JPH03124596A - 定量ピストン式液体充填機 - Google Patents
定量ピストン式液体充填機Info
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- JPH03124596A JPH03124596A JP25660789A JP25660789A JPH03124596A JP H03124596 A JPH03124596 A JP H03124596A JP 25660789 A JP25660789 A JP 25660789A JP 25660789 A JP25660789 A JP 25660789A JP H03124596 A JPH03124596 A JP H03124596A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J4/00—Feed or outlet devices; Feed or outlet control devices
- B01J4/008—Feed or outlet control devices
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、瓶等の容器に種々の液体を充填するために用
いられる定量ピストン式液体充填機に係り、特に、ピス
トンヘッドを洗浄するための洗浄機構を備えた充填機に
関する。
いられる定量ピストン式液体充填機に係り、特に、ピス
トンヘッドを洗浄するための洗浄機構を備えた充填機に
関する。
従来用いられている液体充填機を充填方式別に分類する
と、定量ピストン式、重量計量式、液面レベル式等に分
けられる。このうち、定量ピストン式液体充填機は構造
がシンプルで高速運転に向いているため、洗剤、シャン
プー、リンス、化粧品、飲料水など、数多くの種類の液
体充填に広く用いられている。 この定量ピストン式液体充填機の充填ヘッドを第6図に
示している。図示するように、この充填ヘッドは、シリ
ンダユニット50と充填ノズル69、そして液体をシリ
ンダユニットに供給し、あるいはシリンダユニットから
充填ノズル69へ液を排出するために上記シリンダユニ
ット50と充填ノズル69との間に接続された切り替え
弁60とから構成されている。 シリンダユニット50は、摺動用ガイドとしてのナイロ
ンブツシュ53とシール材としての0リング54が周囲
にはめ込まれたピストンヘッド52と、シリンダ本体5
1.そしてクランプ58を介してピストンヘッド52を
駆動側59と連結し、このピストンヘッド52をシリン
ダ本体51内で所定のストローク(ねじにより調整可能
である)で往復運動させるコネクティングロッド57と
から構成されている。 切り替え弁60は、円筒状のハウジング61と、このハ
ウジング61内で回動して液の流れを切り替えるバルブ
材70とから構成されている。ハウジング61には、充
填ノズル69及びシリンダ本体51に通ずる二つの開口
部64.65が形成されており、且つ、シリンダユニッ
ト50側の開口部64の対向位置には給液配管63と通
ずる開口部62が形成されている。また、バルブ材70
はスプール66とハンドル67とから構成されたもので
あり、このスプール66の外周面の一箇所には、シリン
ダユニット50と充填ノズル69間に通路を構成するよ
うに、軸方向に沿った溝68が形成されている。さらに
、このスプール66には、溝68が開口部64.65か
ら外れるようにバルブ材70を回転させた状態において
、シリンダユニット50への液供給口を形成する貫通穴
71が設けられている。 この充填機を運転する場合は、まずシリンダ本体5に内
が空の状態で切り替え弁60を回転させることで給液配
管63とシリンダユニット50間に液供給ロア1を形成
し、ピストンヘッドを上死点から下死点まで引き込むこ
とで、給液配管63から液供給ロア1を通じてシリンダ
本体51内に液を吸入する。そして、バルブ材70を回
転させてシリンダ本体51と充填ノズル69の間に通路
を形成した上でピストン52を押し込み、充填ノズル6
9の下方に配設された容器に液を充填する。 液が充填された容器は搬送装置(不図示)によって搬出
され、新しい容器がノズルの下に搬入される。 以上の工程が繰り返されることにより、容器への充填が
連続的に行なわれる。 ところで、この充填ヘッドは上述したように数多くの液
体充填に用いられるが、一つの生産ラインで充填する液
体を変える場合は、その度ごとに内部を洗浄しなげれば
ならない。ここで、その洗浄方法について第7図を用い
て以下に説明する。 まず、充填ヘッドへ充填用の液を供給するために給液配
管63の途中に設けられた給液バルブ(不図示)を閉じ
、その状態で充填機を運転して充填ヘッド内部の残液を
排出する。その後、同じく給液配管63に設けられた洗
浄水バルブ(不図示)を開いて流路に洗浄水を通水し、
この状態でピストンヘッド52のストロークを最大にし
て充填機を低速運転する。 飲料水等のように粘性の低い液体を充填液として用いた
後であれば、以上の要領で充填機を運転することにより
、充填ノズル69、切り替え弁60、シリンダ本体51
及びピストンヘッド52は完全に洗浄されるが、中貼性
あるいは高粘性の液体を用いた後は、この方法では、特
にピストンヘッド52を完全に洗浄することができない
。これは、シリンダ本体51内に吸い込まれtこ洗浄水
がそのまま押し出されるだけで洗浄が行なわれるため、
ピストンヘッド52の上面、つまりシリンダの一番奥の
部分では洗浄水が流れがあまり起こらず、充填液がその
部分から洗い落とされないからである。そのため、中貼
性の液体を洗浄するのは、ピストンヘッド52が下死点
に位置するときにOリング54がシリンダ本体51の内
径から外れるようにストロークを調整し、これによって
洗浄水をシリンダ本体51とピストンヘッド52の間か
らシリンダユニット50の外へ漏出させ得るようにする
ことでピストンヘッド52の上面に洗浄水の流れを起こ
すようにして行なわれている。この場合、0リング54
がシリンダ本体51から外される状態となるため、洗浄
は、洗浄水の圧力をθ〜0.1kg/cry、”程度の
低圧に設定し、且つ、充填機を低速運転することにより
行なわれている。一方、高粘性の液体を充填液として使
用した場合には、ピストンヘッド52はこの方法でも完
全に洗浄できない。したがってピストンヘッド52は、
コネクティングロッド57と駆動側59とのコネクタ5
8を外してシリンダ本体51から取り出された上で洗浄
されている。
