JPH03122457A - 温水器の水抜き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、貯湯形温水器の水抜きと給水を行う装置に関
し、特に水抜き等を遠隔操作可能にし、さらに熱源供給
器経路に設けたオン、オフ切換装置と連動させて空焚事
故を防ぐものである。

［従来の技術］ 貯湯形温水器は、水を温水にし、−旦温水器内に温水を
貯えておき、必要なときに温水を室内に供給するもので
ある。そのため貯湯形温水器には、第６図に示すように
温水を送り出す給湯配管２２や熱源を供給するためのガ
ス管２３、水を給水する給水管２４及び温水器内の水を
抜くための水抜管２５が取付けられている。

これら給水管２４と水抜管２５には、それぞれ電磁弁２
６が取付けられており、従来は別々の弁開閉操作で給水
や水抜き作業を行っている。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の技術で述べた貯湯形温水器では、給水や水抜きを
する場合、給水管及び水抜管に設けられた別々の電磁弁
を開閉操作する必要があったので、誤操作が生じること
があった。例えば水抜き弁を開いたまま給水を行ったり
、双方の弁を閉じたまま釜焚を行ってしまい空焚事故が
起きるなどの問題があった。

本発明は、これらの問題を解決するものであり、給水及
び水抜きを一つの電動弁で行うことにより、水抜き弁を
開いたまま給水することを防止し、さらに電動弁と熱源
供給器経路に設けたオン、オフ切換装置と連動させるこ
とにより空焚事故をも防止できる温水器の水抜き装置の
提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の温水器の水抜き装置は、貯湯形温水器に給水管
と水抜管とを連通ずるとともに、給水管と水抜管とのう
ち＝一方を連通状態に他方を遮断状態に切換えさせる四
方弁を設け、この四方弁を切換作動させる駆動部を設け
、この駆動部が四方弁の連通状態を切換えるごとに駆動
部への給電を遮断するスイッチ装置を設け、さらにスイ
ッチ装置と電源との間に給水と水抜きとを切換えさせる
操作スイッチを設けたものである。

また空焚を防止するために、貯湯形温水器への熱源供給
経路にオン、オフ切換装置を設け、その切換装置を操作
スイッチと連動させた。

［作用］ 上記手段の温水器の水抜き装置において、給水する場合
は、操作スイッチを操作して四方弁駆動部を作動させ、
四方弁により給水管を連通状態にさせる。このとき、駆
動部の作動により、スイッチ装置は四方弁の駆動部への
給電をオフにさせる。また操作スイッチの前記作動によ
り、熱源供給経路の切換装置もオン状態となり、温水器
が加熱される。

次に、水抜きをする場合は、操作スイッチを前記と逆側
に切換えて四方弁駆動部を作動させ、四方弁が給水管を
遮断させて水抜きパイプを連通状態にさせる。このとき
、駆動部の作動によりスイッチ装置は四方弁駆動部への
給電をオフにさせる。

また、今度の操作スイッチの作動により、熱源供給経路
の切換装置もオフ状態となる。

このように、温水器の給水、水抜き作動の切換λ、と、
熱源供給経路の切換装置の切換え作動とを連動させれば
温水器に水が人っているときのみ、熱源が供給され、空
焚することはない。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を第１図〜第５図を使用して説明
する。

本実施例に係る温水器ｌは、水を給水管２より給水し、
熱源供給器からの熱により水を温水に変え、−旦温水器
ｌ内に温水を貯える。そして必要なときに、この温水を
給湯配管３から室内へ供給するようになっている。熱源
には、ガス及び電気を使用できるが本実施例ではガスを
使用した。そのため、温水器１と熱源供給２にとは電磁
弁４を介しガス管５により連通されている。また温水器
１内の水抜きを行うために水抜管６も設けられている。

給水管２と水抜管６とは一つの電動四方弁７に直角に交
差させられて取（」４−１られ、さらに給水管２には電
動四方弁７より給水源側に手動弁８が設けられ、水抜管
６には四方弁７より温水器側に手動弁８が設けられてい
る。四方弁７の上部にはスイッチ装置９と四方弁７の駆
動部１０が取付けられ、四方弁７とスイッチ装置９とを
回転作動させるようになっている。

第２図に示すように四方弁７の内部には、給水管２と水
抜管６とが交差した部分の真ん中を中心として回転する
回転体１１が設けられ、この回転体１１の直径方向には
管状通路１２が設けられている。

四方弁７の弁開閉作動は、内部に設けられた回転体１１
が回転して、管状通路１２の通路方向と給水管２あるい
は水抜管６の管路方向とを一致させることにより、給水
管２あるいは水抜管６のどちらか一方を連通状態に、他
方を遮断状態にさせる。

