JPH03125688A - 船舶用アンカーチェーンの製造方法 - Google Patents

船舶用アンカーチェーンの製造方法

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JPH03125688A
JPH03125688A JP26596589A JP26596589A JPH03125688A JP H03125688 A JPH03125688 A JP H03125688A JP 26596589 A JP26596589 A JP 26596589A JP 26596589 A JP26596589 A JP 26596589A JP H03125688 A JPH03125688 A JP H03125688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
gap
welding
heat treatment
manufacture
Prior art date
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Pending
Application number
JP26596589A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kaneko
金子 和佳
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルミ製の船舶用アンカーチェーンの製造方
法に関する。
[従来の技術] 従来、船舶用アンカーを巻き上げる場合には、ナイロン
製ロープ或は鉄製チェーンが用いられてきたが、ナイロ
ン製ロープは、軽量であるが自動巻き上げが困難である
欠点を有し、一方、鉄製チェーンは、スプロケットによ
る自動巻き上げができるが、重量が重く長いチェーンは
搭載できない場合もある。
[発明が解決しようとする課題] そこで、アルミ製のチェーンを採用することにより、上
記欠点を解決することが考えられるが、船舶用アンカー
チェーンを製造する場合、棒状の部材をリング状に折り
曲げて、これを複数連結するために多数の溶接が必要で
ある。
しかしながら、従来の海水耐食性に優れた非熱処理型ア
ルミ合金(例えば5000番系)では、母体自体の耐食
性は優れているが、溶接部の金属組織が不均一となり、
溶接部の耐食性が劣るため、船舶用アンカーチェーンと
しての耐食性が劣るという問題を有し、アルミ製の船舶
用アンカーチェーンは使用されていないのが現状である
本発明は、上記問題を解決するものであって、軽量で且
つ耐食性を向上させることができる船舶用アンカーチェ
ーンの製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そのために本発明の船舶用アンカーチェーンの製造方法
は、熱処理型アルミ合金を使用し、間隙2aを有する多
数のチェーン部材2を連結する工程と、 チェーン部材2の間隙2aを溶接する工程と、チェーン
部材を溶接部を含めて熱処理を施す工程とを有すること
を特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は、理解を容易にするた
めに図面と対比させるためのもので、これにより本発明
の構成が限定されるものではない。
[作用コ 本発明においては、アンカーチェーンの材質として熱処
理型アルミ合金を使用し、多数のチェーン部材を連結し
、次で、チェーン部材の間隙を溶接した後、この溶接部
を含めて熱処理を施す。
[実施例コ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第1
図は本発明の船舶用アンカーチェーンの製造方法を説明
するための図である。
本発明においては、アンカーチェーンの材質として60
00番系の熱処理型アルミ合金を使用する。
先ず、棒状のアルミ原材を切断し、第1図(a)に示す
ように、切断した棒材を曲げ加工して間隙2aを有する
リング形状のチェーン部材2を製造した後、多数のチェ
ーン部材2の間隙2aを貫通させることにより連結して
アンカーチェーン1を得る。
次で(b)図に示すように、チェーン部材2の間隙2a
に還元剤であるフラックスを塗布すると共に、間隙2a
内にロー材またはロー付部材3を挿入する。次で、トー
チで加熱してロー付溶接を行った後、この溶接部を含め
て熱処理を施す。
この熱処理は、T6処理(JIS規格)により行い、例
えば、約520’Cの溶体化処理の後、水冷により焼入
れを行い、約175″I C,約8時間の人工時効硬化
処理を行うものである。
なお、上記実施例においては、チェーン部材2の連結部
をロー付溶接で行っているが、MIG溶接、TIG溶接
或は抵抗溶接によってもよい。
但し、ロー付溶接を採用した場合には次の効果が得られ
る。即ち、従来の鉄製チェーンの場合には、溶接直後に
パリ取りを行っているが、アルミの場合には熱伝導率が
高く冷却が早いため、パリ取りが困難であり、スプロケ
ットによる巻き上げ時に溶接部が引っかかってしまうと
いう問題を有しているが、ロー付溶接を行った場合には
、溶接部の形状が後加工なしでも滑らかであり、耐食性
が良く、また、スプロケットによる巻き上げをスムーズ
に行うことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明においては、チェーン部材
の成形が熱処理の前に行われるため、加工が容易にでき
ると共に、チェーン部材の溶接後に熱処理を行うため、
溶接部の組織が均一となり耐食性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の船舶用アンカーチェーンの製造方法を
説明するための図である。 1・・・アンカーチェーン、2・・・チェーン部材、2
a・・・間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱処理型アルミ合金を使用し、 間隙を有する多数のチェーン部材を連結する工程と、 チェーン部材の間隙を溶接する工程と、 チェーン部材を溶接部を含めて熱処理を施す工程とを有
    することを特徴とする船舶用アンカーチェーンの製造方
    法。
JP26596589A 1989-10-12 1989-10-12 船舶用アンカーチェーンの製造方法 Pending JPH03125688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106413955A (zh) * 2014-03-31 2017-02-15 西铁城控股株式会社 转塔刀架以及具备有该转塔刀架的机床
WO2019095619A1 (zh) * 2017-11-16 2019-05-23 江苏亚星锚链股份有限公司 一种高强度低磁锚链及其制造工艺

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