と、定量ピストン式、重量計量式、液面レベル式等に分
けられる。このうち、定量ピストン式液体充填機は構造
がシンプルで高速運転に向いているため、洗剤、シャン
プー、リンス、化粧品、飲料水など、数多くの種類の液
体充填に広く用いられている。 この定量ピストン式液体充填機の充填ヘッドを第6図に
示している。図示するように、この充填ヘッドは、シリ
ンダユニット50と充填ノズル69、そして液体をシリ
ンダユニットに供給し、あるいはシリンダユニットから
充填ノズル69へ液を排出するために上記シリンダユニ
ット50と充填ノズル69との間に接続された切り替え
弁60とから構成されている。 シリンダユニット50は、摺動用ガイドとしてのナイロ
ンブツシュ53とシール材としての0リング54が周囲
にはめ込まれたピストンヘッド52と、シリンダ本体5
1.そしてクランプ58を介してピストンヘッド52を
駆動側59と連結し、このピストンヘッド52をシリン
ダ本体51内で所定のストローク(ねじにより調整可能
である)で往復運動させるコネクティングロッド57と
から構成されている。 切り替え弁60は、円筒状のハウジング61と、このハ
ウジング61内で回動して液の流れを切り替えるバルブ
材70とから構成されている。ハウジング61には、充
填ノズル69及びシリンダ本体51に通ずる二つの開口
部64.65が形成されており、且つ、シリンダユニッ
ト50側の開口部64の対向位置には給液配管63と通
ずる開口部62が形成されている。また、バルブ材70
はスプール66とハンドル67とから構成されたもので
あり、このスプール66の外周面の一箇所には、シリン
ダユニット50と充填ノズル69間に通路を構成するよ
うに、軸方向に沿った溝68が形成されている。さらに
、このスプール66には、溝68が開口部64.65か
ら外れるようにバルブ材70を回転させた状態において
、シリンダユニット50への液供給口を形成する貫通穴
71が設けられている。 この充填機を運転する場合は、まずシリンダ本体5に内
が空の状態で切り替え弁60を回転させることで給液配
管63とシリンダユニット50間に液供給ロア1を形成
し、ピストンヘッドを上死点から下死点まで引き込むこ
とで、給液配管63から液供給ロア1を通じてシリンダ
本体51内に液を吸入する。そして、バルブ材70を回
転させてシリンダ本体51と充填ノズル69の間に通路
を形成した上でピストン52を押し込み、充填ノズル6
9の下方に配設された容器に液を充填する。 液が充填された容器は搬送装置(不図示)によって搬出
され、新しい容器がノズルの下に搬入される。 以上の工程が繰り返されることにより、容器への充填が
連続的に行なわれる。 ところで、この充填ヘッドは上述したように数多くの液
体充填に用いられるが、一つの生産ラインで充填する液
体を変える場合は、その度ごとに内部を洗浄しなげれば
ならない。ここで、その洗浄方法について第7図を用い
て以下に説明する。 まず、充填ヘッドへ充填用の液を供給するために給液配
管63の途中に設けられた給液バルブ(不図示)を閉じ
、その状態で充填機を運転して充填ヘッド内部の残液を
排出する。その後、同じく給液配管63に設けられた洗
浄水バルブ(不図示)を開いて流路に洗浄水を通水し、
この状態でピストンヘッド52のストロークを最大にし
て充填機を低速運転する。 飲料水等のように粘性の低い液体を充填液として用いた
後であれば、以上の要領で充填機を運転することにより
、充填ノズル69、切り替え弁60、シリンダ本体51
及びピストンヘッド52は完全に洗浄されるが、中貼性
あるいは高粘性の液体を用いた後は、この方法では、特
にピストンヘッド52を完全に洗浄することができない
。これは、シリンダ本体51内に吸い込まれtこ洗浄水
がそのまま押し出されるだけで洗浄が行なわれるため、
ピストンヘッド52の上面、つまりシリンダの一番奥の
部分では洗浄水が流れがあまり起こらず、充填液がその
部分から洗い落とされないからである。そのため、中貼
性の液体を洗浄するのは、ピストンヘッド52が下死点
に位置するときにOリング54がシリンダ本体51の内
径から外れるようにストロークを調整し、これによって
洗浄水をシリンダ本体51とピストンヘッド52の間か
らシリンダユニット50の外へ漏出させ得るようにする
ことでピストンヘッド52の上面に洗浄水の流れを起こ
すようにして行なわれている。この場合、0リング54
がシリンダ本体51から外される状態となるため、洗浄
は、洗浄水の圧力をθ〜0.1kg/cry、”程度の
低圧に設定し、且つ、充填機を低速運転することにより
行なわれている。一方、高粘性の液体を充填液として使
用した場合には、ピストンヘッド52はこの方法でも完
全に洗浄できない。したがってピストンヘッド52は、
コネクティングロッド57と駆動側59とのコネクタ5
8を外してシリンダ本体51から取り出された上で洗浄
されている。
以上説明したように、従来の充填ヘッドでは、中貼性あ
るいは高粘性の液体を洗浄するためにストロークの調整
やヘッドの分解などを行なわなければならない。また、
中貼性液を洗浄する場合には、0リング54は、シリン
ダ本体51に対して出入を繰り返すために寿命が短縮化
されるとともに、洗浄水の圧力が設定範囲を越えて高く
なってしまうような場合には損傷することもある。さら
に、洗浄時間を短縮するためには洗浄液に高温のものを
用いて、所謂高温洗浄することが一般的に好ましいが、
シリンダ内に残った充填液の種類によっては洗浄水の高
温に影響されてゲル状となったり硬化したりするものが
あり、その場合には、ピストンヘッド52の部分で滞留
した充填液がピストンヘッド52の上面辺りに付着して
しまうこともある。 このように、定量ピストン式充填機は高速運転に向いて
いる等の利点を有してはいるが、ピストンヘッドの上面
付近で洗浄液の流れが生じにくいことが原因で洗浄性に
問題があったため、多品種生産ライン等の洗浄性が重視
されるラインでは、重量計量式あるいは液面レベル式の
充填機が用いられていた。 したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、ピスト
ンヘッドの上面付近で洗浄水が滑らかに流れるように該
ピストンヘッドを構成してその上面付近おける充填液の
滞留及び付着を防止することでその洗浄性を向上させ、
ひいては定量ピストン式充填機を多品種生産ラインにも
適用可能にすることにある。
るいは高粘性の液体を洗浄するためにストロークの調整
やヘッドの分解などを行なわなければならない。また、