第４図に示すようにスイッチ装置９の内部には、回転軸
を四方弁７の回転体１１と同一にした回転子１３が設け
られ、回転子１３の側面と対向する９０゜間隔の４ケ所
にスイッチ１４ａ、　１４ｂ、　１４ｃ、　１４ｄが設
けられている。この回転子１３は略円形状をしており、
四方に設けたスイッチ１４ａ、　１４ｂ、　１４ｃ、　
１４ｄと当接可能な突部１３’が１つ設けられている。

よって、駆動部１０により回転子１３が四方弁７と同時
に回転し、９０°回転すると、これら四方に設けたスイ
ッチ１４ａ、　１４ｂ、　１４ｃ、　１４ｄの一つと回
転子１３の突部１３“どが当接する。四方に設けたスイ
ッチ１４ａ、　１４ｂ、　１４ｅ、　１４ｄはそれぞれ
回転子１３の突部１３゜と当接したときだけ電源１５か
ら駆動部１０への給電を止めるので、回転子１３が９０
°回転すると駆動部ＩＯのモータが停止する。すなわち
、回転体１１の管状通路１２が隣の給水管２あるいは水
抜管６を連通させる状態で停止する。

さらにスイッチ装置９による駆動制御を第５図を使用し
て詳しく説明する。

電源１５と駆動部１０とは、遠隔操作スイッチ１６を介
して電気的に２系統の電線で接続されている。

この２つの電線の途中には、それぞれ水抜管方向の２つ
のスイッチ１４ａ、　１４ｃ、及び給水管方向の２つの
スイッチ１４ｂ、　１４ｄとが組になって直列につなが
れている。このため遠隔操作スイッチ１６のｏｎまたは
ｏｆｆの一回の操作によって、駆動部ＩＯが作動し、四
方弁７の回転体１１とスイッチ装置９の回転子１３が９
０°回転し、回転子１３が当接して、４つのスイッチ１
４ａ、　１４ｂ、　１４Ｃ，１４（ｌの内の一つを押す
ので駆動部１０のモータが停止する。

さらに本実施例では、遠隔操作スイッチ１６と、ガス管
５の電磁弁４とを電気的に接続させて、前記操作スイッ
チ１６のｏｎ、ｏｆｆと連動してガス管５を開閉させ、
四方弁７が給水管２を連通状態にさせているときに電磁
弁４を開放させて、必ず温水器Ｉに水が入っているとき
に熱源供給されるようにした。なお、熱源１５が電力の
とき、電磁弁４の代わりに電磁開閉器を使用する。

［発明の効果］ 本発明の温水器の水抜き装置では、温水器と水抜管とが
１つの四方弁によって制御されるので、水抜き弁を開い
たまま給水してしまうことが防止できる。さらに遠隔操
作スイッチのｏｎ、ｏｆｆと熱源供給気の電磁弁とを連
動させることにより、給水弁を閉じた状態では熱源供給
ができなくなるので、空焚事故が防止される。また遠隔
操作で給水及び水抜きができるので管理人が簡単に管理
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体説明図、第２図は同実施
例の概念図、第３図（ａｔは同実施例の四方弁の側面図
、第３図（ｂ）は同実施例の四方弁の正面図、第４図は
同実施例のスイッチ装置９の説明図、第５図は同実施例
の制御回路図、第６図は従来の温水器の全体説明図であ
る。 １；温水器　　２；給水管　　３；給湯配管４；電磁弁
　　５；ガス管　　６；水抜管７；四方弁　　８；手動
弁　　９；スイ・ソチ装置１０；駆動部　１１；回転体
　１２；管状通路１３；回転子　１４ａ、　１４ｂ、　
１４ｃ、　１４ｄ；スイッチ１５：電源　　１６；操作
スイッチ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）貯湯形温水器に給水管と水抜管とを連通するとと
   もに、給水管と水抜管とのうち一方を連通状態に、他方
   を遮断状態に切換えさせる四方弁を設け、この四方弁を
   切換作動させる駆動部を設け、この駆動部が四方弁の連
   通状態を切換えるごとに駆動部への給電を遮断するスイ
   ッチ装置を設け、さらにスイッチ装置と電源との間に給
   水と水抜きとを切換えさせる操作スイッチを設けたこと
   を特徴とする温水器の水抜き装置。
2. （２）貯湯形温水器への熱源供給経路にオン、オフ切換
   装置を設け、その切換装置を操作スイッチと連動させる
   構成にした請求項１に記載の温水器の水抜き装置。