JPH03124745A - ポリオレフィンからの押出し異形材 - Google Patents

ポリオレフィンからの押出し異形材

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JPH03124745A
JPH03124745A JP1252484A JP25248489A JPH03124745A JP H03124745 A JPH03124745 A JP H03124745A JP 1252484 A JP1252484 A JP 1252484A JP 25248489 A JP25248489 A JP 25248489A JP H03124745 A JPH03124745 A JP H03124745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polyolefin
chain polymer
backbone
graft copolymer
Prior art date
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Application number
JP1252484A
Other languages
English (en)
Inventor
Casmir S Ilenda
カシミール スタニスラウス イレンダ
Michael Franz Thomas
トーマス マイケル フランツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は広く、ポリオレフィンと混合すると溶融粘度の
増大なしに高い引張弾性率及び高い垂れ下がり抵抗性を
ポリオレフィンに与えることの出来る新規なグラフト共
重合体、及びその製法に関する。本発明はさらに、その
ようなグラフト共重合体のポリオレフィンとの配合物か
ら得られた、改善された押出し異形材及びそれから作ら
れた有用な製品に関する。
[従来の技術] 無極性ポリオレフィン、特に種々の低密度、高密度及び
線状低密度形のポリプロピレン、ポリエチレン並びに混
合物は1幅広い用途において商業上の主要な製品である
9にもかかわらず、市場が十分に答えていない特別の需
要がある。ポリオレフィンの加工においては、低い剪断
粘度の条件下、例えば熱成形、圧縮成形において、また
はプラスチックが冷却されそして剪断速度が低くなった
後に加工押出し機の産生品を取り扱う場合に、垂れ下が
りに対する抵抗性を改善する手段についての要求がある
。1つの特別の要求は、異形材押出し物の加工中、押出
し物の形状およびサイズを制御するために使用される種
々のダイおよびシェイパ−(Shal)er)を重合体
が通過する前および後での、形状及びサイズの維持につ
いてである。別の要求は、加工中のポリオレフィンの流
動性に不都合な影響を与えることなく押出し物の剛性を
増加せしめることである。
スチレン、メチルメタクリレートなどのビニル重合可能
な単量体をポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
プロピレン共重合体及びエチレン−プロピレン−ジエン
三元重合体などのポリオレフィン上へグラフト結合する
ことは、そのような主鎖の実用的調製のルートの発見以
来研究されている。気相重合、押出機中での反応及びオ
レフィン主鎖の過酸化による固体ポリマー上へのグラフ
ト結合並びにペンダント二重結合へのグラフト結合が、
試みられた全てのルートである。更に、比較的高い分子
量のグラフトを、ゲルを生じることなく、比較的良好な
グラフト効率(すなわち、結合していないポリマー分子
の生成が少ない〉で可能にするルート及びそのグラフト
ポリマーを効率的かつ低コストの方法で調製・単離する
実用的方法に対する要求がある。
公知文献には、ポリオレフィン基質に対するメチルメタ
クリレートホモポリマー及び共重合体のグラフト化物の
調製法が記載されているが、本明細書に記載した重合方