中貼性液を洗浄する場合には、0リング54は、シリン
ダ本体51に対して出入を繰り返すために寿命が短縮化
されるとともに、洗浄水の圧力が設定範囲を越えて高く
なってしまうような場合には損傷することもある。さら
に、洗浄時間を短縮するためには洗浄液に高温のものを
用いて、所謂高温洗浄することが一般的に好ましいが、
シリンダ内に残った充填液の種類によっては洗浄水の高
温に影響されてゲル状となったり硬化したりするものが
あり、その場合には、ピストンヘッド52の部分で滞留
した充填液がピストンヘッド52の上面辺りに付着して
しまうこともある。 このように、定量ピストン式充填機は高速運転に向いて
いる等の利点を有してはいるが、ピストンヘッドの上面
付近で洗浄液の流れが生じにくいことが原因で洗浄性に
問題があったため、多品種生産ライン等の洗浄性が重視
されるラインでは、重量計量式あるいは液面レベル式の
充填機が用いられていた。 したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、ピスト
ンヘッドの上面付近で洗浄水が滑らかに流れるように該
ピストンヘッドを構成してその上面付近おける充填液の
滞留及び付着を防止することでその洗浄性を向上させ、
ひいては定量ピストン式充填機を多品種生産ラインにも
適用可能にすることにある。
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
係る定量ピストン式液体充填機は、上述の技術的課題を
解決するために以下のように構成されている。 すなわち、シリンダユニットを構成するピストンが、そ
の軸方向に伸びる水抜き貫通穴を有するピストンヘッド
と、この貫通穴を貫通し且つその貫通穴の内径より小さ
い外径を有するロッドと、このロッドの上端に形成され
て貫通穴を開閉する開閉弁とを備えており、さらに、そ
の貫通春を閉塞するように開閉弁をピストンヘッドの上
面に引き付けてロッドとピストンヘッドとを一体化せし
める一方、ロッドとピストンヘッドの一体化を解除する
とともにそのロッドをピストンヘッドに対して持ち上げ
て開閉弁を開口せしめる開閉手段を備えている。 上記構成においては、開閉手段の操作により、開閉弁が
ピストンヘッドの上面に引き付けられた閉塞状態でロッ
ドとピストンヘッドとが一体化する。したがって、コネ
クティングロッドを、開閉手段を介してピストンヘッド
に連結しておけば、ピストンの往復運動を従来のものと
何等変わりなく行なえるため、充填液のシリンダ内への
吸入及びその充填液のノズルへの排出も従来通り行なう
ことができる。 一方、開閉手段を操作してロッドとピストンヘッドの一
体化を解除すると、ロッドは貫通穴内を軸方向へ移動で
きるようになる。この状態では、ピストンを上死点から
下始点へ移動させるようにコネクティングロッドを動作
させたときには、ピストンヘッドは、これに伴う開閉弁
の下降によって強制的に下降させられる。このとき、ピ
ストンヘッドとシリンダ内壁には摩擦抵抗が発生するた
め、それがピストンヘッドの下降に対する反力として作
用し、その結果、開閉弁はピストンヘッド上面の貫通穴
を閉塞する。したがって、シリンダユニットは、ピスト
ンヘッドの上方で発生する負圧により、あたかも一体的
に構成されたピストンが使用されているかのように液を
吸入する。 この反対に、ピストンを下死点から上死点へ移動させる
ようにコネクティングロッドを動作させるときには、ピ
ストンヘッドは、その下死点においてシリンダ本体との
摩擦抵抗によりその位置に停どまろうとするが、貫通穴
に挿入されたロッドはその貫通穴の中を上方へ移動し、
開閉弁がピストンヘッドの上面から離れる。そして、そ
の状態からさらに上方ヘロツドが移動すると、この動き
につれてピストンヘッドも上方へ移動し、その際、貫通
穴とロッドの間から液体が流出する。このため、ピスト
ンヘッドの上面においても液体の流れが生じるから、そ
の部分だけ液が滞留するようなことはない。したがって
、この作用によりシリンダ内の洗浄を確実に行なうこと
ができる。 また、シリンダ内を洗浄するもう一つの方法としては、
ピストンヘッドを下死°点へ移動させた時点でコネクテ
ィングロッドを位置調整することにより開閉弁をピスト
ンヘッドの上面から離し、そのままの状態、すなわちピ
ストンヘッドが静止した状態でシリンダ内に洗浄水を流
し込んでもよい。 このようにしても貫通穴とロッドの間から液が流出する
から、ピストンを上下させる場合と同様に、シリンダ内
を確実に洗浄することができる。 このように、上記構成によれば、ピストンヘッドの上面
付近において液体の流れを起こせるため、Oリングがシ
リンダから外れるようにストロークを調整したり、ピス
トンをシリンダから分解したすせずともシリンダ内を洗
浄できる。すなわち、その洗浄性が大幅に向上するため
、定量ピストン式充填機を多品種生産ラインに用いるこ
とも可能となる。 また、上記構成においては、開閉手段を、開閉弁を開口
する際にピストンヘッドに当接すべくロッドに形成され
た係合手段と、ピストンヘッドから下方に突出したロッ
ドの周囲でロッドに対して軸方向へ移動自在に配設され
たカム筒と、開閉弁をピストンヘッドの上面に引き付け
るべくカム筒を開閉弁側へ進出せしめる一方、開閉弁を
ピストンヘッドから解放すべくカム筒を後退せしめるよ
うにロッド及びカム筒に構成されたカム機構とから構成
するのが好ましい。 係合手段としては、例えば、ロッドの下端部を膨出させ
てブロック状に形成することができ、カム機構としては
、例えば、カム筒に螺旋状のカム溝を形成し、ロッドに
おけるこのカム溝に対応する位置にカムフォロアを固設
することができる。 この構成では、カム筒は、ロッドに対して回転すれば、
カム溝及びカムフォロアの作用によって同時に軸方向へ
も移動する。その際、カム筒をピストンヘッド側へ進出
させればピストンヘッドを開閉弁に押し付けて貫通穴を
閉塞できるし、ピストンヘッドから退去させればピスト
ンヘッドを開閉弁とロッドのブロック部分との間で軸方
向へ移動可能にして貫通穴を開閉することもできる。そ
のため、ピストンヘッドは、上死点から下死点へは開閉
弁に引っ張られ、下死点から上死点へはロッドのブロッ
ク部分に押し上げられることになる。 したがって、この開閉手段を備えたピストンを、開閉弁
が閉塞解除された位置に設定して上下させるか、あるい
は、ピストンヘッドを下死点で静止させ且つ開閉弁をピ
ストンヘッドの上面から離した状態でシリンダ内に洗浄
液を流し込めば、先に説明した構成と同様に、シリンダ
