JPH03119610A - ノイズ障害防止電源線路 - Google Patents

ノイズ障害防止電源線路

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JPH03119610A
JPH03119610A JP25590389A JP25590389A JPH03119610A JP H03119610 A JPH03119610 A JP H03119610A JP 25590389 A JP25590389 A JP 25590389A JP 25590389 A JP25590389 A JP 25590389A JP H03119610 A JPH03119610 A JP H03119610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
power source
electric
cable
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP25590389A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Takahashi
高橋 由勝
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電源線路を伝播して電気回路に侵入および漏出
する高周波ノイズによって生じるノイズ障害を防止した
ノイズ障害防止電源線路に関する。
(従来の技術) 最近のコンピュータ等の電源回路には交流電源から効率
的に安定化した直流を得られるスイッチング電源回路が
一般に用いられている。
このスイッチング電源回路は半導体スイッチにより、電
流を高速でスイッチングしているため、大電流をスイッ
チングする際に生じたノイズが電源線路上に漏出するこ
とがある。このスイッチング電源回路によるノイズは高
周波成分を含んでいるため、電気ケーブルから電磁波と
して放射されやすく、放射された電磁波を受ける他の電
気回路の動作に障害をおよぼしたり、各種放送波受信の
障害となる。
従来、電源線路から放射する電磁波が原因となるノイズ
障害に対しては、第2図に示すようにノイズを発生する
電気回路1と電源8を接続する電気ケーブルに、外部遮
蔽層5を有する電気ケーブル3を用い、外部遮蔽層5を
接地するか、電気ケーブルを金属配管(図示せず)に挿
通して布設するなどして、電源線路を遮蔽することによ
り防止がはかられていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、電気回路で生じたノイズは電気ケープルから電
磁波として放射する以外にも、電気ケーブルの各線心を
伝播して同じ電源に接続された他の電気回路へ侵入した
り、逆に電源線路に設けた外部遮蔽層を介して接地系か
ら外来ノイズが電気回路へ侵入して電気回路の動作に障
害をもたらすという問題がある。
たとえばコンピュータシステムにおいて、コンピュータ
の電源回路で発生したノイズが電源線路を伝播して電源
に漏出し、同じ電源に接続されている他のノイズの影響
を受けやすい電気機器の内部に侵入すると、この電気機
器内の電気回路の動作に支障をきたしたりする。また逆
に強力なノイズ源となる電気機器をコンピュータと同じ
電源に接続していると、電源線路を通じてノイズがコン
ピュータ内部に侵入し、コンピュータが異常な動作をす
るなどのノイズ障害が発生する。
このように、他の電気回路のノイズ障害の原因となる反
面、他の電気回路で生じたノイズによって障害を被る可
能性もある電気回路の電源線路には、ノイズの侵入と漏
出の両面に対し有効な対策を講じる必要がある。
特にコンピュータの動作障害は多大な損害をもたらすた
め、これら信頼性が要求される電気機器の電源線路とし
てノイズ障害防止電源線路は早急に実現すべき課題とな
っている。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたもので
、電気機器内で生じたノイズが電源線路から電磁波とし
て放射するのを防止し、さらに電源線路をノイズが伝播
して漏出したり、外来ノイズが電気回路に侵入するのを
効果的に阻止するノイズ障害防止電源線路を提供するこ
とを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、電気回路と電源とを、外部遮蔽層を
有する電気ケーブルで接続してなる電源回路において、
前記電気ケーブルの各線心と前記電源間ならびに前記外
部遮蔽層と接地端子間に、それぞれチョークコイルを介
挿したことを特徴としている。
(作用) 本発明においては、電気回路と電源を接続するにあたり
、外部遮蔽層を有する電気ケーブルを用いているので、
電気回路内部で発生したノイズがこの電気ケーブルから
電磁波として放射されず、かつ線心と遮蔽層間の静電容
量によりノイズレベルが低減される。
また高周波ノイズを阻止できるチョークコイルを電気ケ
ーブルの各線心と電源端子間ならびに、外部遮蔽層と接
