JPH03120322A - アルミニウムの切り粉溶解装置 - Google Patents

アルミニウムの切り粉溶解装置

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JPH03120322A
JPH03120322A JP25792289A JP25792289A JPH03120322A JP H03120322 A JPH03120322 A JP H03120322A JP 25792289 A JP25792289 A JP 25792289A JP 25792289 A JP25792289 A JP 25792289A JP H03120322 A JPH03120322 A JP H03120322A
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JP
Japan
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molten metal
chamber
vortex
vortex chamber
electromagnetic
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Pending
Application number
JP25792289A
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English (en)
Inventor
Masaaki Matsuo
政明 松尾
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、機械加工などで生じたアルミニウム切り粉を
渦流中に投下して元湯に溶解させるようにしたアルミニ
ウム切り粉溶解装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の溶解装置としては、従来、特開平1−1327
24号公報に開示されたものがある。
ここに開示されている装置は、元湯溶解保持室と該室と
は隔壁(堰)で区画された切粉溶解室を有し、この切粉
溶解室の角隅部寄りに渦室を設けるとともに該渦室と所
定間隔を隔てる角隅部寄りに撹拌ポンプを収納させ、渦
室には、その上方から切粉投入装置で切粉を投入する。
元湯溶解保持室で、バーナ加熱で溶解状態を保持されて
いる元湯は、撹拌ポンプの作用により、上記隔壁の渦室
と対向する位置に形成された流通路を通して切粉溶解室
に導入され、渦室を経て、隔壁の、上記撹拌装置側に形
成された他の流通路を通って元湯溶解室に戻る。その際
、渦室には、その接線方向の導入口から元湯が導入され
、導入された元湯は渦室底面中央から流出するので、力
学的に元湯の渦流が発生する。この渦流が発生している
渦室内に、切粉投入装置で投入された切粉は渦流に巻込
まれて元湯中に分散し、元湯が持つ熱を吸収して溶解す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来の溶湯循環式の溶解装置では、溶湯を
循環させるための高価な撹拌ポンプを溶湯が循環する室
内に配設しているので、撹拌ポンプの耐久性に劣り、撹
拌ポンプは高価であるので、経済性が良くないという問
題かあ、った。
本発明は上記問題を解消するたためになされたもので、
撹拌装置を装置にすることかできるアルミニウム切り粉
溶解装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、溶湯が循環して移
動可能な溶湯室と、循環の経路に設けられ溶湯のレベル
差により渦をまいて流通する渦室と、該渦室の上方に設
けられた切り粉投入部と、溶湯を移動させる駆動装置と
を備え、駆動装置が、溶湯を渦室下方側から渦室上方側
に向って移動させる電磁撹拌装置である構成としたもの
である。
〔作用〕
本発明では、渦室に投入された切り粉は溶湯の渦に巻き
込まれて分散し、溶湯の持つ熱で加熱されて急速に溶解
する。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、1は耐熱性の溶解槽であ
って、溶湯室を形成し、この溶湯室1内には、その四周
の壁との間に所定幅の溶湯通路2を区画する区画部材3
が設けられ、溶湯室lの1つの隅部Aに渦室4が配設さ
れている。この渦室4は溶湯流人口5を有する切欠き円
筒状の頭部6と該頭部6に連続して形成され下端に向っ
て小径となる円錐筒部7を有する形状をなし、上記溶湯
通路2を隅部Aで分断し、かつ溶湯流出口となる下端開
口8が溶湯室1の底に対して所定間隔を隔てるように、
溶湯室1内に固定されている。頭部6の溶湯流人口5は
溶湯通路2に向って開口し、区画部材3例の開口側端は