内を簡単に洗浄できる。 なお、上記カム機構としては、カム筒及びロッドの一方
に、部分的にねじ山のような螺旋状の突出部を形成し、
他方には、この螺旋状突出部をその螺旋方向へ移動させ
るガイド溝を形成してもよい。そして、例えばカム筒に
径方向外方へ突出するアームを設け、これをエアーシリ
ンダ等の駆動機器で回転させれば、開閉手段の位置設定
を自動化することも容易であり、そうすることによって
充填ヘッドの洗浄性をより向上させることが可能である
。 さらには、上記開閉手段を、ロッドの下端部に形成され
たピストン部と、ピストンヘッドに固定されてこのピス
トン部を摺動自在に保持するシリンダ部材と、ロッドが
開閉弁を開閉せしめるべくピストン部を往復動せしめる
駆動手段とから構成するものも好ましい。この場合、駆
動手段としてエアーとスプリングを用いれば、開閉手段
を、貫通穴を閉塞する位置をスプリングの付勢力で保持
するスプリングリターン式エアーシリンダとして構成す
ることができる。 開閉手段をこのように構成した場合には、ピストンヘッ
ドを下死点で静止させ、弁開閉用シリンダを作動させて
開閉弁を開いた状態で、シリンダユニット内へ洗浄液を
流し込むのが好ましく、そうすることにより、ピストン
ヘッドの上面から貫通穴を通じて洗浄液を外へ出すこと
ができるから、ピストンヘッドの上面も含めて、シリン
ダユニット内を、簡単に、且つ奇麗に洗浄することがで
きる。
係る定量ピストン式液体充填機は、上述の技術的課題を
解決するために以下のように構成されている。 すなわち、シリンダユニットを構成するピストンが、そ
の軸方向に伸びる水抜き貫通穴を有するピストンヘッド
と、この貫通穴を貫通し且つその貫通穴の内径より小さ
い外径を有するロッドと、このロッドの上端に形成され
て貫通穴を開閉する開閉弁とを備えており、さらに、そ
の貫通春を閉塞するように開閉弁をピストンヘッドの上
面に引き付けてロッドとピストンヘッドとを一体化せし
める一方、ロッドとピストンヘッドの一体化を解除する
とともにそのロッドをピストンヘッドに対して持ち上げ
て開閉弁を開口せしめる開閉手段を備えている。 上記構成においては、開閉手段の操作により、開閉弁が
ピストンヘッドの上面に引き付けられた閉塞状態でロッ
ドとピストンヘッドとが一体化する。したがって、コネ
クティングロッドを、開閉手段を介してピストンヘッド
に連結しておけば、ピストンの往復運動を従来のものと
何等変わりなく行なえるため、充填液のシリンダ内への
吸入及びその充填液のノズルへの排出も従来通り行なう
ことができる。 一方、開閉手段を操作してロッドとピストンヘッドの一
体化を解除すると、ロッドは貫通穴内を軸方向へ移動で
きるようになる。この状態では、ピストンを上死点から
下始点へ移動させるようにコネクティングロッドを動作
させたときには、ピストンヘッドは、これに伴う開閉弁
の下降によって強制的に下降させられる。このとき、ピ
ストンヘッドとシリンダ内壁には摩擦抵抗が発生するた
め、それがピストンヘッドの下降に対する反力として作
用し、その結果、開閉弁はピストンヘッド上面の貫通穴
を閉塞する。したがって、シリンダユニットは、ピスト
ンヘッドの上方で発生する負圧により、あたかも一体的
に構成されたピストンが使用されているかのように液を
吸入する。 この反対に、ピストンを下死点から上死点へ移動させる
ようにコネクティングロッドを動作させるときには、ピ
ストンヘッドは、その下死点においてシリンダ本体との
摩擦抵抗によりその位置に停どまろうとするが、貫通穴
に挿入されたロッドはその貫通穴の中を上方へ移動し、
開閉弁がピストンヘッドの上面から離れる。そして、そ
の状態からさらに上方ヘロツドが移動すると、この動き
につれてピストンヘッドも上方へ移動し、その際、貫通
穴とロッドの間から液体が流出する。このため、ピスト
ンヘッドの上面においても液体の流れが生じるから、そ
の部分だけ液が滞留するようなことはない。したがって
、この作用によりシリンダ内の洗浄を確実に行なうこと
ができる。 また、シリンダ内を洗浄するもう一つの方法としては、
ピストンヘッドを下死°点へ移動させた時点でコネクテ
ィングロッドを位置調整することにより開閉弁をピスト
ンヘッドの上面から離し、そのままの状態、すなわちピ
ストンヘッドが静止した状態でシリンダ内に洗浄水を流
し込んでもよい。 このようにしても貫通穴とロッドの間から液が流出する
から、ピストンを上下させる場合と同様に、シリンダ内
を確実に洗浄することができる。 このように、上記構成によれば、ピストンヘッドの上面
付近において液体の流れを起こせるため、Oリングがシ
リンダから外れるようにストロークを調整したり、ピス
トンをシリンダから分解したすせずともシリンダ内を洗
浄できる。すなわち、その洗浄性が大幅に向上するため
、定量ピストン式充填機を多品種生産ラインに用いるこ
とも可能となる。 また、上記構成においては、開閉手段を、開閉弁を開口
する際にピストンヘッドに当接すべくロッドに形成され
た係合手段と、ピストンヘッドから下方に突出したロッ
ドの周囲でロッドに対して軸方向へ移動自在に配設され
たカム筒と、開閉弁をピストンヘッドの上面に引き付け
るべくカム筒を開閉弁側へ進出せしめる一方、開閉弁を
ピストンヘッドから解放すべくカム筒を後退せしめるよ
うにロッド及びカム筒に構成されたカム機構とから構成
するのが好ましい。 係合手段としては、例えば、ロッドの下端部を膨出させ
てブロック状に形成することができ、カム機構としては
、例えば、カム筒に螺旋状のカム溝を形成し、ロッドに
おけるこのカム溝に対応する位置にカムフォロアを固設
することができる。 この構成では、カム筒は、ロッドに対して回転すれば、
カム溝及びカムフォロアの作用によって同時に軸方向へ
も移動する。その際、カム筒をピストンヘッド側へ進出
させればピストンヘッドを開閉弁に押し付けて貫通穴を
閉塞できるし、ピストンヘッドから退去させればピスト
ンヘッドを開閉弁とロッドのブロック部分との間で軸方
向へ移動可能にして貫通穴を開閉することもできる。そ
のため、ピストンヘッドは、上死点から下死点へは開閉
弁に引っ張られ、下死点から上死点へはロッドのブロッ
ク部分に押し上げられることになる。 したがって、この開閉手段を備えたピストンを、開閉弁
が閉塞解除された位置に設定して上下させるか、あるい
は、ピストンヘッドを下死点で静止させ且つ開閉弁をピ
ストンヘッドの上面から離した状態でシリンダ内に洗浄
液を流し込めば、先に説明した構成と同様に、シリンダ
