JPH03121585A - Icカードおよびicカードのロック状態解除方法 - Google Patents
Icカードおよびicカードのロック状態解除方法Info
- Publication number
- JPH03121585A JPH03121585A JP1257898A JP25789889A JPH03121585A JP H03121585 A JPH03121585 A JP H03121585A JP 1257898 A JP1257898 A JP 1257898A JP 25789889 A JP25789889 A JP 25789889A JP H03121585 A JPH03121585 A JP H03121585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- key
- verification
- identification information
- issuer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 57
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000012419 revalidation Methods 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮血豆1
本発明はロック状態を解除可能なICカードおよびIC
カードのロック状態解除方法に関する。
カードのロック状態解除方法に関する。
11弦l
ICカードには通常、カードの製造者によって製造者識
別キーが所定の記憶領域に登録されている。ICカード
の発行者はカードの発行にあたり、この製造者識別キー
を照合することによって初期設定処理を行い、発行者キ
ー(P[Nl を所定の記憶領域に登録する0発行者キ
ーが登録されると、製造者識別キーはこの時点でキーと
しての役割を終了し、不要となるため、無効化される。
別キーが所定の記憶領域に登録されている。ICカード
の発行者はカードの発行にあたり、この製造者識別キー
を照合することによって初期設定処理を行い、発行者キ
ー(P[Nl を所定の記憶領域に登録する0発行者キ
ーが登録されると、製造者識別キーはこの時点でキーと
しての役割を終了し、不要となるため、無効化される。
このように、ICカードが発行された後、カードの発行
者がカードを用いて端末装置にアクセスする場合には、
発行者キー(PINIが端末装置に入力されることによ
り正当なカードであることが確認される。カードの発行
者が不正アクセスを所定の回数行った場合には、すなわ
ち、正しくない発行者キー(PINI を所定の回数入
力した場合には、カード全体にロックがかかり、カード
が無効化される。このように入力されたキーの照合エラ
ーが所定の回数繰り返されてカード全体がロックされる
場合は、カード発行者の不注意による場合等もあるため
、カードを無効化するコマンドによってロックされた場
合とは異なり、カードのロック状態を解除して発行者キ
ーを再度有効化する必要があることが少なくない。
者がカードを用いて端末装置にアクセスする場合には、
発行者キー(PINIが端末装置に入力されることによ
り正当なカードであることが確認される。カードの発行
者が不正アクセスを所定の回数行った場合には、すなわ
ち、正しくない発行者キー(PINI を所定の回数入
力した場合には、カード全体にロックがかかり、カード
が無効化される。このように入力されたキーの照合エラ
ーが所定の回数繰り返されてカード全体がロックされる
場合は、カード発行者の不注意による場合等もあるため
、カードを無効化するコマンドによってロックされた場
合とは異なり、カードのロック状態を解除して発行者キ
ーを再度有効化する必要があることが少なくない。
しかしこのような場合に、発行者キーを有効化する処理
は、複雑な手続によるものが多く、簡易でかつ安全な処
理が望まれている。
は、複雑な手続によるものが多く、簡易でかつ安全な処
理が望まれている。
−m
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し。
照合エラーによるカードのロック状態を解除することの
可能なICカードおよびICカードのロック状態解除方
法を提供することを目的とする。
可能なICカードおよびICカードのロック状態解除方
法を提供することを目的とする。
l且二訓j
本発明によれば、発行者識別情報が登録され。
発行者識別情報の照合において所定回数の照合エラーが
発生すると、カード全体がロックされるICカードは、
照合の指示が入力される入力手段と、入力された識別情
報をカードに登録された識別情報と照合する照合手段と
、照合の指示が入力されると、カードがロックされてい
ることを検出する検出手段と、カード発行時に無効化さ
