JPH03120196A - ウインチのロープドラム操作装置 - Google Patents
ウインチのロープドラム操作装置Info
- Publication number
- JPH03120196A JPH03120196A JP2216937A JP21693790A JPH03120196A JP H03120196 A JPH03120196 A JP H03120196A JP 2216937 A JP2216937 A JP 2216937A JP 21693790 A JP21693790 A JP 21693790A JP H03120196 A JPH03120196 A JP H03120196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- winch
- ramming
- clutch
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 7
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 4
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical class C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 14
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000036461 convulsion Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D1/00—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
- B66D1/54—Safety gear
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D7/00—Methods or apparatus for placing sheet pile bulkheads, piles, mouldpipes, or other moulds
- E02D7/02—Placing by driving
- E02D7/06—Power-driven drivers
- E02D7/08—Drop drivers with free-falling hammer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、次のような構成のウィンチのドラム操作装置
、すなわち、ウィンチのロープが、該ロープに連結され
た自由落下するラミングウェイトにより引き出され、次
いで前記ウィンチが、前記ラミングウェイトを、打ちつ
けるべき物体上に瞬間的に休止し、該物体から離し、所
望の落下高さまで引き上げるように構成されたウィンチ
のドラム操作装置であって、荷重テークアツプ手段が、
前記ラミングウェイトの上方の高さに配置されているか
或いは前記ラミングウェイトに連結されていて、ラミン
グウェイトと衝突する前にオーバーラン距離内で前記ロ
ープを制動して該ロープが緩んだ状態で引き出されるこ
とを防止でき、前記ロープは、打ちつけるべき物体に前
記ラミングウェイトが衝突する前、同時又は直後に前記
ウィンチドラムを介してオーバーラン距離内で制動され
るように構成されたウィンチのドラム操作装置に関する
。
、すなわち、ウィンチのロープが、該ロープに連結され
た自由落下するラミングウェイトにより引き出され、次
いで前記ウィンチが、前記ラミングウェイトを、打ちつ
けるべき物体上に瞬間的に休止し、該物体から離し、所
望の落下高さまで引き上げるように構成されたウィンチ
のドラム操作装置であって、荷重テークアツプ手段が、
前記ラミングウェイトの上方の高さに配置されているか
或いは前記ラミングウェイトに連結されていて、ラミン
グウェイトと衝突する前にオーバーラン距離内で前記ロ
ープを制動して該ロープが緩んだ状態で引き出されるこ
とを防止でき、前記ロープは、打ちつけるべき物体に前
記ラミングウェイトが衝突する前、同時又は直後に前記
ウィンチドラムを介してオーバーラン距離内で制動され
るように構成されたウィンチのドラム操作装置に関する
。
このようなラミングウェイトは、例えば、土その他の材
料の突き固め、及び中実又は管状のパイルの打ち込みに
使用され、その落下高さは例えば3〜10mである。ラ
ミングウェイトは、実際上何らの妨げもなく落下する(
ラミングウェイトはエントレインドマスの慣性によって
のみ制動され、特別な場合には摩擦によって回転するこ
ともある)このことは、ウィンチドラムから引き出され
るロープがかなりの速度まで加速されることを意味する
ものであり、このため、打ちつけるべき物体にラミング
ウェイトが衝突した後は、ロープが緩んだ状態で引き出
される(巻き解かれる)ことになる。また、打ちつける
べき物体にラミングウェイトが衝突したときにロープが
制動されない場合には、ロープがぴんと張られた状態で
、ウィンチに絡みついて巻き上げられることもある。ま
た、ロープが早期に制動されると、ラミングウェイトに
よる衝撃力の一部がローブドラムに反作用し、好ましか
らざる大きな動荷重がロープドラムに作用する。一方、
ロープの制動タイミングが遅すぎると、ロープが緩んだ
状態で引き出され、ロープドラムの溝から跳ね出ること
がある。
料の突き固め、及び中実又は管状のパイルの打ち込みに
使用され、その落下高さは例えば3〜10mである。ラ
ミングウェイトは、実際上何らの妨げもなく落下する(
ラミングウェイトはエントレインドマスの慣性によって
のみ制動され、特別な場合には摩擦によって回転するこ
ともある)このことは、ウィンチドラムから引き出され
るロープがかなりの速度まで加速されることを意味する
ものであり、このため、打ちつけるべき物体にラミング
ウェイトが衝突した後は、ロープが緩んだ状態で引き出
される(巻き解かれる)ことになる。また、打ちつける
べき物体にラミングウェイトが衝突したときにロープが
制動されない場合には、ロープがぴんと張られた状態で
、ウィンチに絡みついて巻き上げられることもある。ま
た、ロープが早期に制動されると、ラミングウェイトに
よる衝撃力の一部がローブドラムに反作用し、好ましか
らざる大きな動荷重がロープドラムに作用する。一方、
ロープの制動タイミングが遅すぎると、ロープが緩んだ
状態で引き出され、ロープドラムの溝から跳ね出ること
がある。
−船釣な原理として、打ちつけるべき物体へのラミング
ウェイトの衝突に基づいてロープドラムを制動すべきで
ある。これまでに提案されている技術として、衝撃時に
生じるノイズをセンサで検出し、センサが応答してから
所定の遅延時間の経過後にロープドラムのブレーキを始
動させるものがある。また、提案されている別の技術と
して、衝撃により生じるロープの振動波をセンサで検出