法の利点、すなわち、新規の高分子量グラフト化物の生
成が迅速かつ効率的であり、しかもゲルは生成せず、生
成物の単離が容易であるということについては認識され
ない。
公知文献は、ある種のグラフト化物をポリオレフィンと
混合し得ることは教えているが、特に高剪断性能に対し
てはほとんどあるいは全く影響を与えないで、低剪断溶
融及び固体状態特性の両方に対して良い影響を及ぼす本
発明の新規グラフトポリマーの予期しない有用性につい
ては認識していない。また、公知文献は、本発明のグラ
フト化物によって与えられる垂れ下がり抵抗性に対する
良い効果についても確認あるいは特定していない。
そしてポリオレフィンの異形材押出しにおいて、そのよ
うな新規なグラフト共重合体の影響については確認ある
いは特定していない。
[発明の構成] 従って、本発明の目的は、ポリオレフィン基体上にメタ
クリルエステルがグラフト結合した新規グラフトポリマ
ーを作るための改善方法を提供することである。別の目
的は、ポリオレフィンホモポリマーまたはポリオレフィ
ン共重合体基体上に比較的高分子■、たとえば少くとも
20.000の分子量のメタクリレートポリマーの少な
くとも1本の鎖がグラフト結合したグラフト共重合体を
提供することである。更に別の目的は、溶融状態及び冷
却して固体状態のときに、特にはそのように変性された
ポリオレフィンの異形材押出しに関連して、改善された
物理的性能を示す、該グラフト共重合体とポリオレフィ
ンマトリックスとの混合物を提供することである。
前述の目的及び利点が、溶液状態の無極性ポリオレフィ
ン枠上に、約20,000より大きい重量平均分子量を
有し、該ポリオレフィンとの重量比が約1:9〜約4:
1であるポリマーの少なくとも1本の鎖をグラフト化す
ることにより達成される。
グラフト共重合体は、少なくとも約80重量%の式%式
% 無置換のアルキルまたはアリール)のメタクリルエステ
ル単量体、及び全単量体重量に対して20重量%未満の
該メタクリルエステルと共重合可能なアクリルまたはス
チレン単量体から誘導される。
これは、一定の低いラジカル濃度、すなわちラジカル「
流束」を溶液温度で発生する開始剤とともにメタクリレ
ート単量体をポリオレフィン溶液に添加することにより
達成される。これらのラジカルによって単量体の重合が
開始され語幹との共有結合が生成される。
得られる共重合体物質(以下、「濃縮物」と略す)は、
該物質が作られる方法の結果として、あるいは該物質が
作られた後にポリオレフィンと混合され得る。そして、
直接あるいはペレット化後望む形に押出することかでき
る。どちらの場合も得られる混合物質は、グラフト化さ
れていない同様のポリマー、すなわち高分子量の鎖また
は共有的に結合した鎖を有しないポリオレフィンと比較
して、溶融粘度が増大することなく比較的高い引張弾性
率及び高い垂れ下がり抵抗性を示す。
本発明はまた、比較的大きな重量平均分子量(Mw)の
ポリマー鎖を有する共重合体を作る方法に関する。簡単
に言えば、本発明方法は、不活性炭化水素溶媒中でポリ
オレフィンを溶解または膨潤し、少なくとも約140℃
に加熱してポリオレフィンを溶解することを含む。該溶
液を攪拌しながら、該溶液の温度で一定の低ラジカル流
束(flux)を発生する開始剤とともに単量体を導入
する。該ラジカルは、単量体の重合及びポリオレフィン
枠上での共有結合の生成を開始する。反応混合物は、溶
媒除去により固化することができる。
得られた物質、すなわち濃縮物は、鎖がグラフト結合し
たポリオレフィン、未反応ポリマー、すなわち鎖を有し
ていないポリオレフィン及びグラフト化していないメタ
クリルエステルポリマーから成る。それは、ペレット化
し、別のポリオレフィンと混合して、所望の形に押出す
ることができる。あるいは、反応混合物を揮発除去押出
機中で直接押出して溶媒及び残留単量体を蒸発させ、そ
の後ポリオレフィンと混合して押出してシート、チュー
ブなどの形状の製品を作ってもよい。
押出し異形材の製造において有用な改善されたグラフト