れた情報を再有効化する手段と、カードのロック状態を
解除するコマンドを実施するロック解除手段と、上記各
手段を制御する制御手段とを有し、制御手段は、検出手
段によって発行者識別情報の所定回数の照合エラーに基
づいてカードがロックされていることが検出されると、
再有効化手段によりカード発行時に無効化された情報を
再有効化させ、照合手段により再有効化された情報によ
る照合を行わせ、照合されると、ロック解除手段により
カードのロック状態を解除するコマンドを実施可能とす
るものである。
発生すると、カード全体がロックされるICカードは、
照合の指示が入力される入力手段と、入力された識別情
報をカードに登録された識別情報と照合する照合手段と
、照合の指示が入力されると、カードがロックされてい
ることを検出する検出手段と、カード発行時に無効化さ
れた情報を再有効化する手段と、カードのロック状態を
解除するコマンドを実施するロック解除手段と、上記各
手段を制御する制御手段とを有し、制御手段は、検出手
段によって発行者識別情報の所定回数の照合エラーに基
づいてカードがロックされていることが検出されると、
再有効化手段によりカード発行時に無効化された情報を
再有効化させ、照合手段により再有効化された情報によ
る照合を行わせ、照合されると、ロック解除手段により
カードのロック状態を解除するコマンドを実施可能とす
るものである。
また本発明によれば、ロック状態のICカードに指示を
入力してカードのロック状態を解除する方法は、指示が
入力されると、カードのロック状態が、発行者識別情報
の照合エラーが所定の回数行われたことによるものであ
ることを確認し、ロック状態が所定回数の照合エラーに
よるものである場合に、カードの発行時に無効化されて
いる情報を再有効化し、再有効化された情報による照合
によってロック状態を解除するコマンドを実施可能とす
るものである。
入力してカードのロック状態を解除する方法は、指示が
入力されると、カードのロック状態が、発行者識別情報
の照合エラーが所定の回数行われたことによるものであ
ることを確認し、ロック状態が所定回数の照合エラーに
よるものである場合に、カードの発行時に無効化されて
いる情報を再有効化し、再有効化された情報による照合
によってロック状態を解除するコマンドを実施可能とす
るものである。
叉1」[工彼団
次に添付図面を参照して本発明によるICカードおよび
ICカードのロック状態解除方法の実施例を詳細に説明
する。
ICカードのロック状態解除方法の実施例を詳細に説明
する。
第1図には本発明によるICカードの一実施例の機能ブ
ロック図が示されている。なお、本発明と関係のない構
成の部分は省略されている。
ロック図が示されている。なお、本発明と関係のない構
成の部分は省略されている。
ICカードは、各種コマンドやデータが入力される入力
部12を有する。入力部12からは後述するように、製
造者キー、発行者キー、各種コマンドが入力される0入
力部12から入力されたキー等は照合部14に送られる
。照合部14は入力部12から入力されたキーとキー記
憶部16に登録されたキーとを比較照合する。本実施例
においては、原則としてキー記憶部16に記憶されてい
る発行者キーによる照合を行い、発行者キーが照合エラ
ーによってロック状態とされている場合には、キー記憶
部16において無効化されている製造者キーを用いて照
合を行う。
部12を有する。入力部12からは後述するように、製
造者キー、発行者キー、各種コマンドが入力される0入
力部12から入力されたキー等は照合部14に送られる
。照合部14は入力部12から入力されたキーとキー記
憶部16に登録されたキーとを比較照合する。本実施例
においては、原則としてキー記憶部16に記憶されてい
る発行者キーによる照合を行い、発行者キーが照合エラ
ーによってロック状態とされている場合には、キー記憶
部16において無効化されている製造者キーを用いて照
合を行う。
キー記憶部16には製造者キー、発行者キー、その他の
照合キーが記憶される。本実施例においては特に、製造
者キーおよび発行者キーが登録され、発行者キーが登録
された後は製造者キーは無効化され、読み出し不能とさ
れる。ただし後述するように、発行者キーの所定回数の
照合エラーによって発行者キーがロック状態とされた場
合には、再有効化部18からの信号によって製造者キー
が再有効化される。
照合キーが記憶される。本実施例においては特に、製造
者キーおよび発行者キーが登録され、発行者キーが登録
された後は製造者キーは無効化され、読み出し不能とさ
れる。ただし後述するように、発行者キーの所定回数の
照合エラーによって発行者キーがロック状態とされた場
合には、再有効化部18からの信号によって製造者キー
が再有効化される。
ロック状態検出部20はキー記・1部16の発行者キー
のロック状態が上記のような所定回数の照合エラーによ
るものであることを検出する。再有効化部18は、発行