し、検出と同時に又は所与の遅延時間をおいてブレーキ
を作動するように構成したものがある。しかしながら、
ノイズも、ロープに沿って逆進する振動波も、充分に正
確な制御信号として使用することはできないため、上記
再装置のいずれも好ましいものではない。
ウェイトの衝突に基づいてロープドラムを制動すべきで
ある。これまでに提案されている技術として、衝撃時に
生じるノイズをセンサで検出し、センサが応答してから
所定の遅延時間の経過後にロープドラムのブレーキを始
動させるものがある。また、提案されている別の技術と
して、衝撃により生じるロープの振動波をセンサで検出
し、検出と同時に又は所与の遅延時間をおいてブレーキ
を作動するように構成したものがある。しかしながら、
ノイズも、ロープに沿って逆進する振動波も、充分に正
確な制御信号として使用することはできないため、上記
再装置のいずれも好ましいものではない。
従って本発明の1つの目的は、冒頭に述べた形式のロー
プドラム操作装置であって、ラミングウェイトにより引
き出されるロープを、本質的に急な移動(ジャーク)の
ないように所定のオーバーラン距離内で制動して、ロー
プが緩んだ状態で巻き解かれることを防止し、次の打ち
つけ衝撃時の選定された落下高さを維持できるように構
成したローブドラム操作装置を提供することにある。
プドラム操作装置であって、ラミングウェイトにより引
き出されるロープを、本質的に急な移動(ジャーク)の
ないように所定のオーバーラン距離内で制動して、ロー
プが緩んだ状態で巻き解かれることを防止し、次の打ち
つけ衝撃時の選定された落下高さを維持できるように構
成したローブドラム操作装置を提供することにある。
本発明によれば、上記目的は、本発明による次のような
構成のウィンチのドラム操作装置すなわち、前記ウィン
チドラムは、滑りクラッチを介して原動機により調節自
在のトルクで駆動され、このトルクは、オーバーラン距
離の高さに引き上げられるときに或る閾値に設定され、
この閾値は、ロープ及び荷重テークアツプ手段の重量に
関連していて、前記ラミングウェイトではなく荷重テー
クアツプ手段を引き上げることができるようになってお
り、一旦前記閾値に到達したならば、前記ラミングウェ
イトを引き上げる前又は引き上げるときにロープに生じ
る引っ張り応力の増大によって測定装置を作動させるこ
とができ、該測定装置は所望の落下高さまでのロープ長
さを測定し、前記閾値に到達したときには、前記クラッ
チが、オーバーラン距離における小さなトルクからラミ
ングウェイトを引き上げることができるトルク又は定格
トルクに切り換えられ、落下高さに相当する長さのロー
プがウィンチに巻き上げられた後に、前記クラッチがフ
リーホイールモードに切り換えられ、落下高さに相当す
るロープ長さがウィンチドラムから引き出されると直ぐ
に前記ウィンチのブレーキが作動されるように構成した
ことを特徴とするウィンチのドラム操作装置により達成
される。
構成のウィンチのドラム操作装置すなわち、前記ウィン
チドラムは、滑りクラッチを介して原動機により調節自
在のトルクで駆動され、このトルクは、オーバーラン距
離の高さに引き上げられるときに或る閾値に設定され、
この閾値は、ロープ及び荷重テークアツプ手段の重量に
関連していて、前記ラミングウェイトではなく荷重テー
クアツプ手段を引き上げることができるようになってお
り、一旦前記閾値に到達したならば、前記ラミングウェ
イトを引き上げる前又は引き上げるときにロープに生じ
る引っ張り応力の増大によって測定装置を作動させるこ
とができ、該測定装置は所望の落下高さまでのロープ長
さを測定し、前記閾値に到達したときには、前記クラッ
チが、オーバーラン距離における小さなトルクからラミ
ングウェイトを引き上げることができるトルク又は定格
トルクに切り換えられ、落下高さに相当する長さのロー
プがウィンチに巻き上げられた後に、前記クラッチがフ
リーホイールモードに切り換えられ、落下高さに相当す
るロープ長さがウィンチドラムから引き出されると直ぐ
に前記ウィンチのブレーキが作動されるように構成した
ことを特徴とするウィンチのドラム操作装置により達成
される。
本発明による操作装置は、ロープにより伝達される音波
や衝撃波を検出するセンサであって故障し易いセンサを
設ける必要なくして、ロープの長さを測定することによ
りラミングウェイトの衝突時点を正確に設定することが
できる。打ちつけるべき物体からラミングウェイトを引
き上げる時点は、ロープの張力が閾値まで増大すること
に基づいて非常に正確に設定することができる。この閾
値は、荷重テークアツプ手段を引き上げるのに要する張
力よりは大きいが、ラミングウェイトを引き上げるのに
要する張力よりは小さい。この閾値に到達する時点で、
ラミングウェイトを引き上げているロープがピンと張ら
れた状態で引き出され、これにより、ラミングウェイト
が選択されたストローク高さに引き上げられるまでのロ
ープ長さが正確に設定されかつ測定される。次の衝突(
この衝突は、ラミングウェイトが所与の高さから自由落
下することにより生じる)を行う場合に、ラミングウェ
イトの衝突時点は、測定されたラムのストローク高さに
相当するロープの長さをウィンチドラムから引き出すこ
とにより正確に測定される。
や衝撃波を検出するセンサであって故障し易いセンサを
設ける必要なくして、ロープの長さを測定することによ
りラミングウェイトの衝突時点を正確に設定することが
できる。打ちつけるべき物体からラミングウェイトを引
き上げる時点は、ロープの張力が閾値まで増大すること
に基づいて非常に正確に設定することができる。この閾
値は、荷重テークアツプ手段を引き上げるのに要する張
力よりは大きいが、ラミングウェイトを引き上げるのに
要する張力よりは小さい。この閾値に到達する時点で、
ラミングウェイトを引き上げているロープがピンと張ら
れた状態で引き出され、これにより、ラミングウェイト
が選択されたストローク高さに引き上げられるまでのロ
ープ長さが正確に設定されかつ測定される。次の衝突(
この衝突は、ラミングウェイトが所与の高さから自由落
下することにより生じる)を行う場合に、ラミングウェ
イトの衝突時点は、測定されたラムのストローク高さに
相当するロープの長さをウィンチドラムから引き出すこ
とにより正確に測定される。
従って、前に測定されたロープ長さ(これは、ラミング
ウェイトの衝突時点に相当する)がウィンチドラムから
引き出され、かつウィンチブレーキが作動されて、オー
バーラン距離内においてロープ及び荷重テークアツプ手
段が制動される。
ウェイトの衝突時点に相当する)がウィンチドラムから
引き出され、かつウィンチブレーキが作動されて、オー
バーラン距離内においてロープ及び荷重テークアツプ手
段が制動される。
本発明による操作装置においては、ストロークの上方の
点の下降運動(この運動は、例えば、地中にパイルを打
ち込むときに生じる)は自動的に行われるようになって
いる。
点の下降運動(この運動は、例えば、地中にパイルを打