内を簡単に洗浄できる。 なお、上記カム機構としては、カム筒及びロッドの一方
に、部分的にねじ山のような螺旋状の突出部を形成し、
他方には、この螺旋状突出部をその螺旋方向へ移動させ
るガイド溝を形成してもよい。そして、例えばカム筒に
径方向外方へ突出するアームを設け、これをエアーシリ
ンダ等の駆動機器で回転させれば、開閉手段の位置設定
を自動化することも容易であり、そうすることによって
充填ヘッドの洗浄性をより向上させることが可能である
。 さらには、上記開閉手段を、ロッドの下端部に形成され
たピストン部と、ピストンヘッドに固定されてこのピス
トン部を摺動自在に保持するシリンダ部材と、ロッドが
開閉弁を開閉せしめるべくピストン部を往復動せしめる
駆動手段とから構成するものも好ましい。この場合、駆
動手段としてエアーとスプリングを用いれば、開閉手段
を、貫通穴を閉塞する位置をスプリングの付勢力で保持
するスプリングリターン式エアーシリンダとして構成す
ることができる。 開閉手段をこのように構成した場合には、ピストンヘッ
ドを下死点で静止させ、弁開閉用シリンダを作動させて
開閉弁を開いた状態で、シリンダユニット内へ洗浄液を
流し込むのが好ましく、そうすることにより、ピストン
ヘッドの上面から貫通穴を通じて洗浄液を外へ出すこと
ができるから、ピストンヘッドの上面も含めて、シリン
ダユニット内を、簡単に、且つ奇麗に洗浄することがで
きる。
以下に、第1図から第4図に示した本発明の第1実施例
について詳細に説明する。 第1図はシリンダユニット19の要部断面図である。シ
リンダユニット19はシリンダ本体lとピストン2とか
ら構成されており、図示していないが、従来例において
説明したものと同様に、切り替え弁を介して充填ノズル
に接続されることで充填ヘッドが構成されている。 ピストン2は、中心部に軸方向へ伸びる水抜き貫通穴4
が形成されたピストンヘッド3、この貫通穴4を貫通す
るロッド5、貫通穴4を開閉する開閉弁6、及びロッド
5に形成された開閉手段7により構成されている。ピス
トンヘッド3の周囲に、シリンダ本体lとの摺動ガイド
としてのナイロンブツシュ15と、シール材としての0
リング16が装着された点は従来のものと同様である。 ピストンヘッド3の上面には凹状のスロープ14が形成
され、その中心部に形成された貫通穴4の中に挿入され
たロッド5は、この貫通穴4の内径よりも小さな外径に
形成されている。 開閉手段7は、ロッド5の下端を膨出させることにより
形成された係合手段としてのブロック部8と、このブロ
ック部8の周囲にはめ込まれるカム筒9とから構成され
ている。カム筒9には、螺旋方向に伸びるカム溝18が
形成されており、ブロック部8には、このカム溝18に
対応する位置に、カムフォロアとしてピン20が固設さ
れている。また、ブロック部8の下端側はくりぬかれて
凹部21が形成されており、コネクティングロッド11
は、その凹部21の中でピン10によってブロック部8
に接続されている。さらに、ブロック部8の上面には、
径方向への溝17がその中心で直交する状態で形成され
ている。 一方、ロッド5の上端には、上述したように上記貫通穴
4を閉塞するための開閉弁6がビス12によって固定さ
れている。そしてピストンヘッド3の上面に形成された
スロープ14の底部には、この開閉弁6を着座させるた
めの閉塞凹部22が形成され、さらにその部分には、そ
の閉塞状態を確実にするために、0リング13が装着さ
れている。 以上説明した構成のピストン2を有する充填機では、カ
ム筒9をピストンヘッド3側へ進出させるように回転さ
せた位置に設定すれば、ピストンヘッド3は、その上下
面を開閉弁6とカム筒9とで挟持され、結果的にロッド
5とピストンヘッド3とが一体化する。したがって、シ
リンダ内への液の吸入及びシリンダから充填ノズルへの
液の排出に関しては、従来の一体型のピストンと全く同
じように使用できる。 この逆に、カム筒9をピストンヘッド3から退去させる
ように回転させた位置に設定すれば、ピストンヘッド3
は、ロッド5に対してその周囲で開閉弁6とブロック部
8の間を移動可能となる。 このように位置設定した上で第3図に示すようにコネク
ティングロッド11を上方から下方へ移動させる場合は
、ピストンヘッド3は開閉弁6によって下方へ引き込ま
れるのに対して、シリンダ本体lの内壁面とナイロンブ
ツシュ15との摩擦抵抗が反力として作用することで、
開閉弁6は貫通穴4を完全に閉塞する。したがって、そ
、の間から空気の漏れなどが生じることがないから、シ
リンダ内に負圧が発生して液体が吸入される。 一方、第4図に示すようにコネクティングロッド11を
下方から上方へ移動させる場合には、まずピストンヘッ
ド3を除いた部分が、ピストンヘッド3の下面とブロッ
ク部8の上面が当接するまで移動する。そして、さらに
上方へ押し上げればピストン2全体がそのままの状態で
上方へ移動する。 このとき、シリンダ内の液体は、矢印で示すようにスロ
ープ14の部分を貫通穴4の方へ向かって流れ、貫通穴
4内を流れた液体は溝17からシリンダ外へと流出する
。なお、貫通穴とロッドとで形成された隙間の断面積及
び溝17の断面積の合計は、ピストンが上昇することに
よってシリンダ内に2に9/cz″以下の圧力が発生す
るように設計されており、このことによって、ピストン
が上昇するのと同時に、シリンダ内の液体はノズル側へ
排出されるとともにピストンヘッドの上面からシリンダ
外へも勢いよく流出する。 開閉手段を、このように開閉弁の閉塞を解除する位置に
設定した状態でシリンダに洗浄水を供給して充填機を運
転すれば、シリンダ内に吸入された洗浄水はピストンヘ
ッドの上面をも流れてシリンダ外へと流出する。したが
って、従来滞留していたその部分の充填液もシリンダの
外へと流出されるため、ピストンのストロークの調整や
分解をすることなく充填ヘッド内を完全に洗浄できる。 以上説明したように、上記構成では高粘性の充填液を使
用した後であってもピストンを分解せずに充填ヘッド内
を一度で完全に洗浄できるため、作業を安全に行なうこ
とができる。また、低粘性の充填液を使用した後では、
ストロークを調整して0リングをシリンダーから外れる
ような位置に設定しなくても洗浄できるため、洗浄作業
による0リングの損傷を避けることができるとともに、
洗浄水の圧力を低圧に保たなくともよい。そして、ピス
トンヘッドの上面を洗浄水が勢いよく流出することによ
り常温の洗浄水を用いた場合にも洗浄時間を短縮できる
。さらには、充填液の滞留が起こらないため、その充填
液が高温で硬化しやすいようなものであっても高温の洗
