JPH03125772A - 吊戸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は天井面に配設した上部レールに摺動自在にハン
ガー本体を介して吊垂する吊戸を、この吊戸上・端と上
部レールとの間に隙間が生じないようにして８垂支持す
る吊戸に間するものである。

〔従来の技術〕

吊戸りは一般に天井面に配設固定した上部レールＲに吊
戸上端に取り付けたハンガー戸車を嵌挿し、上部レール
に吊戸を８垂支持している。

吊戸上端に取り付けるハンガー戸車Ｈは第９図に示すよ
うに吊戸りの上端にビス止め固定する取付板Ｈ１に内周
面に雌ねじを形成した支持筒Ｈ２を突設し、上部レール
ＲにローラＨ５にて走行自在に嵌挿したハンガーＨ４に
雄ねじを刻設したボルト状の８垂支柱Ｈ３を垂設し、こ
の８垂支柱Ｈ３を支持１１Ｈ２に螺合し、このねじにて
上部レールＲと吊戸上端との間隙Ｃ１を調整するように
なしている。

（発明が解決しようとする課題〕 吊戸の高さに合わせて天井面に取り付けた上部レールに
吊戸を８垂支持する際、ボルト状の支柱を回動させてい
る。従って上部レールと吊戸上端との間にはこの８垂調
整用の隙間Ｃが生じる。この隙間は目ざわりであると共
に、吊戸を閉めて部屋を仕切っても光や音が洩れる欠点
がある。

本発明では、吊戸上端面と上部レールとの間隔が吊戸高
さによって変わっても常に天井面し−ルと吊戸上端面と
が隙間が生じないようにして調整可能とすることを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するためになしたもので、吊戸
上端部に平板状で、吊戸幅方向の長さ及び上部にハンガ
ー戸車を備えたハンガー本体を出没調整自在にして嵌挿
し、このハンガー本体を吊戸外よりの操作にて出没調整
するようになしたことを要旨とする。

〔作　用〕

吊戸上端部に吊戸幅方向にハンガー嵌挿溝を形成し、こ
の溝内に上部にハンガー戸車を備えた平板状のハンガー
本体を嵌挿し、このハンガー本体を吊戸のハンガー嵌挿
溝内で上下方向に調整移動して上部レールとの間隔を調
整するようになしているので、吊戸高さと天井面の上部
レールとの間隔が現場に合わせて従来の吊戸と同様簡易
に調整できると共に、常に吊戸上端面とレールとの間を
ハンガー本体にて遮蔽され隙間が生じることがない。こ
のため遮音性、密閉性が向上し、かつ光が洩れることも
なく簡易に間仕切りが行える。

〔実施例〕

以下本発明吊戸な図示の実施例にもとづいて説明する。

図において１０を天井面その他固定側に取り付けられた
上部レールＲに走行自在に嵌挿されるハンガー本体、２
０はこのハンガー本体ｌＯの下部を嵌挿して可調整的に
取り付けるようになした吊戸である。

ハンガー本体ｌＯは第１図及び第２図に詳示するように
吊戸２０の幅方向の長さと同じ長さ及び吊戸２０のハン
ガー嵌挿溝内に嵌挿されうる厚さとを有する平板状の隙
間防止化粧板ｌの上部両端にボス部１１．１１を形成し
、このボス部１１にｌまたは２本の軸２を貫通し、この
軸２の両端部にハンガー戸車３，３を互いに対向して支
持せしめ、このハンガー戸車３，３を上部レールＲ内に
嵌挿支持せしめると共に、ハンガー本体１０の下部両端
位置には軸４にて所要長のボルト５を揺動自在に支持し
、このボルト５に角ナツト６を螺合して成る。

吊戸２０は第３図、第４図及び第６図に詳示するように
その上端面にその幅方向全長に亘ってハンガー戸車を除
いたハンガー本体１０を嵌挿可能とした所要幅のハンガ
ー嵌挿溝２１を形成すると共に、この吊戸の両端面部に
はハンガー嵌挿溝２１と導通ずるようにしてボルト嵌挿
溝２４及びナツト嵌合溝２３を形成し、かっ吊戸端面に
はこのハンガー嵌挿溝２１、ボルト嵌挿溝２４等を閉寒
するようになすカバー２６をビス止めするためのカバー
取付座２２を形成する。