ち込むときに生じる)は自動的に行われるようになって
いる。
従って、本発明による操作装置においては、荷重チー・
クアップ手段は、オーバーラン距離に沿う運動の後、前
ラミングウェイトが引き出しロープに作用するまで、小
さな張力でオーバーラン距離の高さだけ引き上げられる
。この結果、先ず張力が増大し、同時に閾値に到達する
までクラッチがスリップする。これにより、次の打撃の
場合において打ちつけるべき物体への衝突時点における
ラミングウェイトの位置が示される。この荷重閾値は記
憶され、選択されたストローク高さまで引き上げるとき
にロープを測定するゼロ点として働く。
クアップ手段は、オーバーラン距離に沿う運動の後、前
ラミングウェイトが引き出しロープに作用するまで、小
さな張力でオーバーラン距離の高さだけ引き上げられる
。この結果、先ず張力が増大し、同時に閾値に到達する
までクラッチがスリップする。これにより、次の打撃の
場合において打ちつけるべき物体への衝突時点における
ラミングウェイトの位置が示される。この荷重閾値は記
憶され、選択されたストローク高さまで引き上げるとき
にロープを測定するゼロ点として働く。
衝突時点の正確な設定及び次のラム打撃の場合に打ちつ
けられるべき物体に作用するラミングウェイトの衝撃設
定を行うことは、衝撃荷重による悪影響を全体的に回避
できるため、ラムの摩耗を低減させることができる。ま
た、ロープに作用する荷重を小さくできかつロープドラ
ムの溝から外れてロープが詰まることによる斜め巻回が
防止されるため、ロープの稼働寿命をかなり延長するこ
とができる。また、ロープが緩んだ状態で引き出される
ことを防止しかつラムが不必要に急激に引き上げられる
作動を防止することにより、より安全かつ容易な作業を
行うことができる。更に、ラミング作業(打ちつけ作業
)の全体的操作及び経済性を改善することができる。
けられるべき物体に作用するラミングウェイトの衝撃設
定を行うことは、衝撃荷重による悪影響を全体的に回避
できるため、ラムの摩耗を低減させることができる。ま
た、ロープに作用する荷重を小さくできかつロープドラ
ムの溝から外れてロープが詰まることによる斜め巻回が
防止されるため、ロープの稼働寿命をかなり延長するこ
とができる。また、ロープが緩んだ状態で引き出される
ことを防止しかつラムが不必要に急激に引き上げられる
作動を防止することにより、より安全かつ容易な作業を
行うことができる。更に、ラミング作業(打ちつけ作業
)の全体的操作及び経済性を改善することができる。
オーバーラン距離に沿って荷重テークアツプ手段を引き
上げた後、閾値に到達したときに、ロープの張力をウィ
ンチの定格トルクまで連続的に増大させることが望まし
い。ロープの張力をこのように連続的に増大させると、
一方ではロープの急激な引き上げ及び衝撃荷重を回避で
き、他方ではラミング装置(打ちつけ装置)の有効性を
増大させることができる。
上げた後、閾値に到達したときに、ロープの張力をウィ
ンチの定格トルクまで連続的に増大させることが望まし
い。ロープの張力をこのように連続的に増大させると、
一方ではロープの急激な引き上げ及び衝撃荷重を回避で
き、他方ではラミング装置(打ちつけ装置)の有効性を
増大させることができる。
ロープすなわち荷重テークアツプ手段が、閾値により設
定された位置から巻き上げ(すなわち引き上げ)られる
とき、クラッチは引き上げから自由落下に自動的に切り
換えられる。
定された位置から巻き上げ(すなわち引き上げ)られる
とき、クラッチは引き上げから自由落下に自動的に切り
換えられる。
前記ロープ又はドラムは、適当な制動モーメントに設定
できる滑りクラッチにより制動するのが好ましい。この
点については、既に述べたように、制動時点は、前に測
定されたストローク高さに相当するロープ長さ(このロ
ープ長さは、打ちつけるべき物体へのラミングウェイト
の衝突時点までにウィンチドラムから引き出されている
長さである)により正確に設定される。
できる滑りクラッチにより制動するのが好ましい。この
点については、既に述べたように、制動時点は、前に測
定されたストローク高さに相当するロープ長さ(このロ
ープ長さは、打ちつけるべき物体へのラミングウェイト
の衝突時点までにウィンチドラムから引き出されている
長さである)により正確に設定される。
本発明の特徴ある形態によれば、ロープ、荷重テークア
ツプ手段及び回転マスを備えたウィンチドラム及び他の
協働回転マスの慣性による回転モーメントを制動した後
に、前記滑りクラッチを、前記荷重テークアツプ手段を
引き上げるべく切り換えるように設計されている。クラ
ッチのこの切換えにより、一方では、閾値に到達するま
で荷重テークアツプ手段を自動的に引き上げることがで
き、次いで、張力を適当に増大させることによりラミン
グウェイトが引き上げられ、これによりラミング作業を
迅速に行って、無駄な時間なく作業を終了させることが
できる。他方では、地中の空所内にラミングウェイトを
打ち込む場合に、クラッチの滑り(スリップ)により、
必要な長さのロープがウィンチドラムから引き出される
ため、ラミングウェイトの急激な移動を生じることなく
して空所内に落下する。
ツプ手段及び回転マスを備えたウィンチドラム及び他の
協働回転マスの慣性による回転モーメントを制動した後
に、前記滑りクラッチを、前記荷重テークアツプ手段を
引き上げるべく切り換えるように設計されている。クラ
ッチのこの切換えにより、一方では、閾値に到達するま
で荷重テークアツプ手段を自動的に引き上げることがで
き、次いで、張力を適当に増大させることによりラミン
グウェイトが引き上げられ、これによりラミング作業を
迅速に行って、無駄な時間なく作業を終了させることが
できる。他方では、地中の空所内にラミングウェイトを
打ち込む場合に、クラッチの滑り(スリップ)により、
必要な長さのロープがウィンチドラムから引き出される
ため、ラミングウェイトの急激な移動を生じることなく
して空所内に落下する。
本発明の更に別の特徴によれば、荷重テークアツプ手段
は、制動時及びオーバーラン時に、ローブが緩んだ状態
で引き出されることを防止できる大きさ(サイズ)の大
きなマスで構成するか、そのような大きさの付加的なマ
スが設けられている。
は、制動時及びオーバーラン時に、ローブが緩んだ状態
で引き出されることを防止できる大きさ(サイズ)の大
きなマスで構成するか、そのような大きさの付加的なマ
スが設けられている。
荷重テークアツプ手段のマスが充分に大きくない場合に
は、付加的なマスを設けることにより、ローブをぴんと
張られた状態に保持しかつ制動時及びオーバーラン距離
時にローブが緩んだ状態で移動することを防止すること
ができる。荷重テークアツプ手段のみのマス(又は付加
的なマスと一緒のマス)は、200kgのオーダにする
ことができる。
は、付加的なマスを設けることにより、ローブをぴんと
張られた状態に保持しかつ制動時及びオーバーラン距離
時にローブが緩んだ状態で移動することを防止すること
