JPH03122862A - テープ移送装置 - Google Patents

テープ移送装置

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JPH03122862A
JPH03122862A JP1260029A JP26002989A JPH03122862A JP H03122862 A JPH03122862 A JP H03122862A JP 1260029 A JP1260029 A JP 1260029A JP 26002989 A JP26002989 A JP 26002989A JP H03122862 A JPH03122862 A JP H03122862A
Authority
JP
Japan
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tape
air
vacuum chamber
atmosphere
air flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP1260029A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Ishii
石井 智和
Fujio Tajima
田島 富士雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リールからリールへテープ(例えば磁気テー
プ)を直接移送する装置に係り、特にテープを高速でか
つ高精度に搬送するのに好適なテープ移送装置に係る。
〔従来の技術〕
従来の装置は、例えば特開昭58−108051号公報
に記載のように、テープの一定部分に湾曲部を形成する
手段と、張力変化に拘りなく比較的一定な湾曲部を維持
する湾曲部調整手段を持つものである。上記湾曲部形成
手段は、テープ周辺の空気を排出することにより形成さ
れる真空室である。また、大気から真空室への空気流路
がテープ湾曲状態の変化に対し不連続に変化する構成と
なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、大気から真空室への空気流路がテープ
位置の変化によって急縮小し、その状態遷移に伴いテー
プは不連続な流体力変化を受け、テープに動揺が発生す
るという問題があった。また、真空室の圧力設定、並び
にテープ張力の設定によっては、テープが十分な湾曲部
を形成できず、大気から真空室への空気流路が確保でき
ない状態が生ずる可能性があった。この状態では、テー
プ操作の必要条件である湾曲部の形成が不十分であるこ
とに加え、該空気流路が実現する湾曲部の調整機能も損
なわれることになる。
本発明の目的は、該空気流路の不連続性を改良し、この
結果テープの湾曲部に働く不連続な流体力を低減し、テ
ープの動揺を回避するテープ移送装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、テープの一定部分に湾曲部を形成するため
に真空室形成手段と、テープ近傍の形状が例えば傾斜状
となっているように特別な形状の空気流路構成部材によ
り、達成される。
〔作用〕
真空室形成手段は、テープ操作装置の中央付近に設けら
れた空気排出孔から空気を排出し真空室を形成する。該
真空室によりテープの一定部分は負圧力を受け、湾曲部
を形成する。空気流路構成部材とテープの間を通って大
気から真空室内に空気が流入するが、該構成部材の上記
形状により、テープ面外方向位置が変化したとき、該空
気流路の断面積は、連続的に変化する。このような構成
とすることで、該空気流路の不連続性に起因するテープ
の動揺を回避することができる。
〔実施例〕
以下1本発明を具体的実施例に基づき説明する。
第1図は本発明のテープ移送装置を構成するテープ操作
装置20の一実施例を示す斜視図、第2図はテープ操作
装置20の中央部を縦に切断した断面とテープ位置の相
対関係を示す図である。
中心部材の空気軸受3は、ベース5.下ガイド4の上に
乗り、さらにその上に上ガイド2.上板1が乗る。これ
らの部材は第1図に示すように組み合わされ、ボルト等
(図示せず)で固定される。
空気軸受3は、部分円筒形表面12.13を持ち、該面
に沿ってテープ15は走行する。部分円筒形表面12.
13は、空気噴出孔7を備え、ここから給気ポンプ9で
加圧され、圧力調整弁11で一定圧力となった空気を噴
出し、その空気圧力によりテープ15を非接触で支持す
る。第3図は、空気軸受3の内部の配管系を示す0以上
の構造は、静圧気体軸受として知られている。
真空ポンプ8は、ベース5に設けられた空気排出孔6か
ら導管10を通じて空気を排出する。第4図は、ベース
5の内部の配管系を示す、第2図において、空気排出に
よりテープ操作装置20とテープ15に囲まれた部分に
真空室16が形成され、テープ15には負圧力が働く、
走行するテープ15は、該負圧力を受けて二つの部分円
筒形表面12.13間に設けられたテープ受容部分にお
いて湾曲形状を形成する。真空室16の圧力設定は、空
気排出孔6と真空ポンプ8の間に設けられた圧力調整弁
7で行なう。
第5図は、本発明のテープ移送装置の構成の一実施例を
示すものである。第5回において、テープ15は一方の
り−ル22からテープ操作装置20、磁気ヘッド26.
張力センサ25を経て、他方のリール21へ巻き取られ
る。
テープの搬送を行なう間、張力センサ25はテープ張力
を検出し、該張力検出値を制御器30へ入力する。また
タコメータ27は、テープ速度を検出し、該速度検出値
を制御器30へ入力する。
ここで制御器30は、メモリ、演算器を含む電子回路で
ある。制御器30は予定した基準速度、基準張力を保持
し、該基準速度に対する該速度検出値の誤差と、該基準
張力値に対する該張力検出値の誤差をそれぞれ補正する
ように、適当な制御方法によって演算を行いモータの駆
動信号をリールモータ23.24へ出力する。該モータ
駆動信号は、途中、電力アンプ28.29でそれぞれ増
幅される。
テープ搬送の概略は以上述べたとおりであるが、テープ
搬送時に入る外乱を吸収し、該搬送をより安定化する手
段としてテープ操作装置20が設けられている。さらに
、リール対リール式磁気テープ装置で必要とされる磁気
ヘッド26近傍での高精度なテープ搬送を実現するため
には、タコメータ27がテープ速度検出を行なうリール
22と磁気ヘッド26の間のテープ15の長さを一定に
調整する必要がある。この調整は、テープ操作装置20
が以下のようにして実現する。
通常の走行状態において、テープ張力と真空室16から
受ける負圧力とが釣り合うところにテープ15は位置す
る。テープ張力が低下した場合、上記の釣り合いが崩れ
、テープ15は該負圧力により真空室16の方に引き込
まれる。テープ15の移動に従い、ベース5に設けられ
ている溝部14の内、大気に面する部分が増加する6そ
のため大気から真空室16に、より多量の空気が流入す
るようになるが、ベース5の溝部14端部の形状を本実
施例のように傾斜状にすることにより、空気流路の断面
積は連続的に拡大する。このような流入空気の増加の結