者キーのロック状態が上記のような所定回数の照合エラ
ーによるものである場合に、キー記憶部16において無
効化されている製造者キーの再有効化を行う、ロック状
態解除部22は再有効化された製造者キーによる照合が
OKの場合に、発行者キーのロック状態を解除する。
のロック状態が上記のような所定回数の照合エラーによ
るものであることを検出する。再有効化部18は、発行
者キーのロック状態が上記のような所定回数の照合エラ
ーによるものである場合に、キー記憶部16において無
効化されている製造者キーの再有効化を行う、ロック状
態解除部22は再有効化された製造者キーによる照合が
OKの場合に、発行者キーのロック状態を解除する。
制御部24は上記の各機能部を制御する。
上記のキー記憶部16はたとえばEEPROMにより構
成され、入力部12は任意の入力手段により構成される
。その他の機能部は、たとえばマイクロプロセッサによ
り有利に構成される。
成され、入力部12は任意の入力手段により構成される
。その他の機能部は、たとえばマイクロプロセッサによ
り有利に構成される。
第2A図および第2B図には、ICカードのファイルの
論理構造の概略が示されている。
論理構造の概略が示されている。
第2A図に示されるように、カードの製造者がカードを
製造した段階においては、カード製造者が設定するシス
テムボリューム・とじて、システムディレクトリおよび
システムエリアが設定される。システムディレクトリは
、システムボリュームに記憶されるデータのディレクト
リである。システムエリアにはカードの製造者によって
、アンサ−トウリセット情報、製造者識別情報キー等が
設定される。
製造した段階においては、カード製造者が設定するシス
テムボリューム・とじて、システムディレクトリおよび
システムエリアが設定される。システムディレクトリは
、システムボリュームに記憶されるデータのディレクト
リである。システムエリアにはカードの製造者によって
、アンサ−トウリセット情報、製造者識別情報キー等が
設定される。
カードの発行者、たとえば銀行等がカードを発行した段
階においては、第2B図に示されるようなユーザボリュ
ームが設定される。カードが発行されて第2B図のよう
なユーザボリュームが設定された場合には、通常第2A
図のシステムボリュームの製造者識別情報キーのデータ
は消去または読み出し不能とされるが1本実施例におい
ては消去することなく、読み出し不能とされる。
階においては、第2B図に示されるようなユーザボリュ
ームが設定される。カードが発行されて第2B図のよう
なユーザボリュームが設定された場合には、通常第2A
図のシステムボリュームの製造者識別情報キーのデータ
は消去または読み出し不能とされるが1本実施例におい
ては消去することなく、読み出し不能とされる。
ユーザボリュームには、たとえば同図に示すように、マ
スクディレクトリ、マスクディレクトリの管理情報、共
通データファイル(CDFIの管理情報、各業務データ
ファイル(ADFIの管理情報が設定され、さらに共通
データファイルには、CDFディレクトリ、キー/エリ
ア管理情報、CDF情報エリアが設けられている。 C
DFディレクトリは共通データファイルのディレクトリ
である。 CDF情報エリアには、発行者の識別情報で
ある発行者キー、所持者の識別番号(所持者PIN )
等が記憶される。キー/エリア管理情報としては、たと
えば発行者キーが所定回数の照合の不一致によってロッ
クされた場合に、その旨のフラグがセットされる。
スクディレクトリ、マスクディレクトリの管理情報、共
通データファイル(CDFIの管理情報、各業務データ
ファイル(ADFIの管理情報が設定され、さらに共通
データファイルには、CDFディレクトリ、キー/エリ
ア管理情報、CDF情報エリアが設けられている。 C
DFディレクトリは共通データファイルのディレクトリ
である。 CDF情報エリアには、発行者の識別情報で
ある発行者キー、所持者の識別番号(所持者PIN )
等が記憶される。キー/エリア管理情報としては、たと
えば発行者キーが所定回数の照合の不一致によってロッ
クされた場合に、その旨のフラグがセットされる。
業務データファイルには、ADFディレクトリ。
キー/エリ・ア管理情報、A叶情報エリアが設けられて
いる。 ADFディレクトリは業務データファイル(A
DF)のディレクトリである6A叶情報エリアには、各
業務別の識別情報である業務別PIN 、業務データが
記憶される。A叶のキー/エリア管理情報としては、た
とえば業務別PINが所定回数の照合の不一致によって
ロックされた場合に、その旨のフラグがセットされる。
いる。 ADFディレクトリは業務データファイル(A
DF)のディレクトリである6A叶情報エリアには、各
業務別の識別情報である業務別PIN 、業務データが
記憶される。A叶のキー/エリア管理情報としては、た
とえば業務別PINが所定回数の照合の不一致によって