浄液で洗浄でき、洗浄時間を大幅に短縮できる。そして
、洗浄が完全に行なわれるため、製品内に不純物が混じ
ることがない。 次に、本発明の第2実施例について説明する。 第5図は、シリンダユニット25の要部断面図である。 図示するように、シリンダユニット25は、シリンダ本
体23とピストン24とから構成されており、ピストン
24は、ピストンヘッド26、ロッド36、開閉弁33
、及びこの開閉弁33を動作させるための開閉手段とし
ての弁開閉シリンダ43とから構成されている。 ピストンヘッド26の外周面には、第1実施例と同様に
ナイロンブツシュ29と0リング30が装着されている
。また、その上面には、凹状のスロープ28が形成され
ている。さらに、このピストンヘッド26には、その下
部が大きくくりぬかれて凹部31が形成されている。こ
の四部31の上底には、第1実施例でブロック部8の上
面に形成された溝17と同様に、破線で示した溝32が
形成されている。そして、ピストンヘッド26は、その
中心部分に軸方向貫通する貫通穴27を有しており、ま
た、このピストンヘッド26の下端部は、ビン45によ
ってコネクティングロッド42と連結されている。 弁開閉シリンダ43は、中空で下部が開口部として形成
されたシリンダ部材37と、このシリンダ部材37内を
摺動すべくロッド36の下端部に形成されたピストン部
44と、ロッド36の位置を規制するバネ40と、上記
開口部を塞ぐプレート39とから構成されている。シリ
ンダ部材37は、ビス38によりピストンヘッド26の
凹部31の上底に取り付けられており、開口部からバネ
40が挿入され、次いでロッド36がピストン部44を
下にして挿入された上で、プレート39が開口部を塞ぐ
ように取り付けられる。この構成により、ロッド36は
、通常の状態においてバネ40により下方へ付勢される
。一方、プレート39には空気吹込み口46が形成され
、この吹込み口46には、エアーチューブ41が接続さ
れている。また、ロッド36の上端には、樹脂等のシー
ル材34が貼着された開閉弁33がビス35により取り
付けられており、上述のようにロッド36が下方へ引き
込まれている関係で、貫通穴27は完全に閉塞されてい
る。 上記構成では、バネ40の付勢力によって開閉弁33が
貫通穴27を閉塞しているため、シリンダユニット25
としては、液体を充填する場合は一体型のピストンヘッ
ドが使用されているものと何等変わりなく運転すること
ができる。 シリンダ内を洗浄する場合には、ピストンヘッド26を
下死点で静止させ、エアーチューブ41からバネ40の
付勢力を越える圧のエアーを供給して開閉弁33を上方
へ移動させる。そして、シリンダ内へ洗浄液を流入させ
れば、その液はスロープ28から貫通穴27を通ってシ
リンダQ外へ流出する。 以上説明したように、この実施例においてもピストンヘ
ッドの上面での充填液の滞留を防止できるから、シリン
ダ内を簡単且つ奇麗に洗浄することができるほか、第1
実施例において説明した多くの効果を奏することができ
る。 なお、エアーを供給する方法としては、図に示したエア
ーチューブ41と、供給側のエアーチューブの各端部に
コネクタを取り付け1.これにより各チューブを接続す
る方法、あるいは、弁開閉シリンダに予め接続されてい
るエアーチューブに、バルブの開閉によりエアーを供給
する方法などを採ることができる。
について詳細に説明する。 第1図はシリンダユニット19の要部断面図である。シ
リンダユニット19はシリンダ本体lとピストン2とか
ら構成されており、図示していないが、従来例において
説明したものと同様に、切り替え弁を介して充填ノズル
に接続されることで充填ヘッドが構成されている。 ピストン2は、中心部に軸方向へ伸びる水抜き貫通穴4
が形成されたピストンヘッド3、この貫通穴4を貫通す
るロッド5、貫通穴4を開閉する開閉弁6、及びロッド
5に形成された開閉手段7により構成されている。ピス
トンヘッド3の周囲に、シリンダ本体lとの摺動ガイド
としてのナイロンブツシュ15と、シール材としての0
リング16が装着された点は従来のものと同様である。 ピストンヘッド3の上面には凹状のスロープ14が形成
され、その中心部に形成された貫通穴4の中に挿入され
たロッド5は、この貫通穴4の内径よりも小さな外径に
形成されている。 開閉手段7は、ロッド5の下端を膨出させることにより
形成された係合手段としてのブロック部8と、このブロ
ック部8の周囲にはめ込まれるカム筒9とから構成され
ている。カム筒9には、螺旋方向に伸びるカム溝18が
形成されており、ブロック部8には、このカム溝18に
対応する位置に、カムフォロアとしてピン20が固設さ
れている。また、ブロック部8の下端側はくりぬかれて
凹部21が形成されており、コネクティングロッド11
は、その凹部21の中でピン10によってブロック部8
に接続されている。さらに、ブロック部8の上面には、
径方向への溝17がその中心で直交する状態で形成され
ている。 一方、ロッド5の上端には、上述したように上記貫通穴
4を閉塞するための開閉弁6がビス12によって固定さ
れている。そしてピストンヘッド3の上面に形成された
スロープ14の底部には、この開閉弁6を着座させるた
めの閉塞凹部22が形成され、さらにその部分には、そ
の閉塞状態を確実にするために、0リング13が装着さ
れている。 以上説明した構成のピストン2を有する充填機では、カ
ム筒9をピストンヘッド3側へ進出させるように回転さ
せた位置に設定すれば、ピストンヘッド3は、その上下
面を開閉弁6とカム筒9とで挟持され、結果的にロッド
5とピストンヘッド3とが一体化する。したがって、シ
リンダ内への液の吸入及びシリンダから充填ノズルへの
液の排出に関しては、従来の一体型のピストンと全く同
じように使用できる。 この逆に、カム筒9をピストンヘッド3から退去させる
ように回転させた位置に設定すれば、ピストンヘッド3
は、ロッド5に対してその周囲で開閉弁6とブロック部
8の間を移動可能となる。 このように位置設定した上で第3図に示すようにコネク
ティングロッド11を上方から下方へ移動させる場合は
、ピストンヘッド3は開閉弁6によって下方へ引き込ま
れるのに対して、シリンダ本体lの内壁面とナイロンブ
ツシュ15との摩擦抵抗が反力として作用することで、
開閉弁6は貫通穴4を完全に閉塞する。したがって、そ
、の間から空気の漏れなどが生じることがないから、シ
リンダ内に負圧が発生して液体が吸入される。 一方、第4図に示すようにコネクティングロッド11を