ができる。荷重テークアツプ手段のみのマス(又は付加
的なマスと一緒のマス)は、200kgのオーダにする
ことができる。
本発明の更に別の特徴は、前記ウィンチドラムから落下
高さに相当する長さのローブが引き出された後に前記荷
重テークアツプ手段を制動し、ローブの前記落下高さに
相当する長さは、直線運動及び回転運動している制動す
べきマスに関連する或る予備距離により減少されるよう
に構成したことである。この操作形式は、落下高さが、
例えば3 = 5 tsを超えるような高い場合に有効
である。
高さに相当する長さのローブが引き出された後に前記荷
重テークアツプ手段を制動し、ローブの前記落下高さに
相当する長さは、直線運動及び回転運動している制動す
べきマスに関連する或る予備距離により減少されるよう
に構成したことである。この操作形式は、落下高さが、
例えば3 = 5 tsを超えるような高い場合に有効
である。
この場合には、回転ドラム及び該回転ドラムと共に回転
する部品が、大きな回転モーメントを発生する回転速度
になるまで加速される。
する部品が、大きな回転モーメントを発生する回転速度
になるまで加速される。
前記滑りクラッチは、極めて摩耗速度の小さな流体作動
形のディスククラッチで構成するのが好ましい。このよ
うなディスククラッチを用いることにより、流体シリン
ダ又はばね付勢形のディスククラッチの排出通路を用い
て発生される力が、トルクの大きさの実質的に1次関数
として変化するため、必要な可変トルクを迅速かつ信顛
性をもって設定することが可能になる。
形のディスククラッチで構成するのが好ましい。このよ
うなディスククラッチを用いることにより、流体シリン
ダ又はばね付勢形のディスククラッチの排出通路を用い
て発生される力が、トルクの大きさの実質的に1次関数
として変化するため、必要な可変トルクを迅速かつ信顛
性をもって設定することが可能になる。
本発明の更に別の特徴は、前記ローブドラムが、遊星歯
車装置(すなわち、遊星歯車を備えた差動駆動装置F)
を介して駆動され、これらの遊星歯車装置又は差動歯車
装置の2つの出力軸が、前記滑りクラッチを介して互い
に連結されていることである。本発明によりこのように
設計した場合には、滑り限度に関してそれぞれのトルク
を制御できるように、滑りクラッチを簡単な方法で設定
でき、また、ロープドラムをフリーホリール(一方向回
転)の状態に容易に切り換えること、及び駆動側に停止
ブレーキを付加的に設けて、原動機が停止した場合に作
動するように構成することができる。
車装置(すなわち、遊星歯車を備えた差動駆動装置F)
を介して駆動され、これらの遊星歯車装置又は差動歯車
装置の2つの出力軸が、前記滑りクラッチを介して互い
に連結されていることである。本発明によりこのように
設計した場合には、滑り限度に関してそれぞれのトルク
を制御できるように、滑りクラッチを簡単な方法で設定
でき、また、ロープドラムをフリーホリール(一方向回
転)の状態に容易に切り換えること、及び駆動側に停止
ブレーキを付加的に設けて、原動機が停止した場合に作
動するように構成することができる。
前記荷重テークアツプ手段は、土を突き固めるべく機能
するプレートとして構成し、ローブ又はチェーンを介し
て取り付けることができる。
するプレートとして構成し、ローブ又はチェーンを介し
て取り付けることができる。
前記ラミングウェイトは円筒状のラムで構成することが
でき、該ラムには本質的に円筒状のチャンバが設けられ
ており、該チャンバの長さはオーバーラン距離より大き
く、前記荷重テークアツプ手段すなわち付加的ウェイト
が前記チャンバ内に配置されていて、前記チャンバの頂
壁に形成された孔を通って延在している前記引き上げロ
ーブに連結されている。
でき、該ラムには本質的に円筒状のチャンバが設けられ
ており、該チャンバの長さはオーバーラン距離より大き
く、前記荷重テークアツプ手段すなわち付加的ウェイト
が前記チャンバ内に配置されていて、前記チャンバの頂
壁に形成された孔を通って延在している前記引き上げロ
ーブに連結されている。
本発明の更に別の特徴によれば、前記ラミングウェイト
は、単一のローブ掘削機のグラブで形成することができ
、その場合には、ストロークの上方の点が、静止ベル部
材が配置された箇所に移動できるようにして、グラブを
開くことができるように構成することが必要である。
は、単一のローブ掘削機のグラブで形成することができ
、その場合には、ストロークの上方の点が、静止ベル部
材が配置された箇所に移動できるようにして、グラブを
開くことができるように構成することが必要である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に
説明する。添付図面は、自由落下形ラミングウェイト用
ウィンチのロープドラムの操作装置を概略的に示すもの
である。
説明する。添付図面は、自由落下形ラミングウェイト用
ウィンチのロープドラムの操作装置を概略的に示すもの
である。
クレーン又は掘削機(簡単化のため、ジブ2のみを概略
的に示しである)の上方のプーリ1には、引き上げロー
13が掛けられている。このローブ3には、ラム5の形
態をなす打ち込みウェイトが吊り下げられている。引き
上げロー13は、普通の方法でウィンチドラム4に巻回
されている。ラム5は、内部に長いチャンバ6を備えた
円筒状部材で構成されている。ラム5の頂壁7には、引
き上げロー13を通す孔8が設けられている。引き上げ
ロー13の下方の自由端には荷重テークアツプ手段9が
固定されており、該荷重テークアツプ手段9は例えば2
00kgの円筒状ウェイトで構成されている。この荷重
テークアツプ手段9は、ラム5の円筒状チャンバ6内で
下降できるようになっている。しかしながら、引き上げ
ローブ3を引き上げると、荷重テークアツプ手段9の頂
部(該頂部の直径は孔8の直径よりも大きい)が孔8の
縁部に当接し、荷重テークアツプ手段9及び引き上げロ
ープ3によりラム5を引き上げることができるようにな
っている。
的に示しである)の上方のプーリ1には、引き上げロー
13が掛けられている。このローブ3には、ラム5の形
態をなす打ち込みウェイトが吊り下げられている。引き
上げロー13は、普通の方法でウィンチドラム4に巻回
されている。ラム5は、内部に長いチャンバ6を備えた
円筒状部材で構成されている。ラム5の頂壁7には、引
き上げロー13を通す孔8が設けられている。引き上げ
ロー13の下方の自由端には荷重テークアツプ手段9が
固定されており、該荷重テークアツプ手段9は例えば2
00kgの円筒状ウェイトで構成されている。この荷重
テークアツプ手段9は、ラム5の円筒状チャンバ6内で
下降できるようになっている。しかしながら、引き上げ
ローブ3を引き上げると、荷重テークアツプ手段9の頂
部(該頂部の直径は孔8の直径よりも大きい)が孔8の
縁部に当接し、荷重テークアツプ手段9及び引き上げロ
ープ3によりラム5を引き上げることができるようにな
っている。
ラム5は、管状パイル10内で垂直往復運動するように
