JPH0312127Y2 - - Google Patents

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JPH0312127Y2
JPH0312127Y2 JP13486384U JP13486384U JPH0312127Y2 JP H0312127 Y2 JPH0312127 Y2 JP H0312127Y2 JP 13486384 U JP13486384 U JP 13486384U JP 13486384 U JP13486384 U JP 13486384U JP H0312127 Y2 JPH0312127 Y2 JP H0312127Y2
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JP
Japan
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lock
movable plate
lock box
plate
grooves
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JP13486384U
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JPS6149865U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、錠箱と、錠箱に一端を固定的に保
持され、他端の挿入端部を錠箱に出入させる錠杆
と、錠箱内に移動可能に装備され、復元ばねを具
えて上記錠杆の挿入端部を非可逆的に錠止する鈎
板と、同じく錠箱内に装備され、上記鈎板の掛止
部と係合して該鈎板を錠止位置に保持し、かつ、
錠箱とは別体に形成したマグネツトキーの添接に
よつて動作して、上記鈎板の錠止を開放するスト
ツパー機構とを備え、例えば自転車用のワイヤー
錠とか鎖錠あるいは南京錠として用いられるよう
にしたマグネツトを用いた錠前に関する。
従来の技術 本考案のように、別体に形成したマグネツトキ
ーの添接により施錠の開放が可能になるようにし
た錠前には、例えば実公昭56−7648号公報記載の
ものがある。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の錠前は、錠匣内に固定した支持板に
マグネツトキーの接離によつて作動する多数の可
動ピンを個別に揺動自在に取り付け、各可動ピン
が磁力によつて所定角度に傾斜したときに、ラツ
チ面板の係合孔がそれぞれピン先に入つて錠杆を
施錠位置に掛止していたラツチ(本願でいう鈎
板)が開放作動するように構成されているので、
マグネツトの作用によりラツチを錠止したり開放
するストツパー機構全体が不安定で、かつ、複雑
な構成を有しており、錠前としての安定性と耐久
性とに劣る欠点があつた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、錠箱と、錠箱に一端を固定的
に保持され、他端の挿入端部を錠箱に出入させる
錠杆と、錠箱内に移動可能に装備され、復元ばね
を具えて上記錠杆の挿入端部を非可逆的に錠止す
る鈎板と、同じく錠箱内に装備され、上記鈎板の
掛止部と係合して該鈎板を錠止位置に保持し、か
つ、錠箱とは別体に形成したマグネツトキーの添
接によつて動作して上記鈎板の錠止を開放するス
トツパー機構とを備えたマグネツトを用いた錠前
において、前記ストツパー機構を、前記鈎板の掛
止部と係合する受座を具えて、錠箱内に形成した
固定面に移動可能に重ね合わせた可動板と、この
可動板の移動方向と交叉する方向に沿つて上記固
定面に設けた互いに平行な複数条の固定溝と、各
固定溝にそれぞれ合致するように可動板の重ね合
わせ面に形成した同じく複数条の掛止溝と、互い
に合致する上記固定溝と掛止溝との双方に跨つて
それぞれ嵌合し、それによつて上記可動板を移動
不可能のストツプ位置に掛止するマグネツトと、
上記固定溝と掛止溝とのいずれか一方にそれぞれ
設けられ、前記マグネツトキーの添接によつて上
記各マグネツトが各溝内をそれぞれ移動する位置
に形成され、それぞれにマグネツトが入つて可動
板のストツプを開放するようにした切欠部とによ
つて構成した錠前を提供するものである。
作 用 上記のように構成した本考案によれば、前記従
来の欠点を除去して構造を簡単にして作動が確実
