JPH0312143A - 復帰型外科手術器具 - Google Patents
復帰型外科手術器具Info
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- JPH0312143A JPH0312143A JP1147196A JP14719689A JPH0312143A JP H0312143 A JPH0312143 A JP H0312143A JP 1147196 A JP1147196 A JP 1147196A JP 14719689 A JP14719689 A JP 14719689A JP H0312143 A JPH0312143 A JP H0312143A
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Links
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Landscapes
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は脳外科手術その他外科手術に用いる小型外科手
術器具で術部の状態に適合するよう変形可能で術後の消
毒時に元の形体に復帰する復帰型外科手術器具に関する
。
術器具で術部の状態に適合するよう変形可能で術後の消
毒時に元の形体に復帰する復帰型外科手術器具に関する
。
従来の技術
従来より脳外科手術用の脳ベラやビンセット等比較的小
型の手術器具を用いて顕微鏡下で手術をする場合、常温
下で手先の操作で開創部位等の状態に適合するよう変形
して用いるのが通例である。しかし、開創部位や手術部
の形体は個々に異なり、それぞれ個別的に微妙な曲折や
ひねりを与えなければならず、指先や手先により容易に
塑性変形できると共に開創部を維持したり、手術部の切
断、挟持にも耐えなければならず、また殺菌、衛生上も
器具材質にはきびしい制限があった。
型の手術器具を用いて顕微鏡下で手術をする場合、常温
下で手先の操作で開創部位等の状態に適合するよう変形
して用いるのが通例である。しかし、開創部位や手術部
の形体は個々に異なり、それぞれ個別的に微妙な曲折や
ひねりを与えなければならず、指先や手先により容易に
塑性変形できると共に開創部を維持したり、手術部の切
断、挟持にも耐えなければならず、また殺菌、衛生上も
器具材質にはきびしい制限があった。
発明が解決しようとする課題
上記のように小型の手術器具の材質としてさび発生がな
く、剛性を有しながら、指先や手先での屈曲にも耐える
可塑性を有しなければならず、銀、ステンレス、銅、ニ
ッケル、チタン等が用いられ、一つの器具のコストも相
当高価になっていた。しかも、−魔手術に使用すると、
術部に適合させるための屈曲や曲折またはひねり等の歪
が、再度塑性変化によって元に復帰させようとしても、
微妙な変形は元に戻ることなく、再度使用が極めて困難
となる問題点があった。
く、剛性を有しながら、指先や手先での屈曲にも耐える
可塑性を有しなければならず、銀、ステンレス、銅、ニ
ッケル、チタン等が用いられ、一つの器具のコストも相
当高価になっていた。しかも、−魔手術に使用すると、
術部に適合させるための屈曲や曲折またはひねり等の歪
が、再度塑性変化によって元に復帰させようとしても、
微妙な変形は元に戻ることなく、再度使用が極めて困難
となる問題点があった。
本発明の目的は可塑性を有しながら、術部に適合した変
形を加えても、術後のオートクレーブ使用による消毒殺
菌時に原形に戻る形状記憶効果を有する小型復帰型外科
手術器具を提供しようとするものである。
形を加えても、術後のオートクレーブ使用による消毒殺
菌時に原形に戻る形状記憶効果を有する小型復帰型外科
手術器具を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するため、脳外科手術で開削部
を支持する脳ベラ、顕微鏡下のサージヤリ−用鉗子、ビ
ンセットその他比較的容易に塑性変形可能な小型外科手
術器具であって、手術時に常温下、指又は手先で曲折、
ひねり等の変形をして術部に適合した器具とし、術後オ
ートクレーブ内で加熱殺菌時に元の原形に復帰する形状
記憶合金を用いた復帰型外科手術器具とした。
を支持する脳ベラ、顕微鏡下のサージヤリ−用鉗子、ビ
ンセットその他比較的容易に塑性変形可能な小型外科手
術器具であって、手術時に常温下、指又は手先で曲折、
ひねり等の変形をして術部に適合した器具とし、術後オ
ートクレーブ内で加熱殺菌時に元の原形に復帰する形状
記憶合金を用いた復帰型外科手術器具とした。
作 用
本発明では脳ベラのように薄い厚みのヘラやビンセット
のように細く、顕微鏡下での手術器具として比較的小型
の手術器具を用い可塑性を有するので、術部や開削部位