ロックされた場合に、その旨のフラグがセットされる。
第3A図および第3B図のフローチャートにより、カー
ド発行者によって行われる発行者キーの登録およびカー
ド発行処理を説明する。
ド発行者によって行われる発行者キーの登録およびカー
ド発行処理を説明する。
これらの図に示される発行者キーの登録およびカード発
行処理の前に、通常は、図示しないが、ICカードの製
造者によってカードの製造処理が行われる。カードの製
造者は、カードを製造すると、第2A図に示すようにシ
ステムボリュームのシステムエリアにアンサ−トウリセ
ット情報(初期メツセージ)および製造者識別情報(製
造者キー)、製造日等を登録し、ユーザボリュームにマ
スターディレクトリのエリアを枠とりする。このように
カードの製造処理が行われた後、第3A図右よび第3B
図に示す発行者キーの登録およびカードの発行処理が行
われる。
行処理の前に、通常は、図示しないが、ICカードの製
造者によってカードの製造処理が行われる。カードの製
造者は、カードを製造すると、第2A図に示すようにシ
ステムボリュームのシステムエリアにアンサ−トウリセ
ット情報(初期メツセージ)および製造者識別情報(製
造者キー)、製造日等を登録し、ユーザボリュームにマ
スターディレクトリのエリアを枠とりする。このように
カードの製造処理が行われた後、第3A図右よび第3B
図に示す発行者キーの登録およびカードの発行処理が行
われる。
第3A図に示す発行者キーの登録においては、発行者は
第2B図に示すマスターディレクトリがカードに作成済
みであるか否かを判断する(ステップ102 ) 、マ
スターディレクトリが作成されていない場合には製造者
による処理が行われるのを待ち、再度ステップ102を
繰り返す、マスターディレクトリが作成済みの場合には
、製造者キーをカードに入力し、登録されている製造者
キーと照合を行う(ステップ104 ) 。
第2B図に示すマスターディレクトリがカードに作成済
みであるか否かを判断する(ステップ102 ) 、マ
スターディレクトリが作成されていない場合には製造者
による処理が行われるのを待ち、再度ステップ102を
繰り返す、マスターディレクトリが作成済みの場合には
、製造者キーをカードに入力し、登録されている製造者
キーと照合を行う(ステップ104 ) 。
照合の結果が0にの場合には、カードの発行者による発
行者キーの登録が行われ(ステップ106 ) 、発行
者キーの登録がなされた時点で、製造者キーはキーとし
ての役割を終了し、照合機能を無効化される(ステップ
108 ) 、製造者キーの照合がOKでない場合には
、製造者キーの照合(ステップ104)を繰り返す。
行者キーの登録が行われ(ステップ106 ) 、発行
者キーの登録がなされた時点で、製造者キーはキーとし
ての役割を終了し、照合機能を無効化される(ステップ
108 ) 、製造者キーの照合がOKでない場合には
、製造者キーの照合(ステップ104)を繰り返す。
次に第3B図に示すカードの発行処理業務においては、
発行者はまず、発行者キーをカードに入力して発行者キ
ーの照合を行う(ステップ110 ) 。
発行者はまず、発行者キーをカードに入力して発行者キ
ーの照合を行う(ステップ110 ) 。
そして発行者キーの照合の結果がOKであるか否かを判
断し、OKの場合には各種業務データの設定が行われる
(ステップ116 ) 、各種業務データの設定は、デ
ータファイルの登録、業務エリアの設定、業務キー(P
INIの登録による個別情報の特定化等が行われる。
断し、OKの場合には各種業務データの設定が行われる
(ステップ116 ) 、各種業務データの設定は、デ
ータファイルの登録、業務エリアの設定、業務キー(P
INIの登録による個別情報の特定化等が行われる。
発行者キーの照合においてOKでない場合には、発行者
キーチエツクエラーの回数をカウントし、エラーの回数
が設定値に達したか否かを判断する(ステップ112
) 、エラーの回数が設定値に達した場合には5カード
はロック状態とされる(ステップ114 ) 、この場
合には、発行者キーの照合機能だけでなく、他の全ての
業務へのアクセスを禁止させるために共通データファイ
ル(CDFIのキー/エリア管理情報およびマスクディ
レクトリ管理情報にフラグが設定される。
キーチエツクエラーの回数をカウントし、エラーの回数
が設定値に達したか否かを判断する(ステップ112
) 、エラーの回数が設定値に達した場合には5カード
はロック状態とされる(ステップ114 ) 、この場
合には、発行者キーの照合機能だけでなく、他の全ての
業務へのアクセスを禁止させるために共通データファイ
ル(CDFIのキー/エリア管理情報およびマスクディ
レクトリ管理情報にフラグが設定される。
エラーの回数が設定値に達していない場合には、ステッ
プ110に戻り、再び発行者キーの照合が行われる。
プ110に戻り、再び発行者キーの照合が行われる。