下方から上方へ移動させる場合には、まずピストンヘッ
ド3を除いた部分が、ピストンヘッド3の下面とブロッ
ク部8の上面が当接するまで移動する。そして、さらに
上方へ押し上げればピストン2全体がそのままの状態で
上方へ移動する。 このとき、シリンダ内の液体は、矢印で示すようにスロ
ープ14の部分を貫通穴4の方へ向かって流れ、貫通穴
4内を流れた液体は溝17からシリンダ外へと流出する
。なお、貫通穴とロッドとで形成された隙間の断面積及
び溝17の断面積の合計は、ピストンが上昇することに
よってシリンダ内に2に9/cz″以下の圧力が発生す
るように設計されており、このことによって、ピストン
が上昇するのと同時に、シリンダ内の液体はノズル側へ
排出されるとともにピストンヘッドの上面からシリンダ
外へも勢いよく流出する。 開閉手段を、このように開閉弁の閉塞を解除する位置に
設定した状態でシリンダに洗浄水を供給して充填機を運
転すれば、シリンダ内に吸入された洗浄水はピストンヘ
ッドの上面をも流れてシリンダ外へと流出する。したが
って、従来滞留していたその部分の充填液もシリンダの
外へと流出されるため、ピストンのストロークの調整や
分解をすることなく充填ヘッド内を完全に洗浄できる。 以上説明したように、上記構成では高粘性の充填液を使
用した後であってもピストンを分解せずに充填ヘッド内
を一度で完全に洗浄できるため、作業を安全に行なうこ
とができる。また、低粘性の充填液を使用した後では、
ストロークを調整して0リングをシリンダーから外れる
ような位置に設定しなくても洗浄できるため、洗浄作業
による0リングの損傷を避けることができるとともに、
洗浄水の圧力を低圧に保たなくともよい。そして、ピス
トンヘッドの上面を洗浄水が勢いよく流出することによ
り常温の洗浄水を用いた場合にも洗浄時間を短縮できる
。さらには、充填液の滞留が起こらないため、その充填
液が高温で硬化しやすいようなものであっても高温の洗
浄液で洗浄でき、洗浄時間を大幅に短縮できる。そして
、洗浄が完全に行なわれるため、製品内に不純物が混じ
ることがない。 次に、本発明の第2実施例について説明する。 第5図は、シリンダユニット25の要部断面図である。 図示するように、シリンダユニット25は、シリンダ本
体23とピストン24とから構成されており、ピストン
24は、ピストンヘッド26、ロッド36、開閉弁33
、及びこの開閉弁33を動作させるための開閉手段とし
ての弁開閉シリンダ43とから構成されている。 ピストンヘッド26の外周面には、第1実施例と同様に
ナイロンブツシュ29と0リング30が装着されている
。また、その上面には、凹状のスロープ28が形成され
ている。さらに、このピストンヘッド26には、その下
部が大きくくりぬかれて凹部31が形成されている。こ
の四部31の上底には、第1実施例でブロック部8の上
面に形成された溝17と同様に、破線で示した溝32が
形成されている。そして、ピストンヘッド26は、その
中心部分に軸方向貫通する貫通穴27を有しており、ま
た、このピストンヘッド26の下端部は、ビン45によ
ってコネクティングロッド42と連結されている。 弁開閉シリンダ43は、中空で下部が開口部として形成
されたシリンダ部材37と、このシリンダ部材37内を
摺動すべくロッド36の下端部に形成されたピストン部
44と、ロッド36の位置を規制するバネ40と、上記
開口部を塞ぐプレート39とから構成されている。シリ
ンダ部材37は、ビス38によりピストンヘッド26の
凹部31の上底に取り付けられており、開口部からバネ
40が挿入され、次いでロッド36がピストン部44を
下にして挿入された上で、プレート39が開口部を塞ぐ
ように取り付けられる。この構成により、ロッド36は
、通常の状態においてバネ40により下方へ付勢される
。一方、プレート39には空気吹込み口46が形成され
、この吹込み口46には、エアーチューブ41が接続さ
れている。また、ロッド36の上端には、樹脂等のシー
ル材34が貼着された開閉弁33がビス35により取り
付けられており、上述のようにロッド36が下方へ引き
込まれている関係で、貫通穴27は完全に閉塞されてい
る。 上記構成では、バネ40の付勢力によって開閉弁33が
貫通穴27を閉塞しているため、シリンダユニット25
としては、液体を充填する場合は一体型のピストンヘッ
ドが使用されているものと何等変わりなく運転すること
ができる。 シリンダ内を洗浄する場合には、ピストンヘッド26を
下死点で静止させ、エアーチューブ41からバネ40の
付勢力を越える圧のエアーを供給して開閉弁33を上方
へ移動させる。そして、シリンダ内へ洗浄液を流入させ
れば、その液はスロープ28から貫通穴27を通ってシ
リンダQ外へ流出する。 以上説明したように、この実施例においてもピストンヘ
ッドの上面での充填液の滞留を防止できるから、シリン
ダ内を簡単且つ奇麗に洗浄することができるほか、第1
実施例において説明した多くの効果を奏することができ
る。 なお、エアーを供給する方法としては、図に示したエア
ーチューブ41と、供給側のエアーチューブの各端部に
コネクタを取り付け1.これにより各チューブを接続す
る方法、あるいは、弁開閉シリンダに予め接続されてい
るエアーチューブに、バルブの開閉によりエアーを供給
する方法などを採ることができる。
第1図から第4図は本発明の第1実施例に係る定量ピス
トン式液体充填機を示し、第1図はシリンダユニットの
要部断面図、第2図は開閉手段の、斜視図、第3図及び
第4図は、それぞれ、開閉手段を閉塞解除位置に設定し
た状態におけるピストンの下降状態図及び上昇状態図、
第5図は本発明の第2実施例に係る定量ピストン式液体
充填機のシリンダユニットの要部断面図、第6図及び第
7図は、それぞれ、従来の液体充填機の充填ヘッドの運
転状態及び洗浄状態を示す断面図である。 1・・・シリンダ本体、2・・・ピストン、3・・・ピ
ストンヘッド、4・・・水抜き貫通穴、5・・・ロッド
、6・・・開閉弁、7・・・開閉手段、訃・・係合手段
(ブロック部)、9・・・カム筒、lO・・・ピン、1
1・・・コネクティングロッド、12・・・ビス、13
・・・Oリング、14・・・スロープ、15・・・ナイ
ロンブツシュ、16・・・Oリング、17・・・溝、1
8・・・カム溝、19・・・シリンダユニット、20・
・・カムフォロア(ピン)、21・・・凹部、22・・
・閉塞凹部、23・・・シリンダ本体、24・・・ピス
トン、25・・・シリンダユニット、26・・・ピスト
ンヘッド、27・・・水抜き貫通穴、28・・・スロー
