JPH03122995A - 静電気除去装置 - Google Patents

静電気除去装置

Info

Publication number
JPH03122995A
JPH03122995A JP26108989A JP26108989A JPH03122995A JP H03122995 A JPH03122995 A JP H03122995A JP 26108989 A JP26108989 A JP 26108989A JP 26108989 A JP26108989 A JP 26108989A JP H03122995 A JPH03122995 A JP H03122995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
terminal
static electricity
voltage
emitting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26108989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Murakami
村上 易男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP26108989A priority Critical patent/JPH03122995A/ja
Publication of JPH03122995A publication Critical patent/JPH03122995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、静電気を除去する為の装置に間し、更に詳細
には発生した静電気と非接触で効率良く除電することの
できる静電気除去装置に間する。
(従来の技術) 静電気除去の一手段として、対象物に接触端子を継ぎ、
その端子間に生じた電圧を放電回路又はアース回路で放
散させて除電する方法が比較的簡易な手段として知られ
ている。しかし、これは、その端子を強く対象物に接触
させて、その導電作用で回路内に静電気の電圧を導かね
ばならないため、その強い接触が却で対象物との間に摩
擦を呼び起こし、再度静電気を発生させる原因となって
しまう、この結果、生じた静電気が残留して完全な除去
が不可能となる問題を含んでいる。
これに対し従来、非接触の静電気除去手段として、高電
圧の印加にイオン空電を発生させこれを送風して中和解
消させるコロナ放電型、静電界を利用してアースされた
針電極の放電でイオンを発生させる自己放電型等が知ら
れているが、これらは高電圧を印加してイオン化する為
部品の消耗が激しく、交換費用が高価であり、且つ、オ
ゾンの発生等副次的弊害も生じる等欠点が多いものであ
った。
(発明の解決しようとする課題) そこで本発明者が実験を重たところ、静電気は対象物に
対し一定電位が残存するよりも、正文は負に分極するか
、或いは、比較的高電位と低電位に分かれて電位差をも
って分布することが多く、従って、この分極又は電位差
に基づいて、電界エネルギーが残存した状態として静電
気の帯電状態を捉え得ることが判明した。
そこで本発明は、この残存電界エネルギーを減衰又は消
滅させることで静電気が除去できることに着目し、上記
放電回路又はアース回路に非接触の端子を継いで、比較
的簡易な回路で充分な静電気除去が可能な装置を開発し
ようとしたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明静電気除去装置は、静電気の帯電した対象物に接
近し、一定電圧印加で誘電分極する誘電体により静電気
の荷電粒子との間に一定の電場を形成する非接触の端子
を臨ませ、該端子とエネルギー放出手段とを接続させた
ことを特徴として構成される。
更にもう一つの手段は、静電気の帯電した対象物に接近
し、一定電圧印加で誘電分極する誘電体により静電気の
荷電粒子との間に一定の電場を形成する非接触の端子を
臨ませ、該端子間に発生した電圧を蓄積保持するコンデ
ンサーと、該コンデンサーの放電により作動するエネル
ギー放出手段とを並列に接続したことを特徴として構成
される。
(作用) 正又は負に分極するか、或いは、比較的高電位と低電位
に電位差をもって分布した静電気に、定電圧印加で誘電
分極する誘電体の端子を近づけると、その誘電体の強い
分極作用で静電気の荷電粒子間に電気力線が密に発生し
、両者間に一定の電場が形成され、この電場がエネルギ
ー放出手段に連結され、端子が非接触でも電界エネルギ
ーを放出する。
又、このエネルギー放出手段が放電コンデンサーを含む
回路である場合には、形成された電場がこの放電コンデ
ンサーを分極帯電させ、非接触でも充分に電圧が蓄積保
持され、該コンデンサーの放電によりエネルギー放出手
段が作動し、除電する。
(実施例) 本発明の実施例を示した第1図に基づいて説明すると、
回路の端子1.1に、一定電圧印加で誘電分極する誘電
体を配する。この誘電体とは、平行コンデンサーの電極
に電荷を与えた場合、その電界により内部で正負の電荷
が変位し、電荷が現われるものをいい、例えば、TiB
aO,Tl3AsSe3.ZnO,LiNbO3、Pb
TiO3等のセラミックスを挙げることができる。そし
て、この端子lは、電荷を表に出すために孔を穿設した
a +iとするのが好ましい。
そしてこの端子1を、第2図に示す如く、該端子1.1
間に生じた静電気による電圧を蓄積保持する放電コンデ
ンサー2と、そのコンデンサーに蓄積されたエネルギー
を放出するツェナダイオード3等の放出手段とを並列に
接続し、該コンデンサーへの電圧印加を一定方向にする
整流素子4を組み合わせたブリッジ回路5,6を端子間
に接続する。又は、そのままアース回路で地中に接続す
る(図示省略)。
次いで、本実施例の作用を説明すると、対象物に摩採等
で静電気が発生した場合、正又は負に分極するか、或い
は、比較的高電位と低電位に分かれて、電位差をもって
分布し、これが荷電粒子として残留するが、通常の場合
、非接触であると対象物と端子との間隙が絶縁体として
作用し、発生した静電気の電圧を回路内に殆ど導入させ
ることができない(第1図A参照)。
ところが、本発明誘電体に一定電圧を印加させると、そ
の誘電体内に例えば、原子内の電子雲が原子核に対しわ
ずか変位して双極子モーメントを生ずる電子分極や、そ
の他、イオン分極、配向分極等が惹起され、誘電分極が
起こる。即ち、該双極子モーメントによって正負電荷の
中心が相対的に変位してその分布状態が変わり、電界ベ
クトルが一定方向に配向し、内部電界が生じることとな
る、この印加電圧は、直流の比較的低電圧で良い。
さて、この内部電界が生じた端子を、静電気の発生した
対象物に接近させると、正又は負に分極帯電した静電気
と該内部電界との間にクーロン力が働き、両者間に電気
力線が密に生し、一定の外部電界が形成されることにな
る(第1図B参照)。
そして、これを回路に継ぐと、静電気に発生した電荷が
、ブリッジ回路5,6により整流されつつ、上記外部電
界及び内部電界を通して放電コンデンサー2を分極帯電
させる。即ち、一種のコンデンサー相互の分極連鎖によ
り、静電気に生じた電界エネルギーを放電コンデンサー
に効率的に伝えることができ、このとき、静電気除去の
対象物と端子とは非接触で摩擦を全く生じさせない状態
で連結できる。そうして、一定電圧で放電し、ツェナダ
イオード3によるナダレ現象よって放電し、充分に除電
される。
又、アースに接続した場合には、同様に外部電界及び内
部電界を通して静電気に生じた電界エネルギーを非接触
で地中に有効に伝えることができる。
(発明の効果) 以上の構成に基づく本発明は、プラスチック、紙、Ic
チップ等の静電気を発生し易い対象物に対し、数ミリメ
ートル程度に近づければ、非接触で除電することができ
、端子接触が摩擦電気の発生を惹起するという矛盾を解
消でき、充分な除電が可能となる優れた効果を奏する。
又、非接触であることは、印刷紙、写真フィルム等では
対象物を偏つける虞がない点、品質の向上に役立つ。
更に、その手段は誘電体に僅かの電圧を印加させらば良
いから電力消貰が僅かで、且つ、部品交換の要がないの
で運転費用が極めて安価であるという経済的効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は誘電体を
配した端子を示す部分正面図で、(A)は電圧印加のな
い状態、(B)は電圧を印加した状態を示し、第2図は
端子と放電回路を朝み合わせた状態の回路図。 1拳 3番 5゜ ・端子  2・・・放電コンデンサー ツェナダイオード  4・・・!1流子・・ブリッジ回
路 3轟二2」国1 □ゴ現 !茗ぢ −556−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)静電気の帯電した対象物に接近し、一定電圧印加で
    誘電分極する誘電体により静電気の荷電粒子との間に一
    定の電場を形成する非接触の端子を臨ませ、該端子とエ
    ネルギー放出手段とを接続したことを特徴とする静電気
    除去装置。 2)静電気の帯電した対象物に接近し、一定電圧印加で
    誘電分極する誘電体により静電気の荷電粒子との間に一
    定の電場を形成する非接触の端子を臨ませ、該端子間に
    発生した電圧を蓄積保持するコンデンサーと、該コンデ
    ンサーの放電により作動するエネルギー放出手段とを並
    列に接続したことを特徴とする静電気除去装置。
JP26108989A 1989-10-05 1989-10-05 静電気除去装置 Pending JPH03122995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26108989A JPH03122995A (ja) 1989-10-05 1989-10-05 静電気除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26108989A JPH03122995A (ja) 1989-10-05 1989-10-05 静電気除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03122995A true JPH03122995A (ja) 1991-05-24

