JPH03124380A - スポット溶接方法 - Google Patents

スポット溶接方法

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Publication number
JPH03124380A
JPH03124380A JP1261026A JP26102689A JPH03124380A JP H03124380 A JPH03124380 A JP H03124380A JP 1261026 A JP1261026 A JP 1261026A JP 26102689 A JP26102689 A JP 26102689A JP H03124380 A JPH03124380 A JP H03124380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet metal
welding
flanges
welding point
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP1261026A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH03124380A publication Critical patent/JPH03124380A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスポット溶接方法、特に溶接部分の耐食性を図
る方法に関する。
従来の技術 モノコックタイプの車体を製造するには、プレス成形し
た各種の車体構成パネルを車体組み立て工程で順次スポ
ット溶接してホワイトボディを造り、このホワイトボデ
ィに塗装工程で塗装を施して防錆、つまり耐食性を持た
せている。
ところで、複数の車体構成パネルとしての複数部材の接
合部をスポット溶接した場合には、溶接点間における複
数部材の接合部面間に微小な隙間を生じる。この微小な
隙間を有する複数部材の接合部に例えば電着塗装法によ
り塗装を施しても、塗料が接合部面間の微小な隙間に侵
入しにくく、耐食性の観点から好ましくない。このよう
なことから、例えば特開昭51−169685号公報に
開示された方法がある。これは、複数部材のいずれか一
方の接合部に複数のビードを形成し、このビードを有す
る一方の接合部を他方の部材の接合部に重ね合わせてス
ポット溶接することにより、複数部材の接合部面間に塗
料の侵入できる隙間を確保している。
発明が解決1.ようとする課題 前述のビードで複数部材の接合部面間に隙間を形成する
方法においては、巨視的には複数部材の接合部面間に、
塗装工程で塗料が侵入する。しかしスポット溶接は複数
部材の接合部の局部を一対の電極棒で加圧したまま電気
的に溶融して一体不可分に結合するので、溶接点まわり
においては第10図に示すように、ビードAで確保して
いた隙間Gが溶接点Bに近付くにしたがって徐々に少な
くなる所謂断面略楔形に形成されている。このため塗料
Cは断面略楔形の溶接点Bから離れた底辺部分までの範
囲りまでしか侵入することができなず、溶接点Bまわり
の断面略楔形なる隙間gは無塗装のまま取り残される。
つまり溶接点B近傍の耐食性が不足する。
課題を解決するための手段 複数部材の接合部間に、溶接点よりも大きな孔を有する
とともに前記部材よりも融点が低い金属材料からなる薄
板を挟み込み、この薄板の孔と対応する位置で上記複数
部材の接合部をスポット溶接する。
実施例 第8.9図に示すように、この一実施例ではホワイトボ
ディ1のカウルボックス2を構成するカウルトップパネ
ル10とダッシュアッパパネル20とをスポット溶接す
る部分を図示しであることから、複数部材のうちの一方
の部材が鋼板でプレス成形されたカウルトップパネル1
0に相当し、複数部材の他方の部材が鋼板でプレス成形
されたダッシュアッパパネル20に相当し、カウルトッ
プパネルIOの車室側のフランジ11とダッシュアッパ
パネル20の車室側のフランジ21とが複数部材の接合
部に相当している。
ここでカウルトップパネルIOのフランジ11とダッシ
ュアッパパネル20のフランジ21とをスポット溶接す
るには、先ず第1図のステップI01と第2図に示すよ
うにフランジ11とフランジ2Iとの間に薄板30を挟
み込む。薄板30は第3図に示すように、カウルトップ
パネル10やダッシュアッパパネル20よりも電気抵抗
値と融点とが低い金属材料、例えば亜鉛−ニッケル合金
亜鉛−鉄合金等のような亜鉛系の合金材料また亜鉛のよ
うな純金属材料で、板厚が約100μmになっている一
方、外径りがフランジ11.21よりも小さい寸法の円
形になっており、その略中央部に溶接点3よりも大きな
孔径dの孔3Iが形成されている。
次に第1図のステップ102と第4図に示すように、薄
板30の孔31と対応する位置でフランジ11.21の
外側を一対の電極棒4,5で所要の圧力下で挟み付ける
そして第1図のステップ103と第5図に示すように、
電極棒4,5間に図外の溶接電源装置から所要の溶接電
流Iを通電する。するとフランジII、21の一対の電
源枠4,5に挟み付けられた部分が、溶接電流■で溶融
した後、溶接電流Iの遮断で一体不可分に固化結合して
溶接点3としてのナゲツトになり、フランジ11とフラ
ンジ21とが局部的に接合される。このフランジ112
■のスポット溶接の過程において、フランジ11.21
の局部の溶融時の発熱により、少なくとも薄板30の表
面が溶融し、フランジ1121における溶接点3まわり
の断面略楔形の隙間gを隔成している表面と、フランジ
11,21の薄板接触面とが、第6図に示すようにメツ
キが施されたように薄板30の溶融素材からなる被膜3
2で覆われる一方、薄板30の未溶融部分が被膜32を
介してフランジ11.21に一体不可分に結合される。
この後第1図のステップ104に示すように一対の電極
棒4,5をフランジ11.21から取り外す。これによ