案内される。パイル5を打ち込むには、ラム5を所定の
高さまで引き上げ、次いで、ウィンチドラム4をフリー
ホイールモードに切り替えることにより、ラム5が落下
できるようにする。
案内される。パイル5を打ち込むには、ラム5を所定の
高さまで引き上げ、次いで、ウィンチドラム4をフリー
ホイールモードに切り替えることにより、ラム5が落下
できるようにする。
ウィンチドラム4は、遊星歯車装置を介して引き上げ用
流体モータ12により駆動される。遊星歯車装置の2つ
の出力軸は、ディスククラッチ13を介して互いに連結
されている。ディスククラッチ13は圧縮ばねにより係
合され、流体ピストンシリンダアクチュエータ(図示せ
ず)により圧縮ばねを緩和して、保合解除されるように
なっている。係合したディスククラッチは、引き上げロ
ープの20tの張力に相当する20の制動力すなわちト
ルクを発生する。この場合には、例えば、最大80バー
ルの圧力を受けて、制動力すなわち張力を20tから事
実上ゼロまで低減させる流体ピストン−シリンダアクチ
ュエータを使用することができる。
流体モータ12により駆動される。遊星歯車装置の2つ
の出力軸は、ディスククラッチ13を介して互いに連結
されている。ディスククラッチ13は圧縮ばねにより係
合され、流体ピストンシリンダアクチュエータ(図示せ
ず)により圧縮ばねを緩和して、保合解除されるように
なっている。係合したディスククラッチは、引き上げロ
ープの20tの張力に相当する20の制動力すなわちト
ルクを発生する。この場合には、例えば、最大80バー
ルの圧力を受けて、制動力すなわち張力を20tから事
実上ゼロまで低減させる流体ピストン−シリンダアクチ
ュエータを使用することができる。
ウィンチの入力側には停止ブレーキ14が設けられてい
る。この停止ブレーキ14もディスククラッチで構成さ
れており、引き上げモータ12が停止したときに作動す
るようになっている。
る。この停止ブレーキ14もディスククラッチで構成さ
れており、引き上げモータ12が停止したときに作動す
るようになっている。
ウィンチ(ウィンチドラム)4に巻回されるロープのそ
れぞれの長さは、測定センサ15により測定することが
でき、該測定センサ15は例えば増分ピックアップ(i
ncremental pickup)の形態に構成す
ることができる。ディスククラッチ13を作動させるた
め、比例弁(プロポーショニングバルブ)16が設けら
れている。ディスククラッチ13は、付加的な切換え弁
17によりフリーホイールモードに切り換えられ、この
フリーホイールモードにおいて、自由に落下するラム5
が、フリーホイール運動をするウィンチドラム4からロ
ープを引き出すようになっている。図面に概略的に示す
流体回路には、流体ポンプ19.20により流体オイル
が供給される。流体ポンプ19.20は、ディーゼルエ
ンジン22から歯車変速装置21を介して駆動される。
れぞれの長さは、測定センサ15により測定することが
でき、該測定センサ15は例えば増分ピックアップ(i
ncremental pickup)の形態に構成す
ることができる。ディスククラッチ13を作動させるた
め、比例弁(プロポーショニングバルブ)16が設けら
れている。ディスククラッチ13は、付加的な切換え弁
17によりフリーホイールモードに切り換えられ、この
フリーホイールモードにおいて、自由に落下するラム5
が、フリーホイール運動をするウィンチドラム4からロ
ープを引き出すようになっている。図面に概略的に示す
流体回路には、流体ポンプ19.20により流体オイル
が供給される。流体ポンプ19.20は、ディーゼルエ
ンジン22から歯車変速装置21を介して駆動される。
パイルの打ち込み開始時において、ラム5の下方の打ち
込み面24は、管状パイル10の底部に形成された座ぐ
り衝合面25上に載置されている。
込み面24は、管状パイル10の底部に形成された座ぐ
り衝合面25上に載置されている。
この状態において、荷重テークアツプ手段9は例えばチ
ャンバ6の下部に位置しており、これにより、ロープ3
がぴんと張られた状態に保たれるため、緩んだ状態で引
き上げられることが防止される。
ャンバ6の下部に位置しており、これにより、ロープ3
がぴんと張られた状態に保たれるため、緩んだ状態で引
き上げられることが防止される。
この初期状態で始動するとき、パイル打ち込み機のオペ
レータが例えばノブを押し下げることにより、自動制御
作動が開始される。
レータが例えばノブを押し下げることにより、自動制御
作動が開始される。
ここで、自動制御装置により、ディスククラ・ンチ13
は、荷重テークアツプ手段9を引き上げることができる
制限されたロープ張力に設定(セット)される。同時に
、引き上げモータ12のポンプ19が最大押しのけ容積
に設定される。荷重テークアツプ手段9がラム5の頂壁
7に衝突すると同時に、ポンプ回路内の装置圧力が上昇
してクラッチに作用し、これにより最大ロープ張力が設
定される。圧力が閾値(ディスククラッチ13が制限さ
れたロープ張力から切り換えられて、ロープ張力が徐々
に最大値まで増大する圧力値)を超えると同時に、ロー
プ長さの測定手段(すなわち測定センサ)15がゼロに
設定される。これにより、ラム5の衝突時点が、次の打
撃のために正確に設定される。
は、荷重テークアツプ手段9を引き上げることができる
制限されたロープ張力に設定(セット)される。同時に
、引き上げモータ12のポンプ19が最大押しのけ容積
に設定される。荷重テークアツプ手段9がラム5の頂壁
7に衝突すると同時に、ポンプ回路内の装置圧力が上昇
してクラッチに作用し、これにより最大ロープ張力が設
定される。圧力が閾値(ディスククラッチ13が制限さ
れたロープ張力から切り換えられて、ロープ張力が徐々
に最大値まで増大する圧力値)を超えると同時に、ロー
プ長さの測定手段(すなわち測定センサ)15がゼロに
設定される。これにより、ラム5の衝突時点が、次の打
撃のために正確に設定される。
予め選定した自由落下高さに到達したとき、ポンプ20
の押しのけ容積がゼロにロックされ、ディスククラッチ
13が、切換え弁17を介して自由落下状態に設定され
る。測定センサ15の下向き移動カウンタ(downw
ardly running counter)がゼロ
カウントに到達すると同時に、ディスククラッチ13が
係合してロープ張力が低減され、このため、付加的なウ
ェイトを構成する荷重テークアツプ手段9がオーバーラ
ン距離(約0.7 m)内で制動される。
の押しのけ容積がゼロにロックされ、ディスククラッチ
13が、切換え弁17を介して自由落下状態に設定され
る。測定センサ15の下向き移動カウンタ(downw
ardly running counter)がゼロ
カウントに到達すると同時に、ディスククラッチ13が
係合してロープ張力が低減され、このため、付加的なウ
ェイトを構成する荷重テークアツプ手段9がオーバーラ
ン距離(約0.7 m)内で制動される。
ラム5が管杖バイル10の底部に衝突する瞬間において