共重合体に至る発明の合成上の詳細は、われわれが出願
中の特願平1−80258号明細書に記載されている。
具体的な例示はこの中の実施例の項に示されている。
揮発除去工程の前、間または後に、単離されたグラフト
共重合体中に存在するのが望ましい適切な添加物をグラ
フト共重合体溶液/懸濁物中に混合することができる。
そのような添加物がグラフト化反応に影響を及ぼさない
ならば、重合工程の前、間または後に該添加物を加えて
もよい。また、グラフト共重合体をマトリックスポリマ
ーと混合するときにそのような添加物を加えてもよい。
そのような添加物としては、ベンゾトリアゾール、立体
障害アミン、ジアルキルジスルフィドなどのアルキルポ
リスルフィドなどの光または熱安定剤;滑剤または可塑
剤;難燃剤などが挙げられる。好ましくはジ−n−ドデ
シルスルフィドまたはジ−t−ドデシルジスルフィドな
どのジスルフィドをグラフト共重合体とマトリックスポ
リマーとの合計重量に対して約0.001〜0.05重
量%のレベルで添加してグラフト共重合体のアクリル部
分を、マトリックスに添加混合、又は配合及び押出す間
の溶融加工中の熱劣化に対して安定化させるのが好まし
い。次いで、ヒモ状化、冷却、切断、乾燥及び袋詰めあ
るいは他の公知の集取方法によって生成物を単離する。
ポリオレフィンおよびグラフト共重合体の濃縮物は、揮
発除去中にポリオレフィンを添加するがまたは乾燥した
原料物質と押出した物とを混合し、直接所望の異形材を
形成するか、または混合物を集めてこれを再加工して所
望の製品にし、そして異形材を形成する、ことにより混
合することができる。
混合物組成を規定する一方法は、全組成(ポリオレフィ
ン士グラフト共重合体)の少なくとも約0.2%が規定
した分子量範囲内の化学的にグラフト化したアクリルポ
リマーまたは共重合体であるべきことである。グラフト
化アクリルポリマーの最大量は約10%であり、コスト
及び混合物のほとんどの特性を最適にするには、グラフ
ト化アクリルポリマーを約5%までとするのが好ましい
所望ならば、濃縮物とポリオレフィンとの混合物は、無
機及び有機フィラー、例えばカーボンブラック、タルク
、炭酸カルシウム等、繊維、例えばグラスファイバー、
耐衝撃剤、例えばエチレン−プロピレンゴム、着色剤、
例えば顔料または染料、安定剤、例えば熱、光またはオ
ゾンに対する安定剤、難燃剤、例えばハロゲンもしくは
リン含有化合物及び/または発泡剤の導入によって更に
変性されてもよい。後者は、発泡異形材の製造において
使用され得る。フィラーの使用は異形材押出しにおいて
は極めて普通である。これは荷重支持(load−be
aring)の目的のために使用するのであれば特に、
最終物品に剛性を加えるために加える。
異形材押出しは、初期の形を作るために複雑なダイ配座
を通す押出し、次いでドローダウンもしくは引取り装置
(puller)  ()ラフターアセンブリー)によ
る制御をもって形作ることを完了することを含むので、
製造された最終異形材の形状およびサイズには多少制限
がある。十分な材料の量及び/または材料の結合性(i
ntegrity)がありさえすれば、ダイおよびボス
ト−ダイ配座の変化および引取り速度を通して、任意の
数の形状を作ることができる。
ポリプロピレンが本発明のグラフト共重合体で変性され
る場合、それは、異形材の形状、例えばクリップ、スフ
リッパ−、手荷物用ビーズ、庭の縁取り、ドアストリッ
ピング(door stripping)、樋、縮機、
波型屋根、窓やドアの枠、窓の軌道、壁板、自動車や装
置のためのザラザラしたへこみのある細片、被覆電線、
絵画のフレーム、排水、廃物もしくは通気のためのパイ
プ、電気コンジット(conduit)ダクト、樹木の
覆い、自動車、自動車ライナー用の保護フェーシア(f
ascia)、装置部品、例えばライナー、ヒンジ、縁
取り、トレー等、梁カバー(beam cover)、
消費飲料用ストロ−1水槽(trough)、波型管、
例えば植物用の支持ポール、スキーボール等において多