に行なわれ、かつ、耐久性に富んだマグネツトを
用いた錠前を得ることができる。
実施例 実施例は本考案を用いてワイヤー錠を構成した
場合のもので、以下これについて説明する。
実施例を示す図において、Hは長方形のケース
本体1とその開放側面を密閉する蓋2とからなる
錠箱、3は錠箱Hの一方の端面を挿通した一端を
錠箱内で掛止され、回転を可能にして固定的に保
持された錠杆、4は錠箱Hの一側面に開口する挿
入口5に出入する錠杆3の挿入端部、6は錠箱H
内に長さ方向への移動を可能にして装備された鈎
板で、この鈎板6は一端(図示右手)に形成した
掛止部7と錠箱Hに形成した仕切部hとの間に介
設した復元ばね8を具え、左端の鈎部9を前記挿
入口5の内側で挿入端部4に係合させることによ
つて、前記錠杆3を非可逆的に錠止する。Sは同
じく錠箱H内に装備されて、上記錠杆3を上記錠
止位置に保持するストツパー機構である。このス
トツパー機構Sは、錠箱Hの一内側面に形成した
固定面10に上記錠杆3の移動方向と同方向への
移動を可能にして重ね合わされ、他側面の長さ方
向に形成した受座12に前記鈎板6の掛止部7と
共に前記復元ばね8を係合せしめた可動板11
と、上記固定面10に可動板11の移動方向と交
叉する方向に沿つて互いに平行に設けた3条の固
定溝13と、可動板11の固定面10との重ね合
わせ面に上記各固定溝13にそれぞれ合致するよ
うに設けた同じく3条の掛止溝14と、、可動板
11の重ね合わせによつて互いに1組となつて上
記固定溝13と掛止溝14とが合致する3条の溝
内にそれぞれ1個宛嵌め込まれ、固定溝13と掛
止溝14の双方に跨つて嵌合することにより可動
板11を移動不可能のストツプ位置に掛止する3
個のマグネツト15と、各掛止溝14の所定位
置、すなわち、後述するマグネツトキーKの添接
によつて上記各マグネツト15が各溝内を磁力に
基づいてそれぞれ移動する位置に形成され、それ
ぞれにマグネツト15が入ることを許容すること
により可動板11のストツプを開放するようにし
た切欠部16とからなる。Kは錠箱Hとは別体に
形成され、3個の開錠用マグネツト17を内蔵し
たマグネツトキーで、錠箱Hの前記固定溝13を
設けた外側面の所定位置に添接することにより前
述のようにストツパー機構Sのマグネツト15を
所定位置に移動せしめ、それによつて鈎板6の錠
止を開放可能にする。18は錠箱Hの他端面に押
圧操作部を臨出させて、フランジ部を具えた内端
面を可動板11の端面に当接させた開錠操作用の
プツシユボタン、19は錠杆3の挿入端部4を錠
箱H内で押圧する反発ばねである。
実施例において、マグネツトキーKは第4図に
示すように、固定溝13と同間隔に3条形成した
波形底面を有する溝20内にそれぞれ1個宛の開
錠用マグネツト17を嵌合し、覆板21を固着す
ることによつて所定位置に磁力を有するように構
成されている。また、このマグネツトキーKの磁
力に対応して前記ストツパー機構Sの可動板11
に設けた切欠部16と掛止溝14は第4図に示す
ように、可動板11の裏面に広幅の溝22を形成
し、同溝21内に掛止溝14と切欠部16とを形
成する帯状片23を嵌着するように構成されてい
る。したがつて、同一部品を用い、前記溝22に
対する開錠用マグネツト17の嵌め込み位置を変
え、それに対応した位置に切欠部16を有するよ
うに帯状片23の嵌着を相互に変えることによ
り、個有性の異なる複数の錠前を作成できる。な
お、切欠部16の形成は固定面10の固定溝13
側に設ける場合もある。また、固定面10と可動
板11との重ね合わせは2層に限らず3層に形成
する場合もある。
以上のように構成したこの錠前は、錠杆3の挿
入端部4を錠箱H内に差し込むと、復元ばね8に
抗して鈎板6が一旦図示左へ移動したのち、復位
して鈎部9により錠止する。そして、ストツパー
機構Sは第5図aに示すように、通常状態では各
マグネツト15が復元ばね8との間に働く磁力位
置に従つてほぼ中央に揃つていて、可動板11の
移動を不可能にしており、それによつて上記鈎板
6の錠止を保持している。錠前の開錠に際して同
図bに示すように、所定のマグネツトキーKが所
定位置に添接されると、各マグネツト15は開錠
用マグネツト17との間の磁力によつてそれぞれ
所定の切欠部16のある位置に移動するので、開
錠用のプツシユボタン18を押せば同図cに示す
ように、各切欠部16内にマグネツト15を入れ