ハンガー本体１０．吊戸２０を組み立てるには、まずハ
ンガー本体１０のボルト５，５を第２図鎖線のようにハ
ンガー本体１０の端面より外方へ揺動させ、そしてこの
ハンガー本体１０を吊戸２０のハンガー嵌挿溝２１内に
吊戸上端面側より嵌挿する０次いで、ボルト６．５を元
の垂直状態に戻す、この時、ボルト５に螺合された角ナ
ツト６は吊戸のナツト嵌合溝２３内に嵌合するようにす
る。そして上部レールＲに嵌挿支持されたハンガー戸車
３．３にて吊戸が８垂支持され、走行可能すなわち吊戸
下端が床面と接するか、もしくは所要の間隔を有するよ
うにして角ナツト６を回動させて調整しておくものとす
る。このハンガー本体１０を吊戸上部に嵌合して一体と
した後、吊戸端面のカバー取付座２２内に平板状のカバ
ー２６を嵌めビスにて固定する。これによりハンガー本
体ｌＯは吊戸のハンガー嵌挿溝２１より抜は止めとなる
と共に、吊戸端面を美しく仕上げるものである。

なお、ハンガー本体−１０の上部に突出するボス部１１
はハンガー本体長手方向全長に亘って形成することも可
能であるが、図示の実施例ではハンガー戸車′３を取り
付ける部分にのみ設けた。またナツト嵌合溝２３はこれ
に角ナツト６を嵌合した時、このナツトが妄りに回動し
ないような形状とする。

第７図、第８図は第２実施例を示し、吊戸２Ｏ内に第１
実施例と同様にハンガー嵌挿溝２１を形成し、このハン
ガー嵌挿溝の下部で吊戸端部に歯車ボックス３０を嵌合
する切欠溝２７を形成し、この満２７内に歯車ボックス
３０を嵌合固定すると共に、このボックス３０には頭部
付ポル）３１を上下方向に貫通せしめ、このポル）３１
０頭部３２をハンガー本体下面に形成した係止溝１４と
第７図に示すように係止させ、歯車ボックス３０内には
ボルト３１を螺合した傘歯車３３と傘歯車３４とを互い
に噛合させ、この一方の傘歯車３４の一部を歯車ボック
ス３０の外側に覗かせ、この部分に回動係止溝３５を形
成し、この係止溝３５にドライバーを係止して回動させ
、前記頭付ボルト３１を上下動調整腰　ハンガー本体を
出没調整するようになすものである。

〔発明の効果〕

本発明による時は、吊戸上端部に平板状で、吊戸幅方向
の長さ及び上部にハンガー戸車を備えたハンガー本体を
出没調整自在にして嵌挿し、このハンガー本体を吊戸外
よりの操作にて出没調整するようになしているため、吊
戸高さと天井高さとの関係が現場において異なる場合で
も簡易に調整でき、しかも天井面と吊戸上端面との間に
隙間が生じることがなく、外観を損ねることなく密閉性
を向上できる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は第１実施例を示し、第１図はハンガ
ー本体と吊戸との側端面図、第２図はハンガー本体の正
面図、第３図は吊戸の平面図、第４図はハンガー本体と
吊戸とを組み立てた状態の断面図、第５図はその正面図
、第６図は組立説明図、第７図、第８図は第２実施例を
示し、第７図は断面図、第８図はその側面図、第９図は
公知例の説明図である。 １０はハンガー本体、１は隙間防止化粧板、３はハンガ
ー戸車、５はボルト、６は角ナツト、２０は吊戸、２１
ハンガーは嵌挿溝、２４はボルト嵌挿溝。 第６図 （Ａ） １ 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吊戸上端部に平板状で、吊戸幅方向の長さ及び上
   部にハンガー戸車を備えたハンガー本体を出没調整自在
   にして嵌挿し、このハンガー本体を吊戸外よりの操作に
   て出没調整するようになしたことを特徴とする吊戸。