くの有用な製品の製造に使用され得る。
[実施例] 以下に示す実施例において、ポリマー濃縮物およびポリ
マーブレンドが、下記に要約した標準の方法を用いて試
験された。実施例は本発明を説明することを意図してお
り、限定するものではない。
特に断わらないかぎり、すべてのパーセントは重量パー
セントであり、特に断わらないかぎりすべての試薬は良
質な市販の品質である。
実施例 1 本実施例は、グラフト共重合体を多量に製造することを
示す。いくつかの調製を一緒にした。これら調製の最後
のものを除く総てにおいて、ラジカルは0.00007
0モル/1/分の速度(ラジカル流束)で発生される。
単量体及び開始剤は120分間かけて供給され、反応の
終りにおける理論(100%転化)固形分は50%であ
る。DTBPはジ((−ブチル)パーオキシドである。
ピッチ付羽根タービン攪拌装置を備える380fJ反応
器に86.4kgの炭化水素溶剤及び34.5kgのポ
リプロピレンホモポリマー(mfr=4)を入れた。3
サイクルで酸素除去(真空にしてガス除去、次に窒素で
大気圧まで加圧)した後に、窒素で103kPaに加圧
し、150℃に2時間かけて加熱した。バッチを150
℃に3時間保持しながら、241kPaの圧力を維持し
た。二つの溶液を15分間かけて加えた。
第一の溶液は841gの炭化水素溶剤中の59gのDT
BPOより成る。第二の溶液は0.32kgのエチルア
クリレートと6.14kgのメチルメタクリレートより
成る。次に第一の溶液の添加をより低い速度で続けて、
105分間かけて更に103gのDTBPO及び147
9gの炭化水素溶剤を供給した。
同時に2.26 kgのエチルアクリレート及び43.
hgのメチルメタクリレートの単量体添加を105分間
かけて続けた。反応発熱が温度を約160℃に上げた。
供給が完了してから、5kgの炭化水素溶剤を反応混合
物に供給した。
反応混合物を更に30分間反応容器中に保持した。
次にそれを、やはり150℃で加圧下にある第二の反応
器に移した。移す間に、320gの炭化水素溶剤中の8
0gのジ−t−ドデシルジスルフィド溶液を第二反応器
に加えた。またこの移す間に、4.53嘘の炭化水素溶
剤を三度、反応器に供給した。この第二反応器中の物質
を、20.3n+nウエルデイングエンジニアズ(We
lding Engineers)二軸押出機に供給し
、そこで揮発除去を行った。
揮発除去の間に、次のバッチを反応器中で調製した。そ
れを押出機供給器に移し、一方で押出しを続けた。この
方4式で、いくつかのバッチを「半バッチ」法で、即ち
押出機に連続供給しながら反応器ではバッチ式に作った
配合物の最後の調製においては、ラジカル流束は0.0
00050であった(42gDTBPO+第一供給物中
の炭化水素溶剤の858g、73gDTBPO+第二供
給物中の炭化水素溶剤の1502g)。
実施例1の出来上りの配合物は、上述のように作られた
13バツチ及び最後の変法の1バツチからのペレットを
配合して作られた。個々のバッチからの総てのサンプル
は、ポリプロピレンでテストした時に、許容される垂れ
下り抵抗性を与えた。
実施例2〜4 この実施例は、押出し異形材製品へとさらに加工するの
に有用なペレットを作るため、ポリプロピレン樹脂とグ
ラフト共重合体との配合物を作ることを示す。任意のグ
ラフト化していないポリプロピレンまたはアクリル性重
合体から分離していない、実施例1のグラフト重合体は
、押出した素状物(strand)から切断した3、2
mm長のペレットとして用いた。Eastman 4E
11  (商標)は、異形押出で用いられる耐衝撃押出
グレードのプロピレン−エチレン共重合体樹脂である。
本場合では、実施例1記載のグラフト共重合体の1重量
%及び5重量%を用いて配合物を作った。
二つのポリマーをタンブラ−で配合し、混合物を83m
m Werner−Pfleiderer共回転噛み合
い二軸押出機(24:1の長さ/直径比)に供給した。
ACr i son重量減少供給装置を用いてペレット