次に、上記のように発行者キーの照合エラーの回数が所
定の回数に達することによってカードがロック状態にな
った場合に、ロック状態を解除する動作について、第4
図のフローチャートにより説明する。
定の回数に達することによってカードがロック状態にな
った場合に、ロック状態を解除する動作について、第4
図のフローチャートにより説明する。
同図のフローは、発行者キーの照合において所定回数の
エラーが発生してカードがロック状態になった場合、ま
たは特権コマンドの入力によってカードがロック状態に
なった場合に発行者によって行われる動作の一例を示し
ている。
エラーが発生してカードがロック状態になった場合、ま
たは特権コマンドの入力によってカードがロック状態に
なった場合に発行者によって行われる動作の一例を示し
ている。
発行者によりカードへ入力されたコマンドがキー照合コ
マンドであるか否かを判断しくステップ202 ) 、
キー照合コマンドでない場合にはキーロック解除コマン
ドであるか否かを判断する(ステップ204 ) 、キ
ーロック解除コマンドでもない場合には、これら2つ以
外のコマンドは入力されないため、コマンドを実施する
ことはできず(ステップ206 ) 、動作は一旦終了
する。
マンドであるか否かを判断しくステップ202 ) 、
キー照合コマンドでない場合にはキーロック解除コマン
ドであるか否かを判断する(ステップ204 ) 、キ
ーロック解除コマンドでもない場合には、これら2つ以
外のコマンドは入力されないため、コマンドを実施する
ことはできず(ステップ206 ) 、動作は一旦終了
する。
入力されたコマンドがキーロック解除コマンドである場
合には、該当するキー/エリア管理情報に登録された解
除条件と現在のキー照合状態とを比較することによって
、アクセス権があるか否かをチエツクする(ステップ2
08 ) 、アクセス権がない場合には、アクセス権エ
ラーとして処理される(ステップ210) アクセス
権がある場合には、該当キーのロック状態を解除する(
ステップ212)。次いで該当キーが発行者キーである
か否かを判断しくステップ214 ) 、発行者キーの
場合にはカードロック状態を解除する(ステップ216
) 、この場合には、マスク・ディレクトリ管理情報
のフラグが変更される1発行者キー以外の解除の場合に
は、該当キーのロック状態の解除のみを行い、解除動作
は終了する。
合には、該当するキー/エリア管理情報に登録された解
除条件と現在のキー照合状態とを比較することによって
、アクセス権があるか否かをチエツクする(ステップ2
08 ) 、アクセス権がない場合には、アクセス権エ
ラーとして処理される(ステップ210) アクセス
権がある場合には、該当キーのロック状態を解除する(
ステップ212)。次いで該当キーが発行者キーである
か否かを判断しくステップ214 ) 、発行者キーの
場合にはカードロック状態を解除する(ステップ216
) 、この場合には、マスク・ディレクトリ管理情報
のフラグが変更される1発行者キー以外の解除の場合に
は、該当キーのロック状態の解除のみを行い、解除動作
は終了する。
ステップ202において発行者によりカードへ入力され
たコマンドがキー照合コマンドである場合には、カード
のロック状態が発行者キーによるロック状態か否かを判
断する(ステップ220)。
たコマンドがキー照合コマンドである場合には、カード
のロック状態が発行者キーによるロック状態か否かを判
断する(ステップ220)。
発行者キーによるロック状態でない場合には、カードの
ロック状態はコマンドによって行われたものであるから
1本実施例においてはロック状態を解除できない(ステ
ップ222 ) 。
ロック状態はコマンドによって行われたものであるから
1本実施例においてはロック状態を解除できない(ステ
ップ222 ) 。
カードのロック状態が発行者キーによるロック状態の場
合には、製造者識別情報(製造者キー)が登録済みであ
るか否かを判断しくステップ224 ) 、製造者識別
キーが登録済みの場合には製造者識別キーをカードに入
力して照合を行う(ステップ226)。製造者識別キー
の照合が0にである場合には製造者識別キーの照合状態
を現在情報としてセットする(ステップ2321 、こ
の製造者識別キーの照合状態に、図示しない他の所定の
条件が加えられ、カードのロック状態が解除される。ま
たは、製造者識別キーの照合がOKである場合に、発行
者キーのロック状態を解除し、マスターディレクトリ管
理情報のカードロック状態のフラグをリセットしてアク
セス権を復活させ、カードのロック状態を解除するよう
にしてもよい、なお、このような処理によってカードの
ロック状態を解除した回数をカウントし、解除した回数
が所定の回数に達することによって再びカードをロック
状態とするようにしてもよい。
合には、製造者識別情報(製造者キー)が登録済みであ
るか否かを判断しくステップ224 ) 、製造者識別