プ、29・・・ナイロンブツシュ、30・・・0リング
、31・・・凹部、32・・・溝、33・・・開閉弁、
34・・・シール材、35・・・ビス、36・・・ロッ
ド、37・・・シリンダ部材、38・・・ビス、39・
・・プレート、40・・・バネ、41・・・エアーチュ
ーブ、42・・・コネクティングロッド、43・・・開
閉手段(弁開閉シリンダ)、44・・・ピストン部、4
5・・・ピン、46・・・空気吹込み日持 許 出 願
人 花王株式会社 代 理 人 弁理士 青白 葆 (ほか1名)第 1 図 第3図 第2図 第4図 第6図 第7図 0
トン式液体充填機を示し、第1図はシリンダユニットの
要部断面図、第2図は開閉手段の、斜視図、第3図及び
第4図は、それぞれ、開閉手段を閉塞解除位置に設定し
た状態におけるピストンの下降状態図及び上昇状態図、
第5図は本発明の第2実施例に係る定量ピストン式液体
充填機のシリンダユニットの要部断面図、第6図及び第
7図は、それぞれ、従来の液体充填機の充填ヘッドの運
転状態及び洗浄状態を示す断面図である。 1・・・シリンダ本体、2・・・ピストン、3・・・ピ
ストンヘッド、4・・・水抜き貫通穴、5・・・ロッド
、6・・・開閉弁、7・・・開閉手段、訃・・係合手段
(ブロック部)、9・・・カム筒、lO・・・ピン、1
1・・・コネクティングロッド、12・・・ビス、13
・・・Oリング、14・・・スロープ、15・・・ナイ
ロンブツシュ、16・・・Oリング、17・・・溝、1
8・・・カム溝、19・・・シリンダユニット、20・
・・カムフォロア(ピン)、21・・・凹部、22・・
・閉塞凹部、23・・・シリンダ本体、24・・・ピス
トン、25・・・シリンダユニット、26・・・ピスト
ンヘッド、27・・・水抜き貫通穴、28・・・スロー
プ、29・・・ナイロンブツシュ、30・・・0リング
、31・・・凹部、32・・・溝、33・・・開閉弁、
34・・・シール材、35・・・ビス、36・・・ロッ
ド、37・・・シリンダ部材、38・・・ビス、39・
・・プレート、40・・・バネ、41・・・エアーチュ
ーブ、42・・・コネクティングロッド、43・・・開
閉手段(弁開閉シリンダ)、44・・・ピストン部、4
5・・・ピン、46・・・空気吹込み日持 許 出 願
人 花王株式会社 代 理 人 弁理士 青白 葆 (ほか1名)第 1 図 第3図 第2図 第4図 第6図 第7図 0
Claims (3)
- (1)、ピストン(2、24)とシリンダ本体(1、2
3)からなるシリンダユニット(19、25)を備えた
定量ピストン式液体充填機において、 上記ピストン(2、24)は、その軸方向に伸びる水抜
き貫通穴(4、27)を有するピストンヘッド(3、2
6)と、該貫通穴(4、27)を貫通し且つ該貫通穴(
4、27)の内径より小さい外径を有するロッド(5、
36)と、該ロッド(5、36)の上端に形成されて上
記貫通穴(4、27)を開閉する開閉弁(6、33)と
を備え、さらに、上記貫通穴(4、27)を閉塞すべく
上記開閉弁(6、33)を上記ピストンヘッド(3、2
6)の上面に引き付けて上記ロッド(5、36)と該ピ
ストンヘッド(3、26)とを一体化せしめる一方、該
ロッド(5、36)とピストンヘッド(3、26)の一
体化を解除するとともに該ロッド(5、36)をピスト
ンヘッド(3、26)に対して持ち上げて上記開閉弁(
6、33)を開口せしめる開閉手段(7、43)を備え
たことを特徴とする定量ピストン式液体充填機。 - (2)、上記開閉手段(7)は、上記開閉弁(6)を開
口する際に上記ピストンヘッド(3)に当接すべく上記
ロッド(5)に形成された係合手段(8)と、該ピスト
ンロッド(3)から下方に突出したロッド(5)の周囲
で該ロッド(5)に対して軸方向へ移動自在に配設され
たカム筒(9)と、上記開閉弁(6)を上記ピストンヘ
ッド(3)の上面に引き付けるべく該カム筒(9)を上
記開閉弁(6)側へ進出せしめる一方、上記開閉弁(6
)を上記ピストンヘッド(3)から開放すべく上記カム
筒(9)を後退せしめるように、上記ロッド(5)及び
カム筒(9)に構成されたカム機構(18、20)とか
ら構成されたことを特徴とする請求項1記載の定量ピス
トン式液体充填機。 - (3)、上記開閉手段(43)は、上記ロッド(36)
の下端部に形成されたピストン部(44)と、上記ピス
トンヘッド(26)に固定されて上記ピストン部(44
)を摺動自在に保持するシリンダ部材(37)と、上記
ロッド(36)が上記開閉弁(33)を開閉せしめるべ
く上記ピストン部(44)を往復動せしめる駆動手段(
40、41)とから構成されたことを特徴とする請求項
1記載の定量ピストン式液体充填機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256607A JP2582905B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 定量ピストン式液体充填機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256607A JP2582905B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 定量ピストン式液体充填機 |
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ID=17294983
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-
1989
- 1989-09-30 JP JP1256607A patent/JP2582905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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JPS591396A (ja) * | 1982-06-11 | 1984-01-06 | エク−セル−オ−・コ−ポレ−シヨン | 容器充填装置 |
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JP2008286229A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Jtekt Corp | 通電軸受 |
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