の維持、挟持が可能となっている。手術者は指先又は手
先等でヘラ、ビンセットその他を自由に屈曲したり、ひ
ねりを与えることにより、手術をし易く利用できる。指
先1手先による塑性変形は微妙な変形であって、個々の
患者に特有の形体となってしまう。これら手術器具は再
度使用時には必ず消毒、殺菌をすることになり、オート
クレーブ内で約120℃、20〜30分の殺菌処理をす
ることにより、形状記憶効果により元の直線上若しくは
弯曲上に復帰することができるようになった。形状記憶
効果を有する合金としては、チタン、ニッケル合金や銅
を含有したもの等が用いられ、常温時に塑性変形可能で
あり、殺菌工程の120℃前後で復帰する合金が用いら
れており、特に一方向型が望ましい。
のように細く、顕微鏡下での手術器具として比較的小型
の手術器具を用い可塑性を有するので、術部や開削部位
の維持、挟持が可能となっている。手術者は指先又は手
先等でヘラ、ビンセットその他を自由に屈曲したり、ひ
ねりを与えることにより、手術をし易く利用できる。指
先1手先による塑性変形は微妙な変形であって、個々の
患者に特有の形体となってしまう。これら手術器具は再
度使用時には必ず消毒、殺菌をすることになり、オート
クレーブ内で約120℃、20〜30分の殺菌処理をす
ることにより、形状記憶効果により元の直線上若しくは
弯曲上に復帰することができるようになった。形状記憶
効果を有する合金としては、チタン、ニッケル合金や銅
を含有したもの等が用いられ、常温時に塑性変形可能で
あり、殺菌工程の120℃前後で復帰する合金が用いら
れており、特に一方向型が望ましい。
実施例
以下、一実施例として示した図面につき説明する。
第1図は頭蓋骨を切り開いて脳外科手術をする場合の脳
ベラ使用例であり、■は頭蓋骨の開削部、2.3は脳ベ
ラで、開削部l内へ屈曲して止定され、開削部lを維持
している状態を示す。
ベラ使用例であり、■は頭蓋骨の開削部、2.3は脳ベ
ラで、開削部l内へ屈曲して止定され、開削部lを維持
している状態を示す。
4.5は脳ベラ支持腕である。
第2図において、6は脳ベラで、点線で示したように曲
折させた塑性変形部6aを利用して開削部を開き、使用
後、オートクレーブ内で殺菌処理をすれば、実線位置の
元の形体に復帰した状態を示す。
折させた塑性変形部6aを利用して開削部を開き、使用
後、オートクレーブ内で殺菌処理をすれば、実線位置の
元の形体に復帰した状態を示す。
第3図は他実施例で、7はマイクロサージヤリ−用の切
断刃で、点線は塑性変形部7aを示す。
断刃で、点線は塑性変形部7aを示す。
本実施例ではニッケル、チタン(50−50)の合金を
使用し、常温下では塑性変形を容易とし、オートクレー
ブ内での110〜120℃の加熱殺菌により、元の形体
へ復帰する形状記憶合金を用いた。なお、形状記憶合金
としては、ニッケル、チタンに限らず銅を用いて、ねば
りのあるもの等も利用でき、常温下で可塑性を有し、殺
菌処理のオートクレーブ内の110〜120℃により復
帰可能な合金であればよい。
使用し、常温下では塑性変形を容易とし、オートクレー
ブ内での110〜120℃の加熱殺菌により、元の形体
へ復帰する形状記憶合金を用いた。なお、形状記憶合金
としては、ニッケル、チタンに限らず銅を用いて、ねば
りのあるもの等も利用でき、常温下で可塑性を有し、殺
菌処理のオートクレーブ内の110〜120℃により復
帰可能な合金であればよい。
発明の効果
本発明は上記のように比較的小型の外科手術器具であっ
て、常温下で塑性変形を可能として、脳外科手術その他
の顕微鏡下の術部に適合するよう微妙な変形を指先や手
先で容易に行なうことができ、しかも剛性を保持するこ
とにより、術部の開削状態の保持または術部の保安保持
に利用することができて極めて使用し易い。さらに術後
はオートクレーブ内に装填して110〜120℃、20
〜30分の加熱殺菌処理をすることにより、殺菌処理と
同時に微妙に変形された器具が元通りの直線状や弯曲状
に戻って再使用を可能とするので、高価な手術器具の複
数回の使用を実現できる等、経済性の面からも優れた外
科手術器具を提供することができる。
て、常温下で塑性変形を可能として、脳外科手術その他
の顕微鏡下の術部に適合するよう微妙な変形を指先や手
先で容易に行なうことができ、しかも剛性を保持するこ
とにより、術部の開削状態の保持または術部の保安保持
に利用することができて極めて使用し易い。さらに術後
はオートクレーブ内に装填して110〜120℃、20
〜30分の加熱殺菌処理をすることにより、殺菌処理と
同時に微妙に変形された器具が元通りの直線状や弯曲状
に戻って再使用を可能とするので、高価な手術器具の複
数回の使用を実現できる等、経済性の面からも優れた外
科手術器具を提供することができる。