果、真空室16の真空度は連続的に低下し、テープ15
に働く負圧力は減少する。よって、今度は張力により、
テープ15は大気側に引き出される。
テープ張力が増加した場合、テープ15は、真空室16
から受ける負圧力に逆らって、大気側に引き出される。
テープ15の移動に従い空気流路の断面積は連続的に縮
小し、大気から真空室16へ流入する空気流量は減少す
る。その結果、真空室16の真空度は連続的に増加し、
テープ15に働く該負圧力は増加する。該負圧力がテー
プ張力を上まわることによりテープ15は真空室16の
方に引き込まれる。
以上述べた動作により、テープ15は常に一定の位置関
係に保持されるように安定的に自己制御される。これに
より張力変動が発生した際も、リール22と磁気ヘッド
26の間のテープ15の長さは一定に維持される。
第6図は、本発明の他の実施例を示す図である。
第7図は、第6図に示したテープ操作装置20の中央部
を縦に切断した断面とテープ位置の相対関係を示す図で
ある0本実施例においては、ベース40の溝部41の形
状のみが前述の実施例のものと異なっている。第6図に
示すように、本実施例の溝部41は、鋸歯状となってい
る。テープ15に張力変動が生じると、テープ15は面
外方向に移動する。テープ15の移動に伴い、大気から
真空室16へ至る空気流路は連続的に変動する。
本実施例におけるテープ操作装置20の動作は、前記実
施例と同一であるので説明を省略する。
本実施例では、溝部41の形状が二次元的に決定される
ので、ベース40の加工が容易となりコスト面でも有利
となる効果がある。
第8図は1本発明の他の実施例を示す図である。
第2図と同様に、第8図はテープ操作装置20の中央部
を縦に切断した断面とテープ位置の相対関係を示す図で
ある。本実施例では、多孔質材料で作られるベース補助
部材44を使用し、該部材内部の通気が大気から真空室
16への空気流入の一部となる0本実施例におけるテー
プ操作装置20の動作は、第1図の実施例と同一である
ので説明を省略する。
上述のように、ベース補助部材44は、多孔質材料で作
られていることから、該部材内部の空気流速は著しく小
さいものとなる。その影響によりベース補助部材44周
辺、即ちテープ下エツジ周辺の空気流速も比較的小さく
なる。このようにして、テープに影響を及ぼす空気流速
を下げることにより、空気流体力に起因する振動の回避
が本実施例において可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、大気から真空室
への空気流路を安定的に確保し、テープ面外方向位置変
化に対し該空気流路を連続的に変化させることができる
ので、テープに働く不連続な流体力窒化を低減しテープ
の動揺を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテープ移送装置を構成するテープ操作
装置20の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示
したテープ操作装置20の中央部を縦に切断した断面と
テープ位置の相対関係を示す図である。第3図は空気軸
受3の内部配管系を示す図、第4図はベース5の内部配
管系を示す図である。第5図は、本発明によるテープ移
送装置の構成を示す図である。第6図は本発明のテープ
操作装置20の他の実施例を示す斜視図、第7図は第6
図に示したテープ操作装置20の中央部を縦に切断した
断面とテープ位置の相対関係を示す図である。第8図は
1本発明のテープ操作装置20の他の実施例を示す縦断
面とテープ位置の相対関係を示す回である。 3 ・・空気軸受、 5゜ 40゜ 42・・・ベース、 6・・・空 気排出孔、 14゜ 41゜ 43・・・溝、 15・・・テープ、 箒 団 図 第 ■ 国 第 図 2ニ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、二つのリール間でテープを直接供給し巻き取る形式
    のテープ移送装置であつて、上記リール駆動用のリール
    モータの各駆動指令を各リールのテープ系に基づいて算
    出して制御し、リール間に配置されたテープの一定部分
    に張力変動に拘りなく安定な湾曲部を形成する手段を備
    えたテープ移送装置において、湾曲部におけるテープの
    動揺を回避する手段を設けたテープ移送装置。
JP1260029A 1989-10-06 1989-10-06 テープ移送装置 Pending JPH03122862A (ja)

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JP1260029A JPH03122862A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 テープ移送装置

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JP1260029A JPH03122862A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 テープ移送装置

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ID=17342317

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JP1260029A Pending JPH03122862A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 テープ移送装置

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JP (1) JPH03122862A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0569750A2 (en) * 1992-05-14 1993-11-18 Datatape Incorporated Tape loading sensor
JP2002157798A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Tdk Corp 磁気テープ検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0569750A2 (en) * 1992-05-14 1993-11-18 Datatape Incorporated Tape loading sensor
EP0569750A3 (en) * 1992-05-14 1995-02-15 Datatape Inc Tape positioning detector.
JP2002157798A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Tdk Corp 磁気テープ検査装置

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