キーが登録済みの場合には製造者識別キーをカードに入
力して照合を行う(ステップ226)。製造者識別キー
の照合が0にである場合には製造者識別キーの照合状態
を現在情報としてセットする(ステップ2321 、こ
の製造者識別キーの照合状態に、図示しない他の所定の
条件が加えられ、カードのロック状態が解除される。ま
たは、製造者識別キーの照合がOKである場合に、発行
者キーのロック状態を解除し、マスターディレクトリ管
理情報のカードロック状態のフラグをリセットしてアク
セス権を復活させ、カードのロック状態を解除するよう
にしてもよい、なお、このような処理によってカードの
ロック状態を解除した回数をカウントし、解除した回数
が所定の回数に達することによって再びカードをロック
状態とするようにしてもよい。
ステップ226において製造者識別キーの照合が囲でな
い場合にはキー照合エラーを出力して(ステップ234
)、ステップ202に戻る。
い場合にはキー照合エラーを出力して(ステップ234
)、ステップ202に戻る。
なお、製造者識別キーの照合回数をカウントし、照合回
数が所定回数に達することによりカードをロック状態と
するようにしてもよい。
数が所定回数に達することによりカードをロック状態と
するようにしてもよい。
ステップ224において製造者識別情報(製造者キー)
が登録済みでない場合には、その他の該当するキーの照
合がOKであるか否かを判断しくステップ228 )
、 OKの場合には該当するキーの照合状態を現在情報
としてセットする(ステップ2321 、照合がOKで
ない場合には、キー照合エラーを出力して(ステップ2
34)、ステップ202に戻る。
が登録済みでない場合には、その他の該当するキーの照
合がOKであるか否かを判断しくステップ228 )
、 OKの場合には該当するキーの照合状態を現在情報
としてセットする(ステップ2321 、照合がOKで
ない場合には、キー照合エラーを出力して(ステップ2
34)、ステップ202に戻る。
以上のように本実施例によれば、発行者キーによるロッ
ク状態の場合に、製造者キーを照合することによってロ
ック状態を解除することができる。従来は、たとえばカ
ード発行者が誤って正しくない発行者キーを所定の回数
入力し、カードがロック状態とされたような場合に、ロ
ック状態を解除する適切な手段がなかった。これに対し
て本実施例によれば、製造者キーを用いて照合を行うこ
とによりロック状態を解除することができるから、上記
のような場合にも製造者キーを入力してロック状態を解
除することができる。
ク状態の場合に、製造者キーを照合することによってロ
ック状態を解除することができる。従来は、たとえばカ
ード発行者が誤って正しくない発行者キーを所定の回数
入力し、カードがロック状態とされたような場合に、ロ
ック状態を解除する適切な手段がなかった。これに対し
て本実施例によれば、製造者キーを用いて照合を行うこ
とによりロック状態を解除することができるから、上記
のような場合にも製造者キーを入力してロック状態を解
除することができる。
なお、製造者キーの照合をロック状態の解除のための一
条件とし、これに他の条件を加えてロック状態を解除す
るようにしてもよい。
条件とし、これに他の条件を加えてロック状態を解除す
るようにしてもよい。
肱−1
本発明によれば、発行者識別情報のロック状態が、発行
者識別情報の照合エラーが所定の回数性われたことによ
るものである場合には、無効化されている製造者識別情
報を再有効化し、再有効化された製造者識別情報を用い
て照合を行い、これによって発行者識別情報のロック状
態を解除するようにしている。
者識別情報の照合エラーが所定の回数性われたことによ
るものである場合には、無効化されている製造者識別情
報を再有効化し、再有効化された製造者識別情報を用い
て照合を行い、これによって発行者識別情報のロック状
態を解除するようにしている。
したがって、照合エラーによる発行者識別情報のロック
状態を解除できるから、発行者のカード処理が容易とな
る。
状態を解除できるから、発行者のカード処理が容易とな
る。
第1図は本発明によるICカードの一実施例を示す機能
ブロック図。 第2A図は本発明によるICカードのシステムボリュー
ムに格納されるデータの例を示す図、第2B図は本発明
によるICカードのユーザボリュームに格納されるデー
タの例を示す図、第3A図はカード発行者によって行わ
れる発行者キーの登録処理を示すフローチャート、第3
B図はカード発行者によって行われるカード発行処理業
務を示すフローチャ・−ト、第4図は本発明によるカー
ドのロック状態を解除する処理を示すフローチャートで
ある。 −口 の、C″の3ロ 14、 、 、照合部 キー記憶部 再有効化部 ロック状態検出部 ロック状態解除部
ブロック図。 第2A図は本発明によるICカードのシステムボリュー
ムに格納されるデータの例を示す図、第2B図は本発明