地端子間に介挿しているので、ノイズが電気ケーブルを
伝播しなくなり、電源および接地系からのノイズの侵入
や電源への漏出を防げる。
(実施例) 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例について説明
する。
第1図において電気回路1はコンピュータの電源回路等
、ノイズ障害対策を施そうとする電気回路である。この
電気回路の電源端子2に外部遮蔽層を有する電気ケーブ
ル3の各線心4が接続され、外部遮蔽層5は電気機器の
筐体グランド6に接続されている。電気ケーブル3の他
端のうちR,S。
T相の各線心には、1つの磁心にR,SST各相の巻線
が相電流の誘導により生じる磁束が互いに相殺されるよ
うに、同方向に同じ巻数だけ巻回されたチョークコイル
7aを介挿し、中性線路にはシングルチョーク7bを介
挿してそれぞれ電源8に接続され、外部遮蔽層5はシン
グルチョーク7Cを介挿して接地端子9に接続されてい
る。
このように構成したノイズ障害防止電線路において、電
気ケーブルの外部遮蔽層と各線心との間には図中等価的
に符号Cで表わせる静電容量が存在しているので、静電
容量の大きい電気ケーブルを用いるならば、各線心の外
部遮蔽層に対する高周波インピーダンスが小さく、各線
心を伝播する高周波ノイズレベルが低減する。また本実
施例では外部遮蔽層5を電源側で接地しているが、電気
回路側で接地してもよく、どちらの場合にも接地抵抗が
小さいことが好ましい。
またR、S%T相の線路に介挿するチョークコイル7a
は、前述のごとく相電流が流れる時には磁束が相殺され
て磁心内に磁束が生じないため電力損失は少ないが、不
平衡成分のノイズが流れる時には磁束が生じるため損失
が大きく、ノイズを効果的に阻止する。また、相電流に
より磁束が生じないので、大電流を流した場合にも磁心
内の磁束が飽和しないため小型の磁心で済む。なお本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、チョークコ
イル7aを複数のシングルチョークで構成してもよい。
一方、中性線路と外部遮蔽層を接地する線路にはシング
ルチョーク7b、7cを用いて、これら線路から伝播す
るノイズを阻止しているが、これら線路には大電流が流
れないため、シングルチョークでも磁束飽和の問題はな
い。
これらチョークコイルの磁心には、磁気特性が良く安価
で磁束漏れの少ないフェライト製のトロイダルコアを用
いるのが好ましいが、それ以外のたとえば鉄やダストコ
ア等でもよい。
本実施例では3相3線式線路について説明したが、本発
明はこれ以外のたとえば単相線路などに適用しても同様
の効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のノイズ障害防止電源線路
では、電気回路内で生じたノイズが電源線路の電気ケー
ブルから電磁波として放射されず、電気ケーブルを伝播
したノイズは各線心と外部遮蔽層間の静電容量により減
衰し、さらに電源との間に介挿したチョークコイルに阻
止されるので電源に漏出しない。そして他の電気回路で
生じたノイズの侵入に対しても各線に介挿したチョーク
コイルが効果的に働きノイズ障害を被ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明する図、第2図は従来
例を説明する図である。なお各図共通する部分には同一
の符号を付しである。 1・・・・・・・・・・・・電気回路 2・・・・・・・・・・・・電源端子 3・・・・・・・・・・・・電気ケーブル4・・・・・
・・・・・・・線心 5・・・・・・・・・・・・外部遮蔽層6・・・・・・
・・・・・・筐体グランド7 a  s  7 b  
s  7 c・・・・・・・・・・・・チョークコイル
8・・・・・・・・・・・・電源 9・・・・・・・・・・・・接地端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気回路と電源とを、外部遮蔽層を有する電気ケ
    ーブルで接続してなる電源回路において、前記電気ケー
    ブルの各線心と前記電源間ならびに前記外部遮蔽層と接
    地端子間に、それぞれチョークコイルを介挿したことを
    特徴とするノイズ障害防止電源線路。
JP25590389A 1989-09-29 1989-09-29 ノイズ障害防止電源線路 Pending JPH03119610A (ja)

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JP25590389A JPH03119610A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 ノイズ障害防止電源線路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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