Family

ID=17356933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26108989A Pending JPH03122995A (ja) 1989-10-05 1989-10-05 静電気除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03122995A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013251603A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Oki Data Corp 画像読取装置及び複合装置
JP2023097362A (ja) * 2021-12-27 2023-07-07 一般社団法人日本アーシング協会 状況対応機能を有する人体静電気除去システム
JP2023126133A (ja) * 2022-02-28 2023-09-07 一般社団法人日本アーシング協会 静電気除去システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013251603A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Oki Data Corp 画像読取装置及び複合装置
JP2023097362A (ja) * 2021-12-27 2023-07-07 一般社団法人日本アーシング協会 状況対応機能を有する人体静電気除去システム
JP2023126133A (ja) * 2022-02-28 2023-09-07 一般社団法人日本アーシング協会 静電気除去システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0000789B1 (en) Method and apparatus for generating charged particles
KR930017626A (ko) 전기집진기
JP2719094B2 (ja) 残留粒子除去装置
US6364935B1 (en) Method and device for cleaning of a gaseous fluid
EP0364227A3 (en) Drop marking devices
GB2241655A (en) Electrostatic dust collector
EP0089224A3 (en) Conductive charge/discharge device
GB2016305A (en) Electrostatically removing particulate material from gas
JPS60147756A (ja) 帯電装置
ATE57453T1 (de) Vorrichtung zum beseitigen von elektrostatischen ladungen.
JPH03122995A (ja) 静電気除去装置
KR970022609A (ko) 전자사진 프로세서의 크리닝 장치
GB1030383A (en) Improvements in or relating to electrostatic printing processes
US4785372A (en) Method and device for charging or discharging member
KR100420979B1 (ko) 전리장치
JPH0742096U (ja) 除電器
JPS6136776A (ja) 電子複写機の転写剥離装置
JPS60182451A (ja) 帯電装置
JPS62240979A (ja) 固体放電装置
JPS5923499A (ja) 除電方法
SE9603349D0 (sv) Anordning vid ett elektrostatfilter
US3564560A (en) Recording in an electro-optic medium
JPH0361319B2 (ja)
SU1175692A1 (ru) Схват робота
JPS61151570A (ja) 放電装置