によるICカードのユーザボリュームに格納されるデー
タの例を示す図、第3A図はカード発行者によって行わ
れる発行者キーの登録処理を示すフローチャート、第3
B図はカード発行者によって行われるカード発行処理業
務を示すフローチャ・−ト、第4図は本発明によるカー
ドのロック状態を解除する処理を示すフローチャートで
ある。 −口 の、C″の3ロ 14、 、 、照合部 キー記憶部 再有効化部 ロック状態検出部 ロック状態解除部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、発行者識別情報が登録され、該発行者識別情報の照
合において所定回数の照合エラーが発生すると、カード
全体がロックされるICカードにおいて、該ICカード
は、 照合の指示が入力される入力手段と、 入力された識別情報を前記カードに登録された識別情報
と照合する照合手段と、 前記照合の指示が入力されると、前記カードがロックさ
れていることを検出する検出手段と、カード発行時に無
効化された情報を再有効化する手段と、 前記カードのロック状態を解除するコマンドを実施する
ロック解除手段と、 上記各手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記検出手段によって前記発行者識別
情報の前記所定回数の照合エラーに基づいて前記カード
がロックされていることが検出されると、前記再有効化
手段により前記カード発行時に無効化された情報を再有
効化させ、前記照合手段により前記再有効化された情報
による照合を行わせ、照合されると、前記ロック解除手
段により前記カードのロック状態を解除するコマンドを
実施可能とすることを特徴とするICカード。 2、ロック状態のICカードに指示を入力して該カード
のロック状態を解除する方法において、該方法は、 前記指示が入力されると、前記カードのロック状態が、
発行者識別情報の照合エラーが所定の回数行われたこと
によるものであることを確認し、前記ロック状態が所定
回数の照合エラーによるものである場合に、前記カード
の発行時に無効化されている情報を再有効化し、 該再有効化された情報による照合によって前記ロック状
態を解除するコマンドを実施可能とすることを特徴とす
るICカードのロック状態解除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257898A JPH03121585A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | Icカードおよびicカードのロック状態解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257898A JPH03121585A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | Icカードおよびicカードのロック状態解除方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121585A true JPH03121585A (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=17312723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1257898A Pending JPH03121585A (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | Icカードおよびicカードのロック状態解除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03121585A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034764A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nec Electronics Corp | Icタグ、icタグの制御方法及びicタグシステム |
CN112185031A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 广州市贺氏办公设备有限公司 | 一种消费机异常数据的处理方法、系统、装置及介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143872A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-07-01 | Casio Comput Co Ltd | Icカード照合システム |
JPS62231352A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Toppan Moore Co Ltd | Icカ−ド |