を連続的に押出機に供給し、押出機中で溶融及び混合し
、33本索川用金を通して押出し、水浴で冷却し乾燥し
、ペレット化し、そしてこん包した。個々のバッチの機
械条件を下記に示す。
莱−上−嚢 第2表 Eastman 4E11共重合体 ノー 〃 −1 −2 −3 −4 −5 Z−6(口金) Z−7(口金) 229/229 235/216 249/227 213/302 235/221 227/227 238/241 PM− トルク− 供給設定− 真空− 溶融物温度− 速度 25 73〜75% 5 380 ynmH(J 227℃(索) 150kg//時 −1 −2 −3 −4 −5 −6− 7 229/229 235/21B 249/′235 213/302 235/232 241/241 238/238 PM− トルク− 供給設定− 盲六一 7誓コニ 溶融物温度− 速度 25 73〜75% 5 355〜380 mmHcl 205〜207°C 218 kg/時 実施例 5 この実施例は、本発明のグラフト共重合体で変性された
ポリプロピレンを用いる異形材押出を示す。−軸押出機
は、水平フランジを有する中実棒の形に異形材を作るた
めの口金及び適当な冷却、引張及びサイジング装置を備
えられた。棒直径は4、83cm、フランジは2.67
an (棒からはみ出た部分及びフランジ厚さ1.52
cmであった。未変性樹脂(実施例2記載のTenit
e 4E11共重合体、イーストマンケミカル社)を用
いると、垂れ下り又はゆがみなしに異形材を対称に維持
することは困難であった。実施例3及び4の配合物(夫
々1及び5%のグラフト共重合体)を用いた場合、形の
維持は改善された。加工の容易さは、変性されたポリプ
ロピレンおよび変性されていないポリプロピレンについ
てほぼ同じであった。実施例3及び4から得られた異形
材は変形されていないコントロール(実施例2)から得
られたものより質的に堅かった。
本発明を具体的な実施例及び応用に関して述べてきたが
、−力木発明の他の変形及び用途は、添付された特許請
求の範囲に限定された本発明の意図および範囲から外れ
ることなく、この技術分野の当業者には明らかであろう
実施例 6〜11 この実施例は、押出し又は成形物品へと更に加工するの
に有用なペレットを作るために、グラフト共重合体とポ
リプロピレン樹脂の配合物を作ることを示す。
グラフトしていないポリプロピレン又はアクリルポリマ
ーを分離していない実施例1のグラフト共重合体を、押
出された素状物から切断された3、2mm長のペレット
として用いた。
用いたポリプロピレン樹脂は、第3表に示す。
表中の「共重合体」は、エチレンとの共重合体を意味す
る。
グラフト共重合体を5%の量でポリプロピレン樹脂とタ
ンブラ−で配合した。次に配合物を、32:1の長さ/
直径比のスクリューを備えたEgan  60閣二軸押
出機に通して素状に押出した。索を冷却し、切断してペ
レットにした。種々の供給速度及びスクリューrpmを
用いた。
異形材押出しによりチューブを作るなめに、25.4m
m−軸キリオン押出機(キリオンエクストルーダーズ社
、ニューシャーシー州、セダーグローブ)は、24/1
の長さ/直径比のスクリュー11.4mmの外側口金直
径及び可変の内側直径を持つチューブ用口金、それに続
(0,25m長の冷却用水浴、エアーワイプ、及びプー
ラ−とカッターを備えられた。条件及び所見を下記の表
4に示す。長円性は、最大外側直径に対する最小外側直
径の比であり、カリパスで測定され、1の値はチューブ
が均一に丸いことを意味する。
良好な長円性のチューブが未変性樹脂から作られた場合
、添加物の主な効果はチューブ硬さの改善である。実施
例6の樹脂では長円性を許容される生産速度で制御する
ことは困難であるが、変性樹脂(実施例7)は長円性並
びに硬さを改善した。
(a)  押出し速度は、各対の未変性及び変性樹脂に
ついて共通。
(b)  変性押出物チューブがより硬い。
(C)  より高い溶融物温度がチューブにおけるシャ
ークスキンを避けるために必要。
