ることができて好都合で
ある。
ドラムの内側に流体機械を収納することから原
動機の冷却が充分行われないことがあるが、その
場合は、流体機械を駆動する原動機の軸端にフア
ンを取付け、このフアンで原動機が運転されると
ホースリールのデイスクの一部に開けられた開口
部から吸込まれた空気がホースリールのドラム内
面と原動機フレームの間を流れる間に原動機フレ
ーム外面を冷却し、原動機の温度上昇を防止する
ようにするのがよい。
原動機の冷却手段の他の例としては、ドラムを
廃し、原動機の外周をそのままホースの巻取部と
して利用するのが好ましい。このようにすると、
ドラムが不要になるのみでなく、原動機のフレー
ムに直に巻付けられた吐出ホースの中に流体(通
常は水)が通過することにより強制的に冷却され
るので、冷却効果が大きく、原動機の小型化にも
貢献できる。
〔実施例〕 以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明する。
第1図は本考案を実施したポンプを内装したホ
ースリールの外観図であり、第2図は本考案の第
1実施例の断面図である。図において1はホース
リールのドラム、2はドラムの両側端に設けたデ
イスク、3はドラムの中心軸、4は支持脚、5は
支持脚に取付けられていて中心軸を支承する軸受
部、6はドラムを回転させるためのハンドル、7
は支持脚と一体とされた運搬用把手で、以上の各
部品により通常のホースリールを構成している。
前記のホースリールのドラム内側にはポンプが
収納されており、8は羽根車、9はケーシング、
10はその吐出口でホースリールのドラム1の一
部の開口部を介して吐出ホース15をバンド16
で強固に締付けている。11は吸込口で図示の例
ではドラム中心軸3を併用しており、その先端は
吸込ホース17を経てフート弁18に至る。12
はポンプ主軸、13は軸封部、14は原動機であ
る。また第1図において19は吐出ホース15の
先端に取付けた噴射ノズルである。
次に作動について説明すると、原動機14が駆
動するとポンプ主軸12を経て羽根車8が回転し
負圧を生じる。これにより吸込ホース17より吸
引された流体は吸込口11に吸込まれ、ケーシン
グ9内での遠心作用により吐出口10に高圧とな
つて吐出され、吐出ホース15から外部に放出さ
れる。
吐出ホース15は吐出口10とバンド16等に
より強固に取付けるようにする。なぜなら本考案
ではそれらの脱着は不必要だからである。また吐
出ホース15は必要に応じて任意の長さを用い残
りはドラム1に巻取られている。ホースを引出す
際、ドラムの回転と共に内装されたポンプも回転
させられるが機能上問題ない。またどの姿勢にて
運転されても不具合いはない。
実施に際し注意すべきことは、ポンプの揚水作
用に伴い吐出ホース内を流れる流体は摩擦損失を
生ずるが、ポンプはこれに打勝つ全揚程を有する
ように決定されること、及び偏平にならないホー
スを選定することである。
第3図イ,ロは本考案の第2実施例で容積式
(ベースポンプ)の場合を示す。図において20
はベーン、21はサイドプレート、22はケーシ
ング、23はケーシングの一部である吸込口、2
4は吐出口である。
その働きは周知のように、偏心して設けられた
サイドプレート室でベーン20が回転することに
より吸引及び吐出の作用をするものである。これ
が第1実施例と異なる点は、吸込口及び吐出口の
方向が第1実施例ではエンド・トツプ(End−
TOP)であつたのに対し、この実施例ではトツ
プ・トツプ(TOP−TOP)である点で、したが
つてこの点を生かし吐出口24のみならず吸込口
23もホースリールのドラム1の開口部を介して
ホースと接続でき、吸込ホース17及び吐出ホー
ス15ともにドラム1に容易に巻取ることができ
る。
以上はポンプの例をもつて示したが、これが他
の流体機械、つまり遠心式、容積式等の空気機械
であつても扱い流体が液体から気体になるのみで
原理的には同一である。
ところで本考案によればドラムの内側に流体機
械を収納することから原動機の冷却が充分行われ
ないことがある。そこで第4図はその解決策を示
す第3実施例である。
図において25は原動機14の主軸に取付けら
れたフアンで、原動機14が運転されるとデイス
ク2の一部に開けられた開口部2aから吸込まれ
た空気がドラム1の内面と原動機フレーム14A
の間を流れる間に原動機フレーム外面を冷却し、
原動機14の温度上昇を防止する。
第5図は同じく原動機の冷却機構を示す第4実
施例である。この図においてはドラムを廃し、原
動機の外周をそのままホースの巻取部として利用
するものである。こうすることによりドラムが不
要になるのみでなく、原動機のフレーム14Aに
直に巻取られた吐出ホース15の中を流体(通常
は水)が通過することにより強制的に冷却される
ので冷却効果が大きく、原動機の小形化にも貢献
する。しかも原動機の運転に伴う発熱と揚水作用
による冷却効果は互いに比例するので大変具合が
よい。
〔考案の効果〕
本考案はホースをつぶさないためにホースリー
ルを用い、そのドラムの内側にポンプのような流
体機械を装着することで、一度に運搬が可能とな
り、流体機械の吐出口とホースを強固に接続する
ことでホースの外れをなくし、その各々の性能の
最適な組合せで製作され得ることから満足のゆく
放水作業が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るポンプを内装し
たホースリールの外観図、第2図は本考案の第1
実施例の一部を平面で示す断面図、第3図イ,ロ
は本考案の第2実施例を示し、イは一部を平面で
示す断面図、ロはイのA−A線断面図、第4図は
本考案の第3実施例の要部の一部を平面で示す断
面図、第5図は本考案の第4実施例の一部を平面
で示す断面図である。 1……ドラム、2……デイスク、3……ドラム
の中心軸、4……支持部、5……軸受部、6……
ドラムを回転させるハンドル、7……運搬用把
手、8……羽根車、9……ケーシング、10……
吐出口、11……吸込口、12……ポンプ主軸、
13……軸封部、14……原動機、15……吐出
ホース、16……バンド、17……吸込ホース、
18……フート弁、19……ノズル、20……ベ
ーン、21……サイドプレート、22……ケーシ
ング、23……吸込口、24……吐出口、25…
…フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラムとデイスクによりホースがまきとられ、
    これら回転体が軸受部を介して支持部が支えら
    れ、そしてハンドルによりドラムを回転させるホ
    ースリールにおいて、ドラムの内側に原動機と、
    その原動機により駆動される流体機械とを取付
    け、その流体機械の吸込口は流体の供給源に至る
    吸込ホースに接続され、その吐出口はドラムにま
    きとられるホースに接続され、そして支持部には
    運搬用把手が設けられていることを特徴とするホ
    ースリール。
JP1986076242U 1986-05-22 1986-05-22 Expired JPH0312771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076242U JPH0312771Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076242U JPH0312771Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62189357U JPS62189357U (ja) 1987-12-02
JPH0312771Y2 true JPH0312771Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30923135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986076242U Expired JPH0312771Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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JP (1) JPH0312771Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115040Y2 (ja) * 1980-12-16 1986-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62189357U (ja) 1987-12-02

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