りフランジIf、21の溶接作業の1サイクルが終了す
る。
一方、第9図に示すようにカウルトップパネル10とダ
ッシュアッパパネル20の必要個所のスポット溶接、あ
るいはカウルトップパネルIOのエンジンルーム側のフ
ランジ12とダッシュアッパパネル20のエンジンルー
ム側のフランジ22とダツシュロアパネル40のエンジ
ンルーム側のフランジ42との必要個所のスポット溶接
、さらには第8図に示すようにカウルポッルス2を含む
エンジンコンパートメント6、フロア7、ボディサイド
8.ルーフ9等の各種車体構成パネルを順次スポット溶
接してホワイトボディIを製造し、このホワイトボディ
1を図外の塗装工程に搬送してホワイトボディ1に塗装
を施す。この塗装工程において前述のフランジ11.2
1について詳述すると、フランジ11.21の溶接点3
間の接合部面間には、薄板30の板厚により約100μ
mの隙間Gが確保されているので、この約100μmの
隙間Gに塗料が十分に侵入し、もって第7図に示すよう
にフランジ11.21の薄板30の灰滓接点側を隔成す
る表面と薄板30の外周面とが塗膜50で覆われる。こ
れはホワイトボディ1の全溶接点3まわりについても、
図示は省略するが、前述と同様に、薄板30で確保され
た隙間Gに侵入し、隙間Gを隔成する接合部面が塗膜5
0で覆われることは明らかであろう。
なお本発明は前記実施例に限定されるのもではなく、図
示は省略するが、例えば薄板を帯状に形成して複数の孔
を形成したり、薄板の外形は丸形や長方形以外の方形や
三角形や多角形等各種の形状であっても適用できる。さ
らに薄板の板厚は100μmに限定されるのもではなく
、塗料が侵入するのに必要かつ十分隙間Gを構成し得る
程度であればよく、例えば100μm以上であってもよ
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、複数部材の接合部をスポ
ット溶接すると同時に、当該接合部の溶融時の発熱によ
り、少なくとも薄板の表面が溶融し、接合部における溶
接点まわりの断面略楔形の塗料の侵入しにくい微小な隙
間をメツキが施されたように薄板の溶融固化した素材で
覆うことができるとともに、薄板の未溶融部分が生じた
としても、この薄板の未溶融部分を上記薄板の溶融固化
した素材を介して接合部に一体不可分に結合できる。し
かも薄板によって溶接点から離れた接合部面間には塗料
の侵入を許容する隙間を確保できる。
この結果、スポット溶接の後工程である塗装工程で上記
溶接点から離れた接合部面間を塗料で確実に保護でき、
もって複数部材に耐食性の処理された高価な表面処理鋼
板を使用しなくとも、接合部の防錆、つまり耐食性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のフロチャート、第2図は同
実施例のフランジ間に薄板を挟み込んだ=7 状態を示す作用説明図、第3図は同実施例の薄板の全体
を示す斜視図、第4図は同実施例の薄板の孔と対応する
位置でフランジの外側を一対の電極棒で挟み付けた状態
を示す作用説明図、第5図は同実施例の一対の電極棒間
に溶接電流を通電してフランジをスポット溶接した状態
を示す作用説明図、第6図は同実施例のスポット溶接が
完了した状態の要部を示す作用説明図、第7図は同実施
例の塗装工程の完了した状態を示す作用説明図、第8図
は第8図のII−II線に沿う断面図、第9図は同実施
例のホワイトボディを示す斜視図、第10図は従来の作
用説明図である。 3・・・溶接点、10・・・カウルトップパネル(部材
)、11・・・フランジ(接合部)、20・・・ダッシ
ュアッパパネル(部材)、2I・・・フランジ(接合部
)、30・・・薄板、31・・・孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数部材の接合部間に、溶接点よりも大きな孔を
    有するとともに前記部材よりも融点が低い金属材料から
    なる薄板を挟み込み、この薄板の孔と対応する位置で上
    記複数部材の接合部をスポット溶接することを特徴とす
    るスポット溶接方法。
JP1261026A 1989-10-05 1989-10-05 スポット溶接方法 Pending JPH03124380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1261026A JPH03124380A (ja) 1989-10-05 1989-10-05 スポット溶接方法

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JPH03124380A true JPH03124380A (ja) 1991-05-27

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ID=17356017

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JP1261026A Pending JPH03124380A (ja) 1989-10-05 1989-10-05 スポット溶接方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104128702A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 上海鹰峰电子科技有限公司 一种用于带中心孔类工件在其孔周围点焊的电阻焊工装

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104128702A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 上海鹰峰电子科技有限公司 一种用于带中心孔类工件在其孔周围点焊的电阻焊工装

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