、付加的なウェイト(荷重テークアツプ手段)9の下端
部は番号30で示すレベルにある。
、付加的なウェイト(荷重テークアツプ手段)9の下端
部は番号30で示すレベルにある。
従って、このレベル30は制動時点を示すものであり、
この時点においてディスククラッチ13はオーバーラン
ブレーキとして作動するようになる。
この時点においてディスククラッチ13はオーバーラン
ブレーキとして作動するようになる。
自由落下高さが、例えば3I11を超えるような高い場
合には、荷重テークアツプ手段9を制動するように切換
え時点(レベル)30をリセットするか、上方への予備
距離(reserve distance)だけ付加的
に制動して、ウィンチのオーバーラン距離を最小にする
のが好ましい。この予備距離は、自由落下高さに基づい
て自由に選定でき、−船釣には50〜90cmの範囲に
選定される。
合には、荷重テークアツプ手段9を制動するように切換
え時点(レベル)30をリセットするか、上方への予備
距離(reserve distance)だけ付加的
に制動して、ウィンチのオーバーラン距離を最小にする
のが好ましい。この予備距離は、自由落下高さに基づい
て自由に選定でき、−船釣には50〜90cmの範囲に
選定される。
負荷的ウェイトすなわち荷重テークアツプ手段9の制動
時には、例えば地中の空所内に落下するときのようにい
かなる抵抗をも受けない場合であっても、ディスククラ
ッチ13は一部のみが係合しているに過ぎないため、ロ
ーブ3はラム5によってウィンチ4から充分に引き出さ
れる。
時には、例えば地中の空所内に落下するときのようにい
かなる抵抗をも受けない場合であっても、ディスククラ
ッチ13は一部のみが係合しているに過ぎないため、ロ
ーブ3はラム5によってウィンチ4から充分に引き出さ
れる。
ディスククラッチ13は、付加的ウェイト9が停止する
と同時に、制動モーメントによって増大した張力により
付加的ウェイト9を瞬時に引き上げるため、ラム5が衝
突すると同時に新たな引き上げ・衝撃サイクルが開始さ
れる。
と同時に、制動モーメントによって増大した張力により
付加的ウェイト9を瞬時に引き上げるため、ラム5が衝
突すると同時に新たな引き上げ・衝撃サイクルが開始さ
れる。
添付図面は、自由落下形ラミングウェイト用ウィンチの
ローブドラム操作装置を概略的に示す図面である。 1・・・プーリ、 2・・・ジブ、3・・・
引き上げローブ、 4・・・ウィンチドラム、5・・
・ラム、 6・・・チャンバ、7・・・ラ
ムの頂壁、 8・・・孔、9・・・荷重テークア
ツプ手段(付加的ウェイト)、10・・・パイル、
12・・・流体モータ、13・・・ディスククラ
ッチ、 14・・・停止ブレーキ、 15・・・測定センサ、
16・・・比例弁、 17・・・切換え弁、1
9.20・・・流体ポンプ、 21・・・歯車変速機、 22・・・ディーゼルエンジン、 24・・・打ち込み面、 25・・・座ぐり衝合面、
30・・・レベル。 手 続 補 正 書(方式) %式% 1、事件の表示 平成2年特許願第216937号 2、発明の名称 ウィンチのロープドラム操作装置 3、補正をする者 事件との関係 出 願人 4、代 理 人 5、補正命令の日付 自 発
ローブドラム操作装置を概略的に示す図面である。 1・・・プーリ、 2・・・ジブ、3・・・
引き上げローブ、 4・・・ウィンチドラム、5・・
・ラム、 6・・・チャンバ、7・・・ラ
ムの頂壁、 8・・・孔、9・・・荷重テークア
ツプ手段(付加的ウェイト)、10・・・パイル、
12・・・流体モータ、13・・・ディスククラ
ッチ、 14・・・停止ブレーキ、 15・・・測定センサ、
16・・・比例弁、 17・・・切換え弁、1
9.20・・・流体ポンプ、 21・・・歯車変速機、 22・・・ディーゼルエンジン、 24・・・打ち込み面、 25・・・座ぐり衝合面、
30・・・レベル。 手 続 補 正 書(方式) %式% 1、事件の表示 平成2年特許願第216937号 2、発明の名称 ウィンチのロープドラム操作装置 3、補正をする者 事件との関係 出 願人 4、代 理 人 5、補正命令の日付 自 発
Claims (11)
- (1)ウインチのロープが、該ロープに連結された自由
落下するラミングウェイトにより引き出され、次いで前
記ウインチが、前記ラミングウェイトを、打ちつけるべ
き物体上に瞬間的に休止し、該物体から離し、所望の落
下高さまで引き上げるように構成されたウインチのドラ
ム操作装置であって、荷重テークアップ手段が、前記ラ
ミングウェイトの上方の高さに配置されているか或いは
前記ラミングウェイトに連結されていて、ラミングウェ
イトと衝突する前にオーバーラン距離内で前記ロープを
制動して該ロープが緩んだ状態で引き出されることを防
止でき、前記ロープは、打ちつけるべき物体に前記ラミ
ングウェイトが衝突する前、同時又は直後に前記ウイン
チドラムを介してオーバーラン距離内で制動されるよう
に構成されたウインチのドラム操作装置において、前記
ウインチドラムは、滑りクラッチを介して原動機により
調節自在のトルクで駆動され、このトルクは、オーバー
ラン距離の高さに引き上げられるときに或る閾値に設定
され、この閾値は、ロープ及び荷重テークアップ手段の
重量に関連していて、前記ラミングウェイトではなく荷
重テークアップ手段を引き上げることができるようにな
っており、一旦前記閾値に到達したならば、前記ラミン
グウェイトを引き上げる前又は引き上げるときにロープ
に生じる引っ張り応力の増大によって測定装置を作動さ
せることができ、該測定装置は所望の落下高さまでのロ
ーブ長さを測定し、前記閾値に到達したときには、前記
クラッチが、オーバーラン距離における小さなトルクか
らラミングウェイトを引き上げることができるトルク又
は定格トルクに切り換えられ、落下高さに相当する長さ
のロープがウインチに巻き上げられた後に、前記クラッ
チがフリーホィールモードに切り換えられ、落下高さに
相当するロープ長さがウインチドラムから引き出される
と直ぐに前記ウインチのブレーキが作動されるように構
成したことを特徴とするウインチのドラム操作装置。 - (2)前記閾値に到達したときに、ロープの張力をウイ
ンチの定格トルクまで連続的に増大させるように構成し
たことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - (3)前記ロープ又はドラムは、適当な制動モーメント
に切り換えることができる滑りクラッチにより制動され
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。 - (4)前記荷重テークアップ手段、前記ウインチドラム
及び他の協働回転マスの慣性による回転モーメントを制
動した後に、前記滑りクラッチを、前記荷重テークアッ
プ手段を引き上げることができるオーバーラントルクに