第1図は脳外科手術の一例を示す脳ベラの使用状態を示
す斜視図、第2図は脳ベラの拡大平面図で塑性変形例を
示す、第3図は顕微鏡下の外科手術用切断器の一例を示
す斜視図で、点線部は塑性変形部を示す。 l・・・開削部 2.3.6・・・脳ベラ6a、7a
・・・塑性変形部
す斜視図、第2図は脳ベラの拡大平面図で塑性変形例を
示す、第3図は顕微鏡下の外科手術用切断器の一例を示
す斜視図で、点線部は塑性変形部を示す。 l・・・開削部 2.3.6・・・脳ベラ6a、7a
・・・塑性変形部
Claims (1)
- (1)脳外科手術で開創部を支持する脳ベラ、顕微鏡下
のサージャリー用鉗子、ピンセットその他比較的容易に
塑性変形可能な小型外科手術器具であって、手術時に常
温下、指又は手先で曲折、ひねり等の変形をして術部に
適合した器具とし、術後オートクレーブ内で加熱殺菌時
に元の原形に復帰する形状記憶合金を用いたことを特徴
とする復帰型外科手術器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1147196A JPH0312143A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 復帰型外科手術器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1147196A JPH0312143A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 復帰型外科手術器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312143A true JPH0312143A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15424730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1147196A Pending JPH0312143A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 復帰型外科手術器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312143A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014147435A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Kinoshita Giken:Kk | 医療用器具 |
JP2015053945A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 高島産業株式会社 | 手術用器具および手術用器具システム |
JP2016104069A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 高島産業株式会社 | 医療用管状器具および医療用管状器具システム |
US10389276B2 (en) | 2014-04-15 | 2019-08-20 | Newport Corporation | Integral preload mechanism for piezoelectric actuator |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1147196A patent/JPH0312143A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014147435A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Kinoshita Giken:Kk | 医療用器具 |
JP2015053945A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 高島産業株式会社 | 手術用器具および手術用器具システム |
US10389276B2 (en) | 2014-04-15 | 2019-08-20 | Newport Corporation | Integral preload mechanism for piezoelectric actuator |
JP2016104069A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 高島産業株式会社 | 医療用管状器具および医療用管状器具システム |
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