つつ可動板11が開放方向(図示左方)へ移動
し、同時に鈎板6も左方へ移動するので、鈎部9
による錠止が外れて錠杆3の施錠を解く。なおプ
ツシユボタン18の押圧を開放し、マグネツトキ
ーKの添接を外せば、各マグネツト15は前述同
図aの通常位置にそれぞれの磁力によつて復位す
る。
考案の効果 以上のように、本考案は、錠杆3の挿入端部4
を錠止する鈎板6のストツパー機構Sに互いに重
ね合わされる固定面10と可動板11を具え、そ
の重ね合わせ面に設けた複数の固定溝13と掛止
溝14とに跨らせてマグネツト15をそれぞれ配
し、さらに、上記溝13,14のいづれかに上記
マグネツトキーKの磁力によつてマグネツト15
が移動して入る切欠部16を設けたので、従来品
に比べてストツパー機構Sの作動が錠止の際も、
開錠の際も常に確実に行なわれ、動作の安定性に
優れている。また、堅牢であつて耐久性に富むと
もに、構造が簡単で製作と組立ても容易であると
いう実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その一部切欠分解斜視図、第2図は蓋を除去して
示す一部切欠組立て平面図、第3図はマグネツト
キーの断面図、第4図は可動板の構造を示す分解
斜視図、第5図a,b,cはストツパー機構の作
動を説明する平面図である。 H…錠箱、1…ケース本体、2…蓋、3…錠
杆、4…挿入端部、5…挿入口、6…鈎板、7…
掛止部、8…復元ばね、9…鈎部、h…仕切部、
S…ストツパー機構、10…固定面、11…可動
板、12…受座、13…固定溝、14…掛止溝、
15…マグネツト、16…切欠部、K…マグネツ
トキー、17…開錠用マグネツト、18…開錠操
作用プツシユボタン、19…反発ばね、20…
溝、21…覆板、22…広幅の溝、23…帯状
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠箱Hと、錠箱Hに一端を固定的に保持され、
    他端の挿入端部4を錠箱Hに出入させる錠杆3
    と、錠箱H内に移動可能に装備され、復元ばね8
    を具えて上記錠杆3の挿入端部4を非可逆的に錠
    止する鈎板6と、同じく錠箱H内に装備され、上
    記鈎板6の掛止部7と係合して該鈎板6を錠止位
    置に保持し、かつ、錠箱Hとは別体に形成したマ
    グネツトキーKの添接によつて動作して、上記鈎
    板6の錠止を開放するストツパー機構Sとを備え
    たマグネツトを用いた錠前において、前記ストツ
    パー機構Sが、前記鈎板6の掛止部7と係合する
    受座12を具えて、錠箱H内に形成した固定面1
    0に移動可能に重ね合わされた可動板11と、こ
    の可動板11の移動方向と交叉する方向に沿つて
    上記固定面10に設けた互いに平行な複数条の固
    定溝13と、各固定溝13にそれぞれ合致するよ
    うに可動板11の重ね合わせ面に形成した同じく
    複数条の掛止溝14と、互いに合致する上記固定
    溝13と掛止溝14との双方に跨つてそれぞれ嵌
    合して、それによつて上記可動板11を移動不可
    能のストツプ位置に掛止する複数のマグネツト1
    5と、上記固定溝13と掛止溝14とのいずれか
    一方14にそれぞれ設けられ、前記マグネツトキ
    ーKの添接によつて上記各マグネツト15が各溝
    内をそれぞれ移動する位置に形成され、それぞれ
    にマグネツト15が入つて可動板11のストツプ
    を開放するようにした切欠部16とによつて形成
    されていることを特徴とする錠前。
JP13486384U 1984-09-05 1984-09-05 Expired JPH0312127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13486384U JPH0312127Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JP13486384U JPH0312127Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JPS6149865U JPS6149865U (ja) 1986-04-03
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