溶湯通路2内へ突出して、溶湯流人口5が溶湯室lの周
壁寄りに偏在して、即ち、接線方向に開口するようにし
ている。
10.11ばtift撹拌装置であって、溶湯室1の周
壁の隅部Aを挟む位置に近接して配設されている。12
は切粉投入部であって、渦室4の上方かう該渦室4ヘア
ルミニウム切り粉を投入するのに用いられる。13はバ
ーナー 14は蓋である。
この構成においては、別の炉で作った磁性を有する元湯
を溶湯室l内に所定高さまで入れたのち、バーナー13
を点火し、電磁撹拌装置10.11を駆動する。電磁撹
拌装置1o、11はリニアモータの固定子と同様である
ので、第4゛図に矢印で示す方向の電磁力を槽1内の元
湯に及ぼすことになり、元湯は第1図に矢印で示す方向
に循環するようになる。溶湯通路2を隅部Aに向がって
流れてきた元湯は溶湯流人口5から渦室4に流入する。
渦室4に流入した溶湯は頭部6に当たって堰止められた
状態になり、また、溶湯流出口80面積は溶湯流人口5
の面積より狭く、溶湯流出口8が流れに対する抵抗とな
るので、溶湯通路2の場面に対して隆起し、かつ接線方
向から流入するので、渦室4内で矢印で示すように渦を
巻くようになる。0は渦流Cの中心を示している。上記
したように、渦室4内では溶湯が溶湯通路2の液面から
隆起して溶湯通路2の液面に対してレベル差が生じるの
で、渦室4内流入した溶湯は上記レベル差により下向き
の力を受け、渦を巻きながら流下し、円錐筒部7の下端
開口8から溶湯通路2へ流出する。このような溶湯の流
れができると、切粉投入部23を使って、アルミニウム
切り粉を渦室4に投入する。渦室4に投入されたアルミ
ニウム切り粉は上記渦流に巻込まれて元渦中に分散し、
元湯が持つ熱を吸収して溶解する。
このように、本実施例では、溶湯の循環を、溶湯室を与
える槽lの外に電磁撹拌装置10,11を配設して、電
磁力により溶湯に槽lの周壁に沿う方向への移動力を与
えて作り出すので、電磁撹拌装置1O111が溶湯の高
温にさらされることは無い。
上記実施例では、2台の’K1ff撹拌装置1o、11
を用い、渦室4を配設した隅部Aを挟むように設けてい
るが、電磁撹拌装置は渦室4の後方に置くことが望まし
く、所要の容量を有していれば1台でも良いことは勿論
である。特に、電磁撹拌装置は、充分な渦を形成できる
ような溶湯レベル差を発生できるように設置するのがよ
い。
上記実施例における溶湯通路2は槽1の四周の壁に沿っ
て形成しであるが、溶湯通路2の形状には限定は無く、
例えば第3図に示すような溶湯通路であっても良い。ま
た、この例では、電磁撹拌装置20を槽lの底外に設け
である。この例における26は整流板であって、溶湯の
乱流を防止、層流を得るために設けである。特に、第3
図(a)の例では、渦室下方側から後方上方に向けて溶
湯を移動させることができるので好ましく、回部■)の
ように直線的に渦室と電磁撹拌装置10を設けるとより
好ましい。
なお、第1図の実施例においても、必要があれば、整流
板を設ける。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、電磁撹拌装置を用い溶湯を
電磁力により溶湯室内で循環させるので、前記従来のよ
うに、撹拌装置を溶湯にさらさなくても済み、撹拌装置
を長持ちさせることができる。また、電磁撹拌装置を用
いるので、溶湯を、殆ど乱流を生起することなく安定し
て循環させることができ、所要深さの安定した渦流を起
こすことができるので、切り粉を速やかに溶解させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の平面図、第2図はこの実施例
の縦断面図、第3図(a)及び(b)は本発明の他の実
施例の閉面図、第4図は本発明における電磁撹拌装置の
作用を説明するための図である。 1・・・−溶湯室、2=−・溶湯通路、4−渦室、5・
−溶湯流入口、6−  皿部、7・・−円錐筒部、8−
・・溶湯流出口、10、II・・・電磁撹拌装置、12
−・切り粉投入部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶湯が循環して移動可能な溶湯室と、循環の経路に設け
    られ溶湯のレベル差により渦をまいて流通する渦室と、
    該渦室の上方に設けられた切り粉投入部と、溶湯を移動
    させる駆動装置とを備え、駆動装置が、溶湯を渦室下方
    側から渦室上方側に向って移動させる電磁撹拌装置であ
    るアルミニウム切り粉溶解装置。
JP25792289A 1989-10-04 1989-10-04 アルミニウムの切り粉溶解装置 Pending JPH03120322A (ja)

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