JPH0193877A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Fujitsu Ltd | Icカード |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP1257898A patent/JPH03121585A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143872A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-07-01 | Casio Comput Co Ltd | Icカード照合システム |
JPS62231352A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Toppan Moore Co Ltd | Icカ−ド |
JPH0193877A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Fujitsu Ltd | Icカード |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034764A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nec Electronics Corp | Icタグ、icタグの制御方法及びicタグシステム |
CN112185031A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 广州市贺氏办公设备有限公司 | 一种消费机异常数据的处理方法、系统、装置及介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9869978B2 (en) | System, method and apparatus for creating and maintaining biometric secure safe deposit boxes, and similar containers and facilities | |
US20180307825A1 (en) | Device, system, and method for secure replication of vehicle access devices | |
US10304266B1 (en) | System, method and apparatus for creating and maintaining biometric secure safe deposit boxes, and similar containers and facilities | |
JPH03121585A (ja) | Icカードおよびicカードのロック状態解除方法 | |
JP2845254B2 (ja) | 会議室の予約装置 | |
JPH025195A (ja) | Icカード | |
JPH0193877A (ja) | Icカード | |
JP5075675B2 (ja) | 生体認証システムおよび生体認証装置 | |
JP4008626B2 (ja) | 入退室・機器使用統合管理システム | |
JP4915169B2 (ja) | 認証システムおよび認証方法 | |
JPH11306301A (ja) | 期限つきセキュリティステータスを有するicカード | |
KR100207597B1 (ko) | Ic카드를 이용한 컴퓨터시스템의 보안장치 및 방법 | |
JP2008063937A (ja) | 入場許可管理システム、および、その方法 | |
CN110675160A (zh) | 移动支付的身份验证方法 | |
JP2001342760A (ja) | 指紋を用いた電子保安システム | |
JP2008287473A (ja) | 指紋照合装置 | |
JP2004100166A (ja) | 出入管理システム | |
JP3169462B2 (ja) | ドア・ロック・システムのデータ入力機 | |
JPH1049493A (ja) | コンピュータシステム | |
JPH02236695A (ja) | 本人認証システム | |
JPS62177664A (ja) | 個人認証方式 | |
JPH01118981A (ja) | Icカード | |
JPS621592A (ja) | 操作用媒体の効力判定方法 | |
JP2022160834A (ja) | 生体認証機能付きicカードのpin更新方法 | |
Walczowski et al. | Training in the use of java smart cards for embedded applications |