(d)  このより高いmfr樹脂では、溶融物温度の
低下及びプーラ−速度の上昇は、より小さい外径のチュ
ーブをもたらした。
(e)  変性チューブがより不透明。
出 願 人: ローム アンド ハース カンパニ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体異形材に形作られた押出し生成物であって、該
    生成物が、 (a)配合物全重量の少なくとも約80%のポリオレフ
    ィンマトリックス及び (b)ポリオレフィン幹及び該幹に共有結合しているメ
    タクリレート鎖ポリマーを有するグラフト共重合体であ
    つて、上記メタクリレート鎖ポリマーが、少なくとも、
    約80重量%の式 CH_2=C(CH_3)COOR (ここでRはアルキル、アリール、置換アルキル、置換
    アリール、アルカリール又は置換アルカリールである)
    のメタクリルエステル単量体及び約20重量%未満の該
    メタクリルエステルと共重合しうるアクリル系又はスチ
    レン系単量体から導かれたものであり、上記メタクリレ
    ート鎖ポリマーは約20,000より大きい重量平均分
    子量を有し、かつ上記幹に対し約1:9〜約4:1の重
    量比で存在するところのグラフト共重合体を配合物全重
    量に対して約0.2〜約5重量%、の配合物である押出
    し生成物。 2、ポリオレフィンマトリックスがポリプロピレンであ
    り、ポリオレフィン幹がポリプロピレンであり、かつR
    がメチルである請求項1記載の固体異形材に形作られた
    押出し生成物。 3、生成物がさらにフィラーまたは強化材を含む請求項
    1記載の固体異形材に形作られた押出し生成物。 4、生成物の垂れ下がり抵抗性が、請求項1のグラフト
    共重合体を含まない押出し生成物の垂れ下がり抵抗性よ
    り高い請求項1記載の固体異形材に形作られた押出し生
    成物。 5、(a)i)配合物全重量の少なくとも約80重量%
    のポリオレフィンマトリックス及び ii)ポリオレフィン幹及び該幹に共有結合しているメ
    タクリレート鎖ポリマーを有するグラフト共重合体であ
    って、上記メタクリレート鎖ポリマーが少なくとも約8
    0重量%の、式CH_2=C(CH_3)COOR (ここでRはアルキル、アリール、置換アルキル、置換
    アリール、アルカリール又は置換アルカリールである)
    のメタクリルエステル単量体及び約20重量%未満の該
    メタクリルエステルと共重合しうるアクリル系又はスチ
    レン系単量体から導かれたものであり、上記メタクリレ
    ート鎖ポリマーは約20,000より大きい重量平均分
    子量を有し、かつ上記幹に対し約1:9〜約4:1の重
    量比で存在するところのグラフト共重合体を配合物全重
    量に対して約0.2〜約5重量% の混合物を溶融加工により混合すること; (b)上記溶融加工した混合物を、該混合物を溶融する
    ための手段、該溶融した混合物をダイを通して運ぶため
    の手段及び押出し物を引取り装置によってシェイパーを
    通して運ぶための手段を備えた押出し機に送ること; (c)上記混合物を溶融すること; (d)上記溶融した混合物をダイを通して運ぶこと; (e)上記押出し物を冷却し、上記シェイパーを通過さ
    せ、上記引取り装置によつて運んで押出し異形材製品を
    形成すること、 を含む押出し異形材製品の製造方法。 6、マトリックスポリオレフィンがポリプロピレンであ
    り、ポリオレフィン幹がポリプロピレンであり、かつR
    がメチルである請求項5記載の方法。
JP1252484A 1989-09-28 1989-09-29 ポリオレフィンからの押出し異形材 Pending JPH03124745A (ja)

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