切り換えるように構成したことを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項に記載の装置。 - (5)前記荷重テークアップ手段は、前記ロープが、制
動時に、オーバーラン距離に沿って緩んだ状態で引き出
されることを防止できる大きさのマスを有しているか、
付加的なマスが設けられていることを特徴とする請求項
1〜4のいずれか1項に記載の装置。 - (6)前記ウインチドラムから落下高さに相当する長さ
のロープが引き出された後に前記荷重テークアップ手段
を制動し、ロープの前記落下高さに相当する長さは、直
線運動及び回転運動している制動すべきマスに関連する
或る予備距離により減少されるように構成したことを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。 - (7)前記滑りクラッチが、流体により作動されるディ
スククラッチであることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の装置。 - (8)前記ロープドラムが、遊星歯車装置又は差動歯車
装置を介して駆動され、これらの遊星歯車装置又は差動
歯車装置の2つの出力軸が、前記滑りクラッチを介して
互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜7項
のいずれか1項に記載の装置。 - (9)前記荷重テークアップ手段には、土を突き固める
ためのプレートがロープ又はチェーンを介して取り付け
られていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1
項に記載の装置。 - (10)前記ラミングウェイトが円筒状のラムで構成さ
れており、該ラムには本質的に円筒状のチャンバが設け
られており、該チャンバの長さはオーバーラン距離より
大きく、前記荷重テークアップ手段すなわち付加的ウェ
イトが前記チャンバ内に配置されており、前記荷重テー
クアップ手段すなわち付加的ウェイトが、前記チャンバ
の頂壁に形成された孔を通って延在している前記引き上
げロープに連結されていることを特徴とする請求項1〜
8のいずれか1項に記載の装置。 - (11)前記ラミングウェイトが、単一のロープ掘削機
のグラブで形成されていることを特徴とする請求項1〜
8のいずれか1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3927354A DE3927354A1 (de) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | Steuerung der seiltrommel einer winde fuer ein an das seil angehaengtes, frei herabfallendes rammgewicht |
DE3927354.7 | 1989-08-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120196A true JPH03120196A (ja) | 1991-05-22 |
JPH0565437B2 JPH0565437B2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=6387397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2216937A Granted JPH03120196A (ja) | 1989-08-18 | 1990-08-17 | ウインチのロープドラム操作装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0413189B1 (ja) |
JP (1) | JPH03120196A (ja) |
KR (1) | KR0139796B1 (ja) |
AT (1) | ATE90128T1 (ja) |
DE (2) | DE3927354A1 (ja) |
ES (1) | ES2041086T3 (ja) |
HK (1) | HK121093A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003036460A1 (en) * | 2001-10-23 | 2003-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium including markup document and av data, recording method, reproducing method, and reproducing apparatus therefor |
DE102007062301B4 (de) | 2007-12-21 | 2011-09-22 | Franki Grundbau Gmbh & Co.Kg | Steuerung für eine Rammvorrichtung |
DE102009007916A1 (de) | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Franki Grundbau Gmbh & Co.Kg | Ramme mit Wirbelstromkupplung |
CN102425166A (zh) * | 2011-09-09 | 2012-04-25 | 苏州力高建筑工程技术有限公司 | 地基施工处理的新型打桩方法及其设备 |
DE102015003177A1 (de) | 2015-03-12 | 2016-09-15 | Liebherr-Werk Nenzing Gmbh | Verfahren zum Betrieb einer mobilen Arbeitsmaschine mit Bodendruckbegrenzung |
DE102015003980A1 (de) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Liebherr-Werk Nenzing Gmbh | Verfahren zur Steuerung einer Baumaschine sowie Schürfkübelbagger |
DE102016008819A1 (de) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | Liebherr-Werk Nenzing Gmbh | Schlagzahloptimierung |
CN107090830B (zh) * | 2017-06-15 | 2019-06-18 | 汤始建华建材(山东)有限公司 | 施打波浪桩设备及施工方法 |
DE102017120490A1 (de) * | 2017-09-06 | 2019-03-07 | Liebherr-Components Biberach Gmbh | Freifallwinde |
CN110803622B (zh) * | 2019-10-12 | 2020-10-27 | 浙江中锐重工科技有限公司 | 一种地下连续墙液压抓斗自由落体卷扬机系统 |
CN110862039B (zh) * | 2019-11-12 | 2021-02-26 | 湖南博邦重工有限公司 | 一种强夯机控制系统 |
CN115247422B (zh) * | 2021-04-26 | 2023-09-15 | 东台市巨力机械制造有限公司 | 一种用于履带式伸缩打桩机的卷扬机构 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE341669B (ja) | 1970-04-13 | 1972-01-10 | Stabilator Ab | |
US4002211A (en) * | 1974-09-19 | 1977-01-11 | Raymond International Inc. | Cable operated apparatus for forming piles |
AU546771B2 (en) * | 1981-02-19 | 1985-09-19 | Compagnie Internationale Des Pieux Armes Frankignoul S.A. | Pile driver |
DE8630852U1 (de) * | 1986-11-18 | 1988-01-14 | Philipp Holzmann Ag, 6000 Frankfurt | Vorrichtung zum Antreiben eines Zugseils für im Seilbetrieb arbeitende Bagger, Kräne, Winden, Rammen od. dgl. |
-
1989
- 1989-08-18 DE DE3927354A patent/DE3927354A1/de active Granted
-
1990
- 1990-07-30 EP EP90114618A patent/EP0413189B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-30 ES ES199090114618T patent/ES2041086T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-30 DE DE9090114618T patent/DE59001607D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-30 AT AT90114618T patent/ATE90128T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-08-16 KR KR1019900012611A patent/KR0139796B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-08-17 JP JP2216937A patent/JPH03120196A/ja active Granted
-
1993
- 1993-11-04 HK HK1210/93A patent/HK121093A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0413189A1 (de) | 1991-02-20 |
KR910004460A (ko) | 1991-03-28 |
JPH0565437B2 (ja) | 1993-09-17 |
ATE90128T1 (de) | 1993-06-15 |
DE3927354A1 (de) | 1991-04-25 |
EP0413189B1 (de) | 1993-06-02 |
DE3927354C2 (ja) | 1991-08-14 |
DE59001607D1 (de) | 1993-07-08 |
KR0139796B1 (ko) | 1998-07-15 |
ES2041086T3 (es) | 1993-11-01 |
HK121093A (en) | 1993-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03120196A (ja) | ウインチのロープドラム操作装置 | |
CN110862039B (zh) | 一种强夯机控制系统 | |
CN109879193B (zh) | 一种多功能绞车 | |
US3847230A (en) | System for driving objects using pressure or traction forces | |
CN105264144A (zh) | 锤击装置和用于操作锤击装置的方法 | |
US3895779A (en) | Hoisting winch, in particular for a boring machine | |
CN103241672B (zh) | 一种强夯机的卷扬装置及强夯机 | |
EP3180478B1 (en) | Hydraulically operated linear driver | |
GB1594452A (en) | Impact apparatus | |
US3162252A (en) | Pile driving hammer | |
CN110775848A (zh) | 一种卷扬机和强夯机 | |
CN103241673B (zh) | 一种强夯机的单绳双卷扬装置及强夯机 | |
CN108313903B (zh) | 一种变速大能级卷扬系统 | |
RU2309222C1 (ru) | Молот для погружения в грунт строительных элементов | |
EP0525865A1 (en) | Method and device for driving piles | |
JP7463440B2 (ja) | 建設機械の制御装置、建設機械及び建設機械の制御方法 | |
JPH11510101A (ja) | 油圧による打撃装置 | |
RU2186175C2 (ru) | Молот | |
JP2019026395A (ja) | ウインチ | |
JPH11335084A (ja) | 巻上ウインチの制御装置 | |
US4099631A (en) | Scraper | |
CN110778538A (zh) | 一种强夯机起锤零点信号检测系统 | |
JPS6129787Y2 (ja) | ||
US143518A (en) | Gideon b | |
SU431218A1 (ru) | Устройство для управления конусом 1_~™,„.„™..,„ засыпиого аппарата доменной печи |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |